明日の約束のネタバレあらすじ！ドラマ最終回の結末と事件の真相・犯人は？

2017年秋にフジテレビ系列で放送されていたヒューマンミステリードラマ「明日の約束」のあらすじや最終回の結末をネタバレ紹介していきます。「明日の約束」は衝撃的で、胸にささる結末を迎えたと話題になりました。「明日の約束」は一体どんな最終回・結末で幕を閉じたのでしょうか。また「明日の約束」には原作がありました。原作のネタバレも紹介していきます。注目のミステリードラマ「明日の約束」のネタバレまとめをどうぞ!

「明日の約束」のキャストネタバレその1、椿が丘高校のスクールカウンセラー藍沢日向を演じたのは、女優の井上真央さんです。井上さんは、1987年1月9日生まれの神奈川県横浜市出身のO型です。子役としてデビューし、テレビドラマ「キッズウォー」で一躍話題になりました。また、代表作にはテレビドラマ「花より男子」、「花燃ゆ」、映画「八日目の蝉」、「白ゆき姫殺人事件」があります。

「明日の約束」のキャストネタバレその2、椿が丘高校の1年B組、また1年生の学年主任を担当する数学教師霧島直樹を演じたのは、俳優でミュージシャンの及川光博さんです。及川さんは、1969年10月24日生まれ、東京都出身のB型です。檀れいを妻に持ちます。及川さんの代表作には「相棒」シリーズ作、「八重の桜」、「龍馬伝」、映画「20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり」があります。最終回では意外な人物像に変わります。

「明日の約束」のキャストネタバレその3、椿が丘高校に通う不登校の吉岡圭吾の母親吉岡真紀子を演じたのは、女優の仲間由紀恵さんです。仲間は、1979年10月30日生まれ、沖縄県出身のA型です。代表作には、ドラマ「TRICK」シリーズ、「ごくせん」シリーズ、「美しい隣人」、映画「リング0 バースデイ」、「映画版 大奥」などがあります。俳優の田中哲司さんと2014年に結婚しました。

「明日の約束」のキャストネタバレその4、ブライダル会社勤務する日向の恋人本庄和彦を演じたのは、俳優の工藤阿須加さんです。工藤さんは、1991年8月1日生まれ、東京都出身のB型です。父にプロ野球監督の工藤公康さんがいます。また、妹工藤遥加さんはプロゴルファーです。工藤さんの代表作は、ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」「家売るオンナ」「未解決の女 警視庁文書捜査官」があります。

「明日の約束」のキャストネタバレその5、椿が丘高校1年のバスケ部に所属していましたが、ある日突然自殺を遂げた吉岡圭吾を演じたのは、俳優の遠藤健慎さんです。遠藤さんは、1999年11月24日生まれの静岡県出身です。まだ、若手の遠藤さんは、これからますますの活躍が期待されています。主な出演作には、ドラマ「黄金風景」、「連続ドラマW イノセント・デイズ」映画「ミスミソウ」などがあります。

「明日の約束」のキャストネタバレその6、椿が丘高校2年のバスケ部キャプテン長谷部大翔を演じたのは、俳優の金子大地さんです。金子さんは、1996年9月26日生まれの北海道出身です。アミューズオーディションフェス2014にモデル部門で賞を受賞しデビューしました。主な出演作には、テレビドラマ「わたしに××しなさい!」、「おっさんずラブ」、映画「ナラタージュ」「探偵はBARにいる3」などがあります。

日向は、椿が丘高校のスクールカウンターとして赴任してきました。日向は母親と2人暮らしをしていますが、その母親とは歪な関係。母親は日向が幼いころから過干渉で、約束事と称して毎日交換日記を強要されていました。年頃になっても好きな下着を買ってもらえなかったこともあります。そんな母親から逃げるために東京の大学に進学し心理学を専攻していましたが、父親の死がキッカケとなり鎌倉にある実家へ戻ってきたのです。

