崖っぷちホテル！の主題歌はフランク・シナトラ！歌詞や洋楽挿入歌まとめ

このドラマ、「崖っぷちホテル！」の主題歌は少しユニークですので、今回は、「崖っぷちホテル！」のあらすじもさることながら、このドラマの主題歌の歌詞や挿入歌にも、クローズアップしてみました！

ドラマ「崖っぷちホテル！」の主題歌は、往年の名シンガーのあの、フランク・シナトラの「Strangers in The Night（邦題：夜のストレンジャー）」なのですが、皆さん、フランク・シナトラをご存知でしょうか？なんと、半世紀以上も経過しての往年の名シンガーのアルバムが、この「崖っぷちホテル！」の主題歌として起用されています。

主題歌となった名曲の「夜のストレンジャー」の解説の前に、少しフランク・シナトラについて解説しておきましょう。フランク・シナトラのプロフィールとしては、1930年代から1990年代までの長きに渡り現役として活躍したアメリカのジャズシンガーであり、多くのミュージシャンに影響を与えています。更に、フランク・シナトラは、1940年代以降は映画俳優としても活躍しており、1953年にはアカデミー賞助演男優賞も受賞しています。1915年12月12日生まれで、1998年5月14日の82歳で生涯を終えています。

それでは、ここでそのフランク・シナトラのStrangers in The Nightがどのような曲か、下記の動画から歌詞無しですが、ピアノ演奏でお聴き下さい。

この主題歌である往年の名曲の「夜のストレンジャー」のまろやかな歌詞やメロディーがながれると、クラシカルなホテルを舞台にしたこのドラマ「崖っぷちホテル！」が、更に独創的な雰囲気のドラマになってよみがえってくるのです！

では「崖っぷちホテル！」のあらすじ及びその見どころを解説しておきましょう！　かっては栄華を誇った名門老舗『ホテル　グランデ　イルブルサ』がこのドラマ「崖っぷちホテル！」の舞台です。そのホテルの支配人をしていた桜井剛が病で倒れて3年、桜井剛が亡くなった時のホテルの負債総額3億円で、舵取り役を失った従業員は、皆やる気ゼロの状態からのドラマです。ところが、この状態でホテル存続は到底無理と誰もが思った状態の中で、何んと桜井剛の娘である桜井佐那が、ホテル経験も無い中でこの「崖っぷちホテル！」の総支配人になってしまうのです。

当然、３年の間にここまでホテルが落ちぶれるのを放置していた従業員の皆さんがいきなり、桜井佐那新総支配人の言うことをきくわけがありません。ところが、そんなホテルに格式に似合わない格好のお客様が突然現れました。それが、主人公の宇海直哉なのです。そして、この宇海直哉は、実は名門ホテルの副支配人だった、というところからこのドラマ「崖っぷちホテル！」はスタートします！

この宇海直哉、当初は何を企んでいるのか謎の人物なのですが、ラフな格好で制服にも着替えず、ホテルの人間と認識されないその状態を利用して、また、彼のズバ抜けた人間観察力により、やがて、このホテルで色々な奇跡を引き起こしていきます。それは、やは、彼が名門ホテルの副支配人としての実力が備わっていたからなのでしょうか？　宇海直哉は「懸賞マニア」という設定なんですが、人は見かけによらないですね～。

ここで少し、このドラマ「崖っぷちホテル！」のキャストを写真と共に、ご紹介しておきましょう。宇海直哉役の主役の岩田剛典はじめ、桜井佐那役のヒロインの戸田恵梨香、鳳来ハル役の渡辺美波、江口竜二役の中村倫也、大田原大志役のくっきー（野性爆弾）、ピエール田中役のチャド・マレーン、服部要蔵役の佐伯大地、丹沢昭人役の鈴木浩介、吉村尚美役の西尾まり、更には、阿部長吉役の宮川大輔や、枝川梢役のりょう、時貞正雄役の渡辺いっけい、というように、多彩なキャストの「崖っぷちホテル！」なのです！

【第1話】既に背景でご紹介しましたように、背景でこのドラマ「崖っぷちホテル！」の第1話は主人公である宇海直哉が、倒産寸前の老舗名門ホテルである『ホテル・グランデ・イルブルサ』に現れるところから始まりますが、そんな中、新米総支配人の桜井佐那が突然宇海に、「ここで私たちと一緒に働いてください」と頼みます。すると、宇海は「いいですよ」と即答し、こうして「崖っぷちホテル！」の逆転劇が幕を開けます！

