ひよっこのヒデ役の磯村勇斗とは？まれや仮面ライダーにも出演していた？

2017年に放送されたNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』。第96シリーズの作品であり、全156回の平均視聴率は20.4%となった事で、「あさが来た」「とと姉ちゃん」「べっぴんさん」に続く4作連続の視聴率20%超えを獲得しました。特に中盤から後半にかけて話が盛り上がりを見せると、視聴率は常に20%を超え、60〜70代にとっての朝のお供となったのです。

『ひよっこ』が話題となった要因の一つに「豪華なキャスティング」がありました。主人公を演じた人気女優の有村架純さんを始め、現在人気絶頂の竹内涼真さん、最早知らない人はいない大御所である木村佳乃さんや佐々木蔵之介さんなど、他にも有名な豪華女優・俳優陣が勢揃いしています。

ドラマひよっこのそんな豪華キャストの中で、ひよっこのヒロインとの関係で重要な役柄となる前田秀俊（ヒデ）役を務めたのが、若手イケメン俳優「磯村勇斗」さんです。実は2015年の連ドラ『まれ』にも出演していました。まだあまりテレビでの露出がない彼。今回、そんな磯村さんについて徹底調査します！

朝の連ドラとして人気を博した『ひよっこ』。2017年4月3日から9月30日まで放送されたこの作品は、昭和39年から昭和49年までの時代設定であり、東京オリンピックの開催を控えた高度経済成長期の光と陰を上手く絡めながら、主人公達の人間関係を描いた作品となっています。

有村架純がひよっこで演じるヒロインの『谷田部みね子』は、茨城県の山村・奥茨城村に住み、地元をこよなく愛する高校三年生。不作で農協から借金を抱え、沢村一樹演じるみね子の父、『長谷部実』は借金返済の為に東京へ出稼ぎに。決して裕福な暮らしでは無かったが、家業の農作業を精力的に手伝いながら仲のいい家族の元で、みね子は幸せに暮らしていました。

しかしそんな幸せな家庭に大きな事件が。出稼ぎへ行っていたはずの父親が消息不明になっていたのです。みね子はそんな父の捜索と家計を支える為に、高校卒業後、幼馴染二人と共に急遽東京へ集団就職することに。みね子は仲間らと共に寮で暮らしながら工場で働き、その傍に父を探す日々を送ります。

しかしここでまたみね子にとって不運が！東京オリンピックが終わってから訪れた不況の影響により、就職した工場は就職して1年も経たずに倒産。みね子は職を失い、途方にくれたのです。しかしそんな彼女を拾い、助けてくれたのが、過去に父の馴染みであった赤坂の洋食屋『すずふり亭』でした。

すずふり亭で働きながらも、みね子は新しく住み始めたあかね荘の仲間を含め、様々な人々との人間関係や恋愛模様を経験し、成長していく話となっています。見つかった父が記憶喪失だったり、恋愛をして、失恋をして、そしてまた新たな出会いがあって。本当に様々な事が周りで起こりながらも、人としてみね子が大きく成長してく姿は、視聴者の涙腺を思わず刺激します。

ではここで、本題にもなっている『ヒデ』とは一体何者で、どんな登場人物なのか？それについて詳しく説明します！

ひよっこに登場する『ヒデ』こと『前田秀俊』とは、みね子が働くことになった洋食屋、「すずふり亭」で働く見習いコックです。父親を早くに亡くし、仕事をする母に代わって姉と妹と共に食事を作っていた過去を持ちます。彼もヒロインのみね子が住むあかね荘の先住者であり、みね子と恋仲であった純一郎（竹内涼真さんが演じています）と仲がいいです。

昭和42年、すずふり亭の料理長である省吾（佐々木蔵之介さんが演じています）から新メニューの提案を命じられ、様々な料理の本を調べて新メニューの開発に勤しみます。その参考資料として、すずふり亭で働くみね子を引き連れて名店のランチに行くようになります。

ひよっこに登場するヒデの性格は、誰がどう見ても皆が公認する程のど真面目！すずふり亭の新メニューを提案する際にも、図書館から何冊もの料理本を借り、一生懸命メニューの考案に勤しむ姿が見られました。

そして、ものすごく人との接し方が不器用！真面目でかっこいい好青年にありがちなパターンですね。更にお決まりの、恋に奥手な性格も健在。見ている方がいじらしくなるようなシーンは、視聴者に非常に好評でした。かと思えば、男らしく振舞う場面も。そんな彼の姿に、視聴者の中には心を奪われたと話題になっています。

