2019年03月22日公開
2019年03月22日更新
SET A FIREを歌うのは青木カレン!モンテ・クリスト伯挿入歌の歌詞は?
ドラマ「モンテ・クリスト伯」の挿入歌「SET A FIRE」の歌詞の意味や歌う青木カレンさんとは?ドラマ「モンテ・クリスト伯」は2018年春にフジテレビで放送され、主演のディーン・フジオカさんが歌う主題歌「Echo」や挿入歌「SET A FIRE」が話題になりました。今回は、ドラマ「モンテ・クリスト伯」の挿入歌「SET A FIRE」の歌詞や歌詞の意味を考察し、挿入歌「SET A FIRE」を歌う青木カレンさんのプロフィールや経歴、感想や評価についてご紹介していきます。
目次
SET A FIREが挿入歌のモンテ・クリスト伯
今回は、ドラマ「モンテ・クリスト伯」の挿入歌「SET A FIRE」の歌詞の意味を考察し、歌う青木カレンさんについてご紹介していきます。まず、ここではドラマ「モンテ・クリスト伯」の作品紹介やあらすじ、キャスト一覧をご紹介していきます。
モンテ・クリスト伯のドラマ基本情報
ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」は2018年4月~6月までフジテレビの「木曜劇場」枠で放送されていました。主演はディーン・フジオカさんで、原作はアレクサンドル・デュマの小説「モンテ・クリスト伯」です。アレクサンドル・デュマの小説「モンテ・クリスト伯」は、1844年~1866年に全18巻が刊行されました。
原作のストーリー、無実の罪で投獄された主人公のエドモン・ダンテスは監獄で長い年月を過ごします。その後、脱獄して大金を手に入れたエドモン・ダンテスは、モンテ・クリスト伯と名乗り、自分を無実の罪に陥れた人間たちに復讐をしていくという物語です。ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」のストーリーは、このアレクサンドル・デュマ原作の「モンテ・クリスト伯」の舞台を現代の日本に置き換えて描かれています。
モンテ・クリスト伯のドラマあらすじ
2003年春、乗っていた船が難破し、奇跡の生還を遂げた紫門暖は、目黒すみれとの結婚式の最中、身に覚えのない罪で逮捕され、外国の監獄で心身ともに荒廃する凄まじい拷問を受けます。8年後、紫門暖は同じ囚人フィリア真海に、自分の逮捕の経緯を話し、テロリスト支援を行っていた投資家の入間貞吉の身代わりに自分が逮捕されたこと、自分を逮捕した刑事が貞吉の息子の公平であることを知ります。
そして、フィリアと共に脱獄することを決意します。2017年春、フィリアの死後、脱獄を果たした紫門暖は自分の故郷に辿り着きます。しかし、待っているはずの家族も既におらず、悲しみに暮れます。紫門暖は何があったのかの調査を始め、元凶が南条幸男と神楽清という旧友の裏切りであることがわかります。さらに、この2人は紫門暖の婚約者だった目黒すみれも奪ったことも知り、紫門暖は彼らに復讐することを誓うのでした。
翌年2018年春、紫門暖はフィリアから相続した莫大な遺産を手に、名前をモンテ・クリスト・真海に改名し、幸男、清、公平の3人に接近し、復讐を始めます。
モンテ・クリスト伯のドラマキャスト
- 柴門暖/モンテ・クリスト・真海:ディーン・フジオカ
- ファリア真海(しんかい):田中泯
- 南条幸男:大倉忠義
- 神楽清:新井浩文
- 入間公平:高橋克典
- 入間貞吉:伊武雅刀
- 目黒すみれ / 南条すみれ:山本美月
SET A FIREを歌うのは青木カレン
ここまで、ドラマ「モンテ・クリスト伯」の作品情報やあらすじ、キャストについてみてきました。ここでは、次にドラマ「モンテ・クリスト伯」の挿入歌「SET A FIRE」を歌う青木カレンさんのプロフィールや経歴についてご紹介していきます。
青木カレンのプロフィール
- 旧芸歴:ウラン
- 誕生日:1月13日
- 出身地:日本
- 職業:ジャズボーカリスト
- 出身大学:慶應義塾大学
青木カレンの経歴
青木カレンさんは、幼少期を香港やアメリカのデトロイトなどで過ごします。高校に入ってからは日本とロンドンを行き来して暮らすようになり、本格的にバンド活動を始めたそうです。高校3年生の時、青木カレンさんが所属していたバンドのデモテープが、FM放送の「J-WAVE」で取り上げられ、それをきっかけにその曲が、ある番組のオープニングテーマに使用されることになりました。
