警部補・碓氷弘一 マインドの感想と評価は?キャストや原作シリーズも紹介

2018年11月25日に放送されたドラマ『警部補・碓氷弘一 マインド』が話題になりました。人気小説のドラマ化作品であり、人気俳優であるユースケ・サンタマリアが主演していることで注目されています。シリーズ化を期待する声もあり、今野敏による原作シリーズも注目されています。今回は『警部補・碓氷弘一 マインド』の原作シリーズやキャスト、感想などを調べてまとめました。

警部補・碓氷弘一 マインドの感想と評価は?キャストや原作シリーズも紹介のイメージ

目次

  1. 警部補・碓氷弘一 マインドとは?
  2. 警部補・碓氷弘一 マインドのキャスト・出演者
  3. 警部補・碓氷弘一 マインドの原作シリーズ
  4. 警部補・碓氷弘一 マインドのあらすじネタバレ
  5. 警部補・碓氷弘一 マインドの視聴率とは?
  6. 警部補・碓氷弘一 マインドの脚本家・演出家
  7. 警部補・碓氷弘一 マインドに関する感想と評価は?
  8. 警部補・碓氷弘一 マインドの感想やキャストまとめ

警部補・碓氷弘一 マインドとは?

『警部補・碓氷弘一 マインド』はユースケ・サンタマリア主演で放送されて、大きな話題になったテレビ朝日系ドラマです。ベストセラー作家である今野敏が描いた大人気小説のドラマ化作品であり、シリーズ化の声も上がるほどの完成度の高さが絶賛されています。ここではテレビ朝日系ドラマ『警部補・碓氷弘一 マインド』の基本情報をまとめました。

警部補・碓氷弘一 マインドのドラマ作品情報

『警部補・碓氷弘一 マインド』はテレビ朝日で2017年4月9日に『ドラマスペシャル 警部補・碓氷弘一 〜殺しのエチュード〜』として第一弾がテレビドラマ化されました。主演はユースケ・サンタマリアであり、『ドラマスペシャル 警部補・碓氷弘一 〜殺しのエチュード〜』が好評だったために一年半後となる2018年11月25日、第2弾「警部補・碓氷弘一 〜マインド〜」が放送されました。

『 警部補・碓氷弘一』シリーズは主演のユースケ・サンタマリアにとっては12年ぶりの刑事役での主演であり、彼の代表作である『交渉人・真下正義』と同様に彼の代表作になる期待されています。相棒役に相武紗季や志田未来など実力派女優をキャストに起用したことでも注目の作品でした。

ドラマスペシャル第一弾『 警部補・碓氷弘一 〜殺しのエチュード〜』とは

ドラマスペシャル第一弾『 警部補・碓氷弘一 〜殺しのエチュード〜』は2017年4月9日日曜日の21:00から23:10まで130分間、テレビ朝日系ドラマとして放送されたスペシャルドラマです。今野敏の原作『エチュード』を映像化した作品であり、脚本は池上純哉が担当し、監督は波多野貴文が務めています。主演はユースケ・サンタマリアが勤めており、相棒として起用されたキャストは相武紗季となっています。

続編にあたる『警部補・碓氷弘一マインド』でも『警部補・碓氷弘一 〜殺しのエチュード〜』のキャストが引き続き起用されており、世界観もつながったものものになっています。『警部補・碓氷弘一マインド』では新たに志田未来がキャスト起用されていますが、前作のキャストである相武紗季も登場するので『マインド』をより楽しめる作品となっています。

日曜プライム ドラマスペシャル 警部補・碓氷弘一 ~マインド~|テレビ朝日

警部補・碓氷弘一 マインドのキャスト・出演者

ここでは『警部補・碓氷弘一 マインド』の出演者やキャスト情報などをまとめていきます。多くの実力派俳優が名を連ねており、本格ミステリードラマとして放送前から話題になっていました。大ヒットドラマを多く生み出している原作者・今野敏の作品ということもあってそういった点でも注目されています。ここからはメインキャストのプロフィールや簡単なキャラクター情報を見ていきましょう。

