カツオの歴代声優キャストまとめ！3代目冨永みーなの代表作・キャラや経歴は？

2024年現在時点で55年もの放送期間を誇る長寿アニメとなっている『サザエさん』は、日本の国民的アニメの代名詞ともいえる作品です。そのようなサザエさんは長寿アニメゆえに登場キャラクターの声優が交代することもしばしば起こっています。そこで、ここからはサザエさんのカツオの歴代声優について詳しく紹介します。それではまず、サザエさんの作品情報から見ていきましょう。

• アニメタイトル：サザエさん
• ジャンル：ファミリー・一般向けアニメ、ホームドラマ、シチュエーション・コメディ
• 監督：渡辺米彦→村山修→山本功→（不在）→山岸博→森田浩光→（不在）、鳥居宥之（特番時のみ）
• 脚本：雪室俊一、城山昇、小林英造、浪江裕史、中園勇也、スギ タクミ、あみやまさはる、広田光毅、小峯裕之、諸橋隼人
• アニメーション製作：エイケン
• 放送期間：1969年10月5日～

『サザエさん』は女性漫画家の長谷川町子先生による同名漫画を原作とするアニメ作品です。1969年から2024年まで放送される長寿番組で、世界で最も長く放映されているアニメ番組としてギネス世界記録を保持しています。日本の国民的アニメの代名詞ともいえる作品でしょう。

サザエさんの主人公・サザエは夫・マスオと彼の両親である磯野波平やフネ、息子・タラオ、弟・カツオ、妹・ワカメ、ペットのタマと一緒に暮らしています。サザエさんの物語ではサザエさんを始めとする磯野家・フグ田家、そして彼らに関係のある人々の些細な出来事が描かれていました。

サザエさんのカツオは磯野家の長男です。サザエさんの弟ですが、歳は一回り違います。見た目は丸刈りの髪型が特徴。漫画の連載当初は妹のワカメの面倒をよく見ているお兄さんという雰囲気を持っていましたが、連載後半になるにつれ、ずる賢く機転の利くキャラとなり、登場回数も多くなっています。

では早速、カツオの歴代声優キャストとして、初代カツオ役を演じた大山のぶ代さんについて見ていきましょう。ここでは大山のぶ代さんのプロフィールや経歴、主な出演作品や担当キャラなどを紹介します。

• 名前：大山のぶ代
• 出身地：東京都渋谷区恵比寿三丁目
• 生年月日：1933年10月16日
• 年齢：90歳
• 職業：女優、声優、歌手、エッセイスト、タレント
• ジャンル：アニメ、吹き替え、ラジオ
• 所属事務所：アクターズ・セブン

初代カツオの声を務めた声優は、声優事務所「アクターズ・セブン」に所属し、女優・声優・歌手・エッセイスト・タレントなどマルチに活動している大山のぶ代さんです。声優としては主にアニメ、吹き替え、ラジオなどを中心に活動しています。

大山のぶ代さんは声優として1957年から2016年にかけて活動していました。デビュー作は『名犬ラッシー（ポーキー君役）』です。1960年に『ブーフーウー』のブー役を演じたのがきっかけで声優の仕事が増え、1965年にはアニメ『ハッスルパンチ』にて初主演を務めています。その後、アニメ『ドラえもん』にて主人公のドラえもんの声を、約26年という長期間にわたり演じ続けました。

• アニメタイトル：ハリスの旋風（ハリスのかぜ）
• 脚本：藤川桂介、雪室俊一、山崎晴哉、山崎忠昭
• アニメーション制作：ピー・プロダクション
• 放送期間：1966年5月5日～1967年8月31日

初代カツオの声優・大山のぶ代さんの主な出演作品の一つに、ちばてつや先生の漫画を原作とするアニメ『ハリスの旋風』があります。ハリスの旋風はハリス学園に転校生としてやってきた主人公・石田国松の活躍を描いた作品です。ハリスの旋風にて大山のぶ代さんは、石田国松を演じました。石田国松は本作の主人公です。短気な性格で、鼻持ちならない強者に闘志を燃やすという性分です。

