隣の家族は青く見えるの最終回をネタバレ紹介!奈々夫妻の結末と感想は?

「隣の家族は青く見える」は2018年の1月から1クール放送されたドラマです。主演の松山ケンイチと深田恭子が2012年の大河ドラマ以来の夫婦役共演の他、不妊治療や同性愛といったデリケートな内容な踏み込んだことも話題になり、最終回まで視聴者たちはその結末を固唾を飲んで見守り、多くの感想ネタバレサイトでもその結末予想がされました。今回は「隣の家族は青く見える」の最終回の結末や感想をネタバレ込みでご紹介いたします。

隣の家族は青く見えるの最終回をネタバレ紹介!奈々夫妻の結末と感想は?のイメージ

目次

  1. 隣の家族は青く見えるの最終回ネタバレが気になる!
  2. 隣の家族は青く見えるの主要登場人物とキャスト紹介
  3. 隣の家族は青く見えるの最終回ネタバレ!奈々夫婦の結末は?
  4. 隣の家族は青く見えるの最終回を観た感想や評価は?
  5. 隣の家族は青く見えるの最終回ネタバレまとめ

隣の家族は青く見えるの最終回ネタバレが気になる!

2018年1月から放送されたドラマ「隣の家族は青く見える」は、視聴率はあまり振るわなかったのですが、不妊治療やLGBT、失業といったデリケートな内容を深く掘り下げたヒューマンドラマです。最終回の結末は予想外のハッピーエンドだった、予想していた最終回とは違う結末だったけど、納得のいくものだったなど、様々なネタバレ感想サイトで評価が高い作品でした。

妊娠・出産・育児に関しての神話は女性の間でも問題となっている話題であり、結婚や出産・家族の形についての多様性を描いたドラマ「隣の家族は青く見える」は、世間でも反響が大きく、その最終回の結末ネタバレでは男性・女性ともに考えさせられるという感想が多く見られました。

ここからはドラマ「隣の家族は青く見える」の最終回までのネタバレ結末、ネットの「隣の家族は青く見える」についての感想、ドラマ「隣の家族は青く見える」のキャストなど、最終回の結末までをネタバレこみでご紹介いたします。

隣の家族は青く見えるの主要登場人物とキャスト紹介

五十嵐 奈々/深田恭子

ドラマ「隣の家族は青く見える」の主役夫婦である五十嵐夫妻は、子どもを望み不妊治療をうけている夫婦で、コーポラティブハウスを購入しました。深田恭子(ふかだきょうこ)演じる五十嵐奈々(いがらしなな)は、スキューバダイビングのインストラクターとして働いています。あらすじネタバレでは夫の五十嵐大器とは、スキューバダイビングスクールのインストラクターとして出会い結婚しました。

あらすじネタバレでは夫婦2人で小さなアパート生活で貯金をしてコーポラティブハウスを購入したという設定です。ネタバレでは2人は不妊治療を続け、ついに妊娠しますが、最終回前で流産してしまいます。最終回の結末では、子どもがいない未来も考えていこうという結論を出すのです。深田恭子は、松山ケンイチとは2012年の大河ドラマ「平清盛」に続いて、ドラマ「隣の家族は青く見える」では二度目の夫婦役となりました。

深田恭子は近年では、2016年には主演ドラマ「ダメな私に恋してください」が大ヒットし、2017年ドラマ「下剋上受験」に出演しています。

五十嵐 大器/松山ケンイチ

子どもを望んで不妊治療に挑み、続く失敗に苦しむ妻を支える夫・五十嵐大器(いがらしだいき)を松山ケンイチ(まつやまけんいち)が担当しています。あらすじネタバレではちょっと頼りないけれど優しい中堅玩具メーカーに勤務する会社員で、最終回の大器が出した結末には、ネタバレ感想サイトでは称賛の嵐だったようです。

松山ケンイチは2002年にドラマ「ごくせん(第1シリーズ)」で俳優デビューし、2004年の映画「ウイニング・パス」で初主演、2006年の映画「デスノート」のL役で注目となりました。映画「デトロイト・メタル・シティ」の根岸崇一役でも原作通りの奇抜な役柄が話題となり、2012年に大河ドラマ「平清盛」で主演を務めています。「カムイ外伝」で共演した女優の小雪と結婚しています。

杉崎ちひろ/高橋メアリージュン

ドラマ「隣の家族は青く見える」で子どもがほしくないネイリスト・杉崎ちひろ(すぎさきちひろ)を高橋メアリージュンが演じています。ちひろ自身は子どもを持つ気はありませんが、婚約者の亮司はバツイチで死んだ妻との間に息子がいます。その息子を引き取ることで、それぞれの思惑がからみ、最終回のネタバレではまた一つの新しい結末が生まれます。

