2018年11月12日公開
2018年11月12日更新
Missデビルのキャスト・出演者一覧!登場人物の相関図は?【菜々緒主演】
人事サスペンスという異色の設定で話題を集めたドラマがMissデビルです。その設定のインパクトに負けない程に豪華な主要なキャスト・出演者が出演し物語を構成しているだけでなく、各話に登場するゲストキャスト・出演者も主要キャストに負けない程豪華です。今回はMissデビルに出演したキャスト・出演者で登場人物の相関図を格にしつつ、主要なキャストからゲスト出演者まで一覧にして紹介していきます。
目次
Missデビルのキャストと出演者が気になる!
出典: https://mdpr.jp
日本テレビ系列の土曜日22時のドラマ枠で放送されたドラマがMissデビルです。会社の「人事」をテーマにした異色のサスペンス作品で話題を集めました。中でも注目を集める大きな要因になったのが出演する主要なキャスト陣です。非常に豪華な出演者陣に加え、各話で登場するゲスト出演者も主要なキャストに負けない程にインパクトを残すメンバーになっています。
今回はMissデビルについて簡単にあらすじや主題歌、感想などを紹介しつつ、登場人物を演じたキャストにスポットを当て、主要なキャストやゲスト出演者が演じた登場人物を相関図や一覧にして紹介していきます。
Missデビルとは?原作やあらすじを紹介!
出典: https://mdpr.jp
キャストなどに触れる前にまずはMissデビルという作品に関して、あらすじなどの概要部分を紹介していきます。
Missデビルに原作はない!脚本家は誰?
近年ドラマ化される作品の多くには小説や漫画などの原作がある作品が多いですが、Missデビルは原作なし、つまりこのドラマ用に書き下ろされた完全にオリジナルの脚本です。脚本を手掛けたのは山浦雅大さんです。2003年頃から脚本家として活動している脚本家で、原作のある作品からオリジナルの作品まで多数の作品に携わっています。
「ダイヤモンドガール」で脚本家デビューをすると、活動最初期には「世にも奇妙な物語」シリーズのいくつかの脚本を手掛けている他、WOWOWドラマや深夜ドラマを中心に確実に実績を積み、2013年放送の「35歳の高校生」、2014年放送の「ルーズヴェルト・ゲーム」なども手掛けています。また映画では2017年には「亜人」の脚本も手がけています。
Missデビルのあらすじ概要
Missデビルの物語は主要な登場人物の1人、斉藤博史が新入社員として「共亜火災保険」に入社する所から始まります。元々志望していた「共亜火災保険」への入社で希望に満ち溢れていた斉藤。しかし新入社員研修で彼の前に現れたのが椿眞子でした。椿眞子は「50人いる新入社員を10人まで減らす」と宣言して新入社員達に過酷な課題を与えていきます。その無理難題と言える課題に新入社員達は次々と脱落していきます。
結果的に11名にまで絞られた新入社員。その時に椿の出す課題に加えて新入社員のグループ内でのいじめに合っていた新入社員の1人、南雲が自殺を図ってしまいます。幸い一命を取り留めた南雲でしたが、椿が次に出した課題は「あと1人減らしたいので、やめさせるべき人物1名の名前を各自書くように」と新入社員達に告げます。
斉藤はあんまりな椿のやり方に反発するべく、椿の名前を書いて提出するのでした。その反発で逆に興味をもたれた斉藤は新入社員研修終了後、椿が室長を務める人材活用ラボに配属される事になるのでした。そして斉藤は椿の手先として各部署に研修に赴き、人材活用ラボが推し進めるリストラ対象者の選定を行う事になります。
Missデビルの相関図と主要キャスト一覧!
