【きのう何食べた?】シロさんのお父さん役が変わった理由は?ドラマ版キャストを調査

現在も連載中の人気漫画『きのう何食べた?』が実写版テレビドラマ化されました。原作『きのう何食べた?』と同様に、実写版テレビドラマ『きのう何食べた?』も非常に高い評価を得ており、様々な賞も受賞しています。重要な役どころに、主人公のお父さんがいます。そのお父さん役の俳優が突然降板し、代役をたてました。突然のキャストの変更にファンたちの間で「理由は?」と注目されています。実写版テレビドラマ『きのう何食べた?』のシロさんのお父さん役が変わった理由をご紹介します。

【きのう何食べた?】シロさんのお父さん役が変わった理由は?ドラマ版キャストを調査のイメージ

目次

  1. きのう何食べた?のドラマとは?
  2. きのう何食べた?のシロさんのお父さん役が変わった?新旧キャストを紹介
  3. きのう何食べた?のシロさんのお父さん役俳優が変更・降板した理由
  4. きのう何食べた?の11話と最終回のドラマあらすじネタバレ
  5. きのう何食べた?のシロさんのお父さんに関する感想や評価
  6. きのう何食べた?のシロさんのお父さんまとめ

きのう何食べた?のドラマとは?

『きのう何食べた?』は、東京都出身の漫画家である「よしながふみ」の代表作品です。ジャニーズのアイドルグループ・嵐の二宮和也が2010年に主演したドラマ『大奥』も「よしながふみ」の作品です。「よしながふみ」は男性同性愛者を作品に登場させることが多く、『きのう何食べた?』の主人公も男性同性愛者の二人です。

また、原作コミックス『きのう何食べた?』はグルメ漫画ともいえます。原作者の「よしながふみ」は相当の食通であり、作品の多くに料理を使った場面を使用しています。そのなかでも『きのう何食べた?』は、日々の食生活を男性同性愛者を軸として描いた作品です。講談社の『モーニング』にて2007年から連載されており、『きのう何食べた?』は現在も連載が続く長寿漫画となっています。

きのう何食べた?の概要

『きのう何食べた?』は、2019年に実写テレビドラマ化されました。『きのう何食べた?』は男性同性愛者が主人公であった青年漫画が原作だったこともあり、いわゆるゴールデン枠での放映ではありませんでした。『きのう何食べた?』は、テレビ東京系「ドラマ24」枠で金曜深夜である土曜0時12分から30分番組で放映されました。

原作コミック『きのう何食べた?』も漫画賞などを受賞する優れた作品として認められていますが、実写テレビドラマ版『きのう何食べた?』も、数々のドラマ賞を受賞する作品となりました。『きのう何食べた?』の円盤売り上げも好調で、イベントなども開催される人気作品になりました。主人公の男性同性愛者は西島秀俊と内野聖陽が演じました。

きのう何食べた?のあらすじ

イケメン弁護士の筧史朗(シロさん)と美容師の矢吹賢二(ケンジ)は同性愛者です。筧史朗は将来に備えて毎月の食費を押さえながら、工夫して夕食を作ることに喜びを感じています。矢吹賢二は自分がゲイであることを周囲に公言していますが、筧史朗は隠しています。同性愛者であるからこそ起こる騒動と、質素でありながら心温まる夕食を軸として、二人の生活を描いていきます。

ドラマ24 きのう何食べた?|主演:西島秀俊・内野聖陽|テレビ東京

きのう何食べた?のシロさんのお父さん役が変わった?新旧キャストを紹介

実写テレビドラマ版『きのう何食べた?』は、キャスト選びが絶妙であると高い評価を得ています。『きのう何食べた?』の主人公の筧史朗役の西島秀俊と矢吹賢二役の内野聖陽だけではなく、他の役のキャストに関しても「原作コミック再現度が高い」とネットなどで話題になっています。その中でも、筧史朗のお父さん役のキャストが突然の代役に変更されたことで注目されています。

筧史朗のお父さんは、筧悟朗です。物静かで、機械ものが苦手で、料理は苦手であるという、昭和のお父さんを代表するような人物です。筧史朗のお父さんは食道癌となり、手術を受けます。その後、終活のために自宅を売却し、夫婦で老人ホームに入所します。この筧史朗のお父さん役の俳優が、途中で代役に変更されました。

初代お父さん役キャストは志賀廣太郎

実写テレビドラマ版『きのう何食べた?』の第1話から第5話までは、筧史朗のお父さん役を俳優の志賀廣太郎がキャストされました。志賀廣太郎は1948年に兵庫県で生まれました。幼稚園時代に東京に転居しています。そのころから演劇に興味を持ち、桐朋学園大学短期大学部で演劇を学びました。卒業後も大学に残り、助手をしていました。

演劇を極めようとドイツに留学もし、帰国後は母校で非常勤講師として後輩育成に尽力しました。40歳目前で、満を持して俳優生活を開始します。46歳の時に出演したCMがブレイクのきっかけとなり、以降、渋いバイプレーヤーとして人気を博していきました。『アンフェア』『医龍』『三匹のおっさん』など、様々な作品に出演しています。

