ゼロの焦点の映画あらすじ・キャストを紹介!結末の内容は?【広末涼子主演】

広末涼子主演の2009年版映画『ゼロの焦点』の結末までのあらすじやキャスト一覧をまとめました。『ゼロの焦点』はこれまでに何度もドラマ化されてきた松本清張原作のミステリーです。広末涼子が主演する2009年版は、2度目の映画化となっています。広末涼子、木村多江、中谷美紀という名女優3人の演技は高く評価されており、ミステリーとしてはもちろん、実力のある女優の演技を堪能できる作品と評判です。この記事ではあらすじの結末まで詳しく内容を紹介しているので、ぜひご覧ください。

ゼロの焦点の映画あらすじ・キャストを紹介!結末の内容は?【広末涼子主演】のイメージ

目次

  1. ゼロの焦点の映画あらすじや結末まとめ!広末涼子などのキャストも紹介!
  2. ゼロの焦点とは?
  3. ゼロの焦点の映画キャストを紹介!
  4. ゼロの焦点の映画あらすじとは?
  5. ゼロの焦点の映画の結末とは?
  6. ゼロの焦点の映画を観た人の感想や評価を紹介!
  7. ゼロの焦点の映画あらすじやキャストまとめ!

ゼロの焦点の映画あらすじや結末まとめ!広末涼子などのキャストも紹介!

松本清張原作小説の2度目の映画化となった『ゼロの焦点』。主演に広末涼子、重要なキャストを木村多江と中谷美紀が務めた、戦後の女性たちが主役になったミステリー作品です。第33回日本アカデミー賞の作品賞を始めとする11部門で優秀賞を獲得した評価の高い映画です。この記事では広末涼子を始めとするキャストの紹介や『ゼロの焦点』の結末までのあらすじを紹介していきます。

ゼロの焦点とは?

あらすじの前にまずは概要を簡単に紹介します。映画『ゼロの焦点』は2009年11月14日に公開されました。監督は『のぼうの城』などで知られる犬童一心。主演は広末涼子です。原作は『点と線』や『砂の器』など多くのヒット作で知られる松本清張です。『ゼロの焦点』はドラマで何度も映像化されていますが、今回紹介するのは2度目映画化作品です。

ゼロの焦点の映画キャストを紹介!

あらすじや結末を紹介する前に、広末涼子を始めとする映画『ゼロの焦点』のキャストを紹介していきます。『ゼロの焦点』には多くの登場人物がいますが、重要な人物は、広末涼子、木村多江、中谷美紀とキャストが演じた女性たちです。ここではキャストの経歴や代表作をまとめて紹介します。

広末涼子/鵜原禎子

映画『ゼロの焦点』の主人公・鵜原禎子のキャストを務めたのは広末涼子です。広末涼子は10代の頃にブレイクしました。歌手としてもヒット曲を出しています。その後、大学進学や結婚などを経て、再び女優として精力的に活動するようになりました。2008年の映画『おくりびと』や、2012年『鍵泥棒のメソッド』、2015年の『はなちゃんのみそ汁』などにも出演しています。

中谷美紀/室田佐知子

映画『ゼロの焦点』で室田社長夫人・佐知子のキャストを務めたのは中谷美紀です。中谷美紀は1998年の『リング』などで話題となり、1999年の人気ドラマ『ケイゾク』で知名度を上げました。以降、2005年の『電車男』のヒロイン・エルメス役や、2006年の映画『嫌われ松子の一生』で主演を務めました。映画やドラマに加えて舞台でも活躍しており、2018年は『黒蜥蜴』で主演を務めました。

木村多江/田沼久子

映画『ゼロの焦点』で謎の多い女性社員・田沼久子のキャストを務めたのは木村多江です。木村多江は薄幸の女性を演じるのが巧いと言われています。2008年に出演した『ぐるりのこと。』での演技は非常に高く評価され、第32回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を始めとした数多くの映画賞を受賞しました。2018年には中谷美紀が主演したドラマ『あなたには帰る家がある』に出演しています。

