2021年03月30日公開
2021年03月30日更新
【凪のお暇】母は毒親で性格がヤバイ?凪との関係やドラマと原作の違いを考察
ドラマ化もされた人気漫画『凪のお暇』。そんな『凪のお暇』に登場する大島凪の母親が、毒親で性格がヤバイとざわついているようです。大島凪の母親が毒親と言われるエピソードは一体どのようなものが挙げられるのでしょうか?そこで今回は『凪のお暇』・大島凪の母親の毒親説をドラマ版と原作漫画版で比較ネタバレしてみました。また、併せてドラマ版キャストを演じた俳優たちの役柄やプロフィールもチェックしてみましょう。
目次
凪のお暇とは?
女性を中心に根強い支持されている漫画・『凪のお暇』。そんな『凪のお暇』とは一体どのような漫画なのでしょうか?まずは、『凪のお暇』の作品概要をチェックすると共に、あらすじネタバレをチェックしてみましょう。
凪のお暇の概要
『凪のお暇』は、『Eleganceイブ』にて2016年8月号から連載中の、コナリミサトによる漫画です。2021年1月時点で累計発行部数は400万部を突破しているヒット漫画です。また、2019年7月〜9月にはテレビドラマ版が放送されました。
凪のお暇のあらすじ
節約が趣味の28歳OLの主人公・大島凪。そんな大島凪は、常に空気を読んで周囲に合わせて目立たず謙虚に振る舞っていました。生まれつきのくせ毛を、時間をかけてストレートに整えるなど女子力の高い自分を作り上げていました。しかしある時、大島凪を蔑む同僚たちの陰口を知ります。
さらに、隠れて交際している我聞慎二が性行為目当ての旨を同僚らに話しているのを目撃し、過呼吸で倒れてしまいます。この出来事をきっかけに大島凪は会社を辞め、家財を処分し都心から郊外へ転居します。物だけでなく、全ての人間関係を断ち切った大島凪は、ゼロから新しい生活をスタートさせるようになります。
凪のお暇の母親は毒親?性格・凪との関係を原作版とドラマ版で比較
コナリミサトによる漫画・『凪のお暇』。そんな『凪のお暇』の主人公・大島凪の母親が毒親だと言われているようですが、大島凪の母親は一体どのようなところが毒親だと言われているのでしょうか?お次は、毒親と言われている『凪のお暇』・大島凪の母親の性格を調査するとともに、原作版とドラマ版での母親像についてネタバレチェックしてみましょう。
原作漫画での母親は毒親?
母親の外面
『凪のお暇』原作漫画での大島凪の母親が毒親?説ネタバレ1つめは、『母親の外面』です。大島凪の母親が毒親と言われている理由の一つが、外面の良さです。大島凪の母親は非常に外面が良いのですが、実際の心の内はかなり黒いもので、周囲を味方につけることが非常に上手です。ある時、母親が仕事の休憩中に大島凪に電話をしたのですが、大島凪は出ませんでした。母親はそのことを職場の人に話します。
すると職場の人たちは「薄情だなぁ」「たった一人の母ちゃん田舎に残して」と、口々に大島凪を悪く言います。そのような悪口を言うように仕向けたのは母親なのですが、母親は「そんな言い方よしてや。」「たよりがないのは元気な証拠でしょや。私はあの子が東京でのびのびやってくれればそれでいいんだわ。ただちょっと声が聞きたかっただけ。あの子のこと悪く言うのはよして!」と言います。
このように言う母親の姿を見て、職場の人たちは「私たちが鬼電して引き摺り出してやる!」と言い、鬼電を繰り返しました。最初は知らない番号からの電話に不思議がっていた大島凪でしたが、すぐに母親だと気づきます。このように、大島凪の母親は周囲を巻き込むのがとても上手です。周囲を使いながらも大島凪に圧をかけていました。
