高嶺の花はつまらないし面白くない？低評価の理由は野島伸司の脚本？

日本テレビで放送された超・格差恋愛を描いた物語の高嶺の花ですが高嶺の花を最終回まで観た人の感想や評価にはつまらないや面白くないといった意見が多く見られます。今回はなぜ純愛エンターテインメントである高嶺の花がつまらないし、面白くないといった感想・評価がされるのかをその原因とされる脚本家野島伸司の概要を交えご紹介していきます。

ドラマ高嶺の花についてつまらないし面白くないといった感想・評価が多くされています。ではなぜつまらないなどの感想や評価がされているかをご紹介する前に、ドラマ高嶺の花の基本情報や物語のあらすじをまとめてご紹介します。

ドラマ高嶺の花は脚本家に野島伸司を起用し制作されたオリジナルストーリーの物語となっており、2018年の7月から9月まで日本テレビ系の水曜ドラマにて放送されました。高嶺の花は名家の令嬢と商店街の自転車屋を営む冴えない男性との恋模様を描いた超・格差恋愛を主軸にした物語で怒涛の純愛エンターテインメントをイメージされています。

怒涛の純愛エンターテインメントであるドラマ高嶺の花では主人公の令嬢月島もも役として大女優で世界で最も美しい顔100人に選ばれた石原さとみを起用し、恋に落ちる相手である自転車屋の主風間直人はバンド「銀杏BOYS」で活動している峯田和伸が演じています。他にも高嶺の花では小日向文世や戸田菜穂など豪華キャスト陣で送るドラマとなっており、個性豊かな登場人物を熱演し、高嶺の花独特の世界観を作り上げています。

ドラマ高嶺の花は華道の名家「月島流」の令嬢である月島ももと自転車屋を営む風間直人が出会いから物語の幕が上がります。名家に生まれ、財力と圧倒的な華道への才能や美貌を持ち、高嶺の花と言われていた主人公月島ももはある日婚約者である吉池拓真に結婚式当日に裏切られ逃げ出されてしまいます。諦めきれないももは拓真に近づくもストーカーとして扱われ、警察に連行されてしまうこととなります。

しかし直人はもものことをキャバ嬢だと勘違いしてしまうことになります。数日後ももは自転車を取りに直人の元に向かうのですがスナックに飲みに行くことになります。そこでももは直人に破談になったことなど悩みを言い、直人は心優しく慰めてももは涙を流すのでした。一方ももの家である月島家では父市松が後継者を輩出するべく、新興流派ではる宇都宮龍一という男性と裏で策略を講じることとなるのです。

警察からの帰り道、落ち込みから自転車の操縦を誤ってしまい池に落ちてしまいます。その際乗っていた自転車が大破してしまい、その自転車を直すため、ある商店街の自転車屋を訪れるのでした。そこには自転車屋を営む風間直人という人物と出会い、ずぶ濡れのももは彼にジャージとサンダルを借りることになります。直人は周りの人たちから愛されて「ぷーさん」と呼ばれる真面目で心優しい人物でした。

ある日華道のお披露目会が開催され、妹のななが出場することになりますが緊張からももに代打を要請します。代打として出場したももは圧倒的な才能で会場を沸かすことになります。しかし父市松は認めない怪訝な表情をするのでした。裏で暗躍している龍一はななの母であるルリ子に肉体関係を迫り、龍一とルリ子は月島家乗っ取りを画策します。そして龍一はななのロマンティストな性格に付け込み接触するのでした。

そのことを知らないももは華道の才能はあるが後ろ生けという技が出来ずに悩んでいました。その頃直人はキャバクラで働いていると勘違いし、ももの働く店に行こうとします。ももは急遽そのためにキャバクラで勤務することとなるのでした。キャバクラに訪れた直人にももは付き合わないかと問いますが真面目な直人は好きと言っていないと冷たく返してしまいます。そのキャバクラの帰り道でももは元婚約者の拓真と出会うのでした。

拓真はももに強く復縁を迫りますが子供がいる拓真に復縁を断ります。その後ももは直人の恩師である三宅達の前で直人と結婚すると宣言します。しかし直人は煮え切らない態度を崩さず、苛立ち直人にビンタをして立ち去るのでした。そして日は経ち、ももは夏祭りで太鼓を叩く直人の元に訪れ一緒に太鼓を叩くのですがまたしてもももはそこで泣いてしまいます。ももは直人の誠実さに触れ、直人を信じることを心に決めるのでした。

