【転スラ】グランベル・ロッゾは七曜の老師のまとめ役！強さ・能力や最後は？

『転生したらスライムだった件（転スラ）』には、西側諸国の経済を支配するロッゾ一族の長グランベル・ロッゾが登場します。ここからはグランベル・ロッゾの強さや能力、過去や最後、アニメ声優などを紹介していきます。それではまず、転スラの作品情報から見ていきましょう。

『転生したらスライムだった件』は伏瀬先生によるなろう系小説です。略称は「転スラ」。メディアミックスとして、漫画や外伝漫画、アニメなどがおこなわれています。関連書籍を含めたシリーズ累計発行部数が2022年1月時点で3000万部を突破するなど、人気を博した作品となっています。

本記事で紹介するグランベル・ロッゾは、転生したらスライムだった件（転スラ）の聖魔対立編にて初登場しました。聖魔対立編は合同会議にて「神の右手」と称される西方界最強の剣士ヒナタ・サカグチのテンペスト国派兵が決定したところから始まります。テンペストに到着したヒナタはリムルと一騎打ちを繰り広げるも敗北。その直後にグランベル・ロッゾ以下の五大老「七曜の老師」がリムルたちに罠を仕掛け…

転スラのグランベル・ロッゾは、西側諸国の経済を支配するロッゾ一族の長であり、自由組合の最大出資者である西方諸国評議会の評議会を牛耳る五大老のまとめ役でもあります。また、精神体を憑依させることも可能で、神聖法皇国ルべリオスの重鎮・七曜の老師の筆頭である「日曜師グラン」としての立場もありました。

グランベル・ロッゾはかつて人の生存圏を守り抜く光の勇者として、1000年もの間戦っています。このことから分かる通り、彼は超越した気高き精神の持ち主です。ただ、対話よりも試練を課す厳しい一面もあり、聖人に至る可能性のある者や覚醒勇者となる可能性のある者に対しては、何も告げずに絶体絶命の試練を与えることがあります。

早速、グランベル・ロッゾの強さや能力について詳しく解説していきます。では、まずはじめにグランベル・ロッゾの能力から見ていきましょう。

グランベル・ロッゾの究極能力・希望之王（サリエル）は、魔王ルミナスの所有する究極能力・色欲之王と同じく生と死を司る能力です。ルミナスとの闘いの中でマリアとラズルの魂の力が昇華された結果、ユニークスキル「不屈者（アキラメヌモノ）」が希望之王へと進化しました。最後はグランベルからクロエへ人類守護の意思を継いで欲しいという意味を込めて、ルミナスによってクロエに移植されることとなります。

グランベル・ロッゾは勇者時代から、神話級武器「真意の長剣（トゥルース）」を愛用しています。普段は使用することがありませんでしたが、ルべリオスの大聖堂での最後の戦いでは、一族の総力を挙げて最後の賭けに出たため、本気を出すべくこの武器を使用しています。最後に光の勇者の志とともにヒナタへと託されました。

グランベル・ロッゾは魔王ルミナスと互角の戦いを繰り広げられるほどの強さを誇ります。妻のマリアが死亡して以降は住年の力を失っていますが、最後の決戦にて自身の力のすべてを発揮し、圧倒的な強さを見せつけました。しかし、最終的にヒナタの死を見て激怒したルミナスに倒されてしまいます。

続いてグランベル・ロッゾの過去や活躍シーン、そして最後を紹介します。では、まずはじめにグランベル・ロッゾの過去から見ていきましょう。

ここではグランベル・ロッゾの過去を紹介します。前述通りグランベルはかつて「光の勇者」として、魔王や天使との争いから人類を守るために戦い続けていました。その中で魔王ルミナスと対峙したこともあり、ルミナスが人類との共存共栄を望んでいると知ったグランベルは、ルミナスと手を組むことを決めます。ルミナスによって庇護された西側諸国にはさまざまな部族が集まり、やがて大国となっていきました。

その後、西方諸国評議会を作って各国の連携を強めたり、強固な人類連盟を作り上げるためにドワーフと手を組んで東の帝国の内情を探ったりするなど、これらの人類生存圏を確立するための作業を一人でやり続けたグランベルは、千年の平穏を人類にもたらしたのでした。グランベル自身も聖女として自分を支えてくれていたマリアと結婚しており、仲良し夫婦として幸せを享受していました。

