2020年02月28日公開
2020年02月28日更新
【物語シリーズ】アニメ暦物語をネタバレ紹介!各話のあらすじは?
他の「物語シリーズ」とは異なり、スマートフォンアプリで配信されていたアニメ「暦物語」。怪奇なのか、人為的なものなのか、判断の難しい不可思議なミステリーを取り上げた短編が中心の本作ですが、最終回は後の「終物語」に繋がる重要なエピソードでした。アプリ配信であったこともあり、ネタバレを知って視聴したという人も多くいました。この記事では、「暦物語」各話のあらすじのネタバレ、視聴者の感想などを紹介していきます。
目次
アニメ暦物語とは?
物語シリーズの概要
「物語シリーズ」は、作家・西尾維新が手がけた小説です。その名の通りシリーズ化されている人気作で、2006年に刊行され2009年にアニメ化された「化物語」から始まります。怪異に悩まされる少年少女を描いた物語となっています。
アニメ暦物語はアプリで視聴できる?
「暦物語」は、もともとスマートフォンアプリで配信されていたものです。本アプリは、2015年12月にダウンロードが始まり、2016年1月から毎週土曜日にアニメーションが配信されるようになりました。「暦物語」のエピソードは、全部で12話になります。11話と12話以外は、全て一話完結です。現在は、このアプリだけでなく、取り扱っている動画配信サイトなどでも視聴可能です。
アニメ暦物語の1話から5話まであらすじネタバレ
あらすじネタバレ①1話こよみストーン
「暦物語」の一話は4月のこと、羽川と暦が教室で謎の石像について話すところから始まります。羽川は、お世話になった忍野へのお礼として怪奇にまつわる話しをプレゼントしようと考えていました。羽川が案内した場所には、祠の中に祭られるように置かれた謎の石がありました。そして、その石の前の台にはお供え物のお菓子が置かれています。さらに、入学したばかりの頃は、石は確かに置かれていたが祠の存在はなかったといいます。
暦は忍野にその奇妙な石の話しをします。忍野は、祠の形を暦に絵を描いて教えてもらいます。さらに暦は、その祠はどこかで見たことがあるというのでした。忍野は羽川に学校のカリキュラムに注目するようにと、暦を通してアドバイスします。後日、学校で忍野との会話を話すと、羽川はすぐに納得して推理を披露します。祠は、技術の授業のカリキュラムにあった小屋作りで、生徒が制作したものでした。
いびつな形であったため、失敗作であろうといいます。授業の作品であるため、持って帰らなければなりませんでしたが、生徒はゴミ捨て場に捨てに行こうとします。ゴミ捨て場に向かう途中の花壇で、大きな石を見つけます。その石を小屋に入れたことにより、作品として成り立つ見た目に昇華し、満足した生徒は捨てに行こうとしていた小屋をそのまま置いていきます。
まるで何かを祀っているように見えたそれに、誰かが後からお菓子を供えるようになったようです。羽川は、暦が話した祠をどこかで見たことあるという情報で、忍野は真相にたどり着いたのだろうと言います。羽川の推理を聞き終えた暦は、慌ててその小屋を捨て向かいます。
小屋は、一年生の時に暦が作ったものだったのでした。そして、忍野がニヤニヤとしていた理由は全てを見透かしていたためのことと知り、複雑な心境になります。石を手にした暦は、それが人工物のコンクリートであることに気がつくのでした。
あらすじネタバレ②2話こよみフラワー
五月に戦場ヶ原は暦と街を歩きながら、忍野への借金をどうやって返済するか頭を悩ませます。暦はそんな彼女に、知っている怪異にまつわる話を忍野に売るのはどうかと提案します。そんな道中で、花が供えてある交通事故現場に差し掛かりました。戦場ヶ原はそれを見て、忍野に売る話を思いつきます。彼女は直江津高校に入学した時、学校をくまなく散策しました。
教師から鍵を借り、立ち入りが禁じられている屋上にも入ります。創設から18年しか経たない直江津高校は、未だかつて生徒が死亡したことはないといいます。にも関わらず、校内全ての棟の屋上には、花が供えられていました。暦は戦場ヶ原の命令で校舎をつたって屋上によじ登り、その様子を見てきます。忍野にその話を持っていく暦でしたが、怪異にまつわる話ではなかったため買い取ってはもらえませんでした。
