2018年07月20日公開
2018年07月20日更新
ワンピースのジュエリー・ボニーの正体を考察!伏線・秘密と噂される人物まとめ
今回の記事は、最新ワンピースで再登場したジュエリー・ボニーについて紹介していきます。ジュエリー・ボニーは、ワンピースに度々登場しているキャラクターであるにも拘らず、正体や能力が長い間秘密とされてきたキャラクターです。その為、エースや白ひげ、ロジャー等との関係が様々な形で噂されていましたが、最新ワンピースで秘密の一端が明らかになり注目を集めています。最新ワンピースで明らかにされたジュエリー・ボニーの秘密とは?そして、ジュエリー・ボニーの本当の正体とは?
目次
- 人気作品ワンピースとは?
- ワンピースで判明しているジュエリー・ボニーの情報
- ワンピース原作者が語るジュエリー・ボニーの年齢
- ワンピース原作者が公表!ジュエリー・ボニーのモデルはアン・ボニー
- ワンピースの作中から考察するジュエリー・ボニーの能力
- ジュエリー・ボニーのワンピース初登場回
- ジュエリー・ボニー2度目の登場はワンピース頂上戦争序盤
- ジュエリー・ボニー3度目の登場はワンピース頂上戦争終戦後
- ジュエリー・ボニー4度目の登場はワンピース新世界
- ワンピースジュエリー・ボニーの正体は白ひげの血縁者説
- ワンピースジュエリー・ボニーの正体はエースの姉説
- ワンピースジュエリー・ボニーの正体はエースの母親説
- ワンピースジュエリー・ボニーの正体はダダン説
- ワンピースジュエリー・ボニーの正体はルフィの母親説
- ジュエリー・ボニー5度目・6度目のワンピース登場回
- 最新ワンピースに描かれたジュエリー・ボニー7度目の登場回
- 最新ワンピースで正体が判明?ジュエリー・ボニーは王太后だった?
- ワンピースジュエリー・ボニーの正体はバーソロミュー・くまの娘説
- ジュエリー・ボニーの登場回が持つ伏線とくまの娘説を検証
- ジュエリー・ボニーの動向にも注目!今後のワンピースの展開は?
人気作品ワンピースとは?
ワンピースとは、週刊少年ジャンプで1997年から連載が続いている海洋冒険ロマンを描いた大人気漫画です。また、ワンピースはアニメ化や映画化もされており、共に記録的な成功を収めている作品でもあります。今回の記事では、そんな大人気作品ワンピースに度々登場しているジュエリー・ボニーについて紹介していきます。
ジュエリー・ボニーは、ワンピースに登場する度に意味深な発言と、意味深な涙が描かれる謎の多い女性であり、正体や能力についても長い間秘密にされています。この為、ジュエリー・ボニーの秘密に迫る説が多数生まれており、エースや白ひげ、海賊王ロジャー等との関係がまことしやかに囁かれ、度々注目を集めています。
最新のワンピースで再登場しているジュエリー・ボニーは、王下七武海バーソロミュー・くまとの関係や、ソルベ王国との関係などが明らかになり、長い間秘密とされてきたジュエリー・ボニーの正体が少しずつ明らかになってきています。はたして、ジュエリー・ボニーが隠し続けている本当の正体とは一体何者なのでしょうか?新たに生まれたジュエリー・ボニーの正体に迫る説を交えながら詳しく紹介していきます。
ワンピースで判明しているジュエリー・ボニーの情報
今回紹介していくジュエリー・ボニーについて、ワンピースの作中で明らかになっている事は、ボニー海賊団の船長である事。最悪の世代の1人である事。「大喰らい」という異名を持っている事。懸賞金が1億4000万ベリーである事。そして、南の海サウスブルーの出身で、誕生日が9月1日(おお「ぐ」「い」が由来)である事です。年齢については、初登場時22歳、ワンピース2年後の海「新世界」では24歳とされています。
ジュエリー・ボニーについて明らかにされている事はこれが全てで、家族構成や出生に纏わるエピソード、海賊となったキッカケ等はワンピースの作中に描かれていない他、懸賞金額設定の由来等についても謎のままとなっています。
ワンピース原作者が語るジュエリー・ボニーの年齢
前章でジュエリー・ボニーの年齢を22歳(現在24歳)と紹介していますが、ジュエリー・ボニーが持つ能力が年齢を操作する能力である為、確定している年齢では無いとも言われています。これは、ワンピース原作者尾田栄一郎氏が読者とのやり取りで明らかにしている事でもあり、ジュエリー・ボニーの年齢については不確定な要素を多分に含んでいます。
