金八先生の名言集・名セリフまとめ!武田鉄矢の心に沁みる教訓を一覧で紹介

昭和54年から平成23年までの32年間に渡って断続的に制作・放送されてきた日本の学園ドラマ『3年B組金八先生』。武田鉄矢が演じる坂本金八が、担任する3年B組内で起こる様々な問題に対して全力でぶつかっていくストーリー。その中でも特に注目したいのが、金八先生が発する数々の名セリフ、そこから生まれた名言です。人々の心を揺さぶるその名言や名セリフについて、今回まとめましたのでご紹介します!

金八先生の名言集・名セリフまとめ!武田鉄矢の心に沁みる教訓を一覧で紹介のイメージ

目次

  1. 金八先生の名言集・名セリフに迫る!
  2. 金八先生(武田鉄矢)とはどんな人物?
  3. 金八先生の名言集・名セリフ
  4. 金八先生には有名な俳優や女優が複数出演!
  5. 金八先生の名言集・名セリフまとめ

金八先生の名言集・名セリフに迫る!

1979年(昭和54年)から2011年(平成23年)までの32年間にわたり、TBS系で断続的に制作・放送され的た学園ドラマシリーズ、『3年B組金八先生』。金八先生シリーズについては、これまでに第8シリーズまで制作・放送されており、新たなシリーズが始まる毎に、その時の社会現象・社会が抱える問題などをうまく取り入れ、その時代にあった学園ドラマを繰り広げ、話題となってきました。

それらの言葉は多くの人に共感を持たせ、時に背中を押し、時に叱責し、時に自身の支えとなるものが多く、老若男女問わず、多くの人々の心の支えとなっています。それらの言葉は『金八先生の名言・名セリフ』と称され、書籍にまとめられ、啓発本として世に出ている程です。そんな多くの名言・名セリフの中から、今回は視聴者の心に響いたものをいくつかまとめましたので、ご紹介致します。

そんな『3年B組金八先生』ですが、このドラマには多くの名言・名セリフが存在します。武田鉄矢さんが演じる金八先生こと坂本金八が、担任を務める3年B組内で起こる様々な問題に対し、真正面からぶつかって解決して行く物語であることから、金八先生が生徒達へ向けて放つ言葉の一つ一つが、非常に心を打つものが多いのです。

金八先生(武田鉄矢)とはどんな人物?

まずここで、『3年B組金八先生』の主役である『金八先生』について少しまとめてご紹介します。ドラマの題名にまで上がっている『金八先生』ですが、一体彼はどの様な人物であるのか。また、金八先生を演じる大御所俳優、武田鉄矢さんについても簡単にまとめましたので、合わせてご紹介します。

金八先生プロフィール

金八先生は『3年B組金八先生』の主人公であり、国語教員。初期のシリーズの金八先生はロン毛にオールバックという出で立ちで登場していました。金八先生は、福岡県福岡市出身であり、1950年(昭和25年)の8月8日生まれ。福岡教育大学教育学部を卒業し、東京の教員採用試験を受けた後に中学校の国語教員になった、という設定にある様です。学生時代には柔道をしており、坂本龍馬を尊敬する喫煙者、との事。

ドラマの題名には『金八先生』と入っていますが、基本的に生徒からは「坂本先生」と呼ばれており、愛称は「きんぱっつぁん」。旧友からは「金ちゃん」と呼ばれているのだとか。第7シリーズでは黒板に名前を書いた際、『かねはち』と読み間違えられたというエピソードもあります。

武田鉄矢プロフィール

日本の学園ドラマの金字塔といえば、皆が『3年B組金八先生』を上げる程、日本国民にとって強い印象となっている金八先生。その金八先生をこの32年間演じ続けてきたのが、大御所俳優の『武田鉄矢』さんです。ここで、少し武田鉄矢さんについて簡単にまとめてご紹介します。

武田鉄矢さんは、1949年4月11日生まれで福岡県福岡市出身。俳優という肩書き以外に、歌手・タレント・作詞家といった沢山の肩書きがあります。特に歌手活動としては、『海援隊』というグループに所属し、ボーカル兼リーダーを務めています。代表曲として『母に捧げるバラード』『贈る言葉』があり、誰もが一度は耳にした事のある曲です。福岡教育大学・立命館大学では名誉学士を持っており、芸能活動以外にも貢献しています。