西島秀俊/鵜原憲一

映画『ゼロの焦点』で禎子の夫・鵜原憲一のキャストを務めたのは西島秀俊です。西島秀俊は1999年の映画『ニンゲン合格』で主演を務めて演技を高く評価されました。ストイックな役作りをする役者としても知られています。代表作には『MOZU』シリーズや、2002年の北野武監督作品『Dolls 』などがあります。2019年には主演映画『空母いぶき』が公開される予定です。

杉本哲太/鵜原宗太郎

映画『ゼロの焦点』で憲一の兄・鵜原宗太郎のキャストを務めたのは杉本哲太です。杉本哲太はロックバンド・紅麗威甦(グリース)のボーカルとして芸能活動を開始しました。1984年の映画『白蛇抄』で日本アカデミー賞新人賞を受賞し、以降さまざまなドラマや映画に出演しています。2018年はドラマ『FINAL CUT』や『ヘッドハンター』などに出演していました。

崎本大海/鳴海享

映画『ゼロの焦点』で佐知子の弟・鳴海享のキャストを務めたのは崎本大海です。崎本大海は子役時代から活動しており、『キッズ・ウォー4』などに出演していました。2004年の連続テレビ小説『わかば』で注目されます。代表作には2010年の『草食系男子。』や、同年の『リメンバーホテル』、そして2011年の『ギャングスタ』などがあります。2018年は連続テレビ小説『半分、青い。』などに出演しています。

野間口徹/本多良雄

映画『ゼロの焦点』で憲一の後輩・本多良雄のキャストを務めたのは野間口徹です。野間口徹は長年演劇活動とアルバイトを並行して行っており、35歳までアルバイトを続けていたと言います。代表作には『SP 警視庁警備部警護課第四係』や『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』があります。また、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』では西島秀俊と共演していました。

モロ師岡/金沢警察署の警部

映画『ゼロの焦点』で金沢警察署の警部のキャストを務めたのはモロ師岡です。モロ師岡はコメディアンとしての活躍も魅せますが、シリアスな演技をすることも多い俳優です。1996年の北野武監督作品『キッズ・リターン』などの演技で知られています。

小木茂光/立川署の葉山警部補

映画『ゼロの焦点』で巡査時代の憲一の同僚・葉山警部補のキャストを務めたのは小木茂光です。小木茂光は一世風靡セピアのリーダーとして活躍後、俳優として活躍しています。2005年の映画『容疑者 室井慎次』では同じく一世風靡セピアとして活動していた柳葉敏郎と共演しています。

本田博太郎/青木所長

映画『ゼロの焦点』で室田の部下である青木所長のキャストを務めたのは本多博太郎です。本多博太郎は強烈な個性でさまざまなドラマ・映画・CMなどに出演する名バイプレイヤーとして知られています。2018年は唐沢寿明と共演している『サントリー 頂』のCMなどに出演しています。

鹿賀丈史/室田儀作

映画『ゼロの焦点』で憲一の得意先の社長・室田儀作のキャストを務めたのは鹿賀丈史です。鹿賀丈史はミュージカルでも活躍する舞台俳優です。さまざまな舞台や映像作品に出演する一方、人気料理番組『料理の鉄人』への出演でも知られています。近年の出演作には2017年の映画『相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』などがあります。
 

ゼロの焦点の映画あらすじとは?

ここからは映画『ゼロの焦点』のあらすじを紹介していきます。『ゼロの焦点』の簡単なあらすじは「夫が突然失踪したため、新妻が夫の行方を探すうちに、戦後の日本を生きた女性たちと夫の関係を知っていく」というものです。まずは終盤までのあらすじを紹介します。結末のあらすじは次の項目で詳しく紹介いたします。

禎子と憲一の結婚

まずは、映画『ゼロの焦点』の序盤のあらすじを紹介していきます。冒頭シーンは昭和18年10月21日の出陣学徒壮行会の映像が流れるところから始まります。その後、時代を昭和32年8月へと移し、物語が始まります。