忍野によると、供えられた花は事故防止策の一つにすぎないといいます。屋上は落下防止のフェンスがあるだけでなく、立ち入り禁止でもありました。しかし、100%安全ではありません。そのため、花を供えることで「危険である」という意識を見る者に植え付けようとしていたのでした。さらに、転落事故や飛び降り自殺なら、花は地上の転落現場に供えるだろうといいます。
忍野の推理を暦が戦場ヶ原に報告したのは、屋上のリニューアル工事が行われた5月下旬と、少し後になってからでした。工事は、暦が戦場ヶ原の命令で校舎をつたって屋上に入り込んだのを目撃され、噂になったことがきっかけで始まったことでした。しかし、幸い暦本人であることはバレていませんでした。戦場ヶ原はこのことを、「なかったことにしよう」と提案するのでした。
あらすじネタバレ③3話こよみサンド
ある日、暦は登校中に八九寺と会い、忍野が街を去ったことを伝えます。以前、八九寺は暦が忍野に借金をしていたことを聞かされていました。さらに、現金ではなく怪異譚を売ることでも良いという情報から、街で見つけた怪異譚を暦に売りつけようとしていたといいます。借金を無事返済したことで、八九寺は50円という安値で暦にその話を買ってもらいます。
八九寺の怪異譚は、公園の砂場がいつ見ても鬼の顔のように変化するというものでした。暦は例の砂場の砂を調べに行きますが、原因がわからず誰かのいたずらだろうと考え、一旦家に帰ります。その後、戦場ヶ原からの報告で、暦が公園の砂場を調べていることを知った羽川から電話がかかってきます。羽川は、暦が砂場の事件を解決せずに帰ったことを叱ります。
羽川によると、その砂場は人間が行ったイタズラでも怪異が原因でもなく、自然に起こったものだといいます。そして、暦が調査したのは砂だけであり、容器ごと全て調査していないと指摘します。羽川との電話後、暦は砂場を掘り返し、砂場の容器を調べます。容器の底は劣化して穴が空いていました。鬼の顔は、その穴が原因でできた偶然の産物でした。暦は子供の安全を考え、管理会社にこのことを報告し修繕してもらうことにします。
あらすじネタバレ④4話こよみウォーター
暦は、神原からの頼みで片付けを手伝いに家を訪ねます。神原はお礼として、風呂と晩食で暦をもてなします。神原家の風呂のお湯は、家の井戸水を沸かしたもので、温泉のような立派な作りのものでした。暦がお風呂に入っている時、扉越しに神原はその風呂にまつわる怪異譚を話して聞かせます。神原の父親によると、結婚する前に、将来の妻の姿が風呂の水面に浮かび上がったというのです。
その現象は時々起こるものでしたが、なぜかある日を境に浮びあがらなくなったのだといいます。神原家から帰宅した後、暦の元に彼女である戦場ヶ原から、電話がかかってきます。そして、話題は神原の風呂の話になります。戦場ヶ原は神原からその話しを以前に聞いており、真相をすぐに察していました。水に映る人の顔は、非常に曖昧なものです。神原の父親は子供の頃、水面の自分の顔を将来結ばれる女性であると思い込んだのです。
ある日を境に見なくなったのは、成長して水面に映るのは、自分の顔であることに気が付いたからでした。神原の父親と母親の臥煙遠江は、周囲の反対を押し切って駆け落ちするほどの恋愛をしています。彼女が運命の女性であると考え、子供の頃に水面に映った人物は臥煙遠江であると判断したのだろうと、戦場ヶ原は予想します。
しかし、本人が亡くなっていることから確かめようもなく、戦場ヶ原の推理が正しいのか、実際に神原家の水面には運命の人が映るのか、真相は謎に包まれたままです。暦は神原に電話し、彼女が水面に見るものは何か聞きます。神原は自身の身体が見えるといい、自身の自慢のプロポーションを絶賛します。予想だにしなかった回答を聞いて、暦は黙って電話を切るのでした。
あらすじネタバレ⑤5話こよみウインド
8月のある日、千石が阿良々木家に遊びにやってきます。妹たちや両親も不在で、家に2人きりという状況に、千石は胸をときめかせます。2人の会話は、詐欺師の貝木の話題になります。「偽物語」において、貝木は街の中学生の間で「まじない」を流行らせました。
そのことで怪異の被害にあった千石は、暦から貝木のことを聞かされていました。2人は、貝木がどうやってその「まじない」を中学生の間で流行らせたのかと疑問に思います。千石によると、その「まじない」は自然と流行りだしたといい、発生源はわからないようです。
