キャッスルのドラマキャスト一覧！経歴やその後は？最終章やシーズン8のラストも紹介

『キャッスル ／ミステリー作家のNY事件簿』(以下、『キャッスル』)はアメリカのミステリードラマであり、日本でも高い人気を誇った海外ドラマとなっています。シーズン8まで続いた長寿作品であり、シリーズ最終章であるシーズン8は日本のファンにも注目されました。ここでは『キャッスル』の基本情報を見ていきしょう。

『キャッスル』は破天荒なミステリー作家と美人刑事の絶妙なコンビネーションが人気のミステリーであり、本格ミステリーと個性的なキャストで日本でも高い人気を獲得しました。

『キャッスル』はアメリカで2009年から2016年まで放送された人気ドラマであり、全8シーズン172話制作された一話完結型犯罪ミステリードラマです。日本でもFOXジャパン、NHK、テレビ東京で放送され、海外ドラマファンに高い人気を博しました。放送開始当初から爆発的な人気を獲得した作品であり、結果的に裏番組であった人気シリーズ『CSI マイアミ』を終了に追い込みました。

『キャッスル』のスタッフを見ていきましょう。『キャッスル』の製作総指揮は『Xファイル』や『新スタートレック』などで知られるロブ・ボウマンであり、プロデューサーにキャッスル役のネイサン・フィリオンとベケット役のスタナ・カティックが参加していることでも知られています。

アメリカでの『キャッスル』人気は凄まじく、アメリカで行われる『People's Choice Awards』では『犯罪ドラマ部門』で本作が選出され、『最も好きな犯罪ドラマ俳優』で主演のキャッスル役のネイサン・フィリオンが、『最も好きな犯罪ドラマ女優』でベケット役のスタナ・カティックがそれぞれ一位を獲得しました。

日本でも人気が高く、CS放送のチャンネル『スーパードラマTV』行う人気投票では毎回上位にランクインしました。『キャッスル』は同時期に日本で放送されていた海外ドラマ『メンタリスト』などと共に、海外ドラマファンから高い支持を受けています。

ここからは『キャッスル』のキャストの経歴とその後の活躍について見ていきましょう。『キャッスル』は人気ドラマだったために、『キャッスル』終了後もそれぞれのキャストの活躍などを気にするファンが多くいます。いずれも『キャッスル』で知名度を大きく上げたため、人気俳優となって様々な作品に出演しています。

キャスト①はリチャード・エドガー・キャッスル役のネイサン・フィリオンです。自由気ままで型破りな天才小説家を好演しています。ネイサン・フィリオンはカルト的な人気を誇るSFドラマ『ファイヤーフライ 宇宙大戦争』で人気を博したことでも知られています。

『キャッスル』終了後のネイサン・フィリオンは変わらず活躍を続けています。コメディドラマ『Con Man』や最年長で新人警察官になった男を演じる主演ドラマ『ザ・ルーキー』に出演するなど、大物俳優として活躍しています。

キャスト②はケイト・ベケット役のスタナ・カティックです。キャッスルと結婚する事になる美人刑事を好演しました。ドラマ女優屈指の美人女優としても高い人気を獲得しています。『キャッスル』出演以前は『クローザー』や『HEROES/ヒーローズ』などに端役として出演していましたが、ほとんど無名の女優でした。『キャッスル』に出演したキャストの中で最もブレイクした女優となっています。

『キャッスル』終了後のスタナ・カティックは犯罪ドラマ 『アブセンシア～FBIの疑心～』に主演したことでも知られています。この作品は好評を博し、すでにシーズン2が決定しています。ホラー映画『Cadaver』やスパイ映画への主演が決まっており、『キャッスル』終了後は主役級の女優として活躍しています。

キャスト③はアレクシス・キャッスル役のモリー・C・クインです。作中屈指の人気キャラクターであるキャッスルの娘「アレクシス」を好演しました。シーズン1のころは小学生でしたが、最終章となるシーズン8では大学生に成長していました。