碓氷弘一/ユースケ・サンタマリア

警視庁捜査一課第5係の刑事で、捜査一課から内勤の総務部装備課へ異動していたが、捜査一課に復帰し毎回異色のパートナーとコンビを組むことになる主人公の碓氷弘一を演じるのは多くの作品で主演をしてマルチな活躍を見せるユースケ・サンタマリアです。12年ぶりの刑事役で主演という事で、キャスト発表されたとき多くのファンが歓喜の声を上げました。

ユースケ・サンタマリアの代表作に『踊る大捜査線 THE MOVIE』、『交渉人 真下正義』、『UDON』などがあり、バラエティー番組『『ぷっ』すま』や『熱血!平成教育学院』などのメインMCなどでも知られています。

篠宮梓/志田未来

科学警察研究所(科警研)の研究員で『心理捜査』を担当する藤森紗英の後輩であり、捜査一課第5係に合流後は碓氷とコンビを組むことのなる『マインド』での相棒・篠宮梓を演じるのは天才女優として知られ、現在では人気女優に成長した志田未来です。天才肌であるが、礼儀知らずの一面がありコンビを組むこととなった碓氷にたしなめられつつもいいコンビになっていく篠宮を好演しています。

長年活躍している志田未来の代表作に『女王の教室』や『14才の母』、『探偵学園Q』、『正義の味方』など多くの作品があります。

藤森紗英/相武紗季

科学警察研究所(科警研)の研究員で『犯罪心理学』を学んだプロファイリングの専門家として、スペシャルドラマ第一弾『 警部補・碓氷弘一 〜殺しのエチュード〜』で碓氷とコンビを組んだ藤森紗英を演じるのは多くの作品に出演する人気女優の相武紗季です。今作『マインド』では梓の先輩として碓氷の相談相手となって登場します。相武紗季に代表作に『がんばっていきまっしょい』、『アテンションプリーズ』などがあります。

高木隆一/滝藤賢一

警視庁捜査一課第5係の刑事であり、碓氷と同期で飄々とした碓氷とは対照的にやや繊細さを欠ものの情熱的に事件を捜査する高木隆一を演じるのは、近年人気が急上昇中のバイプレイヤーとして活躍する滝藤賢一です。やり手の刑事として碓氷とともに捜査の中心的な役割を果たす高木を好演しています。滝藤賢一の代表作『半沢直樹』や『俺のダンディズム』、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』などがあります。

梨田洋太郎/三浦貴大

警視庁捜査一課第5係の若手刑事で碓氷や高木の後輩である愛称・洋梨として可愛がられている梨田洋太郎を演じるのは山口百恵・三浦友和夫妻の子供としても知られる三浦貴大です。心理学を懐疑的に見ているが、藤森や篠宮には簡単に心理を見抜かれてしまう三枚目を好演しています。三浦貴大の代表作に『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』や『探偵の探偵』などがあります。

碓氷喜子/紺野まひる

碓氷の妻であり、碓氷とは一時期別居していたものの、再び夫を受け入れ碓氷と娘の三人で暮らすようになった碓氷を優しく見守る碓氷喜子を演じるのは宝塚出身女優の紺野まひるです。『警部補・碓氷弘一 〜殺しのエチュード〜』では険悪でしたが、『マインド』では良き妻となった喜子を好演しています。紺野まひるの代表作に『てるてる家族』や『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』などがあります。

鈴木滋/佐野史郎

警視庁捜査一課第5係の係長で碓氷や高木らの直属の上司である鈴木滋を演じるのは怪演でも知られる実力派俳優の佐野史郎です。碓氷の刑事としての能力を高く評価しており、独自の捜査を容認する良き理解者を好演しています。佐野史郎の代表作にテレビドラマ『ずっとあなたが好きだった』や『ダブル・キッチン』、映画『夢みるように眠りたい』、『毎日が夏休み』などがあります。

