半分、青い。の舞台は岐阜と東京?詳しい場所や時代背景について考察

NHK連続テレビ小説の半分、青い。が人気を集めています。主人公鈴愛が逆境や挫折にもめげずにひたむきに頑張る姿が共感を集めています。そんな人気のドラマ半分、青い。ですが、舞台は主人公の故郷岐阜県と、東京となっています。登場する舞台の詳しい場所はどこなのか、また物語の時代背景はいつごろかを考察していきます。半分、青い。が気になっているという人は是非チェックしてみてください。

半分、青い。の舞台は岐阜と東京?詳しい場所や時代背景について考察のイメージ

目次

  1. 半分、青い。の東京や岐阜県などの舞台・ロケ地をまとめて紹介!
  2. 半分、青い。とは?
  3. 半分、青い。の舞台となった時代背景とは?
  4. 半分、青い。の岐阜県のロケ地・舞台となった場所を紹介!
  5. 半分、青い。の東京のロケ地・舞台となった場所を紹介!
  6. 半分、青い。のロケ地・舞台となった場所に行ってドラマを追体験しよう!

半分、青い。の東京や岐阜県などの舞台・ロケ地をまとめて紹介!

NHK連続テレビ小説は、毎年上半期と下半期に半年クールで放送され、人気を集めている連続ドラマです。歴史の長い連続テレビ小説は、毎回ヒロインやメインキャストは誰になるのか?テーマはいったい何になるのか?など、注目を集めています。そんな連続テレビ小説では、物語の舞台となる場所も注目のポイントです。

NHK連続テレビ小説では、のどかな田舎町が舞台となることも多く、美しい街並みや景観を楽しむことも出来ます。連続テレビ小説は主人公の人生を描くホームドラマの形態が多いため、毎回登場する舞台となる街には、視聴者も思い入れが出てくるのです。半分、青い。は主人公が出生し、夢のために上京して様々な困難と闘いながら生きていく姿が描かれています。

半分、青い。の舞台は、大まかに分けて岐阜県と東京都です。主人公鈴愛の生まれ育つ町が岐阜県で、夢をかなえるために東京へと旅立つことになります。ここでは、連続テレビ小説半分、青い。に登場する舞台の街や場所を、詳しくご紹介していきます。また、半分、青い。の時代背景はいつ頃になるのかも考察していきます。

半分、青い。とは?

半分、青い。は2018年4月から放送されたNHK連続テレビ小説です。NHK連続テレビ小説の第98作品目となります。主人公楡野鈴愛は、岐阜県の東美濃市のとある商店街で食堂を営んでいる夫婦の元に誕生します。鈴愛は同じ日同じ病院で産まれた律と出会い、幼馴染として一緒に成長していく事になります。半分、青い。の前半の舞台はこの岐阜県東美濃市です。

鈴愛は明るく絵を描くことが大好きな少女に成長しますが、小学生の時に難病を患い左耳の聴力を失ってしまいます。片耳を失聴してしまった鈴愛でしたが、周りの人々の思いやりに助けられながら気持ちを切り替えて明るく成長していきます。岐阜県ののどかな風景の中で成長する鈴愛でしたが、高校生の時に運命の出会いを果たします。

就職内定を決めていた鈴愛でしたが、律から貸し出された少女漫画に夢中になり、自分で漫画を描きあげるようになります。影響を受けた少女漫画家秋風のトークショーで描いた漫画を見せ、弟子入りの誘いを受けた事から、就職はせずに上京し漫画家を目指すようになります。半分、青い。の舞台は岐阜県を離れ東京になっていきます。

漫画家を目指すため東京へ行った鈴愛でしたが、様々な挫折を経験しながら故郷岐阜県に戻ってくることになります。東京での生活で結婚や出産も経験した鈴愛は、また故郷岐阜で生活していく事になります。東京から故郷岐阜へ戻ってからも、様々なことにチャレンジし続ける鈴愛は、やがて革命的な扇風機を発明することになるのです。

NHK連続テレビ小説『半分、青い。』

半分、青い。の舞台となった時代背景とは?