注目されるのは、ひよっこのヒロインのみね子とヒデの関係です。ヒデはすずふり亭の見習いコックとして、みね子は彼が働くすずふり亭のホール係としてそれぞれ働いています。さて、彼らは一体どのような関係になったのかを紹介します。

ひよっこのみね子がすずふり亭でホール係として働き始めた当初は、ヒデも職場の先輩後輩程度にしか見ていませんでした。ヒデはみね子と会った当初、みね子を「ちゃん」付けで呼んでいましたし、男女の関係を思い描いてはいなかったと言われています。

しかし、昭和42年頃から徐々に周囲に合わせてみね子を呼び捨てするように。やがてみね子に思いを寄せるようになります。すずふり亭の新メニューの開発について料理長から話があり、ヒデはそれの一環として休日に名店のランチへ出かけるようになります。その際に、ヒデはみね子を誘うようになり、二人の仲は一気に距離が縮んで行きました。

そしてついにひよっこの有名な『立ち聞き場面』！女性達の井戸端会議、現代の女子会とも言えるような女性陣の集まりで、ヒデとみね子に関わる女性陣からの誘導により、まんまとみね子は『大好きです、ヒデさんのこと』と言わされてしまうのです。そしてそんなみね子の背後にはヒデが立ち聞きをしています。

そして両者の気持ちが確認できたことで、晴れて二人は付き合うことになったのです。しかしこの状況は、みね子からヒデへ、女性から男性へ告白をした形となってしまいました。それが気になったヒデは、後日正式に自分から『付き合ってくれないかな』と再度告白するのです。そしてその際に先走って『プロポーズするときは…』と、結婚についても伝えるのです。

こうして結ばれた二人は、翌年の昭和43年にヒデからみね子にプロポーズをし、みね子がそれに同意。みね子の家族である谷田部家が東京へ来て、すずふり亭で父の思い出のハヤシライスを食べた後、ヒデは『みね子さんと結婚させて下さい。幸せに生きます。幸せになることを諦めません』と言って谷田部家の前で頭を下げるのです。そして、みね子の両親を始め、沢山の人々から祝福を受けて入籍を果たします。

ではここで、ひよっこの劇中でヒデ役を演じたかっこいいと話題の若手俳優、『磯村勇斗』さんについて紹介します。

ひよっこでヒデ役を演じたイケメン若手俳優、『磯村勇斗』さん。1992年9月11日に静岡県沼津市に生まれ、身長176㎝のA型。中学生の頃に自主制作した映画がきっかけで役者を目指し、高校生で地元の劇団に「芝居を教えて欲しい」と電話を入れ、週1回通っていたと言われています。

高校を卒業後は、すぐにでもプロダクションや劇団などに入って演技を学びたいと思っていたそうですが、ご両親が猛反対。演技が勉強できる大学、ということで、桜美林大学へ進学。しかし中退してしまいました。

その後、芸能事務所に所属することなく小劇場を点々と回り、地道に努力を重ねていった磯村さん。そしてついに、磯村さんがお茶の間で活躍する時がやって来たのです。そう、それが、2015年放送の『仮面ライダーゴースト』！その中で磯村さんは、アラン/仮面ライダーネクロム役でレギュラー出演を果たし、家庭のちびっこばかりではなく、その親であるママさん方からの人気をも集めました。

過去に磯村さんが出演した作品には、『事件救命医2〜IMATの奇跡〜（2014年）』や『スケープゴード（2015年）』、最近の作品では『仮面系ノイズ（2017年）』などが挙げられます。その中でも有名どころとなっているものが、レギュラー出演を果たした『仮面ライダーゴースト（2015年）』だと評判です。

皆さん、最近の仮面ライダーを拝見された事はありますでしょうか？『仮面ライダー』と聞いて、藤岡弘さんを想像される方もまだまだ多いのでは無いでしょうか？しかし、現代の仮面ライダー、平成の仮面ライダーは昭和の時代と比べて一味も二味も変わって来ているんです。まず大きな違いの一つとして、『登場する仮面ライダーが一人では無い』という事です。

