トドメの接吻の第1話から最終回までの視聴率一覧！面白いのに伸びない理由は？

とある事件を機に人を愛さず、金と権力のように「目に見えるもの」しか信じられないクズな男になってしまった、ホストクラブ「ナルキッソス」のナンバーワンホスト「エイト」こと堂島旺太郎が、100億の資産を持つ並樹グループの令嬢である美尊の来店を機に、美尊を格好の金づると狙いを定めます。

しかし突然現れた謎の女に、むりやりキスをされた途端に命を落としてしまい、意識が戻ると旺太郎は7日前に戻っていたのです。愛を信じていないクズな男の旺太郎が、謎の女のタイムリープの力で自分の人生を完璧なものにしていく過程で、本当の愛を知っていくストーリーです。

この記事では、気になる視聴率とあらすじをご紹介していきます。視聴率が伸び悩んだとの評価を受けている作品ですが、その原因は一体何なのかもまとめてみました。

ここからは、ドラマ「トドメの接吻」の視聴率をご紹介していきます。今回ご紹介する視聴率は、ビデオリサーチ社が調べた関東地区のリアルタイム視聴率です。ドラマの平均視聴率は7.5%と少し伸び悩んだと評価を受けていますが、ドラマ自体はとても面白いと評価を受けています。あらすじと視聴率を各話毎にまとめたので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

2018年1月7日に放送された「トドメの接吻」第1話の視聴率は7.4%でした。ここからは第1話のあらすじをご紹介していきます。

父が操縦する豪華客船に内緒で忍び込んだ幼い堂島旺太郎（山崎賢人）と弟の光太は、沈没事故に巻き込まれます。2人は頭から血を流した少女を発見するも、弟の光太とその少女は海の中へと飲みこまれてしまいます。時は経ち、歌舞伎町のホストクラブ「ナルキッソス」で「エイト」を名乗るNo.1ホストとなった旺太郎は、お金と権力にしか興味を持たなくなりターゲットにした女からお金や金品を貢がせるようになります。

クリスマスイブの夜、旺太郎の店に資産100億円のホテル王の娘・美尊（新木優子）が来店します。旺太郎は美尊を次のターゲットに定めます。トイレに向かった旺太郎に、サンタ姿の女が近づき「あなた死ぬ」と言いながらキスをしてきました。血を吐き死んでしまった旺太郎ですが、7日前にタイムリープしていたのです。すべて夢だと思いもう一度美尊を落とそうとする旺太郎の元にまた謎の女が現れます。

キスによって死んでは再び時は戻り、ついに旺太郎は自分自身が時間をやり直していることを自覚するようになります。恐怖を感じる中、3度目のクリスマスイブで何とか謎の女のキスから逃れることに成功します。ようやくクリスマスイブを乗り越え、大晦日を迎えた旺太郎は美尊の乗馬倶楽部のパーティに参加し、美尊の政略結婚の話や、兄の尊氏の存在を知ります。

しかし、パーティ会場にいた謎の女を追って外に出た旺太郎は歩道橋で何者かに突き落とされてしまうのです。救急車の中に再び現れた謎の女のキスで再び殺されてしまいます。またクリスマスイブに逆戻りした旺太郎は、ストリートミュージシャンの春海（菅田将暉）によって助けられます。晴海は旺太郎の体験は意識だけが飛ぶタイムリープだと教えてくれました。そして、その晴海の手には謎の女が写った写真があったのです。

2018年1月14日に放送された「トドメの接吻」第2話の視聴率は6.5%でした。ここからは第2話のあらすじをご紹介していきます。

自分を襲う謎の女から「あなた狙われてる」と言われ混乱している中、ボディガードを買って出た和馬から暫く出歩かない方がいいと言われるも、どうしてもモノにしたい100億円の女・美尊の友人の菜緒（堀田茜）から指名を受け出勤します。美尊に会うための糸口を探っている中、店のバックヤードで旺太郎の栄養ドリンクを飲んだ同僚ホストが倒れて騒ぎになり、旺太郎のロッカーから毒物が発見され、容疑者にされてしまいます。