半分、青い。の時代背景は昭和です。NHK連続テレビ小説の舞台は様々な時代設定がされてきましたが、半分、青い。の主人公鈴愛は激動の昭和の時代を生き抜いています。鈴愛は1971年生まれという設定なので、2018年で47歳ということになります。鈴愛が生まれた1971年ごろと言えば、日本は高度経済成長の真っただ中でした。大阪万博が開催されたのも1970年の事です。

1970年代から日本は目覚ましい経済発展を遂げていきます。医療や経済もどんどん成長し、そんな激動の時代を鈴愛は生きていきます。また、1980年代後半のバブル経済も経験している世代です。1971年に生まれた鈴愛は、こういった昭和の激動の出来事を経験しながら成長していきます。半分、青い。の中でも、時代背景が昭和であることで様々な見どころがあります。

半分、青い。は、脚本家北川悦吏子のオリジナルストーリーです。実話を元にしている訳ではないので、物語の時代背景である昭和がどのように描かれるのか、脚本次第ともいえます。半分、青い。に登場する商店街や街並みなど、昭和の時代のなつかしさを感じさせるものが盛りだくさんです。半分、青い。で昔懐かしい昭和の香りを楽しみましょう。

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半分、青い。の岐阜県のロケ地・舞台となった場所を紹介!

岐阜県ではいろいろな場所が舞台になっている

半分、青い。で主人公鈴愛が生まれ育つ町は岐阜県のとある町です。脚本家である北川悦吏子も岐阜県の出身なので、岐阜県の自然に囲まれたのどかな風景や街並みがとても美しく活かされています。半分、青い。の撮影が行われたロケ地は、岐阜県の東濃地方です。岐阜県は長野県と愛知県に接していますが、東濃地方と言えば、この長野県と愛知県に接している東南部あたりになります。

岐阜県東濃地方とは、中津川・惠那市・瑞浪市・土岐市・多治見市からなるエリアです。風情のある美しい街並みが特徴のエリアです。半分、青い。の岐阜編では、このあたりのエリアがメインのロケ地となっています。

メインのロケ地となったのは惠那市いわむら町!

半分、青い。の主人公鈴愛が生まれたのは、物語の中では岐阜県東美濃市梟町となっています。しかし、東美濃市梟町は架空の町で実際には存在していません。半分、青い。の撮影が行われたのは、惠那市いわむら町です。惠那市いわむら町は鈴愛が生まれた町のロケ地となった場所で、のどかな田舎の原風景が残っている美しい街です。

半分、青い。のロケ地となっているのは惠那市いわむら町だけではなく、他にも近隣の土岐市や多治見市などさまざまな場所で撮影がされています。東濃地方の様々な綺麗な風景を楽しめます。岐阜県ののどかな風景のおかげで、半分、青い。の世界観が作り出されています。

ふくろう商店街のロケ地とは?

いわむら町はふくろう商店街の撮影が行われた場所で、町の商店街を昭和時代のセットに作り上げ撮影が行われました。いわむら町の商店街は、元々素朴で風情のある景観です。そこに美術スタッフの力で様々な昭和のセットを組み立てていき、昔懐かしいふくろう商店街が誕生しました。鈴愛の実家である食堂もあるふくろう商店街の撮影は、いわむら町にある商店街です。

おしゃれ木田原のロケ地とは?

ブティックおしゃれ木田原と言えば、鈴愛の親友木田原菜生の実家です。ふくろう商店街にあって、洋服を販売しているブティックです。ふくろう商店街には他にも主人公鈴愛の家族が経営するつくし食堂や、萩尾家が経営している萩尾写真館などのお店があるという設定になっています。ふくろう商店街のロケ地はいわむら町の商店街でしたが、つくし食堂などはスタジオセットで撮影されています。

おしゃれ木田原は、いわむら町にある実際の店舗で撮影が行われました。おしゃれ木田原のロケ地となっているのはやすだや洋品店という実際にあるお店で、撮影時にはお店の外観に看板などを設置しました。やすだや洋品店はいわむら町の岩村駅にほど近いお店です。このお店の前の通りも、幼少期の鈴愛が駆け抜けていくシーンで撮影に使用されています。

朝露高校のロケ地とは?

主人公鈴愛が通う朝露高校は、物語の冒頭部分でも早速登場します。朝露高校のロケ地となっているのは、土岐商業高校です。土岐商業高校の校門前は、冒頭部分で律が鈴愛に傘を手渡すシーンなどで使用されました。また、校門前だけでなく校舎内のシーンでも、土岐商業高校がロケ地になりました。

他にも朝露高校のロケ地になった場所はあり、律がバスケットをするシーンや、ブッチャーのバトミントン部のシーンなどは、可児高校の体育館が使用されています。実際の高校で撮影が行われたことから、放送開始時には母校の風景を見て、ツイッターなどのSNSで懐かしいとつぶやく人が多くみられました。

東美濃バスターミナルセンター

東美濃バスターミナルセンターは、主人公鈴愛が親友たちに見送られながら東京へ旅立つシーンで登場します。実はこの東美濃バスターミナルセンターは、岐阜県ではなく茨城県がロケ地となっています。茨城県土浦市にある旧土浦市役所本庁舎は老朽化に伴って今では使用されていません。その建物をセットによって昭和のバスターミナルセンターにし、撮影されているのです。

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半分、青い。の東京のロケ地・舞台となった場所を紹介!