椿が丘高校の会議では、2学期から不登校になっている1年生の吉岡について話合っていました。高校1年生の夏休み明けの不登校は割と多いと心配している先生は多くありませんでした。1年B組の担任霧島もイジメなどはないと言います。問題に真摯に向き合う日向を良く思っていない教師ばかり。カウンターの日向は後日霧島と共に吉岡家へ訪問へ行くことになりました。日向は吉岡のプロフィールを見直します。

バスケ部所属。鎌倉市教育委員会の父と専業主婦の母親、中学生の妹の4人家族。中学時代も不登校歴があり、補導歴もありました。一方、吉岡家では真紀子が息子の吉岡に対し過干渉なところがありましたが、それは家族以外知る由もなく…。その夜、日向は恋人の本庄に母親に挨拶に行くと言われますが、母親に恋人の存在を知られたくなかった日向はあれこれと理由をつけ断ります。翌日、霧島と共に吉岡家へ訪問に行きました。

話を聞きますが、吉岡は至って元気そうでした。また、母親とも関係が良好のように見えます。何だか気になった日向は吉岡の部屋を見せてほしいと言います。部屋は整頓されており綺麗な状態ですが、高校生の男子っぽくない色使いや配置に疑問を持つ日向。「好きな色は？」など質問している吉岡らの元へ真紀子がやってきて怪訝な顔をします。その帰り、真紀子から「圭吾はイジメにあっている」と教えてくれます。

帰り道、担任の霧島は「吉岡にはいじられキャラみたいなところがあるから深刻とは思えない」そう言います。一方、日向は学校ではなく自宅に問題があると思うと口にしました。家庭訪問をし疑問に思った節が何点かありました。母親の言動や部屋の雰囲気、また吉岡が終始笑顔だったことです。バスケ部の同級生沢井から「会えない？」と連絡が来ますが、「無理」と返信をします。ですがその後ろには母親が携帯を覗く姿が…。

クラスやバスケ部でイジメの有無について調査しますが、詳しい事は得られず。その日、圭吾は自宅からいなくなり真紀子から探してくれと要請がありました。日向は、吉岡の幼馴染白井の元へ吉岡の行きそうな場所を聞きに行きます。すると、「明日がくるのが怖いって言ってた」と教えてくれたのです。学校へ戻り1年B組を見に行くと、誰もいない教室に吉岡がいました。そこで、母親がいない隙に話を聞く日向。

吉岡が体育館へ行きたいと言うので体育館へ行きます。バスケットボールを触る吉岡。話をしていると、「僕と付き合ってください。先生が好きになりました」そう言います。日向は「試してるの？私はカウンターだから無理です」と答えました。「ですよね…」と笑う吉岡は何かを話したそうでした。すると、そこに真紀子がやってきて、吉岡を連れ帰ろうとします。帰り際「好きな色は黒です」そう言い残して連れていかれました。

黒には強さ、圧力、不安や恐怖の意味がありました。一方、その翌日、吉岡の部屋から異臭がしたため部屋を確認した真紀子は倒れている吉岡を発見しました。職員室では吉岡が自殺したと騒動になります。その頃、バスケ部のキャプテン長谷川の元に「先輩に虐められたので死にます」そう吉岡からメールが届いたのです。

吉岡が自殺をしたと聞いた霧島と日向は急いで吉岡家へ向かいます。吉岡家では警察が来ており現場検証が行われており、吉岡の父親から門前払いされました。一方、真紀子は「学校に殺された」そう嘆いていました。学校側はピリピリと張りつめた空気が漂います。生徒には吉岡が亡くなったことは知らされていませんでしたが、ある一人の生徒が親からの連絡が入り、そのことが知れ渡りました。一方、長谷川は動揺しています。

日向を含む学校関係者のお通夜・告別式の参列は拒否されていました。また、遺書はなかったといいます。その翌日、自殺についてマスコミからの問い合わせが殺到していました。そんな中、いじめについてのアンケートをとった紙まとめていると「吉岡くんはいじめられている」といったものを発見しました。それを書いた1年B組の田所という女生徒が吉岡のいじめについてカウンセリングルームにやってきます。