しかし、ジュエリー・ボニーの年齢を不確定にしてしまうと、ジュエリー・ボニーの正体に迫る多くの説が破綻する可能性がある為、今回の記事ではワンピース原作者尾田栄一郎氏が公表している年齢を、ジュエリー・ボニーの年齢として扱います。
ワンピース原作者が公表!ジュエリー・ボニーのモデルはアン・ボニー
ジュエリー・ボニーにはここまでに紹介している通り多くの謎が残されていますが、ワンピース原作者尾田栄一郎氏のコメントによって、モデルとなった実在の女海賊の存在が明らかになっています。ジュエリー・ボニーのモデルとして公表されているのが、アン・ボニーと言う名前の女海賊です。
このアン・ボニーは、海賊稼業の中で政府に捕縛され死刑を宣告されているのですが、妊娠を主張した事で出産するまでの間死刑が延期されます。しかし、この妊娠自体がウソであった為アン・ボニーは出産をする事無く、死刑の期日のみが延期されていきます。そして、その後どういった理由かは不明ですが、アン・ボニーの死刑に関する記録が残っていない為、アン・ボニーは死刑を免れ生き延びたと言われています。
このアン・ボニーの名前や経歴は、ジュエリー・ボニーの出生などに迫る大きな手掛かりとして注目されており、ジュエリー・ボニーに纏わる多くの説で根拠の一つとして度々取り上げられています。ちなみに、ワンピース原作者尾田栄一郎氏は、主要キャラクターに実在するモデルをあてがう傾向が強い事から、ワンピース考察者の多くがジュエリー・ボニーを主要キャラクターの1人だと考えているようです。
ワンピースの作中から考察するジュエリー・ボニーの能力
既に少し触れていますが、ジュエリー・ボニーは自身や他者の年齢を操る能力を持っています。この年齢を操る能力は、ワンピースの作中でも実際に使用されている為確定していますが、その詳細については秘密のまま現在に至っています。ジュエリー・ボニーはこの能力で自身や他者の年齢を低くしたり、高くしたりといった操作をしていますが極限までの年齢操作を行なっていない為、年齢操作の上限が明らかになっていないのです。
ジュエリー・ボニーが持つ年齢操作の能力は、劇場版「ONE PIECE FILM Z」に登場したアインが持つ「モドモドの能力(能力で触れた対象を、有機物、無機物に関わらず12年前の状態にする能力)」に類似する能力と言われています。しかし、アインが持つモドモドの能力は時間を巻き戻す事しか出来ず、時間を進める事が出来ない為、ジュエリー・ボニーの能力の方が上位種だろうとする意見も多く聞かれます。
では、アインのモドモドの能力よりもジュエリー・ボニーの年齢操作能力の方が上位種だった場合、ジュエリー・ボニーの能力はどの程度の強さなのでしょうか?アインのモドモドの能力の恐ろしい点は、8歳の子供に能力で触れた場合その子供は12年前に存在しない為、存在自体を消滅させる事が出来てしまう点にあります。もし、ジュエリー・ボニーの能力がアインの能力の上位種だった場合これと同様の事が実行出来る可能性があります。
つまり、ジュエリー・ボニーの能力は、年齢操作の上限次第では能力で触れた相手を瞬殺出来る可能性が有るという事になります。もしこの通りだった場合、ジュエリー・ボニーが持つ年齢操作の能力は最強とも言える強さを秘めている事になります。しかし、この点は現在も秘密のままとなっており、ジュエリー・ボニーの強さは未知数のままとなっています。
ジュエリー・ボニーのワンピース初登場回
ジュエリー・ボニーの初登場回はワンピースシャボンディ諸島編
この章からは、ジュエリー・ボニーの登場回の様子と、そこから生まれた謎や伏線を紹介すると共に、ジュエリー・ボニーに纏わる色々な説を紹介していきます。ジュエリー・ボニーがワンピースに初登場したのは、ワンピースシャボンディ諸島編で麦わらの一味が天竜人とイザコザを起こした場面です。この時のジュエリー・ボニーは、年齢操作の能力で自身を幼女化し麦わらの一味ゾロをイザコザから救い出しています。
このジュエリー・ボニーの初登場回は、最悪の世代と呼ばれるルーキー海賊(トラファルガー・D・ローやユースタス・キッドなど)のお披露目の意味合いが強い回だった為、ジュエリー・ボニーについて特筆する様な事は描かれていません。
ジュエリー・ボニー2度目の登場はワンピース頂上戦争序盤
ジュエリー・ボニーが流した涙は誰に向けられたもの?