ここからはMissデビルの登場人物の相関図と主要なキャストを一覧にして紹介していきます。
Missデビルの相関図
各話のゲスト出演者もいる為にMissデビルを観ているだけでは少し分かりにくくなるそれぞれの関係性ですが、相関図で見るとかなり分かりやすいです。Missデビルは「人事」が1つのテーマなので物語の多くが「共亜火災保険」という会社内での出来事です。基本的には椿が室長を務める人材活用ラボがリストラ対象者を選定するべく、共亜火災保険の各部署に出向く形で物語が進行します。
あらすじでも触れたように椿のやり方は強引さもあるので当然共亜火災保険の上層部も注視する事になります。なので人材活用ラボのメンバー以外で登場が最も多いのが、社長である大沢、会長の喜多村、人事部長である伊東という相関図になっています。直接椿と対峙する事が多いのが人事部長の伊東です。
それ以外だと、斉藤と同期の新入社員達、そして準主人公である斎藤の家族が登場機会が多く、相関図でも描かれる形になっています。相関図を観てそれぞれの関係性などを確認した上で見るとMissドラマをより楽しむ事ができるのでおすすめです。
主要キャスト一覧:菜々緒/椿眞子役
Missデビルの主人公と言えるのが人事コンサルタントの椿眞子です。頭脳明晰で他人の行動を読む能力に秀でている上に、自宅にサンドバッグやトレーニング器具も揃えており、身体能力も高いです。ちなみにドラマのタイトルであるMissデビルは、19歳で渡米した椿眞子がアメリカで呼ばれていた名前です。常に無表情ながら、自身の考えに異を唱える者には「おだまり!」と一喝する事も多いです。
相関図でも中央部に置かれ、まさにMissデビルというドラマの中心的と言える存在である椿眞子を演じているのがファッションモデル、女優として活躍する菜々緒さんです。女優としては2011年にデビュー。2015年に出演したドラマ「サイレーン」にて演じた橘カラ役で「悪女」を演じるとそのインパクトの強さで「悪女と言えば菜々緒、菜々緒と言えば悪女」と言われる程になった女優さんです。
菜々緒さん自身、「サイレーン」で感覚を掴んだようでMissデビルで演じる事になる椿眞子という悪女役、ダークヒロイン役を演じる事を歓迎し、並々ならぬ気合で撮影に臨んだとインタビューに答えています。ちなみに作中で描かれる事になる幼少期は子役の菊池麻衣さんが演じています。
主要キャスト一覧:佐藤勝利/斉藤博史役
相関図でも椿と同じサイズで描かれMissデビルにおいて準主役と言えるのが斉藤博史です。Missデビルにおいては視点としての役割も果たしています。上記のあらすじでも書いたように椿の部下となった斉藤は、新入社員の研修という形で色々な部署に赴いてリストラ対象者を探る事になります。
そんな斉藤役を演じたのがジャニーズ事務所所属のアイドルグループ、SexyZoneのメンバーの1人で俳優としても活動する佐藤勝利さんです。グループでの活動はもちろん、個人としても複数のドラマに出演しており、2013年放送のドラマ「49」、2017年公開の映画で、Missデビルと同じ山浦雅大さんが脚本を手掛けた「ハルチカ」で主演を務めた事もあります。
主要キャスト一覧:木村佳乃/伊東千紘役
共亜火災保険の人事部長を務めるのが伊東千紘です。椿がきた当初は会社に新しい風を吹き込むために椿を歓迎していましたが、椿の新入社員研修の内容を聞いて椿と対立、各話でのストッパー的役割を果たす事になります。相関図でも示しているように、人材活用ラボの外側にいる上に人事を司る人事部の部長という立場なので、正面から椿に意見が言える数少ない人物の1人です。
そんな伊東役を演じたのが女優、歌手、司会者としても活躍する木村佳乃さんです。1996年に女優としてドラマ「元気をあげる~救命救急物語~」にて芸能界デビューを果たしています。翌年の1997年、「失楽園」で映画デビューを果たすと同時に日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以降数々の作品に出演しつつ、私生活では2010年に少年隊の東山紀之さんと結婚し2児の母になっています。
主要キャスト一覧:船越英一郎/大沢友晴役
共亜火災保険の社長で椿を招集した張本人であるのが大沢友晴です。3年前に社長に就任して以来、会社を立て直す為に椿を招集したという事になっていますが、本心を見せない事から作中でも謎の多い登場人物です。また斉藤の父である修との密会シーンなども描かれており、Missデビルのサスペンス要素を司る登場人物でもあります。