西園寺不動産のロケ地とは?

西園寺不動産と言えば、鈴愛の同級生西園寺龍之介ことブッチャーの父親が経営している不動産です。鈴愛の地元岐阜県東美濃市梟町で一番のお金持ちと評される資産家で、ブッチャーの父親の少々ゲスなイケイケの経営手腕でも知られています。とてもお金持ちである西園寺不動産ですが、もちろん住んでいるお家も豪華そのものです。

そんな資産家西園寺不動産のお家は、梟町にあるという設定なのですが、実は東京で撮影されています。東京都小金井市にある大森邸です。広大な敷地と大きな建物が特徴の大森邸は、かつて東京の資産家が別荘として所持していたと言われる建物です。この大森邸をロケ地として、西園寺不動産のお金持ちさと住んでいるお家の豪邸っぷりが描かれました。

大森邸は様々なドラマの撮影に使用されていることでも有名です。リーガルハイや相棒、黒革の手帖などのヒット作品の撮影に使用され、大物政治家などの自宅として使われています。西園寺不動産の豪邸としても見られた重厚な雰囲気が様々な撮影に活かされているのです。

西北大学のロケ地とは?

主人公鈴愛の幼馴染律が進学する西北大学ですが、モデルは早稲田大学ではないかと噂されています。その理由は、鈴愛のお父さんのセリフにある「都の西北」という言葉です。早稲田大学の校歌はこの「都の西北」という歌詞から始まっています。また、脚本家北川悦吏子の出身校も早稲田大学であるという事もあり、西北大学は早稲田大学をモデルにしているという説は有力でしょう。

東京都の私立大学である西北大学ですが、モデルは早稲田大学でもロケ地は他にあります。律と正人が弓道の授業を受けた帰りのシーンは、東京農工大学の府中キャンパスで撮影が行われました。西北大学のロケ地となったのは他にもあり、実際に律が弓道をするシーンには、本物の弓道場を借りて撮影を行いました。

律の弓道シーンを撮影したのは、羽村市弓道場です。東京農工大学にも弓道場はあるのですが、半分、青い。の撮影には使用されなかったようです。東京農工大学で撮影が行われたなどの情報は、東京農工大学も発表しています。

オフィスティンカーベルのロケ地とは?

漫画家を目指して上京し、人気少女漫画家秋風のオフィスティンカーベルに鈴愛は弟子入りすることになります。そんなオフィスティンカーベルのロケ地となっている場所は、東京都善福寺公園のパークサイドヴィラです。撮影施設として貸出されているパークサイドヴィラですが、オフィスティンカーベルの外観の撮影にのみ使用されました。

秋風ハウス近くの商店街のロケ地は?

秋風ハウスは人気少女漫画家秋風に弟子入りした鈴愛が入居することになる寮です。弟子入りしてはじめは鈴愛は「飯アシ」という食料を用意する要因として働かされていました。鈴愛が買い物に出かけている商店街のロケ地となっている場所は、台東区にあるおかず横丁です。昔ながらの風情が残る商店街で、半分、青い。の撮影に使用されました。

なんでも作るよオフィスのロケ地とは?

なんでも作るよオフィスとは、鈴愛が働くことになる「ヒットエンドラン」が入居しているシェアオフィスです。ここで鈴愛は、生き生きと働く事業家たちの姿を見ます。何でも作るよオフィスというシェアオフィスは架空のものなのですが、ロケ地となっている世田谷ものづくり学校は実際にシェアオフィスとして活躍している施設です。

世田谷ものづくり学校は、廃校となった学校の校舎を利用して作られています。旧世田谷区立池尻中学校が廃校になり、その校舎を民間企業が借り受けて運営しています。なんでも作るよオフィスのロケ地として使用されましたが、実際にシェアオフィスとしても使われていることから、働く人々の活気を感じるロケ地となっています。

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半分、青い。のロケ地・舞台となった場所に行ってドラマを追体験しよう!

半分、青い。にはおおまかに岐阜県と東京都の二か所の舞台があります。鈴愛の故郷である岐阜県では、主に舞台となっているのは東濃地方で、ふくろう商店街のセットが作られたいわむら町をはじめ、様々な場所で撮影が行われました。また、東京編で登場するシーンも、様々な場所が舞台となっています。

岐阜県では風情のある街並みや美しい自然に触れることが出来ます。東京でロケ地となった場所も、半分、青い。の物語に欠かせない印象的な場所ばかりです。是非ロケ地となった町や場所を訪れ、半分、青い。の世界観に触れながら物語を追体験してみましょう。

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