• アニメタイトル：ドラえもん
• ジャンル：ファミリー・一般向けアニメ、SFギャグアニメ、コメディ、冒険、アクション
• 監督：もとひら了→芝山努
• 脚本：水出弘一、丸尾みほ、松岡清治、深見弘、滝原弥生、藤子不二雄、もとひら了、久保田美智代、岸間信明、城山昇、西村孝史、小松崎康弘、藤本信行 他
• アニメーション制作：シンエイ動画
• 放送期間：1979年4月2日～2005年3月18日

初代カツオの声優・大山のぶ代さんの主な出演作品の一つに、藤子・F・不二雄先生による漫画を原作とするアニメ『ドラえもん』があります。

ドラえもんは日本のアニメの放送期間において、最長寿のサザエさんに続く記録を誇るアニメ作品です。ドラえもんにて大山のぶ代さんは、ドラえもんを演じました。ドラえもんは本作の主人公です。トーキョーマツシバロボット工場生まれのネコ型ロボット。22世紀の未来から来ており、四次元ポケットには未来のひみつ道具が多く入っています。

• アニメタイトル：ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 THE ANIMATION
• ジャンル：ミステリー
• 監督：岸誠二
• シリーズ構成：上江洲誠
• 脚本：上江洲誠、待田堂子、関根聡子、村田治
• アニメーション制作：Lerche
• 放送期間：2013年7月4日～9月26日

初代カツオの声優・大山のぶ代さんの主な出演作品の一つに、2010年11月25日にスパイクから発売されたPlayStation Portable用ゲームソフトを原作とするアニメ『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 THE ANIMATION』があります。ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 THE ANIMATIONは希望ヶ峰学園に入学した生徒がさまざまな殺人事件を「学級裁判」で解決していく様子を描いたアニメ作品です。

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 THE ANIMATION』にて大山のぶ代さんは、モノクマを演じました。モノクマは本作のトリックスターです。一人称は「ボク」。自らを希望ヶ峰学園の学園長と名乗っています。「うぷぷぷぷぷ〜」という笑い方や陽気な言動が特徴。性格は極めて残忍かつ品性下劣です。

• アニメタイトル：ハッスルパンチ
• 脚本：池田宏、勝田稔男、岩井基成、林弘明、鈴木三千夫、ほか
• アニメーション制作：東映動画
• 放送期間：1965年11月1日～1966年4月25日

初代カツオの声優・大山のぶ代さんの主な出演作品の一つに、森やすじ先生による漫画を原作とするアニメ『ハッスルパンチ』があります。ハッスルパンチは熊のパンチ、鼠のタッチ、イタチのブン、博士のガリガリによるドタバタ劇を描いたアニメ作品です。ハッスルパンチにて大山のぶ代さんは、パンチを演じました。パンチはみなしご三人組の一人です。かなり石頭で、鉄パイプで殴られてもびくともしません。

• アニメタイトル：ハゼドン
• 監督：崎枕
• キャラクターデザイン：岡田敏靖
• アニメーション制作：サンライズスタジオ、和光プロダクション
• 放送期間：1972年10月5日～1973年3月29日

初代カツオの声優・大山のぶ代さんの主な出演作品の一つに、サンライズスタジオの第一号アニメ作品『ハゼドン』があります。

ハゼドンは「世界一強い魚になって、南の国へ行くんだよ」という母との約束を果たすべく、冒険の旅に出たハゼの子・ハゼドンの活躍を描いたアニメ作品です。ハゼドンにて声優・大山のぶ代さんはハゼドン役を演じました。ハゼドンは広い海に生まれた子ハゼです。亡くなった母の言葉を実現しようと、人魚のシーランとフグのプーヤンと一緒に冒険の旅に出ています。

続いてカツオの歴代声優キャストとして、2代目カツオ役を演じた高橋和枝さんについて見ていきましょう。ここでは高橋和枝さんのプロフィールや経歴、主な出演作品や担当キャラなどを紹介します。

