2019年02月23日公開
2019年02月23日更新
わろてんかはつまらない?面白くない・イライラする理由を考察【朝ドラ】
2017年放送のNHK連続テレビ小説「わろてんか」に関する感想や評価にて、ストーリー展開がつまらない、出演者の演技がひどいなど、批判的な投稿が多く見られます。このように、「わろてんか」は面白くないとの評価が下される一方で、視聴者の中には、面白かったなど賛否両論が巻き起こっています。本文では、朝ドラ「わろてんか」がつまらない・面白くないと言われる理由に迫ります。
目次
わろてんかはつまらない?ひどいと言われる理由に迫る!
吉本興業の創業者・吉本せいをモデルにしたNHK連続テレビ小説「わろてんか」は、視聴者によって笑いの要素が少なく面白くない、筋が読めずつまらないなど、賛否両論が多く飛び交った朝ドラです。レビューやSNS上でもわろてんかについてつまらないなど批判的な投稿が多くみられます。今回は、朝ドラ「わろてんか」がつまらない・ひどいと言われる理由について迫ります。
わろてんかのあらすじを紹介!
NHK連続テレビ小説「わろてんか」は、吉本興業の創業者・吉本せいをモデルに、明治~終戦直後の大阪を舞台に、主人公・藤岡(北村)てんが寄席経営に挑む姿を描いた作品です。わろてんかは、てんの少女~女学校時代までを描いた「京都編」後に夫となる北村藤吉の実家・米問屋での奮闘を描いた「大阪・船場編」寄席小屋の開業~藤吉の最期までの「笑売編」女社長就任~第二次世界大戦終了直後の「女興行師編」に区分されます。
朝ドラ「わろてんか」がつまらないと評される理由の多くが、ストーリー展開が分かりづらいという点が多く挙げられます。わろてんかがひどい・つまらないと言われる理由やドラマの感想を紹介する前に、朝ドラ「わろてんか」のストーリーをおさらいしましょう。
わろてんかあらすじ1:京都編
1902年(明治35年)、京都の薬問屋の長女として生まれた藤岡てんは、周囲から「ゲラ」と呼ばれるほど、笑うことが大好きな女の子でした。ある日、従兄の風太と共に地域の薬祭に向かい、旅芸人を名乗る北村藤吉と出会います。てんの励ましにより、初舞台の失敗から立ち直った藤吉は、彼女に手紙を送ることを約束します。そして、藤吉は、日本中を笑顔にする芸人を目指し、次の興業先へ旅立って行きます。
そして、1910年(明治43年)、わろてんかヒロイン・てんは、笑顔がまぶしい女学生へと成長し、縁談が持ち込まれる年齢に達していました。縁談に乗り気でなかったてんは、外出先で縁談相手である伊能栞と初対面を果たします。その直後、実家・藤岡屋で薬品倉庫が消失する事故が発生します。また、てんの兄・新一の病死によって、てんが藤岡屋を継ぐこととなります。
その直後、てんと藤吉は再会し、同時に旅芸人だと信じていた北村藤吉の正体は、大阪・船場の米問屋の跡取り息子であること、これまでてんに送られてきた手紙に書かれていた順風満帆な旅芸人生活が嘘であったことを知ります。2人の仲は、藤吉の旅芸人仲間で娘義太夫のリリコによる妨害や、てんの父・藤岡儀兵衛の反対により引き離されてしまうも、勘当を覚悟でてんは藤吉の元へ駆け落ちすることを決意します。
わろてんかあらすじ2:大阪・船場編
駆け落ちの末、大阪・船場にある藤吉の実家・北村米問屋にたどり着いたてんと藤吉の目の前に、藤吉の母・啄子と彼女が決めた許嫁・杉田楓が待ちかまえていました。啄子は、てんを嫁として認めず北村屋の女中として働かせ始めます。一連の出来事を聞きつけた藤岡屋ではてんを心配する声がささやかれるも、てんを信じる母・しずの言動や藤吉の励ましに支えられながら、てんは慣れない下働きに精を出します。
