2018年11月27日公開
2018年11月27日更新
わろてんかのてんの子役は新井美羽!過去の出演作や他の幼少期キャストも紹介
「わろてんか」の視聴をきっかけに、藤岡てん(幼少期)を演じる新井美羽という子役に興味を持った人が沢山いるのではないだろうか。そこで、本記事では、新井美羽について徹底調査し、「わろてんか」におけるキャストや過去の出演作品、「わろてんか」のあらすじ等を主に紹介していく事にする。また、「わろてんか」には、新井美羽意外にも将来性のある子役が登場しているので、その人物のキャストについても紹介していくことにする。新井美羽に興味を持っている人には必見の内容となっているので、是非見て欲しい。
目次
わろてんかのてんの子役の新井美羽について徹底調査!
2017年にNHKより放送された人気朝ドラの「わろてんか」。キャストには、松坂桃李(北村藤吉役)・葵わかな(藤岡てん役・成年期)・千葉雄大(藤岡新市役)・広瀬アリス(秦野リリコ役)といった、多くの人気俳優が名を連ねた。そんな中で、私が特に注目した出演者は、新井美羽(藤岡てん・幼少期)である。「わろてんか」の視聴をきっかけに、彼女の演技に魅せられた方も多いのではないだろうか。
さて、そこで本記事では、「わろてんか」や他のドラマ・映画・CM等を通して、彼女に興味を持った方々の為に、新井美羽を徹底調査していく事にする。新井美羽の「わろてんか」におけるキャストや、「わろてんか」のあらすじ、過去の出演作品及びそのキャスト等について紹介していくので、「わろてんか」を知らない人でも、読みやすい内容になっている。新井美羽に興味のある方は是非読んでみてほしい。
わろてんかとは?
新井美羽が出演したドラマの中でも特に有名な作品の1つが「わろてんか」である。「わろてんか」は2017年にNHKより放送された人気朝ドラで、視聴率は20%を超えている。このドラマをきっかけに新井美羽に興味を持ったという方も多いのではないだろうか。しかし、他の作品を通して新井美羽の事を知ったので、「わろてんか」を見た事が無い人も数多くいるだろう。そこで、「わろてんか」のあらすじを簡単に紹介していこうと思う。
笑い禁止令
時は明治35(1902)年。代々続く京都の老舗である薬種問屋(漢方薬の原料を取り扱うお店)・藤岡屋に1人の少女がいた。この物語のヒロイン・藤岡てん(新井美羽)である。彼女は、笑顔が絶えることのない、とても明るい笑い上戸な少女であった。一方で、てんの父親である藤岡吉兵衛(遠藤憲一)は、その厳格すぎる性格から「ぎょろ目のおじさん」として周囲からおそれられていた。
ある日の事。笑いながら食事をしていたてんは、儀兵衛に怒られてしまう。「ひとの生死に関わる薬屋の娘は、落ち着いていなければならない。だから食事中に笑うな」と。父親から、笑う癖を直す様に注意されたてん。てんは、必死に食事中に笑う癖を直そうとする。しかし、どうしたら笑わずに食事ができるのか幼いてんにはわからなかった。
父親から笑う癖を直すように注意されてからしばらく経ったある日の事。てんは、藤岡家主催のホームパーティーに参加する事となる。藤岡屋のお得意様であるドイツの製薬会社の社長も招く大切な催しであったが、てんの笑い上戸な性格がこのパーティーを台無しにする事となる。
ホームパーティー当日の事。てんが給仕をしていると、パーティーに参加したドイツ人の客の頭に蝶々が止まった。その面白可笑しい様子を見たてんは、大笑いをしてしまう。そして、てんがお得意様に失礼な態度を取る様子を見て、儀兵衛は焦り、卓上に並べられた料理をうっかり落としてしまうのであった。
こうして、藤岡家主催のホームパーティーは失敗に終わるのだった。父・儀兵衛は、失敗の原因は、娘のてんが笑った事にあると考えた。そこで、てんに1つの命令をする。「今後一切笑うな」と。
旅芸人・北村藤吉との出会い
それ以降てんの顔からは、笑顔が消えていった。儀兵衛に笑う事を禁止された事に加えて、父親は、自分の事が嫌いなのではないかと思い始めたからだ。そこで、どうにかして今の自分を変えようと、祖母の藤岡ハツ(竹下景子)から行儀作法の稽古を受ける事を決意する。てんは、毎日稽古に明け暮れた。父親に許してほしい一心から茶道・花道・琴を必死に学ぶのであった。
