2018年08月18日公開
2018年08月18日更新
gleeのフィン役コリー・モンティスの死因はなに?追悼エピソードの内容は?
2013年7月13日、gleeのフィン役コリー・モンティスが31歳という若さでこの世を去った。薬物依存やアルコールの過剰摂取など、その端正な顔立ちとキュートな性格とは裏腹に私生活では薬物依存に苦しめられていた。このドラマgleeの中では爽やかな青年フィンを演じており、私生活でも劇中でも恋人であるリア・ミシェルとの交際も順調であった。順風満帆な人生を歩んでいるように見えた最中の出来事であった。彼はなぜ31歳という若さでこの世を去ったのか、その死因や死後の追悼エピソードを探る。
目次
gleeのフィン役コリー・モンティスの死因とは?追悼エピソードも紹介!
コリー・モンティスという俳優をご存知だろうか。その愛くるしい笑顔で世界中のファンから愛される俳優であった。2013年7月13日、彼は突然帰らぬ人となってしまった。今回はその死因や追悼エピソードに迫る。
gleeとは?
絶大な人気を博している海外ドラマシリーズ「glee」とは?
gleeとは、2009年より放送が開始された米国で絶大な人気を博したドラマシリーズである。プロのミュージシャンやブロードウェイでの公演履歴を持つ実力派のキャストによって繰り広げられる歌唱やダンスは圧巻だ。2015年に全121話を持って放送が終了したが、未だ同ドラマの根強いファンは多い。
gleeにてフィン役として活躍していたコリー・モンティスとは?
1982年5月12日カナダ カルガリーに生を受ける。2009年に放送が開始されたドラマgleeのフィン役として人気を博し、ドラマの中で恋人であるレイチェル・ベリーを演じたリア・ミシェルとは実生活でも恋人同士であった。俳優として活躍する前は、カナダ ナナイモのウォールマートの店員として働いていた。2013年7月13日ホテル一室にて死亡しているのが確認される。享年31歳であった。
gleeのフィン役コリー・モンティスの死因とは?
コリーの死因は薬物が原因?
gleeの中でフィン役として人気を博したコリー・モンティス。2013年7月13日彼は突如この世を去った。検視の結果、発表された彼の死因は、静脈注射によるヘロインの使用と、アルコール摂取による混合薬物中毒であることが分かった。
コリーは年始めに薬物のリハビリ施設に入所しており、同年4月に退院している。皮肉なことにも、リハビリにより体がクリーンになったことから薬物への耐性が下がっていたことが死因の一つとなってしまった。
最期に彼を看取ったものは居らず、皮下注射器とドラッグ吸引道具、空になったシャンパンボトル2本に囲まれながら、ひとり息を引き取ったのであった。
glee フィン役コリー・モンティスの最後の行動は?
そのキュートな笑顔で視聴者の心を鷲掴みにした海外ドラマgleeのフィンことコリー・モンティス。彼の訃報は世界に衝撃を与えた。彼が死を迎えるまでの行動は一体どのようなものだったのか。
コリーの死去2日前となる7/11の夜
コリーがこの世を去る2日前、彼はgleeのキャスティング・ディレクターであるモーリーン・ウェブと、マネージャーであるエレナ・カーシュナーと共にディナーを楽しんでいた。その際に食事と一緒に注文した飲料はルバーブレモネイドであった。その場にいる誰もアルコールを摂取することはなかった。コリーの様子も特に普段と変わった様子はなく、至って元気で紳士的であった。
死亡当日となる13日の朝
悔しくもこの世を去ることとなった13日の朝、彼はgleeのクリエイターたちと楽しく談笑をしていた。コリーは、gleeの監督チームの一人であるアダム・シャンクマンに対し、「楽しくやっているよ。気分は最高。」とさえ語っていた。その際も特に変わった様子はなかったようで、「至って健康に見えた。」とアダムは驚いた様子で語っている。
死の直前
コリーはホテルに戻る前にアルコールを摂取しており、この時すでに中枢神経の働きは鈍くなっていた。ホテルへ戻り、ヘロインを注射したことにより、アルコールとの混合中毒を引き起こしてしまった。撮影機関やアメリカに滞在している間は、薬物を断ちクリーンな状態で過ごすよう努めていたようだが、その裏で彼は、一人ひっそりと薬物の禁断症状と戦っていたのだ。
glee フィン役コリー・モンティスとドラッグ
彼の人生はドラッグとの闘いだった
華々しい世界で活躍するコリー・モンティスにはもうひとつの顔があった。薬物依存症だ。コリーは13歳の頃から不登校となり、マリファナやアルコールにはまり、ついに19歳になる頃にはリハビリ施設へ入所することとなった。その後一度は薬物依存から立ち直るものの、2013年に施設へ再入所。やはり最期まで薬と手を切ることができなかった。
コリーは生前、母親であるアンに対し「ハリウッドはプラスティック(作り物)だ」と語ったことがある。アンによるとコリーは業界を辞めたがっていたが、まだ契約が残っているため続けざるを得なかった。強いストレスに晒されるショービジネスの世界で、彼もまた自身の在り方にもがき苦しんでいたある種の被害者なのかもしれない。
gleeのフィン役コリー・モンティスの追悼エピソードを紹介!