水沢奈緒子/中村ゆり

瞳の妹で『ラメール・メンタルクリニック』の受付上をしている水沢奈緒子を演じるのは多くの出演作品を持つ実力派女優の中村ゆりです。常に笑顔でクライエントに接し、クリニックの運営をサポートしており、碓氷の悩みを聞く存在となります。中村ゆりの代表作に『パッチギ! LOVE&PEACE』や『天国からのラブレター』などがあります。

水沢瞳/小雪

心療内科『ラメール・メンタルクリニック』の院長であり、クライエントから厚い信頼を受けるやり手のカウンセラーとして碓氷と対峙することになる水沢瞳を演じるのは主演級女優であり、人気俳優松山ケンイチの妻としても知られる小雪です。小雪の代表作に『きみはペット』や『末っ子長男姉三人』、『僕と彼女と彼女の生きる道』などがあります。

津本常典/北村有起哉

シンガポール在住のIT系企業の社長であり、恋人である水沢瞳のメンタルクリニック開業資金を出すなど瞳に心酔しきっている津本常典を演じるのは個性派俳優として知られる北村有起哉です。恋人との関係が事件の重要なファクターとなっているキーキャラクターを好演しています。北村有起哉の代表作に『トッカン 特別国税徴収官』や『駐在刑事』シリーズなどがあります。

碓氷春菜/畑芽育

碓氷の一人娘で、『ドラマスペシャル 警部補・碓氷弘一 〜殺しのエチュード〜』では碓氷を良く思っていなかったが『マインド』では父を受け入れ同居している碓氷春菜を演じるのは若手女優として注目されている畑芽育です。今作では悩みを抱えつつも、成長していく姿が描かれています。畑芽育の代表作に『グッドライフ〜ありがとう、パパ。さよなら〜』、『ステップファザー・ステップ』があります。

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警部補・碓氷弘一 マインドの原作シリーズ

『警部補・碓氷弘一 マインド』は日本を代表する警察小説家・今野敏の人気シリーズ『警部補碓氷弘一シリーズ』が原作となっています。数多くの作品が映像化されており、いま最もテレビ界が注目している推理作家でもあります。ここでは『警部補・碓氷弘一 マインド』の原作小説や原作者である今野敏などの情報をまとめていきます。

警部補・碓氷弘一 マインドの原作

ドラマ『警部補・碓氷弘一~マインド~』の原作は今野敏による小説『マインド』で『碓氷弘一シリーズ』の6作目に当たる作品です。『叩き上げ刑事と異色の相棒』というテーマを持っているのがこのシリーズの最大の特徴です。これまでに長編作品が第6弾まで出版されています。第1弾『触発』、第2段『アキハバラ』、第3弾『パラレル』、第4弾『エチュード』、第5弾『ペトロ』、第6弾『マインド』と続いています。

ドラマスペシャル第一弾では、第4弾に当たる『エチュード』が原作としてドラマ化され、ドラマスペシャル第二弾では六作目となる『マインド』がドラマ化されています。『隠蔽捜査』シリーズや『ハンチョウ~神南署安積班~』シリーズ、『ST 警視庁科学特捜班』シリーズなど数々の警察小説を描いてきた今野敏が描く異色の警察物語となっています。

警部補・碓氷弘一 マインドの原作シリーズの作者

『警部補・碓氷弘一 マインド』の原作者である今野敏について見ていきましょう。1955年9月27日生まれの小説家であり、現在63歳のベテラン作家です。北海道三笠市出身で、警察小説、SF、バイオレンス、アクション、伝奇、オカルトと幅広いジャンルを描くことでも知られています。多くの著作が映像化されており、近年最も活躍している推理小説家の一人です。

多くの小説を執筆しており、『警部補碓氷弘一シリーズ』の他にも『安積班シリーズ』や『隠蔽捜査』、『ST 警視庁科学特捜班』などが代表作として知られており、いずれも映像化されています。2013年には日本推理作家協会代表理事に就任しており、『江戸川乱歩賞』や『大藪春彦賞』、『日本ミステリー文学大賞新人賞』などの選考委員を務めるなど小説の普及にも貢献しています。