演じたのは「2時間ドラマの帝王」「サスペンスドラマの帝王」などと呼ばれる船越英一郎さんです。サスペンス作品への出演数が圧倒的に多く、バラエティに出演する際にもネタにされる事がある程です。連続ドラマへの出演では、菜々緒さんが「悪女」として注目を集める事になった「サイレーン」などにも出演しています。
主要キャスト一覧:西田敏行/喜多村完治役
共亜火災保険の会長として登場するのが喜多村完治です。実務は既に社長の大沢に任せつつ、社員らの相談に乗っている事が多くなっています。「社員はすべからく家族である」という考えの下、基本的に厳しい態度で接する椿を諌める存在でもあります。
演じたのは俳優、歌手、タレントとして活躍する西田敏行さんです。代表作である映画シリーズ「釣りバカ日誌」に出演を続ける傍らで、大河ドラマなどの時代劇作品への出演、バラエティである「探偵ナイトスクープ」へのレギュラー出演など実に幅広く活動しています。日本アカデミー賞など数々の賞を受賞した実績も誇る俳優さんです。
主要キャスト一覧:和田正人/沖津周平役
相関図で左上に描かれている人材活用ラボ。その直属の部下の1人が沖津周平です。ラボ新設前は人事部に所属しており、椿の与える過酷な研修に耐えきれずに辞めていく新人達相手に何もする事が出来ませんでした。下記で紹介する国本と仲がよく雑談する姿がよく描かれています。また元人事部という経歴から社内の情報や右沢にも精通しています。
演じたキャストの和田正人さんは、元々は陸上で活躍し、大学4年生時には箱根駅伝にも出場、陸上選手として実業団に入りますが、そのチームが2年目に廃部してしまった事を受けて俳優の道を目指す事になりました。俳優となってからもそれまでの経歴を生かして2017年放送の「陸王」のようなスポーツ選手役などで活躍している他、解説者に近い立場でマラソンの中継などにも出演しています。
主要キャスト一覧:モロ師岡/国本要二役
同じく相関図でも左上に描かれている人材活用ラボのメンバーで、元施設課所属だったのが国本要二です。機材を改造する能力に長けており、そういった面で椿をサポートしています。
演じたのモロ師岡さんは、これまで数多くの作品に出演している俳優さんで、大河ドラマのような時代劇から月曜名作劇場のようなサスペンス物、単発ドラマから映画に渡るまで幅広く出演、主役を引きたてつつ、存在感を残す俳優として評価されています。
主要キャスト一覧:山田キヌヲ/花村優梨子役
同じく上記相関図の左上に書かれる人材活用ラボのメンバーで元経理課に所属した経歴から社内のお金の流れを熟知、帳面などから不正を暴く役割なのが花村優梨子です。椿が突き付ける不正の中でも特にお金絡みの問題で大きく活躍する事になります。
演じたキャストの女優山田キヌヲさんは、2002年に舞台女優としてデビューすると2004年公開の映画で初出演となる「ガールフレンド」で主演女優として注目を集める事になりました。2007年にはドラマデビューも果たし、以降数々の作品にゲスト出演。近年では主要登場人物や主演を演じる機会も多くなってきた女優さんです。
主要キャスト一覧:水沢エレナ/田部栞奈役
上記の相関図で左上に書かれる人材活用ラボメンバー、残りの1人が田部栞奈です。人材活用ラボ配属前はIT推進課に所属していました。ITの中でも特にパソコンを使った分野に長けており、社内コンピューターへハッキングする事で部長に対する通達を盗み出しています。その腕を生かしてSNSの内容をバラまくなど、人材活用ラボのメンバーの中でも分かりやすい実績を挙げているメンバーと言えます。
演じる水沢エレナさんは、ファッションモデル、女優として活躍しており、日本人の父と韓国人の母を持つハーフです。ファッションモデルとしては2003年にデビューしていましたが、女優としてデビューしたのは2007年で、BSiで放送されたドラマ「恋する日曜日 卒業~春の嘘」で女優デビュー後、モデルと女優の2足の草鞋どちらでも活躍しています。
主要キャスト一覧:大高洋夫/縣雄二役
共亜火災保険の社員ではないものの、椿の過去に繋がる物語としては重要な位置にいるのが縣雄二です。元々は共亜火災保険が契約していた調査会社の社長で、椿が夜毎尾行していました。彼女の過去を知っている人物であり、同時に椿の制裁を受けた後に死んでしまった人物でもあります。Missデビルの物語上重要な役割を果たしますが、その立ち位置から相関図には描かれていない登場人物です。
そんな縣役を演じたのは舞台を中心に活動していた俳優さんで、「第三舞台」という舞台を旗揚げし活動する傍らで徐々にドラマなどにも出演するようになりました。特に知られているのが2006年に放送された戦隊特撮の「轟轟戦隊ボウケンジャー」で、敵の大幹部・大神官ガジャ役を演じた事で、その後も数々のドラマに出演しています。
Missデビルのゲスト出演者一覧!
