2018年11月25日公開
2018年11月25日更新
孤独のグルメ台湾編に登場したお店はどこ?五郎さんが食べた料理も紹介
ドラマ『孤独のグルメ』台湾編では、主人公・井之頭五郎(通称・五郎さん)が、台湾で美食を探し求める姿が描かれています。台湾は、日本人にとって非常に人気のある観光地で、日本語が話せる人も多く、親日国としても知られています。同じアジアでも異国情緒が溢れる台湾で、五郎さんは数々の美食と出会う旅をします。この記事では、孤独のグルメ台湾編で、五郎さんが訪れたお店はどこなのか、どのような料理を食べたのかを徹底解析していきます。
目次
孤独のグルメ台湾編に登場したお店を徹底調査!
ドラマ『孤独のグルメ』台湾編の五郎さんは、少しアグレッシブに、ボディランゲージも交えながら、現地で美味しい料理を探し求めていました。孤独のグルメ台湾編で見せた五郎さんの幸せそうな表情は、視聴者の心も動かし、ドラマを観て台湾旅行を決意する視聴者もいた程です。五郎さんは一体どこのお店で、どのような台湾料理を味わったのでしょうか?この記事では、気になる台湾のお店と料理の実態に迫っていきます。
孤独のグルメシリーズとは?
孤独のグルメは個性的なグルメ作品
この記事では、孤独なグルメのドラマ版(台湾編)について主に述べていきますが、まずは孤独のグルメがどのような内容の作品であるのかを見ていきましょう。孤独のグルメの内容を理解するのに不可欠な存在の人物がいます。それは、孤独のグルメを語り部であり、主人公でもある最重要人物・井之頭五郎、通称五郎さんです。
五郎さんは自由を愛する自営業の男性で、輸入雑貨の売買が彼の大切な仕事です。しかし、仕事以外にも彼が没頭していることがありました。それは仕事の際に訪れた地で美食を味わうことでした。遠出はあまりしないものの、東京都内や関東を中心に、五郎さんの美食探しは始まり、小さな定食屋などで幸せな時間を過ごします。これが孤独のグルメの大まかなストーリー展開となります。
孤独のグルメは、食の知識を披露することよりも、「如何に食を楽しむか」がメインとなっています。五郎さんの台詞は、主に食事中の脳内で語られ、料理に対する期待や、その美味しさについてコメントをしていきます。五郎さんの語りは、専門家の様な堅苦しいものではなく、あくまで素人の感想というスタンスが取られているため、非常に聞きやすいです。
幸せそうな表情で食べ物を頬張る五郎さんは、ドラマ内の癒し的存在です。しかし、それと同時に、五郎さんは料理の素晴らしさを視聴者に伝える、言わば美食の伝達者でもあります。孤独のグルメの視聴者は、視聴する度に五郎さんの食べている料理が食べたくなる魔法をかけられ、その地に赴きたくなります。
五郎役の俳優・松重豊
どこまでも美食を探し求める主人公・五郎さんを演じている俳優は松重豊さんです。松重豊さんは、1963年1月19日生まれ、福岡県出身で、明治大学文学部文学科に入学し、演劇学を専攻。卒業後は劇団「蜷川スタジオ」の団員として俳優活動を始めます。松重さんはストイックな俳優としても知られており、孤独のグルメの撮影の際は、絶食をしてから撮影に取り掛かり、美味しく食べる演技を完璧なものにしています。
孤独のグルメの原作
孤独のグルメの原作は漫画で、ストーリー構成は久住(くすみ)昌之さん、漫画は谷口ジローさんが描いています。1994年から『月刊PANJA』(扶桑社)で連載が始まり、1996年に一度完結となり、2008年に総合週刊誌『SPA!』にて復活を遂げました。その後は2015年まで7年間『SPA!』内で連載されました。
2017年2月11日に作画を担当した谷口さんが死去し、原作者の久住さんが「続編はない」と語っていることから、連載終了とされています。孤独のグルメは、2012年に初のドラマ化がされ、2018年までの6年間で、シーズン7まで放送されています。放送時間はいずれも深夜で、主に30~40分の枠で放送が行われました。2016年~2018年の大晦日や正月には、スペシャル版のドラマ(60分~90分のもの)が放送されました。
台湾でもドラマ化
孤独のグルメは台湾でもドラマ化し、主人公は伍郎(ウーラン)という名前に変更され、俳優の趙文瑄(ウィンストン・チャオ)さんが主演を務めました。趙文瑄さんは、孤独のグルメ台湾編で五郎さん役の松重豊さんと夢の共演をしており、撮影の際には一緒に写真を摂ったりと、和やかな交流を行っていました。
アニメとドラマCDもある
孤独のグルメはドラマ化だけではなく、アニメ化とドラマCD化も成し遂げています。孤独のグルメのアニメ版は、「タテアニメ」(現在のアニメBeans)というアプリ内で公開され、声優・堀内賢雄さんが五郎さん役を務めました。一方ドラマCD版は、株式会社キャラアニから発売され、声優・小山力也さんが五郎さん役を担当しました。
孤独のグルメ台湾編に登場した街どんなところ?
