2019年01月28日公開
2019年01月28日更新
陸王の鳥居みゆき(栗山先生役)の演技が好評?過去の出演ドラマは?
カルト系お笑い芸人としてブレイクし世間に知られている鳥居みゆきですが、お笑い芸人以外にも女優、映像作家、小説家、絵本作家など多義に渡る才能を発揮しています。そんな鳥居みゆきですが大人気ドラマ陸王の3話にゲスト出演しさらに撮影場所の高校のこともあり話題になりました。その鳥居みゆきの演技について視聴者の感想や評価、陸王以外の出演作についてなどこの記事では鳥居みゆきの女優としての一面に注目し紹介します。
目次
陸王での鳥居みゆきの演技が好評?その真相に迫る!
陸王第3話にゲスト出演した鳥居みゆきの演技が一時話題を集めました。この記事ではその鳥居みゆきの演技についての感想や評価、陸王以外の出演作、鳥居みゆきと栗山という役との以外な縁などをご紹介していきます。
陸王とは?
陸王とは時代の移り変わりと共に需要が先細りとなっていき、存続の危機に陥っている老舗足袋(たび)屋、こはぜ屋が新たな事業としてマラソン足袋『陸王』の開発をするなかで様々なことが起こるヒューマンドラマで、原作となる同名の小説、陸王は半沢直樹、ルーズヴェルト・ゲーム、下町ロケット等で知られる直木賞受賞作家、池井戸潤(いけいどじゅん)によって執筆されています。
存続の危機に立たされているこはぜ屋のことを憂い、何か出来ないかと考えていた社長、宮沢紘(役所広司)は担当の銀行員、坂本太郎(風間俊介)からこはぜ屋ならではの強みが必ずあるはずだと新規事業の立ち上げを強く勧められます。悩む中、帰路で靴屋にて二番目に人気だという五本指のランニングシューズ、ファイブフィンガーを偶然見つけ、マラソン足袋の開発を思いつきます。
実はマラソン足袋の開発はこはぜ屋の先代社長も試みており、その後、こはぜ屋の倉庫からは『陸王』と書かれた箱の中に入ったマラソン足袋が見つかり、新たなマラソン足袋の名前を先代社長が名付けた名前を引き継ぎ、陸王に決め、従来にはない軽さと履き心地、怪我をしにくいことを目標としたマラソン足袋の開発を決意します。
しかし、陸王の開発は困難を極めます。既に得意先での取扱面積の縮小等で今までの本業である足袋の売れ行きは落ち会社の資金は少ないうえに陸王事態にも耐久性という問題があり、それを改善するために資金が必要だが当然その資金はなく、未知の業界に新規参入するためにも陸王の開発を成功させなければならないが銀行からは陸王が実績がないために融資を断られるなど、元銀行員という経歴を持つ池井戸潤らしい作品です。
陸王で鳥居みゆきが演じる高校教師・栗山先生役の役どころとは?
販売実績がないため融資は出来ないと銀行から返された後、こはぜ屋に一件の電話がかかってきます。その電話をかけたのが鳥居みゆき演じる高校教師、栗山でした。電話の内容は高校の授業で足袋を使うことを検討しているとのことで早速足袋のサンプルを持ち、栗山が務める町山学園高校に向かうのでした。足袋のサンプルを紹介され、称賛する栗山、採用するかは会議で決めるため後日電話で連絡するということでその場は終えます。
後日、会議による検討の結果、足袋は不採用という言葉と共に送られてきた以外な言葉は陸王を高校で採用したいという言葉でした。足袋のサンプルの中には偶然陸王も入っていて会議では満場一致で陸王を採用することが決まったと実際に陸王を手に称賛する栗山から告げられます。
鳥居みゆきが演じる栗山は登場する時間こそ短く、3話のみのゲスト出演ですが、悪戦苦闘を強いられてきた陸王の初の実績という光明に関わる重要な役柄だったということです。
また撮影現場である埼玉県立進修館高校は鳥居みゆきが観光大使も務める行田市にあり、さらに鳥居みゆきは進修館高校の卒業生であると栗山は鳥居みゆきに縁も深い役柄だったともいえます。この後にも陸王は様々な出来事と共に開発が続けられていきますがこの記事では鳥居みゆきについて追求していきますのでその後、陸王がどのような物語として続くのかはこちらの記事を御覧ください。
陸王で栗山先生役を演じた鳥居みゆきを紹介!過去の出演作は?
