転スラに登場する国一覧！魔王が支配する土地や各国の関係性をまとめて紹介

国の名前・特徴や支配している魔王を知る前に、まずは「転生したらスライムだった件/転スラ」の基本情報を紹介していきます。転スラは2013年から2015年まで「小説家になろう」で連載されていた小説が原作で、2015年から漫画の連載がスタートしています。原作者の「伏瀬」はサラリーマン時代から小説を書いており、同じ異世界転生系の作品である「オーバーロード」から影響を受けているようです。

転生したらスライムだった件/転スラの主人公は「リムル＝テンペスト」です。リムルは人間世界に生きるサラリーマンでしたが、命を落とした事で異世界のスライムに転生しており、大勢の仲間ができた事で「ジュラ・テンペスト連邦国」という国を建国しています。またリムルは「楽しく快適に暮らせる国を作りたい」という理念を持っているため、自国を侵略しようとする敵と戦っています。

ここからは転生したらスライムだった件/転スラに登場した国を一覧でまとめていきます。まずは中央から右側に位置している国の名前・特徴を一覧でまとめていきます。また国を支配している魔王の情報や、ジュラ・テンペスト連邦国との関係性なども一覧でまとめていきます。

転スラの「東の帝国」は「ルドラ・ナム・ウル・ナスカ」という皇帝が治めている国です。ルドラは魔王・ミリムの叔父に当たるキャラクターで、師匠は「ヴェルダナーヴァ」です。人間が幸せに暮らせる国を作るという理念を持っており、「始まりの勇者」として知られています。また「正義之王」というアルティメットスキルを所持していましたが、物語途中にユウキ・カグラザカに奪われています。

東の帝国は実力主義の国家で、物語途中にリムルが治めるジュラ・テンペスト連邦国に侵攻しています。その際にはリムルが東の帝国の兵を地下迷宮に誘導しており、「魔物が死なない」という効果で兵を圧倒しています。またカリギュリオの「仙人を量産する計画」は失敗しており、最終的にはマサユキが新しい皇帝に即位しています。

転スラの「武装国家ドワルゴン」は「ガゼル・ドワルゴ」という国王が治めている国です。鍛冶職人のドワーフが住んでいる国として知られており、他国よりも高い技術力を持っています。ジュラ・テンペスト連邦国とは早い段階で友好関係を築いており、アイテムや技術の交換を行っています。またカイジンやドワーフの三兄弟がジュラ・テンペスト連邦国の生産部門を任されています。

ガゼルは「剣聖」と呼ばれている剣の達人で、過去にハクロウから剣を学んでいた事が分かっています。そのためリムルの事を「弟弟子」と呼んでおり、ハクロウの存在が両国家の関係性を良くしています。物語途中には同じ流派を使う近藤達也に敗れているため、リムルに相談した後に自分を鍛え直す事を決めています。

転スラの「傀儡国ジスターヴ」は魔王・クレイマンが治めていましたが、リムルとの戦いに敗れた事でジュラ・テンペスト連邦国の支配下に置かれています。1億人近い奴隷が住んでいますが、リムルは住民を迫害するようなキャラクターではないため、クレイマンが治めていた時よりも良い待遇になっている事が予想できます。

転スラのクレイマンは「中庸道化連」のメンバーで、「喜狂の道化」と呼ばれている魔王です。リムルの配下を殺して魂を奪おうとしていましたが、計画が失敗した後に死亡しています。配下のアダルマン・クマラ・ミュウランはクレイマンの呪法で支配されていたため、クレイマンが死亡した事でリムルの仲間になっています。

転スラの「天翼国フルブロシア」は魔王・フレイが治めている国です。フレイは「天空女王」と呼ばれている魔王で、掟に従って先代である母親を倒して女王になった事が分かっています。クレイマンの計画を阻止するために従っているふりをしており、クレイマンが死亡した後には魔王を辞してミリムの配下になっています。そのため天翼国フルブロシアも実質的にはミリムの支配下に置かれているようです。

転スラの「忘れられた竜の都」は「ミリム・ナーヴァ」が治めている国です。ミリムは最古の魔王の1人で、「破壊の暴君」と呼ばれているキャラクターです。ヴェルダナーヴァとルドラの娘のため、リムルの友達であるヴェルドラは叔父に当たるようです。政治は苦手にしているため、普段は「竜を祀る民」のミッドレイが部下を指揮しているようです。