『キャッスル』終了後のモリー・C・クインは大ヒットした映画『ガーディアンズ・オブ・ ギャラクシー:リミックス』に端役として出演したり、映画『Last Rampage』にも出演しています。またドラマ『メンタリスト』のリズボン役で知られるロビン・タニー主演の『The Fix』に出演することが発表され、多くの海外ドラマファンを喜ばせました。

キャスト④はマーサ・ロジャーズ役のスーザン・サリヴァンです。強烈キャラクターであるキャッスルの母親を演じた大物女優であり、キャッスル以上の奔放さを見せています。1970年代から女優として活躍しており、映画とドラマ両方に出演する女優となっています。

『キャッスル』終了後にはシットコム『The Real O'Neals』への出演がすぐに決まり、アニメシリーズ『ベイマックス』で声優に挑戦するなどから活動の幅を広げています。さらに、マイケル・ダグラス主演の配信作品『コミンスキー・メソッド』にも出演しています。

キャスト⑤はハヴィエル・エスポジート役のジョン・ウエルタスです。ベケットの部下であり、メキシコ系の刑事役を好演しています。『キャッスル』出演前は『CSI:科学捜査班』や『プリズンブレイク』などにゲスト出演しています。メキシコ系の俳優なのでメキシコ系のギャングや麻薬カルテルのメンバーの役をこなすことも多くあります。

『キャッスル』終了後はネイサン・フィリオン主演のコメディドラマ『Con Man』にもゲスト出演したことが話題となりました。大人気のミステリードラマ『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』にもギャングとして複数回出演していることでも知られています。アメリカでメガヒットしているドラマ『THIS IS US』ではシーズン2からメインキャストとして参加しています。

キャスト⑥はラニ・パリッシュ役のマラ・ジョーンズです。エスポジートと微妙な関係であり、ベケットの親友の検視官として全シーズンに登場しています。『キャッスル』出演以前は『CSI:マイアミ』や『ゴースト 〜天国からのささやき』などに出演し、2001年にはある雑誌で行われた企画『最もセクシーな女性10人』に選出されたこともある美人女優としても知られています。

『キャッスル』終了後は精力的に活動しており、『Rebel』や『Speechless』などのドラマにゲスト出演しています。さらにロマンティックコメディ映画『What Men Want』への出演が決まっており、『キャッスル』出演後はレギュラー出演ではなく単発のゲスト出演が多くなっています。

キャスト⑦はケヴィン・ライアン役のシーマス・ディーヴァーです。エスポジートの相棒で、愛妻家の刑事を好演しています。『キャッスル』出演前は数々のミステリードラマに出演していた実力派俳優であり、『キャッスル』に出演したことで大幅に知名度を上げました。

『キャッスル』出演後は話題のSFドラマ『レギオン』にゲスト出演したり、ゲーム声優に挑戦するなど変わらない活躍を続けています。また『キャッスル』のプロデューサーが制作した『Take Two』に出演したことも話題になりました。

キャスト⑧はヴィクトリア・ゲイツ役のペニー・ジョンソン・ジェラルドです。ベケットたちの上司であり、最終章では警視に昇格したやり手の警察官を好演しました。 『刑事コロンボ』や『スタトレック』シリーズに出演した実力派女優であり、日本でも大ヒットを記録したドラマ『24 -TWENTY FOUR-』で知名度を大きく上げました。

『キャッスル』終了後は『スタートレック』の影響を色濃く受けたSFドラマ『宇宙探査艦オーヴィル』に出演したことが話題になりました。実際に『スタートレック』に出演したことでも知られるペニー・ジョンソン・ジェラルドなので、『宇宙探査艦オーヴィル』への出演は『スタートレック』ファンからも歓喜の声が挙がりました。

ここからは『キャッスル』の最終章のネタバレあらすじを紹介します。これまでもベケットの母親を殺した議員と対決したり、記憶喪失になったキャッスルの秘密に迫ったりと様々な困難を乗り越えたキャッスルとベケット。シーズン7ではついに結婚し、シーズン8ではベケットが昇進し警部となってしまった。人気のある『キャッスル』のネタバレあらすじを気にする人も多いので、ネタバレあらすじを詳しく見ていきましょう。