後に、てんに対して意固地な態度を取り続けていた楓は、てんとの語り合いを経て、与謝野晶子のような歌人を目指すべく北村屋を後にします。その頃、頼みの綱だった番頭が商売敵に抜き取られ、北村屋の経営の傾きが見え始めた頃、藤吉は店が莫大な借金をかかえていたことを知ります。そこで、かつての旅芸人仲間・キースの儲け話に乗り、借金返済と北村屋の立て直しを図ろうとします。
しかし、新事業は失敗に終わり、担保にしていた土地と家屋を手放すこととなりました。住処を失ったてん・藤吉・啄子は、売れない芸人が集まる貧乏長屋に移り住みます。芸人たちが集まる店を訪れたてんは、笑いは人を幸せにすることを改めて知り、藤吉に寄席経営の提案をするも、啄子の反対を受けます。
わろてんかあらすじ3:笑売編
条件付きで啄子から寄席経営の許しを得たてんと藤吉でしたが、寄席小屋「風鳥亭」の経営は苦難の連続でした。しかし、てんのアイデアから生まれた風鳥亭独自のサービス展開や、米問屋を女手一つで切り盛りしていた啄子や、てんの元縁談相手で実業家・伊能栞の協力により、開業から1年後には「北村笑店」を立ち上げるまでに成長を見せます。
また、啄子もてんと藤吉の結婚を認め、知人を頼ってアメリカへ渡航、1904年(大正3年)には、待望の長男・隼也が誕生します。子育てと両立させながら寄席経営を行うてんは、寄席小屋を増やすとともに、給料を月給制に改めます。そして、てんの従兄の風太が北村笑店の番頭として迎え入れられ、演芸業界の大会社へと成長させます。
また、てんの周囲の人々にも変化が訪れており、実業家・伊能は、長年の夢だった活動写真制作会社を起業・成功を収め、藤吉の旅芸人仲間で人気娘義太夫として一世を風靡したリリコは、芸人を引退し、活動写真女優へと転向、杉田楓は新聞記者として活躍をみせていました。北村笑店の人気は一向に衰えが見えない中、藤吉は脳卒中に倒れます。そして、てん達に後を託し眠るように息を引き取ります。
わろてんかあらすじ4:女興行師編
1934年(昭和9年)藤吉の跡を継いで女社長に就任したてんは、女性に受ける女流漫才師の売り出しを考え、リリコに女優から漫才師への転身を勧めます。リリコの相方には、失業中の楽士・川上四郎が迎え入れられ「ミス・リリコ アンド シロ―」を誕生させ、風鳥亭開業当時から活躍する「キース・アサリ」コンビと共に北村笑店の看板芸人になります。
その頃、北村笑店25周年の目玉企画「マーチン・ショウ」を巡る一連の事件で知り合い、恋仲となったてんの息子・隼也と加納つばきに試練が訪れます。つばきは北村笑店が融資する中之島銀行の頭取の令嬢で、彼女の縁談が新聞で報道されます。一度は別れを決意した2人でしたが、両家の親からの勘当を覚悟の上で、隼也とちつばきは駆け落ちします。
そして、日を追うごとに戦争が激化しつつある1939年(昭和14年)、北村笑店は軍からの要請を受けて慰問団「わろてんか隊」を結成し、戦地で慰問活動を行います。わろてんか隊の功績が認められ、てんは国から勲章をもらい「女太閤」と讃えられます。しかし、戦争が激しさを増すと同時に、北村笑店の若手芸人に召集命令が下され、次々と戦地へ赴きます。
1944年(昭和19年)建物疎開の通知を受けた南地風鳥亭を始めとする多くの寄席小屋の取り壊しが行なわれます。そんな中、建物疎開の対象を受けた隼也とつばき・藤一郎は、てんの元を訪れ和解を果たします。そして、赤紙が通達された隼也は、つばき・藤一郎をてんに託し戦地に向かい、てんは、北村笑店の解散を決意し、つばき・藤一郎、大番頭風太の妻・トキと娘・飛鳥と共に滋賀へ疎開します。
てん達が疎開した直後、1945年(昭和20年)1月、大阪は空襲を受け、同年8月15日に日本は終戦を迎えます。終戦後、大阪に戻ったてんの元には、かつての芸人仲間たちが集まり始め、戻ってきた社員・芸人たちと共に、青空喜劇「北村笑店物語」を開演・大繁盛を見せます。
わろてんかのキャストを紹介!
