アイアムアヒーローの映画のあらすじ・感想!大泉洋ら豪華キャストも紹介

この記事では、2016年に公開された話題の邦画「アイアムアヒーロー」について紹介します。この映画は、ゾンビで溢れかえった日本を一人の男が生き残る姿を描いた異色のマンガのアイアムアヒーロー(作:花沢健吾)を原作にしています。本作はハリウッドにも負けない映像のクオリティーと、大泉洋や有村架純といった豪華キャストの共演で話題を呼びました。この記事では映画アイアムアヒーローのあらすじやキャスト、そして感想について紹介します。

アイアムアヒーローの映画のあらすじ・感想!大泉洋ら豪華キャストも紹介のイメージ

目次

  1. 「アイアムアヒーロー」とは?
  2. 映画アイアムアヒーローのあらすじ
  3. 映画アイアムアヒーローの豪華キャスト
  4. 豪華キャスト:英雄役の大泉洋
  5. 豪華キャスト:比呂美役の有村架純
  6. 豪華キャスト:小田つぐみ役の長澤まさみ
  7. 豪華キャスト:黒川徹子役(てっこ役)の片瀬那奈
  8. 豪華キャスト:中田コロリ役の片桐仁
  9. 豪華キャスト:マキタスポーツ
  10. 意外なあの人も出演
  11. 映画アイアムアヒーローのキャスト陣紹介
  12. 映画アイアムアヒーローの感想
  13. 映画アイアムアヒーローをぜひ観てみよう

「アイアムアヒーロー」とは?

「アイアムアヒーロー」は、ビッグコミックスピリッツで連載されていた全22巻のマンガです。マンガ大賞2010で4位、マンガ大賞2011で3位といった輝かしい功績を獲得しています。日本を舞台にしたゾンビものというこれまでありそうでなかったことを題材としているエポックメイキングな作品です。単純なゾンビものとしてだけではなく、これまで虐げられている人々が、そういった世界でどう生きるのかにも焦点をあてています。

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映画アイアムアヒーローのあらすじ

ここでは、2016年に公開された話題の邦画アイアムアヒーローのあらすじを紹介します。確信的なネタバレはなるべくさけていますので、安心して読んでください。

映画アイアムアヒーローのあらすじ①漫画家を目指す英雄

漫画を目指す主人公の鈴木英雄は、漫画アシスタントとして生計を立てています。趣味は散弾銃を使ったスポーツであるクレー射撃です。マンガ家デビューを目指してネームを出版社に持ち込む日々ですが、なかなか成果がでないでいます。デビューを目指し、ネームを出版社に持込みますが、なかなか思うように行かない日々を送っています。そんな彼の唯一の救いは、同棲相手で恋人である黒川徹子です。

映画アイアムアヒーローのあらすじ②徹子との衝突

英雄はある日、徹子からマンガ家としてデビューするという夢を捨てて現実を生きて欲しいと告げられます。ですが、英雄は、彼女だけは、自分の才能を信じていてくれてると思っていたため、裏切られた気持ちになり、徹子の言葉を受け入れようとしません。2人の話合いは喧嘩に発展します。ついには、英雄は家を飛び出します。

映画アイアムアヒーローのあらすじ③壊れゆく日常

英雄はしばらくして、徹子がいる自宅に帰ろうとします。その時には、日本全国で、他人に噛み付くという暴徒事件が多発します。英雄の周りでも、暴徒が暴れはじめていました。徒歩で家に帰ると、徹子の姿は変わり果てていました。顔はもはや別人です。人間とは思えない動きで英雄に襲いかかってきたのです。言葉も通じず、何を言っても襲いかかるのをやめようとしません。

映画アイアムアヒーローのあらすじ④恋人との決別

英雄はなんとか徹子を救おうとします。ですが、徹子は聞き入れません。英雄を殺す勢いで掴みかかり、噛み付こうとしてきます。そして、英雄は徹子と揉み合いになります。それを必死に制する英雄。ですが、ついに誤って徹子を殺してしまします。英雄はこの事態に愕然とします。しばらくして、ここはひとまず落ち着こうということで、アシスタントをしている漫画家の事務所に向かいます。

映画アイアムアヒーローのあらすじ⑤ZQNについて

事務所に行くと同僚のアシスタントが頭から血を流して立っていました。そこにも徹子と同じように暴れる漫画家の姿がありました。同僚とともに、それを撃退し、同僚からこの事態の説明を受けます。この暴徒たちは、ZQNと呼ばれていること、ゾンビの様に人を襲い、襲われた人間もZQNになってしまうこと、そして、ZQNは頭を潰さないと死なないといったことを知ります。同僚は、自分も噛まれていたため、自殺します。

映画アイアムアヒーローのあらすじ⑥:女子高生の比呂美との出会い

趣味のクレー射撃で使う散弾銃を持って事務所を出た英雄は、街中のパニックを避けるために、遠くに逃げようとします。ZQN達が溢れ、次々と襲いかかってきます。英雄はなんとかして、ZQNの姿が見当たらない東京郊外の山の中に逃げます。そこで、女子高生の比呂美と出会います。これまでの事情について互いに話した2人は打ち解けます。比呂美から富士山の上は安全だという情報を聞き、2人で富士山に向かいます。

