2018年11月15日公開
2018年11月15日更新
トドメの接吻に原作はある?ネタバレあらすじ・最終回や脚本家を解説
日本テレビ系列で2018年1月から放送され、山崎賢人さん・門脇麦さん・新田真剣佑さんなど豪華な人気若手俳優・女優が出演するドラマ「トドメの接吻」。キャストも話題ですが、ドラマの内容も面白いと注目され、原作があるのかも話題となりました。この記事では、ドラマ「トドメの接吻」の原作があるのか、徹底調査し、最終回までのあらすじや脚本家についても紹介していきます。ぜひご覧下さい。
目次
トドメの接吻に原作はあるのか徹底調査!
ドラマ「トドメの接吻」は、日本テレビ系列で2018年1月から放送され、山崎賢人さん・門脇麦さん・新田真剣佑さんなど豪華な人気若手俳優・女優が出演し、話題となりました。キャストだけでなく、ドラマの内容も面白く、原作が何なのかと注目されました。この記事では、ドラマ「トドメの接吻」に原作があるのか、徹底調査し、最終回までのあらすじや脚本家についても紹介していきます。ぜひご覧下さい。
トドメの接吻に原作はある?脚本家も紹介!
まずは、ドラマ「トドメの接吻」に原作はあるのか、そして、このドラマの脚本家はどんな方なのでしょうか?徹底調査していきます。
トドメの接吻に原作はない!
ドラマ「トドメの接吻」のあらすじは、No.1ホストの堂島旺太郎(山﨑賢人)が真っ赤なルージュの謎の女(門脇麦)とキスをし、命を奪われ、タイムリープしてしまうというファンタジー要素のあるドラマで、その意外性に注目が集まりました。このファンタジー要素から漫画や小説の原作があるのではないか?という視聴者が続出でした。
結論から説明してしまうと、ドラマ「トドメの接吻」に原作はありませんでした。ドラマ「トドメの接吻」のあらすじは、脚本家のオリジナル原作となっています。
オリジナル原作のドラマは、内容がどうなのか、という意見もありますが、このドラマ「トドメの接吻」はミステリー要素も含まれ、とても作りこまれており高評価を受けました。最近は漫画や小説が原作のドラマや映画が増えてきた中で、原作がドラマオリジナルというのは、とても珍しいのではないでしょうか?
あらすじも様々な伏線が張られ、謎が謎を呼ぶストーリー展開に次週を楽しみにする視聴者が続出しました。原作がないということは、ネタバレがないということですし、漫画や小説原作の実写化はイメージがズレてしまうと批判的な意見も多くなってきます。そういった点でもオリジナル原作のドラマ「トドメの接吻」は、十分楽しめたのではないでしょうか?
トドメの接吻の脚本家を紹介!
次にドラマ「トドメの接吻」のオリジナル原作を製作した脚本家を紹介します。ドラマ「トドメの接吻」のオリジナル原作を制作したのは、脚本家のいずみ吉紘さんです。有名なドラマを多数生み出してきた脚本家の方が、オリジナル原作を制作されていました。脚本家のいずみ吉紘さんとはどんな方なのか紹介していきます。
いずみ吉紘さんは、7年間名古屋にある広告会社で勤めた後、3年間フリーで広告プランナーを続けながら脚本家を目指していました。1999年に「ミサイルに翼はない」で第11回フジテレビヤングシナリオ大賞佳作を受賞しています。その後は2000年放送のドラマ「バスストップ」、2001年放送のドラマ「ムコ殿」、2006年放送のドラマ「セーラー服と機関銃」など、数々の人気テレビドラマの脚本を手がけています。
トドメの接吻のあらすじを最終回までネタバレ!