NHK朝ドラ「わろてんか」は、主人公・てんを始め、主要人物の多くが実在した芸人・実業家をモデルに脚本が描かれました。以下では、わろてんかの出演キャストと役柄をモデルとなった実在の芸人・実業家と共に紹介します。
葵わかな/てん
NHK朝ドラ「わろてんか」のヒロインである藤岡てん(北村てん)は、吉本興業の創業者・吉本せいをモデルに描かれた人物で、女優・葵わかなさんが演じました。葵さんは、1998年、神奈川県出身の女優で、芸能事務所のスカウトを受けて芸能界入りし、多くのCM・ドラマに出演しており、「アート引っ越しセンター」を始めとする多くのCM出演を果たしていることから新たな「CMの女王」として注目されています。
NHK連続テレビ小説は、3度目の挑戦にて本作品「わろてんか」のヒロインオーディションへ合格を果たし、大学を休学して「わろてんか」の撮影に臨んでいたことが明かされています。
松坂桃李/北村藤吉
「わろてんか」ヒロインの相手役・北村藤吉は、吉本せいの夫・吉本吉兵衛(通称:吉本泰三)をモデルに描かれ、俳優・松坂桃李さんが演じました。松坂さんは、1988年、神奈川県出身の俳優・モデルで、「侍戦隊シンケンジャー」の主演・志葉丈瑠役で俳優デビューを果たします。NHK朝ドラ出演は、2012年放送の「梅ちゃん先生」に続く相手役としての出演となりました。
わろてんか・北村藤吉のモデルとなった吉本吉兵衛は、大阪内本町の荒物問屋「箸吉」の次男として生まれ、若い頃から落語や芝居見物が好きで、吉兵衛自身も剣舞演者として全国巡業を行なっていた過去がありました。
濱田岳/武井風太
「わろてんか」主要人物の1人で、北村笑店の大番頭(総支配人)を務めたてんの従兄・武井風太は、吉本興業の社長を務めた吉本せいの実弟・林正之助をモデルに、俳優・濱田岳さんが演じました。濱田さんは、1988年東京都出身に俳優で、「わろてんか」では、片思いを寄せるてんの前で強がる素振りや、徳永えりさん演じるトキとの掛け合いがお茶の間に笑いを誘いました。
わろてんか・武井風太のモデルと推測される吉本せいの弟・林正之助は、1917年に吉本興行部(吉本興業の前身)に入社後、1991年に死去するまで社長を務め上げた人物です。吉本興業では、初代桂春團治、横山エンタツ・花菱アチャコを始めとする多くの芸人を育て上げる傍ら、なんば花月・うめだ花月等の劇場オープンなど、吉本興業の発展に大きく貢献しました。
大野拓郎・前野朋哉/キース・アサリ
「わろてんか」・笑売編から芸人として北村笑店の発展に尽力してきたキース・アサリこと舶来屋キースと潮アサリコンビは、今につながる漫才形式の基礎「しゃべくり漫才」を作った実在の漫才コンビ・横山エンタツ・花菱アチャコをモデルに描かれました。
出典: https://thetv.jp
わろてんか初期から登場した舶来屋キースは、藤吉の旅芸人仲間で外国人のモノマネを芸として披露しています。藤吉に儲け話をして結果、北村屋を倒産に追い込んだわろてんかのトラブルメーカーとも呼べる人物です。舶来屋キースを演じた大野拓郎さんは、1988年生まれ、東京都出身の俳優・モデルで、NHK朝ドラは、2016年4月から放送された「とと姉ちゃん」以来、2度目の出演となりました。