ワンピースシャボンディ諸島編で初登場したジュエリー・ボニーは、その後描かれたワンピース頂上戦争編で2度目の登場を果たしています。そのシーンが上の画像です。画像にある通り、ジュエリー・ボニーは「うるせぇ!放っとけ!」と涙を流しながら一言だけ言葉を残しています。
このシーンの直前に描かれているのが、スクアードの裏切りによって重傷を負いながらもエース救出に邁進する白ひげの姿です。その為、この当時はジュエリー・ボニーの涙が白ひげへ向けられたものだと考えられており、ジュエリー・ボニーの正体は白ひげの血縁者なのではないか?と囁かれています。
ジュエリー・ボニー3度目の登場はワンピース頂上戦争終戦後
ジュエリー・ボニーの3度目の登場は、ワンピース頂上戦争終戦後の1シーンです。そのシーンが上の画像です。この時ジュエリー・ボニーは「何もかもあいつのせいだ!すぐに探し出してやる!いくぞ新世界へ!」と発言しています。このジュエリー・ボニーの発言で注目されているのが、「あいつ」という部分と、「探し出す」という部分です。
この当時、ジュエリー・ボニーの2度目の登場シーンで描かれた涙が白ひげへ向けられたものだと考えられていた事から、ジュエリー・ボニー3度目の登場での発言は「白ひげを死に追いやったのは黒ひげのせいだ!すぐに探し出してやる!」という意味だと考えられており、この事もジュエリー・ボニーの正体は白ひげの血縁者なのではないか?とする考察を後押しする結果となります。
ジュエリー・ボニー4度目の登場はワンピース新世界
多くの謎が生まれたジュエリー・ボニー4度目の登場シーン
ジュエリー・ボニーの4度目の登場は、ワンピース2年後の海「新世界」で黒ひげに捕縛されてしまった状態で描かれています。そのシーンが上の画像です。この4度目の登場シーンで重要な点と言われているのが、「おめぇみてぇな小娘によく億って賞金がついたもんだ」という黒ひげの発言です。
ここまでに紹介している通り、ジュエリー・ボニーには戦闘シーンがほぼ描かれておらず、戦闘面での強さによって懸賞金が1億ベリーを越えたとは考えにくいと言われています。ではなぜ、ジュエリー・ボニーの懸賞金は1億ベリーを越える高額なものになったのでしょうか?
黒ひげに捕縛された状況から続くシーンが上の画像です。このシーンは、黒ひげに捕縛されたジュエリー・ボニーが黒ひげの策によって海軍に引き渡される事となり、何故か海軍本部大将赤犬がわざわざ出向いてくるという、ある種異常な状況が描かれたシーンとなっています。
このシーンで重要な点と言われているのが、わざわざ海軍本部大将赤犬が出向いている点、そして「お前が政府から逃げたと聞いた時ぁひやりとしたがのう...だがもう全て終わった...」という赤犬の発言。更に「お前達...絶対に許さねぇからな!」というジュエリー・ボニーの発言です。なぜジュエリー・ボニーの受け渡しに海軍本部大将赤犬がわざわざ出向いたのでしょうか?