和馬の助けで警察署から逃げ出せた旺太郎は、クリスマスイブの夜ロッカーにあった赤いルージュで書かれた「デンジャラス」というメモが毒入りドリンクの警告だったのではと思い、店へと急ぎます。すると毒物騒ぎで閉店へと追いやられた店に謎の女からの呼び出しの電話がかかって来ます。警戒しながら待ち合わせ場所に向かうも、突然背後から包丁で刺されてしまいます。

意識が遠のく中、再び現れた謎の女が「あなた狙われてる」という言葉とともにキスをするのでした。目を覚ますと7日前のナルキッソスで、旺太郎は毒入りドリンクを飲もうとしている同僚ホストを危機一髪のところで止め、容疑者になる運命を回避します。そして無事、馬倶楽部の初乗り会の日を迎えます。長谷部（佐野勇斗）や布袋（宮沢氷魚）から煙たがられながらも美尊の気を引こうとします。

真凛（唐田えりか）や他の部員たちが美尊に遠慮して本音を言えない中、間違いを叱ってくれる尊氏を慕っている様子を旺太郎は見逃しませんでした。2人で話すチャンスを得た矢先、立てかけられた鉄骨が突如旺太郎目がけて倒れてきます。血を流し身動きが取れなくなった旺太郎と、訳が分からなく混乱する美尊の前に再び謎の女が現れてキスをするのでした。

2018年1月21日に放送された「トドメの接吻」第3話の視聴率は7.1%でした。ここからは第3話のあらすじをご紹介していきます。

旺太郎を守るふりをして側にいた和馬は、旺太郎への愛が報われなかった嫉妬と逆恨みから旺太郎と心中しようとします。一命を取り留めるも負傷した旺太郎は、病院で今までの出来事を思い起こします。謎の女の正体が宰子さいこ（門脇麦）であると突き止め、宰子のキスには7日前にタイムリープする能力があると気づき、宰子を利用しない手はないと思い立ちます。

旺太郎の冷たい態度に逆上した逃走中の和馬が、美尊を道連れに死ぬと言い出します。旺太郎が大学に駆けつけるも間に合わず、美尊は和馬に襲われ顔に大怪我を負ってしまいます。尊氏と美尊の母・京子きょうこ（高橋ひとみ）から責められ、並樹家に近づく術を絶たれた旺太郎は、宰子のキスの能力を利用してタイムリープしようと思い付き、宰子の居場所を突き止めては戸惑う宰子に迫り自分からキスをします。

和馬から美尊を守るためタイムリープをするも、旺太郎に気づいた尊氏と長谷部が駆けつけ、思い描いた通りには行きませんでした。しかしその一方で、旺太郎は郡次が尊氏の叔父で、尊氏は並樹家の養子だということを知ります。美尊を何としてでも振り向かせて成り上がるため、旺太郎は再び宰子のもとへ向かいます。追われる立場から一転、旺太郎は宰子につきまといその力を利用しようと躍起になるのでした。

2018年1月28日に放送された「トドメの接吻」第4話の視聴率は6.7%でした。ここからは第4話のあらすじをご紹介していきます。

養子である尊氏は、血の繋がりに関係なく本当の家族だと思い慕っていた父・尊（山田明郷）が、会社の跡継ぎを妹の美尊に決めていることに複雑な思いを抱いていました。そんな尊氏に、叔父で社長秘書の郡次は、養子を解消して血の繋がっていない美尊と結婚し、後継者になるようプレッシャーをかけます。副社長の椅子を狙う郡次が尊氏の前にちらつかせるビデオには12年前の沈没事故に関するある秘密が残されていたのでした。

美尊を落として並樹家の金と権力を手に入れたい旺太郎は、自分が望む時にキスすればその度に願いを一つ叶えるという「キスの契約」を結ぼうと持ちかけます。しかし、旺太郎のクズっぷりを嫌う宰子に逃げられてしまいます。尊氏が美尊にプロポーズし婚約話が進もうとする中、旺太郎が宰子にキスされるために考えたのは自分の命をかけたとんでもない作戦なのでした。

