2019年07月21日公開
2019年07月21日更新
母になるの全話視聴率や最終回・キャストまとめ!沢尻エリカの演技に違和感?
母になるは、主演の沢尻エリカ演じる本当の母親(結衣)と、育ての母親を演じる麻子(小池栄子)の二人の母親が、誘拐された子供(広)を巡りそれぞれの苦悩を描いていくドラマです。最終回まで毎回見逃せない衝撃的な展開が人気を呼び、高視聴率をおさめました。今回は、母になるの最終回までの全話のあらすじや視聴率・キャストについて、主演の沢尻エリカの演技にも注目しながらまとめてネタバレ紹介していきます。
目次
母になるとは?
母になるは、誘拐された子供(広)を巡り、本物の母親(沢尻エリカ)と育ての母親(小池栄子)の二人の母親の対決や、それぞれの苦悩を描くドラマです。子供が誘拐された事件を機に離れてしまった夫婦の在り方や、今回ドラマ初登場となる道枝駿佑の演技にも話題が集まりました。
今回は、ドラマ母になるの最終回までの全話のあらすじや視聴率、キャスト情報についてまとめてネタバレ紹介していきます。
母になるの作品情報
母になるは、2017年4月12日から6月14日まで、日本テレビの「水曜ドラマ」枠で放送されていました。母になるは、ある日突然最愛の息子が居なくなってしまった母親という複雑な役柄を、子育て経験のない主演の沢尻エリカが一体どう演じるのか、という所にも大きな注目が集まりました。
母になるのオープニング曲
母になるは、ドラマはもちろんのこと、安室奈美恵が歌う主題歌も大人気となりました。今回ドラマに合わせて書き下ろされた「Just You and I(ジャスト・ユー・アンド・アイ)」は、安室奈美恵の47作目のシングルで、デビュー25周年を記念したシングル第1弾の記念すべき作品となっています。
「Just You and I」は、美しいピアノに安室奈美恵の芯のあるヴォーカルが奥深く広がる、母になるのドラマの内容にぴったりの多幸感溢れるミディアム・ナンバーに仕上がっています。街でこの曲を聞くたびに、母になるのドラマを思い出して思わず涙してしまうという人も多かったようです。
こちらの楽曲は、シングル発売も配信リリースもまだ実施されていない時点から、USENリクエストチャートの首位を獲得した他、オリコン週間シングルランキングの23年連続シングルTOP10入り、主要音楽配信サイト10サイトで首位を獲得するなど、数々のランキングで結果を残しました。「Just You and I」は、ドラマファンのみならず、安室奈美恵自身にとっても想い入れの深い楽曲となったようです。
母になるの全話視聴率とあらすじネタバレ
近年、「東京タラレバ娘」や「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」などコメディ要素を含んだものが多かった「水曜ドラマ」枠。そんな中、シリアスな内容になっている母になるは、視聴者にどのように受け入れられたのでしょうか?ここからは、母になるの全話視聴率とあらすじをネタバレ紹介していきます。
母になる1話の視聴率とあらすじ
まずは、母になる1話の視聴率とあらすじをネタバレ紹介していきます。1話の視聴率は、10.6%でした。2001年春に両親を亡くし北海道から単身上京した結衣(沢尻エリカ)は、大学講師の柏崎陽一(藤木直人)と出会い交際に至り、息子の広(コウ)を身ごもった事をきっかけに結婚しました。
陽一の母、里恵(風吹ジュン)にも温かく迎えられ、幸せに過ごしていた結衣は、西原太治教授(浅野和之)と妻の莉莎子(板谷由夏)と知り合い、同じ時期に母親となる事になった莉莎子と、お互いに励まし合いながら、よい母親になろうと決心します。
2008年の春、世間では連続幼児連れ去り事件が多発していました。そんな中、3歳になった結衣の最愛の息子の広が、幼稚園のお迎え帰りに突然姿を消してしまいます。結衣が必死に広を探していたその頃、OLの門倉麻子(小池栄子)は隣の部屋から聞こえてくる不審な物音に気が付いて部屋の中を覗いてみる事に…。
母になる2話の視聴率とあらすじ