そんなある日の事。てんは、北村藤吉(松坂桃李)という旅芸人の青年と出会う。彼は、笑いとは、人生を豊かにする大切なものだと考えていた。だからこそ、てんが笑うことを禁止されている事を聞き、気の毒に思い、てんに笑う事の大切さや楽しさを伝えていくのであった。そんな藤吉と接していく中で、てんは、笑いの大切さや楽しさを思い出していく。そして、同時に藤吉に恋心を募らせていくことになる。
嫁対決勃発
その後しばらくして、藤岡てん(葵わかな)と北村藤吉は両想いとなり、お互いに結婚することを決意する。そして、藤吉の実家である老舗の米問屋(米の卸売りを行うお店)・北村屋に住んでいる藤吉のご両親に挨拶に伺うことになる。
しかし、藤吉の母である北村啄子(鈴木京香)に、てんと藤吉が結婚することを反対されてしまう。彼女は、藤吉の婚約相手に真に相応しい人物がてん以外にいると考えていたのだ。その人物とは、杉田楓(岡本玲)という女性であった。楓は商才溢れる優秀な女性であった。だからこそ、啄子は、楓の事を北村屋を経営していく藤吉をしっかり支えてくれる女性だと考えたのだ。
しかし、だからといって、素直に結婚を諦めることができる藤吉ではなかった。藤吉は、杉田楓とは結婚する意志がない事、そして、藤岡てん以外とは結婚する気がない事を啄子に伝えたのであった。
藤吉と啄子の意見が別れ、硬直状態になる。そこで、啄子が1つの提案をする。「どちらが藤吉の嫁に真に相応しいか勝負をして決めてみてはどうだ」と。勝負の内容は、藤吉が誤って仕入れた古米(前年度に収穫した米)と外米(外国製の米)を楓とてんのどちらが多く売ることができるかというものであった。
古米は、新米と比べて鮮度が落ちる分味も悪くなる。そして、外米は、日本製の米と比べると日本人の口に合わないとされている。この事から、これらの米を売る事は難しい。しかし、だからこそ、彼女らの商才の多寡を結果として推し量る事ができると啄子は考えていた。
最初は、楓が圧倒する展開となる。啄子に認められた商才と藤岡屋で学んだ知識を活かしてどんどん米を売っていく。このままでは、てんの負けは確実である。しかし、てんは、この状況を機転で覆すのであった。古米を団子にすることで味の悪化は防げる事と外米をカレーライスとして食べる事で、日本人でも食べやすい米になることを道行く人に宣伝したのだ。こうして、瞬く間に、てんは残りの米を完売し、楓に勝利することとなる。
笑いの道へ
楓との勝負に勝利したてん。しかし、啄子は二人の結婚を認めてはくれなかった。そこで、藤吉が母・啄子に提案をする。「経営状況が良くない今の北村屋をたてなおしてみせる。その代わり、それが出来たらてんとの結婚を認めてほしい」と。啄子はその提案を承諾する。こうして、藤吉は、自店の米の販売に取り掛かっていくことになる。
しかし、なかなか好転しない北村屋の経営状況に焦る藤吉。そんな時、藤吉は友人から転売ビジネスに誘われる事になる。外国製のパーマ機を輸入して、それを転売すれば大儲けできるというのだ。こうして、藤吉は、借金を負って、パーマ機を輸入することになる。しかし、輸入したパーマ機は全て不良品であった。友人に騙されたのだ。結果的に、藤吉の手元に残ったのは莫大な借金と一銭にも為らない壊れたパーマ機だけとなった。
藤吉は、自分のせいで余計に北村屋を経営難にしてしまった事に深く落ち込んでしまう。そんな藤吉を見たてんが彼に語りかける。「慣れないことをするのではなく、あなたが好きな笑いを商売にしてみないか」と。こうして、北村藤吉と藤岡てんによる寄席(漫才などを観客にみせる興行小屋)の経営が始まっていくことになる。
わろてんかのてんの役どころとは?
「わろてんか」のヒロイン・藤岡てん(幼少期)の役を務めるのは、新井美羽である。てんは、京都の老舗薬問屋・藤岡屋の長女であり、笑顔が絶えない明るい少女である。しかし、ある日、父・藤岡儀兵衛から笑い禁止令を出されてしまい、彼女の顔からは笑顔が消えていく事になる。
笑顔で満ちていた頃のてんと笑わなくなってしまった頃のてんを新井美羽がどのように魅せてくれるのかが見どころである。また、てんは、北村藤吉との出会いを通じて、笑顔を取り戻し、藤吉に恋心を抱いていく設定となっている。藤岡てんとしての新井美羽が、笑顔を取り戻すまでの心情の変化や藤吉に対する恋心をどのように表現するのかにも注目していきたい。
わろてんかのてんの子役の新井美羽を紹介!
