凪のお暇のドラマキャスト一覧！登場人物の配役と各話あらすじもネタバレ

ドラマ『凪のお暇』は、2019年7月から9月までTBSテレビ系金曜ドラマの枠で放送されていました。原作はコナリミサトの漫画作品。原作漫画が連載途中であったため、ドラマの後半はオリジナル展開となっています。

ドラマの原作となった、コナリミサト作の漫画『凪のお暇』は、2016年5月から『Eleganceイブ』にて連載されています。ストレス過多で倒れたOLが会社を辞めてしばしの「お暇」をもらい、新しい場所で自分の生き方を見つめ直す物語です。

凪のお暇の主要な登場人物・女優や俳優キャスト一覧その1、大島凪役/黒木華。大島凪は本作の主人公。経理部に所属するOLで、営業部のエースである我聞慎二と周囲には内緒で交際していました。ストレートのロングヘアが特徴的でしたが、本当はかなりのくせ毛で、毎日1時間かけてセットしないと爆発したような頭になります。周囲の目を気にして空気を読んでばかりの毎日を送っており、気が弱い性格が災いしてストレスが蓄積。

唯一の心の支えであった慎二が、凪との関係は性行為目当てであると話していたことを聞いてしまったことで精神バランスがついに崩壊し、過呼吸で倒れてしまいました。それをきっかけに仕事を退職。慎二を筆頭とした人間関係や家財も全て断捨離し、これまで住んでいた三軒茶屋から立川市にある小さなアパートに引っ越し、頑張らない無職期間をスタートさせます。

ドラマ『凪のお暇』で主人公・大島凪を演じたのは、女優の黒木華（くろきはる）です。黒木華は1990年3月14日生まれで、大阪府出身。血液型はB型で、所属事務所はパパドゥです。演劇の名門である追手門学院高等学校の演劇部出身で、在学中はずっと「演劇部のエース」として主役を務めていた、演技の才能溢れる女性。女優としての活動は2010年から開始しています。

主な出演作品に、映画『舟を編む』（岸辺みどり）、映画『シャニダールの花』（美月響子）、映画『日々是好日』（典子）、映画『ビブリア古書堂の事件手帖』（篠川栞子）、ドラマ『西郷どん』（西郷糸）、ドラマ『重版出来』（黒沢心）、ドラマ『みをつくし料理帖』（澪）などがあります。

凪のお暇の主要な登場人物・女優や俳優キャスト一覧その2、安良城ゴン役/中村倫也。安良城ゴンは、凪の引っ越したアパートの103号室の住人で、凪の隣人。職業はクラブイベントのオーガナイザー。長い髪と髭が特徴的な男で、腕にタトゥーを入れているため、最初は凪に怖がられていました。

来る者拒まずな性格ゆえかよくモテるのですが、他人に対しての執着心が薄く、今目の前にいる人間にしか優しさが発揮されないという特殊な性質から、事態をこじらせることがしばしば。凪と交流を深めて関係を持つようになり、後に彼女に対して本気の恋心を抱くようになります。

ドラマ『凪のお暇』で安良城ゴンを演じたのは、俳優・タレントの中村倫也（なかむらともや）です。中村倫也は1986年12月24日生まれで、東京都出身。血液型はA型で、所属事務所はトップコートです。高校生のときにスカウトされ、養成所にて演技を学び、2005年に映画で俳優デビューを果たしました。NHK連続テレビ小説に出演したことをきっかけに爆発的に知名度が上がり、以降様々な作品に出演する人気俳優となっています。

主な出演作品に、映画『3月のライオン』（三角龍雪）、映画『水曜日が消えた』（僕）、映画『人数の町』（蒼山哲也）、映画『サイレント・トーキョー』（須永基樹）、ドラマ『半分、青い』（朝井正人）、ドラマ『テミスの剣』（楠木明大）、ドラマ『新宿セブン』（大野健太）、ドラマ『ホリデイラブ』（井筒渡）、ドラマ『美食探偵 明智五郎』（明智五郎）などがあります。