母になる2話目の視聴率は10.7%でした。9年の月日が流れ、児童相談所から広が見つかったという連絡を受けた結衣は、さっそく広(道枝駿佑)に電話。「電話、うれしかったです。おかあさん。じゃあ」という広の言葉に涙していました。広を担当する児童相談所の木野愁平(中島祐翔)は、父親である陽一も訪ねますが、緒野琴音(高橋メアリージュン)に門前払いを食らいます。
莉莎子と焼き肉屋で会った結衣は、この時点では広が見つかった事をまだ莉莎子に話せずにいましたが、胸がいっぱいで食べれないと話す結衣を誤解た莉莎子の勘違いで、陽一に結衣が再婚すると伝わってしまいます。結衣の元へやってきて、再会を果たした広。木野は、DNA鑑定の結果を見せて、陽一に広が見つかった事と、その経緯を伝えました。
児童相談所に送る最中、結衣に「ツナサン」のゲームをおねだりした広。結衣は誕生日にプレゼントする約束をしましたが、「ツナサン」がわからない結衣は、「ツナツナ3」ではなく、ツナサンドだと勘違いしてしまい…。
木野によると、広は2年前に児童相談所に預けられ、その前についてを書いた、ある手紙がある事を明かします。翌日、児童相談所に広を送り届けた結衣は、陽一と落ち合い、木野から例の手紙を見せてもらいます。手紙を読むと、施設に来る前、広は門倉麻子(小池栄子)という女性と親子として暮らしていた事がわかりました。そして、更にそこには、経緯のみならず麻子から本当の母親が出て来た時の広への注意点も書かれていました。
手紙の内容にショックを受けた結衣は、一人で海岸にいました。追いかけて来た陽一に、結衣は今後広と一緒に暮らそうと思う事、更に、「いっしょに、陽一さん、あの子と一緒に」と、陽一と一緒に広と向かい合いたいと思っている気持ちをぶつけました。しかし、そこに迎えに来た琴音と陽一との関係を誤解し、一人で帰ろうと歩き出す結衣。
琴音の車を降りて慌てて結衣を追いかけた陽一は、二人の思い出のポップコーンを差し出し、「いっしょに…。ぼくもいっしょに…。」と抱き寄せるのでした。「生きてた。あいつ。あんなにでっかくなって、生きてた」と、二人が涙して喜んでいた頃、広は麻子に電話をかけていました。
母になる3話の視聴率とあらすじ
母になる3話の視聴率は9.3%でした。柏崎オートで広と一緒に暮らし始めた結衣と陽一は、広の為に誕生日ケーキとスマホを購入しました。麻子を訴えるか確認しに来た木野でしたが、これ以上騒ぎを大きくしない為に、と結衣がそれを拒みます。里恵は陽一のマンションで暮らすことになりました。離婚した事を広に隠した結衣に、広は「よかった。別れてなくてよかったです」と伝えました。
広は、児童相談所ではずっとスマホで麻子と電話していました。広が結衣と一緒に暮らすことになったと伝えると、麻子は「今度会いに行くから」と伝え、電話を切りました。麻子に正式に広が「柏崎広」に戻った事を伝えに来た木野は、麻子をもう広に合わないようにと説得します。柏崎オートで暮らし始めてからも、広は「ナウ先輩に送っている」と言いながら内緒で麻子に電話や写メを送っていました。
広の嘘に気が付き、チグハグな関係に限界を感じた結衣は、離婚の事で嘘をついた事を正直に広に謝りました。その後、広は陽一のところに来て麻子との連絡の件を謝罪。二人は少し打ち解けました。次の日、陽一と広が公園で遊んでいる間に、麻子が結衣と莉莎子が居る柏崎オートを訪ねてきました。家に上がり込み、たんたんと誘拐の経緯を話す麻子に、結衣は広の命を助けてくれたことのお礼を伝えました。
そこにちょうど帰宅した広と陽一。麻子は、「広との日々はもう忘れた。もう二度と会わないからさようなら」と伝えます。何も言わずに教科書を持って自分の部屋に行った広は、何度もノートに「いかないで」と書いた後、耐え切れず麻子を追いかけます。そんな広に、結衣は新しい母親ではなく、本当の母親である事を伝えた麻子は、自分はもう広の事を忘れたいから、広は結衣の元へ帰るようにと促しました。
「コンビニに行ってた」と嘘をついて帰って来た広を、結衣と陽一は笑顔で迎えるのでした。
母になる4話の視聴率とあらすじ
出典: https://thetv.jp
母になる4話の視聴率は7.9%でした。麻子に捨てられたと思った広は、急に結衣にだけよそよそしくなりました。学校で保護者会やPTAに出ないことを責められた結衣は、広の部屋でプリントを見つけようと鞄を探してみたところ、中から麻子との写真や、食べて貰えていない弁当が出てきました。
