花燃ゆ(大河ドラマ)のキャスト一覧まとめ!あらすじも紹介【井上真央】

大河ドラマ「花燃ゆ」のキャスト一覧やあらすじなどを紹介していきます!激動の時代を駆け抜けた幕末の志士たちの熱いドラマと、志士を支えた吉田松陰の妹文の生涯を描いた「花燃ゆ」。歴代大河ドラマのワーストに入る低視聴率と言われていますが、果たして視聴率と面白さは関係するのでしょうか。第1話から最終回まで目の離せない内容となっている「花燃ゆ」を今もう一度ご覧になってみませんか?

花燃ゆ(大河ドラマ)のキャスト一覧まとめ!あらすじも紹介【井上真央】のイメージ

目次

  1. 花燃ゆ(大河ドラマ)のキャスト一覧やあらすじが知りたい!
  2. 花燃ゆ(大河ドラマ)の作品情報
  3. 花燃ゆ(大河ドラマ)のキャスト一覧
  4. 花燃ゆ(大河ドラマ)のあらすじ
  5. 花燃ゆ(大河ドラマ)の視聴率はどれくらい?
  6. 花燃ゆ(大河ドラマ)のオープニング曲が素敵と話題!
  7. 花燃ゆ(大河ドラマ)を観た感想や評価は?
  8. 花燃ゆ(大河ドラマ)のキャスト一覧やあらすじまとめ

花燃ゆ(大河ドラマ)のキャスト一覧やあらすじが知りたい!

2015年にNHKで放送されていた大河ドラマ「花燃ゆ」のキャスト一覧やあらすじを一覧にして紹介していきます。また、「花燃ゆ」のオープニングの話や感想なども紹介していきますので、ぜひ最後までお楽しみください!

花燃ゆ(大河ドラマ)の作品情報

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」は吉田松陰の妹が主人公の、江戸末期から明治にかけてのストーリーです。久坂玄瑞の妻となる杉文が吉田松陰の妹です。吉田松陰が開塾した”松下村塾”の塾生が動乱の幕末を駆け抜けた軌跡と、山口県と後半は群馬を舞台に繰り広げられる文の生涯を全50話に渡り描きました。ナレーターには、声優の池田秀一さんが務めました。

花燃ゆ(大河ドラマ)のキャスト一覧

それでは、大河ドラマ「花燃ゆ」の主要キャストを一覧にしましたので、「花燃ゆ」のキャストをご確認ください。

キャスト一覧①久坂美和 / 井上真央

ドラマ「花燃ゆ」の主人公である松陰の妹文を演じたキャストは、女優の井上真央さんです。文は、杉文→久坂文→久坂美和→楫取美和と名前が変わりました。長州藩士の家に生まれた文は、杉家の四女として育ちました。幼少の頃は人見知りがひどくいつも姉の後ろをついて回る子供でしたが、兄の松陰によって勉学に興味を持ちます。そして、楫取と共に時代を駆け抜けていきます。

キャスト一覧②楫取素彦 / 大沢たかお

楫取素彦を演じたキャストは、俳優の大沢たかおさんです。楫取は、小田村伊之助から楫取素彦へと名前が変わりました。長州藩士として奮闘した後、群馬県令となりました。文の姉である寿(ひさ)と結婚しますが、亡くなったあとは妹の文(美和)を後妻としました。寿との間には、小田村家を継いだ長南の小田村篤太郎と楫取家を継ぐ次男の楫取久米次郎がいます。美和との間には子供はありませんでした。

キャスト一覧③吉田松陰 / 伊勢谷友介

吉田松陰を演じたキャストは、俳優の伊勢谷友介さんです。吉田松陰は、叔父の吉田大助の養子として吉田家に入り名が吉田寅次郎ですが、本名は不明のままです。松陰というのは”号”です。長州藩士でしたが、脱藩し過激な尊王攘夷を主張し、安政の大獄の最後の死刑者として死刑されてしまいます。文の兄として、また、塾生の師として教えを説いてきました。現在も松陰の教えは受け継がれています。