凪のお暇の主要な登場人物・女優や俳優キャスト一覧その3、白石うらら役/白鳥玉季。白石うららは、凪と同じアパートの101号室の住人である、小学5年生の女の子です。父親が早くに亡くなってしまったため、母親と2人暮らし。賢くしっかり者ですが、実は母親があまり家にいない寂しさを胸に秘めています。

凪たち大人の前ではクールに振る舞い、学校の友達の前では明るく流行に敏感な少女を演じるなど、まだ幼いながらも他者に見せる顔を使い分けるということをしており、それがまたストレスになっていたようです。凪にはひょんなことからそんな悲しみを知られてしまったことで急速に仲良くなり、年の離れた良き友人となりました。

ドラマ『凪のお暇』で白石うららを演じたのは、子役の白鳥玉季（しらとりたまき）です。白鳥玉季は2010年1月20日生まれで、東京都出身。所属事務所はスマイルモンキーです。活動を始めたのは2011年、当時1歳の頃から。『凪のお暇』でその演技力が高く評価され、視聴者の間でも話題となりました。

主な出演作品に、映画『永い言い訳』（大宮灯）、映画『mellow』（原田さほ、ドラマ『とと姉ちゃん』（星野青葉）、ドラマ『A LIFE~愛しき人～』（川本桜）、ドラマ『テセウスの船』（佐野鈴）、ドラマ『彼女が成仏できない理由』（川本絵里奈）、ドラマ『極主夫道』（黒田向日葵）などがあります。

凪のお暇の主要な登場人物・女優や俳優キャスト一覧その4、白石みすず/吉田羊。白石みすずは、白石うららの母親。シングルマザーであるため、娘を養うためにいつも仕事で大忙しです。家にいる時間が短くうららは寂しさを感じていますが、その分自宅にいるときは精一杯うららと向き合おうとするなどしており、娘に対する愛情は本物であることがわかります。

容姿端麗で性格は謙虚。そのため周囲のママたちからはマウンティングされがちです。職場はショッピングモールの建設現場。職長という立場に就いており、男性の部下たちからも頼りにされているたくましい存在です。娘のうらら同様、凪との関係は良好。

ドラマ『凪のお暇』で白石みすずを演じたのは、女優の吉田羊（よしだよう）です。吉田羊は2月3日生まれで、福岡県出身。血液型はO型で、2018年まではORANKUという事務所に所属していました。役者としての活動を開始したのは、1997年から。舞台で女優デビューし、その後も数々の舞台作品に出演。映像の仕事を始めたのは、30代になってからのようです。

主な出演作品に、映画『ビリギャル』（工藤あかり）、映画『HERO』（馬場礼子）、ドラマ『Mother』（香田刑事）、『刑事のまなざし』（夏目美奈代）、ドラマ『昨夜のカレー、明日のパン』（小川里子）、ドラマ『ウロボロス～この愛こそ、正義。』（橘都美子）、ドラマ『コウノドリ』（小松留美子）、『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』（橘志帆）、ドラマ『恋する母たち』（林優子）などがあります。

凪のお暇のその他登場人物・女優や俳優キャスト一覧その1、吉永緑役/三田佳子。吉永緑は、凪が暮らす部屋の真上、202号室の住人。周囲の目を気にせず、自分の好きなことをして楽しく生きている老女です。自動販売機のお釣りが残っていないか探ってみたり、パン屋でパンの耳をもらったりしているため、貧乏臭いと周囲から冷たい目で見られていますが、そんなことはどこ吹く風。

ホームシアター化した自室で好きな映画を思い切り楽しむためにしていることなので、本人はとても幸せそうです。他人の視線や評価に左右されず、自分の好きなことを貫くその姿勢は、人の目を気にしすぎて疲れてしまっていた凪に大きな気づきを与えました。