高橋メアリージュンは日本人とスペイン系フィリピン人のハーフで、雑誌「CanCam」のモデルを務めた他、各種ファッション雑誌のモデルとして活躍しています。CMにも出演する他、2017年にはドラマ「母になる」や、「カンナさーん!」に出演しています。

川村 亮司/平山浩行

ドラマ「隣の家族は青く見える」で子どもがほしくないカップル、バツイチのスタイリスト・川村亮司(かわむらりょうじ)を、平山浩行(ひらやまひろゆき)が演じています。コーポラティブハウスで同棲中の杉崎ちひろとは婚約しています。亡き妻との間の息子を亮司自身は引き取りたいが、子どもを持ちたくないちひろにそれが相談できず悩む役どころです。息子を引き取り、最終回のネタバレではちひろと事実婚という結末になります。

平山浩行は、2003年にドラマ「高原へいらっしゃい」で俳優デビューし、「MR.BRAIN」、連続テレビ小説「天花」、「ゆとりですがなにか」、「ブラックリベンジ」、「菊次郎とさき」、「不機嫌なジーン」など多数のドラマに出演しています。近年では「ヘッドハンター」や「リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜」にも出演しています。

小宮山 深雪/真飛聖

ドラマ「隣の家族は青く見える」で、長い社宅暮らしを終えてコーポラティブハウスをマイホームとして購入した小宮山夫婦、その妻・小宮山深雪(こみやまみゆき)を真飛聖(まとぶせい)が演じています。真飛聖は元宝塚歌劇団花組トップスターで、ドラマ「隣の家族は青く見える」の中では、子供と理想の家族像に執着する主婦の役です。理想の家族像を描きながら他人の環境を羨み、様々なトラブルを引き起こします。

あらすじネタバレでは最終回直前で夫から離婚を突きつけられた深雪は、最終回ネタバレでは自らの間違いを受け入れ和解します。宝塚歌劇団のトップスターから女優への転身を遂げた真飛聖は、2016年ドラマ「模倣犯」や「IQ246〜華麗なる事件簿〜」の他、「感情8号線」などの作品に出演しています。

小宮山 真一郎/野間口徹

ドラマ「隣の家族は青く見える」に登場する小宮山夫婦の失業中の元商社マン・小宮山真一郎(こみやま しんいちろう)を、名バイプレイヤーの野間口徹(のまぐちとおる)が担当しています。転勤や単身赴任の商社マン生活に疲れた真一郎は会社を辞めてしまい、妻からは世間体を気にして働いていることにして家から出される日々です。

あらすじネタバレでは最終回前で、妻の深雪に離婚を持ち出しますが、最終回ネタバレでは子どもを大事に思う深雪と和解し、再び夫婦として手を取り合う結末となっています。野間口徹は存在感のある名脇役として名高く、近年はドラマ「下剋上受験」や「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」「下北沢ダイハード」などで活躍しています。

広瀬 渉/眞島秀和

ドラマ「隣の家族は青く見える」の男同士のカップル、建築士・広瀬渉(ひろせわたる)を眞島秀和(ましまひでかず)が担当しています。渉はドラマ「隣の家族は青く見える」の舞台になるコーポラティブハウスを設計した一級建築士で、周囲には自分がゲイであることをカミングアウトしていません。恋人の朔のことは、甥として周囲に紹介し、ゲイであることを隠すために同僚女性の気持ちを利用しています。

渉と朔のカップルはネットでは「わたさく」として感想ネタバレサイトを賑わしました。あらすじネタバレではゲイであることを中傷された渉は、仕事を独立し、最終回では母からも理解を得て、朔とラブラブな生活を送る結末となっています。俳優眞島秀和は、近年は「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の他、「ハロー張りネズミ」、「ウチの夫は仕事ができない」などの多数のドラマに出演しています。

青木 朔/北村匠海

ドラマ「隣の家族は青く見える」に登場する男同士のカップル、青木朔(あおきさく)役を北村匠海(きたむらたくみ)が担当しています。児童養護施設出身で高校を卒業していない朔は、渉の隣に立つにふさわしい自分になるべく、高等学校卒業程度認定試験の受験に挑み、最終回のネタバレでは見事合格します。ネットでは「わたさく」のキーワードで、最終回までこのカップルを応援する投稿が多数見られました。