キャスト一覧④久坂玄瑞 / 東出昌大

久坂玄瑞を演じたキャストはは、俳優の東出昌大さんです。久坂は、医者の息子として生まれますが、早くに両親を亡くし一人で生きてきました。松下村塾の塾生として奮闘します。文と結婚し、家庭を築きます。松陰と同じく過激な尊王攘夷運動をしますが、禁門の変で自害しました。文との間に子供はありませんでした。松陰の意志を受け継ぎ、激動の時代を駆け抜けましたが、惜しくも亡くなった隠れた志士です。

キャスト一覧⑤高杉晋作 / 高良健吾

高杉晋作を演じたキャストは、俳優の高良健吾さんです。高杉は、長州藩士として倒幕運動に参加しました。また、実家は格式高くお金もあったので、派手だったという説もあります。また、高杉は辞世の句が非常に有名で、「おもしろきこともなき世をおもしろく」という句は一度でも聞いたことのある方はいらっしゃるのではないでしょうか。歴史ゲームなどにも度々登場するほど有名になった高杉にも注目してご覧ください。

キャスト一覧⑥伊藤博文 / 劇団ひとり

日本の初代総理大臣伊藤博文を演じたキャストは、お笑い芸人の劇団ひとりさんです。伊藤は伊藤利助 → 伊藤博文と名前が変わりました。吉田松陰を師とし慕ってきた伊藤は、松陰の志であった”尊王攘夷”を掲げ幕末を駆け抜けた志士の一人でもあります。伊藤は初代首相の為後期部分にしか注目されませんが、「花燃ゆ」では首相になる以前のことが描かれているので、伊藤が何を成し遂げたのかを「花燃ゆ」で学ぶのもいいでしょう。

キャスト一覧⑦井伊直弼 / 高橋英樹

井伊直弼を演じたキャストは、俳優の高橋英樹さんです。井伊直弼は、幕府の大老として有名です。そして、吉田松陰が死刑になってしまった”安政の大獄”や、大老井伊直弼が暗殺された”桜田門外の変”なども歴史では大変重要な事件でした。度々井伊大老の暗殺は様々な作品で描かれますが、「花燃ゆ」でも描かれました。藩士たちの熱い想いが交わった幕末を語る上では外せない人物です。

花燃ゆ(大河ドラマ)のあらすじ

「花燃ゆ」あらすじ一覧①

〈第1話〉文の幼少時代から物語は始まります。ある日、明倫館という藩の学校で先生をしていた小田村伊之助と出会います。明倫館では、伊之助が落とした「海防憶測」(国で禁止されている本)を拾った文の伯父である文之進が本の持ち主を探し批判をしていました。すると、寅次郎(後の吉田松陰)が生徒に向けて「人はなぜ学ぶのか?この世のために、己がすべきことを「知る」ために学ぶのです!」と話していたのです。

〈第2話〉江戸に向かった寅次郎は、有名兵学者の佐久間象山に入門を許されていました。すると、寅次郎は家族に何の相談もなしに脱藩してしまったのです。伊之助と知り合いになった文は、伊之助の身の上話を聞き、縁談が亡くなった姉寿と結婚してほしいと頼みます。するととんとん拍子に縁談は進み、伊之助と寿は結婚することになりました。一方、寅次郎は萩に戻され謹慎処分となりました。

「花燃ゆ」あらすじ一覧②

〈第3話〉寅次郎は脱藩罪で吉田家からは断絶、武士の身分も剥奪され父百合之助の保護監視下になり、この年にペリーが来航しました。寅次郎は黒船から日本をいかに守るかを書いた建白書「将及私言」について、藩主宛に匿名で出されました。久坂玄瑞と知り合った文は2人で山越えをし黒船を見に行きます。大人しくすると約束した寅次郎でしたが、水面下ではある計画を立て始めていました。