• 名前：高橋和枝
• 出身地：東京都中野区
• 生年月日：1929年3月20日
• 没年月日：1999年3月23日
• 年齢：70歳没
• 職業：声優、女優
• ジャンル：アニメ、吹き替え

二代目カツオの声を務めた声優は、声優・女優として活動していた高橋和枝さんです。声優としては主にアニメや吹き替えなどを中心に活動しています。

高橋和枝さんはテレビ黎明期から声優として活躍しています。アメリカのコメディー『ザ・ルーシー・ショー』で人気を得て、『鉄人28号』に出演以降はアニメにも出演するようになりました。2010年には第4回声優アワード特別功労賞を受賞しています。

• アニメタイトル：鉄人28号
• ジャンル：SFアニメ、メカ
• 監督：渡辺米彦
• 脚本：岡本欣三
• アニメーション制作：TCJ
• 放送期間：1963年10月20日～1965年11月24日

二代目カツオの声優・高橋和枝さんの主な出演作品の一つに、横山光輝先生の漫画を原作とするアニメ『鉄人28号』があります。鉄人28号はリモコン次第で善にも悪にもなるロボットを巡り、少年探偵と悪人たちの攻防を描く物語となっています。鉄人28号にて声優・高橋和枝さんは、金田正太郎を演じました。金田正太郎は本作の主人公です。推理力が抜群で機転も効くため、少年探偵の仲間たちからとても頼りにされています。

• アニメタイトル：ど根性ガエル
• ジャンル：ギャグアニメ
• 監督：岡部英二→長浜忠夫
• アニメーション制作：Aプロダクション
• 放送期間：1972年10月7日～1974年9月28日

二代目カツオの声優・高橋和枝さんの主な出演作品の一つに、吉沢やすみ先生による漫画を原作とするアニメ『ど根性ガエル』があります。ど根性ガエルは1979年2月23日に再放送されたアニメにおいて世帯視聴率34.5%を記録し、日本アニメ史上歴代4位に輝いた人気アニメ作品です。

ど根性ガエルにて声優・高橋和枝さんは、五郎を演じました。五郎は本作の主人公・ひろしを「先輩」と慕う人物です。ひろしとは同じ中学に通っています。一人称は「あっし」、語尾は「～でやんす」。いつも学生鞄をひきずって走り回っているのが特徴です。

• アニメタイトル：くじらのホセフィーナ
• ジャンル：ファンタジーアニメ
• 監督：黒川文男
• 脚本：山本優、小山高男、曽田博久、新井光 他
• アニメーション制作：葦プロダクション
• 放送期間：1979年4月2日～1979年8月28日

二代目カツオの声優・高橋和枝さんの主な出演作品の一つに、ホセ=マリア・サンチェス=シルバ先生による漫画を原作とするアニメ『くじらのホセフィーナ』があります。くじらのホセフィーナは小学校低学年ほどの年齢で内気な性格の男の子・サンティーと、クジラの姿をした妖精・ホセフィーナとの出会いと冒険を描いたファンタジーアニメ作品です。

くじらのホセフィーナにて声優・高橋和枝さんは、ホセフィーナを演じました。前述通りホセフィーナはクジラの姿をした妖精です。ホセフィーナという名前はアンティーに名付けられています。普段はサンティーの洋服のポケットの中にいますが、夜になると自らの能力を解き放つことができます。

• アニメタイトル：鋼鉄ジーグ
• ジャンル：ロボットアニメ
• 監督：明比正行
• 脚本：山浦弘靖、藤川桂介、安藤豊弘
• アニメーション制作：東映動画
• 放送期間：1975年10月5日～1976年8月29日

二代目カツオの声優・高橋和枝さんの主な出演作品の一つに、永井豪氏・安田達矢氏とダイナミック企画（原作）、東映動画（製作）によるアニメ『鋼鉄ジーグ』があります。

鋼鉄ジーグは父親に勝手にサイボーグにされ、宝物・銅鐸の隠し場所にされた主人公・司馬宙の戦いを描いたロボットアニメ作品です。鋼鉄ジーグにて声優・高橋和枝さんは、ヒミカと司馬まゆみを演じました。ヒミカは邪魔大王国の女王です。一族とともに岩となって眠っていましたが、数千年ぶりに復活し地上征服に乗り出します。司馬まゆみは宙の妹の幼稚園児です。ジークに亡き父親の面影を重ねています。