この点については、捕縛されたジュエリー・ボニーの受け渡し相手が、ワンピース頂上戦争で大暴れしている黒ひげだったからではないか?とする考察と、ジュエリー・ボニーには海軍本部大将クラスが出向かなければならない程の重要な秘密があるのではないか?とする考察に二分され、この当時大きな注目を集めています。
また、このシーンでの「お前が政府から逃げたと聞いた時ぁひやりとしたがのう...だがもう全て終わった...」という赤犬の発言についても注目が集まり、多くの考察が生まれています。この赤犬の発言から確定する事は、時期や期間は不明ながらもジュエリー・ボニーが世界政府に捕まっていた時期が有るという事。そして、ジュエリー・ボニーは世界政府から脱走に成功しているという事です。
そして、ジュエリー・ボニーの脱走を受けて赤犬が「ひやり」としている事です。更に謎めいているのが「だがもう全て終わった」という赤犬の言葉です。これらに「おめぇみてぇな小娘によく億って賞金がついたもんだ」という黒ひげの発言を付け加えて考察すると、一体どの様な秘密が浮かび上がってくるのでしょうか?次の章からは、この当時ジュエリー・ボニーの正体として注目を集めた様々な説を紹介していきます。
ワンピースジュエリー・ボニーの正体は白ひげの血縁者説
この章では、ジュエリー・ボニーの正体に迫る「ジュエリー・ボニーは白ひげの血縁者説」について紹介していきます。この説は、既にジュエリー・ボニーの登場回を紹介する章でも触れていますが、ジュエリー・ボニーの父親或いは祖父が白ひげではないか?とする説です。この根拠となっているのが、ジュエリー・ボニー2度目の登場回で描かれた涙と、3度目の登場回で描かれた「何もかもあいつのせいだ」という発言です。
また、ジュエリー・ボニーに懸けられた高額な懸賞金も、白ひげの血縁者であれば影響力の面で高額になる事が考えられる他、世界政府に捕らえられていた事や脱走出来た事等も白ひげの血縁者であれば説明が付く事から、この説はこの当時広く支持される説となります。
しかし、ジュエリー・ボニー4度目の登場回で描かれた「お前が政府から逃げたと聞いた時ぁひやりとしたがのう...だがもう全て終わった...」という赤犬の発言は、ジュエリー・ボニーが白ひげの血縁者だという事への伏線とは成り得ない事や、長い間白ひげ海賊団にいた黒ひげがジュエリー・ボニーと白ひげの関係を知らない事などの矛盾点から徐々に下火となり、この説は消えていきます。
ワンピースジュエリー・ボニーの正体はエースの姉説
続いて紹介するのが、「ジュエリー・ボニーはエースの姉説」です。この説もまた、この当時大きな話題となった説です。この「ジュエリー・ボニーはエースの姉説」の根拠となっているのが、エースの母親であるルージュの「女の子ならアン、男の子ならエース。彼がそう決めてた。この子の名はゴール・D・エース。彼(海賊王ロジャー)と私の子」という発言です。
既に今回の記事でも紹介していますが、ジュエリー・ボニーには実在する女海賊のモデルがいます。その女海賊の名がアン・ボニーです。この事と、エースの母親であるルージュの言葉から、ジュエリー・ボニーの正体はエースの姉であり、海賊王ロジャーの娘なのではないか?と考える事が出来ます。(ワンピース頂上戦争編時点でエース20歳、ジュエリー・ボニー22歳の為、ジュエリー・ボニーが姉だと考えられています)
また、ジュエリー・ボニーに懸けられた高額な懸賞金や世界政府に捕まっていた事も、海賊王ロジャーの娘であれば説明がつきます。そして、2度目の登場回で見せた涙は弟エースの処刑に向けられたものであり、3度目の登場回で描かれた黒ひげを恨んでいる様子も、黒ひげがエースの死亡に大きく関与している為だと考える事が出来、説明がつきます。
こうした事から、広く支持される事となった「ジュエリー・ボニーはエースの姉説」ですが、4度目の登場回で描かれた「お前が政府から逃げたと聞いた時ぁひやりとしたがのう...だがもう全て終わった...」という赤犬の発言が矛盾するという意見が有り、この説も徐々に下火となって行きます。
