わろてんかトキ役女優の徳永えりが可愛い！経歴・役どころやモデルまでまとめ

2017年秋のNHK連続テレビ小説「わろてんか」に、主人公の女中役トキで出演し可愛いと評判になった徳永えり。徳永えりは「わろてんか」以外の朝ドラにも出演している演技派女優で、多くのドラマにも出演しています。今回は、徳永えりが演じた「わろてんか」のトキ役とそのモデルについての説明や、徳永えり自身のプロフィールや過去の出演作についても紹介し、可愛いと話題になるその魅力に迫ります。

朝ドラ「わろてんか」の「わろてんか」とは、大阪の魔法の言葉でもある笑ってくださいという言葉で、主人公のモデルが吉本興業創業者で女性興行師の吉本せいであることから付けられました。主人公の名前が「てん」ということもあり、題名と合わせたという話もあります。

「わろてんか」の脚本家は、「君の膵臓を食べたい」などを手掛けた吉田智子で、主題歌「明日はどこから」を歌ったのは松たか子でした。明治から昭和初期の大阪を舞台に、日本で初めて「笑い」をビジネスにした女性の半生を描いており、人気俳優も多く出演しています。

それでは、「わろてんか」のあらすじについて紹介していきましょう。明治後期、京都の老舗薬種問屋藤岡屋の長女として生まれた主人公のてん（葵わかな）は、笑わない父の儀兵衛（遠藤憲一）、芯の強い優しい母のしず（鈴木保奈美）、聡明な祖母のハツ（竹下恵子）、病弱な兄の新一（千葉雄大）元で育ちました。

幼少期から楽しいことが好きで、笑い上戸だったてん。父の大事な商談時にも笑ってしまい、笑い禁止令が出てしまいます。そんな中、祭りで現れた旅芸人である藤吉（松坂桃李）と出会い、笑う事は人生において大事だという言葉に胸を打たれ笑うことを取り戻します。

旅立った藤吉から送られる手紙を大事にするてん。明るくしっかりものの妹りん（堀田真由）とてんの付き人女中であるトキはてんから恋の相談を受けていました。てんの幼馴染で丁稚の風太（濱田岳）は、そんなてんを複雑な思いで見守ります。

てんが17歳になったとき藤岡屋に事件が起こります。藤岡屋の薬倉庫が火事になり、経営の危機に。父が進めていたてんの縁談も破断となり、長男の新一も病気で亡くなってしまいます。しかし、新一が残した論文に興味を示し融資を申し出たのは、てんの婚約者だった伊能栞（高橋一生）でした。

栞の融資により救われた藤岡屋。一方てんは、祭りが近づく神社の境内で藤吉と再会。一度引き離されるも2人は想いを確認し、父の反対を押し切って駆け落ちします。本当は大阪の老舗米問屋北村屋の跡取りだった藤吉。

てんを連れ北村屋で暮らそうとしますが、藤吉の母である啄子（鈴木京香）に結婚を反対され、自分が選んだ婚約者と結婚するように迫られます。納得いかない藤吉は反発しますが、女中でもいいので置いてほしいというてんの気持ちを受け、大阪での暮らしがはじまります。

若旦那として店を大きくし、母に認めさせようとする藤吉ですが、商才がなく、多額の負債を背負い倒産させてしまいます。嫁としてまだ認められていないまま居場所を失うてん。藤吉と笑いを仕事にすることを考え、寄席小屋を探すことから始めます。

廃業した寄席小屋を見つけなんとか手に入れ、風鳥亭と名付けた2人ですが、経営は苦しくお客もほとんど入ってきません。藤吉は若手芸人の発掘を、てんは来てもらった客が喜ぶサービスを始め少しずつ評判が良くなっていきます。

栞の力を借り、上方落語の大御所の文鳥に一度だけの公演を依頼して話題を呼ぶことに成功。しかし、京都の儀兵衛が亡くなったことを知らされ悲しみに暮れます。親が死んでも客を笑わせ仕事を貫くのが芸人の仕事だ、と啄子に諭され、少しずつ立ち直るてんの元にトキが現れます。お茶子として雇われたトキは鋭い意見を飛ばし、てんを支えていきます。軌道にのりはじめる風鳥亭、開業1周年を迎えます。

1周年記念興行後、ようやくてんが啄子に認められ、藤吉に嫁入りします。藤吉は北村笑店を設立、子供にも恵まれます。芸人への支払いを月給制にし、収入を安定させることで抱える芸人を増やすことにした藤吉とてん。天才落語家の団子を獲得するなど話題を作りながら、大阪にいた風太も加わり大会社になる北村笑店。その後トキと風太が結婚し、北村笑店の経営に携わっていきます。

昭和5年、笑いを日本全国に届けるのが役目だと言っていた藤吉が、病に倒れこの世を去ります。藤吉亡き後、大会社となった北村笑店を背負い、社長になることを決意するてん。専務になった風太やかつての婚約者で藤吉とてんの事業を陰から支えてくれていた栞とともに事業に専念しますが、一人息子である隼也（成田凌）が北村笑店のメインバンク銀行の娘と駆け落ちしてしまい、勘当してしまいます。

