ホリデイラブの感想ネタバレ！里奈の衝撃の末路などドラマ最終回まで紹介

杏寿と純平、里奈の3人が様々な事象を起こしていくドラマホリデイラブ。幸せな家庭を築いていたにもかかわらず、里奈が純平の職場にやってきたことで状況が一変してしまいます。純平が里奈と不倫関係になってしまうことになるのです。そんな物語が視聴者の心を掴み、ドラマの中でも高い人気を得た作品となっています。今回はそんなドラマホリデイラブのあらすじや感想、最終回で里奈がどうなったのかなどをまとめていきます。

このドラマの最大の見どころというのが、浮気された正妻の視点から描く異色の「夫婦再構築の物語」という点にあります。王道とは外れたストーリーで描かれているホリデイラブ。普通は不倫した妻の視点によって物語が展開していきますが、このホリデイラブは真逆のストーリーのとなっているのです。主演も大人気女優が務めたこともあり、ホリデイラブがドラマ化する前から評判が高いのです。この手のドラマは非常に人気です。

真っ直ぐでひた向きな性格をしている今作のヒロインとなっている高森杏寿。その役を務めたのが仲里依紗です。オーディション企画「ニーナをさがせ!!モデルオーディション!!」特別賞を受賞し、見事芸能界入りを果たします。その後は女性向け雑誌「CANDy」の方で活躍していきます。そんな仲里依紗ですが、女優としての才能も現していき、2018年に放送されたドラマ「黒革の手帖」で迫真の演技を見せます。

杏寿の夫として登場する純平。杏寿と似ている部分もあり、かなり熱い性格をしており仕事熱心でもある純平。仕事の都合で単身赴任をしている所を新しく来た里奈の誘惑に負けてしまいます。そんな純平の役を演じたのが塚本高史です。クドカンこと宮藤官九郎作品に幅広く出演しており「マンハッタンラブストーリー」でもいい演技を見せてくれたと視聴者からも好評の演技を見せます。ホリデイラブでも活躍していきます。

自身の上昇志向がとても高く、妻などの家族も自分を高めるための所有物と言う考えを持っている里奈の夫井筒渡。渡は東京・港区の一等地にある実家に生まれでとても高貴な性格、男尊女卑の精神をしているために里奈に愛想を尽かされてしまいます。そんな渡を演じたのが中村倫也です。2005年に硬化された映画「七人の弔」で俳優デビューを果たし「闇金ウシジマくん」など癖のある役を多数こなす実力派俳優と言われています。

純平のことを運命の相手だと信じ込んでやまない井筒里奈。容姿端麗で男性が放っておかない性格をしており、その性格を活かして男性の懐に入り込みます。渡の束縛に不満や怒りを持っていますがお金持ちだと分かっているため仕方なく従っているのです。そんな里奈役を演じたのが松本まりかです。2017年に放送されたテレビドラマ「先に生まれただけの僕」で初のレギュラードラマの役を演じたことにより知名度を広げていきます。

ここからはドラマホリデイラブのあらすじをネタバレを踏まえてまとめていきます。1話の始まりは杏寿と純平が結婚式を開いている場面から始まります。結婚後は杏寿がネイルサロンを開き、娘の七香も授かり順風満帆な生活を送っていた杏寿。しかし、その幸せな生活も長くは続きませんでした。純平が務めているゼネコンの都合により、単身赴任することになり3人で過ごせるのは週末だけとなってしまったのです。

しかし、単身赴任が始まり純平が杏寿の元に帰っても女として見られずすぐに寝てしまうのです。そのことで不安になる杏寿は客である坂口麗華がネイルサロンに訪れ、その不安を見破られます。一方でゼネコンにも新たにパート勤務として井筒里奈が入社してきて、その里奈に心を奪われる純平でした。様々な思いが交差するホリデイラブ。そして、杏寿はお風呂に入っている純平の携帯のメールを見てしまい、里奈との関係に気づきます。

杏寿の方も麗華から出会い系アプリの方に興味を抱きつつあり、同じくネイルサロン経営をしているという男性に返事をすることに。後日ネイルサロンイベントが開かれ、興味の男性である黒井もそのイベントに参加するとの情報を交換し杏寿も出席すると言います。その頃、純平の方は里奈に自宅に招待されており里奈の誘惑を耐えられず、一線を超えてしまいます。その光景を里奈の夫である渡に見られてしまい殴られる純平でした。