そこに帰宅した広は、「戻りたい。おれ、施設に戻りたい」と結衣に訴えます。結衣の事は思い出せないし、母親とも思えない、思い出すのは、麻子のことだけだと話す広は、もう辛いと泣き出しました。
出典: https://thetv.jp
今は絶対に広の手を離してはいけないという陽一に対し、一緒に暮らせば時間を取り戻せると思っていた自分は「母親失格だ。私はそれ以下だった」と反省する結衣は、「大丈夫、いつか、あの子にとって、唯一無二のお母さんになる」と誓い、里恵と約束した遊園地に行った後、広を児童相談に戻す事にしました。
広への最後のお弁当には、初めて完食されて「ゴチ!」と広からのメッセージが書かれていました。いつまでも帰りを待っていると伝えて送り出す結衣。しかし、木野が送っていく最中で、広は消えてしまいます。
母になる5話の視聴率とあらすじ
母になる5話の視聴率は8.3%でした。居なくなった広は、ネットカフェで田中今偉先輩(望月歩)と落ち合っていた事が発覚。木野から連絡を受けた陽一は、今回の失踪は麻子とは関係なかった事に安堵していました。木野の電話で広を心配した麻子は、たまたま飲み屋で意気投合した琴音に連れられて里恵のマンションに来ることに…。
ナウ先輩と共にナウ先輩の母親を探していた広。木野も二人を手伝う事になりました。広の気を引こうと、莉莎子に広が大好きな「ツーオク」のメイクをしてもらい画像を送った結衣でしたが、広はそれにドン引き。7歳で児童相談所に預けられて以来、どんどん面会が減ってしまったナウの母親。しかし、広にどんな母親でも掛け替えのない存在である事を伝えたかったナウは、広と木野と共に見つけた母親に会いに行きます。
ケーキと花束を買って母親に会いにいったナウでしたが、ナウの母親は新しい男と子供を連れていて、「確かに生んだのは私だけど、世の中には子供を手放さないと生きていけない私みたいな最低な人間も居る。勝手に母親像を押し付けないで。」と、ナウを振り払いました。泣き崩れるナウは、広に、これから先、結婚すれば自分にも家族は作れるけど、生みの親だけは別で、代わりはきかない、かけがえのない存在なんだと伝えました。
ゲーセンで遊びながら、結衣の事を思い出している広。結衣に「ごめん」と返信して、三人の画像を送り、結衣と陽一の待つ家に帰る事を決めました。家の前で広の帰りを待つ結衣と陽一。広は、ナウ先輩から貰った花束を結衣に渡しました。ナウに感謝して、結衣は笑顔で花束を受けとりました。
三人で結衣の作ったカレーを食べ、陽一がなぜ大学を辞めたのかを談笑しました。里恵から預かった婚姻届けを渡された陽一は、喜んで転げまわりました。
学校帰りにジャーナリストの沢登一基という男性に声を掛けられた広は、麻子について聞かれます。琴音は、麻子を紹介してくれた女性から麻子と刑務所で出会ったという事実を聞かされていました。柏崎オートに経理としてやってきた麻子につかみかかる結衣に、琴音が、麻子は人殺しだから離れるようにと伝えるのでした。
母になる6話の視聴率とあらすじ
母になる6話の視聴率は9.5%です。木野は、結衣と陽一に全てを話しました。麻子は、初めの男からDVを受けてストーカーされ、広を連れて各地を転々としていましたが、2年前に広を守る為に男性を刺し、全治1か月のけがを負わせて逮捕され、刑務所に服役していました。麻子は、勤めていた会社の同僚と付き合っていましたが、2回中絶させられた後に上司の娘と結婚するためにと捨てられた過去がありました。
捨てられた時も妊娠していた麻子は、病床の母親を喜ばせるためにシングルとしての出産を決意しますが、階段から落ちて流産。次の会社のマタハラに悩んでいた麻子は、隣の部屋からの広の鳴き声を聞き、虐待だと思い込み、自分の部屋に連れ帰ったのでした。
一日だけのつもりだったが、発熱の看病をしてもらった事で情が移ってしまい、「わたしがこの子の母になる」と決意したの事でした。琴音は、二度と会わないという誓約書を書かせようとしていましたが、結衣は、麻子と向き合う事を決意し、麻子を柏崎オートに雇うことにしました。
