【転スラ】七曜の老師は西方聖教会の最高顧問！7人の仙人の名前や強さ・正体は？

七曜の老師は、『転生したらスライムだった件』に登場したキャラです。転生したらスライムだった件は「転スラ」の略称で親しまれている作品で、漫画やアニメなどさまざまな形でメディア化されています。本記事では、転スラに登場する七曜の老師に焦点を当て、彼らの正体や最後についてまとめます。まずは、七曜の老師が登場する転スラの概要や、あらすじを見ていきましょう。

七曜の老師が登場する転スラは、2013年から小説家になろうで連載が始まったファンタジー小説です。作者は伏瀬さんで、2014年からは書籍版の刊行も始まりました。書籍版はweb版を大幅に加筆修正したもので、小説家になろうの原作とは途中からストーリーが異なります。転スラの小説は、「このライトノベルがすごい！」のノベルズ部門で、2017年から2020年まで連続で10位以内に入っています。

2018年にはテレビアニメの第1期が放送され、BS11やTOKYO MXなどで全25話が放送されました。その後、2021年から第2期が分割2クールで放送され、2024年4月からは第3期の放送が始まっています。転スラは川上泰樹さんの作画で漫画にもなり、第46回講談社漫画賞の少年部門などを受賞しています。

サラリーマンの三上悟は、通り魔に刺されて死亡し、異世界でスライムとして転生します。三上は新たにリムルという名前になり、仲間を増やしながら魔物の町を作り始めました。町は発展を続け、やがてテンペストというひとつの国家になります。リムルはその後魔王へと進化し、外敵から国と仲間たちを守るために戦うのでした。

転スラの世界には、ルミナスを唯一の絶対神として崇めるルミナス教という宗教が存在します。七曜の老師が所属している西方聖教会は、このルミナス教を布教するための組織です。七曜の老師は西方聖教会の最高顧問として、絶大な権力を誇っています。では、七曜の老師の正体とは、一体何でしょうか？ここでは、七曜の老師たちのそれぞれの名前や正体について解説します。

七曜の老師たちは、「日曜師」「月曜師」というように、七曜の名前を冠した呼び名を持っています。日曜師から土曜師までの7人には、それぞれ個人の名前もしっかりと設定されています。では、七曜の老師たちの本当の名前は何というか、1人ずつ見ていきましょう。

まずは、七曜の老師のリーダー格である、日曜師の名前から紹介します。日曜師の名前はグランで、神術や神聖魔法を使える老師です。月曜師はディナという名前で、幻術や幻覚魔法を得意としています。火曜師の名前は、アーズです。火曜という七曜からも連想されるように、炎術や火魔法が得意です。

水曜師の名前はメリスで、毒術や水魔法を使うことができます。木曜師の名前はサルン、金曜師の名前はヴィナです。サルンは雷術や風魔法を得意とし、ヴィナは符術や封印魔法を使うことができます。最後の土曜師はザウスという名前で、守術や土魔法などが使えます。それぞれ名前だけでなく得意魔法や得意な術が設定されていますが、あまり見せ場もないままに作中から退場となりました。

続いて、七曜の老師の正体について見ていきましょう。七曜の老師たちは、魔王ルミナスに仕えるルベリオスの最高幹部です。その存在は完全に秘匿され、七曜の老師の存在は伝説として語り継がれています。web版では七曜の老師たちは、最後までルミナスの忠臣として働きました。しかし、書籍版ではロッゾー族という一族が登場したことで、七曜の老師の設定もかなり変わりました。

まず、七曜の老師のリーダーであるグランの正体が、ロッゾー族のグランベル・ロッゾという設定に変更されます。それに伴い、グランは邪魔なヒナタを抹殺するために、他の七曜の老師たちの嫉妬心を煽るようになります。七曜の老師たちはこれまで、ルミナスから寵愛を得ることで永遠にも近い命を手に入れてきました。しかし、ヒナタが現れてから、ルミナスの寵愛はヒナタへと集中します。