花菱アチャコがモデルだと推測される潮アサリは、わろてんかの主要人物の1人キースの相方、「俄」を持ち芸とする芸人として登場し、わろてんか最終回では、キースと共にてんと再会を果たします。潮アサリを演じた前野朋哉さんは、1986年岡山県出身の俳優で、映画監督としても活躍しています。NHK朝ドラには、2013年「あまちゃん」2014年「マッサン」に出演しています。
広瀬アリス・松尾諭/ミス・リリコ アンド シロ―
北村藤吉の旅芸人仲間で、てんのライバルとして登場したわろてんかのリリコと、楽士から漫才師に転向した川上四郎のコンビ「ミス・リリコ アンド シロ―」は、昭和初期から戦中にかけて活躍した夫婦漫才・ミス・ワカナ・玉松一郎をモデルに脚本が描かれました。わろてんかでも、四郎が演奏するアコーディオンにリリコの歌を交えたしゃべくり漫才が繰り広げられ、一世を風靡した人気芸人として知られています。
初代ミス・ワカナをモデルとしたわろてんかのミス・リリコは、藤吉に恋心を寄せる娘義太夫として登場し、後に活動写真女優、女流漫談師として活躍の幅を広めていきます。ミス・リリコを演じた広瀬アリスさんは、1994年生まれ、静岡県出身の女優で、ファッションモデルとしても活動しています。わろてんか・リリコの演技で見せたコメディエンヌの才能は、高い評価を受けました。
玉松一郎をモデルとしたアコーディオン奏者・川上四郎を演じた松尾諭さんは、1975年、兵庫県出身の俳優です。NHK朝ドラには、2010年放送の「てっぱん」では、主人公の下宿先に住むシングルファーザー役として初出演し、2017年4月放送の「ひよっこ」に続いて「わろてんか」への出演を果たしました。
髙橋一生/伊能栞
実在の実業家・小林一三がモデルだと推測される、わろてんかの伊能栞は、主人公・てんの元縁談相手で、後に北村笑店の外部役員としててんを支える実業家として登場し、高橋一生さんが演じました。髙橋さんは、1980年生まれ、東京都出身の俳優で、舞台・テレビドラマ・映画など、幅広いジャンルで活躍し、1995年に公開されたジブリ映画「耳をすませば」では、天沢聖司の声を演じました。
わろてんか・伊能栞のモデルだと推測される小林一三は、現在の阪急阪神東宝グループを創業した実業家であり、阪急電鉄・阪急百貨店・東宝を手がけました。また、日本エンターテイメント界の最高峰と称される宝塚歌劇団を創業した実業家としても広く知られてます。
わろてんかは面白くない?その理由を考察!
2017年10月から半年に渡って放送されたNHK連続テレビ小説「わろてんか」は、一部の視聴者の間でつまらない、笑いの要素が面白くない、脚本や演技がひどいとの批判的な感想が多く見られ、賛否両論が飛び交った朝ドラです。以下では、「わろてんか」が面白くない・つまらないと言われる理由を考察しました。
わろてんかが面白くない理由1:笑いの要素がつまらない?