警部補・碓氷弘一 マインドの原作とドラマの違い

『警部補・碓氷弘一 マインド』の原作とドラマ版との違いを見ていきましょう。小説の映像化作品というのは原作ファンにとっては複雑なものといわれます。テレビ局はよりエンターテインメントとして完成させるために原作を改変することも多くあります。原作ファンの目には『改悪』とみなされることもしばしばあり、こうした点を考えてあえて映像化作品は見ないという原作ファンも多くいます。

『警部補・碓氷弘一 マインド』は原作からの変更はあまりされていないと言われています。キャラクター設定や細かい設定の変更はあるものの、テーマ性や碓氷弘一のキャラクターなどは変更されていないため原作ファンからも好意的に受け止められています。またキャスト起用も高評価を受けており、主演のユースケ・サンタマリアをはじめ、『このままシリーズ化してほしい』と言われています。

原作との違い:瞳と奈緒子は姉妹ではない(ネタバレあり)

原作『マインド』とドラマ『警部補・碓氷弘一 マインド』の最大の違いは『瞳と奈緒子は姉妹ではない』という点です。ドラマ版では瞳と奈緒子は強い絆で結ばれた姉妹であり、姉妹間の嫉妬が事件の発端となっています。しかし原作では奈緒子はただの受付嬢であり、元心理カウンセラーという肩書もありません。原作の奈緒子は学生時代に優秀な心理学部の生徒だったというものです。

原作との違い:11時に7つの犯罪が起こった理由(ネタバレあり)

事件の最大のポイントである『11時に7つの犯罪が起こった理由』もドラマ版と原作では異なっています。ドラマ版ではクライエントたちに行動を起こさせるトリガーが睡眠だったために11時に犯行が起きました。

しかし原作では奈緒子が津本から聞いた『殺人事件は、午後11時から午前1時までが発生のピークだ』という話から着想を得て、奈緒子はクライエントが11時に犯行を行うように誘導していました。

奈緒子のキャラクター

ドラマ版では奈緒子は姉に嫉妬して、自分の事を認めてもらいたいあまり暴走しています。さらに過去のカウンセラーとしての経験から、心を病んでしまった哀れな殺人犯というキャラクターとなっていますが、原作では冷徹なサイコパスとして登場します。したたかに津本を犯人に見せかけるという冷酷で頭の切れるサイコパスとして碓氷たちを惑わせる同情できない人物として描かれています。

原作との違い:奈緒子の罪状(ネタバレあり)

原作とドラマ版では奈緒子の罪状にも若干の違いがあります。これは奈緒子の手口からくる違いとなっています。ドラマ版の奈緒子は罪状は殺人の間接正犯というものであり、主犯は奈緒子になります。実際に催眠状態で罪を犯したクライエントは情状酌量の余地ありという事になり、罪が軽くなります。

原作では、奈緒子の罪がクライエントによって催眠をかけられたひとの精神状態によって彼女の罪状が変わってきます。クライエントが心神喪失とみなされれば殺人の間接正犯は成立することになりますが、心神耗弱ならばクライエント自身に責任能力があるため奈緒子は教唆犯という事になります。

警部補・碓氷弘一 マインドのあらすじネタバレ

ここからはドラマスペシャル『警部補・碓氷弘一 マインド』のネタバレあらすじを紹介していきます。本作は本格的なミステリードラマであり、『マインドコントロール』がテーマとなっています。今回は新たな相棒である篠宮梓と共に碓氷は捜査を進めることになります。また前作の相棒である藤森紗英も登場するなど、前作のファンも楽しめるストーリーとなっています。

あらすじネタバレ:復帰

碓氷弘一は『殺しのエチュード』事件以降、妻の喜子との関係性も改善して、再び娘の春菜と家族3人で暮らしていました。さらに妻の理解を得たことで、捜査一課第5係に正式に復帰も果たしており再び刑事として活躍することになりました。碓氷は娘の春菜は元気がない事を気にしつつも、捜査一課第5係の係長・鈴木からの招集に応じます。