全然大丈夫
陸王以外にも鳥居みゆきは複数の作品に出演しています。ここでは鳥居みゆきが過去に出演した作品を紹介していきます。どれも個性的な作品が多く、それ自体が鳥居みゆきの個性であるかのようです。
2008年に公開されたコメディ映画で鳥居みゆきの役者としてのデビュー作となります。出番はほんのわずかですが鳥居みゆきが演じるのは主人公の父親が事情があって放浪の旅に出た先で出来た恋人役として出演しています。
非女子図鑑
2009年に公開された自分を貫き通した結果、非女子となった女性、非女子について描かれた7本の短編からなるオムニバス映画です。鳥居みゆきが演じるのはアダムとイブの物語をなぞらえたオープニングではちゃめちゃなイブを演じています。
みみずひめ
鳥居みゆきが初主演を務める2009年に発売されたVシネマで、飼い主に捨てられたミミズが殺された鳥居みゆきに乗り移り、自分を捨てた飼い主を探しに行くといった一風変わった物語です。
臨死!!江古田ちゃん
2011年にマンガ原作のドラマとして放送され、鳥居みゆきは性に奔放なフリーター、江古田ちゃんとして主演を努めています。江古田ちゃんの日常で出会った場面や仕事先などをモノローグで紹介していくのがメインの作品です。
奴隷区 僕と23人の奴隷
2014年に公開された携帯小説原作の映画、奴隷区 僕と23人の奴隷では自称「あたまのおかしいひと」台東不二子を演じています。
ヴィヴィアン武装ジェット
2017年に公開されたヴィヴィアン武装ジェットでは主演として通り魔に夫を殺され、妄想の世界に逃げ込んだ女性、ヴィヴィアンを演じています。ヴィヴィアン武装ジェットの舞台挨拶では監督から役者として絶賛されていました。
全てが全て独特で個性的と断言することはできませんが、それでも上記作品、また当記事では紹介しきれなかった作品で鳥居みゆきが演じる役は個性的で特徴的な役が多いです。それもあって陸王で鳥居みゆきをみた視聴者の反応は下記のようになりました。
陸王での鳥居みゆきの演技評価を紹介!
演技は上手いがお笑い芸人という認識?
鳥居みゆきの陸王での演技よかった。
— ウータロウ(RN ケミカル🍓) (@buta1217ga) November 20, 2017
#NOGIBINGO9
過去の出演作でご紹介した通り、女優としての経歴も少なくはない鳥居みゆきですが、やはりというかメディアへの露出が多かったのはお笑い芸人としてなので女優として演技もこなせることはあまり知られていないようです。
陸王で普通に演技してたよね、鳥居みゆき。 #NOGIBINGO9
— 六平太 (@Rokuheita_46) November 20, 2017
しかし、陸王での鳥居みゆきの演技は視聴者にとってよかったと言えるようです。お笑い芸人の中にはドラマへの出演で演技の面で不評を呼ぶ場合も有り得るので、不評を呼ばなかったどころか話題になったのは鳥居みゆき本人の演技力が良かったというこでしょう。
陸王やっと3話!おじさま達がかっこよくてたまらん。あと鳥居みゆきさん出て来てわろたw演技上手いんやな。
— ゆう (@bp_510) November 20, 2017
鳥居みゆきが出てきたことが予想外で笑いとなってしまっている方もいますがそれでも演技は上手いと評価されています。やはり一番鳥居みゆきを見かけることが多かった時期のお笑い芸人のイメージが定着して、鳥居みゆきの熱狂的なファンでもなければ役者としての鳥居みゆきのキャリアを知らずに驚くことが多かったのでしょう。
破天荒ではなく自然な演技
ちらっと観てたんだけど陸王の鳥居みゆきさんの演技が自然過ぎて驚いた‥!!!!!
— 翠条なつ🦄 (@Natsu_suio222) November 18, 2017
破天荒な感じのしか見てなかったから凄い‥!!!
鳥居みゆきさん好きなのよねぇ。
破天荒な演技ではなく自然な演技だったので称賛しているようです。確かに役者としても破天荒な役を演じるのが多いのでこういった自然な流れでまともな役として出てくることには驚かれるのでしょう。
違和感のない演技
鳥居みゆきの演技が意外と違和感ない #陸王
— ひろったー (@hiro6038jp) November 5, 2017
違和感がない演技と評価されるのはやはりお笑い芸人としてのイメージが強いためでしょう。しかし、お笑い芸人としてのイメージが強い中で違和感がないと言われるのは難しく、高評価といえるでしょう。
まともなことに違和感
まともな鳥居みゆきに違和感がある #陸王
— ぎるてぃ@ブロスタ (@guilty_z) November 5, 2017
一方でこんな評価もありました。演技に対してではなく、鳥居みゆき自身の発狂する芸風や今までにメディアに出た際の発言などから栗山先生役という普通の役柄に違和感を感じているようです。ただしまともと評価されているということは最低でも不評ではないということでしょう。
やはりお笑い芸人としてテレビに出ていた頃のイメージが強い?
今週も陸王面白かった。キャストに「鳥居みゆき」って書いてあったから、えっ?どこに出ていた?と思って調べたら、陸王を発注した学校の先生役だった。化粧薄いし(←当たり前)ちゃんとしゃべってたから(←失礼)分からなかった(^^;
— 太田真由美 (@otappin) November 5, 2017
鳥居みゆきであることはキャスト一覧で名前を見て初めて高校の先生、栗山だったと気づいたようですが、やはりこちらの方も濃い化粧でヒットエンドランと発狂するネタをテレビで披露していた頃のイメージが強いために気づけなかったということでしょう。もちろん『ちゃんと』しゃべっていたということは演技も良かったといえますが、やはり一番テレビで見かけていた頃のイメージが強いのでしょう。
陸王での鳥居みゆきの演技評価まとめ!
3話のみのゲスト出演、それも出番も短い役柄でも話題になったのは出演作が陸王という高視聴率を叩き出した人気作だったということもあるでしょう。しかし、今まで様々な作品に出演した経験もあり、その演技力は発狂ネタを持ちネタとしていたお笑い芸人としてのイメージから良い意味で視聴者は不意打ちを受けたようです。