2018年07月09日公開
2022年11月14日更新
エドワード・ウィーブルの正体と強さは?能力や懸賞金も考察【ワンピース】
今回紹介するエドワード・ウィーブルは、王下七武海の一人でありながらワンピースに初登場して以降、その動向が長い間描かれていない謎の多い人物です。今回の記事では、エドワード・ウィーブルと白ひげの関係や、エドワード・ウィーブルの正体。更に、エドワード・ウィーブルの強さや能力、懸賞金に纏わる説を多くの画像と共に紹介します。さらに、ワンピース原作者尾田栄一郎氏の意味深なコメントなども紹介していきます。
目次
- 人気作品ワンピースとは?
- エドワード・ウィーブルについて判明している事とは?
- 確定事項から考察するエドワード・ウィーブルの強さとは?
- 劇場版作品から考察するエドワード・ウィーブルの強さとは?
- ワンピース作中の言葉から考察するエドワード・ウィーブルの強さとは?
- エドワード・ウィーブルの強さまとめ
- 劇場版「ONE PIECE FILM Z」謎の海賊はエドワード・ウィーブル?
- ワンピース王下七武海の変遷
- バギーとトラファルガー・ローが王下七武海へ加入した経緯とは?
- エドワード・ウィーブル王下七武海加入は天竜人の意向だった?
- エドワード・ウィーブル王下七武海加入は母親の意向だった?
- エドワード・ウィーブルの母親ミス・バッキンの正体とは?
- ミス・バッキンの正体はマザー・カルメルだった?
- ワンピース原作者尾田栄一郎氏のコメントとは?
- ワンピース四十年前の海は海賊ロックスが覇権を握っていた?
- ワンピース四十年前の海で白ひげは誰の船に乗っていたのか?
- エドワード・ウィーブルが白ひげ海賊団を狙う理由とは?
- エドワード・ウィーブルは能力者?能力者だと考えられている理由とは?
- エドワード・ウィーブルが持つ能力は最上位の爆発能力?
- エドワード・ウィーブルと白ひげは本当の親子?
- エドワード・ウィーブルの再登場はワノ国編?
- エドワード・ウィーブルにも注目!ワンピースの今後の展開とは?
人気作品ワンピースとは?
ワンピースとは、1997年から週刊少年ジャンプで連載が続く、海洋冒険ロマンを描いた人気漫画です。ワンピースには、主人公である麦わらのルフィ以外にも数多くの魅力的なキャラクターが登場し、ワンピースの世界を彩っています。そんな中でも、一際異彩を放ち注目されているのが、今回紹介するエドワード・ウィーブルです。
エドワード・ウィーブルは、王下七武海の一人であり、四皇白ひげの息子を自称している人物です。しかし、それ以外の強さや能力、王下七武海への加入経緯や、自称している白ひげとの関係といった、多くの事柄が全く描かれていません。はたしてエドワード・ウィーブルとはどのような人物なのでしょうか?今回の記事では、これらの多くの謎について様々な説や多くの画像と共に、エドワード・ウィーブルの正体に迫っていきます。
エドワード・ウィーブルについて判明している事とは?
ワンピース作中でエドワード・ウィーブルについて判明している事
エドワード・ウィーブルについて、ワンピースの作中で明確になっている事は、上の画像にある通り王下七武海であるという事、白ひげの息子を自称しているという事、王下七武海へ加入する前に掛けられていた懸賞金が4億8000万ベリーだったという事、そして白ひげ海賊団の残党を16人倒している事だけです。
ワンピース作中に描かれたエドワード・ウィーブルの動向
エドワード・ウィーブルの動向としては、白ひげ海賊団1番隊隊長マルコやワンピース主人公であるルフィの命を狙って動いている様子が作中に描かれましたが、その後の動向は不明であり、エドワード・ウィーブルが本心で動いているのかも不明と言われています。初登場以降、全容が謎のまま長い間登場していないエドワード・ウィーブルですが、どの程度の強さなのでしょうか?次の章からは強さという点に注目して紹介していきます。
確定事項から考察するエドワード・ウィーブルの強さとは?