• 作品タイトル：快獣ブースカ
• ジャンル：特撮、コメディ
• 放送期間：1966年11月9日～1967年9月27日

二代目カツオの声優・高橋和枝さんの主な出演作品の一つに、円谷特技プロダクション・東宝製作の特撮作品『快獣ブースカ』があります。快獣ブースカは怪獣に焦点を当てつつ、平和的な日常を描いたコメディ作品です。快獣ブースカにて声優・高橋和枝さんは、ブースカを演じました。ブースカはずんぐりとした体が特徴の快獣です。平和主義者で心優しい性格をしています。また、ナイーブな感性の持ち主です。

続いてカツオの歴代声優キャストとして、3代目カツオ役を演じた冨永みーなさんについて見ていきましょう。ここでは冨永みーなさんのプロフィールや経歴、主な出演作品やキャラを紹介します。

• 名前：冨永みーな
• 出身地：東京都中野区
• 生年月日：1966年4月3日
• 年齢：58歳
• 職業：声優、女優、歌手、タレント、ナレーター
• ジャンル：アニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーション
• 所属事務所：東京俳優生活協同組合

三代目カツオの声を務めた声優は、芸能事務所「東京俳優生活協同組合」に所属し、声優・女優・歌手・タレント・ナレーターとマルチに活動している冨永みーなさんです。声優としては主にアニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーションなどを中心に活動しています。

冨永みーなさんは1973年に海外ドラマ『刑事コロンボ』で声優デビューしています。その後、1975年に『大草原の小さな家』のキャリー役で初のレギュラーを獲得しました。『銀河漂流バイファム』『魔法の妖精ペルシャ』などのアニメに出演した頃には、声優界でアイドル的な存在となっています。

• アニメタイトル：それいけ!アンパンマン
• ジャンル：ファンタジー、コメディ、冒険、アクション、幼児向けアニメ
• 監督：永丘昭典
• 脚本：米村正二ほか
• アニメーション制作：トムス・エンタテインメント
• 放送期間：1988年10月3日～2024年4月22日現在

三代目カツオの声優・冨永みーなさんの主な出演作品の一つに、やなせたかし先生による漫画を原作とするアニメ『それいけ!アンパンマン』があります。それいけ!アンパンマンは困っている人がいればどこへでも飛んでいく正義のヒーロー・アンパンマンの活躍を描いた幼児向けアニメです。

それいけ!アンパンマンにて声優・冨永みーなさんは、ドキンちゃんを演じました。ドキンちゃんはシリーズ中最も重要なトリックスターです。ばいきんまんに次ぐ重要な敵役として登場しています。欲しいと思った他人の物をばいきんまんに奪わせるという、女王様気質のわがままな性格をしていました。

• アニメタイトル：北斗の拳2
• ジャンル：格闘
• シリーズディレクター：芦田豊雄
• アニメーション制作：東映動画
• 放送期間：1984年10月11日～1987年3月5日

三代目カツオの声優・冨永みーなさんの主な出演作品の一つに、武論尊氏（原作）、原哲夫氏（作画）による漫画を原作とするアニメ『北斗の拳2』があります。北斗の拳2では、ラオウの実兄であるカイオウとの決着までが描かれています。『北斗の拳2』にて声優・冨永みーなさんは、リンを演じました。リンはケンシロウが立ち寄った村に引き取られた少女です。幼いながらも気丈で、自分の辛さを表に出しません。

• アニメタイトル：フルーツバスケット
• ジャンル：ロー・ファンタジー、ラブコメディ、ハートフルコメディ、ヒューマンドラマ
• 監督：大地丙太郎
• シリーズ構成：中瀬理香
• アニメーション制作：スタジオディーン
• 放送期間：2001年7月5日～12月27日