この赤犬の発言における矛盾点には、ワンピース頂上戦争の本質を理解する必要がある為、簡単にワンピース頂上戦争を紹介します。ワンピース頂上戦争とは、海賊王ロジャーの血縁者であるエースを公の場で処刑する事を目指す海軍本部と、それを阻止しようとする勢力の戦争です。つまり、ワンピース頂上戦争とは、海賊王ロジャーの血統を掛けた戦争という事です。
赤犬の発言にある「お前が政府から逃げたと聞いた時ぁひやりとしたがのう」という部分までであれば、海賊王ロジャーの娘が逃げた事にひやりとしたという解釈で筋が通ります。しかし、「だがもう全て終わった...」と発言が続く事から、ジュエリー・ボニーが海賊王ロジャーの娘であった場合、血統の根絶に至っていないにも拘らず「全て終わった」という赤犬の発言は矛盾する事になります。
つまり、ジュエリー・ボニーの正体がエースの姉であり海賊王ロジャーの娘だとするこの説では、ジュエリー・ボニーの4度目の登場回で描かれた赤犬の発言に説明がつかない事になります。こうしてこの説もまた、消えて行く事になります。
ワンピースジュエリー・ボニーの正体はエースの母親説
次に紹介する説は「ジュエリー・ボニーはエースの母親説」です。この説は前章で紹介した「ジュエリー・ボニーはエースの姉説」の派生系として広く支持される事となった説です。この説の根拠となるのが、エースの母親であるルージュがエースを身に宿してから、20ヵ月後に出産している事が明らかになっている点です。これは、年齢操作能力などの特殊な能力が無ければ実現が不可能だと考えられる事に由来します。
つまり、エースを身ごもった時点でルージュ(ジュエリー・ボニー)は年齢操作の能力を持っており、身ごもったエースの年齢を操作する事で妊娠から20ヵ月後の出産と言う奇跡を起こしたと、この説では考えているわけです。ちなみに、ルージュと言う名前が口紅と言う意味である事と、ジュエリー・ボニーの特徴が個性的な口紅であると言う共通点を根拠に、この説と同様の考察を謳っている説もあります。
この説の強みは、4度目の登場回で描かれた「お前が政府から逃げたと聞いた時ぁひやりとしたがのう...だがもう全て終わった...」という赤犬の発言に対して、ジュエリー・ボニーの正体がエースの母親だった場合、大きな矛盾が無い点だと言われています。ジュエリー・ボニーの正体がルージュであった場合、海賊王ロジャーの血統はエースの死亡で完全に根絶されることになる為、確かに矛盾は無いように思えます。
出典: https://wowma.jp
しかし、この説の場合ジュエリー・ボニーが世界政府に捕まった事がある理由や1億ベリーを超える高額な懸賞金が懸けられた理由等に納得出来る説明がつかない為、徐々にこの説も下火となって行きます。
ワンピースジュエリー・ボニーの正体はダダン説
次に紹介する説は「ジュエリー・ボニーはダダン説」です。この説は、言葉遊びの要素が強い説で、あまり支持はされていないようです。この説は、海賊王ロジャーが息子にはエース、娘にはアンと名づける事が決められていた点に着目し、息子の名前D・エース(A)と、娘の名前D・アン(AN)の名前を足して、DADAN=ダダン。つまり、ジュエリー・ボニーの正体はダダンではないか?と考えた説です。
ダダンとは、ワンピースに登場するキャラクターで、エースやルフィの育ての親とも言えるキャラクターです。ちなみに、ダダンの子分と、ルージュの子分の姿が似ている事もこの説が生まれた理由だと言われています。
ワンピースジュエリー・ボニーの正体はルフィの母親説
次に紹介する説は「ジュエリー・ボニーはルフィの母親説」です。この説もまた根拠の薄い説としてあまり支持はされていない説の一つです。この説の根拠は、ただ1つ。ジュエリー・ボニーとルフィが大食いである点です。ちなみに、この説が生まれた背景には「ルフィの母親が既にワンピースの作中に登場している」と言う噂が流れた為とも言われていますが、現在はこの噂自体がガセだと考えられています。
ジュエリー・ボニー5度目・6度目のワンピース登場回
ジュエリー・ボニーのワンピース5度目の登場回