ここでは、ドラマ「トドメの接吻」のあらすじを最終回までネタバレ紹介していきます。タイムリープというファンタジー要素を含んだあらすじで話題となったドラマ「トドメの接吻」。最終回はいったいどうなってしまうのでしょうか?ぜひご覧ください。
トドメの接吻の最終回に至るまでのあらすじ
歌舞伎町のホストクラブ「ナルキッソス」のNo.1ホスト「エイト」こと堂島旺太郎(山﨑賢人)は、甘い言葉で女性を夢中にさせ、金が尽きたらポイ捨てするクズ男でした。クリスマスイブの夜、100億の資産を持つ並樹グループの令嬢・美尊(新木優子)がナルキッソスに来店し、旺太郎は美尊に狙いを定めます。しかし、謎の女が旺太郎の目の前に現れ、急にキスをされてしまい、旺太郎は命を落としてしまいます。
意識の戻った旺太郎の目の前に広がるのは見覚えのある1週間前の景色でした。混乱しつつも、旺太郎は前回とは違う方法で美尊を落とそうとアプローチしますが、またも謎の女にキスされ、命を落としてしまいます。旺太郎は謎の女から逃れる際、ホームレスのストリートミュージシャン春海一徳(菅田将暉)と出会い、「タイムリープ」という能力で、謎の女は旺太郎を様々な危険から救っているだと教えられます。
3度目のイブの夜、謎の女のキスから逃れ、次の日を迎えた旺太郎の部屋に興信所の根津(岡田義徳)が現れ、旺太郎の母・光代(奥貫薫)から弟・光太の捜索を頼まれたと知らされます。実は旺太郎にはトラウマとなっている過去のある事故があったのでした。
12年前、旺太郎の父の旺(光石研)が船長を務めるクルーズ船「プロメテウス」のクリスマスクルーズに、旺太郎は弟・光太を連れて忍び込んでいましたが、二人は運悪く沈没事故に巻き込まれていました。
旺太郎は、謎の女の正体が佐藤宰子という宅配のアルバイト店員だとつきとめます。タイムリープを利用して美尊を落とし100億を手に入れようと考えた旺太郎は、宰子に「キスの契約」を持ちかけます。そして、旺太郎は、「タイムリープ」で時間を操り、美尊を落とし、金と権力を手に入れていきますが、無邪気に自分に尽くしてくれる宰子にだんだん惹かれていきます。
旺太郎と美尊の結婚式の日、旺太郎を恨む尊氏が旺太郎に襲い掛かり、かばった宰子が刺されてしまいます。
トドメの接吻の最終回のあらすじネタバレ
息のない宰子を助けようと旺太郎は必死にキスしますが、タイムリープは起きません。宰子の部屋で悲しみに沈む旺太郎の前に現れたのは春海でした。春海は、高校の時に一家心中した際、タイムリープの力を手に入れたのだと告げます。しかし、春海の「タイムリープ」は、3か月前に戻ってしまうため、戻ると宰子と出会う前に戻ってしまい、宰子と過ごした時間が白紙になってしまいます。
旺太郎は、美尊を自分の部屋に呼び、自分の過去の事、宰子のこと、「タイムリープ」のことすべてありのままを打ち明けます。そして、3か月前に戻ることを決意したと告げます。美尊は止めますが、決意は変わらない旺太郎に、美尊は「今度は自分の欲のためじゃなく、周りの人を幸せにして」と告げます。
旺太郎は、春海の元を訪れ、キスをして3か月前に戻ります。目を覚ますと、美尊と会った直後まで戻っていました。旺太郎は、美尊との約束を守る為、並樹グループのパーティーへ向かいます。尊氏を脅していた新井からビデオテープを奪い取り、脅せなくします。尊氏に「美尊さんの幸せを願うなら、養子だとか、過去の秘密だとか、そんなもん全部取っ払って、彼女に素直な気持ちを伝えろ。伝えなきゃ、何も届かないぞ」と告げます。
尊氏は、迷いながらも素直な思いを告げ、過去の過ちを清算するするため、自主することを決意します。美尊は、尊氏の思いを受け止め、尊氏に付き添うと申し出ます。二人は、お互いの気持ちを確かめ、抱き合います。
一方、旺太郎は、宰子を探し、歩道橋のところでみつけます。宰子は、道に飛び出そうとしていた子供を助けたところでした。宰子と再会し、「お前のことはよく知っているよ。キスで時間を戻して、俺を助けてくれたんだろ。」と告げると、何も知らない宰子は驚いて警戒します。自分のようなクズ男に騙されるな、こんな男に利用されてはいけない、と忠告します。そして、もう二度と会わないと告げます。
旺太郎は、最初にタイムリープする原因となった和馬(志尊淳)と決着をつけるため、「ナルキッソス」へ向かいます。和馬は、旺太郎のことが好きで、一緒に死のうと命を狙っていました。和馬がホールに出ると、大勢のスタッフ・お客さんに囲まれ、その中心で旺太郎が口から血を流して死んでいます。和馬は、誤りながら逃げ出します。実は、死んでいたのは芝居だったのです。
春海の元を訪れ、礼を言い、様々な決着をつけた旺太郎は、「最後の人生を思う存分生きる。」と告げます。旺太郎は、新たな人生を自分の足で歩むことになるのでした。
トドメの接吻の主要なキャストを紹介!
