2018年07月18日公開
2018年07月18日更新
ワンピースの仏のセンゴクの強さは?ヒトヒトの実・大仏の技や能力を考察
今回の記事では、ワンピースに登場するセンゴクについて紹介していきます。ワンピース初期から海軍本部元帥として登場するセンゴクは、ワンピースの中でも希少と言われる動物系(ゾオン系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏という能力を持ち、長い間海軍本部を支えてきた人物です。今回の記事では、このヒトヒトの実モデル大仏の能力や強さ、技などを中心にセンゴクの魅力を紹介していきます。
目次
- 人気作品ワンピースとは?
- ワンピース頂上戦争編までのセンゴクの略歴
- ワンピースに描かれたセンゴクとペットの変遷まとめ
- ワンピース最強クラス?センゴクの能力とは?
- ワンピース頂上戦争編で描かれたセンゴクの技とは?
- センゴクはワンピースで希少な能力覚醒者だった?
- ワンピースに登場したセンゴク以外の能力覚醒者とは?
- センゴクの能力はワンピースでどれくらい希少なものなのか?
- ワンピースに登場するセンゴクの同期海兵は誰?
- ワンピースのキーマン?コングとセンゴクの関係とは?
- 最新ワンピースに描かれたロックスとセンゴクの関係とは?
- センゴクが海軍本部大将時代はワンピースで一番過酷な海だった?
- ワンピース頂上戦争編で描かれたセンゴクの強さとは?
- ワンピース最強の海兵はセンゴク?赤犬よりもセンゴクが強い?
- ワンピース頂上戦争編で描かれたセンゴクとシャンクスの関係とは?
- ワンピース頂上戦争後に元帥を辞任したセンゴクの真意とは?
- ワンピース頂上戦争編後に青雉を元帥に推したセンゴクの真意とは?
- ワンピースドレスローザ編で描かれた大目付センゴクの姿とは?
- 大目付センゴクがワンピースに再登場するのはいつ頃?
- センゴクの再登場にも注目!ワンピースの今後とは?
人気作品ワンピースとは?
ワンピースは、週刊少年ジャンプで20年以上も連載が続く、海洋冒険ロマンを描いた大人気漫画です。そして、ワンピースはアニメ化や映画化もされており、共に大成功を収めています。また、単行本は全世界で4億部を越える累計発行部数を記録しており、全世界で高い人気を誇る作品でもあります。
今回の記事では、そんなワンピースの中で最強の海兵とも言われるセンゴクについて紹介していきます。ワンピース初期から登場するセンゴクは、ワンピースに隠された多くの謎を知る数少ない人物であり、ワンピースの中でも希少と言われる、超人系(ゾオン系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏の能力者でもあります。最新ワンピースで描かれた「40年前の海」にも関連すると言われるセンゴクとは、一体どの様な人物なのでしょうか?
ワンピース頂上戦争編までのセンゴクの略歴
ワンピースで判明しているセンゴクの情報
この章では、今回紹介するセンゴクについて、ワンピース作中で明らかになっている情報を一通り紹介していきます。センゴクは、ワンピース初登場時の年齢が77歳(現在は79歳)であり、誕生日は5月9日(セン「ゴ」「ク」)という事が明らかになっています。身長や体重、家族構成などについては詳細が描かれていません。
センゴクが掲げる正義とは?