大島凪が電話に出ても「言ったわよね出られなかったら折り返してって。お母さんを心配させて楽しんでるの?」「身なりはちゃんとしてる?まさかあのみっともない頭で外に出たりしてないわよね?」と、口々に自分の思いばかりを伝えます。子供のことより自分のこと、そのためには周囲を巻き込むのも悪いと思いません。『凪のお暇』原作で描かれている大島凪の母親は毒親のテンプレート像とも言える人物です。
トウモロコシをゴミ箱に捨てる
出典: https://note.com
『凪のお暇』原作漫画での大島凪の母親が毒親?説ネタバレ2つめは、『トウモロコシをゴミ箱に捨てる』です。『凪のお暇』原作で描かれた毒親シーンはまだまだあります。大島凪は幼い頃からトウモロコシが苦手だったのですが、ずっと食べられずにいた所、母親が「ならもう食べなくていいわ」と、トウモロコシをゴミ箱に捨ててしまいました。大島凪はいきなりの出来事に「なんで捨てちゃうの!?」と混乱してしまいます。
すると、大島凪の母親は「凪が食べないからよ。かわいそうなトウモロコシ。みんなが一生懸命作ったのに、凪のせいで死んじゃった」と、チクリと攻撃します。もちろん、好き嫌いをするのは良くないと思いますが、責められるように言われると子供はとても怖いですし、トラウマになりかねません。案の定、大島凪は「もう残さないから」と泣いて謝っていました。
生まれつきの髪を「みっともない」と言う
『凪のお暇』原作漫画での大島凪の母親が毒親?説ネタバレ3つめは、『生まれつきの髪を「みっともない」と言う』です。大島凪の母親の毒親ネタバレの中でもずば抜けた原作漫画の毒親シーンが、こちらです。大島凪は子供のころからくるくるとした天然パーマで、非常にボリュームがありました。そんな天然パーマの大島凪の髪の毛を毎朝母親はブラシで整えてくれていました。この話だけなら良い母親でしょう。
しかし、大島凪の母親はかなり乱暴にブラッシングしていました。いくら「痛い!」と訴えても「じっとしてなさい凪!」「こんな頭のままじゃみっともないでしょ、ちゃんとしなさい凪!」と吐き捨てるほどでした。大島凪も好きで天然パーマになったわけでもないのに、こんなにひどい発言・行動は毒親と表現する以外にありません。
ドラマでの母親は毒親?
娘に金の無心をする
『凪のお暇』ドラマ版での大島凪の母親が毒親?説ネタバレ1つめは、『娘に金の無心をする』です。大島凪は坂本龍子とコインランドリー経営をすることになり、いよいよお金を支払って契約という日、母親から台風が襲ったから実家の様子を見に来て欲しいと連絡がきます。駆けつけるも壊れた所は大したことないようでした。それなのに呼びつけたのには理由があります。
母親は「知り合いの工務店が実家をくまなくチェックしてくれ、もう全面的にリフォームが必要」と言います。更に机には60万の見積書が置かれていました。つまり、遠回しにリフォーム代を払ってくれと言っていたのです。娘にお金の無心をする母親は毒親の中でも強いのではないでしょうか。
両家の顔合わせ
出典: https://note.com
『凪のお暇』ドラマ版での大島凪の母親が毒親?説ネタバレ2つめは、『両家の顔合わせ』です。ある流れで、我聞慎二が大島凪の母親に「結婚を前提にお付き合いしています」と嘘をつきます。この嘘をきっかけに両家顔合わせにまで発展してしまいます。しかし両家顔合わせはかなりドロドロとしたものになってしまいました。
我聞家の秘密を聞いた母親は「さすが、あなたが選んだ人ね。凪。昔からそうだもんね。あなた、何やらせてあげたって、何一つ身にならない。お母さんの期待に応えたこともない。一度だって。その挙句のこれね。みっともないご家族」と大島凪に吐き捨てます。嘘だったとはいえ、本当に我聞慎二と結婚するつもりで両家顔合わせをしていたとすれば、ゾッとする展開すぎます。
原作漫画では凪が母親が普通の人間なんだと気づく?
