【転スラ】アルベルトの強さや究極贈与を考察！死霊聖騎士となった経緯は？

「転生したらスライムだった件（転スラ）」はスライムに転生した主人公が、一国の主人となり、様々な仲間と共に困難に立ち向かっていく物語が反響を呼び、大人気となっている作品です。そんな「転スラ」には数々の魅力的なキャラクターが登場しますが、今回はそんな「転スラ」に登場するキャラクターの中で、アルベルトに注目しながら詳しくご紹介していきます。

まず初めにアルベルトが登場する「転生したらスライムだった件（転スラ）」についてご紹介していきます。「転スラ」は2013年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載され、2014年に初めて刊行されました。その後2022年8月現在までに19巻まで発売されており、本作を原作とした漫画やアニメが大人気となっています。そんな「転スラ」の原作者は、1975年11月23日生まれの伏瀬先生で、本作がデビュー作となっています。

アルベルトが登場する「転スラ」のあらすじをご紹介していきます。主人公の三上悟はある日通り魔に襲われて命を落としてしまいました。そんな三上が次に目が覚めた時、その姿はスライムに転生しており、異世界に生まれている事も判明しました。そんな三上は異世界でスライムとして「リムル＝テンペスト」という名前をもらい、スライムの姿で様々な出会いを繰り返し、やがてその正体は一国の王となっていきました。

「転スラ」についてご紹介してきましたが、次はそんな「転スラ」に登場するアルベルトについてご紹介していきます。アルベルトは西方聖教会の聖堂騎士を務めていた人物で、クレイマンの配下であるアダルマンの警護も担っていました。しかし七曜の老師による罠で命を落とし、死後は死霊騎士として蘇りました。死霊騎士となったアルベルトですが、その腕は生前の「歴代最強の聖堂騎士」としての剣豪の強さのままのようです。

歴代最強でありながら罠に嵌められて死んでしまったアルベルトですが、どのような性格なのでしょうか？アルベルトは聖堂騎士として主に仕えていた為、非常に忠誠心が高いと言われています。その様子は、主であり、友でもあったアダルマンと常に共にあった事からも窺えるようです。そんなアルベルトの忠誠心は、アダルマンが崇拝しているリムルにも向けられており、アダルマン同様に盲信的な忠義を示す場面も描かれていました。

「転スラ」に登場するアルベルトは、歴代最強の聖堂騎士で、死後は死霊騎士として蘇りました。死霊騎士となったアルベルトはリムル配下の剣豪であるハクロウとも互角に戦う程の強さを持っていました。そんな死霊騎士のアルベルトについて、強さやスキル、究極贈与などを詳しく考察していきます。

「転スラ」に登場する死霊騎士のアルベルトについて、各種耐性をご紹介していきます。「転スラ」に登場するキャラクターにはスキルとして耐性が備わっています。この耐性ですが、アルベルトはどのような耐性があるのでしょうか？アルベルトの耐性は「物理攻撃無効」「状態異常無効」「自然影響無効」「精神攻撃無効」「聖魔攻撃耐性」という事が分かっています。これはアルベルトが死霊騎士となった後の最終的なスキルの状態です。

前述したアルベルトの耐性から、アルベルトが持つ耐性スキルは各方面からの攻撃に対して耐性があると言われています。物理攻撃のみならず、精神攻撃や聖魔攻撃についても耐性を持ち、さらには自然影響や状態異常の影響も受けないとなれば、アルベルトは剣豪としての強さだけでなく、様々な攻撃に耐えうる防御力も兼ね揃えた最強の騎士であると考察されていました。

「転スラ」に登場するキャラクターの多くはスキルという能力を保有していますが、その中でもエクストラスキルというスキルが存在していました。エクストラスキルを獲得するにはそれなりの苦労が必要ですが、「転スラ」の作中でアダルマンがエクストラスキル「聖魔反転」を獲得します。これは死霊が弱点とする聖属性を反転させてしまうスキルで、死霊の弱点を無くす非常に強力なスキルとなっています。

そしてアダルマンとアルベルトは一心同体の存在である為、アダルマンが獲得したスキルの影響をアルベルトも受ける事ができます。この為、エクストラスキル「聖魔反転」の影響はアルベルトにも付与されている為、アルベルトも死霊騎士として弱点であった聖属性に耐性を持つ事ができ、これによってアダルマンとアルベルトは聖属性を克服した死霊となったようです。

「転スラ」に登場するアルベルトが様々な耐性を持つ最強の騎士である事をご紹介してきましたが、そんなアルベルトをより強くした究極贈与についてご紹介していきます。アダルマンの覚醒進化に伴い、覚醒進化を果たしたアルベルトは、冥霊聖騎士という称号を得ています。この時、アルベルトはシエルに魔改造を施され、究極贈与（アルティメット・ギフト）である「不老不死（イモータル）」を獲得しました。