エドワード・ウィーブルの王下七武海という肩書きから考察
エドワード・ウィーブルの強さを考察する上で大きなヒントとなるのが、ワンピースの作中で明確になっている肩書きです。エドワード・ウィーブルは、王下七武海に加入している事が明らかになっている事から、一定以上の強さである事は間違いありません。
王下七武海とは、上の画像にある通り、偉大なる航路グランドラインにおける三大勢力の一つであり、海賊に対しての抑止力が期待されている組織である事から、四皇を除く多くの海賊達を倒せる強さを持っていると考えられます。
エドワード・ウィーブルの4億8000万ベリーという懸賞金から考察
エドワード・ウィーブルは、王下七武海へ加入する以前に掛けられていた懸賞金額明らかになっています。その懸賞金額はすでに紹介している通り、4億8000万ベリーという高額なものです。最新ワンピースでは、主人公ルフィが15億ベリーの懸賞金となっている事から、4億8000万ベリーという懸賞金が低く感じられてしまいそうですが、この懸賞金額は間違いなく高額です。
最新ワンピースを含めた懸賞金額ランキングでも、エドワード・ウィーブルの懸賞金額はトップ10に入る高額なものです。もう少し具体的に紹介すると、最新ワンピースで更新された麦わらの一味サンジの懸賞金が3億3000万ベリーであり、ドレスローザ編で更新されたトラファルガー・ローの懸賞金が5億ベリーです。
そして、王下七武海ドフラミンゴを倒した時点で更新された主人公ルフィの懸賞金も5億ベリーです。つまり、懸賞金額だけで考えれば、エドワード・ウィーブルはサンジよりも強く、ドフラミンゴを倒した時のルフィに迫る強さだという事になります。次の章では、エドワード・ウィーブルの強さに関連すると言われている劇場版「ONE PIECE FILM Z」を紹介し、そこから見えてくるエドワード・ウィーブルの強さを紹介します。
劇場版作品から考察するエドワード・ウィーブルの強さとは?
劇場版「ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット」とは?
エドワード・ウィーブルの強さを考察する時に、必ず紹介されるのが劇場版「ONE PIECE FILM Z」です。劇場版「ONE PIECE FILM Z」とは、元海軍本部大将ゼファーとワンピース主人公ルフィとの戦闘を描いた大ヒット作品です。この劇場版「ONE PIECE FILM Z」に登場する元海軍本部大将ゼファーの経歴に、エドワード・ウィーブルが関係すると言われています。
ワンピース千巻に描かれたゼファーの過去とは?
劇場版「ONE PIECE FILM Z」では、その公開時に入場者限定で上画像にあるワンピース千巻という冊子を配布しています。このワンピース千巻の中には、元海軍本部大将ゼファーの経歴が描かれており、その経歴の中で登場する謎の人物がエドワード・ウィーブルだと考えられています。
出典: https://festy.jp
ワンピース千巻で描かれたゼファーの経歴の中で、エドワード・ウィーブルに関連すると言われている項目は次の通りです。ゼファーは、一人の海賊を捕らえます(この時のゼファーの階級や時期は不明)。しかし、その海賊には家族がいた為、ゼファーはその海賊を見逃します。この出来事から数年後(ワンピース2年後の海から9年前)、ゼファーが教官を務める訓練艦が、その逃がした海賊によって強襲されます。
訓練艦を襲ったその海賊は、悪魔の実の能力を使い訓練艦に乗る新兵を皆殺しにし、元海軍本部大将ゼファーの右腕を切り落とし立ち去ります。更にこの訓練艦強襲事件から8年後(ワンピース2年後の海から1年前、つまり頂上戦争から1年後)に、その海賊は王下七武海へ加入します。
この海賊こそが、エドワード・ウィーブルだと言われています。何故この海賊がエドワード・ウィーブルだと考えられているのか?については、のちほど紹介します。ともあれ、この海賊がエドワード・ウィーブルであった場合、エドワード・ウィーブルは元とはいえ海軍本部大将の右腕を切り落としている事になる事から、その強さは海軍本部大将クラスなのではないか?と考えられています。
ワンピース作中の言葉から考察するエドワード・ウィーブルの強さとは?
