【転スラ】アルノー・バウマンは十大聖人の一人の聖騎士！強さや登場シーンは？

「転スラ（転生したらスライムだった件）」のアルノー・バウマンは、十大聖人に数えられる聖騎士であり、ヒナタに次ぐ剣術の強さを誇っています。以下では、「転スラ（転生したらスライムだった件）」から、十大聖人・聖騎士のアルノー・バウマンの能力や強さ、転スラでの登場シーンなどを、あらすじネタバレ紹介します。

「転スラ」の略称で親しまれる「転生したらスライムだった件」は、小説投稿サイト「小説家になろうよ」にて、2013年～2015年にかけて連載されていた伏瀬先生の作品です。2014年からは、web版をプロットに大幅な加筆・修正を加えたライトノベル版の刊行を開始、「このライトノベルがすごい!」への受賞や、テレビアニメ化をきっかけに爆発的な人気を呼びました。

「転スラ（転生したらスライムだった件）」は、2015年から川上泰樹作画によるコミック化も行われ、「月刊少年シリウス」にて連載され、2022年5月には「第46回講談社漫画賞・少年部門」を受賞し、コミカライズ版も高い評価を得ています。また、転スラの累計発行部数は、関連書籍を含めて2022年1月時点で3000万部を突破し、アニメシリーズが開始された2018年から発行部数も急上昇しています。

通り魔に襲われた主人公・三上悟は、気が付くと異世界に転生し、姿も人間ではなくスライムに変貌していました。スライムとなった三上は、リルム＝テンペストと名乗り、仲間や配下を増やしながら、魔物の町作りに奔走します。時には魔王たちの妨害を受けつつも、リムルたちはそれらの妨害工作に屈することなく町作りを継続し、やがてリムルの魔物の町は国家として成立し、近隣諸国との外交や戦いに明け暮れます。

転スラのアルノー・バウマンは、西方聖教会本部所属の聖騎士団（クルセイダーズ）の六大隊長の筆頭であり、「空のアルノー」や「空の特攻隊長」と呼ばれる人物で、十大聖人のメンバーでもあります。十大聖人とは、法皇直属近衛団の筆頭騎士・ヒナタ・サカグチを筆頭とする組織で、メンバーにはアルノーの聖騎士団6人と三武仙3人・ヒナタの計10名で構成されています。

魔王に対抗するために発足した組織で、真の魔王との戦いでは歯が立ちませんが、人間の中ではかなりの戦闘力を持っていると言われています。また、十大聖人の中でも、アルノー達聖騎士団と三武仙は折り合いが悪く、対ベニマル戦での惨敗を受け、リーダーのヒナタ主導で地下迷宮での修行を余儀なくされました。

以下では、「転スラ（転生したらスライムだった件）」のアルノー・バウマンの能力や強さについて、あらすじネタバレを交えながら考察しました。

アルノー・バウマンの能力の詳細は、転スラ（（転生したらスライムだった件）にて言及されていないため、現時点では不明とされています。一方、「空のアルノー」という呼び名から、アルノーの能力は空に関連するものと推測でき、「空の特攻隊長」から空中戦を連想させる能力を持っている可能性が高いでしょう。

アルノー・バウマンといえば、転スラではヒナタに次ぐ剣術の遣い手であり、剣技だけで戦えばレナードより強いと評される一方、魔法の能力に関してはやや弱いでしょう。またアルノーの強さと言えば、彼の能力でもある統率力の高さも挙げられ、総合的に判断すると聖騎士団では強い方でしょう。

以下では、「転スラ（転生したらスライムだった件）」のアルノー・バウマンの登場シーンを、あらすじネタバレ紹介します。

不慮の死から異世界に転生し、スライムから魔王へ変貌を遂げたリムルは、小さな町作りから国家・テンペスト連邦国を設立するも、新興国の存在は周辺の国々にとっては脅威であり、神聖法皇国ルベリオスは、テンペストへの進軍を決行します。進軍には、ヒナタ率いる十大聖人もおり、聖騎士団（クルセイダーズ）のアルノーの姿もありました。

テンペスト連邦国に到着後、ヒナタはリムルとの話し合いに挑むも、アルノー達が戦闘をはじめてしまったことで事態は一変し、ヒナタ・リムルも戦わざるを得なくなります。アルノーは対ディアブロ戦に挑むも、ディアブロの魔王覇気に太刀打ちできず、あっけなく敗北しました。