センゴクは、「君臨する正義」を掲げており、これは、仁義を重んじ、世界の中心に正義を執行する海軍本部が在る事で、悪党から世界中の人々を守ろうという、センゴクの信念から来る正義だと言われています。
センゴクの海兵としての略歴
センゴクの一兵卒時代や、出世の経緯は不明となっていますが、ワンピース2年後の海「新世界」を基準に、29年前の時点でセンゴクは海軍本部大将の座についています。この事から少なくとも50歳の時には海軍本部大将に就任していた事になります。そして、ワンピース開始時には、センゴクは海軍本部元帥となっています。いつ頃、元帥へと昇格したのかは不明ですが、少なくともセンゴクが77歳の時には元帥となっている事になります。
ワンピースに描かれたセンゴクとペットの変遷まとめ
ワンピース初登場時から海軍最高位の元帥の座についているセンゴクは、常にペットを連れ歩いていると言う一面を持っています。初登場から頂上戦争編までの間は、上の画像にあるヤギを常に連れ歩いています。ちなみに、このヤギには名前がありません。
ワンピース頂上戦争編以降、元帥から大目付という立場に移ってからは、上の画像に有るように、ヤギではなくゴリラを連れ歩くようになっています。このゴリラには、ウッホー君という名前が付けられている事も明らかになっています。
ワンピース最強クラス?センゴクの能力とは?
超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏とは?
出典: https://life.tw
海軍最高位である元帥まで登りつめたセンゴクは、超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏という悪魔の実の能力を持っています。この超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏は、能力を発動させる事で自身を巨大な大仏へと変身させる事が出来、巨大化した大仏ボディーを活かした肉弾戦で強さを発揮します。
超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏に纏わる噂とは?
ワンピース頂上戦争編以外に、センゴクには戦闘シーンが無い為、超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏の能力は、全容が明らかになってい無いと言われています。また、センゴクは攻撃技についても特に名前をつけておらず、センゴクが繰り出す技はパンチや蹴りといった言い方しかされていません。そんな、謎の多い超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏の能力には、幾つかの噂があります。
1つ目の噂は、超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏の能力を発動すると、センゴクの体が黄金に輝く巨大な大仏へと変化する事から、劇場版「ONE PIECE FILM GOLD」に登場したゴルゴルの実の能力に近い能力を持つと噂されています。ゴルゴルの実の能力は、身体を金で覆う事で超硬度な肉体を手に入れられるというもので、センゴクの能力にも同様の効果があるのではないか?と考えられているようです。
もう1つの噂は、センゴクとも近しい位置にいる海軍本部中将つるのウォシュウォシュの実の能力が、能力に触れた悪党(海賊など)を少しだけ改心させる効果を持つ事から、センゴクが持つ超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏にも、つるの能力以上に悪党を改心させる効果があるのではないか?と噂されています。これらの噂は、あくまで噂であり、ワンピースの作中にはその真偽は描かれていません。
ワンピース頂上戦争編で描かれたセンゴクの技とは?
センゴクの得意技は衝撃波?
センゴクの唯一の戦闘シーンであるワンピース頂上戦争編では、超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏によって巨大な大仏と化したセンゴクが、掌から凄まじい衝撃波を繰り出す技が描かれています。この技にも特別な名前は無いようですが、強さの面ではセンゴク最強の技だと言われています。この敵に衝撃波をぶつけるセンゴクの技は、自然系(ロギア系)能力者である黒ひげにも大きなダメージを与えています。
センゴクのパンチはルフィの必殺技と同じ威力?
センゴクの超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏の能力による技は、衝撃波に大きな注目が集まってしまっていますが、実は技名の無いセンゴクの格闘技こそが最強の技ではないか?とも言われています。上の画像はワンピース頂上戦争編で、主人公ルフィのギア3による最大の防御技に対して、センゴクが容赦なく技名の無いパンチを繰り出しているシーンです。
この時センゴクは、超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏の能力によって巨大な大仏と化しているものの、あくまで技名の無いただのパンチを繰り出しているだけです。それでも尚、ルフィやエースを窮地に追い込んでいる事から、センゴク最強の技は衝撃波では無く技名のない格闘技だろうとする考察は、一定の支持を得ているようです。
センゴクはワンピースで希少な能力覚醒者だった?
ワンピースに描かれる能力覚醒者とは?