彼の突然の死を受け、gleeシーズン5第3話にて追悼エピソードが放映された。コリーが演じたフィンもまた劇中でこの世を去ることとなった。この回には、すでに同番組の降板を発表していたオリジナルキャストのアンバーやマークも出演。逝ってしまった故人を悼む悲しいお別れの回となった。このエピソードのタイトルは「サヨナラは最も辛い言葉」である。
シーズン5 第3話で放送
同ドラマで恋人役を演じ、また私生活でもコリーの恋人であったレイチェル・ベリー役リア・ミシェルは、追悼として劇中にて Make you feel my loveを披露した。
選曲したのは彼女自身であり、ドラマの一幕にて彼女は「私に気を使わないで。何も言わないで。彼を愛していたわ。彼は私と皆を愛していた。私には分かる。」と涙ながらに言葉を紡ぎ、この歌をフィンへ捧げた。その姿は見る者の涙を誘ったのであった。
glee追悼エピソードを見た人の反応は?
追悼エピソード視聴者たちの感想は「俳優たちは演じていない。本心でこの撮影に挑んでいるように見える。」や「コリーよ。安らかに。」「恋しいよ。コリー」といったもので、彼を偲ぶ声や、gleeの演者たちを気遣う声が続々と寄せられた。
また特に恋人役のレイチェル・ベリーが Make you feel my love を歌唱するシーンは反響が大きかった。このエピソードは彼のファンや共演者たちにとって、最も悲しい回となった。
思い出深い I'll stand by you
同ドラマ内でコリーが披露したことのある I'll stand by you をメルセデス役であるアンバー・ライリーがカバーしたことも話題となった。
glee共演者からフィンに対するの追悼の声
コリーの衝撃の死から1年が経った2014年7月13日、gleeのキャストたちが次々と彼への追悼メッセージを公開した。彼らがコリーに向けて送ったメッセージを、それぞれ紹介していく。
gleeにてマイク役を演じたハリー・シャム・ジュニアは
gleeにてマイクを演じたハリー・シャム・ジュニアは"I often think of the good memories I shared with Cory and it makes me smile. He was a one of a kind gentleman and will forever be missed."(いつもコーリーと共有した楽しい思い出を思い出して、笑みがこぼれるよ。本当に紳士的な男だったし、これからも彼を恋しく思う。)と彼を恋しく思う気持ちを吐露した。
gleeにてウィル役を演じたマシュー・モリソンは
ウィル役を演じたマシューモリソンは "I personally believe Cory was reborn into some other beautiful form a year ago today. I celebrate him and his life... Wherever that may be."(私はコリーが他の美しい何かに生まれ変わったと信じている。どこにいたとしても、彼自身と彼の人生に祝福を)とツイートし故人を偲んだ。
そして、同作でコリーの恋人役を演じ、また実生活でも恋人であったリア・ミシェルは
ドラマ内で恋人役を演じ、また実生活でもコリーの恋人であったリア・ミシェルは"We hold you in our hearts today, and every day we remember your smile. We will love you and miss you always. "(今日は私たちは心の中で貴方を抱きしめるわ。そしていつもあなたの微笑みを思い出すの。私たちはこれからも貴方を愛するし、恋しく思う)と亡き恋人を思いツイートした。
gleeのフィン役コリー・モンティスまとめ!