ベケットは『ロクサット』という巨大組織に狙われる立場となってしまいました。ベケットはあまりにも危険な組織と対峙するために、キャッスルと別居することを決意します。ベケットは署の部下やキャッスルに内緒で『ロクサット』を調べ始めます。

ベケットの隠し事に納得がいかないキャッスルは『ロクサット』のことを突き止めます。チームには内緒でロクサットの捜査をすることにしたベケットとキャッスルでしたが、エスポジートたちからカレブ・ブラウンの焼死体が発見されたことを聞きます。ロクサットの手がかりを持っていたカレブ・ブラウンの事件現場に行くと二人は銃撃を受けてしまいます。

窮地に陥る二人でしたが、そこへ現れたのはキャッスルの友人であり『探偵協会』の会長メイソン・ウッドでした。二人は何とか安全な場所へ移動できたものの、ベケットはキャッスルをセーフハウスに移しロクサットの本拠地に単独で乗り込みます。

ベケットを助けるためにタクシーに乗ったキャッスルでしたが、タクシードライバーはロクサットの部下でありキャッスルはロクサットに捕まってしまいます。そして拘束されるキャッスルの前に現れたのは、メイソン・ウッドでした。彼こそが全ての黒幕『ロクサット』だったのです。

様々なピンチを乗り越えてキャッスルとベケットは『ロクサット』を仕留めることに成功します。ロクサットを倒して、自宅に戻ったキャッスルとベケットはようやく安心して暮らせると安堵しました。しかしそこへ現れたのは、死んだはずのカレブ・ブラウンでした。

カレブ・ブラウンに銃撃された二人は瀕死の重傷を負い、手を繋いで意識を失います。そして時は流れて、数年後。すっかり傷も治ったキャッスルとベケットは子供三人と慌ただしい日常を過ごしていました。

ここからは『キャッスル』のシーズン8のネタバレラストを紹介していきましょう。『キャッスル』のラストシーンはファンの中でも意見の分かれるところであり、これまで多くの謎を解いてきたゴールデンコンビの二人がどういった結末を迎えたのかを気にする人が多くいます。

銃撃されて意識を失った二人のラストには複数の解釈があります。それは『数年後』の二人は現実だったのかどうかという問題です。

解釈の一つはラストで二人は死んでしまったというものです。数年後の幸せなラストは二人の願望であり、実際は二人はそのまま死んでしまっているというものです。しかし、この説はファンによって否定されることが多くなっています。これまでコメディ要素の強かった『キャッスル』とは雰囲気が合わないという理由で否定されています。

これまでの『キャッスル』の雰囲気から『子供もできて幸せに暮らす』というラストを素直に受け取ったファンの方が圧倒的に多く、こちらの解釈が正式なラストと受け取られています。いずれにしても、このラストにはファンの間でも様々な解釈があることが分かります。

ここまではネタバレあらすじを見てきましたが、ここからは日本でも多くのファンがいる『キャッスル』に関するネット上の感想や評価を紹介していきましょう。最終章にあたるシーズン8についての感想やシリーズ全体の感想なども多く挙がっています。

最終章であるシリーズ8で幕を閉じた『キャッスル』のラストには多くの感想か挙がっています。中でも多いのは二人が幸せな家庭を築いて物語が終了したことへの感想です。最終回がハッピーエンドになったことを喜ぶ感想が多く挙がりました。

『キャッスル』でとにかく注目されたのはベケット役をスタナ・カティックの美しさに冠する感想です。シリーズ開始当初から話題となり、最終章までその美しさには注目が集まり続けました。

『キャッスル』は人気シリーズだったため、シリーズ終了を残念がる声も多く挙がりました。ネット上には『最終回が悲しい』という声が挙がるなど、『キャッスル』がファンに愛されていた作品であることがわかります。

今回は人気ミステリードラマ『キャッスル』について、最終章シーズン8のネタバレあらすじやキャスト情報を紹介してきました。惜しまれつつもシーズン8で終了した『キャッスル』ですが、ブレイクしたキャストたちは新たな作品で活躍を続けています。最終章シーズン8は衝撃の展開の連続なので、ネタバレあらすじを参考にぜひ一度『キャッスル』をご覧になってみてください。