映画アイアムアヒーローのあらすじ⑦:比呂美の変化

富士山に向かう比呂美と英雄ですが、比呂美の様子に次第に変化が訪れます。その比呂美の変化に戸惑いつつも、生き残るために英雄は富士山山頂をめざします。そして、2人は、ある場所に到達します。

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映画アイアムアヒーローの豪華キャスト

ここからは、映画アイアムアヒーローの豪華俳優陣について紹介していきます。映画やテレビでよくみるキャスト達ばかりです。

豪華キャスト:英雄役の大泉洋

押しも押されぬ人気者である大泉洋が、アイアムアヒーローの主人公である英雄を演じています。大泉洋は伝説的な地方発のバラエティー番組「水曜どうでしょう」で一躍人気が爆発しました。俳優としても話題作に出演しています。ドラマでは「救命病と24時」、「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」、映画では、「探偵はBARにいる」シリーズなどに出演しています。日本アカデミー賞で主演男優賞を受賞しています。

豪華キャスト:比呂美役の有村架純

「SPEC」、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」といった話題のドラマに出演、そして、朝ドラ「ひよっこ」の主演を努め押しも押されぬ大女優となった彼女も映画アイアムアヒーローに出演しています。演じるのは、物語の鍵を握る女子高生比呂美です。既に20代ですが、女子高生を違和感なく演じています。男臭い映画の中で、華を添えています。彼のは他にも「ストロボ・エッジ」の映画版にも出演しています。

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豪華キャスト:小田つぐみ役の長澤まさみ

映画版「世界の中心で愛を叫ぶ」でヒロイン役を演じ、国民的な人気を獲得。最近では「コンフィデンスマンJP」や大河ドラマ「真田丸」にも出演し、女優としての確固たる地位を築いていた彼女もアイアムアヒーローに出演しています。役どころは、大泉洋演じる英雄を助ける看護師です。彼女が物語の後半の展開に大きく関わっています。ちなみに、真田丸でも、大泉洋と共演しています。

豪華キャスト:黒川徹子役(てっこ役)の片瀬那奈

ドラマ「ショムニ2013」や映画「荒川アンダー ザ ブリッジ」の様なコミカル演技から、「外交官・黒田康作」などシリアスな役まで幅広く演じる彼女も、アイアムアヒーローに出演し、徹子役を演じています。ZQNとなり大泉洋演じる英雄を襲うシーンでの特殊メークはみものです。彼女の女優魂を感じます。マンガを原作とした映画では、「海月姫」にも出演してます。

豪華キャスト:中田コロリ役の片桐仁

お笑い芸人ラーメンズとしても人気ですが、今ではドラマ「99.9 -刑事専門弁護士-」といった話題作に次々と出演しています。個性のあるキャラクターを多く演じている彼は映画アイアムアヒーローでも健在です。片桐仁は、劇中に登場する漫画家として登場します。原作では、その漫画家のモデルになったのは、この片桐仁でした。本人も、このマンガのファンを自認しています。このキャスティングには原作ファンも納得です。

豪華キャスト:マキタスポーツ

マキタスポーツは、歌ネタやラジオ番組のパーソナリティー、そして役者として活躍しているマルチなタレントです。ドラマ「エスパーだよ!」では、コミカルな演技が話題となりました。映画アイアムアヒーローでは、マンガ家を演じていてます。ちなみに、ドラマ「エスパーだよ!」では片桐仁とも共演しています。

意外なあの人も出演

塚地武雅(ドランクドラゴン)

本業は芸人として活躍しているドランドラゴンの塚地武雅。ですが、俳優として映画「ハンサム・スーツ」や「間宮兄弟」、大河ドラマ「西郷どん」といった話題作に出演経験を持っています。そんな彼もアイアムアヒーローに出演しています。実績をみれば、彼の実力は折り紙つきです。役どころ英雄の同僚の漫画家のアシスタントです。英雄にZQNのことを教える重要な役どころです。

カズレーザー&安藤なつ(メイプル超合金)

M-1グランプリ2015年のファイナリストになって以来、不動の人気を男女コンビメイプル超合金です。特に赤い服をきたカズレーザーはテレビでみない日はありません。そんな彼らも映画アイアムアヒーローに出演しています。役どころは、ZQN(ゾンビ)です。彼らがどのシーンで出てくるかを探してみるのもこの映画のおもしろさの一つです。

映画アイアムアヒーローのキャスト陣紹介

いかがでしたか。単に話題になった人をキャスティングするのではなく、しっかりとした演技の実力がある人ばかりが映画アイアムアヒーローには出演しています。特に主演の大泉洋は、多くの映画に出演しているので、安定感抜群です。アイアムアヒーローは、豪華な俳優陣たちの演技もまた見どころの一つです。

映画アイアムアヒーローの感想

ここからは、映画アイアムアヒーローの感想を載せていきます。ネタバレはありませので、まだ観ていない人も安心してみることができます。

役者陣の演技について

ネット上だと、役者陣の演技は、概ね好評です。大泉洋演じる英雄はピッタリだという人が多いです。冴えない主人公を見事に演じていると評価されています。同様に、有村架純演じる比呂美の演技も評価が高いです。一方で、一部では、大泉洋の演じる鈴木英雄に違和感を感じるという意見も見受けられます。

飛び散る!