上記の『凪のお暇』ネタバレをチェックするとわかるように、大島凪はこれまで母親のことを異常に感じていました。しかし、ある出来事を機に大島凪は母親が普通の人間なのだと気づきます。これまで無敵だと思っていた母親ですが、実はごく普通の邪心のある人間だと気づいてからは心がふっと軽くなりました。
凪のお暇の母親役のドラマキャスト
『凪のお暇』原作漫画版とドラマ版での大島凪の母親の毒親像についての違いはわかりましたが、ドラマ版で大島凪の母親役を演じたキャストは一体どんな方だったのでしょうか?お次は、ドラマ版『凪のお暇』で、大島凪の母親役を演じたドラマキャストのプロフィールや主な出演作品をチェックしてみましょう。
片平なぎさのプロフィール
- 生年月日:1959年7月12日(61歳)
- 出生地:東京都品川区
- 身長:167cm
- 血液型:O型
- 職業:女優
- ジャンル:テレビドラマ、映画、舞台
- 事務所:ホリプロ
ドラマ版『凪のお暇』で、大島凪の母親役を演じたドラマキャスト・片平なぎさは、1974年に日本テレビのオーディション番組『スター誕生!』に出演して合格したことで芸能界デビューを果たしています。1975年に東芝から「純愛」で、当初はアイドル歌手としてデビューしました。
片平なぎさの主な出演作品
ドラマ版『凪のお暇』で、大島凪の母親役を演じたドラマキャスト・片平なぎさの主な出演作品は、ドラマ『スチュワーデス物語』・『赤い霊柩車』シリーズ・『Ns'あおい』、映画『トリック劇場版2』などが挙げられます。また、バラエティー番組でも活躍しており、『新婚さんいらっしゃい!』では1981年11月15日から1992年5月17日までの10年半にわたってアシスタントを務めました。
凪のお暇のその他キャスト一覧
『凪のお暇』・大島凪の母親役を演じたドラマキャストについてはわかりましたが、実はドラマ版『凪のお暇』は豪華キャストが集結したドラマとして注目されています。大島凪の母親役を演じた片平なぎさをはじめとする、豪華キャストたちは一体どのような方達がいるのでしょうか?お次は、ドラマ版『凪のお暇』のその他キャストを一覧でチェックしてみましょう。
大島凪役/黒木華
ドラマ版『凪のお暇』で大島凪役を演じたキャストは、『黒木華』です。黒木華は、大阪府出身・1990年3月14日生まれのパパドゥ所属の女優です。2010年にNODA・MAP公演『ザ・キャラクター』にアンサンブルとして初舞台デビューを果たしました。
そして舞台デビューの翌年、2011年に公開された映画・『東京オアシス』にてスクリーンデビューを果たしました。そんな黒木華の主な出演作品は、ドラマ『リーガルハイ』・『花子とアン』、映画『舟を編む』・『母と暮せば』などが挙げられます。
安良城ゴン役/中村倫也
ドラマ版『凪のお暇』で安良城ゴン役を演じたキャストは、『中村倫也』です。中村倫也は、東京都出身・1986年12月24日生まれのトップコート所属の俳優です。中村倫也は高校1年時に所属事務所からスカウトを受け、2005年に公開された映画『七人の弔』で俳優デビューを果たします。芸能生活10周年となる2014年に『ヒストリーボーイズ』にて舞台初主演を務め、第22回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞しました。
2018年1月〜3月にかけて放送されたドラマ『ホリデイラブ』で白身の演技を披露し、知名度をあげました。また、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』に出演したことで、幅広い年代から支持されるようになります。そんな中村倫也の主な出演作品は、ドラマ『ヤンキー君とメガネちゃん』・『この恋あたためますか』・『初めて恋をした日に読む話』、映画『水曜日が消えた』・『人数の町』などが挙げられます。
白石うらら役/白鳥玉季
ドラマ版『凪のお暇』で白石うらら役を演じたキャストは、『白鳥玉季』です。白鳥玉季は、大阪府出身・2010年1月20日生まれのスマイルモンキー所属の子役です。2011年、1歳の時に芸能活動を開始して以来、企業広告ポスターやCM・WEB広告などに出演しています。
2016年度前期放送のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』にてテレビドラマ初出演を果たしました。『凪のお暇』で演じた白石うらら役での大人顔負けの演技により脚光を浴び、天才子役として評価されるようになりました。そんな白鳥玉季の主な出演作品は、ドラマ『テセウスの船』、映画『永い言い訳』・『ステップ』などが挙げられます。