ドラマ『凪のお暇』で吉永緑を演じたのは、女優の三田佳子（みたよしこ）です。三田佳子は1941年10月8日生まれで、大阪府出身。血液型はO型で、所属事務所はプロダクション尾木です。役者デビューしたのは、1960年のこと。高校在学中から複数の映画会社にスカウトされていましたが断り続け、卒業してから第二東映に入社し、役者として働き始めたそうです。

主な出演作品に、映画『乾杯！ごきげん野郎』（明石まゆみ）、映画『海軍』（牟田口エダ）、映画『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』（原田真知子）、映画『極道の妻たち』（三代目姐）、映画『約束のネバーランド』（グランマ）、ドラマ『太閤記』（茶々）、ドラマ『不信のとき』（米倉マチ子）、ドラマ『犬神家の一族』（犬神松子）、ドラマ『緊急取調室』（白河民子）などがあります。

凪のお暇のその他登場人物・女優や俳優キャスト一覧その2、我聞慎二役/高橋一生。我聞慎二は、凪と同じ会社に勤めていた凪の元カレ。社内での人気が高いイケメン男子です。好きな女性のタイプが「綺麗なストレートヘアの女性」であったため、その条件に当てはまっていた凪と交際をしていましたが、凪を性欲処理の相手として使っているような発言をしているところを本人に聞かれてしまい、それがきっかけで凪は退職。

凪の断捨離対象となり、恋人関係は解消されました。実は、凪が本当は縮毛で毎日一生懸命髪をストレートに整えていること、不器用で人付き合いが苦手なことを知っており、本気でそこに惹かれていたのですが、好意を抱く相手につい高圧的な態度を取ってしまうという悪癖があり、上手く彼女に思いを伝えられていませんでした。別れたあとも凪に未練があり、凪の引っ越し先に顔を出すことになります。

ドラマ『凪のお暇』で我聞慎二を演じたのは、俳優の高橋一生（たかはしいっせい）です。高橋一生は1980年12月9日生まれで、東京都出身。血液型はO型で、所属事務所は舞プロモーション。所属レーベルはユニバーサルシグマです。役者としての活動を開始したのは、1990年から。スタジオジブリ作品『耳をすませば』のキャラクター・天沢聖司の声を担当したことで知られています。

主な出演作品に、映画『シン・ゴジラ』（安田龍彦）、映画『3月のライオン』（林田高志）、映画『blank13』（松田コウジ）、映画『空飛ぶタイヤ』（井崎一亮）、映画『億男』（古河九十九）、ドラマ『医龍-Team Medical Dragon-』（外山誠二）、ドラマ『カルテット』（家森諭高）、ドラマ『岸辺露伴は動かない』（岸辺露伴）、ドラマ『天国と地獄～サイコな2人～』（日高陽斗）などがあります。

凪のお暇のその他登場人物・女優や俳優キャスト一覧その3、足立心役/瀧内公美。足立心は、凪の元同僚で、凪のストレスの一因となっていた人物。サバサバしたできる女性として振る舞っていますが、実は他人の悪口を言ったり、雑務を人に押し付けるような性格の持ち主で、男性に縁がないことを密かに気にしています。

ドラマ『凪のお暇』で足立心を演じたのは、女優の瀧内公美（たきうちくみ）です。瀧内公美は1989年10月21日生まれで、富山県出身。血液型はAB型で、所属事務所は吉住モータースです。役者としての活動を開始したのは、大学卒業後の2012年から。2014年に映画初出演を務めています。

主な出演作品に、映画『グレイトフルデッド』（冴島ナミ）、映画『横たわる彼女』（水嶋カナ）、映画『日本で一番悪い奴ら』（廣田敏子）、映画『花束みたいな恋をした』（原田奏子）、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』（石原こずえ）、ドラマ『恋する母たち』（斉木由香）、ドラマ『共演NG』（与謝野・マウリシオ・リリカ）などがあります。

凪のお暇のその他登場人物・女優や俳優キャスト一覧その4、江口真央役/大塚千弘。江口真央は凪の元同僚。足立同様、凪を下に見ており、度々凪に仕事をおしつけて仕事をサボっていました。