【第2話】ホテルの改革を始めた宇海はケーキフェアを開催します。宇海は、「明日から数日間ホテルを閉め、改修工事をする」と言い出し、さらに、ホテルの顧客名簿を全部読み返すよう指示します。「幻のケーキを復活させましょう」というハルの提案で、ケーキフェアの開催となり、ケーキの試作も完成し、ケーキフェア初日を迎えることになりますが。枝川梢は、牧田(岩田知幸)というホテル評論家を呼んでいたのです。そして、その牧田とはと、悪評を書いて数々のホテルを潰してきた男なのですが…。

【第3話】ケーキフェアも無事終わり、これでお客さんが増えるかもしれないと喜ぶ桜井佐那でしたが、ある日、桜井佐那は時貞正雄と江口竜二に「元のポジションに戻してほしい」と頼まれました。戻してくれなければホテルを辞めると言われ、桜井佐那は焦ります。そこに宇海が現れ、時貞と江口に「ちょっとお願いしたいことがある」と言いい、時貞と江口それぞれにプランを提案して貰い、2人の企画を実行後に、よりお客さんに喜んでもらえた方が元のポジションに戻るということにするのですが…。

【第4話】退職希望者続出でホテルがピンチとなる焦る桜井佐那ですが、宇海は「新人採用面接をしよう」と張り切ります。面接では多くの就職希望者がホテルを訪れますが、採用したい人が見つからない中、面接室に小山内幸夫(長谷川初範)が入りました。雰囲気の良い小山内は気に入られて仮採用となりますが、実は小山内は隣接建築予定の朝光ホテルの関係者で、『ホテル・グランデ・インヴルサ』に応募するように、宇海に頼まれていたのです。そして、更に小山内の娘の裕子(川栄李奈)もホテルに現れるのです。

【第5話】宇海は「知人がインブルサで5日後に式を挙げたいと言っている」と話し、これを切っ掛けにブライダル事業への展開を提案します。プランナーを務めるのは枝川梢です。様々な依頼人からの要望の中、枝川梢やスタッフのメンバーも頑張ります。しかし、リハーサルでの本番の手順の確認のなかで、余興に使う予定の大玉がウェディングケーキにぶつかりケーキを倒してしまいました。絶望するスタッフたちの前に宇海が現れ、「依頼人から連絡があってブライダルは中止になりました」と報告するのですが…。

【第６話】「時貞が暴力を振るった、厳正な対処をしなければ訴える」と書かれた差出人不明の手紙がホテルに届くのですが、桜井佐那と宇海に事情を聞かれた時貞正雄は、何も知らないと答えます。そんな折、ある日、ロビーに1人の男が現れ「時貞を呼んで来い」と騒ぎ出します。男は自治会長の後藤(でんでん)で、昔からの常連客です。また来るから部屋を用意しておけ、と言い残して後藤は去るのです。しかし、その手紙の差出人が後藤では無いことが後に分かるのですが…。

【第7話】自由奔放な桜井佐那の兄が帰ってきます。そしてホテルに最大の危機が訪れます。兄の誠一は、借金を作ったあげくホテルのお金を持ち逃げした男なのです。誠一はいきなり「今日からまた俺が総支配人です」と言い出してみんなを驚かせます。「父から譲り受けた株券が45％で、もうすぐ横山という男から6％の株券をもらう」と話す誠一です。ホテルの株の過半数を持つことになるため、誠一の勝手な判断を誰も止められない状態になってしまうのですが…。

【第8話】マナヒラ王国の王様が来日することになり、日本人の王妃との間に生まれた7人の王女は、ホテル・インヴルサに宿泊しますが、7人は王位継承を巡る争いの最中で。長女・三女・五女はポルドソルスイート、次女・四女・六女はガロスイート、そして末っ子のナディア(山口まゆ)は202号室を使用することになります。そして、ナディアは桜井佐那に、「忘れられないディナーを経験しにきた」と話すのですが…。

【第9話】王女たちの滞在がきっかけとなり、インヴルサは徐々に以前の活気を取り戻し、そして、密着取材のためテレビクルーがホテルを訪れるようになりました。ある日、テレビクルーの1人が宇海に近づき、「宇海さんがバリストンホテルを追い出された、という噂は本当だったんですね」と話しかけるのです。そんな折、宇海の提案により、ホテル創立50周年のイベントとして花火大会を行うことになります。ロビーには屋台を出し、花火師の免許を持っている宇海と小山内裕子が打ち上げを担当するのですが…。

