ジョジョ4部の最終回・ラストをネタバレ！吉良吉影の最期と死因の意味を考察

ジョジョ4部の最終回・ラストや、吉良吉影の死因について考察していく前に、ジョジョ4部の作品概要を紹介していきます。ジョジョ4部は、1980年代から週刊少年ジャンプで連載をスタートした人気シリーズ、ジョジョの奇妙な冒険のエピソードの一つです。ジョジョ4部は日本にある架空の街・杜王町を舞台としたストーリーが展開し、2016年にはテレビアニメ化もされています。

ジョジョ4部の主人公・東方仗助は、杜王町に住む高校生です。ある日、自分の甥を名乗る空条承太郎と出会った仗助。自分が持つ不思議な力が「スタンド能力」だと知ります。仗助は承太郎と共に、杜王町に潜む謎の敵について調べる事となります。仗助は様々なスタンド使いとめぐり合い、強敵とも戦っていきます。

ジョジョ4部の最終回のラストまでをネタバレしていきます。杜王町に潜む敵、吉良吉影を追っていた仗助達。父親・川尻浩作になりすます吉良吉影の正体に気づき、川尻早人は何とかこの事を外部に知らせようと奔走します。その結果、吉良吉影にたどり着くことが出来た仗助と億泰。二人は吉良吉影にスタンド攻撃を仕掛け、最初は圧倒します。

吉良吉影のスタンド・キラークイーンの能力は、触れた物を爆弾に変えるものです。しかし、仗助と億泰のスタンドとは相性が悪く、触れることが出来ません。吉良吉影は育てていた猫草の能力を活用します。空気を塊にして放出する猫草と、キラークイーンの相性は抜群です。猫草の飛ばす空気弾を爆破させ、億泰は腹部に大ダメージを負ってしまいます。

致命傷を負った億泰を、クレイジーダイヤモンドの治癒能力で治そうとする仗助。しかし、「すでに爆弾に変えられたかもしれない」と早人に制止されます。億泰が爆弾に変えられていれば、仗助も爆破を喰らってしまう事になります。躊躇する仗助と挑発する吉良吉影。早人は自らが先に億泰に触れる事で、爆弾を解除します。爆発する早人を即座に治す仗助。億泰の傷も治す事が出来ました。

仗助によって傷が治された億泰でしたが、目を覚ましませんでした。それでも何とか億泰を起こそうと呼び掛ける仗助。早人は「億泰は既に…」と言いかけますが、仗助はその声を制止し、億泰を連れて逃げようとします。

吉良吉影の攻撃から逃れるため、民家の中に逃げ込んだ仗助達。吉良吉影から距離を取ったはずが、吉良吉影は猫草の空気弾を追尾弾のようにして攻撃してきます。仗助達の位置が見えていないはずなのに、何故か正確に空気弾を送り込んでくる吉良吉影。仗助は早人の服の中に、吉良吉影の父親を発見します。

吉良吉影の父親は、霊体となって写真に入りこんでいるのです。父親の写真から、電話を取り上げる仗助。仗助は吉良吉影に、父親のふりをして嘘の指示を出します。吉良吉影は空気弾で父親の写真を攻撃します。吉良吉影の父親は爆破され再起不能になりました。

仗助はクレイジーダイヤモンドの能力を利用して、吉良吉影を攻撃します。吉良吉影のスーツには、戦いの最中に仗助の血液が付着していました。仗助は自らの血液が付着したガラス片を撃ち出します。仗助から離れた血液は、元通りくっつこうとします。ガラス片は吉良吉影のスーツに向かって飛んでいき、吉良吉影の身体に突き刺さるのでした。仗助の攻撃に膝をつく吉良吉影。周りには仗助の仲間たちも集まってきます。

絶体絶命の状態の吉良吉影でしたが、猫草がある限り誰も近づけません。しかし、億泰が目を覚まし、ザ・ハンドの能力で猫草を奪い取りました。億泰は夢の中で死んだ兄・形兆と話していたと言います。兄に付いて行こうとした億泰でしたが、「自分で決めろ」と言われ、戻る事を決めたと話します。