ワンピースの作中でエドワード・ウィーブルの強さに言及しているのが、海軍本部大将黄猿です。黄猿はエドワード・ウィーブルの強さについて上の画像にある通り、「奴は海賊として圧倒的に強い!まるで本当に白ひげの若い頃の様に」と語っており、エドワード・ウィーブルの強さは若き日の白ひげと同程度だと証言しています。
エドワード・ウィーブルの強さまとめ
ここまでエドワード・ウィーブルの強さについて様々な角度から検証してきましたが、元海軍本部大将ゼファーの右腕を切り落とし、現海軍本部大将黄猿から若き日の白ひげと同程度の強さと言われている事から、単体としてのエドワード・ウィーブルは、ワンピースの中でも最強クラスの強さを持っている事が分かります。(上の画像は少年時代の白ひげ)
また、懸賞金についてもトップ10に入るほどの高額である事から、王下七武海の中でもトップクラスの強さを持っている事が分かります。これらの事から、エドワード・ウィーブルが本当にマルコやルフィを狙っていた場合、マルコやルフィにとって危険な相手である事は明らかであり、エドワード・ウィーブルの動向がワンピースに大きな影響を与える事は間違い無いと言えます。
劇場版「ONE PIECE FILM Z」謎の海賊はエドワード・ウィーブル?
ここまでエドワード・ウィーブルの強さについて紹介してきましたが、この章では元海軍本部大将ゼファーの右腕を斬り落とした謎の海賊が、何故エドワード・ウィーブルだと断定されているのか?について紹介していきます。
ワンピース千巻に描かれたこの謎の海賊は、すでに紹介している通り「能力者である」「頂上戦争の1年後に王下七武海へ加入している」「家族がいる」という3点が明らかになっています。この中で重要なのが、「頂上戦争の1年後に王下七武海へ加入している」という点です。
出典: https://festy.jp
王下七武海の変遷については、次の章で詳しく紹介しますが、頂上戦争終戦後に王下七武海へ加入しているのは、バギー、トラファルガー・ロー、そしてエドワード・ウィーブルの3人です。つまり、この3人の中で頂上戦争から7年前の時点で、元海軍本部大将ゼファーの右腕を切り落とす強さを持っていたのは誰か?という事になります。
バギーは、頂上戦争が起こる年にフーシャ村を出航直後のルフィと同等程度の強さしか持っていなかった事から除外されます。トラファルガー・ローについても、上の画像にある通り、頂上戦争が起こる直前のシャボンディ諸島で海軍本部大将黄猿などの前に、全く歯が立っていない点などから除外されます。
この結果、「頂上戦争の1年後に王下七武海へ加入している」3人の中で、頂上戦争から7年前の時点で元海軍本部大将ゼファーの右腕を切り落とす事が出来たのは、実力は未知数ながらもエドワード・ウィーブルだけという事が分かります。つまり、エドワード・ウィーブルは、頂上戦争の7年前の時点で相当な強さを持っていた事になります。では、そんなエドワード・ウィーブルがなぜ王下七武海へ加入したのでしょうか?