母になる7話の視聴率とあらすじ
母になる7話の視聴率は7.9%です。広と陽一が釣りに行っている間に麻子を家に呼んだ結衣は、麻子がこれ以上広と一緒に暮らしたいと言わないよう、和解の話し合いの場をもうけました。頭を下げた麻子に対し、麻子の不遇の話に同情し、「もう、麻子さんは責めません」と麻子を許そうとした結衣に、「確認してもいいですか?柏崎オートで雇っていただけるんですか?」と詰め寄る麻子。
「広は私が育てたんだ!」と言い切る麻子は、甘やかしすぎる結衣が気に食わないから、柏崎オートで働きながら広を厳しくしつけたいと言い出します。更には、広の母親として自分の方がふさわしいと断言しました。子育ての楽しさを語る麻子に、「生んだのはわたし」と言い切る結衣。麻子を雇うのは中止になりました。
その日はたまたま結衣の誕生日でした。釣りから帰って来た広と陽一と木野の三人は、広が小さいころにやっていた「チュータの大冒険」という踊りをプレゼントしました。
翌日、柏崎オートに上牧愛美という名前のお客様が来ました。その女性は、木野の同級生で、悪い友達と2階から飛び降りるゲームをして亡くなってしまったカンちゃんのお母さんでした。愛美はその頃はネグレクト気味だったが、今は再婚して連れ子3人の子供の母親をやっていると聞き安心する木野。しかし、愛美のトランクには汚れた子供服などが詰め込まれ悪臭を放っていました。
トボトボと街を歩いていた麻子は、前に広の元を訪れていた沢登一基に見つかり、声を掛けられてしまいます…。
母になる8話の視聴率とあらすじ
8話の視聴率は9.2%でした。学校に呼び出されたけれど広の礼儀正しさを褒められて安心した結衣。2年前の事が事件の記事になるかもしれないと知らせて来た麻子は、もし記事になっても、広には嘘をついてほしいとお願いします。木野と結衣は、広にどのように真実を伝えるかを悩み始めました。
広と麻子がよく訪れていたというお好み焼き屋を訪ねた結衣と陽一は、よしさんから知らなかった広の昔の話を聞き、未来へのヒントをつかむことに…。
愛美の正体が悪質なジャーナリストで、柏崎オートにも取材目的で近づいていると気が付いた麻子は、愛美の後をつけ、愛美の部屋で育児放棄されている息子のリュウを発見しました。木野は、育児放棄を悪びれもしない愛美を問いただし、過去のカンちゃんを助けてあげられなかった事を悔やみました。リュウは児童相談所に保護される事になりました。
広は、莉莎子の娘の繭に告白されますが、別に好きな子が…。意を決して広に2年前の真実を告げた結衣と陽一でしたが、広は全く動じずケロっとしていました。広の成長を感じた結衣は、広に真実を告げた事、会うのはもう最後にしたいという想いを麻子に伝えます。その時、学校から着信があり、広が学校に来ていないと聞いた結衣は動揺。結衣と麻子が交互に電話するも、広は全く電話に出ませんでした。
結衣が探すから、麻子は何もしないでと話していた所に、広の携帯から麻子の携帯に折り返しの電話が。しかし、相手の声は広ではなく女の子でした。突然の出来事に、結衣と麻子は唖然として…。
母になる9話の視聴率とあらすじ
母になる9話の視聴率は8.4%でした。学校をさぼった広が女子高生の桃と一緒にいた事を知った結衣は大ショック。何かあった時に結衣には頼れる人が居ることを知ってもらいたいと思った里恵は、柏崎オートで家族会議を開催します。子供の事を母親一人で背負う必要な無い、という里恵の言葉に笑顔が溢れた結衣でした。広は、花火大会に桃を誘いました。浮かれる広は、陽一に了解をもらったものの、門限は8時だと約束する事に。
初めての女の子の出現にやきもきする結衣は、デート前に陽一のマウスウォッシュを使っている広にも不満顔。デートは初めてでないと知った結衣は、たまらず木野に広に彼女がいたかどうかを尋ねます。木野の曖昧な答えに納得が行かない結衣は、たまらず麻子にも電話をしてしまいました。東京を離れる事になっていた麻子も、結衣の話を聞いてやきもきする事に…。
広を巡って争う二人でしたが、広を想う母親としての気持ちは共有出来ました。結衣は、東京で働き口を見つけた麻子とお互いに連絡先を消す約束をして別れました。結衣とは正反対で、広の恋を微笑ましく見守っていた陽一でしたが、門限を守らなかった広に対して、父親として初めて激怒。容赦ない陽一に、広は桃との出会いをぽつりぽつりと語りだしました。
一緒にお風呂に入り、わだかまりが溶けた陽一に、広はけじめをつける為に麻子を見送りたいと話しました。麻子が東京を離れる当日、結衣を説得した陽一と広は、バス停で麻子を待っていました。「やっぱりママはママだよ。元気でね。頑張ってねママ!」と伝えた広の言葉に涙ぐむ麻子。広へ結衣への感謝の伝言を頼んだ麻子は、最後だからと、広を呼び止め握手しました。
帰り道、陽一に素直に「母親は2人居たら駄目なのかな?」と尋ねる広。その頃結衣は、思い立って麻子を追いかける為にタクシーでバス停に向かっていましたが間に合わず…。
母になるの最終回あらすじネタバレ
母になるのドラマは、いよいよクライマックスの最終回の展開に突入していきます。広を巡る最終回の結末はどうなるのでしょうか?ここからは、母なるの最終回のあらすじをネタバレ紹介していきます。
麻子を追いかけるも、バスの出発に間に合わなかった結衣。陽一は、帰り際の広の言葉が引っかかっていました。広の成長を喜ぶ結衣に、陽一は、麻子が結衣への謝罪や感謝の気持ちを話していた事を伝えました。それを聞いた結衣は、ここから気持ちを切り替えて、心機一転頑張る事にすると決意しました。
あらすじネタバレ①麻子からの手紙
木野の元に、麻子からの手紙が届きました。東京での麻子は、カウンセリングを受けながら住み込みの旅館の仕事をしていました。カウンセリングを受けた事により、母親の自分への歪んだ愛情に気が付いたという麻子の手紙には、広を育てた事も、母に褒められたいだけの自分のエゴだったという過ちに気が付いた、「母になるってどういうことですか?」と書いてありました。
あらすじネタバレ②マラソン大会の当日
麻子への気持ちを消しきれない結衣は、麻子にマラソン大会のお知らせを送ってしまいます。麻子は、刑務所にいたことを同僚に知られ、働いていた旅館をクビになってしまいました。桃に彼氏がいる事を知った広は、ふてくされて「マラソン大会には来るな」と結衣を拒絶。再び家族会議になりました。結果、マラソン大会には保護者は普段見に来ない事がわかったので応援は中止する事に…。
3歳までかけた結衣の愛情は伝わっているから、もっと広の母親として自身を持っていいと木野に励まされた結衣は、マラソンの応援に向かいました。友人を助けた完走を喜ぶ結衣に照れる広。お知らせを見た麻子も、ゴールに来ていました。
あらすじネタバレ③ありがとう
麻子は、結衣にお知らせを送ってくれた理由を問いました。麻子を許しきれた訳ではないけれど、憎みながら生きたくないと答えた結衣。結衣は、広の幸せの為に繋がる事だから、麻子を許せる日が来たら広を連れて麻子に会いに行くと約束し、何でもない日常がどんなに幸せかという事を、麻子のお陰で気が付くことが出来た事のお礼を言いました。結衣の「あの子を育ててくれてありがとう。」の言葉に、麻子は何も言えず涙しました。
婚姻届けを出し、晴れて事実上の家族となった結衣と陽一は、母親に卒業はないけれど、家族に卒業はあると、毎日の日常の幸せをかみしめました。
母になる最終回の視聴率
沢尻エリカと小池栄子の母親の演技が光り、最終回まで目が離せない展開が続いた母なるの最終回の視聴率は9.7%でした。最終回目前に8.4%まで急落する事もありましたが、最終回で挽回し、結果的には全話平均9.2%となりました。
母になるの主な登場人物とキャスト
こちらは、母なるのキャスト相関図です。ここからは、ドラマの主要キャストや登場人物についてまとめて紹介していきます。
柏崎結衣役/沢尻エリカ
沢尻エリカ演じる柏崎結衣は、ある日突然3歳の息子を誘拐され、夫とも別れてしまった母親です。9年後に13歳の息子と再会しますが、育ての親が現れて困惑する事に…。実生活で子育て経験のない沢尻エリカがどのように複雑な母親役を演じるのかに注目が集まりました。
柏崎陽一役/藤木直人
藤木直人演じる柏崎陽一は、人工知能の研究をしている准教授でしたが、広の誘拐事件がきっかけで妻とも別れ、引きこもりになってしまっていました。
柏崎広役/道枝駿佑