ドラマ『凪のお暇』で江口真央を演じたのは、女優の大塚千弘（おおつかちひろ）です。大塚千弘は1986年3月12日生まれで、徳島県出身。血液型はB型で、所属事務所は東宝芸能です。3人姉妹の長女で、3女はモデル・女優の山下リオ。役者としての活動は2000年から開始しており、2002年に映画『仄暗い水の底から』で映画に初出演しました。

主な出演作品に、映画『ぼくはうみがみたくなりました』（典子）、映画『ルームメイト』（安藤リカ）、映画『東京難民』（北条茜）、映画『恋とオンチの方程式』（真庭薫子）、ドラマ『ドラマ30 ショコラ』（辰巳千夜子）、ドラマ『白夜行』（川島江利子）、ドラマ『山田太郎ものがたり』（中井正美）、ドラマ『恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか？』（松井華奈）などがあります。

凪のお暇のその他登場人物・女優や俳優キャスト一覧その5、織部鈴役/藤本泉。織部鈴は、凪の元同僚。足立や江口同様、凪に仕事での失敗を押し付けるなどしていましたが、後に凪が受け持っていた大量の仕事を引き継ぐことになり、それを文句も言わずにこなしていた凪に感心します。

ドラマ『凪のお暇』で織部鈴を演じたのは、女優の藤本泉（ふじもといずみ）です。藤本泉は1991年10月21日生まれで、埼玉県出身。血液型はA型で、以前はスターダストプロモーションに所属していました。本格的に役者としての活動を開始したのは、2010年から。2013年に映画デビューを果たしました。

主な出演作品に、映画『神様のカルテ2』（御影深雪）、映画『アオハライド』（槙田悠里）、映画『いのちスケッチ』（石井彩）、映画『仮面病棟』（小堺洋子）、ドラマ『刑事のまなざし』（石川里奈）、ドラマ『天使のナイフ』（桧山祥子）、ドラマ『OUR HOUSE』（早川南）、ドラマ『リバース』（森下泉）、ドラマ『トップナイフ』（伏見愛子）などがあります。

凪のお暇のその他登場人物・女優や俳優キャスト一覧その6、市川円役/唐田えりか。市川円は、大阪から凪の元職場に栄転してきた25歳の女性。慎二の好みであるストレートヘアが特徴的な女性で、後ろ姿は凪に似ています。可憐な容姿と言動で取引先からの支持が高い一方、同性からは敵対視されがち。慎二の後輩で、後に慎二に恋心を抱くようになります。

ドラマ『凪のお暇』で市川円を演じたのは、モデル・女優の唐田えりか（からたえりか）です。唐田えりかは1997年9月19日生まれで、千葉県出身。血液型はA型で、所属事務所はフラーム及びBHエンターテインメントです。2014年から芸能活動を始め、2015年に月9ドラマのゲスト出演で女優デビューを果たしました。

主な出演作品に、映画『ラブ×ドック』（上田美咲）、映画『寝ても覚めても』（泉谷朝子）、映画『覚悟はいいかそこの女子。』（三輪美苑）、映画『チア男子!!』（高城さくら）、ドラマ『ブランケット・キャッツ』（佐伯さくら）、ドラマ『デジタル。タトゥー』（岩井早紀）などがあります。

凪のお暇のその他登場人物・女優や俳優キャスト一覧その7、ママ・中禅寺森蔵役/武田真治。ママ・中禅寺森子は、凪がひょんなことから交流を持つことになったスナック「バブル」の店主。凪をスカウトして店で働かせるようになります。

ドラマ『凪のお暇』でママ・中禅寺森蔵を演じたのは、俳優・タレント・サックスプレイヤーの武田真治（たけだしんじ）です。武田真治は1972年12月18日生まれで、北海道出身。血液型はAB型で、所属事務所はホリプロです。芸能活動は1990年から開始。舞台・映画・ドラマなどの数々の作品に俳優として出演しながら、タレントとしてバラエティ番組にも多く出演しています。