ジュエリー・ボニーのワンピース5度目の登場シーンは、トラファルガー・D・ローとルフィが王下七武海の1人であるドフラミンゴ打倒に向けて同盟を結んだと言う情報が掲載された新聞を読んでいるシーンです。この登場回によって、ワンピース頂上戦争後に赤犬によって捕らえられていたはずのジュエリー・ボニーが、海軍或いは世界政府から再び脱走し、自由の身となっている事が判明しています。
ジュエリー・ボニーのワンピース6度目の登場回
そして、ジュエリー・ボニーのワンピース6度目の登場シーンは、麦わらの一味やトラファルガー・D・ローなどの手によって、王下七武海の1人であるドフラミンゴが倒されたと言う情報が掲載された新聞を読んでいるシーンです。ちなみに、このシーンでの「同期としちゃ嬉しいね」というジュエリー・ボニーの言葉は、ジュエリー・ボニーの秘密や正体に迫る伏線の可能性が囁かれているようです。
最新ワンピースに描かれたジュエリー・ボニー7度目の登場回
ジュエリー・ボニー7度目の登場回は世界会議レヴェリーが舞台
ジュエリー・ボニーのワンピース7度目の登場は、最新ワンピースで描かれた世界会議レヴェリーが行なわれている聖地マリージョアです。この登場回では、ジュエリー・ボニーの正体に迫る秘密や、年齢操作の能力に関する秘密など、長い間描かれなかったジュエリー・ボニーの秘密が多く描かれ始めています。
この7度目の登場回で重要な点と言われているのが、天竜人の奴隷と化しているバーソロミュー・くまの姿を見たジュエリー・ボニーが「許さねェ!絶対に!絶対に!」と涙を浮かべて発言している点、天竜人の聖地であり世界会議レヴェリーの会場でもある、厳重な警備が敷かれる聖地マリージョアに潜入出来ている点です。
7度目の登場回で描かれた「許さねェ!絶対に!」というジュエリー・ボニーの言葉は、天竜人に対しての言葉だと考えられており、今後ジュエリー・ボニーと革命軍が合流する為の伏線ではないか?と噂されています。
ジュエリー・ボニーと革命軍が合流する可能性
7度目の登場回で描かれた「許さねェ!絶対に!」というジュエリー・ボニーの言葉が、今後革命軍と合流する為の伏線だと噂されている理由は、世界会議レヴェリーに革命軍の主要キャラクターが潜入している点や、参謀総長サボがバーソロミュー・くまの現状を見て激昂している点にあります。
もし「許さねェ!絶対に!」というジュエリー・ボニーの言葉が、今後革命軍と合流する為の伏線だった場合、ジュエリー・ボニーと革命軍によるバーソロミュー・くまの救出が描かれる可能性が非常に高くなります。また、バーソロミュー・くまの救出にジュエリー・ボニーが直接的に関与した場合、今後ジュエリー・ボニーは天竜人にも命を狙われる事になります。これらの事から、この言葉が持つ伏線に注目が集まっています。
最新ワンピースで正体が判明?ジュエリー・ボニーは王太后だった?
ジュエリー・ボニーは王太后コニー?能力に隠された秘密や伏線とは?
ジュエリー・ボニー7度目のワンピース登場回で最も注目されているのが、上の画像にある「ソルベ王国王太后コニー」と紹介されている人物がジュエリー・ボニーだった事です。ジュエリー・ボニーの能力は年齢操作の能力であり、変身能力では無いと考えられています。しかし、7度目の登場回でジュエリー・ボニーは「ソルベ王国王太后コニー」の姿から、いつも通りの姿へと戻っています。これは何を意味するのでしょうか?
多くの考察では、ジュエリー・ボニーの正体は「ソルベ王国王太后コニー」であり、普段から年齢操作の能力で自身を若い姿に保っているのではないか?常に年齢操作の能力を使用している為に、大量の食事を取る必要があるのではないか?と考えているようです。もしこの考察が正しい場合、ジュエリー・ボニーが持つ年齢操作の能力は、自身にも使用しながら他者にも使用出来るという事になります。
つまり、悪魔の実の能力としては覚醒(覚醒とは、能力者の能力を飛躍的に増大させると共に、能力の発動が周囲にも影響を及ぼす状態)の可能性が有るという事になります。まだまだ秘密の多いジュエリー・ボニーの能力ですが、7度目の登場回で描かれた「ソルベ王国王太后コニー」の姿は、ジュエリー・ボニーの正体や能力の秘密に関わる重要な伏線だとも考える事が出来、この伏線が今後の展開にも大きな影響を与えると言われています。
ソルベ王国王太后コニーが持つ秘密と伏線、そして今後の展開とは?