しかし、詐欺師という特性上、有名人に頼んで流行を広めてもらうというやり方は考えにくいです。その後、ドーナツ屋にて忍とともに暦は、貝木と対面します。貝木は、何が流行るのか予測する能力など持っていないとして、流行とは一時期において一つのものしか流行らないといいます。その説の元、吸血鬼の噂が落ち着いた後に「まじない」の噂を流します。
悩みの多い多感な中学生たちの間で、たちまちその「まじない」は流行りだします。貝木は、「まじない」によって中学生たちの人間関係を悪くしたのではなく、もともと問題が多かった人間関係を築いていた彼らが「まじない」にハマったのだといいます。全ての種を明かした後、貝木は暦に情報料として金銭を要求するのでした。
アニメ暦物語の6話から10話まであらすじネタバレ
あらすじネタバレ①6話こよみツリー
9月に、火憐は兄の暦に道場の木について相談を持ちかけます。火憐によると、通っている道場の敷地にいきなり木が出現したのだといいます。それも、火憐だけではなく他の生徒や師匠も、その木の存在にずっと気がつかなかったのです。気味悪がった生徒たちは、木を切り倒して処分するべきだと主張しますが、火憐は反対しその木を救ってほしいと暦に頼んできたのでした。
暦は彼女の頼みを聞き入れ、羽川に助けを求めます。羽川は木を守りたいという火憐に賛同した後、自身の推理を口にします。その木はもともとその場所にあったが、注目していなかっただけだろうと推測します。そして、存在に気づいた時に、なかったはずの場所にいきなり木が出現したと、生徒たちが思い込んでいるだけと考えます。
怖がる生徒たちを納得させるために、その木は道場の木材と同じもので神聖な存在として祀られていた木であるという嘘を言います。師匠は嘘であることを見抜いただろうと思われますが、羽川の予想通りそれ以上の追求はしませんでした。火憐はみんなを納得させることに成功し、木を守ることができたのでした。
あらすじネタバレ②7話こよみティー
暦の妹の1人である月火は、茶道部に所属しています。部員は彼女を入れて7人ですが、もう1人幽霊がいるという噂になります。月火は部員たちに幽霊などいないと懇切に説明をしますが、納得してはもらえず、悩んでいました。暦は彼女に慰めと励ましの言葉をかけますが、煮え切らない表情を浮かべます。その後、神原の掃除を手伝いをしながら、彼女に月火の話をします。
神原は、嘘を言うことになるが月火をなだめる方法を教えます。自由奔放な月火は、茶道部が管理するお茶や菓子を無断で持って行くという、部活動の存続が危ぶまれる問題行動をとっていました。部活と月火を守るためにも、このことが公にならないよう部員たちは、8人目の幽霊がいると言い張っているのだろうと、暦は月火に言います。
話しを聴き終えた月火は喜び、そういうことにしておこうと感想を言います。彼女のその様子を、暦は神原に報告します。神原は、月火は暦の言葉を本当に信じたのか、それとも慰めの嘘と見抜いていたのか、どちらだったのだろうと疑問を口にします。
あらすじネタバレ③8話こよみマウンテン
暦は扇に連れられて山上に位置する、蛇神を祀る北白蛇神社へとやってきました。頻繁に脱皮する性質から、蛇は復活の象徴とされてきました。北白蛇神社は、もともとは別の場所にありましたが、訳あって現在の山の頂に移設させられました。扇は暦に、山頂へ続く道も舗装されていない時代に、どういった手段で北白蛇神社を山の上に移動させたのかと問います。
場所は神聖な霊山であるため、移設のために森林を切り開いて道を作るということもされなかったようです。後日、暦は家に来た千石にその話しをします。千石は、もとあった神社からは御神体のみを移動させ、山頂を切り開く時に出た木々を用いて、本殿を造ったのだろうと推理します。
あらすじネタバレ④9話こよみトーラス
12月のある日、暦は休憩がてらに戦場ヶ原が差し入れてくれた手作りのドーナツ5つを部屋に持って行きます。匂いを嗅ぎつけた忍は、影から登場してドーナツを要求します。しかし、戦場ヶ原の手作りで、さらに彼女が金銭を要求しなかったことに驚いた忍は、毒味という理由をつけてドーナツを一つ食べます。直接会って褒めてもいいと感想を言うほど、美味しさを絶賛します。
さらに忍は、残りの4つを毒味しようとしますが、暦がそれを制止します。忍は、4つのドーナツを全て隠し、制限時間5分の間で見つけたものは暦が食べても良いという勝負を持ちかけます。暦は食べて胃袋に隠すと言う不正はしないようにと、忍に念を押します。さらに、忍は暦の影から離れることができないため、暦にバレずに隠すのは大変難しいことでした。