〈第4話〉アメリカへ渡り勉強をしたいと思っていた寅次郎と弟子の金子重輔は黒船に乗り込んだ罪で牢獄に入れられてしまいました。ですが、ペリーがこの行動を称賛したため死罪にはならずに済みました。藩では寅次郎の処分について話されます。そして、生きて出てきた者はいないとされる萩の野山獄に入れらることとなったのでした。

〈第5話〉牢獄された寅次郎には物資のやり取りだけは許可されました。牢獄されてから2ヶ月間、寅次郎が読んだ本は100冊を超えました。弟子であった金子は道を隔てた岩倉獄に入れられていましたが、病気の為亡くなりました。寅次郎との絆であった”ボタオ”を預かった文は、兄である寅次郎へ金子の意志を託すという決心をしました。

「花燃ゆ」あらすじ一覧③

〈第6話〉不貞の為野山獄に入れられた唯一の女性囚人である高須久子に亡き父の遺品を届けて欲しいと頼まれますが、久子の家は取り合ってくれず…。ある日、寅次郎が「例え一生、獄中にあろうとも、こころを磨いて、自身のこころを見つめ、誠を尽くせば、人というのは生まれ変わることができる!」と熱く囚人たちに教えを説いたことで、翌日から寅次郎の講義が始まることになりました。

〈第7話〉獄囚の「更生」を説いた「福堂策」を寅次郎から受け取った伊之助は、この意見書は日本中の者たちの為になると感銘を受け桂小五郎に手紙を書きます。このお陰で寅次郎は自宅謹慎と処遇を軽くする案がでますが寅次郎はそれを拒否しました。ですが、獄囚たちの心を動かしていた寅次郎は、彼らに背中を押され獄から出ることになったのです。

「花燃ゆ」あらすじ一覧④

〈第8話〉自宅謹慎になった寅次郎の元に久坂から手紙が届きますが、久坂の手紙には中身がないと突っぱねます。寅次郎を慕う者が沢山いるところ見た文は、私塾を開く提案をし開きました。一方、久坂は寅次郎に論破されても負けじと手紙を送りました。久坂がけんか腰で寅次郎の元へ行くと、後に日本を動かすことになる人物たちと喧嘩を…。久坂の一人で学ぶ姿勢を寅次郎に買われ、友人として塾で学ばないかと言葉をかけたのです。

〈第9話〉寅次郎の塾は話題になり多くの塾生が集まりました。文は塾生の為にご飯を作ったりと大忙し。そんな折、高杉がやってきますが、武士の高杉よりも久坂の方が勉学に励みます。お金持ちの高杉が入れば塾の運営が何とかなると思った文は高杉を塾に勧誘しますが、それを突っぱねます。ですが、高杉は熱いものを秘めていると知った寅次郎は高杉を塾に誘います。そして、高杉は寅次郎の塾に参加することにしたのでした。

〈第10話〉寅次郎の塾は身分を問わず誰でも学べるとあり、続々と入塾者が集まりました。そこには後の総理大臣になる伊藤もいました。そんな時、塾生は明倫館の生徒と喧嘩するといったことが起きます。また、塾生の稔麿が江戸に行って学びたいと申し出ます。ですがそう簡単に行ける手はずはなかったのですが、稔麿の熱い想いから伊之助が手はずをし、無事江戸に遊学することが決まりました。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑤

〈第11話〉塾には”松下村塾”という看板が掛けられます。そして、儒学を学ぶ女子大というものも誕生し、そこで文やその友達も学ぶことになりました。日本について議論をする中、虎次郎は日本の歴史から日本のすばらしさを学ぼうと提案します。ある日、伊之助の元に全て政府に従うようにと命令されますがそれに同意しかねる伊之助…。一方、文と久坂は夫婦になることが決まります。

