ブザービートのキャスト一覧！あらすじやB'zの主題歌も紹介【山下智久主演】

『ブザービート～崖っぷちのヒーロー～』は2009年7月13日から9月21日までフジテレビの「月9」枠で放送されたドラマです。この作品はザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞し、ローソンとタイアップするなどの人気を見せていました。今回は山下智久さんをはじめとするドラマの豪華キャスト陣と作品のあらすじ、主題歌をまとめて紹介いたします！是非最後までご覧ください。

『ブザービート』の主演・山下智久さんが演じる上矢直輝とはどのような人物なのでしょうか？軽くあらすじもネタバレしつつ紹介します。プロバスケットチーム「JC ARCS(アークス)」に所属しており、ポジションはシューティングガードです。実力はあるもののプレッシャーに弱くここ１番という時にミスをすること多いです。内面は非常に心優しく、家事力が高く、フレンチトーストが得意料理です。

『ブザービート』の主演キャストは山下智久さんです。ジャニーズ事務所に所属し、現在はソロ活動をしています。『ブザービート』出演時はNEWSのメンバーとして活躍していました。「山P」という愛称で親しまれており、数々のドラマ、映画に出演しています。『ブザービート』で主演を務めることが発表された際、ヒロインが北川景子さんであることから明治大学卒業コンビとして話題となりました。

いままではクールな役どころが多かったですが『ブザービート』では珍しく三枚目役の挑戦で、「見てくれた人が元気になるようなドラマにしたいと」当時のインタビューで語っています。山下智久さんは2003年にNEWSでCDデビュー、2006年には「抱いてセニョリータ」でCDソロデビューを始めます。2008年には映画『クロサギ』で初主演、2011年にはNEWSを脱退しソロ活動に専念します。

海外志向があり、流暢な英語を度々披露しています。東京ガールズコレクションでジェイデン・スミスを登場させたりと海外での交流関係も広いようです。主な出演作品は『池袋ウエストゲートパーク』の水野俊司(シュン)役、『野ブタ。をプロデュース』の草野彰役、『コード・ブルー』シリーズの藍沢耕作役、『あしたのジョー』の矢吹丈役、『ボク、運命の人』の正木一郎役など多数出演しています。

キャスト紹介やあらすじネタバレの前に『ブザービート』の相関図を見ていきましょう！約10年前のドラマではありますが青春時代の胸キュンストーリーになっています。人間関係は相関図よりもやや複雑になっていますが、作品を観る上でわかりやすいのではないでしょうか？キャスト紹介のあとはあらすじと主題歌も紹介していますのでそちらもご一緒に是非ご覧ください。

『ブザービート』のヒロイン・白河莉子は音大を卒業後、書店でアルバイトしながらプロのバイオリニストを目指しています。直輝に対して当初は友情関係でしたが次第に恋愛感情を抱いていきます。白河莉子を演じるのは北川景子さんです。17歳の時にスカウトされ、「Seventeen」でモデルデビュー後、2003年『美少女戦士セーラームーン』で火野レイを演じ女優デビューします。

出演したドラマでは多数の賞を受賞しており、『探偵はBARにいる3』で日本アカデミー賞助演女優賞を受賞します。ちなみに初出演したセーラームーンのドラマのキャスト陣とは今でも仲が良くよく集まっています。主な出演作品は『謎解きはディナーのあとで』の宝生麗子役、『悪夢ちゃん』の武戸井彩未役、『HERO第2シリーズ』の麻木千佳役、『スマホを落としただけなのに』の稲葉麻美役などがあります。

七海菜月は「JC ARCS」のチアリーダーで、ARCSの親会社に勤務しています。付き合っていた時は直輝に対してじれったい思いを抱いていましたが、別れてからも忘れらえずにいました。最終話では宇都宮に告白されます。七海菜月を演じるのは相武紗季さんです。2002年に夏の高校野球のPR女子高生に選ばれスカウトされます。2003年『WATER BOYS』で女優デビュー、「ミスタードーナツ」のCMで注目を集めます。