戦争時代に入ると、笑いを戦地に届けて欲しいと国から依頼を受けます。北村笑店は慰問団「わろてんか」隊を発足し、上海に上陸。高座は盛況で評判も良く、国への貢献が高く評価されることとなり、てんは勲章を授与。昭和19年、戦局は悪化し各地に広げていた風鳥亭も次々と壊されてしまいます。

翌年、大阪の街も度重なる空襲を受け、てんは田舎に疎開することを決意し、北村笑店を解散することに決めました。「笑いの決別式」では再建と再会を誓い、滋賀に疎開するてん。戦争が終わり大阪に戻るも、変わり果てた風景に立ち尽くします。

こんなときにこそ笑いを届けたい、と思うてんの周りに再び集まる北村笑店の人たち。和解していた息子の隼也とも再会し、焼け跡に青空寄席の舞台を完成させ、北村笑店物語を上演します。上演が終わり、夕方の舞台に藤吉の幻が現れ、てんは新しい一歩を踏み出すことを藤吉に誓います。

てんは京都の薬種問屋のお嬢さまで、周りの世話をしてくれる人が付いていました。その世話役の女中がトキ。てんより2歳年上という設定で、藤吉からの手紙をこっそり渡したり相談にのるなど頼りにされる存在でした。トキもてんと居ることが好きだったようで、北村屋に駆け落ちしたてんの後を追い一緒に女中として働き、北村屋が倒産して京都に戻ることになった後も自分で退職して再びてんの元を訪れるなど、てんと共に居ることを選びます。

トキが風太に思いを寄せる姿は、物語の序盤から見えていました。風太はてんに想いを寄せていましたが、トキの存在も大きいことに気づいていきます。進展しそうでしない関係が続きますが、無事結婚し娘を出産。藤吉とてんに名付けてもらった、飛鳥の誕生です。結婚後も無茶ばかりする風太を陰で支え、風太が「わろてんか」隊を率いて上海に行った時もとても心配をしました。

滋賀に疎開するてんと一緒についていったトキ。大阪に残り慰問を続ける風太を心配し、風太が大阪大空襲で行方不明になった時、不安で胸が押しつぶされそうになりました。終戦後風太は姿を現すのですが、トキはいつも風太の行動力に振り回されていました。トキも芯は強く、自分の意見をしっかりと伝えることができる女性ですが、風太の無鉄砲ともいえる行動力には手を焼いていたように見えます。

「わろてんか」は吉本興業創始者の話であり、てんが「吉本せい」、藤吉は「吉本泰三」がモデルとなっていますが、トキにはモデルとなった人が見当たらず、「わろてんか」のオリジナルキャラクターではないかと言われています。なぜなら、吉本せいの実家は薬種問屋ではなく、兵庫県明石市で米穀商を営んでいた林家であり、三女として生まれています。

兄弟が12人いたため、義務教育が終わると奉公に出ていることから、裕福とは言い難く、女中を雇う余裕どころが自ら奉公に出なければいけない環境でした。そのため、てん付きの女中であるトキは架空だと考えられ、モデルはいないと言われています。

ではなぜトキという役を作ったのでしょうか。実は大阪で制作される連ドラの中でも、裕福な家柄のヒロインが出てくる話では、脇役の女中は大事な役目をもっています。「あさが来た」の女中役である楠美薫や友近、「べっぴんさん」の宮田圭子など、主役を見守りつつ個性あるキャラで番組を盛り立てています。今回も同様に主人公が裕福な家柄設定のため、女中役は必要になったと言われています。

それでは、トキ役の徳永えりについての紹介していきます。可愛いと評判のトキを演じた徳永えりですが、実は朝ドラ出演3作目というだけでなく、「わろてんか」のプロデューサーの一言「この女中は絶対徳永だ」と言ったことにより、オーデションもなくトキ役をものにしました。プロデューサーから推薦される徳永えりとはどのような人物なのでしょうか。

1988年５月９日、大阪府で生まれた徳永えり。トキ役を演じた時は29歳でした。中学二年生のときにファッション雑誌「ピチレモン」のオーデションで準グランプリを受賞し読者モデルとして活躍。その時は徳永えりなを名乗っていました。モデル中に芸能事務所のフラームのオーデションを受け、合格。2004年徳永えりで女優デビューします。読者モデルは2005年に卒業。

• 血液型　　　：O型
• サイズ　　　：H156/S23.0
• 趣味・特技　：ダンス／映画鑑賞／料理／うたうこと
• スポーツ　　：サッカー・水泳
• 好きな映画　：「I am Sam」
• 好きな言葉　：初心忘るべからず