〈第12話〉杉家で暮らすことになった久坂。幕府が緊迫する中、久坂藩医として江戸遊学を許可されました。江戸で本気で勉強をする為に久坂は文と離縁をしようと申し出ますが、文は萩で待っていると言い、何とか丸く収まり、そして、文の兄には子供が誕生します。杉家は楽しい空気に包まれていましたが、一方寅次郎は何かを一心に机に向かって書いていました。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑥

〈第13話〉1858年、井伊直弼が大老に就任します。そのころ、萩ではコレラが流行っていたのです。西洋の知識と文明が必要だと考えていた井伊は勅許を待たずにアメリカとの修好通商条約を締結。寅次郎たちは、そんな尊皇攘夷派の考え方とは違っていたのです。寅次郎は勝手なことをする幕府に対し「大義を議す」という建白書を書きました。そんな中、文の母はコレラで亡くなったのです。

〈第14話〉「安政の大獄」が始まります。寅次郎や伊之助はそんな状況に危機感を持ち、藩に意見書を提出していきます。ですが、それらはすべて却下されるのです。自分の願いが届かない中、寅次郎は井伊直弼の命令で動いていた間部詮勝の暗殺計画を企てます。ですが、その計画が家族にバレ、「何もできない藩は潰れてしまえ」という寅次郎は、野山獄に投獄されることに…。そして”松下村塾”は閉鎖となるのです。

〈第15話〉野山獄に入れられても尚暗殺計画を諦めていなかった寅次郎。冷静さを失っていた寅次郎と塾生の手紙のやり取りは続いており、それを危惧した小五郎は伊之助にやめるように言います。この熱い思いに突き動かされ脱藩し暗殺計画を実行しようとした塾生文の友人すみの兄野村でしたが、見つかり岩倉獄に入れられます。ただ家に戻ってきてほしい文の想いとは裏腹に頑なな寅次郎でした。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑦

〈第16話〉高杉らは萩を離れ、寅次郎の元には江戸から寅次郎の召喚状が届いたのです。自分の気持ちを素直に伝える覚悟があった寅次郎はその命令を素直に受け入れ江戸に向かことになりました。文はこれかもみんなの生きる希望であってほしいと思っていました。「至誠にして動かざるは未だこれ有らざるなり」という寅次郎の熱い想い。江戸に向かう日は雨、寅次郎は最後になる萩を見納めました。

〈第17話〉寅次郎は、江戸の伝馬の牢獄に入れられました。そんな中でも、寅次郎は高杉によって情報を得ることが可能でした。寅次郎は尋問されますが、罪になるようなことは聞けず。寅次郎は自分の想いを正直な気持ちで伝えます。すると、とうとう井伊と直接話すことに。そして話した挙句「死罪」となりました。そして死刑の前、「留魂録」と「永訣の書」をしたため、伊之助によって萩へと持っていかれました。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑧

〈第18話〉寅次郎がいなくなったことで、塾生たちは恩師の意志を引き継ぎ、闘志に燃えていました。その年、井伊は桜田門で暗殺されました。寅次郎の意志「尊皇攘夷」を貫こうと伊之助と久坂は働きかけますが、うまくいきません。そんな中、”松下村塾”は再開します。塾生は寅次郎の想いを引き継ぎ、躍起になっていました。そして、坂本龍馬が久坂を訪ね杉家へやってきました。そして、久坂も動き始めるのです。

〈第19話〉ある日、文の元へ高杉が「妻の雅と友達になってほしい」とやってきます。我の強い雅はそれを突っぱねますが、文と一緒に「組みひも作り」をし仲を深めていきます。「尊皇攘夷の遂行」と「異国をこの目で見る」という寅次郎が果たせなかった2つの願いを遂行しようと久坂と高杉、他塾生たちは奔走します。高杉は藩令により上海へ行きました。雅はそんな高杉を萩で待ちます。