公正を期すために忍のレギンスで目隠しをして、暦はその勝負を受けます。しかし、結果3つのドーナツしか見つけることができませんでした。信頼している忍のことを考えると、食べて隠したとは考えられないといいます。
電話でその一件を聞いた羽川は、見つけられなかったドーナツは、大きなドーナツの中に挟んで隠したのだろうと推理します。手作りということもあり、ドーナツのサイズはそれぞれバラバラで、大きいものも小さいものもありました。クリームを塗るために初めから上下を切り離されていたドーナツの中に押し込み、うまく隠したようです。暦が食べてしまうことを前提としたその場所は、忍の愛情も共に隠されていました。
あらすじネタバレ⑤10話こよみシード
センター試験後の1月のある日、暦は街で斧乃木から探し物を探す手伝いを頼まれます。勉強しなければならないからと一度は断る暦でしたが、罵倒しながらしつこくつきまとう彼女に根負けして、頼みを聞き入れることにします。暦は斧乃木に何を探しているのか問いますが、曖昧な返答しか帰ってきません。
斧乃木は、暦を人差し指の上に乗せるという物凄く目立つ体勢をとり、街を徘徊して探し物を探します。何か見つけたら報告するように指示されていた暦でしたが、日暮れまで探しても見つけることはできませんでした。暦は、その件を羽川に報告します。羽川は、斧乃木は探し物をしていたのではなく、暦自身を目立たせることが目的だったのだろうと推理します。
貝木はとある依頼を受けて、暦たちが住む街に来ていました。しかし、お互い鉢合わせたくない相手でもあります。斧乃木は、暦を目立たせて歩くことで、貝木に彼の存在に気づいてもらい、会わないように気を回していたのでした。羽川は、平穏な日常は人の優しさによって作られているものかもしれないと感想をいいます。
アニメ暦物語の11話・12話あらすじネタバレ
あらすじネタバレ①11話こよみナッシング
2月に北白蛇神社にて、暦はいざという時に力を発揮できるよう、影縫にトレーニングをつけてもらっていました。影縫は暦を怪異から守るために、斧乃木を彼の家に派遣させていました。暦は影縫に、怪異関係に携わったきっかけを聞きます。彼女は、幼い頃にやんちゃがすぎる相手に、パンチを入れたことがきっかけだったと言います。影縫に質問を続ける暦は、斧乃木が影縫のことを「お姉ちゃん」と呼ぶ理由について聞きます。
斧乃木は、先に名前をつけた上で「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」と他人のことを呼んでいました。しかし、影縫に至っては、名前をつけずに「お姉ちゃん」とだけ呼んでいます。影縫は教える条件に、暦が自分に1発入れることを掲げます。暦は、空手の有段者である妹の火憐に、戦い方のアドバイスを頼みます。事情を伏せた上で、強い人に攻撃を入れたいという暦の相談に、火憐は不可能であるとハッキリ言います。
火憐は、相手は平穏に事をおさめるために、遠回しに教えることを断っているのではないかといいます。さらに、1発攻撃を入れることに頭を支配されて、本来の目的を忘れていないかと暦に指摘しました。影縫の心配りに気付かされた暦は、彼女の気持ちを汲んでうまく負ける方法を考えます。そして、忍にドーナツをおごり、代わりとして銃を作ってもらいます。
影縫は、「1発入れたら」という条件を提示していました。暦は銃で1発入れるという安易な発想に至り、負けるために再び北白蛇神社へと向かいます。しかし、そこに彼女の姿は見当たりませんでした。今まで1話完結のエピソードでしたが、今回の物語は12話へと続きます。
あらすじネタバレ②12話こよみデッド
影縫が姿を見せなくなって1ヶ月経っても、暦は北白蛇神社へ通い続けました。3月の大学試験当日、怪異に遭遇しやすい暦を心配した戦場ヶ原は、彼と一緒に目的の大学まで行く約束をしていました。暦は約束の時間前に、いつものように神社へ足を運びますが、そこには臥煙がいました。人工的に作られた怪異である斧乃木は、暦を守るために阿良々木家に遣わされました。
臥煙によると、式神である斧乃木を無力化させるために、主人の陰陽師である影縫が襲われたのだと説明します。暦の影にいる忍は、まだ寝ていました。今、街は無法地帯であり、暦が動くことで怪異も動いてしまいます。さらには、影縫だけでなく、忍野や貝木も行方不明となっています。臥煙はこれ以上被害を増やさないために、暦を切り刻み殺してしまいます。暦が黄泉の国で目が覚めると、顔を覗き込む八九寺の姿がありました。