俳優業としてはやはり代表作として『3年B組金八先生』があり、金八先生といえば武田鉄矢、武田鉄矢といえば金八先生、といった方程式が確立されている程、日本国民にとって武田鉄矢さんと金八先生の繋がりは濃い物です。

また、『3年B組金八先生』シリーズの名場面としてあげられる各卒業式で生徒に贈る言葉については、当初は台本にセリフが書かれていましたが、近年のシリーズでは全て武田鉄矢さんのオリジナルのセリフになっているそうです。金八先生の名言・名セリフというのは、制作側だけでなく、武田哲也さんからも多く生み出されていたのです。

武田鉄矢さんの印象はやはり金八先生が非常に強くありますが、他にも『101回目のプロポーズ』やNHKの大河ドラマ『龍馬伝』などにも出演しており、様々なドラマでも非常に奥深い役柄を演じています。金八先生の設定と同じく、武田鉄矢さん自身も非常に坂本龍馬を敬愛しており、その敬愛から歌手活動のグループ名を『海援隊』に命名したそうです。また、大の大阪嫌いであり、度々大阪に関して辛口なコメントを残しています。

32年間という長い間、日本国民のお茶の間に存在していた金八先生。我々にとってはもはや、『金八先生を演じる武田鉄矢さん』では無く、『金八先生が武田鉄矢さん』であると言えます。武田鉄矢さんが金八先生を演じているのではなく、武田鉄矢さんそのものが金八先生と言っても過言ではない程、我々の中では武田鉄矢さんと金八先生が切っても切り離せないイメージになっているのではないでしょうか。

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金八先生の名言集・名セリフ

それではここで、金八先生がドラマ内で残した名言・名セリフをまとめましたので、ご紹介します。日本を代表する学園ドラマの金字塔、『3年B組金八先生』。学校で起こる問題に対し、真正面から本気で生徒達とぶつかる金八先生の姿は、老若男女問わず、多くの人々の胸を熱くさせ、感動を引き寄せました。

思春期真っ只中の生徒達に対し、真正面からぶつかり、全力投球で生徒達と向き合う青春ドラマだけあって、金八先生から放たれる言葉は非常に深く重いものが多く存在します。そんな数多いセリフの中で、人々の心を揺さぶり、共鳴させた名言・名セリフとは一体どの様な言葉だったのでしょうか。いくつかまとめてみましたので、ご紹介します。

人生の生き方についての名言集・名セリフ

まずは、人生について、や、生き方に関する金八先生の名言・名セリフをまとめましたのでご紹介します。人生について、生き方について、金八先生は生徒達に向けてどの様な言葉をぶつけていたのでしょうか。

人は何事においても白黒ハッキリ付けたがる生き物です。人生においても、勝ち組・負け組なんて言葉がありますが、何を基準にして誰がその分別をするのでしょうか?『人生は勝ち負けじゃない。負けたって言わない人が勝ちなのよ』金八先生のこの言葉は、思わずハッとさせられる名言です。周りがどんな評価をしようとも、自分自身が『負けた』と言わなければ、決して負けでは無い。非常に奥深い名言です。

生きることに対する名言です。生きるためには、自分一人の力では無理であり、生きる以上は誰かしらの力を借りて生きています。生きる上で様々な場面で私達は人のてを借りて生きており、生きていくからには、それをお返しする義務があります。人は支え合って生きている、ということを痛感させられる、金八先生の名言です。

これもまた、現代社会でもがく人々には響く名言・名セリフではないでしょうか。金八先生が叫ぶ『逃げるな!』この一言に尽きます。何事も逃げ出したくなる事はありますが、その現実から目を背けて逃げてしまえば、その道は逃げ道にしかならない。道は沢山あるのだから、今目の前に起こっている問題を解決するために様々な道を歩んでみる。道を変えて進むだけなので、それは逃げることにはならないのではないでしょうか。

『立派な人』という言葉は、良い言葉に聞こえて実は人を抑圧する言葉なのかもしれません。生きていく上で人対人のコミュニケーションは重要であり、その中で特に重要視される部分が『ちゃんと』していて、『しっかり』している『立派』な大人であること、が多くあります。立派とは、一体どういうことでしょうか?よく分からない基準よりも、金八先生が言う『感じのいい人』であることが重要ではないでしょうか。