「わろてんか」みんなどう思ってるかと検索かけたら「わろ」と打っただけで「わろてんかつまらない」ってタグが出てきた。笑えわらえという割には、いけずばっかだしね。俳優さんがいいのになんか残念。
— muku (@mukumam2) October 26, 2017
でも、明日の母同士の対決はちょっと面白そう。#わろてんか #わろてんかつまらない
わろてんかは、吉本興業の創業者の女性をモデルに制作された朝ドラでしたが、視聴者が期待していた笑いの要素が少ない、またはつまらなかったことが、わろてんかが面白くない・つまらないドラマだったと評された理由に挙げられます。また、「わろてんか」の舞台となった時代も、明治~第二次世界大戦へと、最終回に進むにつれ、自然と笑いの要素も少なくなったことで、後半からつまらないと感じる視聴者も多かったでしょう。
わろてんかが面白くない理由2:現実味のないストーリー展開がつまらない
#わろてんか #わろてんか反省会
— 土浦よっと (@Yowo_T) March 4, 2018
本来、会社の社長のボンが、銀行の頭取の一人娘と
駆け落ちとかいったら、
いくら会社の専務ごときが額床にすり付けて土下座しても、今後の取引など在るはずもない。
「こちらの息子、勘当しましたから」等も、だからなに?の話。あれで北村笑店無事、とか、ぬるすぎ
「わろてんか」が面白くない・つまらないとの評する理由に、現実にはあり得ないようなストーリー展開が挙げられています。わろてんか後半にて起こったてんの息子・隼也と取引銀行・頭取の1人娘・つばきの駆け落ち後の展開に対する批判の声が見られます。視聴者によって納得が行かない展開も多くつまらないと評されることが多い「わろてんか」ですが、朝ドラらしいほのぼのした展開が面白かったとの評価も見られます。
わろてんかが面白くない理由3:1話15分のドラマでは短すぎる
わろてんかに限らず、週6日、1話15分放送が特徴のNHK連続テレビ小説は、放送中のドラマによって1話あたりの時間が短すぎて、ドラマの筋がつかめず結果、内容が理解出来ず面白くない・つまらないとの声が見られます。このように、わろてんか全体のストーリー展開だけでなく、朝ドラ特有の1話あたりの放送時間の短さのも、わろてんかを始めとする朝ドラがつまらないと言われる理由の一つに挙げられます。
10話くらいまで頑張ってみてみたけど、やっぱり朝の15分て短すぎるし、よく分からない。
わろてんかが面白くない理由4:主要キャスト陣の平均年齢が若すぎる
「わろてんか」がつまらないと評される理由について、現実離れしたストーリー展開や、笑いの要素が理解出来ずつまらないなど、脚本や演技に対する批評が多く見られる中、主要キャスト陣の年齢も挙げられます。朝ドラでは、1人の俳優が半年に渡って同じ役を演じ続けるため、後半あたりから違和感を覚える視聴者も多く、主要キャスト陣の年齢と配役の設定年齢の差が大きく不自然に見えたことが、つまらないと評された原因でしょう。
ただメンバー若すぎてもう少し迫力というか脇固めた方がいいかも
わろてんかが面白くない理由5:前作「ひよっこ」が面白すぎた
みね子と島谷の恋が止まらない?#ひよっこ pic.twitter.com/WwrNTb3GXf
— ひかる@有村架純ファン (@hikaru_kasumilo) February 20, 2019
わろてんかの前作にあたる朝ドラ「ひよっこ」は、高度経済成長期の東京と茨城を舞台に、集団就職で上京したヒロイン・矢田部みね子の奮闘を描いたドラマです。主演に有村架純さんが抜擢されたことに加え、脚本家によるオリジナルストーリーにより高評価を得ました。次回作に期待が寄せられ過ぎていたことが、わろてんかがつまらない・ひどいとの批評が多く寄せられる結果を招いてしまった理由になってしまったでしょう。
わろてんかがつまらないのは演技が下手だから?演技評価を紹介!