アニメ暦物語の主な登場人物と声優
阿良々木暦/神谷浩史
阿良々木暦は、「暦物語」を含む「物語シリーズ」の主人公の男子高校生です。面倒見がよく、怪異に悩む少女たちを手助けしており、彼女たちから好意を寄せられることも多々あります。身長は165cmとあまり高くなく、前髪は長めで頂点に一本立った毛が特徴です。アニメで暦の声を演じた声優は、神谷浩史でした。神谷浩史は、声優アワードやアニメスクランブルで数々の賞を受賞する人気声優です。
羽川翼/堀江由衣
羽川翼は、クラスの学級委員長であり、暦の数少ない友人の1人です。スタイル抜群の美少女で人当たりもよく親切で、成績も優秀かつ推理力もあり、暦からも信頼されています。「物語シリーズ」の一つである「猫物語」は、彼女にスポットが当たった作品になります。アニメで彼女の声を務めた声優は、堀江由衣でした。堀江由衣はVIMSに所属しており、魔法少女に憧れ声優になることを目指します。
戦場ヶ原ひたぎ/斎藤千和
戦場ヶ原ひたぎは、「物語シリーズ」のヒロインの1人であり、暦の恋人でもあります。自他共に認めるツンデレで、暦に対しても容赦ない罵倒をする一方で、突然デレることもあります。とある怪異が原因で、学校を休みがちでした。アニメ「物語シリーズ」で戦場ヶ原ひたぎの声を演じた声優は、斎藤千和でした。斎藤千和は、アイムエンタープライズに所属しており、偶然読んだ声優雑誌がきっかけで声優を目指すようになります。
忍野忍/坂本真綾
アニメ「物語シリーズ」で忍野忍の声を演じた声優は、坂本真綾でした。忍野忍は、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードという名の強大な力を持つ吸血鬼でしたが、紆余曲折のおり弱体化し、幼女の姿で生活しています。坂本真綾は声優の他、歌手としても活躍しています。セクシーな女性キャラクターから幼い少女などの役が多くあります。
八九寺真宵/加藤英美里
アニメ「物語シリーズ」において八九寺真宵の声を演じた声優は、加藤英美里でした。八九寺真宵は、ツインテールの髪型に、大きなリュックを背負った小学生の少女です。実は交通事故ですでに亡くなっており、あることがきっかけで黄泉の国へ行き、「暦物語」ラストでは暦と再会を果たします。加藤英美里は、81プロデュースに所属しており、美少女キャラクターや少年キャラクターの他、動物などの役も多くこなしています。
神原駿河/沢城みゆき
神原駿河は、バスケ部で運動神経抜群の元気な暦の後輩です。当初は戦場ヶ原に想いを寄せており、暦に憎悪の気持ちを抱いていたこともありましたが、怪奇の問題はひと段落した後は慕うようになります。部屋の片付けが苦手で、暦によく手伝ってもらっています。
アニメ「物語シリーズ」で神原駿河の声を演じた声優は、沢城みゆきでした。沢城みゆきは、青二プロダクションに所属しており、数多くの受賞歴を持つ人気声優です。妖艶なキャラクターや、少年キャラクターまで幅広い役をこなします。
千石撫子/花澤香菜
千石撫子は暦の妹の月火の友達で、暦のことを「お兄ちゃん」と呼び、片思いをしています。大人しく引っ込み思案な性格です。「物語シリーズ」において、千石の声を演じた声優は花澤香菜でした。花澤香菜は歌手としても活躍しており、ヒロインを演じることも多い人気声優です。
アニメ暦物語の面白い魅力
面白い魅力①懐かしい箇所が多い
「暦物語」を含む「物語シリーズ」には、懐かしいネタがところどころに登場します。「暦物語」では、第一話には、シュールレアリスム風の絵画が登場します。第二話には、進撃の巨人のパロディ、第三話では八九寺が暦に「金を踏み倒した」と指摘した時のカイジのパロディなど、ところどころに懐かしいネタが組み込まれています。中にはマニアックなものもあるので、探してみると新たな発見がありそうです。
面白い魅力②ショートストーリー
アプリ配信であったからか、「暦物語」の1話分の放送時間は11分〜15分程度です。これは、一般的なアニメのおよそ半分の時間となります。11話と12話以外は、1話完結型のショートストーリーです。