主な出演作品に、映画『Tokyo Eyes』（K）、映画『大いなる幻影』（ハル）、映画『ほとけ』（ライ）、ドラマ『南くんの恋人』（南浩之）、ドラマ『こんな私に誰がした』（川島健司）、ドラマ『フェイス』（沢田夏樹）、ドラマ『君の手がささやいている』（野辺博文）などがあります。

凪のお暇のその他登場人物・女優や俳優キャスト一覧その8、坂本龍子役/市川実日子。坂本龍子は、お暇した凪の友人となる女性。当初は凪に怪しいブレスレットを買わせようとしていましたが、凪はそれを拒絶。凪から距離を置かれそうになったところで、坂本は自らの行いを深く反省し、凪に謝罪しました。それがきっかけで、2人は友人という関係になります。

ドラマ『凪のお暇』で坂本龍子を演じたのは、モデル・女優の市川実日子（いちかわみかこ）です。市川実日子は1978年6月13日生まれで、東京都出身。血液型はA型で、所属事務所はスールキートスです。1994年にモデルとして活動を始め、1998年に短編映画で女優デビューを果たしました。

主な出演作品に、映画『いま、会いにゆきます』（永瀬みどり）、映画『嫌われ松子の一生』（川尻久美）、映画『シン・ゴジラ』（尾頭ヒロミ）、映画『三度目の殺人』（篠原一葵）、映画『罪の声』（曽根亜美）、ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』（有馬聡子）、ドラマ『白い巨塔』（野坂奈津美）、ドラマ『BG～身辺警護人～』（笠松多佳子）、ドラマ『この恋あたためますか』（一岡智子）などがあります。

凪のお暇のその他登場人物・女優や俳優キャスト一覧その9、深田カナ役/岡本杏理。深田カナは、慎二が営業で回っていた空気清浄機イベントの会場にいたコンパニオン。慎二は彼女に凪の面影を重ねており、2人は急接近しましたが、すぐに慎二は彼女と凪が違うことを突きつけられることになりました。

ドラマ『凪のお暇』で深田カナを演じたのは、モデル・女優の岡本杏理（おかもとあんり）です。岡本杏理は1994年7月1日生まれで、東京都出身。血液型はA型で、所属事務所はスターダストプロモーションです。小学3年生の頃にスカウトされ、2003年に芸能界入り。かつてはスターダストプロモーションのアイドルユニットに所属していました。

主な出演作品に、映画『謎解きはディナーのあとで』（宗森あずみ）、映画『インターン』（浜崎真希）、ドラマ『牙狼〈GARO〉』（三神官ベル）、ドラマ『小公女セイラ』（東海林まさみ）、ドラマ『初恋クロニクル』（向井真由香）、ドラマ『ケータイ刑事 銭形結』（銭形結）などがあります。

凪のお暇のその他登場人物・女優や俳優キャスト一覧その10、大島夕役/片平なぎさ。大島夕は、凪の母親。かつての凪以上に周囲の目や体裁を気にする性格で、凪を自分の思い通りに操ろうとしています。凪は母親に逆らえず、彼女のことを嫌いだと感じています。

ドラマ『凪のお暇』で大島夕を演じたのは、女優・タレントの片平なぎさ（かたひらなぎさ）です。片平なぎさは1959年7月12日生まれで、東京都出身。血液型はO型で、所属事務所はホリプロです。1974年にテレビのオーディション番組に出演したことをきっかけに芸能界入り。当初はアイドル歌手としてデビューしました。歌手デビューした1975年に女優としてもデビューし、3年後には本格的に女優に転向しています。

主な出演作品に、映画『青い山脈』（寺沢新子）、映画『TRICK-劇場版2-』（筐神佐和子）、ドラマ『スチュワーデス物語』（新藤真理子）、ドラマ『39歳の秋』（若松百恵）、ドラマ『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ』（石原明子）などがあります。

