【転スラ】ミリムは最後死亡する？テンペストを飛び立ったのは死亡フラグ？

「転スラ（転生したらスライムだった件）」に登場するミリム・ナーヴァは、魔王の中でも最強のキャラです。本記事では、死亡フラグの紹介と共に、このまま生存できるのかも考察していきます。また、かわいい魅力、強さや能力なども解説していきます。

ミリムが登場する転スラは、2013年2月20日から小説投稿サイトの「小説家になろう」にて連載されていた、伏瀬によるなろう系の小説です。2014年5月にはGCノベルズ（マイクロマガジン社）から、商業版が刊行されました。その後、本作を原作とした漫画や、漫画版を元にしたアニメなど、さまざまなメディアミックスが展開されています。2022年5月には「第46回講談社漫画賞」の少年部門を獲得して、高い評価を受けました。

サラリーマンの三上悟は、通り魔に刺されて死亡します。次に目を覚ますと、スライムとして異世界に転生し洞窟の中にいました。そして、彼は洞窟に封印されていた竜のヴェルドラと出会います。仲良くなったヴェルドラが、スライムにリムルという名前を付けてくれました。そして、お礼の気持ちを込めて、ヴェルドラと自分にテンペストの姓を名付けます。三上悟は異世界でスライムのリムルとして、新しい生活を始めました。

• 種族：竜魔人(ドラゴノイド)
• 所属：失われた竜の都
• 称号：破壊の暴君(デストロイ)、真なる魔王、最古の魔王
• アルティメットスキル：憤怒之王(サタナエル)
• ユニークスキル：竜眼(ミリムアイ)、竜耳(ミリムイヤー)他
• 声優：日高里菜

転スラのミリムは、ギィの次に生まれた最古の魔王です。見た目は美少女ですが、無邪気で天真爛漫な性格から、子供のように見えるときもあります。そのため、対話する相手から、見くびられることもしばしばです。長い間生きてきた経験から、戦闘や謀となれば驚くほどの頭の回転の早さと、柔軟な立ち回りを発揮します。また、生野菜が大嫌いで、特にピーマンを目の前にすると心を虚無にするようです。

転スラのミリムは作中のキャラの中でも、圧倒的な強さを誇っています。国一つを軽く滅ぼせるほどで、最上級の強さといっても良いでしょう。死亡から最も遠いところにいる人物のようですが、物語の中にフラグはあるのでしょうか？ここでは、最終的にミリムは死亡するのか、生存するのかを考察していきます。死亡フラグと思われるシーンも解説するため、要チェックです。

転スラのミリムは、リムル・テンペストが作った魔物の町「テンペスト」を気に入った様子で住み着きます。しかし、漫画版8巻で、ミリムは「今から仕事へ行ってくる」とリムルに伝えて、もの凄いスピードでテンペストから飛び立ちました。

そして、直後に「終わったら帰ってくる」というセリフを言っていたため、死亡フラグではないかと話題になったようです。結局は死亡フラグではなく生存していたことが、のちに判明しています。ただ、このときからミリムは、人が変わったようになっていました。

転スラのミリムはテンペストを飛び出したあと、魔王カリオンが治める獣王国ユーラザニアへ宣戦布告をしました。魔王たちの間では「不可侵条約」が交わされており、特別な理由がない限りは争いごとを禁止しています。しかし、ミリムは不可侵条約を破って、一方的にカリオンへ攻撃したのでした。

カリオンは自国民をテンペストへ避難させて、自分よりも強いとされるミリムを迎え打ちます。しかし、戦闘中にカリオンは、素直で明るいつものミリムとは様子が違うことに気づきました。「きっと調子が悪いのだろう、今なら自分の必殺技で勝てるかもしれない」とカリオンは考えます。そして、百獣化したあとに、必殺技の獣魔粒子砲（ビースト・ロア）をミリムへ目掛けて打ち放ちました。

魔王カリオンと配下のフォビオは、勝利できると確信していました。ところが、ミリムは真の姿である竜人族（ドラゴノイド）になって、その場へ立っていたのです。死亡するどころか、傷一つない状態で生存しています。