ですが、田所以外に虐めについて言及する人物がいなかった為か、霧島は「田所さんの被害妄想だ」と言います。その日、日向と霧島、校長が告別式へ訪れますが、真紀子に「お帰りください」と言われてしまいます。真紀子は、今回の件は完全に学校のせいだと思っていました。その帰り、白井と偶然会った日向は白井に吉岡のことを聞きますが、情報は得られず…。ですが番号の交換をしました。

自宅へ戻ると、居間には母親と話す本庄の姿あり驚く日向。勝手に家に来られたことを怒る日向でしたが、母親を気にして落ち着きます。3人で仲良く話をしますが、本庄が帰ったあと、「こそこそ恋人作っていやらしい。だから生徒を自殺させちゃうのよ」と言われます。母親は、自分に何も話さない日向に苛立っていました。ヒステリーを起こす母親にうんざりする日向。

真紀子は周囲に学校のせいで死んだと漏らしているため、学校は記者会見を開くことを決めました。B組では委員長の田所がクラスメイトに対する不満を爆発させていました。クラスメイトのいじめによって自殺したのになぜ普通でいられるんだと詰よりますが、当事者であろうクラスメイトは実感がないと言います。仲裁に入った日向が田所に話を聞くと、中学の時に虐めにあっていた田所に話をかけてくれたのが吉岡だったというのです。

それなのに、吉岡の虐めに気付いていながら助けられなかったことを悔いていました。校長らによる記者会見を終えた学校は忙しなく対応をしていました。一方、ネットで「学校側はイジメを認めず」という記事を読み、真紀子はジャーナリストへリークしたのです。その頃、バスケ部マネージャーの増田が日向に「バスケ部のせいかも」と話にきていました。

バスケ部マネージャーの増田は、キャプテンの長谷部と1年の沢井が「俺らのことがバレたらどうするんですか？」話をしているのを聞いたと言います。この2人は吉岡とは中学時代から一緒でした。テレビでは、真紀子がインタビューを受けていました。学校でいじめにあっていた、息子は鬱だった、カウンセラーが家まで押しかけてくるようになった…など好き勝手話していました。そして、「絶対に許さない」そう真紀子は話します。

その頃、学校では会議が行われており、学校側は真摯に対応するよう話し合われていました。また、バスケ部に聞き取りを行う方向です。バスケ部では、顧問が吉岡に関してしってることがあれば話してほしいと話しをします。増田は沢井らに事情を聞こうとすると「アイツはもう仲間じゃない」そう答えました。その後、霧島と日向はバスケ部員から話を聞くことなりました。順番に話を聞いていると、沢井の番に。

沢井は、「あいつから距離をおいてきた」と言います。次に、長谷部の番になると「バスケ部は試合に出れますか？自殺なんかされてスゲー迷惑だ」と言ったのです。その帰り、校門付近でジャーナリストから話を聞かせてくださいと声を掛けられました。少し言い合いになりましたが、日向は帰ります。恋人の本庄は、その日日向の母親と外で会っていました。そのことを日向に話さなかった本庄。

「いい母親じゃないか」そう本庄は言いますが、「いい母親なんかじゃない」そう言う日向。日向の母親は昔から日向の交友関係にあれこれ思い通りにしようとするのです。次の日、学校では長谷部が騒ぎを起こします。通りすがりの男子生徒に「人殺し」と言われたのです。顧問に宥められ落ち着きを取り戻した長谷部はやり切れない思いを抱えます。その頃、真紀子から学校側に事実関係を報告してほしいと連絡がありました。

校長、霧島、日向の3人で吉岡家へ赴き謝罪をします。が、「謝罪なんて要らない。そうやって誤魔化すんですね」と言われてしまいます。吉岡が自殺したという部屋を見せてもらうことになった日向。吉岡の部屋はスプレーで真っ黒に塗りつぶされていたのです。黒が好きだと言っていた吉岡。「あの子は私がいなきゃダメなんです」そう言う真紀子。その夜、日向は本庄に「あの人とはもう会わないで。最低な母親だから」と言います。