ミリムとリムルは「マブダチ」の関係のため、忘れられた竜の都はジュラ・テンペスト連邦国と友好的な関係を築いています。物語途中にはフレイとカリオンがミリムの配下に加わっているため、ミリムは大国のトップになっていますが、苦手にしている国の管理はフレイとカリオンに任せているようです。また仕事を抜け出してはジュラ・テンペスト連邦国で遊んでいる姿が描かれています。

転スラの「獣王国ユーラザニア」は魔王・カリオンが治めている国です。カリオンはミリムとカザリームの推薦を受けて魔王になったキャラクターで、「獅子王」という異名を付けられています。当初は勢力拡大を狙っていましたが、部下が粗相を起こした時にリムルと不可侵条約を結んでいます。国はミリムとの戦いで壊滅していますが、リムルの協力で復興した事が分かっています。

ここからは転生したらスライムだった件/転スラに登場した左側の国の名前・特徴を一覧でまとめていきます。こちらも国を支配している魔王の情報や、ジュラ・テンペスト連邦国との関係性を一覧でまとめていきます。左側の国も右側に劣らない軍事力を持っているようです。

転スラの「氷土の大陸」は魔王のギィ・クリムゾンが住む「白氷都」がある土地です。元々は生物が住んでいましたが、ヴェルザードの冷気が漏れ出した事で永久凍土になっており、白氷都以外には生物が存在していないようです。ギィ・クリムゾンは最古の魔王の1人で、ディアブロと同じ「原初の悪魔」です。魔王の中で最強クラスの強さを誇っており、「傲慢之王」というアルティメットスキルを所持しています。

過去にギィ・クリムゾンはヴェルダナーヴァと戦っており、ヴェルダナーヴァに敗れた事で世界の調停者になっています。そのため魔王という肩書を持っていますが、人間の敵でも味方でもない存在のようです。またヴェルザードは兄に認められたギィ・クリムゾンを嫌っていましたが、戦いの途中で気に入られた理由に気付き、それから白氷都に住む事を決めたようです。

転スラの「ファルムス王国」は「エドマリス」という国王が治めていた国です。物語途中にジュラ・テンペスト連邦国に侵攻していますが、戦いに破れた事で国王は捕縛されており、ヨウムが新国王に就任した事で「ファルメナス王国」という名前に変わっています。エドマリスはシオンの拷問を受けた事で肉塊になっていましたが、治療したディアブロのスキルで傀儡になっています。

ヨウムは辺境調査団の団長を務めていたキャラクターで、任務中に仲間と亡命しようとしていましたが、リムルと出会った事で協力者になっています。リムルから頼まれて「ファルメナス王国」の新国王に即位しており、同時期に結婚したミュウランが王妃になっています。物語途中には地下迷宮の守護者であるガドラが2人の護衛を行っています。

転スラの「ブルムンド王国」は「ドラム・ブルムンド」という国王が治めている国です。ドラムは温厚な見た目をしていますが、無類のギャンブラーという一面を持っています。また冒険者が集まる「自由組合」の支部があり、支部長のヒューズはジュラ・テンペスト連邦国と友好的な関係を築いています。

転スラの「イングラシア王国」の国王は不明で、「自由組合本部」「西方協議会」という重要な施設が集まっています。ユウキ・カグラザカは自由組合の総帥で、リムルと同じ元日本人の異世界人です。またクロエたちが通う学校が描かれており、シズが過去に担任教師だった事が分かっています。

転スラの「魔導王朝サリオン」は「エルメシア・エルリュ・サリオン」という皇帝が治めています。ハイエルフが住んでいる国で、国民は皇帝を「天帝」と崇めています。エルメシアの戦闘能力は魔王に匹敵するようで、魔王・レオンを「レオン君」と呼んでいる姿が描かれています。物語途中に冒険者・エレンは貴族であるエラルド・グリムワルトの娘である事が判明しています。

転スラの「不毛の大地」は魔王・ダグリュールが治めている土地です。ダグリュールは第2世代の魔王で、同じ魔王のルミナスと勢力争いをしています。元々は普通の土地だったようですが、ミリムとギィ・クリムゾンの戦いで生命が育たない不毛の大地になった事が分かっています。