その頃拓真は妻真由美との浮気は仕組まれたことだったのではないかと疑いをもつこととなります。夏祭りの後直人はももの心の傷を癒すために元カレの思い出話を聞こうとします。しかしももは自分の話はせずに人の話ばかり聞く直人に怒りが生じ、帰って行ってしまいます。ある日の夜帰宅中のももの前にまたしても拓真が姿を現します。拓真はももに浮気は仕組まれたものだと説き、ももは市松に確かめることにします。

予想通り浮気は市松の策略のハニートラップでした。そして市松はももに華道に恋は必要なくもう一人の自分がいればいいと語り、ももは反発します。怒りに溢れたももの顔は酷く歪んでおり、その姿を見たももは絶望します。そんなももの前に直人からお詫びとして貰った動物園のチケットが目に入り、動物園でももと直人は再会します。そして直人は自らの心情を初めてももに語る事になります。

初めて直人の心情に触れたももは静かに直人を抱きしめ口づけを交わすことになります。その一方月島家乗っ取りを画策している龍一はななにももの方が好みだとななを焚き付け、なな罠に嵌められ家元になることを決意するのでした。後日直人が預かっている不貞腐れた中学生堀江宗太に直人は日本一周を勧め、宗太は日本一周に出ることになります。これが直人とももを繋げる一筋の光になるとはだれも思うことはありませんでした。

龍一に嵌められたななは市松に次期家元になるチャンスを請います。市松はそれを聞き、ももを罵ることを命じます。今までのの不満が爆発したななをももは心配し、家元に譲ると市松に話しますが市松は断固拒否するのでした。そしてななはももでも成しえない後ろ生けをマスターするため龍一と共にレッスンに励むことになります。母のルリ子もななの態度に喜ぶのですが同盟関係を越えた龍一への好意の気持ちがルリ子の中で目覚めます。

一方直人はももがキャバ嬢でなく高嶺の花と呼ばれる月島家の令嬢であることを雑誌で知る事になります。そんな直人をももは自宅に呼び出し、一夜を迎えるのでした。その頃旅に出ている宗太は崖にいる花を取ろうとして転落し、イルカとあだ名される坂東に世話になることになります。その際坂東は崖の上の花は高嶺の花で人に摘まれたくないのだと語るのでした。

数日後なな母ルリ子が市松にななを家元にするよう懇願します。しかし市松はそれを認めず、ルリ子はななをなんとしても家元にするべく動き出すのでした。その頃直人が月島家に行った帰り道、運転手の高井からももは直人の事を愛しておらず、別れたほうがいいと告げ、直人はただ分かっているとしか返答できませんでした。ハニートラップを仕掛けられたと分かった拓真は市松への怒りを爆発し月島家に忍び込みます。

忍び込んだ拓真は市松を襲い、市松は入院することになります。市松の見舞いにきたももに市松は後ろ生けを完成させるためには邪悪な自分が必要であり、そのためには誰かを裏切る必要があると語ります。ショックを受けたももが泣きながら帰路につくとそこには拓真が待ち構えていました。拓真は再度復縁を求め、ももは拓真を抱きしめます。その後ももは直人と会い、直人から婚約指輪を授かることとなるのでした。

ななが直人との結婚前に拓真を匿っていることを知るとももへ追及します。しかしももは誰かを裏切る必要があるとだけ語り、ななは理解することが出来ませんでした。そして結婚式当日、誓いのキスをする直人とももに拓真が乱入し、ももを連れ出し、逃げ出します。ももは直人にごめんなさいとだけ告げその場を去っていくのでした。しかしももは拓真と再婚せず、拓真に真由美と話し合うことを勧め、拓真の気持ちを断ります。

その数日後月島家に京都の華道の名家である神宮家の次期家元神宮兵馬が訪れ、会食をすることになります。そこで兵馬はももがもう一人の自分を見つけれていないと見抜くのでした。その頃直人は図書館で新庄千秋という女性と知り合い、親しくなります。そして商店街の周りからは新しい結婚相手ではないかと噂されることとなってしまうのです。一方ななはルリ子と龍一が密会している現場に遭遇してしまいます。