白石みすず役/吉田羊
ドラマ版『凪のお暇』で白石みすず役を演じたキャストは、『吉田羊』です。吉田羊は、福岡県出身・2月3日生まれの女優です。そんな吉田羊は、小劇場を中心に舞台に立っていたのですが、30代になり、のちに所属することとなる『ORANKU(おランク)』のマネージャーに「映像をやりませんか」とスカウトされ、2007年4月より初めて事務所に所属しました。
吉田羊が女優としての知名度を広めたのは、NHK連続テレビ小説『瞳』でのことでした。その後は、舞台・ドラマ・映画と多ジャンルで活躍する女優に成長しました。そんな吉田羊の主な出演作品は、ドラマ『コウノドリ』シリーズ ・『真田丸』・『まだ結婚できない男』、映画『脳内ポイズンベリー』・『映画ビリギャル』・『嫌な女』などが挙げられます。
吉永緑役/三田佳子
出典: https://jisin.jp
ドラマ版『凪のお暇』で吉永緑役を演じたキャストは、『三田佳子』です。三田佳子は、大阪府出身・1941年10月8日生まれのプロダクション尾木所属の女優です。そんな三田佳子は、高校を卒業した1960年春に第二東映へ入社し、同年『殺られてたまるか』で女優デビューを果たしました。
その後は高額納税者番付において俳優・タレント部門で1991年から1994年まで4年連続で首位となり宝島社の「日本の女優100人」に掲載されるほどの人気女優になりました。そんな三田佳子の主な出演作品は、ドラマ『太閤記』・『いのち』・『花の乱』・『花燃ゆ』、映画『沈黙』などが挙げられます。
凪のお暇の母に関する感想や評価
ドラマ化もされた人気漫画・『凪のお暇』。そんな『凪のお暇』に登場する大島凪の母親に対して、世間の人々は一体どんな感想や評価を抱いているのでしょうか?最後に、『凪のお暇』・大島凪の母親に対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。
金曜の夜は凪のお暇を一人で見てほっこりするのが習慣だけれど、前回の放送は唯一ほっこりできなかった。凪母の毒親っぷりが想像以上で。裏を返せば片平なぎささんの演技が上手いということだけど本当に怖くてしんどかった。
— まみたす@貿易事務2年目 (@kuro_susan723) September 13, 2019
今日は自分を労う意味でもほっこりさせてほしい🥺#凪のお暇
こちらの方は『凪のお暇』・母親に対して「金曜の夜は凪のお暇を一人で見てほっこりするのが習慣だけれど、前回の放送は唯一ほっこりできなかった。凪母の毒親っぷりが想像以上で。裏を返せば片平なぎささんの演技が上手いということだけど本当に怖くてしんどかった。」とツイートしています。大島凪の母親の毒親っぷりが想像以上だったのは、役柄を演じた片平なぎさの演技がうまいからだと評価する方もいました。
凪のお暇今週もすっごく面白かったんやけど、凪ちゃんの母が毒母すぎでホラーだわ🙀
— ななに (@nananiyura) August 24, 2019
こちらの方は『凪のお暇』・母親に対して「凪のお暇今週もすっごく面白かったんやけど、凪ちゃんの母が毒母すぎでホラーだわ」とツイートしています。大島凪の母親が毒親すぎてホラーのように感じてしまう視聴者も少なくないようでした。
凪のお暇の最新刊見てるー
— へっだー寸 (@heddersun) September 14, 2019
慎二ぃぃぃいいいいいっ
ドラマの凪母と漫画の凪母は
また別の毒親っすなぁ
ドラマ凪母はどっちかっつーと
漫画の祖母寄りな気がする
こちらの方は『凪のお暇』・母親に対して「ドラマの凪母と漫画の凪母はまた別の毒親っすなぁ。ドラマ凪母はどっちかっつーと漫画の祖母寄りな気がする」とツイートしています。ドラマ版と原作漫画のどちらもチェックしている方は、ドラマ版と原作漫画版の母親の毒親っぷりの違いに気づいているファンもいるようで、その違いを分析しているようでした。
凪のお暇の母は毒親ネタバレまとめ
『凪のお暇』の母は毒親ネタバレ・原作漫画とドラマの違いまとめについてはいかがでしたか?『凪のお暇』に登場する大島凪の母親な毒親と言われているようで、原作漫画とドラマ版では少し違った毒親設定となっているようでした。見る人に衝撃を与える毒親っぷりが話題となった『凪のお暇』、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。