孤独のグルメ台湾編で五郎さんが訪れた場所は、一体台湾のどこにあって、どのような所なのでしょうか?日本人にとって観光のしやすい台湾には、行って楽しい、見て楽しい場所がたくさんあります。ここでは、五郎さんが訪問した台湾の街はどこなのか、そこの名物は何なのか、まとめてお届けします。
アクセスが簡単?宜蘭県はどこにある?
孤独のグルメ台湾編の前半で登場した宜蘭(イーラン)ですが、台湾のどこにあるのでしょうか?宜蘭は台湾の一つの県で、台湾の北東部に位置しています。孤独のグルメ台湾編では、五郎さんが最初に美食を味わった場所となります。劇中で、五郎さんは高速バスに乗車して宜蘭県を訪れていましたが、首都台北市から宜蘭県までは、バスに乗って40分程で到着します。
宜蘭は、台北からのアクセスが良く、マリンスポーツの観光地としても人気が高く、サーフィンのために他の県から訪れる台湾人も多いとされています。そんな宜蘭も、山で囲まれている地形が災いして、2006年以前は、大変アクセスがしにくい場所として認識されていました。2006年にトンネルが開通されてからは、アクセスが一気に簡単になり、観光地として人気を博す結果となりました。
宜蘭の羅東夜市は台湾内でもトップの規模
宜蘭県で一番賑わいを見せている場所が羅東(ルオドン)市で、その中でも羅東夜市は台湾内でも屈指の大きさを有する夜市となっています。羅東夜市は19時になるとほとんどの店が開き、遅い時間だと深夜の2時まで営業を続けます。台湾人は随分遅くまで起きているのだなと感じる方もいると思いますが、夜市の文化がある台湾では、遅くまで夜市が営業されていることが珍しくありません。
羅東夜市は、たくさんの美味しいB級グルメが溢れています。代表的なものだと、「三星葱餅(サンシンツォンビン)」があり、ネギが混ぜられたフワフワもちもちの皮を口に頬張れば、独特の食感を楽しむことが出来ます。味はしつこくなく、お腹が空いていたら軽く2枚は食べられることでしょう。
台湾編後半で登場した迪化街はどこにある街?
五郎さんが異国情緒を堪能した問屋街・迪化街(ディーホアジエ)は、一体どこにあるのでしょうか?迪化街は、日本人も訪れることが多い台北市に位置し、台北の観光地の中でも、多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。迪化街の最寄り駅は、台北の地下鉄MRTの松山線北門駅で、この駅までたどり着くことが出来れば、その後は徒歩で向かうことが出来ます。
迪化街はレトロな魅力が満載
迪化街に着くと、多種多様な漢方の材料や、台湾名物の乾物(カラスミやドライフルーツ)などが目に入ります。その他にも、布問屋が100軒以上並ぶ永楽布市場や、懐かしさを持った竹籠のお店があったりと、全体的にレトロな雰囲気を醸し出しています。ちなみに、永楽布市場の2階で布を買って、1階のお店に持ち込めば、チャイナドレスのオーダーメイドが出来ます。
小売り業者が集まる街・迪化街は、台湾の商業地として栄えた歴史があり、18世紀末に台湾へやって来た中国からの移民が作り出した街となります。ヨーロッパのバロック風の建築物に、台湾独自のアジア的な雰囲気が混ざった迪化街は、日本人にも懐かしい気分を感じさせてくれる魅力的な街です。
孤独のグルメ台湾編に登場したお店や料理を紹介!