ワンピース頂上戦争編で、超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏の能力による強さを如何なく発揮したセンゴクには、ワンピースの作中でまだまだ数の少ない能力覚醒者ではないか?という噂があります。ワンピースに描かれる能力覚醒者とは、自身が持つ悪魔の実の能力を最大限に発揮した更にその先にある、上の世界(ステージ)へ到達した能力者の事を指します。
能力覚醒者は、自身が持つ悪魔の実の系統や、その実自身が持つオリジナリティーに起因した能力が飛躍的に向上すると言われています。では、ワンピース頂上戦争編でのセンゴクの超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏の能力は、覚醒していたのでしょうか?
センゴクは能力覚醒者だったのか?
現実世界での大仏は、日本や中国、アジア圏に多く存在していますが、基本的には青銅や木製で作られる事が多く、黄金で出来た大仏というのはとても希少であり貴重な物です。この事から、センゴクの本来の能力は巨大な大仏化は変わらないものの、黄金化はしないのではないか?とも考えられます。
この考察が正しかった場合、ワンピース頂上戦争編でのセンゴクは黄金の大仏へと変身している事から、能力を覚醒させていたという事になり、センゴクは能力覚醒者の1人だった事になります。もちろん、この考察の真偽はワンピースの作中には描かれていません。しかし、海軍本部元帥という海兵の高みへ到達しているセンゴクですから、この考察をただ否定すると言う事も出来無いと言われています。
ワンピースに登場したセンゴク以外の能力覚醒者とは?
ワンピース最初の能力覚醒者?獄卒獣
ワンピース頂上戦争編でのセンゴクが能力覚醒者だったかどうかは不明ですが、ワンピース頂上戦争編の前に描かれたワンピースインペルダウン編で登場した、獄卒獣が能力覚醒者だという事はワンピースの作中で明らかにされています。
ワンピースインペルダウン編に登場する獄卒獣たちは、上の画像に有るように覚醒した動物系(ゾオン系)の能力者であり、動物系(ゾオン系)の能力が覚醒し異常なタフさと驚異的な回復力を身に付ける事が出来ます。
王下七武海ドフラミンゴはイトイトの能力を覚醒させていた!
ワンピース2年後の海「新世界」突入後に明らかになった能力覚醒者は、ワンピースドレスローザ編に登場したドフラミンゴです。ドフラミンゴは、超人系(パラミシア系)イトイトの実の能力者です。イトイトの実の能力とは、本来は自身の体から糸を放出する事をベースとした能力です。
しかし、覚醒したイトイトの能力は、能力のオリジナリティーである糸を作り出す部分が大きく覚醒し、建物や地面など周囲の物から糸を作り出す事が出来るようになります。上の画像にも有るように、悪魔の実のオリジナリティーが大きく覚醒すると、超人系(パラミシア系)の能力であっても超人系(パラミシア系)の能力とは全く異なる印象の能力へと変貌することが有るようです。
シャーロット・カタクリはモチモチの能力を覚醒させていた!
ワンピースホールケーキアイランド編に登場する、シャーロット・カタクリもまた、超人系(パラミシア系)モチモチの能力を覚醒させている能力覚醒者の1人です。カタクリもまたドフラミンゴと同様に、能力のオリジナリティーが大きく覚醒し、自身だけでは無く周囲の物をモチに変化させる事が出来るようになります。
センゴクの能力はワンピースでどれくらい希少なものなのか?
ここまで、センゴクが持つ超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏の能力について紹介してきましたが、センゴクのこの能力はどれほどワンピースの世界で希少な悪魔の実なのでしょうか?ワンピースの世界で描かれる悪魔の実は、超人系(パラミシア系)・動物系(ゾオン系)・自然系(ロギア系)という3つの大きな系統に分けられ、その中でも希少性が高いと言われているのが自然系(ロギア系)と言われています。
しかし、自然系(ロギア系)の悪魔の実よりも希少とされているのが、悪魔の実の亜種とも言われている幻獣種や古代種と言った悪魔の実です。センゴクが持つ悪魔の実の能力も、この幻獣種に属するもので、その希少性は自然系(ロギア系)の悪魔の実よりも高いと言われています。
ワンピースに登場するセンゴクの同期海兵は誰?