昭和32年8月。都内のホテルで禎子は鵜原憲一とお見合いをしました。憲一は戦争中は最前線におり、負傷したものの、部隊で生き残った2名のうちのひとりでした。戦後は広告会社に努めています。一方、禎子は英語が堪能で商社に勤めていました。ふたりは10の歳の差がありましたが、禎子は安心感を覚えて惹かれます。憲一は寡黙な男でしたが、ふたりは結婚します。

昭和32年12月1日。上野駅。式を挙げて間もなく憲一は金沢に出張しました。後輩に仕事を引き継ぐためです。「1週間なんてすぐ」と言う憲一はキャラメルをひとつ禎子に渡して出発しますが、禎子が夫の姿を見たのはそれが最後でした。

憲一の失踪

12月8日。憲一の荷物は先に禎子の元に届いていました。禎子はご馳走を用意して待っていましたが、憲一は帰ってきません。手紙には予定通り帰ると書かれていたので禎子は心配します。12月11日になっても憲一は帰ってきません。禎子は憲一の兄・宗太郎夫妻に相談しますが、宗太郎たちは楽観視していました。不安になった禎子は金沢行きを決意します。

電車に揺られる禎子は憲一と旅行に出かけた時のことを思い出していました。旅行先で結ばれたふたりでしたが、憲一は誰か他の女と禎子を比べていたのではないかと禎子は感じていたのでした。金沢駅に着くと青木所長と後輩の本多が禎子を迎えました。そして、茶色い背広の男性の死体が見つかったと告げました。現場は自殺の名所でした。禎子は嫌な予感を覚えつつ、現場に向かいます。

損傷の激しい遺体を確認する禎子。しかし、それは憲一ではありませんでした。禎子は憲一の下宿先に行きたいと考えました。しかし、本多は「憲一は1年半前に下宿先を引き払っており、誰も住所を知らない」と告げます。禎子は憲一のことを何も知らない、ということを痛感して寂しい夜を過ごします。

室田夫妻との出会い

翌日、本多が憲一の得意先の顧客・室田儀作を案内します。しかし、青木所長はあまり深入りしようとせず、去って行きました。道中、本多は室田とその妻・佐知子に憲一が気に入られていたと告げました。室田耐火煉瓦株式会社まで案内すると、本多は会社に帰りました。受付の田沼久子に取り次いでもらい、禎子は会社の中へ入りました。社内では室田儀作が社員たちに厳しい態度で接していました。

禎子が儀作と面会していると、妻の佐知子が現れます。儀作は「憲一の私生活は佐知子のほうが詳しい。お気に入りだった」と禎子に告げました。その晩、禎子は宗太郎の姿を見かけます。翌日、禎子は女性活動家の事務所で熱弁を振るう佐知子と会いました。佐知子の運転する車で禎子は室田邸に案内されました。それは、憲一の残した写真に写っていた館でした。

宅内で話していると、室田夫妻は憲一と6日に食事をしたと言います。珍しく酔って「オンリー・ユー」を歌っていたと言う佐知子。そこへ佐知子の弟・亨が訪ねてきます。旅館に帰った禎子は憲一が昔、立川署に努める警官だったと言う話を聞きました。

宗太郎の死

旅館にいる禎子を宗太郎が訪ねてきます。「たった今金沢に着いた」と言う宗太郎を禎子は不審に思います。憲一が警察だったことを尋ねると、「復員して間もない頃。1年も務めていない」と宗太郎は言います。心配する禎子に、宗太郎は憲一を必ず探し出す、と明るく言いました。その後、宗太郎は料理屋に独りで向かいます。そこで突然苦しみだし、泡を吹いて宗太郎は死にました。そこには赤い服を着た女がいました。

宗太郎の死因は青酸カリの入った酒を飲んだことによるものでした。禎子は警察からの知らせを受けて宗太郎の死を確認します。そこで、宗太郎が一日早く到着した宗太郎に、空白の一日があると禎子は知らされます。禎子は宗太郎の妻からの電話に出て宗太郎の死を告げると、妻は激しく取り乱しました。動揺する禎子のもとに佐知子が訪ねてきます。