女優業のほか『ドラえもん』や『かいけつゾロリ』などで声優にも挑戦しています。2015年には結婚し、2017年に第1子を出産ししばらく活動休止していましたが2018年『ブラックペアン』で復帰します。主な出演作品は『アテンションプリーズ』の若村弥生役、『家政婦のミタ』の結城うらら役、『マッサン』の田中優子役、『カノジョは嘘を愛しすぎている』の茉莉役などがあります。

莉子の親友でルームメイトの海老名麻衣はオーケストラに所属するフルーティストです。女子力が高く自分磨きを怠りません。最初は宇都宮に好意を抱いていましたが、秦野秀治に惹かれ恋人になります。海老名麻衣を演じるのは貫地谷しほりさんです。中学生の時にスカウトされ、2002年に映画デビュー、2007年NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』でヒロインを演じます。

2013年『くちづけ』でブルーリボン賞主演女優賞を受賞、また『ブザービート』で共演した北川景子との親交は続いておりドラマ同様親友関係です。主な出演作品は『キミ犯人じゃないよね？』の森田さくら役、『リピート～運命を変える10か月～』の篠崎鮎美役、『スイングガールズ』の斉藤良江役、『パレード』の大河内琴美役、『望郷「夢の国」』の夢都子役などがあります。

川崎智哉は「JC ARCS」のヘッドコーチで、莉子に想いを寄せています。直輝と仲良くしていることで嫉妬心から合宿中プレーに参加し負けたら30周ランニングという罰を作りそれが原因で直輝は負傷してしまいます。川崎智哉を演じるのは伊藤英明さんです。1993年「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞、翌年にはCMデビュー、2年間の活動休止後、ドラマ『デッサン』で復帰します。

主演作品『海猿』シリーズでは邦画の興行成績が1位を記録したりと様々な賞を受賞しています。2015年『WOOD JOB！』では日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞しています。主な出演作品は『悪の教典』の蓮実聖司役、『22年目の告白-私が殺人犯です-』の牧村航役、『天体観測』の挟山恭一役、『白い巨塔』の柳原弘役、『ファースト・キス』の加納和樹役、『僕のヤバイ妻』の望月幸平役などがあります。

秦野秀治は「JC ARCS」のチームメイトで直輝に憧れて入団しました。麻衣に好意を抱くようになり付き合い始めます。秦野秀治を演じるのは溝端淳平さんです。「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝き、2007年に『生徒諸君！』で俳優デビュー、翌年『ハチワンダイバー』で初主演を果たします。2010年の『赤い糸』では日本アカデミー賞優秀新人賞を受賞します。

2015年には舞台『ヴェローナのニ紳士』で初の女性役を演じ話題を集めました。ドラマ、映画、舞台、吹き替えと幅広く活躍しています。主な出演作品は『DIVE!!』の沖津飛沫役、『君が踊る、夏』の寺本新平役、『高校デビュー』の小宮山ヨウ役、『新参者』シリーズの松宮脩平役、『失恋ショコラティエ』のオリヴィエ・トレルイエ役、『立花登青春手控え』の立花登役などがあります。

代々木廉は海外で活躍し「JC ARCS」に移籍してきます。以前試合で直輝に負けたことがあり菜月に近づき陥れようとします。最終的には直輝と良いコンビになります。代々木廉を演じているのは金子ノブアキさんです。ロックバンド「RIZE」のメンバーであり俳優としても活躍しています。俳優としての活動は1994年からで『クローズZEROⅡ』や『軍師官兵衛』などに出演しています。

全ては紹介しきれませんが、『ブザービート』には様々なキャストが登場しています。毎回様々なゲストが登場し、時にはリンク栃木ブレックスや五十嵐圭さんなどプロで活躍している選手も多数出演しています。お笑いコンビのはんにゃや直輝の母には真矢みきさん、妹にも大政絢さんなども主演していました。