ワンピース王下七武海の変遷
ワンピース初期の王下七武海メンバー
何故、エドワード・ウィーブルは王下七武海へ加入したのか?この謎に迫る前に、これまでワンピースの作中で描かれた王下七武海の変遷を簡単に紹介します。ワンピース初期の王下七武海は、「クロコダイル」「鷹の目のミホーク」「ボア・ハンコック」「バーソロミュー・くま」「ジンベエ」「ドフラミンゴ」「ゲッコーモリア」の7名です。
頂上戦争までの変遷
この7名で構成されていた王下七武海ですが、ワンピースアラバスタ編でクロコダイルがルフィに敗れた事で「黒ひげティーチ」が後継として加入します。また、ワンピーススリラーバーク編では、ゲッコーモリアもルフィに敗れますが、その後も王下七武海に残留しています。
つまり、頂上戦争直前の王下七武海は、「鷹の目のミホーク」「ボア・ハンコック」「バーソロミュー・くま」「ジンベエ」「ドフラミンゴ」「ゲッコーモリア」[黒ひげティーチ」の7名という事になります。
頂上戦争後の変遷
王下七武海のメンバーが多く入れ替わるのが頂上戦争です。頂上戦争では、ジンベエがルフィに協力する為に王下七武海を脱退、黒ひげティーチがインペルダウンを襲撃した事で除名、そしてゲッコーモリアは頂上戦争終戦後に世界政府の指示を受けたドフラミンゴから命を狙われますが逃亡、その後王下七武海から除名されています。
エドワード・ウィーブル加入!現在の王下七武海メンバー
この結果、3名の空きが出来てしまった王下七武海に新たに加わったのが、バギー、トラファルガー・ロー、エドワード・ウィーブルの3名です。しかし、2年後の海「新世界」突入後にローが脱退、ドフラミンゴがルフィに敗れインペルダウンに収監された為、現在の王下七武海は「鷹の目のミホーク」「ボア・ハンコック」「バーソロミュー・くま」「バギー」「エドワード・ウィーブル」の5名となっています。
バギーとトラファルガー・ローが王下七武海へ加入した経緯とは?
バギー王下七武海加入の経緯
この章では、バギーとトラファルガー・ローがどのような経緯で王下七武海へ加入する事になったのか?について紹介します。まずはバギーですが、頂上戦争前後のバギーの強さは、強いと言う印象よりは弱いという印象の方が大きいと言われています。そんな、弱い海賊がなぜ王下七武海へ加入出来たのでしょうか?
これは、頂上戦争でバギーの過去が海軍や海賊達に広く知られた事に起因すると考えられています。バギーは、海賊王ロジャーの船に乗っていた過去が有り、その当時から四皇シャンクスとは顔なじみです。この事が明らかにされた事から、バギーの知名度は一気に跳ね上がり、世界政府から王下七武海への加入を打診されたものと考えられています。
トラファルガー・ロー王下七武海加入の経緯
一方のトラファルガー・ローは、頂上戦争後に「ロッキーポート事件」と呼ばれる謎の事件を引き起こし4億ベリーの懸賞金が掛けられた後に、海賊の心臓100個を世界政府への手土産にし、自ら王下七武海へ加入しています。では、エドワード・ウィーブルはどの様な経緯で王下七武海へ加入したのでしょうか?そして、なぜ王下七武海へ加入したのでしょうか?
エドワード・ウィーブル王下七武海加入は天竜人の意向だった?
エドワード・ウィーブルの王下七武海加入は、世界政府或いは五老星などの権力者によって決定されたのではないか?という噂が有ります。その根拠となるのが上の画像です。上の画像は、頂上戦争終戦後に世界政府の要請を受けたドフラミンゴがゲッコーモリアを襲撃している場面です。この時、ドフラミンゴは「頂上戦争にて戦死したって方が格好がつくだろう?政府に消されたってのよりよぉ」と発言しています。
更に、ゲッコーモリアの暗殺は、上の画像に有るように海軍本部元帥センゴクよりも上の権力者から指示されたものである事が明らかになっています。この事から、ゲッコーモリアの暗殺は世界政府最高権力と言われる五老星の指示ではないか?と考えられており、五老星がこの指示をした理由が、エドワード・ウィーブルを王下七武海へ加入させる為のものではないかと考えられています。
ではなぜ五老星はエドワード・ウィーブルを王下七武海へ加入させたかったのでしょうか?ここでポイントになるのが、すでに紹介した新たに王下七武海へ加わるバギーとトラファルガー・ローの頂上戦争時の実力と、黒ひげティーチがインペルダウンを強襲し多くの凶悪犯罪者が脱走している点だと言われています。
すでに紹介している通り、頂上戦争終戦時のバギーとトラファルガー・ローの強さは、五老星の目に止まるほどの物ではない事は明白です。しかし、エドワード・ウィーブルは、頂上戦争から7年も前の時点で相当な強さを持っていたと考えられる事から、五老星の目に止まっていた可能性があります。
そして、黒ひげティーチによってインペルダウンが襲撃され多くの凶悪犯罪者が脱走している事から、より強力な強さが必要と考えた五老星がエドワード・ウィーブルを王下七武海へ加入させる為に、ルフィに一度敗れているゲッコーモリアを暗殺しようとしたのではないか?と考えられています。
ちなみに、ゲッコーモリアはドフラミンゴの襲撃から逃げ延びており、その後ワンピースの作中に登場こそ無いものの、多くの読者の間では生きていると考えられており、四皇カイドウと因縁を持つゲッコーモリアは、ワンピースワノ国編で再登場すると考えられています。
エドワード・ウィーブル王下七武海加入は母親の意向だった?