三代目カツオの声優・冨永みーなさんの主な出演作品の一つに、高屋奈月先生による漫画を原作とするアニメ『フルーツバスケット』があります。フルーツバスケットは主人公・本田透と動物憑きの奇妙な体質を持つ草摩家の面々との交流を中心に描くヒューマンドラマです。

『フルーツバスケット』にて声優・冨永みーなさんは、草摩利津を演じました。草摩利津は猿の物の怪憑きです。性別は男性ですが、女性的な美貌を持っています。劣等感がとても強い性格で、些細な不満や皮肉に敏感に反応しすぐに謝ったり、何かあるとすぐに自分が悪いと思い込んでしまったりします。

• アニメタイトル：るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
• ジャンル：剣劇・時代劇
• 監督：古橋一浩
• アニメーション制作：スタジオぎゃろっぷ（第1話～第66話）、スタジオディーン（第67話～第94話）
• 放送期間：1996年1月10日～1998年9月8日

三代目カツオの声優・冨永みーなさんの主な出演作品の一つに、和月伸宏による漫画を原作とするアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』があります。るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-は、明治時代初期の日本を舞台に、目に映る人々の幸せのため逆刃刀をふるう流浪人・緋村剣心の活躍を描いたアニメ作品です。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-にて声優・冨永みーなさんは、明神弥彦を演じました。明神弥彦は明治維新の混乱によって両親を亡くした孤児です。初登場は10歳。プライドが高く生意気な性格をしており、子供扱いされることを嫌っています。

• アニメタイトル：ビックリマン2000
• ジャンル：冒険、ファンタジー、ギャグ
• 監督：葛谷直行（次界卵編）、福冨博（凶悪魔編）
• アニメーション制作：スタジオコメット
• 放送期間：1999年11月1日～2001年2月26日

三代目カツオの声優・冨永みーなさんの主な出演作品の一つに、ビックリマンシール14代目『ビックリマン2000』を原作とするアニメ『ビックリマン2000』があります。

ビックリマン2000はストーリーやキャラクターが魅力のアニメ作品です。ビックリマン2000にて声優・冨永みーなさんはタケル役を演じました。タケルは本作の主人公です。活発な性格をしています。当初は戦使としての自覚に欠いていましたが、次界卵を探す旅の中で心身ともに成長します。

先にカツオの歴代声優キャストとして、初代カツオ役を演じた大山のぶ代さん、2代目カツオ役を演じた高橋和枝さん、3代目カツオ役を演じた冨永みーなさんなどをそれぞれ紹介しました。では、カツオの声優はいつ交代したのでしょうか？また、交代理由とは？ここではカツオの声優が交代した理由を交え、交代時期を紹介します。

ここではカツオの声優が交代したタイミングを紹介します。まず初代カツオの声優・大山のぶ代さんから、二代目カツオの声優・高橋和枝さんに交代したのは1969年12月ごろです。この交代のタイミングはアニメの放送が開始されてから2ヵ月半となっています。次に二代目カツオの声優・高橋和枝さんから、三代目カツオの声優・高橋和枝さんに交代したのは1998年5月17日放送分です。

ここでは初代カツオの声優・大山のぶ代さんと二代目カツオの声優・高橋和枝さんが交代することとなった理由を解説します。まず、初代カツオの声優・大山のぶ代さんは、2012年にアルツハイマー型認知症との診断を受けたことにより、2016年に老人ホームへ入所することとなっています。その時期に持ち役である『ダンガンロンパ』シリーズのモノクマ役を降板し、同年内で芸能活動を事実上終了しました。

次に二代目カツオの声優・高橋和枝さんは1990年以前から骨髄異形成症候群を患っており、闘病しながら活動を継続していましたが、1999年3月23日に容態急変により死亡されています。もともと冨永みーなさんは高橋和枝さんが回復するまでの代役として一時的にカツオ役を担当していたそうですが、高橋和枝さんの病状が重く、二代目カツオ役を降板することとなったため、そのまま三代目カツオ役を引き継ぐ形となったそうです。