朝ドラ「わろてんか」がつまらない理由は、現実離れしたストーリー展開だけではありません。視聴者は面白くないのに、ドラマ出演者だけが笑うというシーンを見て、演技が下手、ひどいとの批評が下されています。以下では、ひどいと評したレビューも見られたわろてんかの演技評価を以下に紹介します。
わろてんか演技評価1:主演・葵わかなさんのさわやかな演技に高評価
出典: https://thetv.jp
有村架純さん主演の2017年前期の朝ドラ「ひよっこ」の後継番組として始まった「わろてんか」に対する評価について、つまらない・内容がひどいなど批判的な感想が多く見られる一方、平均視聴率は20%越えを維持していました。また、主演を務めた葵わかなさんに演技についても批判的な意見が見られますが、朝ドラに相応しい爽やかな笑顔や演技が魅力との好意的な感想も寄せられています。
最初はどうなん?と思いながら見てた(前期のひよっこが傑作だったため)けど回を重ねるごとに面白くなっていった!葵わかなちゃんの笑顔は朝ドラ向きで好き
わろてんかの演技評価2:出演者の演技は良かったものの
笑いをコンセプトにした朝ドラ「わろてんか」の放送を心待ちにしていたが、思った以上に笑いの要素が少なく、つまらないし、がっかりしたとの感想が多く見られます。「わろてんか」に関する評価は賛否両論が激しく、出演者の演技がひどいと評されています。一方で、出演者の演技は良いが、わろてんかのストーリー展開がつまなかったことが、演技に対する批評につながったと考察されます。
わろてんかなのに全くわろえない、 出演者は割と良かったと思うんですが…。 大阪放送局で期待していたのに残念です
わろてんかの演技評価3:笑う演技が不自然に見えることも
#わろてんかのストーリーの展開が単純。葵わかなさんが浮いてて、笑顔が不自然。出演者が笑っても、視聴者が笑えない。他の出演者の演技は上手なのに。特に、今日の千葉雄大さんの遺影の登場は可哀想(;_;)脚本家が関西の笑いを理解して面白いと思っているのか疑問。笑いのツボがずれてる。
— ジンチョウゲ (@teeth_precious) October 14, 2017
寄席経営に奮闘する女性の半生を描いた「わろてんか」では、主人公を含め登場人物たちが笑うシーンが多く登場しますが、ストーリー展開によっては、笑顔が不自然に見えたり、何故で笑っているのか視聴者には理解できないつまらないシーンも時折見られました。わろてんかがつまらない・ひどいとの感想が多く見られる理由として、視聴者がつまらないと思ったシーンにて、俳優陣の笑う演技が不自然に見えることも挙げられます。
わろてんかの演技評価4:少女~壮年期まで演じ分けることは至難の技
わろてんか主演の葵わかなさんが演じたヒロイン・てんの年齢は、女学校時代の16歳~終戦後までの50代前半までと、幅広い年齢設定を1人で演じ分けており、ストーリーが進むごとに年相応のてんを演じ切る葵さんの演技も、わろてんかの魅力です。視聴者によって、筋がつかめず不自然な年齢設定につまらないとの声が多く聞かれますが、初期から最終回まで出演した俳優陣の演じ分けもわろてんかのみどころです。
おてんちゃんの成長過程には無理があったけど、立ち振舞いや声色、表情である程度のカバーが出来るのは葵わかなちゃんの凄さ!これから楽しみな女優さん!藤吉さんも良かった!
わろてんかはつまらない?面白い?賛否両論な感想をまとめて紹介!