孤独のグルメを観て、「ここのお店はどこなのだろう?」と疑問を持ち、実際に行ってみたいと考える視聴者は多いとされています。孤独のグルメの台湾編で登場したお店は、どこも、美味しそうな料理を五郎さんに提供しています。ここでは台湾編のお店がどこにあるのか、魅惑のメニューもまとめて紹介します。
観光地:三星青葱文化館
三星青葱文化館(サンシンチンツォンウェンホアグアン)は、宜蘭県の三星郷(サンシンシアン)にある、楽しい青ネギの文化館です。ちなみに、三星郷の郷とは、田舎の集合体のことを指し、五郎さんも「まるで日本の田舎みたいだ」と語っていました。
三星青葱文化館のアクセス方法ですが、観光客が最も多い首都・台北からの行き方は、台湾鉄路(鉄道)の台北駅から羅東駅に向かい、羅東駅からタクシーに乗車します。台北から羅東は2時間程、羅東から三星青葱文化館は30分程なので、台北からは2時間30分~3時間程度で到着するとされています。
文化館の前には、自転車に乗った可愛い青ネギのゆるキャラがおり、施設の目印となっています。三星葱の文化を紹介するのがこの文化館の目的ですが、誰が見ても分かりやすいように写真や展示物を用いて紹介しているため、子供や外国人も飽きさせません。外に出ると葱明小舖(ツォンミンシャオプ)という屋台があり、そこでは、個性的なネギ味のアイスや五郎さんが食べた葱餡餅も販売されています。
料理①「葱餡餅」
三星青葱文化館では孤独のグルメで五郎が食べてた葱餡餅を食べる♩
— サーモン太郎🐟23日みさき24日六甲山25日京都 (@kitiyriroriro) October 15, 2016
ネギ入りのおやきみたいな感じでネギの風味も良くてなかなかいける。
あと三星葱アイス。こちらはネギ味なアイスで不思議な感じです。 pic.twitter.com/RXsT9OsG5m
「葱餡餅(ツォンシエンビン)」は、上述した「三星葱餅」と同じく、もちもちの皮が魅力の美味しいB級グルメです。もちっとした皮を頬張ると、ネギの味がほのかに口内に広がり、そのまま何枚でも食べたくなるような美味しさを感じさせます。ソースと絡めると味にメリハリが付き、また違った美味しさを引き出してくれます。
五郎さんが食べたものは、外面がカリっとしているものでしたが、お店によって堅さと柔らかさは変わるので、様々な店の葱餡餅を食べれば、その分異なる美味しさを持つ葱餡餅を見つけることが出来ます。葱餡餅は「葱油餅(ツォンヨウビン)」、「葱抓餅(ツォンジュアビン)」など、異なる名前で販売がされていることがほとんどで、台湾のどこの地域でも食べることが出来ます。
葱油餅と葱抓餅は、どこにでもある身近なB級グルメで、見た目も名前も似ているので、よく混合されがちですが、異なる点も存在するのです。違いとしては、葱油餅はネギの風味が強く、平たいものが多く、葱抓餅はフワフワ感や食感を重視し、少し盛り上がっているのが特徴です。
お店その1、全台小吃部
全台小吃部(チュエンタイシャオツーブ)は、五郎さんが初めて入店した台湾の食事処です。宜蘭県羅東市にあるお店ですが、孤独のグルメ台湾編が放送される前日の2015年10月22日に店主の男性が亡くなり、現在は異なるお店が営業されています。五郎さんが体験した味はもう味わえませんが、ドラマ内での素晴らしい料理の数々は、しっかりと映像に収められ、店主さんの努力の結晶は後世にも伝えられるでしょう。
料理②「三星葱の肉炒め」
三星葱の肉炒め #孤独のグルメ #tx_kodokugurume pic.twitter.com/CbBjBgVCqe
— アキら (@akila_tw) October 23, 2015