日向は、自分の母親が毒親であること、それについて幼いころから悩みトラブルを抱えていることを本庄に話ます。ですが、その時霧島から「バスケ部の顧問が暴漢に襲われた」と連絡が入りました。教室で事件のことや解決していない吉岡のことなどを話す霧島と日向はあの母親は怪しいと話します。一方、日向の携帯に吉岡の幼馴染白井からURLが送られてきました。開くと、そこには先日長谷部がおこしたトラブルの動画が…。

翌日、学校には動画について報道各社が押し寄せていました。新聞には、バスケ部顧問を襲ったのはバスケ部キャプテンか！？という記事もあり、騒動は大きくなる一方。ネット上でも長谷部は晒上げられており、長谷部に対するバッシングもすごいものとなっていました。一方、白井が吉岡のお線香をあげに吉岡家へ行くと真紀子はおらず、妹が対応してくれました。妹は、家族はバラバラだと話します。

吉岡の部屋を見せてほしいという白井に、妹は「勝手に入るとバレルからやめた方がいい」と言います。白井は「バレル」という言葉に疑問を持ちます。一方、帰宅した日向が自室へ行くと、日向の部屋の机に座る母親がいました。勝手に入らないでと苛立つ日向に、本庄と勝手に会ってごめんと謝る母親。ですが、「疲れてるから出て行って」という日向に母親はヒステリックになります。

翌日、学校に「鎌倉からいじめを根絶する会」の顧問弁護士大道寺を連れ真紀子が訪ねてきました。日向もその話し合いに呼ばれます。真紀子は、弁護士を連れ正式な抗議にやってきたのです。長谷部と話がしたいと言う顧問ですが、その日長谷部は欠席をしていました。「長谷部君は非行少年だ」という弁護士。「あの子が止めたのにタバコを吸っていたのよ」という真紀子でした。

一方、長谷部は吉岡からもらった最後のメールを読み返し悩んでいました。そこに警察官が見回りをいているのを発見した長谷部は、警察官に見えるようにたばこを吸い始めます。それに気が付き注意にやってきた警察官に「捕まえてくれ」そう言いました。日向の元に、タバコと暴漢の件で長谷部が補導されたと一報が入りました。日向は他2名の教師も一緒に警察へ向かう準備をしていると、教室に沢井と増田がやってきました。

本当のことを話します。と言いにきたのです。取り合えず警察署へ向かった日向と教師2名は、長谷部が冤罪であることを訴えますが、証拠を寄越せと言われます。するとそこに沢井と増田が、顧問が襲われた当日にコートで長谷部らと練習をしていた人達を連れてきました。また、バスケをしている動画もあり、保釈されました。事情を聞くために、長谷部をカウンセリングルームに連れていきます。

トラブルが重なり投げやりになっていた長谷部に、日向は分かりやすく話をします。長谷部は、タバコを吸っていたことを告白しました。そして、夏休みに吉岡の部屋でもタバコを吸っていたこと、そしてその翌日に吉岡に「タバコを吸っていたことを黙っているからベンチに入れてほしい。キャプテンなんだからできるでしょ」と脅されていたことを話しました。

吉岡に脅されて以降、長谷部は関わらないよう避けていたと言います。そして、吉岡自殺当日、「先輩のせいで死にます」というメッセージを受け取り、長谷部は混乱しました。ですが、日向は吉岡の行動に違和感を覚えました。確証はありませんが、母親に強要されたのではないかと考えたのです。その日の夜、日向は本庄からプロポーズをされ承諾しました。

翌日、引き続き吉岡の件で生徒から聞き取りをしたところ、中学のころから吉岡は浮いていたと言います。中学校で飼っていたウサギを裏山の神社で殺したという疑いがあったり、また、父親が教育委員会に勤めていることや母親がモンスターペアレントで有名なことが理由で吉岡は距離を置かれていたのでした。日向は、吉岡家の家庭環境がよくないことがだんだん確信に変わってきました。