そして、顔中ボロボロになった純平と渡が杏寿の前に現れます。渡は妻である里奈と純平が浮気をしていると告げられ、慰謝料を請求すると言い立ち去っていきます。信じたい杏寿でしたが、純平から全ての真相を告げられショックを受ける杏寿。しかし、まだ純平のことを信じている杏寿は偶然里奈が純平と同じ会社に入ってきたわけがないと純平に伝えます。里奈は渡の手から逃れたく、計画的に行動しており純平に近寄ったのです。

純平は今の会社を辞めるように渡に言われ新たな職を探すことを杏寿に伝えます。杏寿は酷く悲しみ「もう2度と帰ってこないで」と純平を突き放し、そのことで純平は自身がしてしまったことの重大さを身に感じるようになります。麗華は杏寿がどういう状況なのかを薄々感じ取っており、執拗に策を講じます。里奈の方は浮気をしたことで益々締め付けが強くなっており、渡はまるで物のように里奈を扱うようになりますが離婚はしません。

しかし、里奈は再び純平と職場で会い、離婚する決意をし役所に離婚届を受け取りに行っておりました。その帰り道に幼馴染の龍馬に諭されますが里奈は純平が忘れられないのでした。純平は浮気のことを反省し元の関係に戻りたいと望んでいましたが、杏寿は純平が好きになったという女のことが憎く想えていました。そんな思いを抱えて麗華が用意したアプリで杏寿は黒井と会い、ネイルサロンで必要な色をもらいにいっていました。

里奈は純平を手に入れるためにわざと倒れ関係を持とうとしていたのです。後輩からも慕われている純平は「仕事を辞めないでほしい」と引き留められますが、純平は本当のことが伝えられず罪悪感ばかりが募っていきました。そんな時、里奈がまた純平の元に会いに来たのです。純平は娘の七香のことで徐々に歩み寄ることができそうでしたが、里奈を監視していた渡が里奈と純平が会っていると杏寿に伝え、さらに混沌の関係になります。

益々杏寿との関係が崩れていく純平。クリスマスの2日間だけ家に帰ってくることが許されますが、この2日間が最後だと杏寿に言い渡されます。里奈の方もクリスマスは自身の子供と過ごし、渡とは絶縁することを宣言します。渡は里奈に出て行くよう言い、一生償わせてやると言います。里奈は純平のことしか見えておらず睨みつけるだけで部屋から出て行きました。純平はもう普通の家族に戻れないことを知り七香の元から去りました。

渡は、杏寿に連絡を取りレストランで互いの状況を話します。渡から、純平は里奈に一方的に里奈に言い寄られておりそんな気はないと伝えられ杏寿はそれでも信じられませんでした。渡はまだ里奈への気持ちを諦めきれず愛していると言います。家にも帰れず、ホテルも空きがないため車中泊をすることにした純平は同じ状況にいるおじさんと出会い「生きてれば取り返しのつかないことはない」と今の純平を励ましていきました。

杏寿は今の寂しさから黒井の提案に乗りホテルに向かい自身も浮気しようとしていましたが、突如純平のことを思い出し、罪悪感から急に純平に会いたい気持ちが強く黒井から逃げ出します。黒井は携帯を取り出し「失敗した」と誰かに連絡します。杏寿は純平の単身赴任先に訪れ、2人でもう一度やり直したいとお互いの気持ちをぶつけ合い分かり合うことができ、また3人で食卓を囲むことが出来ました。これから頑張ろうと思うように。

新年になり、新しく杏寿とスタートした純平は今の職場に退職届をだし里奈との関係を断ち切ろうとしました。しかし、純平の働き方に期待していた上司は移動と言う形で東京に戻りました。杏寿は浮気未遂の件を考えますが、杏寿と会った黒井は偽者であったことを知ったのです。里奈は純平のことが諦めきれず素直に気持ちを明かしますが、もう杏寿のことしかみないと決めた純平は今までのことを謝りもう会わないことを伝えました。