三星葱の産地・宜蘭ならではの料理で、店主さんの郷土愛が感じられます。中国語では、三星葱臘肉(サンシンツォンラァロウ)と言い、臘肉は燻製させたお肉のことを指します。ちなみに、五郎さんは臘肉のことを「中華風ベーコン」と称していました。三星葱と臘肉を口に入れた際、五郎さんは「ネギが改めて上手い、白飯が欲しい」と嬉しそうに称賛しています。
料理③「蛤スープ」
台湾の蛤(はまぐり)スープには、大量の蛤が投入されており、お客さんにとっては嬉しい仕様となっています。蛤がゴロゴロと入っているこのスープには、蛤の旨味がたっぷり入っており、日本人も飲みやすいスープだとされています。中国語で蛤スープは、蛤仔湯(ハーザイタン)と書き、湯はスープという意味です。
料理④「茹で烏賊」
孤独のグルメ観てて台湾の茹で烏賊のわさびの量を見て、前にニュースでなんかやってたかな?と思った。 pic.twitter.com/La8NUkUzxw
— バラカ (@beebaraka) November 26, 2016
茹で烏賊(いか)は、わさびと醤油に漬けて食べ、日本の海鮮料理と通じるものがあります。わさびの漬けすぎで、鼻がつーんとなるのは、日本も台湾も同様です。五郎さんも劇中でわさびの辛さにやられますが、美味しそうにイカを醤油で食しました。蛤スープと同様に、茹で烏賊は日本人にとって馴染みやすい料理だと言えるでしょう。
料理⑤「豚肉の紅麹揚げ」
豚肉の紅麹揚げ 確かに白飯欲しく・・・いやお酒かな? pic.twitter.com/OXvHk2t5FD
— あきの (@akino2525) October 23, 2015
豚の紅麹揚げは、中国語で紅糟排骨(ホンザオパイグゥ)と言います。紅糟は紅麹(べにこうじ)、排骨は豚の肋骨(あばら)肉、または揚げた豚肉のことを指します。見た目は日本のトンカツや唐揚げと似ている排骨ですが、味や食感は全く似ていません。
だからといって取っつきにくい味ではなく、ご飯と食べる以外にも麺の上に乗せたりと、様々な活用がされている便利な料理です。ピリ辛ダレに付けて食べることもあり、五郎さんは作中で「台湾式ピリ辛ダレ、良い」と嬉しそうな表情を見せました。
観光地:国立伝統芸術文化中心
台湾の伝統文化にどっぷりと浸かりたい方は、宜蘭県の「国立伝統芸術文化中心(グオリィチュアントンイィシュウェンホアヂョンシン)」に訪れることをオススメします。こちらで体験出来る台湾文化は、観賞して楽しい演劇や、眺めて楽しむ建築など、物から人の織りなす芸まで多岐に渡ります。レトロな台湾が体感出来るので、非常に人気のある観光スポットです。
国立伝統芸術文化中心は年中無休のテーマパークで、どのシーズンでも楽しむことが出来ます。首都の台北からのアクセス方法は、台湾鉄路の台北駅から羅東駅に向かい、そこからタクシーに乗車し向かいます。所要時間は台北駅から羅東駅が2時間程で、羅東駅から国立伝統芸術文化中心までが15分程です。
料理⑥「糖葫蘆」
国立伝統芸術文化中心で、糖葫蘆(タンフゥル)と出会った五郎さんは、何の食べ物かも分からずに口に頬張りましたが、新感覚の美味しさに驚愕します。糖葫蘆はトマトを飴でコーティングしたお菓子で、日本で言う所のリンゴ飴やあんず飴となります。台湾では、トマトは料理で使用する野菜以外にも、フルーツとしても扱われるのです。
お店その2、永樂小吃
永樂小吃(ヨンロァシャオツー)は、迪化街の南京西路の233番路地にある小さな料理屋さんで、台湾ではこのような小さなお店を「小吃店(シャオツーディエン)」と呼びます。迪化街を訪れた五郎さんは、問屋街を抜けた際に、このお店を発見し、店員に声をかけられたことで、このお店で食べることを決意します。
料理⑦「鶏肉飯」