昭和に放送されていた仮面ライダーといえば、主人公が仮面ライダーに変身し、敵を倒す！といった構図であり、正義のヒーローは基本的に一人、もしくは二人程度。敵は何だか得体の知れない怪物、というものでした。しかし、平成は違います。メインとなる主人公が登場し、彼が仮面ライダーに変身する設定は変わりありません。が、仮面ライダーに変身するのは主人公だけでは無いのです。

主人公以外にも、主人公の友人やライバル、敵、時には女性までもが仮面ライダーに変身し、仮面ライダー同士で戦いが繰り広げられるのです。そのため、一つの仮面ライダー作品のなかに、何種類もの仮面ライダーが登場します。

更には仮面ライダーに変身できるだけではなく、追加アイテムによって一体の仮面ライダーが様々なバージョンに変身できてしまうという、何ともちびっこ達がワクワクする仕掛けが豊富に散りばめられているのです。反面、親にとっては子供の玩具として必要なアイテムが多くなり、お財布には優しく無いと話題になっています。

そして、昭和の仮面ライダーと大きく違うもう一つの点。それは、出てくる青年達が皆かっこいい！見事にイケメン揃い！元々ちびっ子達を対象に作られた作品でしたが、あまりにかっこいい青年ばかり登場するので、ちびっ子達だけでなく、そのママさん達に絶大な人気を博しています！キャストが登場する仮面ライダーのショーともなれば、子供達の歓声に負けない程、保護者の声援も強いと話題になっています。

実は、実写版るろうに剣心の剣心役を務めた佐藤健さんや、ひよっこの島谷純一郎を演じた竹内涼真さんも平成仮面ライダーに出ていた一人。佐藤さんは2007年放送の『仮面ライダー電王』に、竹内さんは2014年放送の『仮面ライダードライブ』で主演を演じ人気を博しました。他にも福士蒼汰さん、菅田将暉さんなど、錚々たるメンバーも、仮面ライダー出身の俳優です。綾野剛さんは同じライダーでも怪人側でのデビューでした。

そんな平成仮面ライダーのうちの一つ、『仮面ライダーゴースト』にイケメンライダーの一人として登場したのが、アランを演じた磯村勇斗さんです。磯村さんが演じたアランですが、かっこいい容姿に加え、「青い空」と「たこ焼き」を愛する異世界の王子、という何ともギャップのある設定だと評判です。

クールでかっこいい反面、たこ焼きを10箱も頬張って腹痛を起こすといった、どこか抜けている設定を見事に演じきった磯村さんはすごい俳優だと話題になっています。

そして彼の人気はその作品だけに留まらず、何と磯村さんが務めた役、アランのスピンオフ映画、『アラン英雄伝』が上映されたのです！かっこいい磯村さんを存分に拝めるその企画は非常に好評でした。

ここで、ひこっよのヒデ役を演じた磯村勇斗さんに対し、視聴者がどのように感じているかを口コミなどと共に紹介します。

多かった言葉は「磯村くん、かっこいい！」という一言！ひよっこを見て磯村さんを知り、そこからファンになったという方もいらっしゃいました！やはりひよっこでのかっこいい姿が非常に好評です。

この方は、ひよっこでの磯村さんのかっこいい容姿だけではなく、彼の演技力に魅了されているようです。やはり、地道にコツコツと努力してこられた方ですので、演技力も確かなものを兼ね備えています！演技についてはご本人さんもかなり勉強をされているようで、演技を真剣に取り組む磯村さんの心意気に対しても、かっこいいと評判です。

そしてこの方はひよっこのヒデ役を演じた磯村さんの声に惹かれていると！確かに、磯村さんの声は少し深めで耳に心地よい声だと好評なので、声がいい、というご意見は多いです。加えて容姿がかっこいいのでさらに磯村さんは人気になりました。

ひよっこでヒデ役を演じた磯村勇斗さんですが、かっこいい容姿に加え、確かな演技力を兼ね備えた姿は、まだまだ彼がこれから飛躍する可能性が十分にある事を示しています。今後の活躍として、今年の11月に『ういらぶ。』、12月に『春待つ僕ら』という映画に出演され、公開予定となっています。

ひよっこだけでなくまだまだこれから活躍が期待される磯村勇斗さん！もうすぐ26歳になる彼ですが、これからも多くの経験を積み、知らない人がいないくらいの大物俳優さんになることが期待されます。彼のかっこいい容姿と確かな演技力に、今後も注目していきましょう！