この名言・名セリフは、思わずハッとさせられる言葉です。幸せになろう、幸せになりたいと思っていても、現実は結局幸せに手が届く事は非常に難しいのです。しかし、幸せとは日常の身近な所にコロコロと転がっているもので、自分が生きている日常の、当たり前に過ぎ去っているその時間がすでに幸せの一つであり、それを幸せと捉えるか捉えないかで、人の幸福度は大きく変わるものであると、気づかされる一言として評判です。

この名言・名セリフは感じの意味合いを学ぶことができる一言です。『正しいという字は「一つ」「止まる」と書きます』なんて、学校では習いません。でも金八先生がおっしゃる通り、一つ止まって判断することが、物事の『正しい』を導き出す重要なポイントなのかもしれません。忙しく過ぎ去る現代にとっては、金八先生のこの『正しい』という解釈がとても必要なのではないでしょうか。

『努力は嘘を付かない』という言葉と類似する、金八先生の重い一言です。必死で努力しているその時には芽をのぞかせないかもしれませんが、その努力は決して無駄ではなく、確実にその人の財産として蓄積していく。そうやって手に入れた財産は、そう簡単に無くなるものでは無いし、周りがそう簡単に手に入れられるような財産でも無い。その人だけが手に入れることのできる、一生涯の財産。胸にグッとくると評判です。

命の大切さについての名言集・名セリフ

次に、命の大切さについての名言・名セリフについていくつかをまとめてご紹介します。多くの名言・名セリフを残している金八先生ですが、思春期真っ只中の中学生を相手にしているだけあり、命の大切さについてグッとくる言葉も数多く残しています。

この言葉は、非常に直球な名言でしょう。自殺者数が多い昨今、『死ねば楽になる』『死ねば分かって貰える』など、死ぬ事に意味を見出す人々が多く、自殺志願者が多い現状があります。しかし、死ぬ事に意味を持ったとしても、その人が死んでしまえば、それ以降は何もアクションを起こすことができず、死に損になる事も多いにあるのです。生きる事にこそ意味がある、それをダイレクトに分からせる、金八先生の言葉です。

この言葉も、一つ上の名言と同様で、死ぬ事に意味はなく、生きている事にしか意味は無い事を伝える名セリフです。『大事なのは、どう生きていこうとしたか、そのことだけ』という金八先生の言葉が非常に重みを感じます。人間は、死ぬまでの間にどのように生きたのか、死ぬまでの生き様こそが重要であることを痛感させられる名言・名セリフです。

上記のツイッターの方も言っていますが、この言葉は哲学的な名言です。生きる上で人は決して一人では生きていけません。自分が生きているのは、知らないところで必ず誰かが手を差し伸べてくれていて、何かしら支援をしてくれているからであり、決して自分一人の力だけで生きている訳では無い。だから、生きていく事は、その支援を少しずつ返していく事なのだと。生きていく意味を、再確認させられる名言とひょうばんです。

この名言・名セリフは、今この世界に生きている方、みんなに聞いてほしい言葉です。金八先生のいう通り、死ぬために生きている人なんていません。この世に生まれたからには、この世に生きるために生まれてきた訳で、地位や名誉など無くても、生きているだけで十分価値のある存在なのだと、気づかせてくれる名言です。何かに打ちのめされて自信を失った時、金八先生のこの言葉を思い出せると、前向きになれるかもしれません。

昨今、自分の命を粗末にしてしまう人が多く、年々自殺志願やが増えている現実があります。非常に悲しい時代になっており、特に若い人にその傾向が強くなっています。自分の死を考える時、つい忘れてしまいがちなのは、自分の周りにいる人達の事です。もし自分が死んだ時、残された人達がどれ程悲しみ、どれ程辛い思いをするか。自分の周りの人達に目を向けるキッカケとなる名言です。

ダイレクトに命について語る名言です。どんな命でも、自分の周りにある命全てが、大切な命であり、無くなっていい命など無いのだと、命の重み、命の儚さを感じることのできる名言です。『無くなっていもいい命なんて1つもねぇからな』この一文にグッと重みを感じられると人気の名言となってます。

恋や愛についての名言集・名セリフ

次に、愛や恋についての名言・名セリフです。思春期の学園ドラマであるため、愛や恋に関する名言・名セリフはそこまで多くはありませんが、愛は愛でも、人を思いやる愛についての名言が多いようです。いくつかをまとめましたのでご覧下さい。