プロバスケットボールチーム「JC ARCS」に所属する上矢直輝は、学生時代のとは違いなかなか活躍できないでいました。プレッシャーに弱く、大一番ではミスをするなど実力を発揮できないでいました。年俸も30％ダウンと大幅に下がり来季の契約も保留、結婚を考えているチームのチアリーダーで恋人の七海菜月への態度もハッキリできないまま時を過ごしていました。

一方、書店でアルバイトをしながらプロのバイオリニスト目指す音大出身の白河莉子は海老名麻衣とルームシェアしています。とあるきっかけで「JC ARCS」のヘッドコーチ・川崎智哉と出会い熱烈なアプローチに付き合うことになりますが、近くの公園で練習をする直輝に出会い徐々に親しくなっていきます。移籍してきた代々木廉、莉子の友人の麻衣が絡み物語が展開していきます。

『ブザービート』は全11話で最終話は15分拡大で放送されました。『ブザービート』の最終話のあらすじをネタバレ紹介いたします。白河莉子は上矢直輝と離れたくなく、軽井沢で開催するオーケストラの誘いを断ろうとしていましたが、直輝は夢を追ってほしいと後押し、軽井沢へ行く決心を固めます。数日後、直輝のチームメイトの秦野秀治から莉子が出発することを知らされます。

莉子はバイオリンに集中するため携帯電話も解約し、その行動に友人の麻衣も驚きます。出発の日、公園の大きな看板にメッセージが書かれていることに気付いた莉子は、デジカメに撮りそれが直輝からの言葉だと涙を浮かべ軽井沢へと向かいます。そしてバスケットボールの2009年シーズンが開幕し、直輝は合宿中に負った怪我のリハビリを1人黙々と続けていました。

半年後、怪我から見事に復帰した直輝の活躍でプレーオフ進出を果たします。その頃、先輩の手伝いのため東京に来た莉子はほんの一瞬直輝の姿を目撃しますが、会おうことはありませんでした。「JC ARCS」はファイナル進出を決めます。直輝が自主練習の最中、七海菜月がやってきて好きだと告白しますが、玉砕し泣き崩れます。その後気丈に振舞う菜月をチームメイトの宇都宮透はデートに誘います。

いよいよ決勝戦が幕を開けます。それぞれの想いを胸に秘め"優勝"という2文字のために奮闘します。残り1分直輝はファウルを受けてしまいます。残り30秒フリースローの行う寸前、莉子が息を切らしながら「ちゃんと勝ちなさいよ」と伝えると、直輝は落ち着きながらシュートを決めARCSは逆転優勝します。莉子の元に走った直輝は「もう二度と離さない」と言ってキスをしたのでした。

『ブザービート』の主題歌はB'zの「イチブトゼンブ」です。2009年8月5日に発売し、16年ぶりに8週連続TOP5入りを記録します。2009年度年間最高6位を記録、音楽配信サイトでは100万ダウンロードを突破、ミリオン認定を受けます。「イチブトゼンブ」は4年以来ぶりのドラマ主題歌でドラマの企画コンセプトを読んでから制作に当たっています。同じくA面には「DIVE」、B面には「National Holiday」が収録されています。

『ブザービート』の主題歌を担当しているB'zはギタリストの松本孝弘さんとボーカルの稲葉浩志さんによるロックユニットです。1988年から活動を始め8thシングル『LADY NAVIGATION』が初のミリオンセラー曲となります。1998年に発売したベストアルバムは500万枚を突破、2007年には「ハリウッド・ロックウォーク」に殿堂入りします。主にB'zの楽曲は作詞を稲葉浩志さん、作曲を松本孝弘さんが担当しています。

『ブザービート』のキャストやあらすじ、主題歌を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。山下智久さんを始めとする主要キャストは非常に豪華な方が出演しています。また主題歌はB'zが担当し、物語をより一層盛り上げています。今回のあらすじネタバレは最終回のみですので、これを機会に『ブザービート』のドラマを見てみましょう！青春ラブストーリーに思わず胸キュンするかもしれません！