尊氏がプロポーズする前の過去に戻った旺太郎は、先手を打ち美尊にプロポーズをし、その後も美尊に近づこうとするチャンスを潰します。そんな中、美尊は旺太郎の幼なじみの結婚式に2人で出席することになります。結婚式当日、旺太郎の幼なじみの新婦から、旺太郎が不幸な境遇の中で一人生きてきた苦労人だと聞いた美尊は、ただのチャラいホストだと思っていた旺太郎の孤独な一面を知り、これまで以上に強く惹かれるのでした。

その頃、宰子は育ての親である祖母が介護施設で亡くなったことを知ります。美尊との関係が上手くいき浮かれる旺太郎の前に現れた宰子は、路上で突然キスをします。倒れる2人に周囲が驚く中、その様子を見ていた春海はるみだけは冷静です。想定外のタイムリープに宰子を責めながらも、祖母の死を受け入れられない宰子の力になることで信頼を得ようとします。その一方で並樹家のことは前回のようにうまくは進まないのでした。

2018年2月4日に放送された「トドメの接吻」第5話の視聴率は7.3%でした。ここからは第5話のあらすじをご紹介していきます。

想定外のタイムリープをしてしまった世界で旺太郎は、自分に惹かれていたはずの美尊の態度が突然冷たくなったことに戸惑います。本来であれば病床で目を覚ますはずだった美尊の父が亡くなり、尊氏が美尊にプロポーズして会社を継ぐ宣言をするシナリオに変わっていたのです。尊氏が意図的に父親を助けなかったと疑う旺太郎は、挽回を狙って祖母との死別を繰り返したくない宰子にキスを迫り再びタイムリープをします。

それでも尊が死に尊氏が美尊にプロポーズする運命を変えることはできません。旺太郎の正体を知る尊氏が、12年前の沈没事故を引き起こした船長の息子であることを美尊の前で暴露します。旺太郎は初めてあの日船に乗り合わせていた幸せそうなお金持ちが並樹家とその取り巻きだったことを知ります。旺太郎は美尊の同情を買うために生い立ちを偽っており、嘘がバレてしまいます。

旺太郎の嘘に失望し、父の死後結婚に向けて豹変した尊氏に戸惑いつつも、会社のために美尊は自分の気持ちを割り切ろうとします。そんな中、旺太郎を心配した母の光代みつよ（奥貫薫）が家に来て食事を作ってくれます。しかし、弟を沈没事故に巻き込んでしまった罪悪感から、光太は今でも生きていると信じる母を疎ましいと感じる旺太郎は、冷たい言葉をかけ追い返してしまいます。

美尊と尊氏の婚約の準備が進む中、旺太郎は長谷部の美尊への思いを利用し、郡次が何かのビデオをネタに尊氏を脅していることを聞き出します。婚約披露パーティーの混乱に乗じてビデオを盗み出そうとするが、あと少しという時に光代が転倒し意識不明の重体だという連絡が入ります。自分の運命を変えるチャンスと母親の命を天秤にかける旺太郎がとった行動が気になる展開になっております。

2018年2月11日に放送された「トドメの接吻」第6話の視聴率は5.9%でした。ここからは第6話のあらすじをご紹介していきます。

母親の命を救うためにタイムリープしたことで、12年前の沈没事故の証拠のビデオを真犯人の尊氏に燃やされてしまうも、逆に美尊の気持ちを手に入れた旺太郎は、尊氏と美尊の婚約披露パーティーの壇上で派手にキスを交わし現場を騒然とさせます。旺太郎は興信所の根津ねづ（岡田義徳）を使い、並樹グループの前社長・尊が息子（尊氏）の罪を揉み消すために関係者に手を回していたことを突き止めます。