ワンピース初期から海軍本部最高位にあたる元帥の立場にあるセンゴクですが、若き日のセンゴクはどの様な海兵だったのでしょうか?この点については、ワンピースの作中に多くは描かれていません。しかし、そんな中で、センゴクの同期海兵についての情報は幾つか描かれています。その一つが上の画像です。これは、センゴクが海軍へ入隊してすぐのデッサンとして公表されたものです。
後に海軍本部元帥まで登りつめるセンゴクは、同期の海兵としてワンピース主人公であるルフィの祖父、海軍本部中将ガープや、今もセンゴクと行動を共にする事が多いい海軍本部中将「大参謀」つる、そして、劇場版「ONE PIECE FILM Z」で登場したゼファーなどと同期である事が明らかになっています。
この章の最初に紹介した画像にある通り、ワンピース原作者尾田栄一郎氏のコメントにある「同期激強海兵才能丸出し」にも納得のメンバーが、センゴクと同期入隊という事です。ちなみにこの同期入隊の海兵で海軍本部大将になるのは、センゴクとゼファーの2人だけです。ガープについては、海軍本部大将への昇進要請が幾度となく有ったとされていますが、ガープが断り続けた為実現しなかったようです。
ワンピースのキーマン?コングとセンゴクの関係とは?
若き日のセンゴクを紹介する上で外せない存在なのが、上の画像にある現、世界政府全軍総帥コングです。センゴクとコングの関係は、センゴクが海軍に入隊してから割とすぐに始まったものと考えられており、センゴクの上司であり目標となった海兵だと考えられています。コングは、センゴクよりも常に先の階級にいた存在であり、ワンピースに描かれる最初の海軍本部元帥はコングです。
そして、コングとセンゴクには共通点があります。それが誕生日です。すでに紹介している通り、センゴクの誕生日は5月9日(セン「ゴ「」ク」)です。これに対して、コングの誕生日も5月9日(「コ」ン「グ」)で、同じ日が誕生日なのです。この一致から、センゴクはいずれ現在のコングの地位になるのではないか?と噂されている様です。しかし、現在のセンゴクは大目付という権限の無い地位にいる為、この噂の信憑性は低いと言われています。
最新ワンピースに描かれたロックスとセンゴクの関係とは?
次に紹介するのは、若き日の海兵センゴクが過ごした当時の海についてです。センゴクは現在79歳であり、海軍入隊時は20歳前後だと考えられている事から、50年から60年前には海兵として活動していたと考えられます。では、この当時の海とはどの様なものだったのでしょうか?これについては、最新ワンピースで新たな事実が描かれています。それが、正体不明の海賊「ロックス」です。
最新ワンピースでは、40年前の海は海賊ロックスが支配していた事が明らかになっています。つまり、センゴクが海軍に入隊してから10年後には、間違いなくこの海賊ロックスが一時代を築いていた事になります。つまり、センゴクは海兵としての強さを身に付けていく段階、或いはある程度の強さを身に付けた段階で、海賊ロックスと出会っていた可能性が有るという事です。
更に踏み込んだ考察では、上官コングと共にセンゴク、ガープ、つるらは、謎の海賊ロックスと戦っていた可能性が有るのではないか?と考えているようです。最新ワンピースでは、ガープが伝説的な海兵となった要因に、このロックスという海賊が大きく関係している事が明らかになっており、この場合、センゴクもまた大きく関わっている事が考えられます。
また、センゴクが戦闘には関わっていなかったとしても、少なくとも当時の海を支配していたロックスという存在については十分に知り得たはずであり、センゴクは謎の海賊ロックスを巡るストーリーに大きく関わってくる可能性が有ると言われています。ちなみに、謎の海賊ロックスが一時代を築いたと言われる40年前に、それに前後するようにシャンクスが誕生しており、この点も注目されているようです。
センゴクが海軍本部大将時代はワンピースで一番過酷な海だった?