究極能力には様々な権能が付与されていますが、アルベルトの究極贈与「不老不死」には、「思考加速」「完全再生」「隷属不滅」という権能が含まれていました。この究極贈与「不老不死」の権能の中でも、「完全再生」「隷属不滅」という権能がアルベルトには重要でした。そもそもアルベルトはアダルマンに魂を預けている存在です。その為、体がどのような状態であっても、魂がアダルマンと共にある事で完全再生が可能となります。

究極贈与「不老不死」によって完全再生が可能となるアルベルトですが、魂を預けている主人であるアダルマンもまた不死身の体となっています。その為、アダルマンが死なない限り完全再生する事ができるアルベルトは、究極贈与「不老不死」のスキルによって完全再生可能な不滅の存在となっているようです。

究極贈与「不老不死」によって不滅の強さを持っているアルベルトですが、そんなアルベルトはどのような武具を使用しているのでしょうか？アルベルトは当初、クロベエが作成した武具を使用していました。そんなアルベルトの武具は、「怨嗟の剣（カースソード）」「呪怨の鎧（カースメイル）「サーコート」である事が明かされています。アルベルトはこの武具と防具を身につけて、地下迷宮の守護者となっていました。

このアルベルトの装備していた武具は、クロベエが作成した失敗作でした。それはこの武具が「周囲の精気を吸収して攻撃力に変換」したり、「装備者の精気を吸い取る」作用があったりと生きている人間にとっては呪いを持つものでした。しかし死霊であるアルベルトにとってこれらの影響は無いに等しく、武具の持つそもそもの攻撃性能や防御性能のみを活かす事ができるというメリットが大きな武具となっていました。

アルベルトは当初クロベエの作成した武具を使用していましたが、作中で神話級武具を手にしました。それはアダルマンが覚醒進化したことで、「祝福（ギフト）」を与えられ、さらに究極贈与「不老不死」を与えられアルベルト自身が覚醒進化した際のエピソードでした。アルベルトはこの時、リムルから東の帝国が所持していた神話級武具（ゴッズ）の霊剣を直接授けられています。

元々剣豪として名を馳せた歴代最強の聖堂騎士であるアルベルトは、当初の武具でも十分な強さを持っていました。しかし神話級武具という武具の中でも神話級の強さを持つ霊剣を手にし、元来の強さからさらに進化した強さを持つ騎士となりました。

「転スラ」に登場するアルベルトは死霊騎士として登場し、リムル配下の最強の剣士・ハクロウと戦った際に互角の戦いをしました。ハクロウと言えば、大鬼族の家臣として登場し、ベニマルを側で支えています。そしてリムル配下に落ち着いてからは、戦闘員の指導役としても活躍していました。その剣の腕前は随一で、そんなハウロウがアルベルトと戦った時は互角に戦い、アダルマンがシュナに敗れるまでは一歩も引きませんでした。

「転スラ」に登場するアルベルトは、ハクロウと互角に戦う程の強さを持つ死霊騎士ですが、作中で覚醒進化した事をご紹介しました。次はそんなアルベルトの覚醒進化について詳しくご紹介していきます。アルベルトの覚醒進化は、地下迷宮の守護者として東の帝国の軍進行を食い止めた功績を讃えた報奨となっています。アルベルトが魂を預けているアダルマンがリムルの手によって覚醒進化した事によってアルベルトも影響を受けました。

アダルマンの覚醒進化に伴い、アダルマン配下のアルベルトと、死霊竜のウェンティは「祝福（ギフト）」を付与されました。このギフトによってアルベルトは覚醒進化をしています。この覚醒進化によって、アルベルトは前述した冥霊聖騎士の称号を得ており、究極贈与（アルティメット・ギフト）の「不老不死（イモータル）」を獲得し、この進化によってアルベルトはより最強の騎士となっていました。

「転スラ」に登場するアルベルトは、ハクロウとも互角に戦う強さを持ち、アダルマンの覚醒進化によって究極贈与「不老不死」を獲得した冥霊聖騎士となりました。ではそんなアルベルトの正体は一体何者なのでしょうか？そこで次はそんな最強の強さを持つ騎士であるアルベルトについて、その正体を詳しくご紹介していきます。

アルベルトの正体ネタバレ1つ目は、「アルベルトには勇者の資格があった？」です。アルベルトは、七曜の老師に罠にかけられ、命を落とした結果死霊騎士となりました。そんなアルベルトの生前の正体は何者なのでしょうか？実はアルベルトの正体は勇者の資格があった聖堂騎士である事が判明しています。元々アルベルトは、西方聖教会の聖堂騎士を務めており、歴代最強と言われる程腕を磨き高い地位に上り詰めていました。