服役後行方不明になっていた冤罪の父・旺あきら（光石研）の居場所も明らかになります。旺太郎は、旺と旺の冤罪の証明であるビデオのコピーを探しに香港へ向かいます。クルーズ船の運営会社を営む長谷部の父も関係していたことを知り、旺太郎は長谷部を脅迫しビデオのコピーを探させます。しかし帰国した旺太郎を待っていたのは、長谷部が海で亡くなったというニュースだったのです。

長谷部の自殺に責任を感じた旺太郎は、宰子のキスでタイムリープをします。しかし、何度遡っても長谷部の自殺を食い止めることはできず、旺太郎は長谷部の死にある疑惑を抱くようになります。過去と縁を切りたいと言いながらも、母を助けたり父の冤罪を証明しようとする旺太郎を見て、宰子の感情も少しずつ変化するのでした。

道で春海に遭遇した宰子は、「同じ時間を繰り返すと元の出来事が抵抗して自分に降りかかってくる」と不気味なことを言われ、その言葉に嫌な予感がした宰子は、旺太郎のキスを拒みタイムリープを止めようとします。

2018年2月18日に放送された「トドメの接吻」第7話の視聴率は7.3%でした。ここからは第7話のあらすじをご紹介していきます。

尊氏が長谷部を自殺に見せかけて殺していた事に気付き、タイムリープした旺太郎は、乗馬倶楽部で長谷部を襲おうとした覆面の男に殺されてしまいます。時間を戻そうと必死にキスする宰子ですが、すでに旺太郎は息絶えていてしまっています。生き残った長谷部は、覆面の男に奪われたビデオの存在を警察に隠そうとする尊氏が事件の黒幕ではないかと不信感を募らせます。

旺太郎の突然の死に鬱ぎ込む美尊は、自分の気持ちを無視して結婚の話を進める尊氏と母に嫌気がさします。さらに、長谷部が尊氏に事件の真相を詰め寄る中、尊氏の凶暴な一面を目撃してショックを受けます。一方、12年前の事故で旺太郎の弟の命を犠牲にして自分が生き残った意味を考え続ける宰子は、旺太郎のため、ある危険な計画を実行に移すことにします。

宰子のおかげで命を救われた旺太郎は、自分を襲った覆面男の正体が布袋ほてい（宮沢氷魚）であることを突き止めます。尊氏を追い詰めるためにも布袋を脅して味方につけることにします。しかし、そこにはある誤算があり中々うまく進みません。一方で、宰子のおかげで旺太郎と美尊の仲は深まるも、宰子のタイムリープの秘密を知っている謎のストリートミュージシャン・春海が尊氏の前に現れ、宰子の正体を不気味にほのめかすのです。

2018年2月25日に放送された「トドメの接吻」第8話の視聴率は6.5%でした。ここからは第8話のあらすじをご紹介していきます。

宰子は、旺太郎の幸せのための道具として生きる決意をします。そのいじらしさに心を打たれた旺太郎は、思わず抱きしめるがそれを美尊に見られ咄嗟に宰子のことを遠い親戚だと紹介します。タイムリープを夢だったと思っている美尊は、夢の中で自分にキスをした宰子が実在することに驚きながらも、旺太郎に結婚を前提に付き合って欲しいと告白します。

一方、旺太郎に協力している宰子の正体を春海からほのめかされた尊氏は、2人を応援するふりをして旺太郎と宰子を並樹家に招きます。その頃、未だ意識の戻らない長谷部の病室の周りに旺太郎の父が現れます。宰子と共に並樹家を訪れた旺太郎は美尊に婚約指輪を渡し、尊氏の前で結婚への駒をすすめます。しかし、余裕そうな態度で宰子について執拗に探りを入れてくる尊氏を、旺太郎は不気味に感じます。

翌日、旺太郎のもとに長谷部が病室で殺され、しかも犯人として捕まったのが父だと連絡が入ります。事件を受け旺太郎との結婚に反対する声が高まる中、美尊は尊氏の優しい言葉に揺れます。自分の幸せを邪魔してばかりの父に激しい怒りを感じる旺太郎は、タイムリープをして旺を助けようという宰子の提案をなかなか受け入れられずにいます。そんな中、尊氏が宰子のアパートに訪れ、宰子の秘密を力ずくで暴こうとします。