しかしある日、人の手によってマリアの命が奪われてしまいます。マリアを失ったことでグランベルは狂い、ロッゾ一族による人類支配へと方針を変更します。また、禁断の邪法である死霊魔法「死霊蘇生」を用いて、異世界人より抜き取った力をマリアの遺体に注ぎ込み、使い魔として復活させます。

そんな中、3歳のマリアベルと出会ったグランベルは、その力の強大さを認め、自分の身に万が一のことがあればマリアベルに後継者となってもらうことを考えました。その後マリアベルに寵愛を注ぎ、指導していたグランベルでしたが、マリアベルがアムタラ遺跡で命を落としてしまいます。その結果、グランベルは本来の目的である人類の生存権確立を果たすべく、覚醒勇者の誕生を計画していくようになります。

グランベル・ロッゾは七曜の老師の長グランとして登場します。人間社会の支配を目指すグランは目的が競合するリムルと強大になったヒナタの排除を目論み、リムルとヒナタの直接対決を仕向けていました。しかし、ヒナタに害意を向けてしまったことで、西方聖教会の実質的な最高位でもある枢機卿ニコラウス・シュペルタスの逆鱗に触れ、霊子崩壊（ディスインテグレーション）で日曜師グランとしての体を消滅させられてしまいました。

七曜の老師としての立場を失ってしまったグランベルは本体へと戻り、五大老のまとめ役として会談に参加します。裏からの経済支配を実現しているロッゾ一族は、ファルムス王国を落とし、イングラシア王国とファルムス王国の均衡を破ろうとしているテンペストを目障りと感じていました。そこで、ファルムス王国のエドマルド&ヨウム一派を排除、貴族派に支配させ、その恩でファルムス王国をロッゾ一族の支配下にしようと目論みます。

ヒナタにリムルの時間稼ぎをしてもらう間に、ファルムス王国をロッゾ一族の支配に組み込もうと考えたグランベルでしたが、ファルムス王国動乱が失敗に終わってしまいます。そこで、ヒナタとリムルが直接対決する状況を生み出す際に協力してもらった、東の帝国に属する三巨頭（ケルベロス）のダムラダと今後の打ち合わせをするため、会談の場を設けることにしました。

マリアベルが予言したリムルによる世界の経済支配を恐れたグランベルは、三巨頭の力を借りたいと考えていましたが、三巨頭にテンペストを建国したリムルと敵対するほどのメリットがなかったため、力を借りることは叶いませんでした。あくまで今まで通りの付き合いをすることで決定しましたが、グランベルは密かにテンペストが片付けば次はテンペストだと決意します。

小国ロッゾの国王としてテンペスト開国祭に参加したグランベル。同時にミューゼ侯爵にリムルに接触して信頼を勝ち取るよう指示を出しましたが、本気を出すことができず見事に失敗してしまいます。

開国祭での失敗によりマリアベルが動くことを認めることとなったグランベル。テンペスト開国祭の後、グランベルはロッゾ一族の指示に沿って動くような形を取っていた、自由組合総帥ユウキとの会談の場を設けていました。すると、ユウキの口からマリアベルが命を落としたことを聞かされます。

「あの御方が隠す秘宝」を用いて復讐すると宣言したグランベルは、ユウキと協力して、ルミナスが聖櫃で守っている最強の「勇者」を盗み出すという作戦を立てました。早速グランベルは神聖法皇国ルべリオスとテンペストが音楽交流会を開く日に襲撃をしかけ、妻マリアにルミナスを自分のもとに連れてくるように命じます。大聖堂に出陣し、ヒナタ、リムル、ニコラウス、聖騎士団団長の3人と対峙したグランベル。

最初にニコラウスをメルトスラッシュで行動不能にしたグランベルはその後、10名以上の異世界人を召喚してリムルと対峙させ、その間にヒナタを相手取ります。ヒナタに圧倒的な力の差を見せつけたグランベルでしたが、そこにルミナスが現れました。そこで、グランベルは紋様が刻まれた左手の手袋を取り、マリアの死体を吸収したグランベルは、若き日の「光の勇者」グランベル・ロッゾとなります。