ここからは上記の相関図では描かれていない各話で登場する事になるゲスト出演者を一覧にして紹介していきます。
1話のゲスト出演者:森永悠希/日下部剛役
1話で描かれる事になる新入社員研修にて、斉藤らの同期として登場するのが日下部剛です。財務省局長を父に持ち、成績優秀ですが、反面、傲慢で唯我独尊的な性格をしています。その性格故に、南雲にいじめを行っている張本人であり、斉藤にもいじめへの加担を強要しました。しかしその様子を椿に盗撮され、退職届の提出を提案されます。逆上して椿にも襲いかかりますが返り討ちにあい、会社を辞める事になりました。
そんな日下部役を演じるのが俳優の森永悠希さんです。元々子役として活動していた俳優さんでもあり、子役時代には映画「しゃべれどもしゃべれども」での村林優役で知られていました。その後も映画、映画やドラマへの出演を続ける一方で2013年に出演した映画「カノジョは嘘を愛しすぎている」にてドラマー山崎蒼太役を演じ、役名でCDデビューも果たしています。
2話のゲスト出演者:中越典子/小早川夏月役
Missデビルの2話で描かれる事になるのが企画営業部第2営業部ですが、そこで主任を務めるのが小早川夏月です。明るい性格で後輩の面倒見が良い一方で部長である浅丘からのセクハラに悩まされています。その裏では末期がんの夫の治療費を工面する為に、実績の水増しを行っており、その事実を掴まれた事で退職する事になりました。椿を「悪魔」と罵りましたが、最後には斉藤にふっきれた表情を見せています。
そんな小早川役を演じたのが女優の中越典子さんです。1999年に「天国のkiss」で女優としてデビュー、2003年に連続テレビ小説「こころ」にてオーディションにて主役を勝ち取ってブレイクすると、以降、フジテレビと韓国の共同製作ドラマ「STAR'S ECHO」やフジテレビの月9ドラマ「プライド」への出演、2005年には大河ドラマ「義経」に出演を果たすなど着実に実績を積んでいる女優さんです。
2話のゲスト出演者:チャンカワイ/児島昭利役
2話で描かれる画営業部第2営業部の一員として登場するのが児島明利です。書類のミスが多く、実績が低いわけではないものの部内ではお荷物扱いを受けています。そんな少し冴えない社員を演じているのはお笑いコンビ「Wエンジン」のチャンカワイさんが演じています。単独でのドラマ出演は過去にも実績があり、また同年の連続テレビ小説、「半分、青い。」にも出演を果たしています。
3話のゲスト出演者:金子貴俊/簑島譲役
3話で描かれる損害サービス部の課長で、椿から直接制裁を受ける事になるのが簑島譲です。元々は営業部の所属で上記主要な登場人物で紹介した伊東の部下でした。部下のやるべき仕事まで1人で抱え込んでしまう為に過重労働の指摘を受ける事になります。下記で紹介する吉田があまりにも指示に従わない為に、襲おうとした所を椿に制裁を受ける事になります。最終的には営業部時代の不正を理由に退職する事になりました。
演じたキャストの金子貴俊さんは、1997年に俳優としてデビュー、2001年に公開された映画、「ウォーターボーイズ」の早乙女役でブレイクした俳優さんです。以降ドラマや映画で活躍する傍ら、タレントとしてバラエティ番組にも積極的に出演。さらには画家としても活動し、個展を開くなどの活動も行っています。
3話のゲスト出演者:前田公輝/吉田忍役
3話に登場する損害サービス部の社員が吉田忍です。何かと理由を付けて仕事を放棄する為、それが上記の簑島の仕事が増える原因にもなっています。Missデビルでは多くのパターンで椿の制裁によって退職する事になる面々がほとんどですが、吉田の場合は簑島が退職後に、人材活用ラボの田辺にSNSの裏アカウントを暴かれ社内にバラまかれるという形で制裁を受けています。
演じた前田公輝さんは、6歳で芸能界デビューを果たし、2003年から2006年までは「天才てれびくんMAX」にててれび戦士をしていた実績を持っています。てれび戦士の前後にも俳優として活動しており、2001年度版の「さわやか3組」や2008年には映画「ひぐらしのなく頃に」で主人公前原圭一役に抜擢されて主演を務めています。舞台やバラエティなどでも活躍する俳優さんです。
4話のゲスト出演者:筧美和子/中山花憐役
総務部の社員で仕事に不真面目な態度を魅せるのが中山花憐です。仕事中でもおしゃべりが多く、また恋多き女とも言われて肉食系女子だと言われています。研修前の飲み会でも斉藤に積極的にアプローチするなどしています。下記の高木への制裁を目撃した事、伊東に諭された事もあって真面目に仕事に取り組むようになり、また椿や伊東のような女性になりたいと願うようになります。