真紀子が”鎌倉からいじめを根絶する会”の弁護士と記者会見を開くことになったので、霧島と日向が参加することになりました。そこで、真紀子は長谷部を悪者にし同情を買います。記者会見後、真紀子から「あなたたちの対応には失望しています」と再び抗議を受けます。それに対し、本当に学校が原因なのか？と日向は反論しますが、霧島に止められました。その帰り道、真紀子がリークをしたジャーナリストが日向に話かけてきました。

あの母親はおかしい、家庭が壊れている、という話を耳にします。また、吉岡が亡くなったのは夜中の2時～5時にかけてだとジャーナリストが教えてくれたのです。ですが、吉岡が長谷部はにメールを送ったのは登校時間帯でした。明らかに矛盾点があります。そして、長谷部に再度メールを見せてもらい、死亡時刻と受信時間の相違を確認しました。「吉岡君の言葉じゃない」と長谷部に伝えます。

一方、学校では長谷部の動画を撮った人物が特定され集団で問い詰められていました。それを増田から報告を受けた日向。彼は動画を撮っただけで動画は流していない、データが盗まれたと話しました。その後の会議で、理事会から長谷部を退学処分にさせろという結論について話合われますが、日向や校長はその意向に反対の意をまとめました。

放課後、カウンセリングルーム真紀子がやってきました。「一度2人で話がしたかった」そう言います。吉岡のことは母親の私が1番理解している、長谷部にメールを送ったのは私だなど話しているうちに明らかになってきます。学校を訴える準備はできている、そう言い帰りました。その後、長谷部は何者かに襲われたという連絡を受け駆けつけます。犯人は、バスケ部顧問を襲った人物と手口がにていると言います。

田所がクラス全員で吉岡のお焼香に行こうと提案しますが、状況が良くないので先生方に止められます。一方、日向は吉岡が通っていた中学校で吉岡のことを聞きに来ました。中学に入学して間もなく、真紀子のモンスターペアレントぶりは職員室で有名でした。ことあるごとに難癖をつけ吉岡を連れ帰ることもしばしば。ですが吉岡は諦めたように従っていたと言います。一方、3歳下の妹が入学すると、真紀子は何も言ってきません。

妹に関しては無関心な母親だったのです。その後、校内で妹と話しましたが、ウサギを殺したのはお兄ちゃんだと私も思う。と話しました。その頃、学校を訴えるよりも個人を訴えた方が勝算があると助言を受けた真紀子は、長谷部と霧島、そして日向を訴えると言っていました。一方、日向は白井と話をしていました。白井は高校の頃虐められており椿が丘高校を退学していました。ですが、虐めていた生徒が歩道橋から落ちたのです。

それは白井のために吉岡がやったことでした。「次は私が圭吾を助けなきゃ。あと１人」そう言う白井。顧問や長谷部を襲っていたのは白井だったのです。それを知った日向は止めようとしますが逃げられてしまいます。「明日の約束」ネタバレはまだまだ続きます！

「動画の件であの日教室にいた霧島先生と日向先生が生徒の間で疑われています」と増田に報告を受けます。一方、学校からの帰り道、ジャーナリストがまた日向に話を掛かけてきました。白井の件を知っていました。あと一人は母親ではないかと言うジャーナリスト。また、母親との関係に吉岡は疲れていたのではないか、と日向と同じ意見を持っていました。その日の夜、本庄家との会食がありました。ですが、トラブルで遅れます。

増田は吉岡の妹英美里が援助交際をしている所に止めに入っており、そこに日向も偶然居合わせたのです。英美里は「あの人は私の事なんて見てない。ずっと前から」と気持ちを吐き出しました。日向と増田で吉岡の自宅に英美里を送りますが、日向と自分の娘が一緒にいることに驚く真紀子。「英美里ちゃんの話を聞いてあげてください」という日向に「あなたに言われたくない」とドアを閉めてしまいました。