カツオの声優は2回交代していますが、その時に視聴者は違和感を感じていたのでしょうか？初代カツオの声優・大山のぶ代さんから二代目カツオの声優・大山のぶ代さんに交代した際は、確認できてないため当時の反響に関しては不明です。

しかし、二代目カツオの声優・高橋和枝さんから三代目カツオの声優・冨永みーなさんに交代する際は、視聴者の違和感は非常に大きかったようです。実際にサザエさんの収録中に高橋和枝さんが倒れ、東大附属病院に緊急搬送された際の収録回は、視聴者からの困惑の問い合わせが殺到し、フジテレビもその問い合わせに「高橋さんが治ればまた戻ります」と応えるようにしていたそうです。

視聴者にとってカツオといえば、二代目カツオ役を29年半務めた高橋和枝さんのイメージが強かったのでしょう。三代目カツオ役の冨永みーなさんもカツオ役を2024年で26年も務めているため、ほとんどの方はカツオ＝冨永みーなさんというイメージのほうが増えてきたのではないでしょうか？

果たしてカツオの後任声優はどのように決まったのでしょうか？結論から言うと、カツオの声優がどのように決定されたのかは正確には分かっていません。ここからは推測にはなりますが、初代カツオ（大山のぶ代さん）から二代目カツオ（高橋和枝さん）への交代に際してはオーディション、二代目カツオから三代目カツオ（冨永みーなさん）への交代に際しては急遽決まるという流れとなったのではないかと考えられます。

ここではカツオの声優のギャラはいくらなのかを解説します。声優業界での出演料はある計算式で算出されると言われています。そこで、声優のギャラの計算方法を解説しつつ、ギャラを予想します。

声優のギャラの計算式は「声優基本ランク×時間割増率×180％」となります。声優基本ランクは15～45ランクがあり、それぞれの数字に1,000円をかけた金額です。たとえば、ランク15であれば15,000円、ランク45であれば45,000円など。また、時間割増率は30分で1.0、60分で1.5、90分で1.9、120分で2.3です。

声優のギャラがどのように計算されるのかが分かったところで、三代目カツオの声優・冨永みーなさんのギャラがどれくらいなのか見ていきましょう。残念ながら冨永みーなさんの声優ランクが公開されていないため、正確なギャラは分かりません。では、声優歴役40年と仮定してギャラを計算していきます。冨永みーなさんのカツオ役としてのギャラは「40,000円（声優ランク4.0）×1.0（30分）×180％」で、1話あたり72,000となります。

ここまでカツオの歴代声優キャストのプロフィールをはじめ、主な出演作品や担当キャラを紹介しつつ、声優が交代した理由や交代時期、声優のギャラなどを解説しました。では、最後にカツオの歴代声優キャストに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

初代カツオ役の声優・大山のぶ代さんに関する声があがっています。こちらでは大山のぶ代さんといえばドラえもん役というイメージが強かったことから、初代カツオ役を演じていたことを知り驚かれているようです。ちなみに大山のぶ代さんはドラえもんの声を1979年から2005年まで約26年間にわたり担当しています。

カツオの歴代声優キャストに関する声があがっています。こちらではカツオといえば高橋和枝さんが演じているイメージが強かったことから、初代カツオ役を大山のぶ代さんが演じていたと知り驚かれているようです。他にも初代カツオ役を大山のぶ代さんが演じていたと知り驚きの声をあげる方が多くいます。

三代目カツオ役の声優・冨永みーなさんのに関する声があがっています。こちらでは三代目カツオ役を演じたの声優・冨永みーなさんが「歴代の声優さんの後釜のこなし方がすごい」として高評価されているようです。

本記事ではサザエさんのカツオの歴代声優キャスト（大山のぶ代・大山のぶ代・冨永みーな）について、プロフィールや経歴、代表作・キャラなどを交えて紹介しました。これを機にカツオの歴代声優キャスト、大山のぶ代・大山のぶ代・冨永みーなの主な出演作品や担当キャラにも注目してみるとよいかもしれません。