ブラックペアンのアドリブシーンまとめ！二宮和也のかっこいいセリフ集

日曜劇場「ブラックペアン」は、主演の二宮和也の他にも豪華共演者で話題を呼びました。ドラマの番宣などで、二宮和也のアドリブがスゴイという共演者からのコメントが注目を集め、放送を重ねるごとに、そのアドリブシーンが注目を集めました。

これからブラックペアンでの二宮和也のアドリブシーンに注目をして、そのアドリブシーンとネットでの反応をまとめて紹介していきます。

原作は海堂尊の小説「ブラックペアン1988」で、「チームバチスタの栄光」の原点の作品です。二宮和也が演じる天才外科医は、大学病院にいながらも出世に興味がない１匹狼で、「患者を生かし、医者を殺す」と恐れらえています。

渡海が勤める東城大学医学部付属病院に、他の大学医が「外科医の腕を全く必要としない」手術用最新医療器具を持ち込みます。渡海は、技術導入に反発します。

技術導入だけの問題に止まらず、製薬会社、医療機器メーカー、そして厚生労働省などとの癒着問題にまで発展してしまいます。そんな中、渡海は外科医としてのプライドを守るため、病院を相手に真っ向から立ち向かい、様々な不正や隠された過去を暴いていきます。

それでは、豪華キャストがどのような役でブラックペアンに出演しているのか簡単にまとめて紹介していきます。

二宮和也演じる渡海征司郎は、東城大学医学部付属病院総合外科学教室（通称・佐伯外科）の医局員で手術成功率100％の天才外科医。オペ室の悪魔と周りから恐れられています。

2018年、一躍人気俳優となった竹内涼真が演じるのは、研修医の世良雅志です。まっすぐな性格で熱い思いを持っている世良は、渡海が指導医となり、研修医生活が一変します。

演技派俳優の内野聖陽は、総合外科学教室の教授の佐伯清剛役です。心臓外科の分野で、世界的権威。佐伯式と言われる心臓手術は、世界で佐伯教授一人しか出来ません。ブラックペアンの持っており、渡海の父親と昔、一緒に働いていた佐伯に対して、渡海は疑いを抱いています。

二宮和也演じる渡海と対立する高階権太を小泉孝太郎が演じました。帝華大学で第一外科の助手を若くして務める高階は、佐伯外科に新任講師として赴任し、「スナイプ」という手術用医療機器を導入します。

他には、NHKの朝ドラ「わろてんか」で主演を務めた葵わかなが、ブラックペアンでは新人ナースの花房美和を演じました。世良とは医師と看護師で立場は違うものの、お互いに悩みを相談しあう仲になります。

そして唯一、渡海の事を信頼し、渡海の為に色々と動く主任看護師の猫田麻里を趣里が演じました。趣里は、それまであまり注目をされていませんでしたが、ブラックペアンの猫田の存在感が注目を集めました。

医療ドラマで緊張感のある撮影のなか、ブラックペアンのシリアスなシーンでアドリブを入れえる二宮和也の度胸もさることながら、そのアドリブが、より渡海の人間性をしっかりと現すシーンになっているという二宮和也のかっこよさをまとめて紹介していきます。

高階がスナイプ手術を成功したかに思えたシーンで、患者が急変し焦る高階に対して、渡海が「じゃあやれよ自分で！」と言い放つセリフがアドリブです。

無事手術を成功した渡海が、「お前は俺の為に一生ここで働け」と、世良の肩に血の付いた手で触ります。血の手形を付けたシーンがアドリブです。

次のスナイプ手術を高階以外の医師にさせようと考えた佐伯教授が、誰にさせようか決める時に、机の上にある世良の資料をわざと渡海が落とします。台本には渡海が何かやるとしか書かれていなかったといいます。

救急患者の手術後に渡海と高階が廊下ですれ違い、高階が声をかけたのに対し「見てたんですか？だったらあなたがやってくれればよかったのに」と言い放つシーンがアドリブです。