〈第20話〉井伊が亡くなり幕府の権威が失墜する中、高杉は萩へ戻ってきました。そして、尊王攘夷は優勢になていたのです。久坂や高杉の働きかけで長州藩は尊王攘夷へ方向転換していくことになったのです。伊之助は長州藩が尊王攘夷から外れないよう徹底的に事を進めるよう働きかけます。一方、長州の計画を世に知らしめる為に、いざこざはありましたが、久坂や高杉たち8名は英国大使館に火を放ったのでした。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑨

〈第21話〉寅次郎(吉田松陰)の復権が認められ、吉田家は復活。小太郎が吉田家を継ぐことになりました。塾生たちも躍起になって奔走した甲斐もあり、幕府の攘夷決行日は着々と決まっていました。そんな中、久坂が京で女性から人気があるという話を文は小耳にはさみます。京へ会いに行った文、久坂は医者から武士になっていました。そして、攘夷決行の日、田ノ浦にはアメリカ船が…。いよいよ始まりました。

〈第22話〉上手くいくと思っていましたが、アメリカ船、フランス船、オランダ船と次々に攻撃にやってきました。想定外の事態に久坂は茫然とします。そんな時、高杉がやってきて、身分関係なく戦える戦力が必要だといいます。そして、騎兵隊を結成しようと高杉は奔走します。ですが、今は長州を強くすることが大事だ!という高杉と、無謀だろうがどうなろうが京に行き国を動かくことが大事だ!という2人の意見は対立します。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑩

〈第23話〉攘夷実行に向け、長州は全員で動いていましたが、他の藩は他人事で傍観するのみ。一方、文と久坂の間には不穏な空気が流れます。久坂の浮気疑惑があったのです。文がそのことを遠回しに聞くと、あっさり認める久坂。ですが、その相手は長州の動きが知りたい薩摩藩のスパイだったのです。攘夷に向けての動きも上手くいかず、長州は失墜していき、どうすることもできない久坂だったのです。

〈第24話〉高杉は、藩の政を担う役目になりましたが、「進発派」と「進発派」の仲裁は上手くいきませんでした。一方、久坂は伊之助から次男の久米次郎を久坂家の跡取りに養子を頼み、久米次郎は養子になりました。そして久坂は上洛していきいますが、新選組に見つかってしまった久坂。稔麿と入江、高杉が助っ人に来て何とかその場は凌げますが…。高杉は師の意志を果たそう!と長州藩を脱藩してきたのでした。

〈第25話〉ですが、高杉は脱藩罪で野山獄へ入れらます。京に残った久坂たちは反撃のチャンスを窺っていました。一方、伊之助は寅次郎の罪を背負わされ長崎へ左遷させられます。そんな中、新選組による池田屋事件が勃発したのです。寅次郎の友で同じ志を持つ宮部と稔麿は亡くなります。久坂はひしひしと怒りに燃えていました。そして、文と久坂は家族の夢を語りますが、闘志に燃える久坂がいました。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑪

〈第26話〉伊之助と取引をしていたグラバーが突然武器は売れないと言いだします。四国連合艦隊が報復の為日本へ向かっていると連絡も入り…。そんな中、一橋慶喜から兵を退去せねば長州を討つといった内容の書状が届きます。ですが、長州では意見が2つに割れまとまりがなくなっていました。ですが、最終的に案はまとまり、御所へ攻撃へ行くことが決まったのでした。

〈第27話〉入江たちと御所へ向かう久坂。最初は戦闘は有利に働きます。ですが、この戦法を提案した来島は、西郷たち薩摩藩の攻撃によって討ち死にしてしまいました。久坂も戦況は最悪の状態にありました。鷹司邸に入りましたが、鷹司には御所を戦場にしたことを責められ話は聞いてくれませんでした。そして、久坂と寺島は鷹司邸で自害をしたのです。萩では養子縁組は解消され、文は城中で働くことを決めました。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑫

〈第28話〉文は毛利家奥御殿で働くことになります。文は、高杉に儀礼用の装束を届けるために下関へ向かいました。一方、高杉は下関を異国との貿易港として開く協定を結ぶことができました。この後、伊之助から「美和」という名前をもらいました。これには、寅次郎・久坂・伊之助が文を守るという意味が込められていました。ですが奥では、美和が久坂の妻だと知れ渡り美和を憎むもの、敵対するものが多くいました。