本作は、殴られたゾンビを殴ると血や内臓がどんどん飛び散り、俳優陣に容赦なくふりかかります。PG15は伊達ではありません。その描写について、グロくて迫力満点だという評価が多くみられます。ゾンビの特殊メイクも非常に本格的なことも、プラスの評価につながっています。

本格的なアクション映画

ゾンビとの戦いだけでなく、銃撃シーンやカーアクションといった邦画ではあまりみないシーンも、映画アイアムアヒーローには多く登場します。カーアクションでは、わざわざ、韓国ロケも行っています。そのため、ハリウッド映画並の迫力という評判もネット上でみられます。

迫力ある捕食シーン

ゾンビが人間に襲いかかり、食べるシーンは、ゾンビの恐怖を最も端的に示す描写ですが、この点についても映画アイアムアヒーローは非常に高評価です。その様子が恐ろしかったというつぶやきも多数見受けられました。

序盤のパニックシーンが凄い!

ZQNパニックになった東京に飛び出した時のゾンビの数、そしてゾンビに襲われて次々と人が死んでいき、そしてゾンビになていくシーンが、阿鼻叫喚といった感じで、迫力満点だというレビューがみられました。序盤のこのシーンこそ、最大の見どころという意見もありました。

ゾンビのバリエーションがいまいち?

動きや行動パターンに特徴のあるゾンビが少ないため、後半、絵的な変化があまりみられず、中だるみしたというレビューもみられました。トリッキーな動きをするゾンビと英雄との戦いがみたかったという意見もみられました。

オチについて

マンガ版全てのストーリーを2時間でまとめることは難しかったこともあって、結末が中途半端というレビューがみまれます。ただ、ラストの盛り上がりは、それなりに満足できるものだというレビューも見受けられます。大泉洋が見せ場をつくるので、そのシーンに対する評価は概ね高いです。そして、ラストで流れる主題歌もバッチリあっているというレビューもあります。

原作読んでない人が観ても大丈夫?

結論から言うと、大丈夫!という意見が非常に多数です。映画の中で、映画のキーになるワードや本作の基本的な設定についての説明はちゃんとなされています。そのため、原作を読んでいない人、事前情報を知らない人がみても、問題なく、おもしろかったというレビューが多くみられます。

原作ファンが観ても楽しめるのか?

大泉洋がばっちり英雄を演じていて、違和感もなく、原作のおもしろいところをちゃんと再現しているという評価が多いです。マンガ原作の実写映画はファンの期待を裏切りがちですが、この作品ではそういうレビューを書く人はあまりみられません。マンガを原作にした映画は原作改編が激しく非難の対象になります。ですが、本作ではそういったことが少ないのも好評の理由の一つです。

しっかり怖い!

怖いホラー映画をみると、お風呂に入りづらくなったり、眠れなくなったりするなんてことが起こりますが、本作を観た人も、ネット上でそういった感想を書いている人が多いです。やはり、ZQNの本格的な特殊メイクとZQNの動きが恐ろしさの秘密です。

片瀬那奈のZQNが恐ろしい!

特殊メイクをした片瀬那奈が、人間離れした動きで、すばやく近づき、一瞬で大泉洋演じる英雄に襲いかかる姿は、迫力満点で恐ろしいという感想がありました。女優とは思えないゾンビメイクをした彼女の俳優魂を感じる演技を称賛する声も多数ありました。

大泉洋がかっこいい!

アイアムアヒーローは、大泉洋が演じる鈴木英雄が、本当のヒーローになっていく物語です。それは、実写版のアイアムアヒーローでも同じです。冴えないおじさんだった英雄が、「英雄」にある姿には思わずかっこいいという声がもれたというファンの感想もあります。かっこいい大泉洋がみたいファンは必見です。

長澤まさみがかわいい!

男っぽくて、サバサバした演技をする長澤まさみがかっこいいという意見がネットでは多くみられます。映画アイアムアヒーローは、セカチュウから十年以上たち、長澤まさみの女優としての成長がみられる作品の一つです。

ゾンビが最後まで怖い

ウォーキングデッドなどもそうですが、ゾンビものの映画は、終盤、人間同士の争いになりがちです。しかし、本作は、最後までゾンビが恐怖の存在として描かれています。そういった点を評価するレビューもみられます。

映画アイアムアヒーローをぜひ観てみよう

アイアムアヒーローの劇場版について紹介しましたが、いかがでしたか。以上が、映画アイアムアヒーローの感想、あらすじ、豪華キャストの紹介でした。気になった方は、原作ファン、原作ファンじゃない人も、ぜひレンタルで観てみてください。

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