カリオンの必殺技を真正面から直撃したものの、ミリムは「左手が痺れたのは久しぶりだ」と言っただけでした。ミリムから反撃を受ければ、カリオンは間違いなく死亡したでしょう。しかし、自身の威力の凄さを見せつけただけで終わり、カリオンも死亡せずに生存できます。

転スラのミリムの正体は、星王竜ヴェルダナーヴァとルシア・ナシカの間に生まれた子供です。ちなみに、ヴェルダナーヴァはヴェルドラの兄であり、ルシア・ナシカは東の帝国の初代皇帝ルドラの妹にあたります。つまり、ミリムの正体は世界に4体だけ存在する竜種と人間のハーフで、竜魔人(ドラゴノイド)です。

彼女が生まれてわずか数年で、両親は死亡しました。そのため、両親の顔は覚えておらず、自分が皇帝家と血縁関係があることさえ知りません。ミリムの驚異的な強さは、竜種の血を引いているためです。子供のように見えても、何千年にも渡り生きています。

ミリムの正体は竜魔人であり最古の魔王であることから、他の魔王とは比較にならないほど圧倒的な強さの持ち主です。また、彼女は他にも、「破壊の暴君(デストロイ)」の称号を持っています。どのような攻撃を受けても生存しているため、彼女の強さは明らかでしょう。

ミリムは憤怒之王でもあり、怒りを動力にしながら魔素を無限に生み出しています。本気を出せば、世界を滅ぼせるほどの力があります。本人も自分の強さを自覚しているため、バランスをとりながら力をセーブしている様子です。

転スラのリムルとは、これまでに何度か戦っています。最初に戦ったときは、圧倒的な魔素を警戒し過ぎて、リムルの部下が攻撃をしかけたためです。しかし、敵の強さに全く歯が立たず、リムルはたった一つ通用する手段を、ミリムへ宣言しました。それは蜂蜜を食べさせて、さらに欲しければリムルの勝利を認めろというものでした。結果的に勝利を獲得して、リムルの作戦勝ちとなります。

次はワルプルギスの戦いです。ミリムに勝つ可能性はほぼないと察したリムルは、危ういところでヴェルドラと選手交代をします。事実上、リムルが敗北したことになるでしょう。

2人が出会った当初、リムルはスキルの保有がまだ少ない状態でした。そのため、ミリムの方が圧倒的に強いといえます。アニメ2期の終盤では、リムルとユニークスキルの智慧之王が、ミリムには勝てないと結論付けていました。したがって、アニメの終盤の頃でも、ミリムの方が強いです。

書籍版においては、リムルが複数のスキルを配合し、他の悪魔や魔王が持つ能力も扱えるようになります。その上、耐性も増えているため、この時点ではミリムに勝てる可能性も高いと考察します。

リムルの村を襲撃しようとした際に、蜂蜜を食べさせられたことで、2人は友達関係に発展しました。ミリムは子供っぽい一面があり、美味しいものや楽しいことには目がありません。リムルはその性格を利用して、あらゆるもので釣ります。食べ物や温泉などがあるリムルの村を大変気に入って、しだいに親友の関係になりました。

転スラのキャラの中では、ミリムが最も好きだという声が多くありました。リムルと出会ってから蜂蜜に釣られるシーンが、非常に可愛いという声も上がっています。転スラのミリムは可愛いくてキュートなのに、正体が魔王っていうギャップが良くて推せるというファンもいました。

転スラのミリムはひたすら強いという感想があります。リムルもかなり強くなっているけれど、まだ本気を出すに至らないため、相当強いことが分かると考察する人もいました。ミリムは可愛いくて強く面白いため、見てるだけで元気になるという声も上がっています。

転スラのミリムは見た目や仕草が子供っぽいのに、非常に強くて暴君な一面もあります。しかし、リムルと出会いマブダチになってから、手加減することを覚えて、魔国の人に気遣いまでできるようになりました。実は大人なんだと実感したという声もあります。

転スラのミリムは見た目は幼く可愛いですが、圧倒的な強さの持ち主です。正体はギィの次に生まれた最古の魔王で、竜魔人(ドラゴノイド)です。死亡フラグと思われるシーンがいくつか登場しますが、最終的には死亡せずに生存していることが判明しています。転スラのミリムは見ているだけで癒される愛おしいキャラのため、ぜひ注目してみてください。