〈第29話〉長州が狙われ安定しない中、城を引っ越すことになりましたが、全員を連れていくとなると部屋数が足りないので、暇に出すことに。その役目を美和がやることになったのです。ですが、美和の想いが届き奥の姫などは美和に協力してくれることに。一方、西郷は桂小五郎や高杉を邪魔に思っていました。時代が着々と進む一方で、美和の人生も進んでいました。

〈第30話〉寅次郎の命日が近づくある日、伊之助は野山獄に入れらてしまいます。そして、命日の10月27日が訪れました。寅次郎の墓前には敵の目が光っていましたが、美和が策を練り命日に墓に行かないことを高杉に伝えていました。獄にいる伊之助に会いに行った高杉は、再び闘志を誓いあうのでした。そして、奥の銀姫がご懐妊します。銀姫は美和を世話役に指名し、美和は奥での地位を獲得しつつあったのでした。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑬

〈第31話〉幕府からは長州藩に対し処罰が出ていました。そんな中、伊之助の斬首刑が決まったのです。美和はそんな伊之助を助けたいと思い、命乞いをしますが、無礼だと座敷牢に入れられます。ですが、銀姫が美和を出してくれたのです。美和は野山獄へ行き伊之助の元へ…。野山獄には寅次郎が刻んだ「至誠」という字がありました。その字を見た2人は、最後の砦高杉へと思いをむけるのでした。 

〈第32話〉長府功山寺で挙兵をした高杉。長州同士の激しい闘いになりましたが、何とか勝利をしました。その頃、高杉の妻雅が美和と銀姫の計らいで内密に奥で働くことになりましたが、都美姫にばれてしまいます。ですが、高杉の敵である奥に妻がいるということを逆手に説得した銀姫の後押しもあり、何とか雅は無事でした。美和の”長州同士の争いをしていてはいけない”という熱い想いに突き動かされた都美姫でした。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑭

〈第33話〉長州藩同士の内戦はこれで停戦ということになりました。そして、再び長州一丸となり幕府への決戦へとなっていきます。銀姫は「興丸」という子供を無事出産しました。そして、銀姫によって興丸の守り役になんと美和が抜擢されますが、美和は戸惑います。父の百合之介の体調が芳しくなかったのです。ですが、銀姫の計らいで一度萩に戻った美和は、興丸の守り役として頑張ることを決めたのでした。

〈第34話〉長州藩の城が再び山口へ戻り、美和は興丸守り役として新たな一歩を踏み出しました。一方、伊之助の元には龍馬がやってきて、幕府を倒すには薩長同盟しかないと助言します。何と、龍馬は既に長州の宿敵薩摩には薩長同盟の話もし、了承も得ているとのこと。ですが、その話を聞いた美和は、久坂のことがひっかかり薩長同盟に良い顔はしません。そしてそんな中、父が亡くなったという知らせが入ります。

〈第35話〉幕府との決戦が違づく一方で、美和の奥での地位も上がっていきます。ある日、敬親は美和に「これからどうなってしまうのか。伊之助まで失くしてしまったら…」と胸の内を話してくれます。その頃高杉は、戦いに向け奮闘していました。小倉口では長州藩と幕府が激しい闘いをしていましたが、何とか長州を優位に進め、幕府軍は撤退、長州には希望の兆しが見えてきます。幕府では家茂が亡くなり、大きく動きます。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑮

〈第36話〉奥では上の地位まで登ってきた美和。興丸は野菜嫌いでしたが、美和の”興丸が自分で野菜を作る”という案で克服しようとします。一方、伊之助は幕府から命を狙われており危険な状況にありました。そして”楫取素彦”と名前を変えることになりました。そんな時、京に久坂の隠し子がいるという事実が出てきます。動揺する美和に、引き取って育てるという提案を高杉はしますが…。