あらすじネタバレ:4人の人間の死

鈴木のもとに集まると、鈴木から都内で不動産会社に務めている男が刺殺された事件が発生したことを聞きます。さらに、高校の教員が金属バットで撲殺されるとおいう事件も発生していることも判明。事件はそれだけにとどまらず、警察官と中学生が自殺するという事件も発生しており、警視庁捜査一課長の田端は四つの死が同時刻に起こったことに不審に思い、5係に捜査を命じます。

あらすじネタバレ:新たな相棒

刺殺事件の犯人は早々に判明し、疑いようがないものとなっていました。さらに捜査を進めると決定的な物証も出てきていたが、当の容疑者の佐原は事件の記憶がないと言い出します。そんな中、科警研で心理学を応用して捜査をサポートすることを専門にしている篠宮梓が第5係を訪れます。彼女によれば、碓氷たちの捜査している4つの事件と同時刻の11時に3件の性犯罪が起こっていることを碓氷たちに告げます。

あらすじネタバレ:クリニック

3件の性犯罪の容疑者も記憶があいまいであることが共通しており、これらの事件に関わりのある7人全員が『ラメール・メンタルクリニック』という心療内科の患者であったことを突き止めます。クリニックを訪ねると、クリニック院長の水沢瞳は7人全員がクリニックの患者『クライエント』であることを明かします。さらに梓は『催眠状態ならば、犯罪に誘導することも可能なのでは』という問いをぶつけますが、瞳は完全に否定します。

あらすじネタバレ:瞳の婚約者

『殺しのエチュード』で相棒だった紗英から『ラメール・メンタルクリニック』でカウンセリングを受けてから、事件を起こすクライエントが多くいることを聞きます。さらに、瞳には恋人がおり、シンガポールでIT企業を経営している津本という企業家であることが判明します。瞳は彼から出資を受け、開業したという経緯から彼が事件のカギを握っていると碓氷は疑いだします。

あらすじネタバレ:碓氷にも悩みが…

捜査が進む中で、碓氷の家庭にも悩みが出てきます。娘である春菜が幼い頃から治っていたピアのを辞めたいと言っていることを妻から聞きます。碓氷は春菜のピアノが好きで刑事の仕事で荒んだ心が癒されると感じていたので、何とかピアノを続けさせたいと思っていました。そんな想いを抱えたまま、捜査のためにクリニックに行くと受付嬢の奈緒子からカウンセリングの手法を聞きます。

あらすじネタバレ:催眠状態

碓氷は以前は終末期医療にかかわっていた元臨床心理士である奈緒子から簡易的なカウンセリングを受けてみることに決めました。奈緒子と二人きりになるといつの間にか寝てしまった碓氷は、その後本人でもコントロールできない行動を起こし始めます。一方梓は受付嬢の奈緒子の話しぶりから奈緒子を怪しく感じ始めていました。

あらすじネタバレ:犯人は…

碓氷は自身が催眠状態にあることを確信し、そのトリガーが『睡眠』であると確信して夜11時に事件が頻発している謎を解きます。そして、奈緒子の事を調べてみると津本が突然活動的になった理由や姉との関係が浮き彫り日なっていきます。一方、津本と瞳の前に奈緒子が現れて、津本は自分のおかげで出世できているといい始めます。奈緒子は精神的に落ち込んだ人々を助けるために催眠をかけて解放したと主張し始めます。

あらすじネタバレ:碓氷の家族

終末期医療にかかわっていた奈緒子は完全に心を病んでしまっていました。そのゆがんだ感情が姉や津本、クライエントに向いてしまい、犯行を重ねていました。こうして奈緒子は逮捕され、事件は解決を迎えます。碓氷が自宅へ帰ると、ピアノの音色が聞こえてきます。それは紛れもなく春菜の旋律でした。こうして碓氷は穏やかな気持ちになっていくのでした。

警部補・碓氷弘一 マインドの視聴率とは?