人は、自分を犠牲にする事は簡単にできますが、自分を本当に大切にする事は意外と難しい事なのです。でも、自分を大切にする事を知らなければ、自分を犠牲にしてばかりいれば、いつか他人にも自分にしているように犠牲を負わせる事を良しとしてしまう時がきます。自分を大切にするからこそ、他人も大切にすることができる。まずは自分を愛してあげることが重要である事を教えられる名言です。

世の中には『努力』を馬鹿にする人もいますが、やはり努力に勝るものはありません。そして、努力をしてきた人は、これまでに辛い事、悲しい事、悔しい事、苦しい事、様々な場面で立ちはだかる壁を何とか乗り越え、成長してきた人です。努力とは、生半可な気持ちでできるようなものではありません。金八先生のような先生が側にいたら、目に見えない部分にまで目を向けることのできる人間に、成長でるかもしれません。

一人一人が違うように、『愛』の形も人の数だけある。短い名言・名セリフですが、ハッとさせられる言葉と評判です。愛に決まった形は無く、様々な形の愛が、私たちにも日々降り注がれている事を自覚するきっかけをくれる名言です。

男でも女でも、若くても高齢でも、心は決して年を取らず、いつでも人を好きになることが出来る。心と言うものは、肉体の老化とは無関係である事を痛感する名言です。

この金八先生の言葉は、結婚した夫婦がいつまでも心に留めておいて欲しい名言です。夫婦とは赤の他人が一緒になる事であり、そこには常に思いやりが必要となり、同じ方向に気持ちが向いていなければすれ違っていってしまいます。金八先生が言う『人として互いに高め合い、支え合って理想の道を一緒に一歩ずつ進める人』と一緒になることができれば、どんなことも夫婦で乗り越えていける、と胸を張って言えるようになるかもしれません。

『愛』とは、私達が思っている以上に重く、深いものなのだと金八先生の名セリフで理解できます。辞書で『愛』を引くと『対象をかけがえのないものと認め、それに引きつけられる心の動き。また、その気持ちの表れ』とありますが、金八先生の言葉の方がしっくりくるというかたも多いのではないでしょうか。

その他の名言集・名セリフ

ここまでにテーマごとに分けて様々な名言・名セリフをご紹介してきましたが、ご紹介に上げたテーマ以外にも、胸に刺さる名言・ハッとさせられる名セリフが多く存在します。金八先生の言葉は心に響くものばかりですが、これまでまとめ上げたテーマ以外の名言・名セリフをまとめてご紹介します。

この言葉にハッとさせられる人は多いのでは無いでしょうか。冗談で「謝って済むなら警察なんていらない」なんて言葉がありますが、確かに謝れば済む、という問題ばかりではありません。でも、ルール違反をした場合、人を傷つけた場合、最低限のマナーとして謝る事は必要不可欠です。しかし実際、悪いと分かっていても『謝れない』人が多くいます。『謝れない人間は最低だ』自分の行いを見直すための、痛烈な名言です。

これは、非常に心に響く名言です。人は意外と簡単に『大切』という言葉を使ったりしますが、『大切』という言葉の意味を金八先生の名言で理解すると、この言葉の重みを痛感します。『真っ二つになれる覚悟がある』そう言える程のものを、『大切』と表現するのです。

分かっていたようで、分かっていなかった。『必ず嘘は不利になる』という言葉に、思わずドキリとさせられる名言です。少しでも部が悪くなると、人は癖のように嘘を付くことが多くあります。しかし、嘘をついたところで何も良い結果を生まない、嘘は結局自分の首を絞める材料にしかなり得ない、という事を再確認させられる名言です。

この名言は、自身の行いを見返すための名言とも言えます。金八先生がこの言葉を送る相手は中学生であり、この言葉を受けて、子供達は人間の心得を学ぶことができます。また、社会で生きる大人達がこの名言を聞いた際、自分が歩んできた日々を思わず見返してしまうほどの強いメッセージ性を持ってるようです。

分かっているようで分かっていない、知っているたようで改めて言われるとハッとする名言です。『人を傷つけたら、必ず自分が傷つくことになる。』自分が傷つく、の前に『必ず』と付いていることが印象的です。『必ず』と言い切ってしまえる程、自分に跳ね返ってくる事柄であるという事です。決して忘れてはいけない名言と人気です。