パンパンと呼ばれた女性たち

佐知子の車に禎子と本多が乗ります。事件の事を聞く佐知子に、本多は赤い服の女は「米兵相手に売春をするパンパンみたいだ」と告げました。しかし、金沢には米軍基地はないと佐知子は言いました。禎子は心労から気分を悪くします。宗太郎は憲一と会おうとしていたのではないかと禎子は考えます。禎子は不安を佐知子に吐露すると、佐知子は優しく禎子に接しました。

佐知子が帰宅すると酔っぱらった儀作が迎えました。儀作は青木から宗太郎の死を聞いていました。儀作は嫌がる佐知子に無理やりキスをしました。禎子は宗太郎の葬儀のために東京に帰ることになりますが、列車発車の間際に受付嬢の田沼久子がパンパンの使うスラングを話していたことを気にします。憲一が巡査を務めていたことを本多に報せ、調査を依頼して金沢を去りました。

田沼久子の疑惑

宗太郎の葬儀を終えた禎子は本多からの連絡で田沼久子の名前を知ります。しかし、久子は宗太郎の死んだ日から3日間出社していないことと、旦那が自殺したという話を聞きました。そして、久子は儀作の愛人という噂があると本多は言います。本多は久子に会うと告げて電話を切りました。しかし、久子を訪ねた本多は赤い服の女に刺されて死亡し、翌日遺体が見つかります。

金沢に戻った禎子は本多の死を知り、田沼久子が犯人と目されていることを警察から聞きます。田沼久子は指名手配されます。久子に親族はいません。自殺した夫は内縁関係でした。内縁の夫・曽根益三郎が8日に遺体となっていることを聞いた禎子は、憲一が言っていた「8日には戻る」という言葉を思い出します。

曽根益三郎の正体

曽根益三郎のことを訪ねて回った禎子は、「東京都行ったり来たりしていた」や「無口な男だった」という証言を聞きます。そして、久子の家に辿り着いた禎子は、その家が憲一の残した写真の家だと気付きました。キャラメルの箱を見つけた禎子は曽根益三郎こそ憲一であると考えました。久子が憲一や宗太郎、本多を殺したと推理して刑事に伝えます。

しかし、刑事は曽根益三郎が久子に残した遺書を持ち出しました。禎子が確認するとその筆跡は憲一のものと一致しています。禎子は自分には遺書が残されていないことにショックを受け、憤りを佐知子に吐露しました。佐知子は禎子を抱きしめ、東京でゆっくりするといいと言って別れを告げました。

久子と佐知子

金沢を去ったものの、納得できない禎子は立川署に勤務していた頃の憲一について調べます。憲一が勤務してい時期は米兵やパンパンが多くいた時代でした。当時の憲一を知る葉山警部補から、憲一は風紀係としてパンパンの取り締まりをしていたことを話します。当時の仕事に憲一が悩んでいたことを禎子は聞きます。久子の記事の切り抜きを見せると、葉山警部補は同じ記事を持ってきた人がいると言いました。

葉山警部補が取り出したのは室田儀作の名刺でした。そして、パンパンたちが多く住んでいた大隈ハウスの存在を禎子は知ります。早速尋ねた禎子は久子が「エミー」という名前で働いていたことを聞きました。当時の集合写真を見た禎子は、佐知子も一緒に写っていることに気付きます。佐知子は「マリー」という名前のパンパンだったのです。

男たちの結末の真相

パンパン時代のふたりが「いつか来た道」を唄っているのを憲一に耳にします。佐知子は大学にも行くほどの秀才でした。一方、久子は学がありません。佐知子はいつか女性の権利が認められる時代が来ると考えていました。それをたまたま耳にした憲一は米兵からふたりを救います。そして、時は流れ、2年前、金沢に出張した憲一は久子と偶然再会して同棲を始めました。ふたりは平和に暮らしていましたが、憲一は禎子と見合いします。

憲一は禎子と共に新しい時代を生きたいと考えました。しかし、久子の事も心配なため、佐知子に職場の紹介を頼みます。佐知子は憲一の身勝手さに怒りますが、益三郎を自殺したことにすればいいと憲一に言いました。断崖に赴いたふたり。佐知子は憲一さえいなくなればパンパンだった頃の自分を知る人間はいなくなると考え、憲一を断崖から突き落としました。

禎子は急いで帰りの列車に乗り込み、真相を推理します。宗太郎が憲一のことを心配していなかったのは久子のことを憲一から聞いていたからでした。しかし、宗太郎は佐知子の経歴に気付いたため佐知子に殺されました。本多が殺されたのも、真相に近付いていたからでした。

ゼロの焦点の映画の結末とは?