命がこわいと泣いている世良に対して、「泣くぐらい怖いんだったら異動とか甘っちょろいこと言ってないでもうやめろ」と渡海が言います。「泣くぐらい怖いんだったら」がアドリブで、演技中思わず泣いてしまった竹内涼真を見て、出てきたアドリブだといいます。

渡海の行動に苛立った高階に「ただの手術職人だ」と言われた渡海が「そんなに褒められたら、照れちゃうよ」と返したセリフがアドリブです。台本には「俺にとっては最高の誉め言葉だ」だったものをより渡海らしい言い方に変えています。

２人の患者を同時に手術しないといけなくなった渡海が「この中に医者はいないのか。この中にお医者さまはいませんか」と他の医師に言い放ったシーンがアドリブです。

佐伯教授に対し「もう使えないんだったらくださいよ、ブラックペアン」と渡海が言うアドリブ。元は「天下のブラックペアンも錆びつきましたか」というセリフを「ください」と言ったことで、渡海の野心が見えます。

佐伯教授に「ここにいる資格はない、出ていきなさい」と言われた渡海が「教授命令でしたら」と返します。「教授命令でしたら」がアドリブで、こちらも渡海らしさが出ているセリフです。

高階がスナイプへの想いを語り、患者の少女を助けて欲しいと渡海に話すと「なっがい言い訳。つか、お前もう死ね」と吐き捨てる渡海のセリフがアドリブです。

高階の手術が終わった後「お前が死にそうじゃねえかよ」と渡海が声をかけたシーンがアドリブです。もともとは「じゃ、俺はこれで」というセリフが渡海のイヤミだけでなく高階をねぎらっているようにも見えます。

機械に頼りすぎている帝華大に対し、「出来ちゃうんだよ。東城大は出来るんだ」と渡海が言うのがアドリブです。もともとは「俺なら出来る」というセリフだったものを、東城大と言う事で、帝華大全員がやられたと思ったのではないでしょうか。

オペの時に、「裂け目、もっと深いとこ吸え」と渡海が言うのがアドリブです。もっと固いセリフだったのをよりリアルに表現したようです。

救急搬送の患者でごった返しているなか、慌てる世良に「一人も殺すなよ」と渡海が言うシーンがアドリブです。もともとは「いいから言う通り黙ってやりゃいいんだよ」というセリフだったのを渡海の厳しさをより表現しています。

渡海が母親の手術をし、高階が「最初から自分でお母さんの執刀をされるつもりだったんですね」と言うと「お前なかなか死なないな」と言う渡海のセリフがアドリブです。もともとは何もセリフはなかったのを監督が何か言おうかと言ったことで生まれたアドリブです。

帝華大の武田先生に対して渡海が「お前の論文に書いていいぞ」という捨て台詞がアドリブです。論文を書いたことがないとバカにした武田にチクリと刺すセリフが渡海らしいです。

情報を帝華大に漏らしていた看護師の宮元に黒幕が誰か問いただす渡海が「こういう教育はしっかりなさってるんですね、守屋院長」と言うセリフがアドリブです。それでもしらを切る院長に渡海は「いい加減にしろよ、お前この野郎」と追い打ちのアドリブも飛び出します。

渡海はカエサル手術を成功させたいならと自分と世良と猫田を助手につけるように提案して「おめでとうございます、西崎理事長」というセリフがアドリブです。もともとは、「これで完璧だ」というセリフがよりイヤミったらしくなっています。

「はい、では大先生、おねがいします。」と渡海が西崎教授を少し小馬鹿にしたようなセリフも、「大先生」というのがアドリブです。誰に対しても、渡海節がすごいです。

仮眠室で黒崎先生に自宅待機と言われ、渡海が「えっ？自宅ここなんですけど」と言ったセリフがアドリブです。ちょっと小馬鹿にした渡海らしい言い方で、黒崎も「出て行けー」と激怒します。

ブラックペアンのアドリブシーンをまとめて紹介してきましたが、ブラックペアンのアドリブシーンがネットでどういう反応をされているのか、ここでまとめていきます。

アドリブが多いことに驚く声が多いです。そして、そのアドリブが出てくる二宮和也がスゴイという声が多数あります。

ブラックペアンは、アドリブが多いことから、自分でアドリブをまとめたものをツイートしている人もいます。やはり、アドリブシーンがここまで注目されているという事でしょう。