山﨑賢人/堂島旺太郎役
歌舞伎町のホストクラブ「ナルキッソス」のNo.1ホスト「エイト」こと堂島旺太郎を演じるのは、山﨑賢人さんです。甘い言葉で女性を夢中にさせ、金が尽きたらポイ捨てし、宰子にも「キスの契約」まで結ぶクズ男役を演じています。
山﨑賢人さんは、中学3年生の時にスカウトされ、雑誌「ピチレモン」でメンズモデルとして活動しています。2010年放送のドラマ「熱海の捜査官」で俳優デビューしました。
2016年公開の漫画を原作とした映画「ヒロイン失格」や「orange」、2016年公開のこちらも漫画が原作の映画「四月は君の嘘」で主役を演じる等、人気の若手俳優です。今回の「トドメの接吻」連続ドラマ単独初主演を果たしました。2017年7月に放送されていたドラマ「グッドドクター」でも主演を務めています。
門脇麦/佐藤 宰子(謎の女)役
旺太郎の前に突如現れた、“キスで殺す謎の女”を演じるのは、門脇麦さんです。真っ赤なルージュでサンタクロースの恰好で現れ、謎に包まれた女を演じています。
門脇麦さんは、2011年放送のドラマ『美咲ナンバーワン!!』でテレビデビューをします。2014年公開の映画「闇金ウシジマくん Part2」、2014年公開の映画「シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸」での演技により、第6回TAMA映画賞最優秀新進女優賞、第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞等、様々な賞を受賞しています。
2015年放送のNHK連続テレビ小説「まれ」でヒロイン・土屋太鳳の友人役を演じて注目を集め、2016年には「二重生活」で、映画初主演を果たしました。
新田真剣佑/並樹尊氏役
日本企業トップのホテル王・並樹グループの御曹司であり、旺太郎が狙う美尊の兄・並樹尊氏を演じるのは、新田真剣佑さんです。最終回で明らかになる、並樹グループでの立場や12年前の事件の真実など重要な役どころを演じています。
新田真剣佑さんは、アメリカ合衆国のロサンゼルス出身で、2012年からアメリカで活躍していましたが、2014年からは日本でも活動を始めます。漫画が原作の2017年公開の映画「ちはやふる -上の句- / -下の句」に出演し、第40回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しました。
2017年公開の映画「チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」、「ピーチガール」、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」にも出演しています。
新木優子/並樹美尊役
日本企業トップのホテル王・並樹グループの社長令嬢で、尊氏の妹・並樹美尊を演じるのは、新木優子さんです。社長令嬢で世間知らずな面もありますが、とても素直な性格の女性を演じています。
新木優子さんは、2014年より雑誌「non-no」の専属モデルとなり、モデル活動もしています。2016年放送のドラマ「ラブラブエイリアン」にも出演しています。
志尊淳/小山内和馬役
旺太郎の後輩ホストで、他の店で働いていたが、旺太郎を追いかけ、「ナルキッソス」で働きだしました。旺太郎に好意を寄せ、旺太郎や美尊を殺そうとしますが、最終回では、旺太郎に騙されるなど、重要な役を演じています。
志尊淳さんは、2011年に漫画原作のミュージカル「テニスの王子様2ndシーズン」向日岳人役で俳優デビューします。2014年には、戦隊ものの「烈車戦隊トッキュウジャー」の主演・ライト / トッキュウ1号役を務め、注目を集めました。
菅田将暉/春海一徳役
橋の下でホームレスたちと生活を共にしているストリート・ミュージシャン春海一徳を演じるのは、菅田将暉さんです。最終回で明らかになりますが、他人とキスすることで3ヶ月前にタイムリープできる能力を持っており、飄々とした振る舞いとは裏腹に重要な役を演じています。
菅田将暉さんは、2008年に第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナリスト12人に選出され芸能界入りをします。2009年には、平成仮面ライダーシリーズ第11作「仮面ライダーW」に出演し、一躍有名になりました。2013年に主演した「共喰い」で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したのを皮切りに数々の映画賞を受賞しています。
トドメの接吻の主題歌は菅田将暉が担当!
ドラマ「トドメの接吻」の主題歌は実は菅田将暉さんが担当しています。ドラマ「トドメの接吻」の主題歌「さよならエレジー」は、2018年2月21日にリリースされました。菅田将暉さんが抱いたイメージをもとに、以前から交友があったアーティストの石崎ひゅーいさんが作詞・作曲を担当しています。
また、ミュージックビデオには、菅田将暉が、ドラマ「トドメの接吻」の謎のストリートミュージシャン・春海一徳役として出演しており、主演の山﨑賢人さんも友情出演しています。
トドメの接吻に原作はなかった!
ドラマ「トドメの接吻」には、原作はあるのか、徹底調査し、最終回までのネタバレあらすじや脚本家について紹介してきました。漫画や小説という原作はなく、オリジナル原作という結果に驚いた方も多いのではないでしょうか?ドラマだけのオリジナル原作で繰り広げられる「トドメの接吻」。気になった方はぜひもう一度見てみて下さい。