女優デビューはディビジョン1「放課後。」で、吉川藍 役として出演。堀北真希と共演しています。堀北真希とはその後、堀北真希主演の朝ドラ「梅ちゃん先生」で梅ちゃん先生の同級生である沢田弥生 役で共演しています。また、あまロスの言葉を生んだ朝ドラの「あまちゃん」では 若き日の天野夏 役として出演しており、「わろてんか」で朝ドラ3作目の出演になりました。その他にもゲスト出演を含め、多くのドラマに出演しています。

連続ドラマ出演だと、「心がポキッとね」で糸山扶美 役、 「美女と男子」で日邑梨花 役、「いつかティファニーで朝食を」で那須栞 役をこなしています。最近のドラマでは、「デイジー・ラック」で岩代えみ 役、「ヘッドハンター」で 舘林美憂 役、「健康で文化的な最低限度の生活」で青柳円 役を演じ、「恋のツキ」では平ワコ 役で主演を務めています。

明るい同級生役から子持ちの主婦、更にはダークな一面を持つ人物など幅広い役柄を見事に演じきっています。

映画にも数多く出演しており、2007年の初主演映画「放郷物語」を皮切りに、日本アカデミー賞受賞作である「フラガール」や北野武監督の「アキレス健と亀」にも出演。自らヒロイン役を演じた2010年公開の「春との旅」では、第65回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞と第20回日本映画批評家大賞新人女優賞を獲得。その他にも多くの映画や舞台でも活躍。旭化成のサランラップや関西電力のCMにも出演しています。

「わろてんか」に出演後、改めて徳永えりは可愛いと評判になる一方、彼氏がいる、結婚しているという噂も話題となりました。本当に結婚しているのか、その噂はどのようなものかについて調べてみました。噂となったお相手は、三浦貴大。映画「マンガ肉と僕」で共演し、その後交際の話が浮上しましたがデートの目撃情報などもなく、噂話で終わっています。三浦貴大といえば、父親が三浦友和、母親が山口百恵ということでも有名です。

結婚の話は、CMを見た人が思い込んだ可能性もあります。関西電力のCMでは、徳永えりがお母さん役で笹川椛音がバレエを頑張る子役を演じていますが、子供を応援する母の愛が伝わり心がほっと温まる演出になっています。アラサーということもあり、子供が居るからこそできる演技と思い込んだ人たちにより、結婚していて子供がいると噂になりました。

徳永えり自身の口から語られた、昔好きだった人の話はあります。大阪で新喜劇を見て育った彼女が、小学生時代大好きだった相手というのは、「わろてんか」で寄席小屋の持ち主である亀井を演じた、内場勝則。共演出来て嬉しくて半べそになったほどでした。2018年現在恋愛に関する報道はありませんが、今後彼女のハートを誰が射止めるのか、注目が集まります。

「わろてんか」で人気が急上昇した徳永えりが本当に可愛いと言われているのか、ツイートから見える徳永えりを紹介していきます。

朝ドラでの活躍を見ていた人から、はにかむような笑顔が可愛いとコメントがあります。モデル経験者なので笑顔は得意だと思われますが、実際に間近で見た人からも可愛いと言われています。

その他にも多くの可愛いコメントを見つけることができました。可愛いと評判になっているのは間違いありません。

数多くのドラマや映画、CMに出演し、映画では新人女優賞まで獲得している徳永えりですが、「わろてんか」でも演技力への評価は高いものでした。「わろてんか」以外も含め、彼女の演技を見た人からはどのような評価を受けているのか、紹介していきます。

連続ドラマ「恋のツキ」を見た人からのコメント紹介です。映画「フラガール」から注目されていたことが伺えますが、「恋のツキ」での演技が素晴らしいと絶賛されています。

「フラガール」では主人公の親友役で爽やかな演技でしたが、「恋のツキ」では濡れ場や際どいシーンありの恋に悩む女性を演じています。まったく違うタイプを演じきれる力が評価されています。

ドラマ「デイジーラック」を見た人からは、登場人物えみをを演じている彼女に対しての評価があります。登場人物を嫌いな女だと思えるほど、徳永えりの演技のうまさを認めています。

また、結婚していないのですが、既婚者の演技に敬意を払う人もいます。求められている役を自分のものにする演技力の高さが、分かります。

主役である葵わかなを差し置いて、MVPはトキというコメントがありました。トキと風太の夫婦掛け合いを楽しんでいた人も多く、2人の演技を見るのが毎回楽しみというコメントも多くあります。そして何より、アドリブの演技が多く天才ともいわれる濱田岳に、「信頼と実績の徳永えり」とのコメントをもらっています。一緒に演技した人が評価した言葉以上のものはありません。可愛いだけじゃない、演技派女優であることがはっきりと示されました。

今回は、わろてんかトキ役女優の徳永えりが可愛い！経歴・役どころやモデルまでまとめてみました。「わろてんか」で人気急上昇した彼女は、ドラマに映画に大活躍していた演技派女優ということが分かりました「わろてんか」のトキを見事に演じたことでさらに注目され、連続ドラマの主役に抜擢されるなど活躍の場が広がっています。朝ドラ常連女優になる日も近いかもしれません。主役、脇役問わず、今後の活躍にも益々期待が持てそうです！