鶏肉飯(ジーロウファン)は、鶏肉をご飯の上に乗せたチキンライスですが、タレと混ぜ合わせて食べると美味しいため、五郎さんは「台湾のぶっかけご飯」と称していました。元々鶏肉飯は、嘉義(ジャーイー)という台湾の中南部の県で生まれた料理で、ご飯の上に乗せるのは、細かくした鶏の胸肉またはササミです。上にかかっているタレは甘く、このタレで味が決まるといっても過言ではありません。
料理⑧「各式小菜」
各式小菜(グゥスゥシャオツァイ)は、おかずの盛り合わせを指し、ドラマ内では、白菜と青菜、豚肉と煮卵がお皿に盛られていました。五郎さんはこの料理の白菜と青菜を食べて、台湾の野菜の美味しさを再認識します。お肉も野菜もあるため、一皿で栄養をバランス良く摂ることが出来ます。煮卵もよく味付けがされており、五郎さんは鶏肉飯に煮卵を乗せて、「台湾的親子丼」を自分で作り上げていました。
お店その3、原味魯肉飯
まだまだお腹が空いていた五郎さんは、迪化街を練り歩き、このお店に辿り着きました。原味魯肉飯は、迪化街と隣接する永昌街という通りに店を構えています。お店の名前には、台湾の名物料理・魯肉飯(ルーローファン)が付いていますが、魯肉飯以外に麺類などもチョイス出来ます。
料理⑨「乾麺」
乾麺(ガンミエン)は名前の通り乾いた麺で、つまり汁なし麺となります。日本のラーメンなどよりも麺は柔らかく、コシはあまりありません。五郎さんは、この麺のことを「重くない麺」と称し、食べやすさについて言及しています。麺の下には甘辛ダレが隠れており、よく混ぜて食べると美味しさもその分アップします。
料理⑩「下水湯」
五郎さんが冒険する気持ちで頼んだ一品です。名前を見て気後れしてしまいそうですが、下水湯(シャアシュエイタン)には下水要素など何もありません。五郎さんに「優しい味」と称されたこのスープのベースは生姜で、汁の中には砂肝が具として入っています。
お店その4、古早味豆花
麺とスープでお腹を満たしたものの、甘い物が欲しくなった五郎さんは、積極的に移動を始め、豆腐スイーツのお店・古早味豆花(グゥザオウェイドウホァ)に入ります。選りすぐりのB級グルメが並ぶ寧夏(ニンシャア)夜市とも近いこのお店は、常にお客さんでいっぱいで、非常に人気のあるお店と言われています。
料理⑪「豆花」
豆花(ドウファ)は台湾の名物豆腐スイーツで、最近では日本にも豆花のお店が進出し、日本国内でも人気を高めています。豆腐プリンがベースであるこのスイーツは、トッピングも豊富なことで知られています。
五郎さんが選んだトッピングは、小豆にタピオカ、そして冷たいシャリシャリの氷でした。氷は入れても入れなくても大丈夫で、人の好みに寄ります。豆乳プリンと似ていますが、味は濃厚というよりも爽やかで、お腹に優しい味のスイーツです。
番外編:五郎が飲んでいたペットボトルのお茶
最初のお店「全台小吃部」で料理を待っている際に、五郎さんはお店の冷蔵庫からペットボトルのお茶を取り出します。そのペットボトルには、伍豐茶(ウーフォンチャア)と書かれたラベルが貼ってあり、飲んだ瞬間、五郎さんは「甘い!」と心の中で驚きます。台湾のペットボトルのお茶は、甘いものが多く、五郎さんの反応はリアリティ満載です。
しかし、伍豐茶というお茶は台湾のどこにも存在しません。実はこのお茶は番組撮影用に作られたもので、実際には「茶裏王(チャアリィワン)」というお茶になります。つまり、中身は「茶裏王」で、ラベルだけが差し替えられていたのです。
台湾のペットボトルのお茶はほとんどが甘いもので、コンビニやスーパーに行けば、数々の甘いお茶と出会うことが出来ます。台湾を訪れる際は、これらのお茶を購入して、実際に飲んでみることをオススメします。とびきり甘いお茶に、度肝を抜かれることでしょう。
孤独のグルメ台湾編のお店に「井之頭五郎セット」がある?