全盛期の力を取り戻したグランベルは、極大魔法でヒナタの命を奪いました。これにルミナスは激怒。グランベルと対峙したルミナスは、全力を出したグランベルを倒します。ルミナスに敗北したグランベルは、ここで使命を終えることとなりました。

グランベルは最後に魔王ルミナスに敗れて死亡します。死に間際にはリムル、クロエ、ルミナスに「人類の庇護者になって欲しい」と頼みました。マリアベルを失ったことで正気に戻ったグランベルは、人類の生存圏確率という元の目的を果たすため、自分に代わる覚醒勇者の誕生を計画していたのです。

2024年4月現在、転生したらスライムだった件（転スラ）のアニメ第3期が日本テレビ系列ほかにて放送中です。では、転スラのアニメにてグランベル・ロッゾの声を務めたのは誰なのか？ここからはグランベル・ロッゾのアニメ声優のプロフィールをはじめ、主な出演作品や演じたキャラを紹介していきます。

転生したらスライムだった件（転スラ）のアニメにてグランベル・ロッゾの声を務めたのは、フリーの歌手・声優として活動している小野大輔さんです。小野大輔さんは東北新社で収録していたボイスオーバーの仕事で声優デビューしています。2005年にはアニメ『AIR』の国崎往人役で初主演を務めました。その後は「第2回声優アワード」サブキャラクター男優賞や「第4回声優アワード」主演男優賞などさまざまな賞を受賞しています。

• 2011年～：機動戦士ガンダムAGE（ウルフ・エニアクル役）
• 2012年～：黒子のバスケ（緑間真太郎役）
• 2013年～：宇宙戦艦ヤマト2199（古代進役）
• 2014年～：ジョジョの奇妙な冒険 シリーズ（空条承太郎役）
• 2016年～：斉木楠雄のΨ難（燃堂力役）
• 2017年～：弱虫ペダル シリーズ（銅橋正清役）
• 2017年～：“栄光なき天才たち”からの物語（古橋廣之進役）
• 2018年～：はたらく細胞（キラーT細胞役）
• 2018年～：銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅（ウォルフガング・ミッターマイヤー役）
• 2019年～：魔入りました!入間くん（ナベリウス・カルエゴ役）

• 2020年～：神達に拾われた男（ラインハルト・ジャミール役）
• 2021年～：ひぐらしのなく頃に業（赤坂衛役）
• 2021年～：東京リベンジャーズ（武藤泰宏〈ムーチョ〉役）
• 2023年～：MFゴースト（相葉瞬役）
• 2023年～：聖者無双〜サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道〜（ガルバ役）
• 2024年～：キン肉マン 完璧超人始祖編（テリーマン役）
• 2024年～：この世界は不完全すぎる（ジン役）
• 2024年～：貼りまわれ!こいぬ（ぬ朗役）
• 2024年～：外科医エリーゼ（レン・ド・クロレンス役）
• 2024年～：ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する（ミシェル・エヴァン役）

転生したらスライムだった件（転スラ）のグランベル・ロッゾの最後に関する声があがっています。こちらではグランベルとマリアの最後のシーンに注目されているようです。グランベルの最後のシーンは彼の過去を知っていると、より楽しむことができるかもしれません。

転生したらスライムだった件（転スラ）のグランベル・ロッゾの過去と魅力に関する声があがっています。こちらではグランベルの過去と現在に注目されているようです。また、グランベルが「イケオジ」と高評価されています。

転生したらスライムだった件（転スラ）のグランベル戦に関する声があがっています。こちらでは転スラのアニメ第3期に注目されているようです。転スラのアニメ第3期にてグランベル戦が見られないかと期待されています。

本記事では転生したらスライムだった件（転スラ）の七曜のまとめ役、グランベル・ロッゾの強さ・能力や過去、最後などを紹介しました。転スラの漫画やアニメを見る際は、本記事のまとめを参考にしつつ、グランベル・ロッゾの強さや過去・活躍シーンに注目していただければ幸いです。