崖っぷちホテル！のロケ地は河口湖ハウス？各話の撮影場所とアクセス方法は？

日テレ系の日曜ドラマ枠にて放送されたドラマ「崖っぷちホテル！」で使われたロケ地はどんな場所なのか？気になる人も多いでしょう。メインのロケ地である河口湖ハウスって何？他のロケ地は？といった人のために、今回はドラマ「崖っぷちホテル！」のロケ地や撮影場所を徹底的に調査しましたので、そのアクセス情報などをご紹介していきます。

ドラマ「崖っぷちホテル！」は日本テレビ系で2018年4月15日から6月17日までに全10回に渡って放送されたコメディ作品です。キャストには主演の岩田剛典さんや戸田恵梨香さん、宮川大輔さんなど、若手からベテラン、お笑い芸人まで個性的なキャストが集められて撮影されました。

最近はドラマの原作が漫画や小説にある場合が多いですが、本作はドラマオリジナルで、脚本は、「斎藤さん」など数々の脚本を手がけている土田英生さんが担当されています。

かつては英華を誇った高級ホテル・グランデ・インブルサ。しかしそれはもう過去の栄光、現在は経営難で文字通り崖っぷちの経営状況でという有様。さらにホテルに務める授業員はやる気や実力が０、若すぎて自信を持てない女性支配人、横領疑惑のある副支配人、昼間から酒浸りのバー責任者、盗み癖のある清掃員、などダメ人間ばかり。そんなまさに「崖っぷちホテル！」に主人公・宇海直哉が宿泊しに来る所から物語は始まります。

宇海直哉の正体は一流ホテル「バリストンホテル東京」の副支配人で、その正体を隠して宿泊し、従業員にあれこれ注文をします。ホテルの雰囲気は良いがスタッフの対応は酷評、スタッフ達に鬱陶しがられます。しかしひょんなことから宇海が一流ホテルの副支配人だということがスタッフに知られます。それを聞いた支配人の桜井佐那は宇海に一緒に働いてほしいと頼みます。宇海はそれを了承し、ホテルの大逆転が始まっていきます。

ドラマ「崖っぷちホテル！」でメインで使用されたロケ地・撮影場所である「河口湖ハウス」をご紹介していきます。「河口湖ハウス」というスタジオはどんなところなのか？他にはどんなドラマで使用されているのか？アクセス方法は？他にも、利用方法と料金などまとめましたので、見ていきましょう。

ドラマの舞台、ホテル「グランデ・インヴルサ」を撮影するためにメインに使われたロケ地・撮影場所が、山梨県の河口湖にある「SHIGENO河口湖ハウス」です。クラシカルな欧風スタジオで、大きな庭園のある見た目は古き良きヨーロッパの建物を模しています。

建物内部には3つの部屋と広いバスルームと大きなベランダがあるキッチンがあります。部屋はそれぞれ趣の違う部屋が用意されています。英国風の大きな階段や暖炉、ステンドグラスなど、クラシカルな高級ホテルを舞台としたドラマ作品にはピッタリのロケーションです。

「SHIGENO河口湖ハウス」はその見た目や内装の良さから、多くのドラマの撮影場所として採用されています。すべてを伝えることは出来ませんが、ほんの一部でも紹介していきます。

「貴族探偵」「怪物くん」「謎解きはディナーのあとで」など西洋風の建物が登場するドラマでは撮影場所としてよく使われているようです。また、「デスノート」や「相棒」、「High&Low」などでもロケ地・撮影場所として使用されたようです。ドラマだけではなくPVやCMの撮影にも使われています。

大きな庭園に複数の趣の違う部屋、キッチ、バスルームもすべて統一された雰囲気で作られているこのスタジオはセットでは作り出せない歴史ある雰囲気をドラマに取り入れる事ができます。このような特徴のあるスタジオですので、これからも多くのドラマのロケ地・撮影場所として採用される事が予想されます。興味がある人は別作品でも注意深く見てみてはいかがでしょうか？