ジュエリー・ボニーの正体が「ソルベ王国王太后コニー」だった場合、ジュエリー・ボニーの秘密にされてきた正体はソルベ王国の王族という事になります。また、ジュエリー・ボニーが年齢操作の能力で年老いた姿になった状態が「ソルベ王国王太后コニー」に似ているだけだった場合も、聖地マリージョアを警護する役人が見破れない程似ている事から、ジュエリー・ボニーはソルべ王国王族の家系である可能性は高いと考えられます。
また、ジュエリー・ボニーの出身地が南の海サウスブルーと公表されている事から、ソルベ王国とは南の海サウスブルーにある王国である可能性が高いと考えられています。そして、ジュエリー・ボニーが世界会議レヴェリーに潜入する為にソルベ王国王太后コニーの姿となっている事から、ソルベ王国は世界会議レヴェリーに参加出来る国である可能性が高く、これはソルベ王国が世界政府加盟国である事を意味する事になります。
逆にソルベ王国に世界会議レヴェリーへの参加資格が無かった場合、天竜人の聖地であるマリージョアに正面から潜入出来ていると言うことは、ソルベ王国の建国者或いは現国王が天竜人となんらかの関係を持っている事になります。ソルベ王国にはどんな秘密が隠されているのでしょうか?「ソルベ王国王太后コニー」にはどの様な秘密が隠されているのでしょうか?この伏線が今後どの様な形で描かれていくのか、注目されています。
ワンピースジュエリー・ボニーの正体はバーソロミュー・くまの娘説
この章では、ジュエリー・ボニー7度目のワンピース登場回から生まれた「ジュエリー・ボニーはバーソロミュー・くまの娘説」を紹介します。この説の根拠となるのが、ソルベ王国というキーワードです。既に紹介していますが、ジュエリー・ボニーはソルベ王国王太后コニーの姿で、聖地マリージョアに潜入しています。そして、天竜人の奴隷と化している現在のバーソロミュー・くまの肩書きにも「ソルベ王国元国王」と描かれています。
王太后とは、先代の王の妻と言う意味である事から、ソルベ王国王太后コニーとバーソロミュー・くまの肩書き「ソルベ王国元国王」を単純に読み解くと、バーソロミュー・くまは一代前の国王、つまり先代の王という事になり、ジュエリー・ボニーとバーソロミュー・くまは夫婦という事になります。しかし、バーソロミュー・くまの肩書きにある「元国王」とは何代前の国王を指しているのかが不明である為、夫婦と断言する事は出来ません。
では、バーソロミュー・くまとジュエリー・ボニーの年齢を比較するとどうなるでしょうか?バーソロミュー・くまは現在47歳、ジュエリー・ボニーは公表されている年齢で現在24歳です。この年齢差は一般的には夫婦というより親子に近い年齢差と考える事が出来ます。この事から、ジュエリー・ボニーから見て、バーソロミュー・くまは父親であり、ソルベ王国王太后コニーは祖母であると考える事が出来ます。
ジュエリー・ボニーが年齢操作の能力でソルベ王国王太后コニーの姿になれたのも、祖母と孫娘の関係であれば一応の筋が通ります。そしてなにより、7度目の登場回で奴隷と化しているバーソロミュー・くまの現状を見て、ジュエリー・ボニーが涙を流した理由も説明がつきます。こうした事から、この「ジュエリー・ボニーはバーソロミュー・くまの娘説」は、現在最も支持されている説となっています。
出典: https://prcm.jp
では、ジュエリー・ボニーがこれまでの登場回で残してきた伏線と言われている発言の数々は、「ジュエリー・ボニーはバーソロミュー・くまの娘説」で説明がつくのでしょうか?この点については、次章で紹介していきます。ともあれ、「ジュエリー・ボニーはバーソロミュー・くまの娘説」が正しかった場合、この関係が今後どの様な形でワンピースに影響を与えていくのか、今後の展開に注目が集まっています。
ジュエリー・ボニーの登場回が持つ伏線とくまの娘説を検証
伏線「涙ながらに頂上戦争を見つめるボニー」
この章では、「ジュエリー・ボニーはバーソロミュー・くまの娘説」が、ジュエリー・ボニーのこれまでに残してきた伏線を説明出来るのか?という点について紹介していきます。ジュエリー・ボニー2度目の登場回で描かれた伏線「涙ながらに頂上戦争を見つめる」というシーンについては、人間兵器パシフィスタへと改造された父親バーソロミュー・くまの姿を見た為と説明がつきます。
伏線「あいつのせい」「すぐに探し出してやる」