ユースケ・サンタマリアの新たな代表作として注目されている『警部補・碓氷弘一シリーズ』ですが、第一弾の『警部補・碓氷弘一殺しのエチュード』と第二弾の『警部補・碓氷弘一 マインド』の視聴率を見ていきましょう。今野敏の原作『警部補・碓氷弘一シリーズ』は現在まで6作品出版されているので、視聴率次第ではさらなる映像化を期待する声も多く存在します。

警部補・碓氷弘一殺しのエチュードの視聴率

2017年4月9日の放送された『警部補・碓氷弘一殺しのエチュード』は8.7%でした。ゴールデンタイムのスペシャルドラマだったために、『視聴率は低調だった』という意見もネット上に挙がりました。そのため、次作の『警部補・碓氷弘一マインド』まで一年という期間を置いての放送になりました。視聴率とは対照的に内容自体は高評価だったために続編を期待する声も高まっていました。

警部補・碓氷弘一 マインドの視聴率

2018年11月25日に放送された『警部補・碓氷弘一 マインド』の視聴率も見ていきましょう。『警部補・碓氷弘一 マインド』の視聴率は9.5%で、前作よりも0.8ポイントアップしています。二桁目前の数字を獲得したために、続編の可能性が高くなったと言われています。

続編はできる?

視聴率が上昇しているという事で、『続編』を期待する声も高まっています。実際、今野敏による『碓氷弘一』シリーズはあと4作品あるので、続編の可能性は十分あります。さらに、主演であるユースケ・サンタマリア自身も続編には前向きな発言をしており、続編の可能性は高くなっています。『刑事と異色の相棒』というテーマ性がテレビ向きだともいわれており、制作しやすい作品ともいわれています。

警部補・碓氷弘一 マインドの脚本家・演出家

ここでは『警部補・碓氷弘一 マインド』の脚本家や演出家などを紹介していきます。本作は原作が本格的なミステリー小説であるため、監督や脚本家にも力を入れています。また主演であるユースケ・サンタマリアと関係の深い波多野貴文が監督を担当している点も注目されています。

警部補・碓氷弘一 マインドの脚本家

今回の『警部補・碓氷弘一 マインド』の脚本を手掛けるのは、超ヒットドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』などの医療モノや『火の粉』、『限界団地』などの社会派サスペンスなど幅広いジャンルで高い評価を受けている香坂隆史がテレビならではの脚色をして『警部補・碓氷弘一 マインド』をエンターテインメント作品にしています。

香坂隆史は日本大学法学部卒業後に、『New York Film Academy映画制作コース』を卒業しています。卒業後の2006年から映画やドラマ作品の助監督として多くの作品制作に携わりました。その後は脚本家としても活動し、『城戸賞準入賞』や『WOWOWシナリオ大賞 大賞受賞』などその才能を開花させました。近年ではミステリードラマを手掛けることが多く、数々のヒット作を生み出しています。

警部補・碓氷弘一 マインドの演出家

監督と演出を担当したのはヒットメーカーとして知られる波多野貴文です。波多野は『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』で演出助手を、『交渉人 真下正義』では助監督を務めており、今作の主演であるユースケ・サンタマリアとは関係性が深いことでも知られています。近年の代表作に『安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』や『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』があります。

波多野貴文は熊本県山鹿市出身の監督であり、日本大学生産工学部建築工学科卒業後、2005年に人気シリーズ『踊る大捜査線』のスピンオフ作品『逃亡者 木島丈一郎』でテレビドラマ初演出を成功に導きます。さらに、2010年には『SP THE MOTION PICTURE』で映画監督としても活動をスタートし、数々のヒット作を生み出しました。現在最も注目されている映画監督の一人でもあります。

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警部補・碓氷弘一 マインドに関する感想と評価は?