「SHIGENO河口湖ハウス」のアクセス情報を紹介していきます。「SHIGENO河口湖ハウス」はその名の通り河口湖の湖畔に立つスタジオです。山梨県南部留郡富士河口湖にあります。車で行く場合は最寄りのI.Cが河口湖I.C、もしくは富士吉田I.Cになるようです。公共交通機関を使う場合は最寄り駅が河口湖駅になり、そこから車で10分の場所にあります。

「SHIGENO河口湖ハウス」で撮影する場合の料金はいくらになるのかご紹介していきます。利用料金は2つあり、一番安い額でもスチール撮影の場合は1時間で1万4000円のようです。スチール撮影とは、Still（静止した）の意味なので、静止画の撮影のために利用する場合の料金です。ムービー撮影の場合は、全部屋一律で2万8000円かかるようです。全部屋を使っての撮影は、スチール・ムービー問わず3万円のようです。

また、各部屋ともに、最小使用時間が決められており、4時間以上からとなるようです。つまりこのスタジオを利用するためには、最低でも5万6千円かかるようです。庭園単体での利用はできないようで、どれかの部屋を借りた場合に無料で使えるようです。

「崖っぷちホテル！」には河口湖ハウス以外にもロケ地が存在しています。河口湖ハウスにはプールはありませんので、ドラマ序盤で登場した、プールは別の場所で撮影しています。また、他にもクラシカルな元高級ホテルの雰囲気を出すために多数のロケ地が存在しています。ここでは、そんなロケ地のアクセス情報などを紹介していきます。

1話には河口湖ハウスには無いプールが登場しています。重要な役割を果たしたプールは何処で撮影されたのか？答えは、千葉県千葉市緑区あずみが丘にある個人宅のプールが使用されたようです。あずみが丘は新たに造成された土地で、元は農地や森林だったようです。バブル期に高級住宅街が作られ、今回はその中の1軒が使われたようです。ここは、個人宅なのでアクセス情報は記載しません。

この建物は、昭和にイギリス人貿易商のジェームズ氏が私邸として建てた邸宅です。現在は、結婚式のチャペルや、フレンチレストランとして使われています。明石海峡や淡路島が見渡せる位置に建っており、歴史建造物としても、神戸市の指定有形文化財に指定されています。また、ジェームズ邸がある辺りは、ジェームズ山と呼ばれ、多数のイギリス人のために建てられた洋風の建物が並んでいます。

ジェームズ邸は兵庫県神戸市垂水区塩屋町にあります。アクセスは公共交通機関で行く場合、山陽電鉄本線滝の茶屋駅より徒歩7分、JR神戸線塩屋駅より徒歩13分の場所にあります。車で行く場合も駐車場が有るので安心して行けます。

このホテルは愛知県浦郡市竹島町にあります。格調高い城郭建築の外観なのに、内装はアールデコ様式とクラシカルな印象があるのが特徴です。ホテルの前には見事なつつじの庭園があります。ここでは毎年4月下旬から5月上旬まで3.4ヘクタールの庭園におよそ3000本のつつじが咲き誇ります。また、宿泊だけでなく、結婚式を行うことも出来ます。ロケ地としては、華麗なる一族やYの悲劇などの撮影場所として使われています。

アクセス方法は、車で行く場合は、東名高速道路の音羽浦郡I.Cから11kmほど走ったところにあります。電車では、JR浦郡駅からタクシーで5分ほどの場所です。また、周辺には浦郡竹島や、ラグーナビーチ、水族館など観光地が沢山ある場所でもあります。

旧岩崎邸庭園は、東京都台東区に位置する都立公園です。もともとはあの三菱の創始者である岩崎彌太郎の長男の本邸として、1896年に建てられました。当時は1万5000坪の敷地に、20棟もの建物が並んでいましたが、現在はその3分の1の敷地になっています。現存する建物は洋館・撞球室（ビリヤード場）・和館の3棟です。旧岩崎邸はその歴史的価値から国と重要文化財に指定されています。

庭園内の散策はもちろん、建物内の見学もすることが出来ます。入園料は大人で400円です。また、平日の個人的な撮影であれば邸宅内の写真撮影もすることが出来ます。東京メトロ千代田線湯島駅、東京メトロ銀座線上野広小路、都営地下鉄大江戸線上野御徒街、JR山手線・京浜東北線御徒町からアクセスすることが出来ます。車で来られる場合は園内に専用の駐車場はありませんの注意してください。