新井美羽の過去の出演作とは?
新井美羽は、「わろてんか」以外にも数多くの作品に出演している。「わろてんか」と同じ朝ドラとして放送された「花子とあん」や大河ドラマの「おんな城主直虎」、平均視聴率が34%を超えた超人気ドラマ「HERO」等である。他には、「リーガル・ハイ」・「ガリレオ」・「謎解きはディナーのあとで」・「マネーの天使」・「家政婦のミタゾノ」・「この世界の片隅に」・「3匹のおっさん2」等にも出演している。
知っている、見た事があるドラマがたくさんあったのではないだろうか。一方で、新井美羽が出演していた事に気付かなかった人も少なからずいるかもしれない。その原因としては、新井美羽が出演した作品の多くが、1話限定のキャストだったり、登場人物の幼少期のみのキャストである事があげられる。基本的に、ドラマのはじめから最後まで1人の子役が出演し続けるドラマは、少ないので、しょうがないことなのかもしれない。
さて、では新井美羽が出演した作品のうち何話に彼女が出てくるのか。気になる人もいるのではないだろうか。そこで、彼女が出演したドラマの話数及びキャストを調べてみた。「HERO」では、第5話に出演している。キャストは「みく役」である。「謎解きはディナーのあとで」では、第6話に出演しており、キャストは「藤倉里香役」だ。そして、「リーガル・ハイ」では第7話に出演している。キャストは「CMの少女」である。
「リーガル・ハイ」でのキャストであるCMの少女は一瞬しか出て来ないので、見つけるのに骨が折れるかもしれない。しかし、新井美羽の熱狂的なファンの方にはぜひ見てほしい1話となっている。デビューして日が浅い、けれどひきこまれる新井美羽の演技をぜひ堪能してほしい。
ちなみに、上で紹介した1話限定の出演ではなく、幼少期の間の複数話にかけて出演する作品も数多く存在する。「おんな城主直虎」での、おとわ役や「花子とあん」の育子役、そして「わろてんか」の藤岡てん役などである。新井美羽が出ている所をたくさん見たい方にはこれらの作品の視聴をおすすめする。
わろてんかの他の子役キャストを紹介!
中川江奈(藤岡りん役)
実は、「わろてんか」には、もうひとり注目の子役が登場する。その人物とは、中川江奈(藤岡りん役・てんの妹)である。「わろてんか」の第1話に出演していた。過去の出演作品には、「朝がきた」・「マッサン」・「コピーフェイス」・「遺留捜査」・「京都人情捜査ファイル」・「女信長」・「ドクター彦次郎」・「タペストリー殺人事件」・「狩屋父娘シリーズ」等がある。
中川江奈は、他にもいくつかの作品に出演している。子役歴は4年と浅いにもかかわらず、「わろてんか」のヒロイン・藤岡てん(新井美羽)の妹役を務めた事や、これだけ多くの作品に出演しているということから、製作陣からも大きな期待を寄せられている事が容易に想像できる。これからの活躍が楽しみな子役といえるだろう。
わろてんかのてんの子役の新井美羽についてまとめ!
新井美羽は、ダンス・歌・お絵かき・英語等を得意とする12歳の人気子役だ。「わろてんか」では、藤岡てん役を演じており、笑うことに対して考え方が変わっていく様子や北村藤吉(松坂桃李)に恋心を抱いていく様子を上手に演出している。新井美羽に興味を持っていて、「わろてんか」をまだ見たことの無い人には、ぜひ「わろてんか」を見てほしいと思う。
新井美羽は、朝ドラの「花子とあん」の育子役や大河ドラマの「おんな城主直虎」のおとわ役等も演じている。また、ドラマだけでなく、CMにも数多く出演している。出演したCMには、「日清食品」・「ケンタッキー」・「ベネッセこどもちゃれんじイングリッシュ」・「セブンイレブン」・「タカラトミー」・「第一生命」・「ソフトバンク」・「Line」等がある。テレビで見た事がある人も多いのではないだろうか。
12歳にして、これだけの作品に出演している事からも新井美羽は、人気・実力共に備わっている子役であることがわかる。そして、製作陣からは、天才子役と評されているとの噂もあり、名実ともに素晴らしい力を持った子役だと言える。今後の活躍に期待が寄せられる子役である。