そんな強さを持ちながら、同時に「勇者の卵」をアルベルトは保有していた事も分かっています。勇者の卵を持つ者は、勇者になる素質があるとされており、条件によって卵が孵った際にその者は勇者となります。しかしアルベルトの勇者の卵は、アルベルトが天才だった為孵る事なく「仙人」と呼ばれる領域に達しており、結果としてアルベルトは勇者にはなりませんでした。

アルベルトの正体ネタバレ2つ目は、「死霊災害の浄化中に罠にかけられた」です。アルベルトの正体が勇者の素質を持つ聖堂騎士である事をご紹介していましたが、そんなアルベルトはなぜ命を落としたのでしょうか？それは前述したように「七曜の老師による罠にかかったから」です。アルベルトとアダルマンは天才だった為、ルミナス・ヴァレンタインの精神交配すらも克服してしまうという異端な存在でもありました。

この事を危険視した七曜の老師達は、アダルマンとアルベルトを始末しようと考えます。そしてアダルマンとアルベルトを「死霊災害の浄化」という名目でジュラの大森林に呼びつけ、そこで「腐肉竜」を待ち伏せさせるという罠にかけました。この腐肉竜との戦いによってアダルマンとアルベルトは致命傷を負ってしまい、そこで命を落としてしまいました。

アルベルトの正体ネタバレ3つ目は、「死霊として復活する」です。アダルマンとアルベルトは七曜の老師による罠にかけられ、腐肉竜との死闘の末命を落とします。しかしアダルマンは親友でもある大魔法使い・ガドラの「輪廻転生」によって生き返る事が可能でした。そんな可能性まで見込んでいた老師はさらに策を重ねており、この老師達の策によってアダルマンとアルベルトは死霊となりました。

アダルマンとアルベルトは蘇生する際に、「死者の呪い」を受け、さらに大量の魔素も浴びてしまう事になりました。このような老師の策略による特殊な環境づくりによってアダルマンとアルベルトは人間としての蘇生は果たせず、死霊という形での復活となりました。こうしてアルベルトは死霊騎士として登場する事になっていたようです。

アルベルトの正体ネタバレ4つ目は、「傀儡国ジスターヴの防衛システムの一部になる」です。天才すぎた事で目の敵にされてしまったアダルマンとアルベルトは、老師によって殺され、さらに死霊として蘇生されてしまいました。そして老師達はアダルマンとアルベルトに呪術王カザリームの「支配の呪い」をかけており、これによってアダルマンとアルベルトは強制的に支配下に置かれてしまいました。

こうしてアダルマンとアルベルトは、クレイマンの拠点でもある傀儡国・ジスターヴの防衛システムとして、数百年に渡り番人を務める事になりました。そしてその後、クレイマンの居城を訪れたシュナ、ソウエイ、ハクロウの攻撃を受け、ハクロウとの一対一の戦いへともつれ込みました。そこでアルベルトの強さはハクロウと互角で、主人であるアダルマンが倒されるまで、互角の戦いを続けていたようです。

「転スラ」に登場するアルベルトは、死霊騎士として登場しますが、その正体は歴代最強と言われた聖堂騎士でした。そんなアルベルトと特に関係が深いキャラクターとして、アダルマンとリムルが挙げられていますが、次はそんなアルベルトとアダルマン、さらにリムルとの関係を詳しくご紹介していきます。

まず始めにアルベルトとアダルマンの関係をご紹介していきます。アルベルトとアダルマンは、友人関係にありました。しかしそれだけでなく、聖堂騎士として名を馳せていたアルベルトは、神聖魔法の使い手であったアダルマンの警護にもあたっていました。そして死霊騎士となった後にもその魂はアダルマンと共にあり、まさに一心同体の存在でもあります。そんなアダルマンに対する忠誠心は、非常に強いと言われていました。

次に「転スラ」の主人公・リムルとアルベルトの関係をご紹介していきます。リムルとアルベルトの出会いは、リムルが魔王に覚醒した事がきっかけとなりました。アルベルトは死霊としてジュラの大森林にある洞窟に身を寄せていました。しかし盟主であるリムルが魔王に覚醒した事で、アダルマンがリムルに挨拶に出向きました。その際にアルベルトも同行していた為、ここでアルベルトとリムルは初対面を果たします。