そんな中山役を演じたのがファッションモデルで女優の筧美和子さんです。2012年に映画「鍵泥棒のメソッド」で女優デビューすると、以降ドラマや映画に出演。さらに2013年に出演したバラエティ番組「テラスハウス」でもその知名度を高めています。元々はモデルとしてデビューした事、モデルでの活躍もあり、現在はまたモデルとしての知名度の方が高くなっています。
4話のゲスト出演者:川久保拓司/高木繁克役
Missデビルは多くの場合、1つの部署内で話が完結する場合が多いですが、4話のメインの舞台である総務部ではない営業企画部の社員にも関わらず登場するのが高木繁克です。花憐と付き合っている為に登場しますが、実は共亜火災保険のライバル会社「バーゼル損害保険」のスパイでありそれを暴かれる形で椿の制裁を受けます。基本的には辞表の提出を促す椿が「懲戒解雇」を突き付けた相手です。
演じたのは俳優として活動する川久保拓司さんです。2000年に「コカコーラ」のCMでデビューすると2003年に俳優デビュー、2004年に「ウルトラマンネクサス」にて最後までウルトラマンに変身しない主人公である孤門一輝役を演じて注目を集めました。以降、ドラマと舞台を中心に活動している俳優さんです。
5話のゲスト出演者:小林隆/瀬登広幸役
5話で椿に制裁を受ける事になるのが審査部担当部長の瀬登広幸です。温厚な性格で部下からの信頼も厚い仕事人間ですが、反面私生活は充実しているとはいえず、特に睡眠に関しては熟睡の感覚を忘れるほどの睡眠障害に陥っていました。営業部が断り切れなかった反社会的勢力との契約解除の為に行った密会や金の支払い事実を椿に掴まれ斉藤を人質に抵抗したものの最終的には退職する事になります。
演じた俳優の小林隆さんは、1990年代から活躍する俳優さんで、元々は東京サンシャインボーイズという劇団に所属していました。特に出演が知られるのが「古畑任三郎」シリーズの向島音吉役、大河ドラマ「新撰組」の井上源三郎役なので、近年では、大河ドラマ「真田丸」にも片桐且元役などで出演しています。時代劇作品からサスペンス作品までこなす俳優さんです。
6話のゲスト出演者:篠田麻里子/吉武唯香役
宣伝広報部に所属し、Missデビルの中でも数少ない制裁以外の理由で辞める事になる社員が吉武唯香です。Missデビルで描かれる時点で妊娠3カ月で産休を申請中であると同時に、共亜火災の「子育て支援制度」の取材で取り上げられる事になり、ストレスで倒れる事になってしまいます。椿の調べで吉武自身が復業しなくて十分にやっていけるだけの収入を夫が稼いでいる事もあり、休職ではなく退職をする事になりました。
そんな吉武役を演じたのが元AKB48のメンバーである篠田麻里子さんです。AKB48所属時代から個人での活動も多かった事もあり、モデルとしての活動やテレビドラマへの出演なども積極的に行っていました。2015年には映画「リアル鬼ごっこ」にてトリプル主演の1人を務めるなど女優としても着実に実績を積んでいます。
6話のゲスト出演者:湯江タケユキ/寺田仁郎役
6話にて椿から直接制裁を受ける事になるのが宣伝広報部の部長である寺田仁郎です。推進する「子育て支援制度」を優先するあまり、吉武に無理を強いており、パワハラ行為なども行っていました。椿にテレビで魅せる顔とは違った裏の顔を暴露されて逆ギレして制裁を受ける事になります。椿の制裁=退社ではない為、明確にその後は描かれてはいませんが、伊東に事情説明を求められているシーンが描かれています。
演じた湯江タケユキさんは、俳優として活動する傍ら、服飾デザイナーとしても活動している俳優さんです。俳優としては1985年にドラマ「ハーフポテトな俺たち」でデビューし、以降ミステリ作品、サスペンス作品を中心に出演を続けています。元々は本名である「湯江健幸」名義で長く活動しており、カタカナに改名したのは2017年の為、まだまだ「湯江健幸」として知られている俳優さんでもあります。
7話のゲスト出演者:袴田吉彦/甘露路慶治役
7話で椿に制裁を受ける事になるのが甘露路慶治です。去年創設したばかりのCFDというグループのリーダーですがその実、日本が推進する働き方改革に対して危機感を覚えており、部下たちを残業アジトに終結させて半ば洗脳に近い形で働かせるという危険な思想をしています。椿の制裁に加えて伊東からも懲戒解雇を勧告され共亜火災保険での居場所を無くす事になりました。
演じた袴田吉彦さんは1991年に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞して芸能界デビューを果たした俳優さんです。俳優としては1992年に公開された映画「二十才の微熱」で主役としてデビューする事になりました。また声優として挑戦したスタジオジブリのアニメ映画「猫の恩返し」でバロン役を演じた事でも知られている俳優さんです。
Missデビルの主題歌を紹介!