日曜劇場が好きな方も、ブラックペアンはアドリブが多いことを知り、驚いているようです。そのアドリブが出せる二宮和也はやっぱりすごいと評されています。

ブラックペアン１話の血の手形のシーンは、沢山の人が驚いたようです。それがアドリブだというのになおさら驚くという反応が多いです。

二宮和也のアドリブを、可愛い子どものイタズラという評価もあります。渡海は冷たすぎる発言と違い、行動は子どもっぽい部分があるのを表現できているようです。

泣いている竹内涼真を見て、アドリブで「泣くぐらい怖いなら」とつけられる二宮和也は、やはりみんなすごいと思うようです。

元々のセリフよりも二宮和也のアドリブの方が、渡海の嫌味な感じだ出ているという反応です。たしかに、アドリブの方が渡海をよく表現できています。

ブラックペアン3話のアドリブシーンで、芝居がかっこよすぎて鳥肌がたったという反応もありました。セリフだけでなく芝居も含めてアドリブだということでしょう。

アドリブシーンがカッコイイというツイートも多いです。ツイートしている人がアドリブと知っているのか知らないのか分かりませんが、渡海としてのセリフが成立しているという事でしょう。

ブラックペアンのアドリブシーンは、渡海の性格や心情をうまく現していたようです。では、出演者はどう思っていたのかまとめていきます。

渡海が高階に「じゃあやれよ、自分で！」と怒鳴るところで、思わず「泣きそうになりました(笑)」とボソリとつぶやいたそうです。

渡海が「見てたんですか？だったらあなたがやってくれればよかったのに」と言い放ったセリフも、「グサッとくるね…(笑)」とポロリと言ったそうです。

「この中に医者はいないのか！ この中にお医者さまはいませんか！」と怒鳴りつけたシーンでは、「刺さるわぁ…」と言ったようです。

二宮和也との初共演について聞かれているインタビューで、「どうくるかな」「こうくるかな」って自分の中でイメージを持って臨むんでますけど、いつも僕が想像もしない角度から来られるので本当にびっくりします。と答えています。

セリフの言い回しもそうだし、あれは二宮さんにしかできないなと思います。と答えているように共演をしていても、二宮和也のアドリブに驚かされるようです。

渡海先生は、口は悪くても「確かにそうだな」と思える部分も結構ある。と答えていて、二宮和也だからこそのアドリブだという事でしょう。

セリフを変える事も多いそうですがという質問に、事前に考えることもあれば、現場で監督と考えることもありますが、その場のインスピレーションでやることもあります。と答えています。二宮和也本人が、1人で考えていたわけではなく、監督と考えることもあったようです。

脚本家の丑尾先生が書かれた筋をちゃんと守りながら、現場でここはもっといった方がいい、ここはいかないほうがいいという熱量を僕らで調整しているつもりです。と話していることから、もともとの台本にそって、より渡海が言いそうな言い回しに変えているようです。

具体的には、どうやって言ったら相手に刺さるんだろうということを一番に考えています。と話していますが、言われる相手にだけではなく、視聴者にも刺さっていました。

先に答えを言って、周囲の「え？」っていう一瞬の間があった上で、説明して、最後に嫌味を言って相手を刺す、とか。と話しています。渡海は最初の一言で注目を集め、最後に刺さることを言うので、アドリブが話題になったのでしょう。

そして、セリフがはまると気持ち的にも安心してますよ、（いいワードが）見つかってよかったって(笑)。と語っています。

ブラックペアンの二宮和也のアドリブシーンは、渡海征司郎のイメージをしっかりと現していて、視聴者の記憶に残るシーンになっていました。ここでは、二宮和也のアドリブシーンをまとめましたがいかがだったでしょうか？他の出演者も二宮和也に触発されてアドリブを入れているようです。アドリブシーンを探しながら、この作品ご是非ご覧ください。