【第10回、最終話】インヴルサに11人の団体客がやってきます。経営困難な状況に陥っているホテル・スイーヴルの従業員たちです。支配人の川北久美(谷村美月)は、「奇跡の大逆転を遂げているこのホテルに学びにきた」とのこと。そして、その日の午後、宇海が桜井佐那を呼び出し、「インヴルサを出て、ホテル・スイーヴルに行く」と突然言いだします。桜井佐那は必死に引き止めるのですが、そこで、宇海が昔の思い出話を始めました。宇海の今後は、そして、この「崖っぷちホテル！」は一体どうなるのでしょうか？

ドラマ「崖っぷちホテル！」をまだご覧になられておられない方にも楽しめるように、ネタバレしない範囲であらすじをご紹介しましたので、ここで再び、主題歌の話に戻りましょう！ここからは、主題歌を歌っているフランク・シナトラを中心に、ドラマ「崖っぷちホテル！」にぴったりのその主題歌の歌詞や背景について、じっくりご紹介して行きましょう！

既にご紹介しましたように、主題歌は、フランク・シナトラが歌う往年の名曲のStrangers In The Nightであり、この曲自体や歌詞は、一見、多額の負債を背負った崖っぷちホテル似合わないように感じますが、逆に、この優雅な曲や歌詞を主題歌にとしたことにより、よりドラマの優雅さが醸し出されているのです！そして、ご参考までに紹介すると、何んとこのドラマのサウンドトラックも出たようです。（音楽：松本晃彦『崖っぷちホテル！』オリジナル・サウンドトラック、5月30日（水）発売、発売元：バップ）

因みに、この松本晃彦は、1997年にフジテレビ系列で放映された『踊る大捜査線』で音楽を担当された方です。松本晃彦のプロフィールとしては、生年月日：1963年2月14日、出生地：東京都、職業：作曲家・編曲家・音楽プロデューサーで、『RHYTHM AND POLICE』は踊る大捜査線の代表曲で、踊る大捜査線シリーズのドラマ、映画で手掛けたオリジナルサウンドトラックも異例のヒットになっています。

また、更にフフランク・シナトラのこの名曲は、精神科医による『崖っぷちホテル』としてのリラックス用のアレンジ曲がでているようですので、これもメロディーのみで歌詞無しですが、動画でお楽しみ下さい。

この「崖っぷちホテル！」では、主題歌のStrangers in the Night以外にも、様々な有名洋楽が挿入歌として使われており、それがまたドラマのストーリをより一層引き立てています。ここでは、その挿入歌をいくつかご紹介しましょう。

それでは、ドラマ「崖っぷちホテル！」の随所で流れる主な挿入歌のいくつかを、下記の写真及び動画から楽しんで下さい！まずは、何か事件が起こりそうな、少しスリリングな感じの挿入歌です。

次に、この挿入歌もどうぞ！　これは、先ほどとは異なり、ホテルでゆっくりディナーを楽しんでいるような、なごやかな感じになるメロディーです。

最後に、この挿入歌です！少しアップテンポで、何かワクワクすることが起こりそうなメロディーです。

このように、ドラマ「崖っぷちホテル！」ではバックに様々な挿入歌(メロディーや歌）が入っていることにより、よりドラマの雰囲気が盛り上がっています。そして、主題歌のStrangers in The Nightも、ドラマの途中で挿入歌として、ここぞというときに流れます！では次に、この「崖っぷちホテル！」の主題歌について纏めてみましょう。

では最後に、いよいよフランク・シナトラ自らのStrangers inThe Nightを、歌詞がでてくる動画と共にお聴き下さい。下記の動画からは見づらいかもしれませんが、是非、この歌詞の内容も良く味わって楽しんで下さい！

どうでしょうか？　このフランク・シナトラの名曲である「夜のストレンジャー」が主題歌として流れてくるこの「崖っぷちホテル！」を観たくなりませんか？　歌詞や挿入歌もさることながら、やはりこのドラマにマッチしてこの主題歌の雰囲気は、このドラマを確実に盛り上げており、有名老舗のホテルにふさわしい曲であるとも言っても過言ではないでしょう！

フランク・シナトラの「夜のストレンジャー」が主題歌、挿入歌となっている少しかわったドラマ「崖っぷちホテル！」を、今回は主題歌にクローズアップしてご紹介いたしました。このドラマ、多額の負債で崖っぷち状態のホテルがドラマの舞台ながら、少しかわったコメディータッチのストーリーで、キャストもさることながら、ドラマのストーリーと洋楽挿入歌とも上手くマッチして、見終わった後に何んかすがすがしさの残る雰囲気のドラマです。まだご覧になられておられない方は、是非一度ご覧下さい！