遭遇したななは怒りに震え、怨みからもう一人の自分を見つけ出すことができるようになります。兵馬はももに接触し、直人に心の種をまかれていて、兵馬はそれを燃やすことができると遠回しに肉体関係を結ぼうとします。その後月島家の次期家元を決める俎上が行われ、ももとななは戦うことになります。直人の愛を詰め込んだももと恨みを詰め込んだななの戦いは劇場的な作品のななに軍配が上がることになります。

チャンスを請うももですが市松は運転手高井の子供であるももではなく、実子のななに次期家元になってほしい思いでいっぱいで、ももの声を無視し、立ち去ります。絶望したももは高井やなｎの制止を振り切り、種を燃やせるといった兵馬の元へ駆けていくのでした。そんなことを知らない直人は千秋と仲睦まじく生活を送っていましたがそこにななが兵馬のところに行ったももを助けてほしいと駆け込んできます。

事情を知った直人は急ぎ千秋と共に兵馬の自宅へ行き、ももを助け出します。そこで直人は兵馬にもう一人の自分についての本当の意味を語ることになります。そして兵馬のももを弄ぶための策略は失敗に終わるのでした。その日の数日後兵馬と龍一の神宮家次期家元を決める俎上が行われ、兵馬が大勝を収めます。大敗した龍一を心配したももが会いにいくと龍一はももの父は市松ではなく、ななとの俎上も八百長だったと聞かされます。

その後俎上に敗れたももは市松に礼を言い月島家を去りキャバクラで働くことになります。そこにももを連れ戻すため直人が乱入しますがストーカー扱いされ乱暴を受けます。そこで高井が止めに入り、ももに本当の父親は私だと告げるのですがももは出て行ってと泣き叫ぶしかできませんでした。一方千秋は実はももから直人にハニートラップを仕掛けるよう指示されていたのですが直人の優しさに触れ、次第に恋に落ちてしまいます。

その思いから直人に告白するのですが直人はもものことを忘れることが出来ず、ももを大切にしたいと千秋の告白を断ります。一方ななは龍一と添い遂げるために月島家次期家元を放棄し、市松に破門にされます。ななが破門され、その代わりにももが次期家元へ就任することになります。そしてももは直人に感謝の思いを伝え別れるのでした。しかし諦めきれない直人は宗太が見つけた高嶺の花を取れば気持ちが変わると信じ、崖に向います。

その頃ももは世話係からももの母親は「わたしはお花」と語っていたことを知りその真意を突き詰めます。その夜エントランスに行くと目の前に直人が取ってきた高嶺の花が置かれており、ももは「わたしはお花」の意味を理解します。その後ももは俎上を開くことになります。俎上を行う時ももは新しい流派を興すと宣言し、直人への純粋な思いを生け花に向け、作品を完成させます。それを見た市松は見事と感嘆の感想を述べるのでした。

そしてももは市松に新流派起ち上げを認められ、新流派を興すのでした。そして日は流れ、ななは龍一に会いにいき、わたしの運命だと告げ抱きしめ合います。そしてももと直人は結婚することとなり、商店街でももは生け花教室を開いていました。そこでももは生徒たちに微笑みながら「一番大切な人を思い浮かべて」と声を掛けるのでした。

ドラマ高嶺の花の基本情報やあらすじについてご紹介いたしました。高嶺の花はももと直人の前に様々な壁が前を塞ぎ、その壁を二人で乗り越えながら愛を育む純愛ドラマとなっています。そんなドラマ高嶺の花ですが視聴率が低く、あまりいい感想や評価がされていません。次は高嶺の花の視聴率についてご紹介します。

高嶺の花の1話から最終話までの視聴率は以下の通りです。

• 高嶺の花1話　視聴率11.1%
• 高嶺の花2話　視聴率9.6%
• 高嶺の花3話　視聴率8.2%
• 高嶺の花4話　視聴率9.2%
• 高嶺の花5話　視聴率8.2%
• 高嶺の花6話　視聴率7.8%
• 高嶺の花7話　視聴率9.9%

• 高嶺の花8話　視聴率9.3%
• 高嶺の花9話　視聴率9.9%
• 高嶺の花最終回　視聴率11.4%

ドラマ高嶺の花の全話の平均視聴率は9.6%と10％にも届かない低評価な結果で終わってしまいました。では高嶺の花以外の同じ水曜ドラマ枠の2017年に放送されていたドラマの平均視聴率と比べてみましょう。ドラマ「過保護のカホコ」では平均視聴率11.5%を記録しました。さらに「奥様は、取り扱い注意」では平均視聴率12.7%を獲得するなど10%を上回る作品が多くなっております。