ルミナスの寵愛を受けられないことを恐れた七曜の老師たちは、グランにその感情を利用されてしまったのです。七曜の老師たちはリムルからのメッセージを改ざんし、リムルとヒナタを戦わせるよう仕向けました。人々からの尊敬を集めていた七曜の老師たちでしたが、最終的には欲と嫉妬にまみれた醜い存在へと成り果ててしまいました。

転スラには、さまざまな強いキャラが登場します。リムルもこれまで、多くの強敵と戦ってきました。七曜の老師が登場したときは、その強さが気になった人もいるでしょう。ここでは、七曜の老師の強さについてまとめます。また、七曜の老師が死亡した原因や、最後のシーンについても解説します。

転スラの七曜の老師には、どの程度の強さがあるのでしょうか？七曜の老師はそれぞれに得意な魔法などを持っていますが、1人1人の戦闘能力はそれほど高くありません。ただ、老師同士で協力し、より強大な魔法を使うことができます。

また、7人全員が仙人というだけあって、人心掌握に長けています。作中では七曜の老師の策略により、リムルたちは大混乱に陥りました。七曜の老師の中でも特に強いのは、リーダー格のグランです。光の勇者だったグランは、魔王ルミナスにも負けないほどの戦闘能力があります。

七曜の老師たちは、転スラの原作ではすでに死亡しています。では、彼らの最後とはどのようなものだったのでしょうか？ヒナタの暗殺を目論む七曜の老師は、同時にディアブロの排除も画策しました。七曜の老師はレイヒムを殺し、その罪をディアブロへなすりつけようとします。しかし、ディアブロは自分の冤罪を晴らし、計画はうまくいきませんでした。

その場にいた3人の七曜の老師は、リムルの命を受けたディアブロによって絶望の中で最後を迎えます。グランを除いた他の七曜の老師は、その頃リムルたちのもとにいました。聖騎士に化けていた七曜の老師の1人が、隙を見てヒナタを攻撃します。そこへ他の2人の七曜の老師も姿を現し、そこにいる全員を消し去ろうとしました。そこへルミナスが登場し、瀕死の状態にあったヒナタを治療します。

ルミナスはヒナタを殺そうとした七曜の老師の3人に死罪を言い渡し、一瞬で彼らを葬り去りました。こうして、七曜の老師のうち、グラン以外の6人が死亡します。ルベリオスに残ったグランは、ニコラウスに殺害されました。しかし、グランの精神体は滅ぼされておらず、精神体は本来の体であるグランベルのもとへと戻ります。グランはその後グランベルとして登場し、作中で大きな役割を果たします。

web版の転スラの小説では、七曜の老師の出番はあまり多くありません。しかし、書籍版では大幅に加筆修正され、七曜の老師は悪役として大いに暗躍することになりました。七曜の老師が策略を巡らせる様子などが追加されたことで、「さらに面白くなった」との感想が寄せられています。

転スラの七曜の老師は、書籍版では完全なる悪役として描かれています。そのため、七曜の老師を嫌う読者も多く、死亡してすっきりしたという声も上がっています。ただ、中には七曜の老師が好きだという感想もあり、彼らのキャラ設定も高く評価されていました。

転スラの七曜の老師たちのうち6人は、ディアブロとルミナスによってあっさり殺されました。もっと強大な敵を想像していた人からは、拍子抜けしたような感想が上がっています。七曜の老師に対しては、「噛ませ犬」「小物感がすごい」などのコメントが多く見られます。

転スラの七曜の老師の正体や強さ、死亡理由などをまとめました。七曜の老師はweb版の小説では出番が少なく、私欲に走ることもありませんでした。書籍版では完全な悪役としてリムルたちの前に現れ、最後はディアブロとルミナスの手で死亡しました。また、七曜の老師の1人であるグランは、物語が進むにつれて複雑な過去などが明らかとなります。七曜の老師の活躍については、ぜひ書籍版の小説や漫画でチェックしてみてください。