一方、本庄家との食事会をドタキャンしたことにヒステリックを起こしていました。本庄に謝りに行った日向。「僕や両親は大丈夫だ」と言う本庄に、「私が悪いけど、あの人は自分が恥をかいたことに怒ってる」など母親の悪いとこを並べ立てていると、「親を悪く言うな」と態度を一変日向を怒鳴り暴力を振るいました。「あの人は気を付けた方がいい」という母親の勘が的中したのです。

内容を確認すると、「僕はお母さんのせいで死にました」というメッセージが残されていたのです。その頃、真紀子が吉岡の部屋へ入ると、机に置かれたスマートフォンが光っていました。

翌日、本庄が日向の家を訪れ母親と仲良く話をしていましたが、日向を見た途端土下座をし謝罪をしました。理由を聞いた母親の態度は豹変し「へんなことをしたら許さないわよ」そうヒステリックになりました。翌日、学校には弁護士から「この件から手を引かさせてもらいます。どうか穏便に」そう言ってきました。弁護士が言うには、吉岡が母親から虐待を受けていた証拠が出てきたというのです。

英美里は真紀子のパソコンに入っているデータを移し、データを消去しました。そのことに気が付いた真紀子は英美里の首に手を掛けようとしますが、父親が帰宅します。事情を知らない父親に、「あんたに関係ない。家を出ていく。児童相談所にも通報した」と言いました。その日、ニュースには真紀子が息子を盗聴していた事実が報道されました。その頃、白井が盗んだ霧島のパソコンが日向の手元に渡ります。

自分がいじめを受けた時と同じことが、今1年B組で起こっていると言っていた白井。日向はパソコンの中身を確認し、霧島と話をします。いじめの原因を作っていたのは霧島でした。それを問い詰めると、不気味な笑みを浮かべたのです。

「僕は種を撒いただけですよ。クラスメイトから吉岡が無視をされるように持って行ったのは渡辺だ」そう言う霧島。霧島は吉岡が霧島に告げ口しているように生徒1人1人に話を聞く振りをし、無視をされる原因を作っていました。霧島が吉岡に目を付けた理由は母親でした。真紀子は、霧島が以前勤めていた高校で問題を起こしたこと話してきたのです。一方、白井は警察へ行きました。そして、日向は霧島のパソコンのデータを提出。

霧島は、事を荒げたくない学校の要望で依願退職となりました。また、吉岡から告白を受けていたと報告をした日向も辞表を提出しました。その頃、真紀子は吉岡の部屋で首を吊ろうとしていました。

首を吊ろうとしている真紀子の元へ、日向がお線香をあげに訪れます。が、その隙に2階へ上がり自死しようとする真紀子。「圭吾がどう思っていたのか聞きたい。耐えられない」そう言います。真紀子は、自分が正しい親でありたかった、何が間違っていたのかと問いかけます。そして、「私はあの子のこと何もわかっていなかった」と泣き崩れました。一方、霧島と日向が退職することが職員室で持ち切りです。

本庄は、仕事を辞め、夢だった医者を目指すために医学部進学を決めました。英美里は母親の元へ戻りました。日向は、学校を辞め、実家を出ることを決めました。そして、2学期の修行式に退任の挨拶をしました。「自殺という行為が辛い現実から逃げる為の手段だと思ってほしくない。死を選ばずに生きているということを誇りに思ってほしい。生きていると辛いことがあるけど、辛かったら逃げてくだい。」という言葉を送りました。

日向の机には、17年前から返事を書いていなかった母親との交換ノートが置いてありました。そこには、「私はお母さんの娘だけど、お母さんの為だけに生きることはできない。病気の時、優しくしてくれてありがとう。腕に怪我をさせたこと、ごめんなさい。守ってくれて嬉しかった。明日の約束、私は私の為に生きていきます」とう書いてありました。以上で、ネタバレは終わりです。続いては原作のネタバレをどうぞ。