そこに旺太郎がやって来て宰子にキスをし、尊氏の目の前でタイムリープし長谷部が殺される直前の病室へと走ります。自分の計画を旺太郎にことごとく潰され、美尊の気持ちを取り戻せないことに苛立つ尊氏は、さらなる過激な手に出ようとするのです。

2018年3月4日に放送された「トドメの接吻」第9話の視聴率は7.1%でした。ここからは第9話のあらすじをご紹介していきます。

宰子のおかげで、崩壊していた家族関係を取り戻すことができた旺太郎。予知能力のような旺太郎の行動の秘密が宰子だと気付いた尊氏が、宰子を拉致し強引に詰め寄ります。宰子の行方を捜す旺太郎はシラを切る尊氏に苛立ちながらも、自分の様子を怪しむ美尊からの旅行に誘われるという窮地に立たされます。尊氏に監禁された宰子は、決して思いが届くことのない美尊のために壊れていく尊氏を見て、自分と似たものを感じるのです。

旺太郎と宰子が親戚ではないことを知った美尊は、旅の間も心ここに在らずの旺太郎に詰め寄ります。宰子とは12年前の事故で知り合ったこと、恋愛感情がないことを聞き安心するも、尊氏から旺太郎に呼び出しの連絡が入り、旺太郎は美尊を一人残し工場へと向かってしまいます。道端に取り残された美尊の前に長谷部が現れます。工場に駆けつけた旺太郎の前で、尊氏は宰子にアイスピックを突きつけタイムリープの秘密に迫ります。

美尊に愛情なしのカネ目当てで近づいた旺太郎を許せない尊氏に、なんと旺太郎は美尊に愛されているのは自分だと話し尊氏を挑発します。逆上した尊氏は工場のチェーンで旺太郎の首を絞めるが、そこには尊氏の知らない大きな罠が仕掛けてあったのです。さらに、並樹グループでは副社長の座を狙い自分の立場のことしか頭にない郡次が旺太郎に寝返り、旺太郎と美尊の結婚を後押しします。

旺太郎はついに並樹グループを手に入れる目前まできました。旺太郎の本当の幸せを願う宰子は、今度は旺太郎が美尊を愛する番だと励まし、自分の役目は終わったと感じます。宰子が自分の前から消えようとしていることに勘付いた旺太郎は、「ふたりで幸せになる」という契約がまだ果たされていないと主張し、必死に宰子を止めます。一方で、旺太郎に愛情を抱く和馬が旺太郎結婚のニュースを知り、再び動き出すのでした。

2018年3月11日に放送された「トドメの接吻」最終回の視聴率は7.5%でした。ここからは最終回のあらすじをご紹介していきます。

留置所から脱走した尊氏から旺太郎を守るため、旺太郎と美尊の結婚式で宰子は刺されてしまいます。何度キスをしてもすでに宰子に息はありません。ショックから立ち直れない旺太郎ですが、宰子の願いを叶えるため、美尊を愛して幸せになることを誓います。副社長の椅子を狙う郡次の助けもあり、旺太郎の入籍と入社の準備が着々と進んでいました。そんな中、旺太郎を殺す機会を狙っていた和馬が旺太郎の部屋に姿を現われます。

愛を否定してきた旺太郎が愛に苦しむ姿を見て満足する和馬と、和馬の言葉で初めて宰子への気持ちを自覚した旺太郎は、深い悲しみに絶望します。住人のいなくなった宰子の部屋で旺太郎は春海と再会し、春海は自分の正体を話します。タイムリープ後も今ある世界はパラレルワールドとして続いていく、今までタイムリープを通して完璧な人生を上書きしてきたわけではない、自分の犯した過ちは一生取り返せないと知り衝撃を受けます。

入籍と入社を目前に控える中、自分が狂わせてきた人の人生に思いを馳せる旺太郎は、ある決意のもと美尊を自分の部屋に呼び出します。その一方、結婚式で宰子を死なせないため必死にキスする旺太郎の姿を見て、自分と宰子とのキスも夢ではなく、宰子に時を戻す力があることに勘付いたのです。旺太郎から真実を知らされた美尊のとった行動はとても意外なものでした。