ここからはいよいよ映画『ゼロの焦点』のあらすじの結末を紹介します。憲一たちの死の真相がわかると、禎子、久子、佐知子、それぞれの物語が次々と結末を迎えます。ここでは、3人の女性たちの物語がのような結末を迎えるのか詳しくまとめました。

久子の結末

久子を匿っていたのは佐知子でした。佐知子は久子を車に乗せて走ります。赤い服を着せて罪をなすりつけようとしていたのです。車を急停止させた佐知子は、憲一が禎子に乗り換えたのだと久子に告げます。ショックを受ける久子に、佐知子は一連の真相を明かします。すると、「もう何も信じられない」と言う久子は、「わたしの分まで生きればいい」と佐知子に告げて自ら崖に落ちていきました。

咄嗟に手を伸ばす佐知子ですが久子は死んでしまいます。久子の荷物から母子手帳を見つけた佐知子は悲鳴を上げました。動転しながらも家に帰宅した佐知子は、平静を失い窓ガラスを叩き割って血まみれになります。弟の亨と室田儀作が発狂する佐知子を取り押さえますが、精神の限界でした。

禎子の結末

選挙当日、久子の遺体が発見されたことを禎子はラジオで聞きます。女性議員は無事当確しました。傷だらけの佐知子は亨に連れられて会場に来ています。選挙事務所を尋ねた禎子の様子を見て、亨は真実に辿り着いたと察しました。「姉さんはもう人を殺したことを忘れている」と言って佐知子を許してあげることはできないかと言いました。一方、儀作は佐知子の罪を被って自首しました。しかし、警察から拳銃を奪って自殺します。

佐知子は女性議員に促され、会場で演説をしました。拍手喝采を受ける佐知子。禎子は「マリー!」と叫びました。すると、佐知子は平静を失い、涙を流します。会場の禎子を見つけた佐知子は睨みつけ、そのまま卒倒しました。外で改めて佐知子と対峙した禎子は佐知子の頬を叩きます。佐知子は冷静に、憲一は禎子のことを愛していたと告げました。禎子は大粒の涙を流します。佐知子は自ら車を運転して去っていきました。

佐知子の結末

一週間後、外国籍のタンカーが佐知子の遺体を発見しました。東京に帰った禎子は憲一の遺品を燃やします。そして、2枚の写真はふたりの女のことや、罪を忘れないために撮ったのだと考えました。その写真も燃やしました。禎子は憲一が思い描いた未来について思いを馳せます。「お茶が入った」と母親に呼びかけられた禎子は笑顔で振り返りました。時は流れ、現在の東京。都内の画廊には亨が描いた佐知子の絵が飾られていました。

ゼロの焦点の映画を観た人の感想や評価を紹介!

映画『ゼロの焦点』を見た人の感想には「キャストの演技が良かった!」という意見が多くありました。映画『ゼロの焦点』は女性たちを主人公にしたあらすじであるため、広末涼子、木村多江、中谷美紀という豪華な女性キャストになっています。それぞれ高い評価を受けていますが、中でも中谷美紀の終盤の強烈な演技に、「すごい!」という感想が多く挙がっていました。

ゼロの焦点の映画あらすじやキャストまとめ!

映画『ゼロの焦点』の結末までのあらすじや、広末涼子を始めとしたキャストを紹介しました。『ゼロの焦点』は、時代に翻弄された女性たちの生き様が描かれました。ミステリーとしての面白さだけでなく、広末涼子、木村多江、中谷美紀の演技も楽しめると好評です。まだ見ていないという方は、ぜひ一度『ゼロの焦点』をご覧ください。

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