Missデビルにおいて注目されたのは豪華なキャスト陣だけではありません。その主題歌にも注目が集まりました。主題歌となったのは2018年に引退した安室奈美恵さんの「Body Feels EXIT」です。しかしこの曲はMissデビルに合わせて製作された楽曲ではなく上記のMVでも分かるように古い楽曲でリリースされたのは1995年、ドラマ放送の実に23年前の楽曲になっています。
正確にはドラマで使用された楽曲は2017年に製作された安室奈美恵さんのベストアルバム「Finally」に収録されたNew Recording Ver.を音源として採用していますが、それでもかなり古い曲である事は間違いなく、当時のファンを驚かせる事になりました。
ちなみに挿入歌としては、準主役を務める佐藤勝利さんが所属するSexyZoneの楽曲「イノセントデイズ」が採用されています。この挿入歌はドラマMissデビルに合わせて製作されたものでSexyZone初のドラマタイアップ曲となりました。
Missデビルを最終回まで観た感想を紹介!
キャスト陣やその相関図を紹介した所でここからはMissデビルを最終回まで視聴した人の感想を紹介していきます。
菜々緒さんの悪女っぷりが良い
多くの感想で触れられているのがやはり主演を務めた菜々緒さん演じる椿眞子の熱演です。上記でも紹介したように「悪女キャラ」のイメージが定着していた菜々緒さん。また観たいというファンの声も多い中でのMissデビルでの椿眞子役だったのでさらにそのイメージが強くなり、本人もすすんで演じているのでその演技はかなり力の入ったものになっています。
表情から動き、言葉から魅せ方まで菜々緒さんの演技は総じて評価が高く、まさに「悪女」という言葉に相応しい、タイトルや作中のセリフなどから取って「悪魔」という言葉を褒め言葉として使っている感想も非常に多いです。脇を支える俳優陣もこの菜々緒さんの悪女っぷりが際立つように演じている名演が多く、多くの出演者が評価されています。
脚本に対しては批判的な声が大きい
出演者の名演に対して批判的な評価の的になっているのがオリジナルである脚本です。脚本もまた菜々緒さん演じる椿眞子を魅せる脚本になっているという評価が受けている一方で、物語としては疑問符が残るという感想も多くなっています。特にサスペンスものとしてあまり成立しているとはいえず、テーマがテーマだけにわざわざサスペンス要素を入れる必要性があったのか?という感想は多くなっています。
残念ながら、それぞれの登場人物の行動もドラマの中で説明されている範囲では「何故?」という声が大きく、特に最終回付近で描かれる展開には少しついていけなかったとする感想もある程です。
Missデビルのキャストと出演者一覧まとめ!
Missデビルは出演者が一覧としてズラっと発表された時から高い注目を集め、放送される度に登場するゲスト出演者も上記一覧のように非常に豪華なメンバーになっています。主演の菜々緒さんを始め、熱演が光る役者さんも非常に多く、特に好きな俳優が出演しているのであればぜひ観るべき作品です。
特に「サイレーン」を観て菜々緒さんの「悪女キャラ」が好きだという人、菜々緒さんのファンではなくてもダークヒロインを扱う作品が好きならその魅力は120%楽しめる作品になっている事は間違いありません。テーマは異色ながら物語としても分かりやすいのでまだ視聴していない人はぜひ1度視聴してみてはいかがでしょうか?