エドワード・ウィーブルの王下七武海加入に関しては、天竜人の意向だったという噂以外にも、母親の意向が大きく影響したとする噂があります。エドワード・ウィーブルの母親については次の章で詳しく紹介しますが、この母親がエドワード・ウィーブルを操ってる様子はワンピースの作中に多く描かれており、それが根拠となって広まった噂だと考えられています。
ではなぜエドワード・ウィーブルの母親は、エドワード・ウィーブルを王下七武海へ加入させたかったのでしょうか?この点は、頂上戦争後に表舞台から姿を消している白ひげ海賊団の情報を集める為だと考えられています。エドワード・ウィーブルの母親は、頂上戦争で戦死した四皇白ひげの遺産を狙っており、遺産の隠し場所を知る白ひげ海賊団の残党から、その在り処を聞き出したいと考えています。
その為、白ひげ海賊団残党の情報が欲しいエドワード・ウィーブルの母親は、エドワード・ウィーブルを王下七武海へ加入させたのではないか?と考えられるわけです。そして、ワンピースの作中では、エドワード・ウィーブルが白ひげ海賊団残党を何人も殲滅しています。これは、王下七武海として入手した情報を元に行なわれていると考えれば辻褄が合う為、この噂は多くの読者に広く支持されているようです。
エドワード・ウィーブルの王下七武海加入の経緯については、これらの他にも様々な噂が有るようですが、ワンピースの作中には未だその真相は描かれていません。最新ワンピースでは、マルコがいよいよ再登場しエドワード・ウィーブルの母親についても語られ始めていますので、これから描かれるワンピースワノ国編でエドワード・ウィーブルの王下七武海加入についても描かれるのではないか?と言われ始めています。
エドワード・ウィーブルの母親ミス・バッキンの正体とは?
エドワード・ウィーブルの王下七武海加入にも関わっていると噂される、エドワード・ウィーブルの母親ミス・バッキンは、白ひげの愛人を自称し、エドワード・ウィーブルに白ひげの息子だと言い聞かせている人物です。そして、白ひげ海賊団の残党を殲滅するように、エドワード・ウィーブルをけしかけているのもミス・バッキンです。これは、白ひげの遺産を目当てにした行動とも言われていますが、真相は不明なままとなっています。
ミスバッキンについての情報はワンピースの作中に極めて少なく、正体不明な人物でもあります。しかし、ミス・バッキンの正体に迫る有力な噂が有りますので、最新ワンピースの情報も含めて次の章で紹介していきます。
ミス・バッキンの正体はマザー・カルメルだった?