このホテルは「崖っぷちホテル！」に撮影協力をしたホテルです。神奈川県の横浜市みなとみらいにある有名なホテルです。オフィスやコンサートホール、緑が豊かな公園のあるクイーンズスクエア横浜内にあります。宿泊や結婚式などに利用することが出来ます。横浜の中華街からも所要時間数分と観光地からもほど近いので横浜観光で宿泊するにはもってこいの場所です。

横浜に有るホテルのため、アクセス方法は豊富にあります。車で行く場合は、首都高速の横浜羽田線でみなとみらいランプで降りて2分のところにあります。電車はJR東海道線横浜駅、みなとみらい線みなとみらい駅、東急東横線みなとみらい駅、横浜市営地下鉄ブルーライン桜木町駅などアクセスが多彩です。

「崖っぷちホテル！」とは直接関係はありませんが、世界には見た目がまさに崖っぷちなホテルがあるのです。その見た目はインパクト抜群で、この場所で泊まることができれば、その先の人生観まで変わりそうなホテルです。ここではそんな「崖っぷちホテル！」を紹介していきます。

物理的に崖っぷちに有るホテルが、ペルーにあります。その名前が「スカイロッジ・アドベンチャー・スイート」です。世界の果てまでイッテQ!でも取り上げられたことがあるこのホテルは、ペルーのマチュピチュの前泊地としても知られるウルバンバのセイクリッド峡谷に存在します。

崖の中腹に取り付けられたカプセル状のこのホテルですが、そこへ行くためには、はしごや鎖を使って自力で崖をよじ登る必要があります。もちろんガイドもいますし、安全装備も万端なので安全に宿泊して、帰ることが出来ます。

「崖っぷちホテル！」であるスカイロッジ・アドベンチャー・スイートにはどなたでも宿泊できます。1泊あたりは、ガイド、宿泊費、食費、登山の準備などが含まれて50000円からになるようです。全面ガラス張りのカプセル状のホテルにはベッドが4台にダイニングスペースや、トイレなども完備されており、快適に宿泊する設備が整っています。また、屋上部分にはテラスもあり、さらなるスリル体験ができます。

ペルーの世界遺産クスコから車で1時間半ほどの場所にそれはあります。セイクリッド峡谷の中腹に吊るされていて、その高さは地上400メートルもあります。そこに泊まるための道のりでヴィアフェラータというアクティビティを楽しめます。ヴィアフェラータはイタリア語で鉄の道を意味しており、岩肌に設置されたはしごや鎖の上を渡って行きます。場所によっては、空中を足元と手元のロープだけで渡る必要がありスリル満点です。

宿泊し、帰る際は、登山のように崖を歩いて降りていく方法とワイヤーを使ったジップラインで空中を滑り降りていくかの二通りです。高さ400メートルを空気を切り裂いて一気に降りて行く様子は、ヴィアフェラータと違ったスリルがあります。このホテルは高さ400メートルの崖に泊まることだけでなくこういったスリル満点のアクティビティ体験も魅力の一つなのです。

今回は「崖っぷちホテル！」で使われた「河口湖ハウス」やその他のロケ地・撮影場所の外観や内装、アクセス情報などのご紹介と、まさに「崖っぷちホテル！」であるスカイロッジ・アドベンチャー・スイートのご紹介をしました。ホテル「スカイロッジ・アドベンチャー・スイート」はただ泊まるだけでなく、スリル満点のアクティビティが楽しめます。全面ガラス張りのホテルから見る光景は一生忘れられない経験になるでしょう。

「崖っぷちホテル！」では、そのクラシカルな高級ホテルという雰囲気を十分に表現するためにいろいろな有名ホテルや、歴史的価値の有る建物、ヨーロッパ風のスタジオなどが使われている事がわかっていだだけたでしょうか？本作だけでなく他の作品でも使われている実績が豊富な建物ばかりなので、そういった点を重視してドラマなどを見るのも楽しいかもしれません。