ジュエリー・ボニー3度目の登場で描かれたワンピース頂上戦争後の発言「何もかもあいつのせいだ!すぐに探し出してやる」については、「ジュエリー・ボニーはバーソロミュー・くまの娘説」では、この伏線を説明する事は現状出来ません。
しかし、バーソロミュー・くまがソルベ王国国王の座を失った経緯、革命軍へ加入した経緯、王下七武海へ加入した経緯などが今後描かれていく中で説明がつくだろうと言われています。というのも、バーソロミュー・くまもまたジュエリー・ボニーと同様に秘密や伏線の多いキャラクターだと考えられている為です。
バーソロミュー・くまは、なぜ世界政府に従順な王下七武海なのか?なぜ人間兵器への改造を受け入れたのか?なぜ天竜人の奴隷となっている今も王下七武海の肩書きを持ち続けているのか?など、バーソロミュー・くまが持つ秘密や伏線は挙げていくときりが無いほどです。この為、今後バーソロミュー・くまやジュエリー・ボニーの秘密が明らかになれば、この伏線に説明が付く可能性は十分に有るといえます。
伏線「1億を越える懸賞金」「ひやりとしたが全て終わった」
ジュエリー・ボニー4度目の登場回で描かれた伏線は、ジュエリー・ボニーになぜ億を越える懸賞金が懸けられたのか?ジュエリー・ボニーの脱走でなぜ赤犬がひやりとしたのか?赤犬が言う全て終わったとはどういう意味なのか?ジュエリー・ボニーが言う「お前達絶対に許さねぇからな」の「お前達」が誰を指しているのか?という点です。
ジュエリー・ボニーがバーソロミュー・くまの娘であった場合、王下七武海の1人であり3億近い懸賞金が懸けられていたバーソロミュー・くまの経歴を考えれば、娘であるジュエリー・ボニーに億を越える懸賞金が掛かっていてもおかしくは無いと考えられます。
次に、赤犬の「お前が政府から逃げたと聞いた時ぁひやりとしたがのう...だがもう全て終わった...」という発言ですが、バーソロミュー・くまの人間兵器改造に娘ジュエリー・ボニーが人質として関わっていた場合を想定すれば簡単に説明がつきます。
つまり、バーソロミュー・くまは、娘ジュエリー・ボニーを人質に取られていた為、人間兵器改造手術を受ける事になったが、人質だった娘ジュエリー・ボニーが脱走した事で赤犬はひやりとしたと考える事が出来、「全て終わった」とはバーソロミュー・くまの改造が終わり、バーソロミュー・くまから人格が失われた事を意味していると考えられます。
この考察の通りだった場合、赤犬に捕らえられたジュエリー・ボニーが未だに生きているのは、ジュエリー・ボニーにまだ人質としての価値がある事が考えられます。最後に、ジュエリー・ボニーの「お前達絶対に許さねぇからな」という発言は、赤犬や世界政府を指したものと考えれば「ジュエリー・ボニーはバーソロミュー・くまの娘説」には、なんら矛盾は生まれません。
伏線の検証から見えてきた今後の展開とは?
ここまで、ジュエリー・ボニーの登場回に描かれた伏線と、ジュエリー・ボニーはバーソロミュー・くまの娘説の検証を紹介してきましたが、バーソロミュー・くまの娘説の正否はともかくとした場合でも、ジュエリー・ボニー3度目の登場で語られた「あいつ」の存在が、ジュエリー・ボニーやバーソロミュー・くまの今後に大きな影響を与えてくる事は確実だと考えられています。
ある考察では、バーソロミュー・くまの救出に向けて、ジュエリー・ボニーと革命軍が今後共闘する可能性がある事から、革命軍の敵である天竜人の中にジュエリー・ボニーが言う「あいつ」が居るのではないか?とも考えられているようです。この場合、ジュエリー・ボニーと革命軍は、共通の敵と共通の目的を持つ事になり、今後のワンピースにも影響を与える関係が生まれるのではないか?とも言われているようです。
ジュエリー・ボニーの動向にも注目!今後のワンピースの展開は?
今回の記事では、最新ワンピースから生まれた説も含めてジュエリー・ボニーについて紹介してきましたが、いかがでしたか?ジュエリー・ボニーは、今後の動向として革命軍との共闘が噂されており、バーソロミュー・くまの救出を含め今後も度々登場する事が予想されています。
最新ワンピースでは、イム様やロックスといった謎に包まれた人物が新たに登場している他、物語の展開としてもワノ国へ突入するなど大きく動き出しています。今後のワンピースの展開としては、ゾロの活躍や緑牛の登場、スモーカーやたしぎの活躍も噂されています。ジュエリー・ボニーの今後の動向も含めて、ますますワンピースから目が離せなくなっています。