あまりにも笑いを誘うシーンが少なすぎることからひどい・つまらないドラマだと批評される一方、朝ドラらしいほのぼのしたストーリー展開が面白かったと、賛否両論が飛び交う朝ドラ・わろてんか。ストーリーや出演者の演技などを総合してひどい・つまらないと評された感想が多く見られますが、視聴者によっては、批評するほどつまらないことはない感想も寄せられています。
感想1:個性的なキャラクター達にほっこり
主にストーリー展開を中心につまらない・ひどいなどの批評が多く寄せられた「わろてんか」ですが、主要人物である風太やリリコ、キース・アサリのように、個性的なキャラクターの登場が、わろてんかの大きな魅力となっています。わろてんかは、つまらないと評されたストーリー全体でなく、お気に入りのキャラクターに着目して視聴するとことで、違う面白さを発見できるドラマです。
最初の方は今季の朝ドライマイチ…と思ってたけど見ているとそれぞれのキャラクターが愛おしくなりました。
感想2:その時によって面白い回とつまらない回がある
出典: https://thetv.jp
一話あたりの放送時間の短さや放送期間が長いことで、物語の筋がつかめず朝ドラ自体がつまらないという声が多く聞かれる中、その時によって面白い回とつまらない回があるという感想も見られます。NHK朝ドラは、約半年に渡って週6日放送される連続ドラマという形式のため、わろてんかに限らず、視聴者がつまらないと感じてしまうストーリー展開も回によって生じてしまいます。
面白いところと面白くないところのムラがすごいあった🤭
でも、結局最終回まで見た😐
感想3:北村藤吉の亡霊登場にひどいとの感想も
亡くなった人と共に生きて行くというのは、あくまでも遺志や想い出を胸にという比喩なのに、おてんちゃんは(彼女にとっては)本当に蘇った藤吉さんとこれからも生きて行くという斬新なオチ( Д ) ゚ ゚ #わろてんか反省会
— りょう (@asomizu) March 31, 2018
わろてんか・笑売編終盤にて亡くなって以降も、てんだけに見える幽霊として登場した藤吉の姿に、違和感を覚えた視聴者も多くいました。また、わろてんか・ラストシーンで藤吉が登場するなど、これまでの朝ドラには無かった斬新な設定は、一部の視聴者は戸惑いを覚え、ストーリーがつまらないだけでなく、非現実的な展開に、ひどいなど批判的な感想が寄せられる理由の1つにもなったと考えられます。
感想4:不自然なキャスティングに団吾師匠の行方は
わろてんかのヒロインに選ばれた葵わかなさんは、撮影当時、大学生だったこともあり、息子・隼也役の成田凌さんとの親子設定に違和感を覚えた視聴者もいるでしょう。このように、年齢を理由に不自然に感じてしまうキャスティングの他に、話が進むにつれて登場しなくなった団吾師匠の行方など、登場人物たちの不可解な言動に疑問の声も挙がっており、後半に突入してつまらないと感じさせる原因になったと考察されます。
好きだけど、葵わかなの息子役が成田凌ってさすがに無理あるなーと思いました。隼也がてんの旦那さんに見えます。安来節乙女組も団吾師匠も知らない間に全く出てこなくなって、ちょっとよくわかりません。あの後どうなったんだろうってよく考えてしまいます。
感想5:ヒロイン・てんより伊能栞の動向が気になる
朝ドラは
— 石上 恵理紗 (@kiskemaru) January 13, 2018
いつになったらオモシロクなるのだろうか…
今日放送分のクダリとか番組趣旨に関係あるのかあ?高橋一生ファン向けなだけだよなぁ…
と、言う意味では目が離せない#NHK朝ドラ #わろてんか #わろてんか笑えない
朝ドラ「わろてんか」についてストーリーがつまらない、笑いの要素が理解できないなど、ドラマ自体はつまらないけれど、主要キャストの1人である高橋一生さん目当てで毎回視聴していた視聴者も多くいました。髙橋さん演じる伊能栞は、他のキャラクターにはみられない洗練された身のこなしが女性を中心に人気を集めました。
わろてんかがつまらないと言われる理由まとめ!
2017年10月から放送された朝ドラ「わろてんか」は、面白い・つまらないと賛否両論の感想が多く飛び交ったドラマであり、視聴者によって、評価が大きく分かれたドラマです。レビューやSNSを見ると、わろてんかはつまらないとの意見が多く投稿されていますが、好意的な感想も多く見られ、決してつまらないドラマではありません。まだ視聴したことが無い方も一度「わろてんか」を観てみませんか。