代役・二代目のお父さん役キャストは田山涼成

実写版テレビドラマ『きのう何食べた?』の11話と最終話に、筧史朗のお父さんが代役に変更されて登場しました。お父さん役のキャストが代役の田山涼成に変更されていたのです。代役への変更の理由は第1話から第5話で筧史朗のお父さん役にキャストされていた志賀廣太郎の体調不良のためと、『きのう何食べた?』の公式ホームページでアナウンスされていました。

ベテラン俳優の田山涼成は、1951年に名古屋で誕生しました。子供のころからNHK児童劇団に所属し、『中学生群像』にも出演しています。また文学座や劇団「夢の遊眠社」などにも所属経験があり、舞台やドラマや映画など幅広く出演しています。さえない腰の引けた中年男役が持ち味で、『特命係長只野仁』でブレイクしました。

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きのう何食べた?のシロさんのお父さん役俳優が変更・降板した理由

実写版テレビ『きのう何食べた?』では、まず第1話から第5話に筧史朗のお父さんが登場します。筧史朗がゲイであることを理解できてはおらず、また食道がんを患う設定の役です。一人息子の筧史朗を育て上げ、リタイヤしている昭和の父親役を、ベテラン俳優の志賀廣太郎が演じていました。それが第11話と最終話は突如、同じくベテラン俳優ではありますが、代役の田山涼成に変更されていました。

俳優や女優の中には、映画やドラマの制作発表後に不祥事などを起こして代役を立てることがあります。また、不慮の怪我や病気などで出演を辞退するようなケースもあります。俳優・女優が自ら降板を申し出るケースもありますし、製作スポンサーの意向で代役を立てるケースもあります。筧史朗の父親役を演じた志賀廣太郎の場合、体調不良が代役に変更した理由でした。

志賀廣太郎が降板した理由は体調不良

実写テレビドラマ版『きのう何食べた?』の公式ページで2019年4月9日に発表された、筧史朗の父親役が第5話まで志賀廣太郎だったのに、第11話で突然、代役の田山涼成に変更していた理由は、志賀廣太郎の体調不良のためとされていました。テレビドラマ撮影や映画撮影は、同じシーンを何度も撮り直すことがあり、長時間の撮影や深夜にまで及ぶ撮影があります。それには耐えられないほどの病状であったということです。

実は、実写テレビドラマ版『きのう何食べた?』の撮影がまだ終わっていなかった4月5日の深夜、志賀廣太郎は脳溢血で倒れ、緊急手術を行っていたのです。このため撮影には到底参加することはできず、本人や家族の意向、そして所属事務所からの申し出で降板に至ったとされています。原作コミック『きのう何食べた?』における筧史朗の父親の筧悟朗のイメージがぴったりだった志賀廣太郎だけに、ファンは残念に思っていました。

志賀廣太郎はいだてんも降板していた?

豪華な主演者で話題となった、第58回NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』にも、志賀廣太郎がキャスティングされる予定でした。『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の製作発表は2017年でしたが、すでにそのころから体調が思わしくなく、自ら降板を申し出たとされています。脚本家の宮藤官九郎がイメージした通りの「春野医師」役でしたが、やむを得ずベテラン俳優の佐戸井けん太に変更されています。

実写版ドラマ『きのう何食べた?』の筧悟朗役を降板した志賀廣太郎は、所属劇団「青年団」からの発表で命に別状はないとされていました。その後、年齢のこともあるので時間をかけてリハビリに励んでいましたが、手術から約1年後の2020年4月20日に誤嚥性肺炎のために川崎市内の病院で息を引き取りました。享年71歳でした。

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きのう何食べた?の11話と最終回のドラマあらすじネタバレ

実写版ドラマ『きのう何食べた?』はグルメ番組の要素も持ち、また恋愛ドラマの要素を持つともいわれています。その他にも『きのう何食べた?』は、令和になって初めての「ホームドラマ」ともいわれ、高く評価されています。深夜番組だったので、ゴールデンアワーに見られるような高い視聴率は獲得していませんが、原作コミック同様、数々の賞を受賞していることからも質の高い作品であることが分かります。

実写ドラマ版『きのう何食べた?』の評価の中で、一番多い声が「原作の登場人物のイメージを再現しているキャスト」です。主人公の二人のみならず、他の登場人物が原作に登場する人物のイメージを損なわない配役がされています。登場する料理は放映時間のこともあり限られていますし、現在も連載が続いている作品なので、原作の区切りの良いところでテレビドラマオリジナルのまとめ方をして最終回となりました。

きのう何食べた?の11話あらすじネタバレ

テレビドラマ版『きの食べた?』の最終回前、第11話のあらすじとネタバレです。師走のある日の出来事です。実家に帰った筧史朗は、いつものように母親の筧久栄と一緒に台所に立っています。これまでであれば、何かと同性愛者に対して小言を言ってくる母親の筧久栄でしたが、この日は始終穏やかでした。父親の筧悟朗が口ごもっているのに耐えきれず、筧久栄が矢吹賢二を家に連れてくるように言います。

