獣になれない私たちの原作・脚本家は？あらすじ・結末をネタバレ

ドラマ「獣になれない私たち」は、新垣結衣演じる深海晶を中心として女性の生き方が描かれていたドラマです。キャストの熱演やストーリーの内容などが非常に話題となっていましたが、今回はそんなドラマの原作情報や脚本家、そして最終回までのあらすじ・結末を詳しくネタバレ解説していきます。

ドラマ「獣になれない私たち」の原作情報について紹介をしていきます。ストーリー展開などが話題となった作品でしたが、ドラマの原作はなくオリジナルストーリーとして描かれていました。そんな「獣になれない私たち」のオリジナルストーリーを描いたのは野木亜紀子でした。

原作なしのオリジナルストーリー「獣になれない私たち」の脚本家・野木亜紀子について紹介をしていきます。野木亜紀子は2010年にフジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し、脚本家としてデビューをしました。映画監督を目指して日本映画学校に通い、ドキュメンタリー会社に就職をしますが自分には向いていないと脚本家を目指すようになったそうです。

脚本家野木亜紀子の作品や評価について紹介をしていきます。野木亜紀子の作品の中には「ラッキーセブン」「図書館戦争」シリーズ、「アイアムアヒーロー」「空飛ぶ広報室」「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」「フェイクニュース」などがありました。いずれも視聴者からは高い評価を得ています。

脚本家・野木亜紀子のオリジナルストーリーで展開された「獣になれない私たち」の放送日について紹介をしていきます。「獣になれない私たち」第1話は2018年10月10日に放送されました。また、結末が注目されていた最終回は2018年12月12日に放送されています。

原作なしのオリジナルストーリー「獣になれない私たち」の魅力を紹介していきます。「獣になれない私たち」では現代人ならではの悩みが深海晶を中心に描かれていました。そんな現代ならではの悩みが、ヒットメーカー野木亜紀子流のコメディタッチで描かれている点がドラマの見どころだと言われていました。

話題を呼んだドラマ「獣になれない私たち」では原作のないオリジナルストーリーが採用されていました。ここからはそんなドラマについて最終回直前の第9話までのあらすじをネタバレ解説していきます。

「獣になれない私たち」第1話のあらすじをネタバレしていきます。晶は、恋人である花井京谷と行きつけのバー・5tapで飲んでいました。店には恒星と呉羽の姿もあります。その日、呉羽は恒星に結婚の報告をしました。翌日、晶は社長からの大量のメールで起こされます。仕事が出来ない会社の同僚や後輩の尻拭いに走り回った晶は、仕事帰り再び5tapに向かいます。

「獣になれない私たち」第2話のあらすじをネタバレしていきます。晶は思い切って九十九に業務改善の要求をします。しかしその情報はあっという間に社内へと広まっていきました。その日の夜晶はいつものように5tapに向かいます。そして店にいた恒星から「運命の人に出会った瞬間、鐘の音が聞こえるらしいよ」という話をされました。

「獣になれない私たち」第3話のあらすじを解説します。ある日、晶の部屋に恋人である京谷が泊まりにきます。そんな時京谷の母親千春から送ったはずのお酢がネットオークションに出品されているという電話がかかってきます。犯人は京谷の家に住んでいる元彼女の朱里でした。

「獣になれない私たち」第4話のあらすじをネタバレします。京谷は呉羽と浮気をしてしまいました。一方恒星は、前に務めていた会社の仕事を手伝いに行きます。しかし、ドアには内部告発のメモが挟まれていました。

「獣になれない私たち」第5話のあらすじを解説します。京谷は恒星のことを殴ってしまいました。しかし恒星から「俺を殴る権利ある？」と言われ、正気に戻ります。その頃晶は京谷の自宅で朱里と対面していました。やってきた晶に対して朱里は「死ぬまでここを出て行かなかったらどうする？」と聞きます。

「獣になれない私たち」第6話のあらすじを紹介します。呉羽とカイジの結婚について偽装結婚なのではないかという噂が流れ出しました。恒星はその噂を知り、呉羽の経営している洋服店に向かいました。その頃朱里は京谷の家で見つけた年賀状を頼りに晶の家へと向かいます。