〈第37話〉いよいよ、薩長と幕府は決戦を始めます。「鳥羽・伏見の戦い」の戦いです。そんな中、美和は久坂の遺した子を探しに京へ来ていました。ですが、偶然助けた親子秀次郎と辰路が探し人だったのです。一方、戦いは薩長の勝利となり、江戸では無血開城が行われ、江戸から「東京」へと名前を変える時代へとなります。楫取や木戸孝允らは新政府に係り、「版籍奉還」について話し合われることになったのです。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑯

〈第38話〉江戸から明治へと元号が変わりました。そして長州は領地を返上したのです。闘いが続いた長州の財政は火の車状態。武士以外の身分は「解雇」という形を取るというのです。このことに反感を買い反乱軍などで混乱状態の長州。再び戦が始まろうとしている中、奥の女性たちは準備を始めていました。若い兵士と話す機会のあった美和は、熱い闘志を抱き戦ってきたことを聞くのでした。

〈第39話〉明治4年床に臥せていた敬親を美和は看病をしていましたが、その看病も空しく敬親は他界します。そして、そのタイミングで「廃藩置県」を始める政府。廃藩置県によって大奥は解体されることになります。楫取は妻の寿と萩に戻り畑仕事を始めますが、今まで闘いで住民からは反感を買われていた楫取は、近所と上手くいきませんでした。一方、美和の元には秀次郎がやってきました。

〈第40話〉秀次郎の実母である辰路がどういうわけか秀次郎を手放しのです。美和は秀次郎を育てることを決意します。秀次郎は、マイペースな性格で教育するところがたくさんありましたが、美和の愛情ある教育へ大変いい子へとなっていました。一方、楫取は近所の人達の誤解を解き、用水路の開発を村人と進めていました。今まで優秀な働きをしていた楫取に中央政府は目をつけ、再び政界へと招き入れようとしていました。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑰

〈第41話〉美和は引き取った秀次郎を辰路の元へ返しました。明治5年、明治政府は製糸業に力を入れようと群馬に富岡製糸場を作りました。そして、その重要な群馬を任せられる県令を探していた木戸は、楫取しかいないと楫取に話をします。一度は断りますが、木戸の熱い想いに県令を了承します。妻の寿は体が弱く、群馬へ行っても何もできない為、美和も同行し楫取を支えてほしいとお願いしたのでした。

〈第42話〉美和と群馬にやってきた楫取は、星野という青年と一緒に富岡製糸場を見学しに行くことになりました。星野は、品質のいい日本の製糸をアメリカで売りたいという夢があり、楫取はその夢を叶えたいと思っていました。そして、楫取の部下である阿久沢に星野をアメリカへ行かせようという提案をしますが賛同は得られず…。ですが阿久沢の妻の後押しで星野はアメリカへ行くことになったのでした。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑱

〈第43話〉寿の病状は良くありませんでした。そんな時、萩では前原が「萩の乱」を起こしていました。「秩禄処分」によって士族たちの不満が募っていたのです。楫取と木戸は、元同志たちの反乱に頭を抱えていました。他にも士族の反乱は起こっていました。ですが、これらの反乱は政府によって鎮められることになっていました。木戸は楫取に胸の内を語ります。四民平等が必要だと。

〈第44話〉群馬では、楫取による教育が必要だという教えを説いていましたが、阿久沢は「これからは商売が大切だ」となかなか意見がかみ合いません。楫取と美和は、教育に力を入れようと決意しました。美和は、製糸工場の人達にはまず字を学んでもらおうと躍起になります。一方そのころ、鹿児島では西郷による「西南戦争」が起こっていました。木戸は、ようやくまとまりかけた国にまた反乱が起こり頭を抱えていました。

〈第45話〉群馬で作られた製糸が粗悪な加工がされ大量に世に出回っていました。製糸に力を入れ初めた日本には大打撃です。品質を守るルール作りをするため説得に駆け回る楫取。そこに偶然美和も居合わせます。そして、大雨が降ってきたため近くの宿やへ2人は泊まることになりました。