先述の通り、平均視聴率7.5%でした。第1話から最終回までの視聴率を見ても、ひどく落ちた回は特にみられず、同様に高い視聴率をマークした回もありませんでした。最高視聴率は最終回の7.5％で、最低視聴率は第6話の5.9％でした。視聴者層が一定だったことが考えられますが、ここからは、「トドメの接吻」の視聴率が伸び悩んだ原因についてご紹介していきます。

ここからは、ドラマ「トドメの接吻」が面白いとほ評判の割に視聴率が伸びなかった原因を、以下の3点から考察していきます。

日テレの「日曜ドラマ」枠は、インパクトのある内容の作品が多く、さらには若い世代をターゲットにしている傾向が強いく見られます。しかし、日曜夜10時30分から放送されるため、平均視聴率的には1桁台の作品が多くあります。どのドラマ作品も初回放送は、やはりインパクトがある作品が多いためか、視聴する人が多いようで2桁の視聴率をマークする作品もありますが、その後の伸びがあまり目立たない傾向にあります。

そんな中、「愛してたって、秘密はある。」は、最終回後にhuluにて別の続編動画が見られるということで話題になり最終回の視聴率を上げました。主要キャストは、福士蒼汰さんと川口春奈さんをはじめとする豪華キャストが揃いました。「トドメの接吻」との違いは、大御所俳優の多さであると言われています。ここが視聴率が伸び悩んだと評価を受けた原因の一つではないでしょうか。

若い世代に人気の山崎賢人さんをはじめとして、次世代を背負うであろう若手実力派キャスト陣を集結させていると評判です。さらに主題歌を菅田将暉さんが歌っており、キャスティングから若い世代をターゲットにしていることが分かるとの声が多くあがっています。それが原因で大人世代が視聴しなかったのではないかとも言われております。

最後に「トドメの接吻」というタイトルが攻めすぎてしまっているのではないかという評判をご紹介していきます。第1話を見るまでは、タイトルやキャストで期待度が違いますが、なぜキスではなく接吻にしたのかが若い世代には受けなかったようで、視聴率が伸び悩んだ原因であるとの声がありました。

以上が、視聴率が伸び悩んだ原因考察でした。ドラマ終了後の評価は悪くありません。この他にも様々な原因が考察されていますが、ドラマの評価ほど視聴率が伸びなかったため、視聴者からはとても残念だとの声が多く上がっています。

ここからは、「トドメの接吻」を観た視聴者たちによるドラマの感想や評価をご紹介していきます。

伸び悩んだ視聴率についての考察をご紹介しましたが、なぜ見なかったのか後悔している方が多く見られました。第1話を見ると最終回まではあっという間に見れるほど面白いと評判です。

最終回を迎えて、毎週の楽しみがなくなったと残念がる声も多くありました。huluでパラレルワールドの続編が放送されたようです。第1話から、遭難事故やホストクラブにキスで死んでタイムリープするなど、とても奇抜な要素が盛りだくさんなので、第1話さえ見ればハマること間違いないとの評価を受けています。

この記事では、ドラマ「トドメの接吻」の第1話から最終回までのあらすじと視聴率をご紹介しました。そして、視聴者たちによる感想やドラマの評価だけでなく、ドラマの視聴率がドラマの評価ほど伸びなかった原因についても3つの視点から考察してみました。いかがでしたでしょうか？

平均視聴率は7.5%でしたが、各話毎にそれほど視聴率の高低差はなく、一定のドラマファンが継続的に視聴したのではないでしょうか。視聴者の評価にもあったように、放送当時は見ていなかったけれど、見るとハマったという声が多くあがっていました。

視聴率は伸び悩んだものの、面白いと評判のドラマ作品です。放送終了しているため、第1話から最終回まで一気見できる今、ぜひ気になる方は「トドメの接吻」をチェックしてみてください！