慶応大学に進学後、青木カレンさんはカメラマンのアシスタントになります。そのときに撮影した作品を、自らがアカペラで歌った「アヴェマリア」の自主映像に使用し、有名な音楽家・葉加瀬太郎さんの目に止まり、ユニットを結成する運びとなりました。そして、いくつかCMソングのオファーをもらい、インディーズからソロのCDを2枚出すことになったのでした。
そういった活動がスカウトの目に止まり、青木カレンさんは2000年に「ウェブクウ」からメジャーデビューを果たします。その後、青木カレンさんはシングル3枚とアルバム1枚をリリースします。しかし、2002年に「ウラン」名義での活動が事実上停止の状態に陥ります。それから、2003年に偶然耳にしたジャズに感銘を受けた青木カレンさんは独自に都内のジャズクラブを調べあげます。
そして、その日のうちに、ジャズクラブのフリーセッションに参加します。そこで、スカウトされ、今までの事務所「ウェブクウ」を退所。正式にジャズヴォーカリストとして「青木カレン」名義で活動し始めます。
その後、都内のあらゆるジャズ・クラブでライブ活動を積極的におこない、2006年には青木カレン名義では初めてのアルバムとなる「TOKYO Jz TRIPPIN」をリリースし、タワーレコードやHMVのジャズ・チャートで1位に輝き、数週間にわたり、1位をキープしました。また、同年にはジャズ雑誌「ADLIB」の読者人気投票「BRIGHTEST HOPE」部門でも1位に輝きました。
翌年2007年には青木カレンさん自身がパーソナリティーを務めるジャズ番組が始まり、その後も着々とアルバムをリリースしていきます。2011年には映画「アンダルシア~女神の報復」の挿入歌を任されました。同年、外国暮らしが長く英語が堪能な青木カレンさんはNHKのEテレの英語番組のMCにも抜擢されました。
翌年2012年にはアルバム「Tranquility」がフランスやドイツ、韓国などの6か国でもリリースされ、NYで初ライブも行い、国際的な活躍を見せるようになります。その後、青木カレンさんはドラマや映画、アニメの挿入歌・主題歌を担当する機会が増えます。ドラマ「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」の主題歌「Never Again」や、ドラマ「結婚しない」の挿入歌、ガリレオシリーズの映画「真夏の方程式」の挿入歌を歌っています。
また、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」の第3期の主題歌「Great Days」にも携わっています。
SET A FIREの歌詞を考察
ここまで、ドラマ「モンテ・クリスト伯」の作品情報やあらすじ、キャストについてご紹介し、挿入歌「SET A FIRE」を歌う青木カレンさんのプロフィールや経歴についてみてきました。青木カレンさんはジャズヴォーカリストで、国内でも海外でも活躍していることが分かりました。次に、ここでは青木カレンさんの歌う挿入歌「SET A FIRE」の歌詞の意味を考察していきます。
SET A FIREの動画
青木カレンさんの歌うドラマ「モンテ・クリスト伯」の挿入歌「SET A FIRE」は、2018年5月30日発売の「モンテ・クリスト伯」のオリジナルサウンドトラックに収録されています。
SET A FIREの歌詞の意味を考察
ここでは、上の「SET A FIRE」の歌詞の原文を和訳した文と、「SET A FIRE」の歌詞の意味の考察をご紹介していきます。
まだ痛みが消えなくてつらい
伝えられなかったままの言葉たち
ベッドの中で、君が言った言葉を数えてる
俺のものだと言ってくれ、いつだって横に行くから
この歌詞の部分は、「あなた」の隣に行きたいのに、それができない「俺」は、「あなた」に伝えたい言葉がたくさんあっても「君」に伝えられず、「あなた」を忘れられない「俺」は「あなた」が「俺」に言った言葉を思い出している、という意味だと考察されているそうです。
炎を灯して
炎を灯して
心の底にいる
あなたがどこにいようと
嘘は言わないで
嘘をついたのは誰だ?
あなたは俺の心の底にいる
あなたがどこにいようと
来て、炎を灯してくれ
この歌詞の部分は、自分の本心をずっと隠している「俺」を、「あなた」だけが明るく照らすことができ、「俺」は「あなた」だけは嘘をつかない誠実な「あなた」でいて欲しい、という意味で、「俺」はいつまでも「あなた」のことを持ち続けているのだと考察されています。
一体どこを間違えた?何を間違えた?
これはいつまで続く?どうやって続く?
一体どこを間違えた?何を間違えた?
これはいつまで続く?
この孤独な世界をどうやって生きていけばいい?