北村匠海は、俳優の他、歌手やモデルとしても活躍しています。近年のドラマでは「ゆとりですがなにか」や「仰げば尊し」などに出演し、2017年「君の膵臓をたべたい」で主演、2018年は「OVER DRIVE」「春待つ僕ら」の映画に出演しています。2019年は映画「君は月夜に光り輝く」で永野芽郁とW主演を予定しています。

五十嵐 琴音/伊藤沙莉

ドラマ「隣の家族は青く見える」に登場する大器の妹・五十嵐 琴音(いがらしことね)を伊藤沙莉(いとう さいり)が演じています。あらすじネタバレでは大器の実家が営む焼き鳥屋「いがらし」の従業員・啓太との子どもを妊娠し、結婚しますが、覚悟のない妊娠だったため、何度も妊娠を後悔する発言をしては奈々を複雑な気分にさせます。ドラマ「隣の家族は青く見える」の5話のネタバレで、早産となり、女の子を出産します。

あらすじネタバレでは産後のイライラで「子どもなんてほしくなかった」という発言に、母がビンタしたシーンでは、ネットの感想やネタバレサイトでも、高畑淳子演じる聡子を称賛する声が見られました。伊藤沙莉はわずか9歳のときにドラマ「14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜」で子役としてデビューし、「みんな昔は子供だった」「女王の教室」などにも出演しています。最近は「獣になれない私たち 」「恋のツキ」に出演しています。

五十嵐 聡子/高畑淳子

ドラマ「隣の家族は青く見える」で、大器の母・五十嵐聡子(いがらしさとこ)役を演じているのは女優高畑淳子(たかはたあつこ)です。あらすじネタバレでは大器と奈々の不妊治療を静かに見守り、奈々にプレッシャーを与えないように何も言わずに暖かく接します。最終回、流産から立ち直れずにいる奈々をはげまし、立ち直らせたのも聡子の愛ある言葉で、奈々たちの出した意外な結末に繋がっていきます。

大器の母・五十嵐聡子役の高畑淳子は、多数のドラマ・映画で活躍する大御所女優です。近年は「黒革の手帖」や「模倣犯」「屋根裏の恋人」に出演しています。1980~90年代に東映特撮作品で多く活躍し、「仮面ライダーBLACK RX」の悪役・マリバロンの役では当たり役と言われるほどのヒットとなりました。「ER」や「アリー my Love」「刑事コロンボ」など、海外作品の吹き替え声優としても活躍しています。

片岡医師/伊藤かずえ

ドラマ「隣の家族は青く見える」で奈々と大器を支える婦人科医・片岡を伊藤かずえ(いとうかずえ)が演じています。あらすじネタバレでは不妊に悩む二人を「若葉レディースクリニック」で献身的に支え、最終回のネタバレでは「不妊治療をやめる」という2人の結末を暖かく受け入れました。伊藤かずえは、1981年に「江戸を斬るVI」でドラマ初出演し、映画「燃える勇者」では真田広之とW主演を果たしました。

伊藤かずえは、2000年代はスーパー戦隊シリーズに3作連続で出演し、アクションシーンにも定評があります。「アニメ三銃士 イメージソング」や「悪魔の花嫁」のイメージソングなど、アニメの主題歌にも関わり、子ども向けのバラエティ番組でも活躍しています。近年では、2016年ドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」や2017年ではドラマ「重要参考人探偵」に出演しています。

隣の家族は青く見えるの最終回ネタバレ!奈々夫婦の結末は?

最終回「神様のくれた結末とは…!?」ネタバレ

ここからはドラマ「隣の家族は青く見える」の最終回を結末までネタバレこみでご紹介いたします。ドラマ「隣の家族は青く見える」第9話で、五十嵐大器(松山ケンイチ)との間に授かった子どもが流産してしまった五十嵐奈々(深田恭子)は、ショックが重なり、コーポラティブハウスから姿を消してしまいます。

ネタバレ最終回直前で奈々の置手紙を読んで心配し、実家の伊豆にいることを知った大器は、あわてて奈々を伊豆の実家に迎えに行きます。奈々は実家に戻り一人海岸を歩いていました。駆けつけた大器は、消沈する奈々に明るく話しかけます。しかしそんな大器の思いに反して奈々は、「別れよう」と離婚を持ち掛けます。

大器のことが嫌になったのではありません。これまで妊娠に至るまで何度も続けてきたつらい不妊治療を、もう一度続ける自信はありませんでした。大器に、子供を生んであげられなくなったこと、大器を父親にしてあげられない、幸せにしてあげられないと気持ちを吐露します。