どの様な顛末で謎の海賊ロックスの時代が終焉を迎えたのかは不明ですが、その後の海はワンピース読者がよく知る伝説的な海賊達の時代へと移っていきます。海賊ロックスの時代以後に頭角を現した海賊が、後に海賊王となるゴール・D・ロジャーや白ひげ、そして金獅子のシキなどの大海賊達です。
ロジャーや白ひげ、シキなどの海賊達が覇権を巡って争う時代、この時代がセンゴクの海軍本部大将時代と重なる事から、センゴクの海軍本部大将時代はワンピースの中でも最も過酷な海の1つだった事は間違い無いと言われています。また、この時代に海軍本部最高戦力と言われる海軍本部大将の座にセンゴクが就いていた事から、センゴクの強さはワンピース最強クラスの強さだという事が伺えます。
ワンピース頂上戦争編で描かれたセンゴクの強さとは?
知将センゴクの強さがワンピース頂上戦争の行く末を決めた?
謎の海賊ロックスの時代や、ロジャー、白ひげ、シキなどの大海賊が跋扈する時代を戦い抜いてきたセンゴクが、海軍本部元帥として唯一戦闘シーンを描かれているのがワンピース頂上戦争編です。では、ワンピース頂上戦争編でのセンゴクの強さはどのようなものだったのでしょうか?
1つは、頂上戦争が始まる前の時点での「知将」としての強さです。センゴクは、白ひげの能力や強さ、そして弱点を熟知しており、幾重にも作戦を敷き白ひげ海賊団やワンピース主人公ルフィを苦しめていきます。このセンゴクによって練り上げられた作戦によって、白ひげは仲間の裏切りに会い深手を追う事になります。このセンゴクの謀略が無ければ、頂上戦争は更に激化、長期化していたと考えられています。
戦闘におけるセンゴクの強さとは?
では、海軍本部最高位である元帥センゴクとしての、戦闘における強さという面ではどうだったのでしょうか?この点については、すでに紹介している通り、この当時3億ベリーの懸賞金が掛けられていたルフィを全く意に返さぬ強さを見せている事から、センゴクの強さは懸賞金3億ベリー程度の海賊であれば容赦なく倒せる事が分かります。
更に、海軍本部元帥センゴクは、超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏の能力を如何なく発揮し、自然系(ロギア系)能力者である黒ひげを追い詰める強さを見せています。また、すでに紹介していますが、この時センゴクが放っている衝撃波は範囲や威力がとてつもないレベルの物で、海軍本部元帥の地位に相応しい強さを見せています。
ワンピース最強の海兵はセンゴク?赤犬よりもセンゴクが強い?
では、ワンピース頂上戦争編時点での最強の海兵は誰なのでしょうか?ワンピース頂上戦争編で最も印象に残る強さを見せたと言われているのが、海軍本部大将赤犬です。赤犬は、四皇白ひげやエースに致命傷を与えているほか、ルフィやジンベエにも深手を負わせています。しかし、その一方で上の画像に有るように、ガープが「サカズキ(赤犬)を殺してしまう!」と発言しています。
ガープはこれまでワンピースに幾度となく登場している人物で、豪快でマイペースな気質が多く描かれていますが、ウソや出来無い事を口にする人物ではありません。つまり、「サカズキ(赤犬)を殺してしまう!」というガープの発言は、この時点では実現出来る事だと考えられ、赤犬よりもガープの方が強いという事が伺えます。
そして、そのガープを力任せに押さえつけていられるセンゴクこそが、海軍本部最強の海兵なのではないか?と考えられています。しかし、赤犬が持つマグマグの能力と、センゴクが持つ超人系(パラミシア系)幻獣種ヒトヒトの実モデル大仏の能力では、マグマグの能力に相性の優位性が有るという声も多く聞かれ、センゴクは最強クラスの海兵である事は間違いないものの、最強の海兵とは言え無いのではないか?とも言われています。
ワンピース頂上戦争編で描かれたセンゴクとシャンクスの関係とは?