謎の多いミス・バッキンですが、その正体に迫る噂があります。それが、ミス・バッキンの正体はマザー・カルメルではないか?という噂です。この噂の根拠とされているのが、その容姿です。しかし、マザー・カルメルは63年前の時点で80歳という事が明らかになっている事から、ミス・バッキンの正体がマザー・カルメルだった場合には、ジュエリー・ボニーのような年齢操作の悪魔の実の能力が必要と言われています。
この為、ミス・バッキンの正体はマザー・カルメルだ!とする噂は、否定派によって打ち消されて行きますが、最新ワンピースで白ひげが孤児だった事が判明し、再び注目を集めています。というのも、マザー・カルメルは孤児院とも言える「羊の家」を運営していた経歴が明らかになっており、年齢操作の能力がなんらかの形で働いていた場合、マザー・カルメルは白ひげの育ての母である可能性が生まれるからです。
もし、ミス・バッキンの正体がマザー・カルメルであり、白ひげがマザー・カルメルが運営する羊の家で育てられていた場合、ミス・バッキンが自称する「白ひげが愛した女」という言葉が嘘では無くなります。そして、マザー・カルメルの生死がワンピースの作中に描かれていない事も、この噂を後押ししているようです。
更に、ミス・バッキンは四十年近く前に白ひげと同じ船に乗っていた事が最新ワンピースで明らかになっており、ミス・バッキンの正体がマザー・カルメルでは無かったとしても、白ひげと何らかの繋がりが有る事が確実と言われています。そして、ミス・バッキンと白ひげが四十年近く前に同じ船に乗っていた事が、ワンピース原作者尾田栄一郎氏が公表しているコメントに深く関係すると考えられています。
ワンピース原作者尾田栄一郎氏のコメントとは?
上の画像は、ワンピース原作者尾田栄一郎氏が公表した、ミス・バッキンの正体やエドワード・ウィーブルの正体にも関係してくると言われているコメントです。このコメントで重要だと言われているのが「ワンピースに潜む伝説を一つ紹介する事になるでしょう。それはルフィ達にとって過去最大の敵となって我々の前に立ちはだかって来る事になります。白ひげが関係してくるかもしれません。」という部分です。
このコメントは、今年(2018年)のワンピースの展開を明らかにしたコメントです。このコメントで語られている過去最大の敵とは、最新ワンピースで存在だけが明らかになっている海賊ロックスを指していると考えられており、海賊ロックスと白ひげが関係してくるのではないか?と噂されています。では、正体不明の海賊ロックスとはどの様な人物なのでしょうか?
ワンピース四十年前の海は海賊ロックスが覇権を握っていた?
海賊ロックスの正体については、能力や強さ、懸賞金など多くの事が明らかにされていませんが、上の画像にある通り、ワンピース世界会議レヴェリー編でのガープやヒナなどの言葉から、四十年前の海を支配していた海賊である事やガープが伝説的な海兵となった理由に大きく関係する人物だと言う事が明らかになっています。
また、正体不明の海賊ロックスは、上の画像にある通り現四皇のビッグマムやカイドウとも関係が有ると言われている他、シャンクスとも深く関係する人物ではないか?と考えられています。しかし、正体不明の海賊ロックスはすでに死亡しており、現在は正体不明の海賊ロックスが率いていた海賊団だけが残っている状況となっています。
ワンピース原作者尾田栄一郎氏のコメントにある「過去最大の敵」が正体不明の海賊ロックスであった場合、正体不明の海賊ロックスは生き返るということなのでしょうか?この点については、頂上戦争後から動向が不明となっているゲッコーモリアのカゲカゲの実の能力や、最新ワンピースで再登場を果たしたマルコの不死鳥の能力が注目されているようです。
では、この正体不明の海賊ロックスと頂上戦争で死亡している白ひげにはどのような関係があるのでしょうか?そして、ミス・バッキンがエドワード・ウィーブルをたきつけて白ひげ海賊団を狙う理由はどこにあるのでしょうか?
ワンピース四十年前の海で白ひげは誰の船に乗っていたのか?
最新ワンピースでは、すでに紹介している通りミス・バッキンと白ひげが、四十年近く前に同じ船に乗っていた事が明らかになっています。そして、上の画像に有るように白ひげは白ひげ海賊団を立ち上げるより以前に、誰かが率いる海賊船に乗っている事が明らかになっています。そして、四十年前の海が正体不明の海賊ロックスによって支配されていた事が明らかになっています。
これらの事から、ミス・バッキンと白ひげが四十年近く前に乗っていた船とは、正体不明の海賊ロックスが率いていた海賊団の船ではないか?と考えられています。この考察が正しかった場合、白ひげとミス・バッキンは、正体不明の海賊ロックスが率いた海賊団の一員だった事になります。この考察は、ワンピース原作者尾田栄一郎氏のコメントにも符合する事から、多くの読者から支持されています。
エドワード・ウィーブルが白ひげ海賊団を狙う理由とは?