『凪のお暇』のドラマ1話あらすじネタバレ。大島凪は、本当の自分を抑え込み、空気を読んで他人に合わせる生活を続けているOL。同僚たちに悪口を言われ、それでも日々を過ごしてこれたのは信頼する恋人・我聞慎二がいたからでした。しかし、ひょんなことから彼が自分を性欲処理の道具としか見ていないことを知ってしまい、精神的に参ってしまいます。

凪は全てを断捨離し、新しい場所で自由に生活することを決意しました。凪は引っ越し先で、同じアパートに住む老婆・吉永緑と出会います。吉永は周囲の目を気にせず、自分の好きなことに真っ直ぐでした。彼女の生き方に、凪は感銘を受けます。

『凪のお暇』のドラマ2話あらすじネタバレ。引っ越し先に慎二が現れるというトラブルがありましたが、それを突っぱねることに成功した凪。そんな凪が次にぶつかった問題は、減っていくお金でした。ハローワークに向かった凪は、そこで坂本龍子という女性に出会います。

友人になれると喜んだのも束の間、坂本は凪に怪しいブレスレットを勧めてきました。凪はきっぱりと断り、それがきっかけで2人は友人となります。凪は隣人のゴンとも交流をするようになっており、ある日彼にバーベキューに誘われました。どんどん距離を縮めていく凪とゴン。一方、本当は凪のことが好きだった慎二は、凪に未練があって自己嫌悪の日々を過ごしていました。

『凪のお暇』のドラマ3話あらすじネタバレ。友人になった坂本に誘われて、婚活パーティに参加した凪。そこで元同僚に会うというハプニングがありましたが、これまでと違って凪は自分の思いを口に出し、相手に一泡吹かせることに成功しました。

その後、凪は慎二と話をして関係に決着をつけることを決意。しかし話をした結果、慎二の心無い言葉に傷つくことになります。そんな凪が縋ってしまったのがゴン。凪はゴンと体の関係を持ってしまいます。

『凪のお暇』のドラマ4話あらすじネタバレ。ゴンは優しい人でしたが、目の前の人にしか優しくできないという特殊な性質の持ち主でした。ゴンに惹かれている凪は、それが苦しくて仕方ありません。それでも、ゴンから離れられず、どんどん堕ちていく凪。そんな凪を心配したのは慎二でした。慎二はゴンの不誠実さを知り、それを凪に訴えますが、凪は聞く耳を持ちません。変わり果てた凪の姿は、慎二に大きなショックを与えました。

『凪のお暇』のドラマ5話あらすじネタバレ。自堕落な生活を送っていた凪の目を覚まさせたのは、同じアパートに住む白鳥親子でした。2人と食事を共にした凪は、ゴンにのめり込んでいるせいで自分が人として駄目になっていることを実感し、ゴンから離れることを決めます。

凪はゴンに自分の気持ちを伝え、2人は元通りの隣人という関係に戻りました。しかし凪の拒絶をきっかけに、ゴンは本気で凪のことを気にするようになります。一方、慎二は後輩の市川円からアピールされ、彼女との距離を縮めていました。

『凪のお暇』のドラマ6話あらすじネタバレ。スナック「バブル」で働き始めたり、そこに慎二が女連れで現れたり、友人の坂本が妙な会社に就職してしまったりと、自分も周囲も慌ただしい凪。一方、凪から別れを告げられたゴンは、初めて抱いた想いに翻弄されていました。彼にとって、凪が初恋だったのです。

『凪のお暇』のドラマ7話あらすじネタバレ。慎二は凪のことが気になり、市川といても心ここにあらず。精神的に不安定な状態で、彼は長年行方知れずになっていた兄との再会を果たします。そこで兄から空気を読んで生きていることを指摘され、慎二の精神はすっかり参ってしまいました。

慎二も凪がずっと感じてきたような息苦しさを抱いて生きてきたのです。体調を崩してしまった慎二は、家で休むことに。そこに、慎二の家に置いたままだった祖母のぬか漬けを取りに、凪が現れました。慎二はずっと抱え込んできた気持ちを、凪に打ち明けます。