この歌詞の部分は、「俺」はいつまでも「あなた」のことを想っており、「あなた」も「俺」と同様に「俺」のことを想ってくれていたはずなのに、いったいどこで間違えたのか、もう「俺」と「あなた」が結ばれることはない。しかし、「誰」のせいでこうなったのかはわかっている。しかし、その「誰」に復讐を遂げたとしても心の傷が癒えることなどないこともわかっている、という意味だと考察されています。
そして、何が悪かったのか結局はわからないまま「俺」自身が悪かったのかと思い悩むこともあり、この状態がいつまで続くのか、「あなた」のいない孤独な世界で「俺」はどう生きていけば良いのだろうか?、という意味だと考察されています。
手を重ねて
俺を信じて
俺はあなたの思うまま
心をこちらに戻して
一緒に踊ってくれ
俺はあなたの思うまま
この歌詞の部分は、「俺」は「あなた」といたあの頃の「俺」ではなく、復讐を目論む悪い人になってしまいましたが、「俺」はもう一度「あなた」と一緒にいたあの頃に戻りたいと願っていると考察されています。
SET A FIREが挿入歌のモンテ・クリスト伯の主題歌
ここまで、ドラマ「モンテ・クリスト伯」の作品情報やあらすじ、キャストについてご紹介し、挿入歌「SET A FIRE」を歌う青木カレンさんのプロフィールや経歴、挿入歌「SET A FIRE」の歌詞の意味について考察してきました。次に、ここではドラマ「モンテ・クリスト伯」の主題歌で主演のディーン・フジオカさんの歌う「Echo」についてや、ディーン・フジオカのプロフィールについてご紹介していきます。
モンテ・クリスト伯の主題歌はDEAN FUJIOKA「Echo」
こちらは、DEAN FUJIOKA(DEAN FUJIOKA)さんが歌うドラマ「モンテ・クリスト伯」の主題歌「Echo」の動画です。「Echo」は、ディーン・フジオカさんの2枚目のシングル「Echo」に収録されており、2018年6月20日にリリースされました。「Echo」は週間オリコンチャート5位、Billboard Japan Hot 100の週間6位を獲得しました。
DEAN FUJIOKAのプロフィール
- 読み:ディーン・フジオカ
- 別名義:藤岡靛(テン)
- 生年月日:1980年8月19日
- 出身地:福島県須賀川市
- 身長:180cm
- 血液型:A型
- 職業:俳優、シンガーソングライター、モデル、ミュージシャン、DJ、映画監督、インフルエンサー
- 活動期間:2004年~
- 事務所:アミューズ
DEAN FUJIOKA(ディーン・フジオカ)さんの代表作
- 2015-2016年ドラマ「あさが来た」五代友厚役
- 2016年ドラマ「ダメな私に恋してください」黒沢歩役
- 2016年ドラマ「IQ246〜華麗なる事件簿〜」賢正役
- 2017年映画「鋼の錬金術師」ロイ・マスタング役
- 2017年ドラマ「今からあなたを脅迫します」W主演の千川完二役
- 2018年映画「坂道のアポロン」桂木淳一役
- 2018年映画「空飛ぶタイヤ」沢田悠太役
- 2019年ドラマ「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」主演の馬場純役
SET A FIREに関する感想や評判・評価は?
スローテンポなのにずっしりくる感じが何とも心地いい。モンテ クリスト伯の挿入歌だからドラマ見てれば聞けまする😭✨✨
— おふみMETAL@ エルレ余韻😭 (@gorireal) May 7, 2018
こちらのツイートは、ドラマ「モンテ・クリスト伯」の挿入歌、青木カレンさんが歌う「SET A FIRE」に関する感想・評価です。スローテンポなのに重みのある「SET A FIRE」を聞いていると心地いいと評価されています。
女性が男性の心境を全英詞で唄う青木カレンさんのモンテ挿入歌はC.H.の鈴木桃子さんのを聴いた時と同じくらいの衝撃で感動した。サビで1オクターブ上がるからデュエットにも聴こえてまた切ないです。
— チャッピー (@duomythique) June 17, 2018
こちらのツイートは、ドラマ「モンテ・クリスト伯」の挿入歌、青木カレンさんが歌う「SET A FIRE」に関する感想・評価です。女性である青木カレンさんが、男性の心境をすべて英語で歌うのを聞いて感動したそうです。また、1オクターブ上がるサビがデュエットのように聴こえ、切ないとも感じられたそうです。
ドラマ「モンテ・クリスト伯」の挿入歌。最近、かなりヘヴィに聴いてます。「SET A FIRE」#青木カレン さん、初めて聴きますが声が本当に独特。かすれ気味の声でいながら重心がドッシリしてて、これはクセになる。ものすごく気になる歌手さんです。
— さだきち (@sadabass64) November 10, 2018
https://t.co/QZ6iIWHyVd
こちらのツイートは、ドラマ「モンテ・クリスト伯」の挿入歌、青木カレンさんが歌う「SET A FIRE」に関する感想・評価です。「SET A FIRE」を歌う青木カレンさんの独特なかすれ気味の声が、重みがあってクセになると評価されています。
SET A FIREの歌詞まとめ
いかがでしたか?フランスのアレクサンドル・デュマ原作の復讐ドラマ「モンテ・クリスト伯」の挿入歌、青木カレンさんの歌う「SET A FIRE」についてみてきました。挿入歌「SET A FIRE」の歌詞の意味について考察し、挿入歌「SET A FIRE」に関する感想・評価についてもみてきました。
また「SET A FIRE」を歌う青木カレンさんのプロフィールや経歴や、ドラマ「モンテ・クリスト伯」主演のディーン・フジオカさんのプロフィールや主題歌の「Echo」についてもみてきました。挿入歌「SET A FIRE」の歌詞の意味について「俺」の「あなた」への想いや、あの頃に戻りたいけれどあの頃に戻れない葛藤が描かれている、と考察されていることが分かりました。
この「SET A FIRE」を歌った青木カレンさんは国内でも海外でも活躍するジャズヴォーカリストであることも分かりました。今後も、挿入歌「SET A FIRE」を歌った青木カレンさんの活躍に期待しましょう!