一方ドラマ「anone」は平均視聴率が6.1%とかなり低い評価となており、ドラマ高嶺の花を他のドラマの平均視聴率で比べると丁度中間層の視聴率は取っていることが分かります。しかし大女優の石原さとみや「銀杏ＢＯＹＳ」の峯田和伸など有名人が多く出演しているドラマ高嶺の花と鑑みればやはり少し物足らなさが感じる結果となっています。

高嶺の花のおおまかな内容や1話から最終回までの視聴率やその他の番組との比較したまとめをご紹介しました。低視聴率が続き、つまらないし面白くないといった低い感想・評価が多く見られた高嶺の花。次は本記事の本題である高嶺の花がつまらないし面白くないのか低評価の理由を考察したものをご紹介していきます。

高嶺の花がつまらないし面白くないといった感想や評価には野島伸司の脚本が原因ではないかといった意見が多く寄せられています。野島伸司とは日本を代表する脚本家で、ドラマ高嶺の花を完全オリジナルストーリーとして制作しました。野島伸司の作品の特徴としていじめや暴力、自殺問題などあまり触れられることないタブーな内容を表現したものが多く、物議をよく醸し出しました。

そういった特徴のある作品を多く制作してきたためか今回の高嶺の花でもトラウマから成り立つ恋愛をモチーフとしており、ドラマのために無理やりトラウマを求めているように感じる場面が多々出てきます。さらに月島家の後継ぎのために策略を巡らす市松や新興流派の宇都宮龍一、日本一周を目指す堀江宗太など各ストーリーで枝分かれし、伏線を残すような物語の進め方をします。

しかし最終回になってもその伏線と思われたものなどは一切回収することはなく、最終回では無理やりももと市松やななと龍一など仲違いしていたのにお互い認め合わさせるなどかなり強引な物語の進め方になってしまい、視聴者からは何がなんだかよくわからないといった感想が多くあり、つまらない理由は野島伸司の脚本が原因ではないかと考えられています。

ドラマ高嶺の花がつまらないし面白くないといった感想や評価が多い原因となっているのが野島伸司の他にも考えられています。それは石原さとみが演じる月島ももの恋人役の峯田和伸です。峯田和伸はバンド「銀杏BOYS」で大人気を集める人物ですが今回の高嶺の花では峯田和伸が演じる風間直人が月島ももにキスをされるというシーンがあるのですがそこで峯田和伸は唇を独特な動作で迎えます。

その峯田和伸はの動作が視聴者には「気持ち悪い」や「ぞわっとした」など否定的な感想や評価がされてしまい、あまり良くないイメージがついてしまいました。こういった理由から高嶺の花がつまらないし面白くないといった感想を生んだ原因の一つだとされています。

ドラマ高嶺の花がつまらないし面白くないといった感想や評価の中ではやはり野島伸司の脚本についての声が多く見られました。上述で紹介したように今作の高嶺の花では最終回まで伏線を回収しきれなかったり強制的に話を終わらせた内容となってしまっており、高嶺の花はつまらないし面白くないといった感想が多くありました。

ドラマ高嶺の花がつまらないし面白くないといった感想が多くありましたが一方で高嶺の花が面白いといった感想も多く見受けられました。特に大女優である石原さとみの演技力が素晴らしいといった感嘆の声があり、さすが日本を代表する名女優と言えるでしょう。さらに峯田和伸も高嶺の花以前より多くのドラマや映画で活躍しているので、高嶺の花でもその鍛えられた演技力に注目が集まっています。

さてドラマ高嶺の花についてつまらないし面白くないといった感想や評価がされている原因や視聴者の感想などをご紹介しました。脚本家の野島伸司が今回の作品で伏線を回収しきれなかったり、無理やり終わらせてしまったといった理由が多くありました。しかしドラマ高嶺の花に出演している名女優石原さとみや「銀杏BOYS」の峯田和伸の演技力には高評価が集まっています。

他にも名俳優がたくさん高嶺の花には出演しており、その演技力には高評価の声が多数届けられています。なので高嶺の花は一度見てみる価値はある作品となっています。本記事を読んで高嶺の花に興味が少しでも感じて頂ければ是非ドラマ高嶺の花を一度ご覧ください。