「獣になれない私たち」第7話のあらすじをネタバレしていきます。京谷の父親が誤嚥性肺炎になってしまいます。京谷の兄達は入院させるように勧めますが千春は家で看取りたいと主張しました。一方晶は帰宅後自宅の前にいた朱里と遭遇します。朱里は晶に荷物と立て替えてもらっていたお金を返しました。

「獣になれない私たち」第8話のあらすじをネタバレしていきます。朱里は晶の会社に面接にやってきました。面接を担当していた晶は朱里の顔を見て驚きます。しかし社長の九十九は二人が知り合いだと知るとすぐに朱里を採用してしまいました。

「獣になれない私たち」第9話のあらすじをネタバレ解説していきます。千春は京谷の家で朱里と遭遇してしまいました。そこで晶と朱里は千春に本当のことを話します。千春は真実に動揺しましたが朱里の気持ちを聞いて、打ち解けていきます。

「獣になれない私たち」は、原作がなくヒットメーカーの野木亜紀子による脚本で製作されていました。ここからはそんなドラマ「獣になれない私たち」の最終回の結末を詳しくネタバレ解説していきます。

呉羽の不倫騒動が発覚してしまい、とある問題が起きていました。呉羽の不倫騒動を取材に来る記者達で5tapが大混乱に陥っていたのです。このため、5tapは非公開で営業を始めることになりました。

千春は京谷に、マンションを売った方がいいというアドバイスをします。晶に振られてしまった京谷に対して、千春は晶以外にもいい女性はいると励ましますが京谷は「勝手に終わらせるなよ」と言いました。

晶は体調不良で会社を休みます。佐久間は社内の一斉メールを見て、「深海さん、休むか」と呟きました。そんな佐久間に対して晶の同僚である松任谷は「なんで戦ってくれなかったんですか」と佐久間を責めます。しかし佐久間は何を言っても無駄だったと松任谷に言いました。

5tapで飲んでいた晶と恒星の元に呉羽とカイジから連絡があります。晶と恒星は、呉羽の滞在しているホテルへと向かいました。そこで呉羽から謝罪会見を開くという話を聞かされます。そうしないとスポンサーを納得させることが出来ないからです。

晶は呉羽から、カイジにプロポーズした時の話を聞かされます。そして呉羽の謝罪会見が開かれました。呉羽は記者からの容赦のない質問に、健気に答えていきます。しかし記者の質問の内容が子供のことになり、呉羽は怒りました。そして無意味な会見だったと会見を開いたことを公開します。

晶は連絡が取れなくなっていた朱里をネットカフェで発見しました。そして会社で働けなくなったからといって終わりなわけではないと朱里を励まします。翌日晶は久しぶりに会社へ出勤し、九十九に二人分の退職届を提出しました。

恒星は会計監査を一緒にしている上司を呼び、粉飾決算に関わってしまったことを告白します。そして粉飾決算を依頼した会社を税務署に告発すると伝えました。そんな恒星に対して見て見ぬフリをすればいいと上司は言いますが恒星の決意は硬く、訴えるのだと宣言しました。

京谷は告白の返事をもらうために晶の元を訪れていました。そんな京谷に対して晶は「ごめんなさい」と告白を断ります。しかし京谷は吹っ切れたように笑っていました。振られてしまった京谷ですが晶に対して「今幸せ？」と聞きます。晶は京谷の質問に笑って「これはこれでありかもなって」と答えました。

呉羽とカイジは日本は住みづらいと言って海外へと飛び出していきます。また、京谷は晶から振られ新しい彼女を探すために合コンに励んでいました。そして千春は晶から送られてきたビールで京谷の兄家族と乾杯をします。その頃晶と恒星は5tap二周年パーティには行かず別のバーで飲んでいました。

晶と恒星はバーの近くにあった教会の鐘の音を聞きに行きます。晶は鐘の音を聞きたいと思っていましたが、恒星は感性が退化しているからと笑っていました。そして鐘が揺れる瞬間二人は手を取り、ドラマは幕を下ろしました。

「獣になれない私たち」は脚本家野木亜紀子による原作なしの作品として製作されました。ここまではそんなドラマのストーリーをネタバレしてきました。ここからはドラマに出演していたキャストについて解説をしていきます。