ミス・バッキンと白ひげが四十年近く前に、正体不明の海賊ロックスの船に乗っていたかは明らかになっていませんが、少なくともミス・バッキンと白ひげはかつての仲間だと言う事は明らかになっています。ではなぜミス・バッキンは、エドワード・ウィーブルをたきつけてまで、かつての仲間が率いた白ひげ海賊団の残党を付け狙っているのでしょうか?
最新のワンピースでも、上の画像に有るようにこれまでと同様ミス・バッキンの狙いは、白ひげの遺産という事が描かれています。しかし、正体不明の海賊ロックスの存在や、そのロックスの船にミス・バッキンが乗っていたのではないか?という考察などから、ミス・バッキンが白ひげ海賊団を狙う理由は、単なる遺産目当てでは無いのではないか?と考えられ始めています。
出典: http://iqune.com
ある考察では、ミス・バッキンの本当の狙いは、白ひげが隠した正体不明の海賊ロックスの復活に必要な何かではないか?と考えているようです。また、別の考察では、最果ての地ラフテルへ行く為に必要な物を探しているのではないか?と考えているようです。
これらの考察が正しかった場合、ミス・バッキンの背景には正体不明の大物が潜んでいるとも言われており、白ひげ海賊団マルコを狙うエドワード・ウィーブルの動向にますます注目が集まっています。次の章からは、エドワード・ウィーブルの能力に纏わる考察を紹介していきます。
エドワード・ウィーブルは能力者?能力者だと考えられている理由とは?
最新ワンピースでマルコが再登場した事で、エドワード・ウィーブルとマルコの出会いが現実味を帯び始める中で、エドワード・ウィーブルの能力に注目が集まっています。これは、エドワード・ウィーブルとマルコが戦った場合の結果に大きく影響する要因だと考えられている為ですが、そもそもエドワード・ウィーブルは能力者なのでしょうか?また、エドワード・ウィーブルが能力者だった場合、どの様な能力を持っているのでしょうか?
まず、エドワード・ウィーブルが能力者なのか?については、多くの読者が能力者だと考えています。すでに紹介している通り、ワンピース千巻では元海軍本部大将ゼファーや新兵を強襲した謎の海賊が能力者だった事が記載されており、謎の海賊がエドワード・ウィーブルだった場合、エドワード・ウィーブルは能力者という事になる為です。では、エドワード・ウィーブルはどんな能力を持っているのでしょうか?
エドワード・ウィーブルが持つ能力は最上位の爆発能力?
エドワード・ウィーブルが能力者だった場合、どの様な能力を持っているのか?その答えに迫る唯一のシーンが上の画像です。この画像で注目すべき点は、画像中段に描かれた海兵の言葉です。海軍本部大将黄猿へエドワード・ウィーブルの動向を報告する海兵の言葉に「いつものようになにやら口論の末、その町ごと吹き飛ばされた模様。死傷者はざっと600名」というものが描かれています。
この事から、エドワード・ウィーブルの能力は、町を吹き飛ばすほどの威力と広い攻撃範囲を備えた爆発系の能力ではないか?と考えられています。そして、ワンピースの作中には爆発系の能力者がすでに複数存在する事から、エドワード・ウィーブルは爆発系最上位の能力者なのでは?とも言われています。
また、「いつものようになにやら口論の末」という一文から、エドワード・ウィーブルの能力は何か呪文のような物が必要になるのでは?と言った噂や、感情が高ぶらないと発動しないのでは?と言った噂が有るようです。いずれにしても、エドワード・ウィーブルが爆発系の能力者だった場合、ワンピース千巻に描かれた訓練艦の新兵を皆殺しにしたと言うのも筋が通る事から、この考察は多くの読者に支持されているようです。
そして、すでに紹介している通り、海軍本部大将黄猿が「奴は海賊として圧倒的に強い!まるで本当に白ひげの若い頃の様に」と発言している事から、エドワード・ウィーブルが持つ爆発系の能力は、白ひげが持っていた世界を滅ぼす程の力といわれるグラグラの実に近い、驚異的な能力である可能性も囁かれているようです。しかし、エドワード・ウィーブルと白ひげは本当に親子なのでしょうか?