テンペストでの戦いにて、アルノーはベニマルとも対戦しており、すでに覚醒済みのベニマルを相手にアルノーは手足がでず、ここでも敗北を余儀なくされました。テンペスト軍との騒動後、両国の国交樹立が確立し、聖騎士団（クルセイダーズ）は、地下迷宮の一角の守護を担う、アルベルト・アダルマンとの戦いに挑みます。

ベニマルへの敗北をきっかけに、地下迷宮での修行が課されたアルノーは、70階層を守護するアルベルト・アダルマンとの戦いに取り掛かるも、ここでもアルノーは敗北しています。

転スラ・魔都開国編では、強さを競う大会に出場したアルノーは、迷宮の職員・ベレッタと対戦します。ヒナタに次ぐ剣術遣いとして、必殺技・流星斬を繰り出すも、剣が折れてしまったことで降参を余儀なくされました。転スラでは、目立った活躍がなく、聖騎士団（クルセイダーズ）でありながら、弱い印象の強いアルノーでしたが、今後の展開によっては思わぬ強さをみせつけるでしょう。

以下では、転スラにてアルノーが所属する聖騎士団（クルセイダーズ）のメンバーについて、あらすじネタバレ紹介します。

聖騎士団（クルセイダーズ）の副団長で、ヒナタ・サカグチに次ぐ実力者・十大聖人です。光の精霊と契約を交わしたことから「光のレナード」「光の貴公子」と呼ばれ、ヒナタへの憧れから聖騎士になりました。転スラでは、七曜の老師の指示に従ってテンペストに向かい、ギャルドの裏切りによりシオンと対立、ヒナタ・リムルが戦うきっかけとなりました。

聖騎士団のメンバーで、十大聖人の1人、炎の精霊魔法の遣い手で、「火のギャルド」と呼ばれています。槍術を得意とし「炎獣牙槍（レッドスピア）」を持ち技にしています。転スラでは、不審な言動を見せており、後にその正体は七曜の老師、本物のギャルドは暗殺されていたことが判明します。

聖騎士団メンバーで、十大聖人の1人、「地のバッカス」の異名を持つ神聖戦棍の遣い手です。転スラでは、ヒナタと共にテンペストに向かっており、三獣士アルビス・スフィアと刃を交えました。また、グランベルとも戦っており、手足を出せないまま敗北しました。

聖騎士団（クルセイダーズ）で唯一の女性で、十大聖人です。水の精霊ウンディーネとの契約から、「水のリティス」と呼ばれ、能力は攻撃より治癒魔法を得意としています。転スラでは、ヒナタと共にテンペストに向かった1人で、ソウエイとの一戦をきっかけに彼に好意を持ち始めます。

聖騎士団では珍しい自由気ままな性格の持ち主で、ヒナタを尊敬してやまない十大聖人です。外見から誤解されることも多いけれど、聖騎士団としての実力がかなり高く、風魔法と双剣術を得意とし、「風のフリッツ」と呼ばれています。転スラでは、三獣士のアルビス・スフィアと戦っています。

以下では、「転スラ（転生したらスライムだった件）」の十大聖人・アルノー・バウマンに関する感想や評価を紹介します。

「転スラ」のアニメは、2021年9月時点で計2期が制作され、アニメ放送を受けてラノベ版・コミック版への注目が急上昇しました。また、「転スラ」のアニメ視聴者の中には、聖騎士団・アルノー・バウマンとディアボロとの戦いまで見たかったとの感想も寄せており、アニメ3期の放送と共に、アルノー・バウマンや聖騎士たちの登場にも期待が高まっています。

「転スラ」と言えば、web小説版をプロットにしたライトノベル版が有名ですが、コミック版も高い人気を誇っており、ラノベ版で登場したキャラが、コミック版ではどのように描かれるのかも、「転スラ」の楽しみ方の1つでしょう。アルノーについても、劇中での活躍からいかついおっさんを予想していたものの、コミック版では予想よりも若々しいキャラデザに驚いたとの声も見られます。

アニメ2期での登場が期待された聖騎士団について、SNSでは聖騎士団のアニメ声優を予想した投稿もみられ、アルノー・バウマンの声優には、小西克幸さんの名前が挙がっています。アルノーと言えば、テンペスト・聖騎士団との戦いでの注目キャラであり、アニメ2期では未登場となりましたが、今後、放送予定の3期・4期への登場が望まれています。

「転スラ（転生したらスライムだった件）」のアルノー・バウマンの能力や強さ、登場シーン等をあらすじネタバレ紹介しました。十大聖人の1人であり、ヒナタに次ぐ実力を誇るアルノーは、転スラでは連敗続きであるものの、まだ未知なる力が隠されているとも推測され、アルノーの今後にも期待が寄せられています。