根元恒星を演じたキャストは松田龍平でした。同じく俳優として活躍している松田翔太の兄であり、連続テレビ小説「あまちゃん」に出演したことでブレイクしました。出演作品には「カルテット」「ハゲタカ」「羊の木」「舟を編む」などがあります。

深海晶を演じたキャストは、新垣結衣でした。「ニコラ」モデルとして活躍をしていましたが2005年に放送された「Sh15uya」で女優としてデビューをしています。出演作品には「ハナミズキ」「全開ガール」「逃げるは恥だが役に立つ」などがあります。

長門朱里を演じたのは、黒木華でした。映画「舟を編む」では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し話題となります。また「母と暮せば」では日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しました。出演作品には「重版出来！」「天皇の料理番」「リーガルハイ」などがあります。

橘呉羽を演じたのは菊地凛子でした。日本だけではなく海外でも活躍をしている女優で、夫は染谷将太です。出演作品には「ノルウェイの森」「パシフィック・リム」シリーズ「モテキ」「バベル」などがありました。

花井京谷を演じたキャストは、田中圭でした。ドラマ「WATER BOYS」に出演したことで知名度を上げ、「ホームレス中学生2」ではテレビドラマ初主演を果たします。出演作品には「私が恋愛できない理由」「おっさんずラブ」「恋がヘタでも生きてます」などがあります。

「獣になれない私たち」では晶の会社の社長として九十九剣児が登場します。晶を苦しめていく九十九ですが、そんな九十九を演じた山内圭哉の演技が話題となっていました。ここからはそんな山内圭哉について紹介をしていきます。

山内圭哉は、よしもとクリエイティブエイジェンシーに所属をしていて芸人だけではなく俳優としても活躍をしています。2016年に出演をした「HOPE-期待ゼロの新入社員-」ではコンフィデンスアワード・ドラマ賞で助演男優賞を受賞していました。出演作品には、「フランケンシュタインの恋」「ぼくらの勇気未満都市2017」「真夜中のマーチ」「赤めだか」「瀬戸内少年野球団」などがありました。

日本テレビで放送されていたドラマ「獣になれない私たち」について今回は紹介をしています。原作がなく、脚本が野木亜紀子ということでも話題となっていたドラマですが、ここまではドラマの内容やキャストについて解説をしてきました。現代人ならではの悩みが女性視点で描かれていてキャスト陣も非常に豪華な作品です。ここからは、そんな「獣になれない私たち」に対する視聴者の感想や評価について紹介をしていきます。

「獣になれない私たち」に対する視聴者の感想や評価について紹介をしていきます。「獣になれない私たち」に対する感想や評価の中には衣装に関するものもあり、新垣結衣演じる晶や登場キャラクターたちの衣装のセンスが良いと高評価のコメントでした。

「獣になれない私たち」に関する感想の中には、精神的に辛かったけれどドラマを最後まで見続けてよかったという感想もありました。仕事や恋愛でも報われない晶の姿が描かれていましたが、最終回での晶のセリフに感動したようです。

「獣になれない私たち」の感想の中には、晶は自分だなと思う瞬間があったという感想もありました。恋愛や仕事に悩み、解決方法を模索していく晶と自分自身を重ね合わせながらドラマを見ていた視聴者もいたようです。

主演新垣結衣、脚本野木亜紀子という「逃げるは恥だが役に立つ」以来のタッグが話題となった「獣になれない私たち」について今回は紹介をしてきました。「アンナチュラル」や「図書館戦争」シリーズなどこれまでに数々の作品を生み出してきたヒットメーカーである脚本家・野木亜紀子のオリジナル脚本として製作されていて、ストーリーは現代人ならではの悩みについて焦点を当てたものとなっていました。

主人公である深海晶は、第1話から振り回されてきた社長に対して最終回でついに退職届を出すことができます。そんな晶の成長は多くの感動を呼んでいました。さらに、最終回では晶だけではなくそれぞれの道で頑張っている登場人物たちの姿が描かれています。新垣結衣や田中圭、松田龍平の熱演などが話題となった作品「獣になれない私たち」一度ご覧になってはいかがでしょうか。