エドワード・ウィーブルと白ひげは本当の親子?
高額な懸賞金が掛けられた過去を持ち、爆発系最上位の能力者とも噂されるエドワード・ウィーブルには、もう一つ最大の謎とも言える謎が有ります。それが、白ひげとの関係です。これまで、ミス・バッキンと白ひげの関係については紹介してきた通りですが、白ひげとエドワード・ウィーブルの関係はというと、ワンピースの作中には一切描かれていません。
エドワード・ウィーブルは本当に白ひげの息子なのでしょうか?この点について、ワンピース原作者尾田栄一郎氏は、「白ひげの息子がエドワード・ウィーブルなんてありえない」という読者の意見に対して、ワンピース83巻のSBSコーナーで「君の意見、ぼくの思うツボです」と答えています。このコメントは一体どの様な意味なのでしょうか?
このコメントの解釈としては、息子では無いという意見に対して、思うツボと返答している事から、エドワード・ウィーブルは本当に白ひげの息子だと言う事を意味するのだろう、と考えられています。また、上の画像に有るように、ワンピースの作中でエドワード・ウィーブルが、白ひげの仇である黒ひげ打倒を願っている事から、本当の親子だろうとする意見を後押ししているようです。
この事から、マルコと出会ったエドワード・ウィーブルは、白ひげの話題で意気投合し、マルコと共に黒ひげ打倒へ動き出すのではないか?と言われています。ワンピース原作者尾田栄一郎氏は、「エドワード・ウィーブルのかっこいいエピソード出しますよ!」と以前から発言しており、かっこいいエピソードとはマルコとの共闘ではないか?と考えられています。では、エドワード・ウィーブルの再登場はいつ頃になるのでしょうか?
エドワード・ウィーブルの再登場はワノ国編?
最新ワンピースは、上の画像に有るようにいよいよワノ国編が動き始めています。そして、すでに紹介している通り、マルコの再登場が描かれ、白ひげが残した村を守る為マルコが島を動けない事が明らかになっています。マルコが村を守らなければならない理由が、エドワード・ウィーブルとミス・バッキンの動向に起因する為、エドワード・ウィーブルの再登場はワノ国だと考えられています。
そして、すでに紹介している通り、エドワード・ウィーブルにはかっこいいエピソードが用意されているはずであり、エドワード・ウィーブルが仇敵黒ひげ打倒の思いを強く抱いている事から、マルコと仲良くなる事が予想されており、打倒黒ひげの前にエドワード・ウィーブルとマルコが、ワノ国で窮地に立たされているワンピース主人公ルフィの援軍に回るのではないか?と考えられています。
ワンピースワノ国編では、敵勢力として四皇カイドウや四皇ビッグマムがタッグを組む可能性が明らかになっている他、正体不明の謎の海賊ロックスも絡んでくるのでは?と言われており、ワノ国開国を目指す麦わら勢力には、マルコやエドワード・ウィーブルといった援軍の必要性が高まってきている事からも、この考察は広く支持されているようです。
エドワード・ウィーブルにも注目!ワンピースの今後の展開とは?
今回の記事では、懸賞金4億8000万ベリー、王下七武海加入といった経歴を持つエドワード・ウィーブルについて、多くの画像と共に紹介してきましたがいかがでしたか?最新ワンピースでは、ワノ国編がいよいよスタートしたと同時に、上の画像に有るようにゾロが騒動を引き起こし波乱の幕開けとなっています。
エドワード・ウィーブルの再登場が囁かれるワノ国編は、世界会議レヴェリーと同時並行的に描かれている面もあり、これまで以上に多くの情報が一気に描かれています。そして、エドワード・ウィーブルやマルコの動向、ジンベエや革命軍のその後など、めまぐるしく展開していく事が予想されているワンピースワノ国編から、ますます目が離せなくなっています。