なるほど、と思わされる名言です。『歩』を『少』と『止』に分ける事が出来ることに気づくなんて、さすが金八先生、と言ったところです。『歩』という動を意味する文字であるのに、その意味に『止』という静を意味する文字が入っている事に、奥深い意味を感じる名言と言えるのではないでしょうか。

この名言は、人間が一人では生きていけない理由を痛烈に解説している名言です。『分かっているのに、ついというのが、人間の弱さ』この言葉に思わずドキリとしてしまいます。ダメと分かっていても欲に負ける、ダメと分かっていても楽に逃げる、数々の『つい』が、人間にはつきまとっています。それを一人の力で振り払うことができればいいですが、それができないから支え合う必要がある。それを改めて痛感する名言です。

辛いことがあっても、泣いていい、辛いと、悲しいと思っていい。そんな風に泣くことを良しと認めてくれる、優しい名言です。泣くということに対してどうしてもマイナスのイメージが強い私達ですが、この名言では、泣くことは別に悪いことではなく、泣きたければ遠慮なく泣けばいいと言ってくれており、更には『代わりに希望の芽が出てくる』という言葉があり、泣くことに対する考えが変わる名言です。

人は身勝手なもので、自分が思っている事を相手に察してほしい、言わないでもわかってほしい、と思ってしまう生き物なのかもしれません。しかし、『気持ち』とは目に見えないもの、形の無いものです。そんなものを察しろ、言わずして分かれ、というのは、本来無理なわけです。金八先生の『形にしないと』という部分は非常に重要で、『言葉』などの『形』に変換して初めて相手に通じるものが『気持ち』であると、再確認できる名言です。

この言葉は、思わずハッとさせられる名言と評判です。『病気』と言う言葉を『病』と『気』に分解することが出来、『病』は医者に、『気』は自分で治せ、と。確かに、病は病を治す専門のお医者さんの手によって治療することが可能です。しかし、患者の心までを医者が治療する事は出来ません。その領域は、患者自身が受け止め、乗り越えるべき領域です。病と気、この二つが治った時に初めて『完治』と表現されるのです。

金八先生には有名な俳優や女優が複数出演!

ではここで、『3年B組金八先生』に出演してきた多くの有名な俳優陣・女優陣をまとめてご紹介します。金八先生には、3年B組の生徒役として多くの役者の卵が出演しており、金八先生の出演がきっかけて、大物俳優、大物女優になった方も少なくありません。金八先生は、俳優・女優になるための登竜門の一つとして大きな存在だったことは間違いまりません。それでは、金八先生に出演していた方々はどんな方々だったのでしょうか。

風間俊介

『3年B組金八先生』の第5シリーズで、問題を起こす中心となる生徒役を演じたのが、『風間俊介』さんです。金八先生の第5シリーズについては、ファンの間で『最高傑作』と評価される程注目された作品です。シリーズ20周年となった第5シリーズでは、学級崩壊や校内暴力をテーマに描きつつ、優等生の仮面を被った生徒が卑劣な行動を繰り返し、衝撃的なストーリー展開となるシリーズでした。

当時、社会的に問題視され始めていた『いじめ・引きこもり・不登校』と言った事を盛り込んだストーリであり、多くの人々の心に衝撃を与えました。そんなストーリーの重要人物役を演じたのが、『風間啓介』さんです。ジャニーズ事務所所属の風間さんは、この金八先生第5シリーズの出演で、「日刊スポーツドラマ・グランプリ新人賞」を受賞し、その後、様々なドラマや映画で活躍されています。

杉田かおる

『3年B組金八先生』第1シリーズに出演し、妊娠・出産する中学生『十五歳の母』演じて話題になったのが、『杉田かおる』さんです。第1シリーズでは、高度経済成長を終え、第二次オイルショックの影響を受けた日本の教育が舞台となったストーリーです。非行・不登校・いじめ・親子の絶縁などの問題を抱える中、杉田かおるさんが演じる一人の生徒が子供を身籠もる、と言った衝撃的な展開が生じます。

生命の誕生に関するストーリーがあるかと思えば、受験戦争によって一人の高校生が自殺に追い込まれたストーリーもあり、第1シリーズの金八先生については、命の大切さを伝えるシリーズでもありました。そんなシリーズに出演していた杉田かおるさんですが、彼女の生き様は非常に波乱万丈であり、幼い頃から借金に終われる日々や女優業の危機的状況に直面するなど、苦しい壁をいくつも乗り越えての芸能活動を行なっていました。