ここでは『警部補・碓氷弘一 マインド』の感想や評価などを調べました。視聴率こそ振るわなかったものの、作品自体は高評価を得ています。原作も完成度の高いストーリーだったために、ドラマ『警部補・碓氷弘一 マインド』も本格的なストーリーが高い評価を得ました。さらに、主演のユースケ・サンタマリアなどへの評価も集めました。

ユースケ・サンタマリアやそのほかのキャスト、作品の雰囲気などの感想が多くあるために、今回はTwitter上にある感想をまとめました。

原作を購入する人も続出!

『警部補・碓氷弘一 マインド』を見た感想で多いのは『原作本を読みたくなった』という感想です。『ドラマを見て原作本を買った』という人も多く、読みやすいミステリーを描くことに定評のある今野敏のファン層を広げています。また多少の設定変更はあるものの、主要キャラクターなどは原作と変わらないため『碓氷弘一シリーズ』の入門編としてもドラマ版は支持されています。

前作よりも深まった夫婦の関係にも注目!

『警部補・碓氷弘一 マインド』の感想では前作である『警部補・碓氷弘一 殺しのエチュード』と比較するファンもいます。特に、碓氷弘一とその妻とのやり取りに注目した人も多くいました。前作では別居中であり、険悪なムードが多かった碓氷夫妻ですが今回は子供を見守る夫婦としての一面を見ることができたり、コミカルな会話が展開される事もあるのでそういった点への感想も多くあります。

抑えめで大人のドラマ

『警部補・碓氷弘一 マインド』の雰囲気への感想も多くあります。『抑えめのトーンが良かった』という感想や『大人のミステリードラマ』という感想も多くありました。近年の派手な演出やエンターテインメント性を高める勧善懲悪ものとは違った抑えた雰囲気のドラマは多くの視聴者の心を掴みました。多くのキャラクターが魅力的で穏やかという点も魅力の一つとなっています。

主演・ユースケ・サンタマリアの演技にも賞賛の声

主演であるユースケ・サンタマリアへの感想も多くあります。バラエティー番組で見せるコミカルなキャラクターのユースケ・サンタマリアとは違い、穏やかで控えめな『碓氷弘一』というキャラクターはユースケ・サンタマリアの代表作『真下正義』とは違った魅力があり、ユースケ・サンタマリアの新たな代表作の呼び声も高くなっています。

『抑えたユースケの演技が最高だった』という感想や『ユースケさんがかっこいい!』という感想も多くあり、個性的な相棒に振り回される切れ者の碓氷弘一という役を見事に演じたユースケ・サンタマリアへの賞賛の声や好意的な感想が相次いでいます。その他のキャストも支持されており、キャストへの好意的な感想も多くあります。

シリーズ化を期待する声

『警部補・碓氷弘一 殺しのエチュード』と『警部補・碓氷弘一 マインド』の二作品が映像化されたことで、シリーズ化を望む声や連続ドラマ化を望む声が多くあります。『続編を望む!』という感想や『同じキャストで、ぜひ連続ドラマに!』という感想が続出しています。視聴率も前作に比べて上昇しており、刑事ドラマに力を入れているテレビ朝日なのでシリーズ化の可能性は大いにあると言われています。

警部補・碓氷弘一 マインドの感想やキャストまとめ

今回はスペシャルドラマ『警部補・碓氷弘一 マインド』についての感想やキャスト情報、あらすじなどを紹介してきました。主演のユースケ・サンタマリアの好演も話題になり、相棒役を務めた志田未来や前作で相棒を務めた相武紗季も登場など多くの見どころがあるドラマであることから続編を望む声も多くあります。今野敏の原作本も注目されており、多くの話題を提供しました。

『踊る大捜査線』の真下正義以来のはまり役として注目されている碓氷弘一は『普通のおっさん』という特徴の無さが特徴的なキャラクターとなっています。ユースケ・サンタマリアの飄々としたところが役柄にピッタリのキャストと絶賛されているため、ミステリードラマファンにも必見の作品となっています。ぜひ、これを機会にキャスト等にも注目して『警部補・碓氷弘一 マインド』をご覧ください。

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