「花燃ゆ」あらすじ一覧⑲

寅次郎の教え通り、自分の決めた志のために奔走する楫取と美和。美和は教育に力を入れることを決め、子どもよりもまずは母親が学ぶことから始め、読み書き・そろばん・料理など美和は学び舎をはじめたのです。そして、萩では松下村塾が再開されました。そして、楫取によって女児学校が開校されたのです。楫取の働きで製糸業はますます盛んになっていきます。

寿が亡くなったことで、2人の間には再婚話がでます。最初は遠慮した美和でしたが、2人は夫婦になることになりました。そして、秀次郎が久坂の正式な跡継ぎとなります。一方政府は、列強諸国の仲間だということを知らしめるべく”鹿鳴館”を作りました。そして、その鹿鳴館に毛利元徳が招いてくれることになったのです。いよいよ2人は鹿鳴館へ社交界デビューし物語は終わります。

花燃ゆ(大河ドラマ)の視聴率はどれくらい?

大河ドラマ「花燃ゆ」の平均視聴率は、12.0%でした。(各話の視聴率を一覧で掲載するサイトもあります。)2012年の大河ドラマ「平清盛」に並ぶ最低視聴率だという結果がでています。理由は、女大河がダメだとか言われていますが、一つは、スポットが幕末の有名偉人ではなかったことも理由だとも言われています。ですが、歴史の導入としてはとてもおススメの大河ドラマです。豪華キャストな所もおすすめです。

花燃ゆ(大河ドラマ)のオープニング曲が素敵と話題!

大河ドラマ「花燃ゆ」は、視聴率は低かったものの、オープニング曲が素敵だと話題になりました。ドラマ「花燃ゆ」のテーマにマッチしたこの曲。途中、何か言葉を言っています。それを調べてみたところ、吉田松陰が亡くなる直前に残した和歌「愚かなる吾れをも友とめづ人はわがとも友とめでよ人々」を歌っていました。

この和歌には、”愚かな私を友として大事に思ってくれる人がいるとしたら、私の友についても、私と同様に大事に思って欲しい”という意味があり、オープニングから松陰を感じる曲に、歴史ファンからは絶賛です。

オープニング曲を担当したのは川井憲次

このオープニング曲を担当したのは、「機動戦士ガンダム」「三國志Online」など多くのサウンドトラックを作曲する川井憲次さんです。川井さんは、「花燃ゆ」という激動の時代を駆け抜け、時代を動かした吉田松陰率いる塾生の力強さと、それを蔭から支える文の柔らかな音色を表現しながら作ったと語ります。第1話から最終回までをオープニングの”音”で表現した本作のオープニングが絶賛される意味が分かります。

花燃ゆ(大河ドラマ)を観た感想や評価は?

大河ドラマ「花燃ゆ」の感想①

「花燃ゆ」の主人公は有名ではないですが、作品の内容は素晴らしいものだと言えるでしょう!また、脚本家の手腕にもかかっているとも言えます。

大河ドラマ「花燃ゆ」の感想②

彼ら熱い闘志を抱く志士がいたから今がある、本当にその通りです。幕末の志士たちの想いを受け継いだからこそ今がある、それを忘れずにいなければいけません。

花燃ゆ(大河ドラマ)のキャスト一覧やあらすじまとめ

ここまで、大河ドラマ「花燃ゆ」のキャスト一覧からあらすじ、視聴率、また感想などさまざまな視点から紹介してきましたがいかがだったでしょうか。幕末の動乱を描いた「花燃ゆ」はとても興味深いドラマです。幕末から明治初期を生き抜いた文や、吉田松陰の教えなど、今の時代でも大切にしたいことばかりです。「花燃ゆ」を見ていなかった方や興味のある方は、ぜひ「花燃ゆ」をご覧ください。

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