ドラマ「明日の約束」のあらすじを最終回の結末までをネタバレしましたが、どのような感想を持ちましたか？「明日の約束」にはモデルにした作品がありました。それは、福田ますみさん著作のノンフィクション作品『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』です。「明日の約束」のネタバレ結末を迎えてからこの作品の概要を知るとますます興味深いものとなります。では概要をネタバレしていきます。

丸子実業高校に本当にあった「いじめ自殺事件」は、「明日の約束」のモデルとなった話です。これは、丸子実業高校に通うある不登校生徒の自殺によってその母親が高校に対し執拗に責任を求めた事件です。「明日の約束」のネタバレにもあるように、吉岡と真紀子の話と想像していいでしょう。この事件は、現代社会に蔓延る”モンスターペアレント”に焦点を当て、自殺した生徒の加害者は一体だれだったのかという話になります。

生徒による自殺、母親からの学校に対する責任の要求、そして学校側の反撃…。高校と母親による控訴が繰り返されることになりました。最終的な結末は、母親に対し校長やバレー部らに損害賠償の判決等がくだりましたが、未だに支払いはされていません。虐めという確固たる事実は確認されず、遺書には母親のせいで死ぬという紙が残されていたと言います。結末は、被害者だと訴える母親自信が加害者だったのです。

「明日の約束」ネタバレでは、一連の事件がフィクションとして描かれ、裁判はせずに”穏便”にことが収束していましたが、モデルとなった事件ではセンセーショナルな部分が多くみられます。一人の母親によって起こされた事件は、今後教育史に残る大事件となるでしょう。「明日の約束」のネタバレを読んで頂ければ、凡その概要は同じですので、気になった方はもう一度ネタバレを読み直してはいかがでしょうか。

「明日の約束」のネタバレを含む感想その1。ネタバレでもありましたが、最終回での終業式での日向が話したメッセージに絶賛の嵐でした。息苦しい現代社会だからこそ響いた結末の言葉だったでしょう。結末では母親から離れた日向は、飼い離されたウサギのようです。また、井上真央さんの演技も好評でした。第1話のネタバレから最終回までのネタバレまで、苦悩する日向を演じた井上真央さんには今後も期待大です。

「明日の約束」のネタバレを含む感想その2、最終回にすべての人へ向けた井上真央さんの演じる日向のメッセージを称賛する声が多くみられました。ネタバレでもありましたが、毒親を持ち苦悩してきた過去がある日向だからこそのメッセージでした。ネタバレを通し、事件が収束に向かいそれぞれが家庭の事情を自分なりに解決しようとする姿見えました。”逃げる勇気”という言葉や結末に救われた方もいたのではないでしょうか。

「明日の約束」のネタバレを含む感想その3、井上真央さんの演技力に絶賛する声が多く聞こえました。自殺をしてしまった吉岡のことを蔑ろにせず彼の心を汲み、またそれだけではなく残された周りの関係者の心も尊重した結末に、最終回は右肩あがりで評価が高まっていました。ネタバレでは、謎が深まる始まりから、最終回ではスッキリする結末を迎えたので、ネタバレの次はぜひドラマもご覧ください！

ここまで、ドラマ「明日の約束」の最終回の結末までのあらすじをネタバレ、原作の内容をネタバレしてきましたがいかがでしたでしょうか。ネタバレづくしのまとめでしたが、「明日の約束」の魅力がたっぷり詰まっていることでしょう。いじめや毒親、またモンスターペアレントという現代社会の問題になっているテーマを扱ったヒューマンミステリーは感慨深いものがありました。

「明日の約束」を通して、母親と子の関係性、学校と保護者の関係性、生徒と教師のコミュニケーション等、自分の立場になって考えるキッカケとなった方もいることでしょう。「明日の約束」のネタバレをでは、一人の母親と自殺をしてしまった生徒に焦点を当て重要な個所を紹介してきましたが、本編ではもっと様々な内容が詰まったストーリとなっています。ネタバレの次はドラマ「明日の約束」本編をご覧になってはいかがですか？