海軍本部元帥センゴクの知略や武力が多く描かれたワンピース頂上戦争編ですが、四皇白ひげの死亡と海賊王ロジャーの息子エースの死亡、そして四皇シャンクスの登場によって終戦へと向かって行きます。この時、センゴクは上の画像にある様に、シャンクスの終戦要請に対して「構わん。お前ならいい。赤髪、責任は私が取る」と発言しています。
四皇シャンクスは、海賊王となったゴール・D・ロジャーの船に乗っていた人物であり、センゴクとも面識が有った可能性がありますが、それでも尚このやり取りは不自然だと考えられています。なぜなら、ワンピースの世界において、正義を執行する海軍本部とトップクラスの海賊である四皇とは、本来敵対関係にあるはずだからです。
では何故センゴクは「お前ならいい。赤髪、責任は私が取る」という発言をしたのでしょうか?この点については、ワンピースの作中に詳細は描かれておらず、いまだに真相は不明なままとなっています。ある噂では、四皇シャンクスが五老星や謎の海賊ロックスと関係があり、その内情をセンゴクが知っている為、終戦要請を受け入れたのではないか?と言われています。果たしてシャンクスとセンゴクにはどの様な関係があるのでしょうか?
ワンピース頂上戦争後に元帥を辞任したセンゴクの真意とは?
四皇シャンクスとセンゴクの関係性は不明なままですが、ともあれ四皇シャンクスと海軍本部元帥センゴクとの間で取り纏められた事で、ワンピース頂上戦争は終戦を迎えます。そして、シャンクスに対してセンゴクが言った「責任は私が取る」という言葉通り、センゴクは海軍本部元帥という階級を辞任する事になります。しかし、世界政府全軍総帥コングの慰留要請によって、センゴクは大目付という役職で海軍本部に残る事になります。
大目付として海軍本部に残る事となったセンゴクですが、センゴクが海軍本部元帥を辞任した理由はシャンクスと取り交わした終戦の件では無く、世界政府に対して嫌気が差したからではないか?という噂が有ります。この噂の根拠となっているのが、頂上戦争終戦後の戦後処理に置いて、監獄インペルダウンの脱獄事件をもみ消せと言う、世界政府の方針に激怒するセンゴクの姿だと言われています。
長く海軍上位階級にいたセンゴクは、インペルダウンから脱獄した凶悪な犯罪者の脅威を理解しており、凶悪犯のインペルダウン脱獄をもみ消すと言う事は、人々に危険を知らせ無いという事になる為、センゴクが掲げる「君臨する正義」「仁義を重んじる正義」を裏切る行為になります。
これが許せなかったセンゴクは、元帥という階級を辞任したのではないか?つまり、センゴクが元帥という階級を辞任した真意は、世界政府のやり方に嫌気が差した為なのではないか、という事になります。この噂の真偽は作中には描かれていませんが、大目付となったセンゴクの言動は、世界政府から距離をおいた意味合いのものが多く見られる事から、一定の評価を受けている噂となっています。
ワンピース頂上戦争編後に青雉を元帥に推したセンゴクの真意とは?
海軍本部元帥を辞任したセンゴクの真意は不明なままですが、辞任に際してワンピースの作中で明らかになっている事があります。それは、上の画像にも有るように、センゴクが後任の元帥に海軍本部大将青雉(クザン)を推薦しているという事です。なぜセンゴクは、ワンピース頂上戦争で大きな戦功を上げている赤犬ではなく、青雉を後任の元帥に推薦したのでしょうか?
この真相については、ワンピースの作中に詳細は描かれていません。しかし、この点については多くの考察がされており、様々な説が生まれています。その中でも、広く支持されているのが、赤犬と青雉の掲げる正義の違いに言及した説です。では、赤犬と青雉が掲げる正義にはどのような違いが有るのでしょうか?