転スラの「黄金卿エルドラド」は魔王のレオン・クロムウェルが治めている国です。レオンは新興勢力の魔王で、「白金の剣士」という二つ名を持つキャラクターです。元勇者という経歴を持っており、幼馴染のクロエを探すために魔王になった事が分かっています。国全体が魔法で整えられており、人工物と自然が調和した魔法都市になっているようです。

転スラの「ウルグレイシア共和国」はサリオンに接している国で、人口は1000万人未満です。国王は不明で、最北部には魔王・ラミリスが暮らす「精霊の棲家」の入り口が存在していました。国民全員が精霊魔法を使えるようで、サリオンとの貿易で生計を立てています。

転スラの「神聖法皇国ルベリオス」は2000年前に建国された宗教国家で、「唯一神ルミナス」を信奉するルミナス教徒が住んでいます。ルミナスの正体は魔王ですが、信徒は真実を知らないようです。また「下等な吸血鬼族を生存させる」「人間と吸血鬼を共存させる」という目的でルミナスが建国したようです。

国の名前・特徴や支配している魔王を知った後は、「転生したらスライムだった件/転スラ」に登場したジュラ・テンペスト連邦国の四天王を一覧でまとめていきます。四天王のプロフィール・強さや、リムルとの関係性を一覧でまとめていきます。

ジュラ・テンペスト連邦国の四天王には「ゴブタ」が含まれています。ゴブタはリムルが初めて接触したゴブリン族の少年で、リムルからゴブタという名前を与えられています。戦闘に関する高い才能を持っており、物語終盤にはゴブリン族で最強の存在になっています。

ジュラ・テンペスト連邦国の四天王には「シオン」が含まれています。シオンはオーガ族の元家臣で、登場当初は名前がありませんでしたが、リムルの名付けで「鬼人」に進化しています。凄まじい怪力を持っており、物事を拳で解決している姿が描かれています。

ジュラ・テンペスト連邦国の四天王には「ディアブロ」が含まれています。ファルムス王国との戦いでリムルに召喚されており、騒動が収まった後に名前を与えられています。正体は「原初の悪魔」で、配下の中で最強クラスの強さを誇っています。強さに興味がないという変わった性格をしており、輝く魂を持つリムルに心酔しています。

ジュラ・テンペスト連邦国の四天王には「ベニマル」が含まれています。ベニマルはオーガの族長の息子で、元々は名前がありませんでしたが、リムルの名付けで「鬼人」に進化しています。軍部の司令官に任命されており、「炎霊鬼」に進化した時に「赫怒王」という称号を与えられています。また物語途中にはモミジ・アルビスと結婚しています。

国の名前・特徴やジュラ・テンペスト連邦国の四天王を知った後は、「転生したらスライムだった件/転スラ」に関する感想を一覧でまとめていきます。本記事で紹介した個性的な国に関する感想なども紹介していきます。転生したらスライムだった件/転スラは累計発行部数2700万部を突破している大ヒット作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

転スラの主人公・リムルは他の魔王を圧倒するほどの強さを誇っています。またジュラ・テンペスト連邦国には覚醒魔王クラスの配下が数名と原初の悪魔が4人存在しているため、ジュラ・テンペスト連邦国の軍事力が凄すぎるという感想が挙がっているようです。更にはミリムとはマブダチのため、その気になれば世界征服できるという考察がなされているようです。

転生したらスライムだった件/転スラは2022年1月時点でアニメ2期が放送されていますが、アニメ2期では東の帝国との戦いが描かれていません。そのため「アニメで東の帝国との戦いを見たい」という感想が挙がっているようです。またギィ・クリムゾンや竜種の戦いが描かれていないため、アニメの続編を作って欲しいという感想も挙がっているようです。

ギィ・クリムゾンが住んでいる「氷土の大陸」はヴェルザードの影響で永久凍土になっているため、読者から「寒そう」という感想が挙がっているようです。またギィ・クリムゾンにも原初の悪魔の配下がいるため、氷土の大陸とジュラ・テンペスト連邦国の総力戦を見たいという感想が挙がっているようです。

本記事では「転生したらスライムだった件/転スラ」に登場した国の名前・特徴を一覧で紹介していきましたがいかがだったでしょうか？転スラの国家間には大きな力の差がありますが、右側と左側の軍事力は拮抗しているようです。そんな国が描かれている転スラを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。