「隣の家族は青く見える」最終回あらすじネタバレでは、奈々を大切に思う大器は「なぜ子供がいなかったら幸せじゃないと決めるのか」となだめますが、最終回まで長く不妊治療を続けて疲れ果てた奈々の心には届きませんでした。奈々の離婚の意志は固く、大器とのおそろいの結婚指輪もその指にはすでになかったのです。

愛し合ってるから子どもを望んだのに、子どもができないことで別れなくてはならないなんて本末転倒ですが、それほどに不妊治療はつらかったのだと、ネットのネタバレ感想サイトでも共感の声が大きかったようです。

最終回、渉と朔カップルの結末ネタバレ

一方、あらすじネタバレではコーポラティブハウスの同性カップル・青木朔(北村匠海)のもとに、高等学校卒業程度認定試験の結果が届きます。小宮山真一郎(野間口徹)の塾で勉強を続け、努力の末の結末に、心から喜びます。喜んだのは朔だけでなく、パートナーの建築士・広瀬渉(真島秀和)も同じ気持ちでした。「受験が終わったら渡そうと思ってた」と朔に「パートナーシップ宣誓書」を見せ、宣誓してくれるかなと問います。

朔は当たり前だと笑い、広瀬の頬にキスをします。その後、あらすじネタバレでは役所で正式なパートナーシップ宣誓書を提出している二人の元に、渉の母が現れます。最終回前のネタバレでは、渉にゲイであることを告白され受け入れられず悩んでいたのですが、渉と渉の母の関係を取り持つため、朔は一人で渉の母の元を何度も訪れ、距離を縮めていたそうなのです。

「息子がもう一人増えたみたい」と笑う渉の母でした。朔の真摯なやさしさに触れて、朔も渉も自分の家族であると受け入れようとします。「朔ちゃん」と呼びかけた渉の母の言葉に、ネットの感想でも祝福の声は大きかったようです。最終回の2人は幸せな結末を迎えました。

最終回、小宮山夫婦の結末ネタバレ

他方、最終回前の9話で、離婚の危機となっていた小宮山夫婦の結末です。真一郎が会社を辞めたことを発端に亀裂が入り、心無い言葉を夫に浴びせ続けて離婚届を渡された小宮山深雪(真飛聖)は、自分の過ちを認め、自分の力で歩いていく決意をします。そして、深雪が娘の小宮山優香(安藤美優)に、「中学受験をやめてもいい。本当にやりたいダンスをやればいい」と、娘の意志を尊重する姿を見た真一郎は心打たれます。

リア充アピールに余念がない妻でしたが、母としては娘のことを思うよき母だったのです。真一郎はもう一度自分たち夫婦について考え直し、「離婚を撤回させてくれ」と深雪に謝罪します。最終回にて真一郎が商社を辞めた理由が明らかになります。転勤も多く、単身赴任ばかりだったこれまでの人生で、ほとんど家族の時間を持てなかった真一郎は、家族一緒に過ごす時間を求めて、商社を退職したのでした。

それなのに、会社を退職したことによって家族がバラバラになってしまうなんておかしいと考えます。真一郎は「父と母という関係ではなく、夫と妻としてよい関係でいたい」と深雪に提案し、離婚を覚悟していた深雪は何度もうなずいて同意します。最終回の小宮山夫婦の結末ネタバレです。最終回、深雪が真一郎のメガネを外すシーンは、Twitterでも「すごくいいシーン」という感想も見られました。

最終回、亮司とちひろカップルの結末ネタバレ

一方、子どもをもちたくないネイリスト・杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)は、婚約者の川村亮司(平山浩行)の子ども亮太(和田庵)と引き取り、最終回前はその関係に悩んだこともありましたが、最終回では仲良く家族として過ごせるほどに距離を縮めていました。亮太を自分の家族と考えてくれるちひろに、亮司は「事実婚契約書」と「遺言書」を渡し、署名してほしいといいます。

突然見せられた遺言書にびっくりして、やめてほしいというちひろでしたが、亮司は本気でちひろと亮太の将来を考えていました。「自分に何かあったとき、亮太のことをちひろに任せたい」という意志だったのです。亮司とちひろは事実婚を選びました。それなのに契約を持ち出した亮司は「嫌だったら断ってくれていい」と言います。

しかし、亮司が自分と亮太を家族として考えてくれていると理解したちひろは、「亮太が居場所をなくしてしまわないように」と、快くサインします。こうして子どもを持ちたくない事実婚カップルは、最終回にて、また新しい家族の結末を残したのでした。こうして、最終回、コーポラティブハウスのそれぞれの家族が幸せな結末を迎える中、主人公カップルの五十嵐夫婦だけが、取り残されます。