キャラクターたちが発見する小さな疑問やミステリーを解決、あるいは解釈していくところが面白いと評判です。アプリで配信していた当時、毎週の更新を楽しみにしていたファンも多くいました。「暦物語」は、スマホのアプリで、隙間時間でもサクサク視聴することができるのも、魅力となっています。現在は本アプリだけでなく、動画サイトでも鑑賞可能です。
アニメ暦物語に関する感想や評価
感想①ミステリーが面白い
暦物語はショートミステリーみたいなジャンルで、短いながらもなかなか楽しめて良いよね
— 吉田春彦 (@idatendaruma_su) January 9, 2016
ここでは、アプリで配信されたアニメ「暦物語」における視聴者の感想や評価を紹介していきます。アニメ「暦物語」は、OPとEDを含んで11分〜15分程度のショートアニメです。ミステリーのようなあらすじが人気があり、よかったという感想も散見されました。隙間時間に、謎解きを楽しむことができます。
感想②「物語シリーズ」における重要なエピソード
終物語で今やってた暦の死は、配信作品だった「暦物語」のラスト 最初は力入れて観なくていい短編集だと思わせておいて、最後に突然の重要展開だったので驚いたものだった
— プラマイゼロ (@plu_mi_0) August 12, 2017
「物語シリーズ」は、それぞれ相関性があります。「暦物語」は、アプリ配信のショートアニメーションであったこともあり、視聴しなかったという人も多くいました。しかし、「暦物語」最終回の12話で、暦は臥煙に殺され、黄泉の国へ行ってしまうという、その後の「終物語」へと続く重要なシーンがあります。この情報を聞いて、慌ててアプリをダウンロードして視聴したという人も多くいました。
感想③アプリで手軽に視聴できる
暦物語
— コスケ趣味垢🍶⚜️ (@yosina1105) January 9, 2016
約15分のショートアニメだけど西尾維新の癖になる掛け合いと伏線も立ってオチもしっかりしてるし原作の暦物語をしっかりやってた
ショートアニメやから暇な時におすすめ
アプリ「暦物語」をみんなもダウンロードしよう! pic.twitter.com/rbN5ZHg5zN
「暦物語」はアプリで配信されているため、外出先でも手軽に視聴が可能です。ショートアニメーションですが、キャラクターたちの会話も面白く、オチもしっかりしているという感想も散見されました。話題になったことから、アプリをダウンロードする人も多くいました。
感想④パロディ
暦物語パロディ多すぎて草 pic.twitter.com/cDBZJ2ZRrh
— ぺきダース㌠(Beijing) (@krsu1235) January 23, 2016
「暦物語」も、他の「物語シリーズ」と同様、ところどころにパロディや小ネタが登場します。アニメ好きなら誰でもわかるものから、マニアックなものまで幅広く登場します。アプリで配信されていた時も、こうしたパロディや小ネタが毎回楽しみだったという感想が多くありました。
感想⑤「物語シリーズ」のヒロインたちが可愛い
暦物語はこよみティーが一番好き
— 容易 (@ease_mega) February 6, 2020
月火ちゃんが可愛いから 月火ちゃん
あらすじで紹介してきた通り、「暦物語」には、暦の恋人の戦場ヶ原、妹の月火・火憐、羽川、八九寺、千石、斧乃木など、「物語シリーズ」のヒロインたちがたくさん登場します。「物語シリーズ」のヒロインの新たな一面や、セリフや振る舞い、仕草などの可愛さを賞賛する感想もあります。
感想⑥エンディング曲
暦物語のedランクイン!
— りぜ (@428ww) February 20, 2016
暦物語のed神曲すぎる!
アプリで配信されていた「暦物語」のエンディングテーマ曲であるTrySailの「whiz」を絶賛する感想も多くあります。TrySailは、人気声優の麻倉もも、雨宮天、夏川椎菜らからなるユニットです。軽やかなテンポの楽曲で、明るい気持ちになるなどといった感想が見られました。
アニメ暦物語のネタバレまとめ
ここまで、スマートフォンアプリで配信されていた「暦物語」のネタバレを含むあらすじ、視聴者の感想について紹介してきました。現在では、本アプリだけでなく、動画配信サイトなどでも視聴可能です。ショートアニメーションで気軽に視聴しやすく、エピソードも高評価が目立つ作品です。さらに、「物語シリーズ」を通しての重要なエピソードも盛り込まれています。隙間時間におさえておきたい作品です。