その後、リムル配下のハクロウと戦いになったりと、紆余曲折ありましたが、結果的にアダルマンと共にリムルの配下に落ち着く事になりました。リムルはアダルマンの覚醒進化も行なっており、アルベルト自身もリムルから神話級の武具をもらうなど、施しを受けていた事もあって、アルベルトはリムルに対してアダルマンと同等の忠誠心を掲げる事になりました。その後は、アルベルトは守護者としてリムルの陣営の力となっていきました。

「転スラ」に登場するアルベルトの強さや正体など詳しくご紹介してきましたが、そんなアルベルトは作中でどのように登場するのでしょうか？次はそんなアルベルトの作中での登場シーンについて詳しくご紹介していきます。

アルベルトの登場シーン1つ目は「魔王誕生編」です。ソウエイ、ハクロウ、シュナの3人がクレイマンの配下である傀儡国ジスターヴを襲撃した時、アダルマンと共に3人の前に立ちはだかったのがアルベルトでした。そこでアルベルトはハクロウと互角の戦いを見せ、シュナがアダルマンに致命傷を与えるまでアルベルトとハクロウの戦いは止まりませんでした。そしてこの戦いによってアルベルトは骸骨剣士まで退化しています。

アルベルトの登場シーン2つ目は「魔人暗躍編」です。アダルマンがシュナに敗北した為、アダルマンはアルベルトと共にリムル配下に就く事になりました。そしてアダルマンやウェンティと共に地下迷宮を守護する者として任命されました。そこでクロベエの失敗作である武具を渡され、呪いを持つ武具を死霊であるというメリットを活かし使いこなしたアルベルトは、守護者として大活躍を見せていました。

アルベルトの登場シーン3つ目は「戦争前夜編」です。アルベルトは地下迷宮の守護者として功績を残し、また実力も磨いていた為、「死霊聖騎士」へ進化しました。この進化によってアルベルトは意思疎通が難しいとされる死霊でありながら、ある程度の意思疎通が可能な状態へ進化しています。そして実力も認められたアルベルトは、地下迷宮の中でも特に強い10名で構成された「迷宮十傑」の一柱に任命されました。

アルベルトの登場シーン4つ目は「帝国侵攻編」です。地下迷宮の守護者として活躍していたアルベルトは、東の帝国の侵攻を食い止める為戦っていました。しかし帝国近衛騎士の中でも十七位であるクリシュナと対峙し、実力ではアルベルトは劣っていなかったものの、クリシュナの使う伝説級の武具には敵わず、装備していた武具を破壊され敗北してしまいました。

アルベルトの登場シーン5つ目は「竜魔激突編」です。地下迷宮での激闘を終え、功績を讃えられたアダルマンはリムルによって覚醒進化を果たしました。このアダルマンの覚醒進化に伴い、アルベルトも覚醒進化を果たし、さらにはアダルマンから「祝福」を受けたアルベルトは、究極贈与「不老不死」を獲得しました。そしてリムルが押収していた神話級武具もアルベルトに渡され、心身だけでなく装備も大幅に改善されていました。

アルベルトの登場シーン6つ目は「遊戯終了編」です。進化によって眠りについていたアルベルトは目を覚まし、「冥霊騎士」となりました。そしてそれに伴い種族も変化し、中位聖魔霊である「炎霊人」となりました。

そして究極贈与などの大きな武器を手にしたアルベルトは、ザラリオとの戦いの最中にあった自軍への援軍として派遣され、ザラリオにも一目置かれる存在となりました。その後結果的にアルベルトは、迷宮十傑として活躍を見せ、地下迷宮を防衛する事に成功していました。

こちらは「転スラ」に登場するアルベルトが隠れイケメンで好きという方の投稿です。アルベルトは当初死霊として登場しましたが、進化するにつれて生前の美しい青年の姿に近づいていきました。そんなアルベルトを好きだというファンは多いようです。

こちらは「転スラ」に登場するアルベルトが、唯一負けた理由が剣が折れたからというエピソードが好きという方の投稿です。アルベルトは歴代最強と言われている聖堂騎士で、死してなおその実力は衰えていませんが、唯一武具の力の差でクリシュナに敗北しています。そんな異次元の強さを誇るアルベルトが好きという方も多いようです。

こちらは「転スラ」に登場するアルベルトが何度見てもイケメンだという方の投稿です。アルベルトは死霊から徐々に進化して本来の姿を取り戻していきました。そんなアルベルトをイケメンというファンも多いようです。

「転スラ」に登場するアルベルトに関するまとめはいかがだったでしょうか？アルベルトは死霊騎士として登場しますが、その正体は歴代最強の聖堂騎士で、規格外の強さを持つ剣士でした。そんなアルベルトはリムルと出会い、覚醒進化などを経て不老不死で最強の戦闘員へと成長していきました。そんなアルベルトが登場する「転スラ」を、ご覧になった事がない方はこの機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか？