母になるのあらすじ結末ネタバレ!最終回には本当の家族に?キャストも紹介

沢尻エリカ主演の「母になる」の初回から最終回までのあらすじネタバレをまとめました。それぞれの登場人物の気持ちや、見たい人の気持ちを織り交ぜて、「母になる」がどういう話だったのかを、キャストのこれまでの作品なども照らし合わせて、作品のネタバレをします。沢尻エリカさんの演じる母親と、小池栄子さんの演じる母親どちらも正しい、だからこそ、すれ違う心が、悲しい物語「母になる」です。

母になるのあらすじ結末ネタバレ!最終回には本当の家族に?キャストも紹介のイメージ

目次

  1. 母になるとは?
  2. 母になるの全話あらすじをネタバレ
  3. 母になるの最終回結末をあらすじネタバレ
  4. 母になるのキャスト・相関図
  5. 母になるに関する2つのこと
  6. 母になるの主題歌
  7. 母になるを観た人の感想や評価は?
  8. 母になるのネタバレまとめ

母になるとは?

母になるの作品情報

『母になる』(ははになる)は、2017年4月12日~6月14日に日本テレビ系で放送されました。水曜夜10時の放送枠のドラマです。ある日突然に息子を誘拐された母親に容赦なく襲い掛かる、世間の冷たい風、子供が産めないことで世間から冷たい風を受けていた女性の目の前に、育児放棄されたと思われる子供を目にした時に、女性がとった行動など。社会問題を考えながら見ることが出来る作品です。

主演に沢尻エリカ、子供を連れ去るもう1人の母親に小池栄子という演技派の二人に、フレッシュな子役たちが、ドラマを彩りました。

母になるのストーリー

幸せな家庭に、ある日突然起こった、息子の誘拐、誘拐された息子はある部屋に放置され虐待されている子供と思われ、ある女性に保護され、成長しました。母として息子と暮らす女性は事情があり、息子は養護施設に入り、沢尻エリカ演じる結衣は、9年離れていた息子と再び親子として思いは繋がるのかという、難しい課題を描く物語です。

母になるの視聴率

初回は10.6、2回目は10.7と二桁になりましたが、次の週から9%台となり、途中7%台まで落ち込んだこともありましたが、平均9%台での視聴率でした。

母になるの見どころ

「母になる」の見どころは、沢尻エリカ演じる結衣と、麻子には育児放棄されたかわいそうな子と映った、広を非合法ではあっても、しっかりと躾けながら育てた麻子を演じる小池栄子の演技合戦が見どころになっています。置かれた境遇が、二人の考え方を作り、目の前にいる広が、二人の考えを形作っていきます。

この先品では、子供役の広が、子供でありながら、しっかりと意志をもち、自分の意志をもって道を決めることが出来るように、大人たちが動いてくれているところが特徴的です。子供の人権がないがしろにされる報道も多い近年、考えさせられるテーマを扱った作品です。

Thumb母になるのキャスト相関図とあらすじネタバレ!沢尻エリカと藤木直人の夫婦役が話題 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

母になるの全話あらすじをネタバレ

母になる1話のあらすじネタバレ

第一話のあらすじ・ネタバレです。大学の講師をしている陽一(藤木直人)と結衣(沢尻エリカ)は、通勤のバスが一緒。ある日陽一が結衣の働く本屋にやってきたのがきっかけで、二人は結婚、可愛い息子広も授かりました。広は、順調に育ち、3歳になった頃、幼稚園の前で、ほんの少し目を離したすきに、広はいなくなりました。広を連れ去ったのは、陽一の大学の学生でした。

卒業論文はじめ、研究論文の提出が重なる時期、論文に根を詰め過ぎて気持ちが病んでいた教え子への指導を後回しにしてしまった陽一。広はその教え子に誘拐されていたのです。犯人が彼だとわかり、追い詰められた学生は、屋上から飛び降り死亡しました。彼が広をどうしたのか、わからないままに時は過ぎて、広の服だけが川から見つかりました。

母になる2話のあらすじネタバレ

第2話のネタバレです。1話の終わりで、児童福祉士の木野(中島祐翔)から広(道枝駿祐)が見つかったと連絡が入り、児童養護施設に逢いに行った結衣。意外なほど素直に結衣を受け入れ、素直に話す広は欲しいものを聞かれ「ツナ3」と答えると、結衣は「ツナサンド」と勘違いしますが、訂正しない広。陽一とは離婚していて一人暮らしの結衣の元にやって来た広は、用意されたツナサンドもうれしそうに食べます。

結衣の前でとてもいい子を演じる広には実は秘密がありました。広は彼を見つけて、ここまで育ててくれた母親麻子(小池栄子)がいました。麻子と別れる時、広は麻子から「本当の母親が現れたら、何でも言うことを聞いてあげなさい、笑顔で対応してあげなさい、いつか迎えに行きます」と手紙を残していたのです。広にとって母親は育ててくれた麻子でした。

一時的に結衣の所に来ていた広を養護施設に返す時、陽一もやって来て、9年ぶりの親子の対面を果たします。陽一は木野から、麻子の手紙の存在を聞いていました。その手紙を広に見せてほしいという陽一。それを読んだ結衣は、陽一にもう一度「母になる」ために広と母親としてやり直したいと言います。広が誘拐されお互いに立ち直るために別れた二人は、もう一度夫婦としてやり直すことを決めました。

母になる3話のあらすじネタバレ

第3話のあらすじ・ネタバレです。広は一時的に柏崎オートに戻ってきました。大学講師だった陽一は、あの事件以降大学をやめ、親の後を継いで柏崎オートで働いています。離婚していた結衣も戻って来て、陽一の母親里恵(風吹ジュン)もうれしそうです。久しぶりに会えた広を目の前に「パグしていい?」と犬の種類を言ってしまい笑いを誘います。多少の無理も含めながら、新しい生活を始める柏木家の人たち。

木野に「広をずっと手元に置いていた麻子を訴えるか」結衣は聞かれ「その気はない」と言います。広の歓迎会の中で陽一は、スマホゲーム「ツナ3」が出来るスマホを広にプレゼント、大学をやめ引きこもりの時期にゲームで心を癒していた陽一はその腕前で、広の心をつかみます。柏崎オートで、広が暮らし始め、しばらくして現れた麻子。広は麻子に「ママ」と言って追いかけますが、麻子は「もう会わない」と広に言いに来たのでした。

広が麻子から別れを告げられていた頃、結衣は、広が麻子に対する思いを募らせていたことを知ります。スマホで麻子と連絡を取り合っていたことは、素直に教えてくれたのに、心の奥で求めていた広にとっての母親は麻子だったと、知る結衣。その夜壊れていた洗濯機を直していた陽一に「ロボットではなく、人間だから本音を隠す」と慰められ笑顔を取り戻します。

母になる4話のあらすじネタバレ

第4話のあらすじネタバレです。いつか麻子が迎えに来るという希望が断たれた広、その反動もあって結衣によそよそしくなりました。目も合わせず、結衣の作ったお弁当すら食べない毎日を送る広。結衣はそんな広を心配して、学校の担任に相談すると、保護者が出席する会の通知を結衣に見せていない事がわかり、広のカバンを探る、そこに帰ってくる広。気まずい雰囲気のまま、保護者会の通知のことだけ告げて部屋を出る結衣。

たまったうっぷんを物にぶつけ、麻子の写真を割る広。その頃結衣は、陽一の母親里恵やママ友りさ子やその夫から、陽一との再婚をきちんとしてみてはどうかと提案されていました。広は結衣に「施設に戻りたい」と言いだしました。結衣は必死で止めようとしますが、広は受け付けません。そんな時に莉紗子から「今度ツーオクのヘアメイクを担当する」とメールが来ました。

好きなバンドの話には盛り上がる広でしたが、「施設に帰りたい」と言う決心は変わらないままででした。陽一に相談すると、陽一は広を諦め、次の子供を作ろうと結衣に言った時の事を後悔しているといいます。結衣はいつか広にとって唯一無二の存在になることを目標に、一旦広を帰すことを決めます。最後の日、学校から戻った広はお弁当を食べたことをメモで伝え、木野と施設に戻ります。

しかし、木野が自販機でジュースを買っているうちに消えた広。広は施設のなう先輩と待ち合わせていました。そして、麻子は広と別れていた2年間は、刑務所にいた事がわかります。刑務所で知り合った女性が出所したら、仕事を世話すると言ってくれていたのですが、先に出所したその女性の事情がかわり、麻子は行く当てを失くしてしまいます。

母になる5話のあらすじネタバレ

5話のあらすじネタバレです。行方をくらました広は、千葉県木更津にいました。広が心を許しているなう先輩の母親が、木更津のストリートビューに写り込んでいるというのです。その場所に来て、花を買い一緒に食べようとケーキまで用意していたなう先輩。けれど、広となう先輩の前に姿を現した母親は、男と一緒で、なう先輩の訪問を迷惑だと言わんばかりに、ケーキと花を投げ捨てました。

なう先輩の母親に「それでも母親か」と食ってかかる広。広の言葉に「誰もが理想的な母親になんてなれない。勝手な母親像を押し付けないで」と言って去っていくなう先輩の母親。それでも、あの女性はなう先輩の母親であることには変わりない、なう先輩は、「どんな母親でもかけがいのない存在」と広に伝えます。

広を探して、木更津までやって来て、その様子を見ていた木野は、なう先輩に「泣いていいんだよ」と優しく話しかけます。顔が見えないように深く帽子をかぶり涙を流すなう先輩。木野は二人を連れてゲームセンターで遊びます。広の事を心配していた結衣は、梨沙子にツーオクのメイクを施してもらい広にラインで送っていました。

そんなラインをみて、広は笑ってしまい、「バーカ」と返事を返します。うれしくなった結衣は、「バーカ、バーカ、バーカ」と返すと、広は、「ウザ」と言った後、結衣の元へ「帰るぜ」とメッセージをくれました。家の前で、広を待つ結衣と陽一。なう先輩の真似をして、結衣に花束を買った広は、照れくさそうに花を渡し、部屋に戻っていきました。

行き場を失っていた麻子は、偶然出会った琴音(高橋メアリージュン)から柏崎オートで、経理のできる人を探していると聞かされ、里恵と面談し、柏崎オートで働くことになりました。柏崎オートにやってきた麻子に驚く結衣たち。するとそこへ、紹介した琴音が、「その人、人殺しだった」と駆け込んできます。

母になる6話のあらすじネタバレ

6話のあらすじネタバレです。柏崎オートにやってきた麻子。彼女が人殺しとはどういうことなのかは、児童福祉士の木野から語られました。麻子は知人の男性をナイフで刺し、全治1ヶ月の怪我を負わせてしまいました。その為、2年間刑務所暮らしをすることになったのです。殺意はあったのか不明ですが、人殺しではありません。

そして木野は、麻子が広を育てていた経緯を話します。麻子は、会社の同僚と恋をしていました。その際2度の堕胎、3回目に妊娠した時、その男は役員の娘と結婚するといって、麻子は捨てられます。お腹に宿った命を一人で育てる決心をした時、麻子は階段から落ち流産しました。早く孫の顔を見せて、女は子供を産んで一人前、周りの心ない言葉が麻子を苦しめます。

そんな時、アパートの隣の部屋から子供の泣き声がします。気になって戸を叩くと部屋は開いていて、そこに子供が一人育児放棄されているようにみえました。麻子はすぐに子供を助けます。それが広でした。風邪気味だった麻子は、警察には、明日と思っているうちに今度は広が風邪をひき、だんだんと広といる時間が愛しくなってきました。それでも警察に行き誰もいない交番に広を置いてきますが、連れ帰ってしまいます。

短くても広との生活が、当たり前になっていて、広の為に生きようと麻子は決心します。木野は、麻子に同情し、「あなたは悪くない」と伝えたといいます。話を聞いて結衣は、麻子としっかり話をしたいといいます。木野・陽一・広は、3人で釣りに行っていある間に、麻子と話すという結衣の前に麻子がやってきました。

母になる7話のあらすじネタバレ

7話のあらすじネタバレです。「麻子と話し合って立場をはっきりさせたい」結衣はその話し合いの場に、友人でありママ友の莉紗子を呼びお好み焼きを作って食べながら話をしたいと、麻子を招きます。そして結衣は子供を失ったばかりではなく、数日前子供を置いて同窓会に言ったことや「死んだ加害者の親から多額の賠償金をもらい、子供の命を金に換えた」とあることないこと誹謗中傷された事を話します。

始めは、穏やかに、結衣の話を聞いていた麻子です。結衣の苦しみには、申し訳ないという思いも言葉にしました。けれど夫がいて子供に恵まれた結衣から「麻子さんの気持ちもわかる」とどこか上から目線で言われた麻子は急に態度を豹変させます。結衣の用意したお好み焼きを断り、帰ろうとすると怒る結衣。さらに莉紗子は、「言いたいことがあったら本音で話して」と言います。

すると、麻子は結衣が広を甘やかしていると言い出します。結衣は、「子供にこびている」というのです。二人は広の事で言い争いになり、カッとした結衣は麻子の頬を叩きます。「離れていた9年間願っていたのは、広が生きている事」と叫びます。二人の思いは交わることなく喧嘩別れのような形になりました。広は、そんなことも知らずに、釣りから戻ってきます。

そしてこの日は、結衣の誕生日でした。誘拐されなかったら幼稚園のお遊戯会で踊る予定だった「ちゅう太の大冒険」のダンスを広・陽一に木野も区わかり3人で踊って見せてくれました。翌日も一緒にいた木野は、柏崎オートにやってきた女性(大塚寧々)に見覚えがありました。幼なじみ「カンちゃん」の母親です。簡単な挨拶をした後、彼女が残していった車は、少し様子が変です。

母になる8話のあらすじネタバレ

8話のあらすじネタバレです。2年前、麻子が服役するに至った事件の真相は、広との生活を嗅ぎまわる記者を、広との生活を守るために麻子がさしてしまったことにありました。そして、今も広や麻子に周りを、記者が、いろいろと嗅ぎまわっています。今回ゴミをたくさん積んだ車を柏木オートに預けに来た上牧もその記者の協力者でした。

上牧と記者の会話を偶然耳にした麻子は、上牧の後をついていきます。あるアパートの部屋にゴミ袋いっぱいに入ったお菓子を投げ入れ、また出て行く上牧。麻子が部屋を開けると、ゴミだらけの部屋の中には、男の子が一人いました。麻子は木野に連絡をして、男の子を保護してもらいます。

その男の子は、上牧の現在の夫の連れ子でした。離婚した母親をあの家で待つといって、夫や上牧の住む家について来ないため、上牧は子供にお菓子や菓子パンを与えていたといいます。「悪いのはあの子を捨てた本当の母親よ」そう叫ぶ上牧に、木野は、木野が今の仕事を目指した理由のカンちゃんの事件の事を上牧に告げます。

当時シングルマザーだった上牧は、手のかからないいい子だったカンちゃんの面倒をほとんど見ていませんでした。ある日、いじめっ子たちにあおられてチキンレースという遊びで塀から落ちて頭を強く打ったカンちゃん、木野は、カンちゃんに「病院に行った方がいい」と言いますが、カンちゃんは家で休めば大丈夫と帰っていきます。

頭を強く打ち、頭の中で出血していたカンちゃんは、その夜容態が急変して苦しみながら亡くなりました。上牧は、カンちゃんの異変にも気が付かず、気が付いた時にはもう手遅れでした。木野に同じことをしていると責められます。上牧にとってカンちゃんの事は、忘れられない事件でした。木野と保護された子供に逢いに行くことを約束して別れていきます。

記者につけ狙われていることから、結衣と陽一は、麻子の事件を広に話して聞かせます。あっけなく受け入れた広でしたが、次の日広は、行方不明になります。広は思いを寄せる高校生の女の子がいました。広に告白した莉紗子の娘「繭」が広への告白が失敗したのはこの女子高生がいたからでした。

母になるの最終回結末をあらすじネタバレ

最終回あらすじネタバレ:自分たちの生活

いよいよ最終回。それぞれの登場人物がこれからの生活について考え始めます。まずは麻子の最終回のあらすじ・ネタバレです。麻子はこれまでの自分を苦しめた母親との関係を乗り越えるためにカウンセリングに通います。そして広からも離れて、遠く離れた温泉旅館で住み込みの仲居として働き始めます。最終回で描かれた温泉旅館をあらすじ・ネタバレすると、ここでも麻子は嫌な目にあわされます。

テキパキと仕事をこなす、もともとはキャリアウーマンの麻子ですが、仲居の一人が、麻子が刑務所にいた事をバラしてしまい、麻子は温泉旅館にもいられなくなってしまいます。もう一人、結衣のママ友のメイクアップアーティストの莉紗子も目の前に突き付けられた大きな仕事と子育てに悩みます。

最終回あらすじネタバレ:悩める母親

最終回の結衣は、広の恋の事で悩んでいました。他の2人の母親の最終回の悩みと比べると可愛いものですが。結衣の心をネタバレすると、やっと自分の手元に戻ってきたかわいい広が、結衣でも麻子でもない別の女性に心を奪われるのです。だんだんと親としての経験の中で覚悟していくことですが、3歳の広から、一足飛びに13歳の恋を目の当たりにして結衣は悩みます。

広の恋のあらすじ・ネタバレをすると、広は偶然知り合ったモモ(清原果耶)と言う女子高生に恋をします。かわいくて、綺麗なモモちゃんに広は夢中です。広は勇気を出して、モモちゃんを花火大会に誘います。あっさりOKしてくれたモモちゃんに広は有頂天で喜びますが、「この日は21時までに家に帰って来い」と陽一にくぎを刺されていましたが、相手は女子高生、門限を破った広を陽一は叱ります。

ネタバレするとモモちゃんの女の子としての安全を考えた陽一の思いでしたが、広はすねてしまいます。モモちゃんは、この中で一番大人な対応で、何事もなく帰っていきます。ネタバレすると、モモちゃんには、京都の大学に通う大学生の恋人がいます。広の事は弟くらいにしか見ていなかったのです。

最終回あらすじネタバレ:ワールドツアー

最終回の莉紗子の悩みのあらすじ・ネタバレすると、莉紗子は、広も大好きなツーオクのワールドツアーのヘアメイクとして、半年間世界を回る仕事を依頼されました。半年間、多感な年ごろの娘を、父親一人に任せる事が、莉紗子の心をネタバレすると不安だったのです。夫は大学教授をやめても、繭の面倒を見ると言っているのですが、莉紗子はこの大きなチャンスを断ってしまいます。

繭も大きなチャンスだからと、莉紗子の背中を押し、断ったのをもう一度母を採用してもらえるように、広と頼みに行きますが、口では元気で送りだすつもりの繭の心は揺れていました。そんな繭をみて広は「無理すんなよ」そう言って、くれました。結局もう、スタッフも決まってしまったことなので、莉紗子がツアーに行くことはなくなりました。

最終回あらすじネタバレ:プリント

最終回で、広は失恋します。少し前にネタバレで書きましたが、モモには大学生の恋人がいる事が、広につたえられます。きっかけはマラソン大会。広はかっこいい姿をモモに見せたくて、マラソン大会を見に来てほしいと言います。すると「その日彼氏が京都からでてくるから」と広は、聞きたくもない恋のネタバレをモモから聞かされて広は撃沈します。

撃沈してしまった広は、マラソン大会を楽しみにしていた家族にも「見に来ないで」といいます。一番見てほしい人には彼氏がいて、自棄になってしまって頑張る気力もないというのが、広の心のネタバレです。このことで、結衣はマラソン大会のプリントを麻子に送っていたので困ってしまいます。

最終回あらすじネタバレ:マラソン大会

マラソン大会当日のあらすじネタバレです。温泉旅館を追い出され、行くあてのない麻子は、直接結衣に逢うつもりはなかったのですが、広の姿を一目見ようとゴール付近に出向きました。結衣もこっそり見ていればいいだろうと、広のマラソン大会に出かけます。スタート地点では、年上彼女に失恋した広をからかう同級生と広が、言い争いをしていました。

スタートの合図で、走り出す広たち、順調に走っていた広ですが、さっき喧嘩した同級生が足をくじいて、座り込んでいます。放置しておこうと広は通り過ぎますが、見捨てておけない広は、同級生に肩を貸して、ゴールします。そんな広を結衣はたたえます。「友達じゃないけど、見捨てられないだろう?」そう言う広の後ろに厳しく優しい子に育ててくれた麻子の存在を感じる結衣です。

そして広は、ひそかに見ていた麻子の姿を見つけ「来ていたんだ」と声をかけます。「頑張っていたね」と言う麻子に「じゃあ」と言って照れくさそうに、仲間の元に走る広。結衣と麻子は、お互いに向き合い話し合います。結衣は、麻子を許すことがまだできていないけれど、優しい子に育ててくれた麻子に「広を育ててくれて、ありがとう」とお礼を言います。

育児放棄されていた可哀そうな子供として、まさか誘拐された子供とは知らず、広を育てて来た麻子は、母として、どこへ出しても恥ずかしくないような子供に、広を育ててきました。「育ててくれてありがとう」は、ネタバレすると、麻子が一番言われたかった言葉だと推察する人もいます。

最終回あらすじネタバレ:復讐を誓う3人

最終回のなう先輩たちと広の出来事のネタバレです。広は、木野さんとなう先輩の3人で、木野さんの救えなかった「カンちゃん」のお墓に来ています。木野は出来るだけ、多くの子供達を救うことを「カンちゃん」に報告します。広は「俺を誘拐して勝手に自殺した何とかさんに復讐する」と言いだし、なう先輩も「俺を捨てた母親に復讐する」と言いだします。

広となう先輩の復讐の意味のネタバレは、「復讐とは、自分たちが幸せになる事」そう言う二人を見て、木野は二人とジュースで乾杯します。

最終回あらすじネタバレ:柏崎家

最終回の最終シーンのネタバレです。柏崎家の親子三人。結衣はキッチンに立ち、陽一と広に、「母親を卒業する事は無いけど、家族としては広がいつか自分たちの手がなくても自分で歩んでいける時が来た時、家族には卒業が来る」結衣の言葉に陽一も広も反応がありません。二人は縁側で仲良く寝ていました。

「こら!起きて」結衣は話を聞いていない、二人を叱りますが、顔は笑顔です。いつか広が愛する人を見つけて、離れていくときまで、家族は続くというエンディングで、「母になる」は終わります。

母になるのキャスト・相関図

母になるの人物相関図

「母になる」では、結衣と麻子の広を巡る、親と子のありかたがメインで描かれますが、キャリアウーマンとして働く莉紗子をの子供に対する子育て、この相関図には出ていませんが、なう先輩の親子関係、木野が子供のために働き始めた理由の「カンちゃん」の親の生き方も描かれています。

柏崎結衣/沢尻エリカ

北海道から出て来て、都会の片隅の本屋で働いていた時、陽一と出会い、結婚・出産と幸せに暮らし、陽一の大学の教授の妻とママ友になりました。莉紗子といる時のほんの少しの時間広から目を離した時、息子が何者かに誘拐されてから、数奇な運命をたどります。

結衣を演じたのは、日本人の父とフランス人の母の間に生まれた沢尻エリカ。父は競走馬を何頭も所有するほどの金持ちで、沢尻エリカも乗馬などの習い事をしていました。しかし沢尻エリカが、中学の時に亡くなりました。その時点で沢尻エリカは、デビューしていて、モデルとして活躍もしていました。

女優としては、「パッチギ」でデビューし、その後テレビドラマ「1ℓの涙」で演技が高く評価されましたが、仕事が多忙になった頃、ある映画の舞台挨拶中の言葉が物議をかもし、一時期バッシングされました。高野ゆりのエステの広告塔で芸能界復帰、「ヘルタースケルター」で演技力を評価されまた芸能界での活躍をしています。

柏崎陽一/藤木直人

本屋の店員であった結衣の事は、バスの中から気になる存在でした。結婚して幸せな生活を送っていましたが、陽一の大学の生徒が広を誘拐し、その居場所も告げずに飛び降り自殺してしまったために、ショックで引きこもりになってしまいました。その為大学はやめてしまいましたが、上司だった教授夫妻にはずっと気にかけてもらいながら、実家の柏崎オートで働いています。

陽一を演じるのは、藤木直人。高校時代からスポーツ・学業共に優秀で、早稲田大学在学中にメンズノンノのモデルに応募した際、今の事務所にスカウトされ、大河ドラマ・映画などいろいろ出演している。爽やかな印象の話し方なのでMCなども行っています。

柏崎 広/道枝駿佑(幼少時/吉武歓)

3歳の時に誘拐された結衣と陽一の息子。置き去りにされた部屋で泣いていたところを麻子に保護されてから、7年間無戸籍児童として、過ごしていました。麻子が警察に捕まる際に養護施設に入り、木野やなう先輩に出会います。

広を演じた道枝駿佑は、関西ジャニーズのなにわ男子のメンバーです。「母になる」は、初めてのドラマでしたのでセリフ回しなどで、いろいろ批判されましたが、ルックスを褒める声も大きかったです。2018年絶対零度では、サイコパスな少年を演じ、評判になりました。

西原莉沙子/板谷由夏

陽一の上司である教授の奥さんですが、メイクアップアーティストということもあって、気さくに接してくれます。広と同じ年の繭がいることで、結衣と、信頼し合える友人になっていきます。莉紗子を演じたのは、板谷由夏さんです。板谷由夏さんは、デビュー当時は音楽をやっていた時期がありましたが、現在は女優として「ファーストクラス」で沢尻エリカさんと共演もしていました。

西原太治/浅野和之

教え子の起こした事件で、息子が行方不明になり、引きこもるようになってしまった陽一を温かく見守っていた上司である西原教授。家族にも温かく、妻の仕事のために、大学をやめても子育てに協力するやさしい夫です。西原教授を演じたのは、浅野和之さん。舞台俳優としての経験を積みテレビドラマでも職人的な演技力で、浅野和之さんを絶賛する俳優は多いです。

高橋克実さんは、「悩んだ時に真っ先に相談する相手」と言い、小栗旬さんは、「吸収するものが多い」と言っています。テレビドラマでは、主人公たちをアシストする役が多く「義母と娘のバラード」「コウノドリ」などに出演されています。

西原繭/藤澤遙(幼少時/宝辺花帆美)

広とは、赤ちゃんの頃からの付き合いでしたが、3歳で行方不明になり、13歳になって戻ってきた、広にいつしか心ひかれ、告白しましたが、ふられてしまいます。それでも幼なじみとして、広に寄り添える繭を演じたのは、藤澤遙さん。アミューズの新人オーディションに合格後、満島ひかりが演じた黒柳徹子役の子供時代を演じました。ボルダリングの特技もあり、イモトアヤコのようなバラエティにも挑戦したいという有望株です。

柏崎里恵/風吹ジュン

陽一の父親が死んだ後の柏崎オートを守り、若い社員と一緒に頑張る社長です。陽一にも結衣にも優しく包み込むような女性です。ただ少し天然な発言もあります。それが癒しにもなっています。里恵を演じたのは、風吹ジュンさんです。穏やかな笑顔の裏には、両親の離婚でとても苦労しています。

母親の育児放棄、貧困、母親の再婚による反発心から高校受験を断念して、クラブで働きはじめ、そこでスカウトされ、ユニチカのモデルとして多くの人に知られるようになりました。歌手として、デビューしましたが、歌唱力は「?」と誰も語りたがらないという逸話があります。その後は女優として、朝ドラなどでは常連の女優です。

緒野琴音/高橋メアリージュン

家出娘だった過去があり、困っていたところを里恵に救われた女性。広が誘拐され、引きこもりになった陽一と里恵を励まして生活の世話もしていた琴音を演じたのは、高橋メアリージュンさん。高橋メアリージュンさんは、日本人とフィリピン人の母親の元に生まれた元ファッションモデルです。その後女優として朝ドラ「純と愛」で女優として多くの人に知られるようになり「コウノドリ」での育児ノイローゼの母親役は評判になりました。

木野愁平/中島裕翔

子供の頃、友達を救えなかった過去があり、子供達を救うために児童相談所の児童福祉司をしています。どちらかと言うと子供側の視点に立ち、子供達が幸せになれるように、懸命に働いています。木野を演じたのは、ジャニーズのHey! Say! JUMPの一員であり歌にダンスに活躍する傍ら、「半沢直樹」での演技が高く評価されました。

ジャニーズの中でも演技派と評価され、ドラマ・映画の仕事も増えました。月9の杏・長谷川博己主演のデートでは、コミカルな演技も披露しました。2018年のSUITS/スーツでは、織田裕二の相棒弁護士を演じ、俳優としてもこれからが楽しみと言われています。

田中今偉/望月歩

「今偉」と書いて「ナウい」と言う現在では死語になっているようなキラキラネームを付けられて、その母親からも捨てられた、広の児童養護施設の先輩です。親から捨てられても子供は、親の事が好きなままという悲しい現実を「なう先輩」を通して描かれています。「なう先輩」を演じたのは、望月歩さんです。

望月歩さんは、手垢のついていない子役が欲しいというコンセプトで集められた映画「ソロモンの偽証」で映画デビューしました。ドラマはその前から出ていましたが、ソロモンの偽証で注目された形です。2019年の話題のドラマ「3年A組」でも生徒として活躍していました。

門倉麻子/小池栄子

身勝手な恋人に翻弄された上に、妊娠中に捨てられた麻子は、一人でも子供を産もうとしますが、階段から落ちてその子供を失ってしまいます。失意の中にいた麻子を救ったのは、陽一の教え子が、アパートの1室に放置していた、広の泣き声です。育児放棄で捨てられた子供と思い込み、広をDV被害による無戸籍児童として、育てていたところを、雑誌記者にマークされ、その雑誌記者を刺してしまったことから物語は始まります。

「女は子供を産んで一人前」古い既成概念に押しつぶされそうな麻子を演じたのは小池栄子です。グラビアアイドルとして、雑誌などに出ていましたが、バラエティ番組に出てもその対応の良さ、頭の回転の速さから、数々の芸人のタレントとしての評価は高いです。最近では、女優としての評価も高くなり、多くのドラマで重要な役を任されています。

母になるに関する2つのこと

母になるの原作はある?

「母になる」の原作は、ありません。ドラマ制作にあたり、脚本家がストーリーを書き下ろした作品です。水橋文美江さんのオリジナル脚本が、原作ということになります。水橋文美江さんは、漫画を元にした「ホタルノヒカリ」や昭和から続く少女漫画「ガラスの仮面」の脚本も手掛けている人です。

母になるのロケ地はどこ?

主な撮影場所は、目撃証言や、建物の雰囲気から、一番多く出てくる柏崎オートは、羽田空港近くの大田区の一角を使っていると言われています。さらに、その他の撮影場所は、神奈川県横浜市での撮影場所が多かったそうです。ツイッターのつぶやきにも「母になる」の撮影をしている沢尻エリカを見たという、つぶやきがこの辺に集中しています。また雪のシーンは、北海道の美瑛を利用した撮影だったそうです。

母になるの主題歌

主題歌「Just You and I」

実力がありながら、不用意な言葉と態度で芸能界を干されかけた沢尻エリカの新境地ともいえる「母になる」の中で、沢尻エリカは、母親としての演技に挑戦します。もちろんこれまでも映画「手紙」の中でなどで、母親を演じてきた沢尻エリカですが、「母になる」階段を歩み始めたところで、腕の中から消えた息子を思う母親を演じました。

安室奈美恵さんの歌う明るくポップな曲調に、沢尻エリカ演じる結衣の腕の中から消えた息子への思いも感じられ、悲惨で暗くなりがちなテーマも沢尻エリカ演じる結衣の明るさが表現されている曲です。

「Just You and I」の歌詞

「星のない世界にたった一つの真実をみつけた」と言う歌いだしで始まる「Just You and I」子供を授かった時の母親の思いではないかと言う解釈があります。お腹の中にもう一つの命を宿す、母親としてかけがえのない体験です。だからこそ、以下の歌詞のように子供が突然消えてしまった時、この歌詞のように母親は思うのかもしれないと推測されています。

君を抱きしめられないなら
私の両手に意味はない
What we got is true love
愛を この腕に

「母になる」というのは、産んだら誰でもと言うたやすいものではないと言います。日々、子供と母親として、成長していく中で、「母になる」そんな思いもこの歌に込められているのではと言われています。沢尻エリカ演じるこのドラマの最終回まで、母親の気持ちを表すようにこの主題歌は寄り添っています。

母になるを観た人の感想や評価は?

母になるの中で、沢尻エリカさん、小池栄子さんの2人の母の葛藤が話題になりましたが、その上をいく話題になったのが、道枝駿佑の演技力です。「しゃべりが棒読みなのは、あの境遇ゆえの広なりの壊れた心だ」と言う声に反して、「単なるジャニーズのごり押し」と言われましたが、この謎は最終回までネタバレされませんでした。

春ドラマだった「母になる」は最終回までは、冬のさなかです。寒い思いで撮影に臨む沢尻エリカをよそにスタッフがお餅を焼いて温まっている姿にちょっとイラつく沢尻エリカもかわいいと話題です。最終回では、柏木家にすっかりなじんだ広を演じた道枝駿佑さんのネタバレすると似てない物まねもかわいいといわれています。

男三人が釣りに行っている間、結衣は、広を育ててくれた麻子と分かり合いたいと話をしますが、話は決裂してしまいます。その日は、結衣の誕生日、幼稚園で頑張って覚えて、家でパパと一緒に覚えたお遊戯を見せる前に誘拐された時は戻せないけれど、踊って見せる広の姿を沢尻エリカと一緒になって泣きながら見たという意見も多かったです。

「母になる」の主題歌は、2018年に引退した安室奈美恵さんが、手がけました。沢尻エリカさんの母の顔に負けない、安室奈美恵さんの母の顔で歌う主題歌も話題になりました。

道枝さんのあのセリフ回しが、計算なのか、棒演技なのか、「棒演技こそこのドラマに必要」と考えて、監督が、道枝さんを選んだのか。いつか、道枝駿佑さんが、演技者として認められるようになった時に、ネタバレしてもらえる内容ではないか、と言うファンもいます。今は見た人の感想に任せているようです。

母になるのネタバレまとめ

母になるのあらすじを中心にネタバレまとめを作りました。ツイッターの感想では、沢尻エリカはじめ、キャストのオフでの可愛いネタバレ動画がたくさんありました。このネタバレ動画は、日本テレビの人気番組「月曜から夜更かし」の後に放送され、「キャストのオフのネタバレ見たさに寝不足になる」と言う声もありました。

紹介したツイッターの感想にのっているオフのネタバレ動画以外にもシリアスな内容なのに、沢尻エリカはじめとしたキャストたちの仲の良さを楽しくネタバレしていました。作品自体に対する批判はネタバレすると、ありました。「あるキャストのエピソードはいらないから、もっと麻子と結衣の関係性を深めてほしい」と名指しされたキャストもいます。

「母になる」とは、どういうことなのか、いろいろな登場人物の歩みのあらすじ・ネタバレ見せることによって、このドラマに深みを出すという考察もあります。どういう感想を持つか、それぞれの視点で考える事が出来るドラマです。

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