昨今では自身の母親の介護に専念しており、女優業からは離れて生活をしていました。そして2018年1月6日にその母親が永眠したため、今後再び杉田かおるさんのメディア露出が増えてくるのではないかと言われています。

亀梨和也

上記で紹介しました、風間俊介さんと同じ『3年B組金八先生』第5シリーズで出演していました。「深川明彦」という役を演じており、1話目冒頭から担任の中野からの体罰に逆上し、担任を暴行する、という役柄でした。金八先生の第5シリーズでは、風間俊介さんが演じる役と同様、亀梨和也さんが演じる役も非常に重要な役を担っており、その時代の問題を背景に置いた生徒を熱演しました。

亀梨和也さんも、風間俊介さんと同じジャニーズ事務所所属であり、『3年B組金八先生』第5シリーズで連続ドラマ初出演となりました。その後は、同じ学園ドラマである『ごくせん』に主演として出演し、そのドラマが視聴率27.8%の大ヒットドラマとなり、一気に知名度を上げました。その後も様々なドラマに出演し、多くのファンを魅了しています。

上戸彩

『3年B組金八先生』第6シリーズで、性同一性障害を持つ生徒、という難しい設定を演じたのが、今では知らない人は居ない『上戸彩』さんです。この頃から、メディアでは性同一性障害を持つ人々が露出してくるようになり、その時代の流れが金八先生作品に影響したシリーズでした。この金八先生によって、『性同一性障害』という言葉が知れ渡るきっかけになったとも言われています。

上戸彩さんはオスカープロモーションに所属しており、金八先生のドラマ出演によって一気に注目を集めた女優さんです。現在は元EXILEのHIROさんとご結婚され、2015年に第一子となる女の子を出産。その後芸能復帰をし、現在に至るまで様々なドラマや映画に引っ張りだこの状態です。

八乙女光

『3年B組金八先生』第7シリーズで、父親が薬物依存で死亡、母親が虐待によって逮捕され、自身も覚醒剤使用によって警察に逮捕される、という凄まじいバックボーンと道筋を背負った生徒役を演じきったのが、『八乙女光』さんです。大麻・覚醒剤の使用による逮捕者が急増してた当時、その薬物は簡単に世に出回っており、簡単に子供達の元まで辿り着く、と言った実際の問題点を痛烈に描写したシリーズでした。

『八乙女光』さんはジャニーズ事務所所属の俳優さんで、Hey!Sey!JUMPのメンバーです。『3年B組金八先生』第7シリーズに出演し、第8回日刊スポーツドラマグランプリで最優秀新人賞を受賞しました。イラストが非常に得意であるとのことで、コンサートのグッズなどのポロデュースを務めています。また、作詞・作曲などを手がけ、多彩な能力を発揮しています。

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金八先生の名言集・名セリフまとめ

『3年B組金八先生』で武田鉄矢さんが演じる金八先生の名言・名セリフのまとめをご紹介しました。金八先生には、今回紹介した名言・名セリフ以外にも、胸に突き刺さるような言葉が沢山存在します。32年間に生み出された名言・名セリフは非常に多く、様々な書籍やサイトで『金八先生名言集』としてまとめられる程、人々の心を貫く名言があるのです。

そんな名言集の中には、金八先生を演じた武田鉄矢さん自身が生み出した名言・名セリフも多く存在します。特に、金八先生の卒業式シーンで披露される、生徒一人一人に贈る言葉は、武田鉄矢さんが生み出している言葉です。一緒に共演し、一人一人をしっかりと見つめている武田鉄矢さんが贈る、一人一人へのその言葉は、視聴者の涙腺を刺激するには十分な程に、愛のこもった言葉が多く含まれています。

32年間という長い間、日本の学園ドラマの金字塔として君臨してきた金八先生。この作品で生み出された多くの名言・名セリフの一つ一つに、どれだけ多くの日本国民が胸を打たれ、涙し、背中を押されてきたことでしょうか。本当に多くの名言・名セリフが存在し、様々な書籍やインターネットサイトにてまとめて紹介されていますので、その中から自分の胸に響く名言をまとめ、自分専用の名言集を作るのも良いかもしれません。

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