結婚のように大袈裟に考えているわけではないと筧史朗が断ろうとすると、父親の筧悟朗は生半可な気持ちでいるのかと激高します。別の日、クリスマスを小日向大策と井上航と四人でホームパーティーを楽しみました。その場で、筧史朗は矢吹賢二を実家に連れていくことを公言します。四人のそれぞれの思いが交差しますが、筧史朗と矢吹賢二は一歩、二人の関係を進めることができたと感じます。

きのう何食べた?の最終回あらすじネタバレ

実写ドラマ版『きのう何食べた?』の最終回は、非常に高い評価を得ています。筧史朗と矢吹賢二は緊張しながら筧悟朗と久栄の住む家を訪れます。矢吹賢二と筧悟朗は二人で筧史朗のアルバムを見ます。様々な思いが吐露されます。どちらかが女装しているのではないかと思い込んでいた筧久栄は誤解が解け、満面の笑みになり、筧悟朗と久栄は二人が帰宅するのを見送ります。

食いもん、油と糖分控えてさ、薄味にして腹八分目で長生きしような、俺たち。

筧史朗の思わぬプロポーズらしきものに、矢吹賢二は号泣します。レストランなどに矢吹賢二と連れ添って入ることに、以前は周囲にゲイであることが知れることを恐れて拒んでいた筧史朗でしたが、この日は矢吹賢二とおしゃれなカフェに入店します。「もういいかな」と、筧史朗もカミングアウトすることに抵抗をなくし始めます。仲良く日々を過ごす日足の姿を映し、ドラマは幕を閉じます。

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きのう何食べた?のシロさんのお父さんに関する感想や評価

キャスティングが見事だったと高い評価を得ていた実写版テレビドラマ『きのう何食べた?』において、筧史朗の父親の筧悟朗役である志賀廣太郎は、原作の筧悟朗のイメージそのままだと特に評価されていました。志賀廣太郎が体調不良のために降板し、代役に立った田山涼成も良い俳優と言われていますが、志賀廣太郎とはイメージが違って受け取られたようです。

原作コミック『きのう何食べた?』における筧悟朗は食道がんを患い、頑固で口数の少ない昭和のお父さんでした。そのイメージ通りだったのが志賀廣太郎だと、ネットなどでは高く評価されていたのです。田山涼成は、どちらかといえば冴えないダメ親父役が多く、豪快に笑う演技がつきまとうイメージのため筧悟朗には「あわない」と評価されてしまったようです。

再現力

実写版テレビドラマ『きのう何食べた?』が高く評価されていrことの一つは、玄さ億コミックの再現力です。それも「キャストが原作そっくり」「雰囲気まで、似せている」と、ネットを中心に高い評価を得ています。筧史朗の父役を演じた志賀廣太郎は、佇まいを含め再現力が高いと好評でした。降板して代役が田山涼成と発表されたときには「残念」「ちょっと悲しいけど、早く回復して戻ってきてほしい」という声が見られました。

遺作になったこと

実写版テレビドラマ『きのう何食べた?』の主人公である筧史朗の父親・筧悟朗役を演じていた名優の志賀廣太郎は、リハビリの努力もむなしく、2020年4月20日に誤嚥性肺炎のため亡くなりました。志賀廣太郎にとって、この『きのう何食べた?』が遺作となりました。各方面から悲しみの声があり、『きのう何食べた?』のファン達からも「悲しい」「シロさんのお父さんがもう見られないとは」という声が聞かれました。

キャストたちの哀しみ

実写版テレビドラマ『きのう何食べた?』の筧悟朗役を降板して約1年後、志賀廣太郎は川崎市の病院で逝去されました。享年71歳でした。『きのう何食べた?』のキャストたちからも「悲しい」「信じられない」などと、次々にメッセージが届きました。2019年春に脳梗塞を患っていたことが、後、所属事務所からの発表で判明しています。「共演者たちからも慕われていたんだね」と、ファンの間でも悲しむ声が絶えません。

否定的ではない代役

途中降板となると、ファンたちはそれまでの役が持つ強いイメージが定着しているほど、アンチ派が発生します。実写版テレビドラマ『きのう何食べた?』の筧悟朗役だった志賀廣太郎は、原作イメージぴったりと高い評価を得ていました。代役の田山涼成は、見た目こそ原作の筧悟朗とはイメージが違いますが「表情なんか、原作に近いんじゃない?」「遠くないよ」などと、突然の代役変更でも好意的に受け入れられました。

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きのう何食べた?のシロさんのお父さんまとめ

実写版テレビドラマ『きのう何食べた?』の主人公である筧史朗(シロさん)のお父さん役を演じた志賀廣太郎は、病気療養のため最後まで出演できませんでした。シロさんのお父さんの代役として、俳優の田山涼成が最終二話を演じました。降板から一年後、志賀廣太郎は逝去し、『きのう何食べた?』が遺作となりました。代役の田山涼成のシロさんのお父さんも決して悪くなく、ファンに受け入れられていました。

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