道枝駿佑演じる柏崎広は、結衣と陽一の子供ですが、3歳の時に誘拐され、偶然出会った麻子に育てられました。9年ぶりにあう実の母親の結衣と、慕っていた麻子の複雑な関係に戸惑っています。関西ジャニーズJr.で大人気の道枝駿佑が、今回沢尻エリカの息子役に大抜擢。1話では棒読みの演技で視聴者をざわつかせました。
柏崎里恵役/風吹ジュン
風吹ジュンが演じる柏崎里恵は、陽一の母親です。広には「ばぁば」と呼ばれています。広の誘拐と陽一の離婚で意気消沈していたので、広との再会と陽一と結衣の再婚を誰よりも喜んでいる人物です。
母になるの沢尻エリカの母親役や子役に関する感想や評価
母になるが楽しすぎてつらい。毎回泣いてる。門倉朝子まじやばいし、沢尻エリカの演技がサイコゥ! pic.twitter.com/T3nP6ErjIx
— よん子 (@yonyonko) May 10, 2017
子育て経験がないにもかかわらず13歳の母親を演じた沢尻エリカの熱演に高い評価を示す声が溢れています。
沢尻エリカ豹変:ドラマ『母になる』で、母親役の主演を務めている沢尻エリカについて、芸能関係者が「もう、かつてのように、夜遊びをして肌がかさかさになっている沢尻の姿はどこにもない。らしい。 pic.twitter.com/9arGgtzYuk
— 智太郎:tomotarou (@tomotarou33) May 4, 2017
以前のエリカ様だった頃の面影を感じさせず、真摯に母親役に臨む沢尻エリカに、好感を持ったという芸能関係者の声もありました。
アイランドTV見てたら、
— ⚜愛翔夢(あとむ)⚜ (@ars_kishi) July 2, 2019
母になるの影響か(ありえないけど)
みっちーが沢尻エリカさんに似てきた気がしてビックリしてる pic.twitter.com/Oh5mgHUK2c
成長した2019年現在でも、母になるの印象が強い道枝駿佑が、だんだんと母親役だった沢尻エリカに似てきているという声もありました。
母になるの全体に関する感想や評価
自分が産んだ子ではないけれど育ての親である小池栄子が演じる門倉麻子
— ちびくろ (@tibikuro1220) April 28, 2017
産みの親である沢尻エリカが演じる柏崎結衣
2人の演技力の素晴らしさがぶつかり合う稀に見る名ドラマ
門倉麻子が息子の広との別れを決意するシーンはただただ悲しい
#母になる
母になるのドラマでは、結衣と麻子の二人のそれぞれの母親の演技力の高さを称賛する声が多かったです。また、結衣と麻子、莉莎子の三人の母親が本音でぶつかったシーンが印象に残ったという人が多かったです。ネタバレがわかっていても、ドラマを何度も見直しているという人もいました。
門倉 麻子「広がいて1番嬉しかったのはもう『子供生まないの?』て言われなくなった事」←広じゃなくても良いじゃん?
— エンピロック (@enpirock) May 24, 2017
柏崎 結衣「広がどこかで無事に生きてる事だけを願ってた」←さすが母だね!
#母になる
視聴者は、ドラマ内のセリフから、育ての母親麻子のエゴと、本当の生みの親だからこその結衣の広への愛情の形の違いを見破っていました。
それでも柏崎結衣が門倉麻子を受け容れようとする姿勢は女性特有っていうか、男には理解出来ないかも...
— しーらる (@QJSheelal) May 19, 2017
まぁ女性の共感能力の高さには敵わないって思う。良くも悪くも。
この仕事やってると日々感じることではあるけど(笑)
こんなめにあっても、広の為であれ、麻子を許そうとする結衣の考え方は、女性特有であるという意見もありました。
母になるの全話視聴率や最終回まとめ
今回は、沢尻エリカ主演の大人気ドラマ、母になるの全話視聴率やあらすじキャストをネタバレ紹介してきました。小池栄子と沢尻エリカの二人の母親の対決が見どころの母になるは、一度見てあらすじのネタバレがわかっていても再度見直すという人も多かったです。
誘拐された子供と9年ぶりに再会するという難しい母親役を見事に演じきった沢尻エリカ。今回の母親役の高評価から、更に女優としての枠が広がっていくのではないでしょうか。これからも、綺麗でいつまでも若さを保つ沢尻エリカから目が離せません。