赤犬が掲げる正義は、「徹底した正義」と呼ばれるもので、その正義を実行する上での多少の犠牲はやむなしとする冷酷さや苛烈さが伴う正義だと言われています。これに対して青雉が掲げる正義は、「だらけきった正義」と呼ばれるもので、世界政府や海軍本部の意向が必ずしも正義では無く、正義とは状況や立場で大きく変わってくるもの、という柔軟な思考を含むものです。
赤犬と青雉の正義が決定的に違うものである事は、22年前に起きたオハラへのバスターコール発動に関するエピソードの中で、ワンピースの作中に描かれています。この時赤犬は、1人の逃亡も認めない徹底した正義を実行し多くの考古学者の命を奪っています。これに対して青雉は、オハラの生き残りとしてニコ・ロビンを見逃しています。
センゴクが元帥の後任に青雉を推薦した理由は、この違いに有るのではないか?と、この説では考えています。センゴクもまた、基本的には世界政府の意向を汲んだ正義を実行し、実行する正義には一切私情を挟まないという点を持ち合わせてはいるものの、インペルダウン脱獄の隠蔽など、守るべき人々を裏切る世界政府の意向には感情を露にする面を持っています。
この点で、センゴクと青雉には近い思考が有る事が分かり、センゴクが青雉を後任に推した理由とも言える訳です。この説の真偽は不明ではあるものの、赤犬と青雉の正義に関する考え方の違いは、多くの読者が認識している事から、この説は広く支持されているようです。ちなみに、海軍元帥の座をかけて行なわれた赤犬と青雉の決闘は、赤犬が勝利を収め、これにより新元帥には赤犬が就任しています。
ワンピースドレスローザ編で描かれた大目付センゴクの姿とは?
海軍本部元帥という大きな責任と重圧から開放され大目付となったセンゴクは、ワンピース2年後の海「新世界」を舞台に描かれたワンピースドレスローザ編で再登場し、アロハシャツと短パンというラフな姿を見せています。頭髪も2年間で真っ白になっており、すでに紹介している通り、連れて歩くペットがヤギからゴリラへと変わっています。
大目付センゴクがワンピースに再登場するのはいつ頃?
ここまで、センゴクについて強さや能力、経歴などについて紹介してきましたが、最後に大目付となったセンゴクの再登場に関する噂を紹介していきます。ワンピースドレスローザ編でドフラミンゴの移送の手伝いとして登場した大目付センゴクですが、その後はパタリと登場機会が無くなっています。そんな中で囁かれているのが、謎の海賊ロックスにちなんだエピソードでのセンゴクの再登場です。
すでに紹介している通り、センゴクは謎の海賊ロックスを知り得た可能性が有る数少ない人物であり、ロックスと因縁を持つガープとも近しい距離にいます。そしてなにより、ワンピース頂上戦争終戦時に描かれたセンゴクと四皇シャンクスの謎の関係性などから、この噂は生まれたようです。
この大目付センゴク再登場の噂は、あくまで再登場の噂であり、謎の海賊ロックスとセンゴクの間で何かが起こると言った噂にまでは発展していないようです。では、この噂が全くの的外れだった場合、センゴクの登場はもう無いのでしょうか?
この点について多くの考察者の間では、ワンピースはいずれ世界政府打倒へのストーリーが始まる事になり、その時センゴクは必ず再登場すると言われており、センゴクがこのままワンピースから消える事は無いと考えられているようです。陽気なおじさんと化したセンゴクが、再登場するのはいつになるのでしょうか、この点に注目が集まっているようです。
センゴクの再登場にも注目!ワンピースの今後とは?
今回の記事では、センゴクについて紹介してきましたが、いかがでしたか?陽気なおじさんと化した事で以外にも人気が高まったとも言われているセンゴクですが、果たして再登場はいつ頃になるのでしょうか?
また、最新ワンピースでは、いよいよワノ国編が始まりワノ国の開国をかけた物語が描かれ始めています。イム様やロックスと言った謎の大物キャラクターの情報も公開され、今まで以上に展開が早くなってきているワンピースから、ますます目が離せなくなっています。