ありがたいことに、台湾人の中には、日本の番組に関心を持ってくれる人達も多く、孤独のグルメ台湾編の撮影が行われたお店では、なんと「井之頭五郎セット」なるものが作られています。五郎さんチョイスの料理は一体どのようにメニュー化されているのでしょうか?
「井之頭五郎セット」があるのは永樂小吃
孤独のグルメ 台湾聖地巡礼してきました
— 佐々木元(七薙) (@nanagi_high) November 16, 2018
安くてボリュームあって、しかも台湾らしい食事で大満足
ゴロー井之頭フッー♫ pic.twitter.com/LmLuM5kKef
「井之頭五郎セット」は、五郎さんが鶏肉飯を食べたお店・永樂小吃で見ることが出来ます。セット名は五郎特餐(ウーラントァツァン)で、五郎のスペシャルセットという意味です。メニューには、写真と共に「井之頭五郎セット」が掲示されています。
台湾初日は、孤独のグルメの五郎ちゃんメニューの食べ歩きから。鳥ご飯のお店はすでに五郎ちゃんセットになってて指差し注文しやすい(笑)
— ともりん (@tomo_rin) November 16, 2018
乾麺と下水湯も美味しかった!スープは生姜が効いててかぜにもよさそう😊 pic.twitter.com/MgFKJnHHHz
セット内容は五郎さんが頼んだものにほぼ忠実で、鶏肉飯、おかずの盛り合わせ、スープとなっています。一部変更点としては、おかずの盛り合わせの青菜が空心菜に変わり、魚の練り物が入ったスープが付いてくることが挙げられます。また、他のお店でもセットにはなってなくても、五郎さんが食べた料理が味わえるので、注文してみる価値ありです!
孤独のグルメ台湾編を観た人の感想・評価は?
台湾旅行を望む人が続出
「孤独のグルメ」で五郎さんが訪れた台湾のスイーツ店に、仲良しの友達を連れて行った。冬季限定の暖かい台湾スイーツって美味しい♡豆漿豆花(豆乳+豆花)は絶対食べてみて。友達が「幸せ~!」って何度も言うから、こっちも幸せになった。#台湾 #スイーツ #孤独のグルメ pic.twitter.com/6vvQzObOov
— Luana (@MoanaL2) November 20, 2018
孤独のグルメ台湾編の反響は大きく、ドラマを見て台湾に行くことを夢見る視聴者が続出しました。五郎さんの美味しそうに食べる姿や幸福そうな表情を見ていると、ファンは羨望を抱き、聖地巡礼と称してその地に赴き、同じ料理を食べに行きます。台湾編を見て、実際に台湾旅行へ行ったファンもおり、その効果は抜群だったようです。
孤独のグルメ台湾編は大好評で台湾への好感度が上昇
孤独のグルメ 台湾聖地巡礼してきました
— 佐々木元(七薙) (@nanagi_high) November 16, 2018
安くてボリュームあって、しかも台湾らしい食事で大満足
ゴロー井之頭フッー♫ pic.twitter.com/LmLuM5kKef
台湾に行きたいと願う人が増加したと同時に、台湾を好意的に見る人も増えました。台湾の食べ物が美味しいことはもちろん、台湾観光の面白さや人の親切さなど、ドラマで描かれた部分を見て、台湾は良い国だと感じ、視聴者の心の中で、台湾の好感度はうなぎのぼりとなりました。
元々親日国として好感度の高かった台湾が、孤独のグルメ台湾編が放送されたことで、さらに好印象な国へと変化を遂げたのです。台湾編は、日本と台湾の仲をさらに良くしてくれる架け橋となりました。
孤独のグルメ台湾編のお店・料理まとめ
この記事では、孤独のグルメ台湾編のお店の所在地や料理をまとめてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?五郎さんが感じた台湾の良さを味わうには、現地へ行ってみることが一番です。
幸い台湾は、日本からアクセスがしやすい国で、観光国としての体制も整っています。五郎さんの跡を辿る聖地巡礼の旅に出れば、きっと美味しい料理と温かい出会いが待っていることでしょう。台湾のお店や料理に興味が湧いた方は、是非台湾旅行を検討してみてください!