『凪のお暇』のドラマ8話あらすじネタバレ。慎二の言葉と、慎二を知る周囲からの言葉で、凪は慎二にも自分が知らなかった本当の姿があるのだと気づきました。そんなある日、凪は実家が台風の被害に遭い、リフォームのための金が必要だと知ります。凪は母に逆らえず、金を渡してしまいます。

自己嫌悪に陥る凪を励ましたのは、慎二でした。凪は少し元気を取り戻しますが、そんな凪の前に母が現れました。そこに現れ凪を助けたのは、またもや慎二。彼は、娘がボロアパートに住んでいることを訝しむ夕に、自分との結婚資金を貯めるためにこのアパートで暮らしていると言って誤魔化します。

『凪のお暇』のドラマ9話あらすじネタバレ。慎二が言った凪を救うための嘘が大きくなり、双方の両親との顔合わせまですることになりました。しかし顔合わせは上手くいかず、結婚は破談になります。そんな凪と慎二の前に、ゴンが現れました。自分の中にある恋心を自覚したゴンは、凪だけを愛する決意をして凪に告白をしに来たのです。

ドラマ『凪のお暇』の登場人物たちは、皆それぞれ心の中に複雑な思いを隠しています。外では空気を読んで笑顔を作っていても、心の中では悲しんだり怒ったりしている。人間誰もが抱いたことのある一筋縄ではいかない感情の波を見事に描写しているところが、本作の魅力の1つと言われています。

劇中に登場する凪の節約テクニックは、実際に使える便利なものばかりです。食費を節約するテクニック、水道代を節約するテクニックと、様々なテクニックを知ることができるので、チェックして実践してみるのも良いでしょう。

ドラマ『凪のお暇』の脚本を担当したのは『1リットルの涙』など数々の人気作品の脚本を手掛けてきた脚本家・大島里美です。原作漫画『凪のお暇』は元々面白いと評判の作品ですが、それに大島里美が手を入れドラマ化したことにより、漫画とはまた違う魅力を持った作品に仕上がりました。

ドラマ『凪のお暇』の最終回の視聴率は、10.8パーセントでした。第7話と同率の最高視聴率だったそうです。キャストの演技力に対する評価が高く、終わり方も多くの視聴者が満足できたものだったようです。

本当の気持ちをさらけ出したことで、少し距離が縮まった凪と慎二。そこに現れたゴンの告白に、凪は混乱します。困った彼女は吉永に相談を持ちかけるのですが、そこで知らされたのは彼女の引っ越しでした。アパートは近々取り壊される予定で、他の住人も出て行ってしまうようです。

いよいよ、凪のお暇が終了するときが近づいていました。凪はゴンとも慎二とも決別することを決意。1人で新たな生活をスタートさせることになりました。アパートを去る凪の表情は、引っ越してきたときとは違い、希望に満ちたものでした。

黒木華が演じた凪がハマっていたと称賛するコメントです。漫画を実写化するとキャラクターのイメージと違う役者が起用され度々炎上しますが、黒木華の凪はイメージとぴったりだったという視聴者が多く、高い評価を得ています。

ドラマ『凪のお暇』で、少し情けない凪の元カレ役を演じた高橋一生。『凪のお暇』で高橋一生の演技を見て彼を認識し、そこから一気に沼に落ちたという人は少なくありません。かっこいい役からヘタレな役、悪役など、様々な役を演じることができる高橋一生に称賛の声が集まっています。

ドラマ『凪のお暇』で中村倫也が演じたのは、男女問わず虜にしてしまう人たらしのゴン。中村倫也はそんなゴンを見事に演じきりました。中村倫也演じるゴンの魅力に参ってしまったのは凪だけでなく、視聴者たちも同じだったようです。

ドラマ『凪のお暇』のキャスト一覧、登場人物の配役と各話あらすじを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？実力のある役者が揃い登場人物の心の機微を繊細に演じたおかげで、ドラマ『凪のお暇』は多くの人から支持されました。興味を持った人は、ドラマ『凪のお暇』をチェックして、キャストたちの見事な演技と勇気をもらえるストーリーに触れてみてください。