猫草も失った吉良吉影は、最終手段に出ました。吉良吉影の「バイツァ・ダスト」は、時間を吹き飛ばしてしまう爆弾です。吉良吉影は手当の為に近づいた医師を爆弾に変え、スイッチを押そうとします。しかし、ギリギリのところで、康一のエコーズの攻撃が届き、手が地面にめり込むのでした。吉良吉影は道路にふっ飛ばされ、最後はバックしてきた救急車に轢かれて死亡します。

吉良吉影は最後、救急車に轢かれて死亡します。しかし、自分が死亡した事に気づいていませんでした。杜王町にある「振り返ってはいけない場所」に立っていた吉良吉影は、過去に自分が殺害した少女・鈴美と出会います。鈴美は吉良吉影を振り返らせようとしますが、吉良吉影に捕まってしまいます。鈴美のピンチに愛犬アーノルドが登場し、吉良吉影は振り返ってしまいます。無数の亡霊の腕に掴まれ、連れ去られていきました。

最後、吉良吉影は幽霊となりましたが、振り返ってはいけない場所でどこかへと引きずり込まれていきました。その後、ジョセフと承太郎は杜王町を去り、鈴美は吉良吉影を倒した事で天へと昇っていきました。

ジョジョ4部のラストの意味や、吉良吉影の最後・死因について考察していきます。まず、ラストの終わり方の意味について、作者である荒木飛呂彦は、このラストの為に伏線を張っていたと考えられています。吉良吉影のキラークイーンは何度も進化を繰り返し、仗助を追い詰めます。最後にバイツァ・ダストを発動しようとした吉良吉影でしたが、それを阻んだのは作中で最も成長と遂げた康一なのでした。

吉良吉影は最後、主人公仗助達の手ではなく、救急車によって命を奪われています。このラストも、荒木飛呂彦の想いによるものではないか？と考えられています。荒木飛呂彦は、杜王町に暮らす仗助達を、殺人犯にしたくなかったのだと言われています。また、吉良吉影は杜王町を蝕む殺人鬼でした。杜王町の人々を救う救急車に殺されてしまった最後に、皮肉が込められていたと考えられています。

吉良吉影とのラストバトルや、最終回での最後のシーンが話題を集めたジョジョ4部。そんなジョジョ4部は、テレビアニメ版でも注目を集めました。ジョジョ4部のアニメは、「ダイヤモンドは砕けない」の副題で、ジョジョのアニメとしては3rdシーズンとして放送されました。4部のアニメは、2016年の4月～12月まで放送されていました。

ジョジョ4部のアニメ主題歌を紹介していきます。まず、「Crazy Noisy Bizarre Town」はジョジョ4部のオープニングテーマとして採用されていました。「chase」「Great Days」も、ジョジョ4部のアニメオープニングに使用されました。エンディングテーマには「I WANT YOU」や「Great Days -Units Ver.-」が使用されました。

ジョジョ4部のラストに関しての感想をいくつか紹介していきます。ジョジョ4部ラストに関しての感想では、非常に泣けたという感想が多くなっています。ジョジョ4部は杜王町での日常生活に潜む、敵との攻防を描いたエピソードでした。そんなジョジョ4部のラストには、様々な登場人物の想いが詰まっており、泣ける演出がたくさん詰まっていました。

ジョジョ4部のラストに関する感想では、ラストバトルまでの展開がとても良かったと言う感想がたくさん挙がっていました。4部のラストバトルは作中でも屈指の人気を誇るエピソードで、演出もすごいと高評価を獲得しています。

ジョジョ4部のラストに関しての感想で、穏やかな日常に戻っていく描写が好きだと言う感想も多く見られています。ジョジョ4部は日常生活の側に潜む危機をテーマとしています。その為、杜王町内でエピソードが完結するのですが、吉良吉影を倒した後、日常生活に戻っていく様子が好きだと言う感想が挙がっています。

ここでは、ジョジョ4部最終回のラストの情報を詳しくまとめています。ジョジョ4部の最終回やラストシーンは、主人公仗助と吉良吉影のバトルなど、非常に評価の高いエピソードとなっていました。是非、ジョジョ4部をチェックして、高評価を獲得するラストシーンにも注目して見てください。