里奈は黒井と杏寿がホテルにいる写真を見せ、今度は純平の心を支配しようとしていました。純平は怒りに身を任せてしまい杏寿にきつく当たるようになりました。しかし、杏寿は黒井と思っていた人物は実は別の人に入れ替わっており連絡先が分からないと正直に伝えると純平は益々怒り「そんな誰かも分からない奴と寝たのか」と怒り心頭でした。渡も里奈と一緒に杏寿を非難し、杏寿は酷く心を痛めどうしていいのか分からなくなります。

どうしていいか分からない杏寿は龍馬に事の成り行きを説明すると、龍馬は「それは里奈と偽の黒井が仕組んだ罠なのでは」と衝撃の発言をします。杏寿はさらに動揺し麗華も関わっていると感じました。杏寿は純平の誤解を解き、また愛し合う関係にもどるために戦うことを決めました。そのことを麗華に電話をして伝えますが、そのの留守電を聞いた麗華と偽黒井がその場におり、不敵に不気味に笑うのでした。

純平が弱っている所に付け込もうとし、無理やりキスをする里奈でしたが純平はそんな気分ではなく里奈とはもう関わらないと再度強く言います。里奈はその場は諦めたふりをし純平の職場の後輩にマンションから出て行く姿を見せつけるようにして出て行きました。当然後輩は不審に思うようになり、里奈の思い通りに動きます。杏寿の方も、不倫をした妻として周りから後ろ指を指されるようになり、次第に居場所がなくなっていきます。

最終回前となったホリデイラブ。たくさんの感想が残されていますがかなり内容がドロドロして先が気になるという感想が多いですが、7話では里奈との不倫が会社でばれ追い詰められますが、里奈自身に庇ってもらい事なきを得た純平でしたが、借りが出来たようで不安になりお礼を言いますが「守れてよかった」と短く残し去っていったのです。杏寿の方は、新しいネイルサロンで働き始め龍馬や杏寿の姉の協力もあり上手くいきます。

しかし、そこに杏寿を嵌めた麗華が店に訪れ黒井と偽って杏寿に接触した人物、志賀について話し始めました。杏寿は事のすべてを知り里奈に「もう関わらないでほしい」と強く言うと、謝罪を述べ里奈は下がっていきました。しかし、一旦は下がった里奈でしたが止まっていた漫画喫茶に戻り冷静に考えるとやはり純平のことは諦められませんでした。仲直りした純平と杏寿は七香の幼稚園でのお遊戯会を見に行きますが七香の姿はなく…。

ホリデイラブの最終回はかなり悲惨な最終回と感想に書かれるほど、ホリデイラブの最終回は衝撃的な内容となっています。卒園式に姿を見せない七香でしたが、少し経つと無事保護出来ました。その時七香から「里奈が未来の母だよ」と言われていたことが判明します。里奈は子供達を引き取ろうとしますが、子供たちは渡といたいと言い、引き取れませんでした。泣き崩れる里奈でしたが、まだ何かを企んでおり諦めていませんでした。

最終回でついに本性を現した里奈。里奈は全て失ったのに何故純平は何も失ってないのかと愛し合っているのは見せかけだと気づき、最終回で純平の人生を壊そうとしたのです。会社のロビーで大声で純平と不倫していたことを里奈。警備に取り押さえられ逃げ出しますが、車道に出てしまい車に轢かれてしまうのです。幸い命に別状はありませんでしたが、里奈の最後はかなり悲惨と言う感想がありましたが最終回は終わりました。

ここまでドラマホリデイラブのあらすじを最終回までまとめましたが、かなり新しいドラマとなっているホリデイラブ。視聴者もその独特なストーリーに怯えながらも先が気になると言う感想が多く見られたホリデイラブ。純平の一時の過ちから始まった物語ですがかなり大きな展開になっていきます。

杏寿も最初は酷く傷つき純平を軽蔑し冷たく当たりますが、自身も同じことをしてしまい純平に対して罪悪感を持つ杏寿。里奈はその弱い所に付込み、関係を崩そうと動くのです。それも全て愛する純平のために。純平をめぐり様々な人間の思惑が交差するホリデイラブですが、気になった方は是非見てみてください。