奈々夫婦の結末は予想外のハッピーエンドに

奈々は不妊治療に疲れ果て、最終回前の流産で全てにおいて無気力になっていました。大器と暮らすコーポラティブハウスにも帰れず、実家で鬱々と過ごします。また大器も、愛する妻がいない生活に落ち込みながらも、奈々が戻ってくるように明るいメッセージや楽しい写真を送り続けます。頑なに戻ってこない奈々に、気持ちを病んでいく大器の姿を見守っていた大器の母・聡子ですが、最終回で伊豆の実家にいる奈々の元にやってきます。

つらいまま前に進めないでいる奈々に、聡子は諭します。楽しいことや嬉しいことは誰とでもできるけれど、つらいことや悲しいことは、一番大切な人としか共有はできないということを伝えます。つらくても、悲しくても、それでも一緒に生きていくのが夫婦なのだと、言葉を尽くす聡子の言葉が奈々の心を救いました。奈々はこれまでの大器と生きてきた時間を思い返します。いろんな思い出がよみがえり、奈々は涙します。

最終回、奈々は大器の母の言葉に、大器の元に戻ることを決意しました。コーポラティブハウスの共有スペースに、生まれてくる赤ちゃんのために植えたオリーブの前で、大器は佇んでいました。戻ってきた奈々が抱き着いて「つらいのは自分だけじゃないのに、一人にしてごめんなさい」と謝罪し、そんな奈々を大器は笑顔で抱きしめて「会いたかった。おかえり」と迎えます。奈々の左手には、外したはずの結婚指輪が戻っていました。

奈々と大器の2人は家に戻り、これからのことを話し合います。大器に子どもを抱かせてあげたいという一心で、不妊治療を続けていた奈々です。しかし、子どもを授かることは奇跡だけど、愛する人と出会えたこともまた奇跡なのだと、大器と向き直ります。大器は不妊治療はしばらく休むことを提案します。子供のいない人生のことも二人で考えてみないかと言うのでした。

「子どもがいない人生でも後悔しないか」と問う奈々に、大器は、子どものいない人生は耐えられる、でも奈々のいない人生は耐えられない。自分は十分に幸せで、奈々と二人ならこれからも楽しく生きていく自信があると断言します。奈々は大器の愛に涙し、2人は何度もキスをして愛を確かめ合いました。

その後、あらすじネタバレではクリニックを訪問した二人は、担当医師の片岡に「しばらく不妊治療を休む」という結論を伝えます。子どもを望んで長い不妊治療の末の、2人で出した結末に、ネットのネタバレ感想では「意外な結末」「それでも前向きな幸せな気持ちになれる最終回」というネタバレ感想が多く寄せられました。

そしてコーポラティブハウスでは、住人によるバーベキューパーティーが開催されました。かつては深雪は自分のリア充アピールのためだけに利用していたSNSも、最終回ではコーポラティブハウスのそれぞれの幸せな写真にあふれています。

バーベキューパーティーでは、サプライズがありました。住人たちによる亮二とちひろの手作り結婚式が行われたのでした。提案したのは亮太だときき、ちひろは驚きます。かつては亡き母を思い、ちひろを受け入れられなかった亮太も、最終回ネタバレではちひろのことを家族と思えるようになっていたのです。感動したちひろは嬉しさのあまり涙してしまいます。

ウェディングケーキは、お菓子作りが得意な深雪が一から作った豪華なもので、結婚式進行の神父役に夫の真一郎が買って出ます。ちひろは奈々が用意したウェディングブーケを持ち、真一郎の進行のもと、式が進みます。感動の最終回ネタバレでは、宣誓から指輪の交換、誓いのキスまで、コーポラティブハウス住人それぞれの立ち合いのもと、思い出に残る結婚式を行うのでした。

亮二とちひろは、戸籍上は婚姻届けを出しておらず「事実婚」という関係です。しかし亮太が加わることで、2人の息子として、新しい家族の道を選んだのです。朔と渉はパートナーシップ制度でパートナーとして母にも認められ、2人で楽しく寄り添って暮らし、小宮山夫婦は、真一郎は塾講師を続けながら、ボランティアとしても塾講師として働き、家族の時間も大切に過ごしています。

妻の深雪は、専業主婦をやめ、ケーキ屋でパートタイマーとして働きながら、家族を支えるのです。そして、奈々と大器は、子どものために購入した滑り台をずっとしまい込んでいました。奈々の提案で、元の位置に戻そうということになりました。子どもはいなくても、2人とも子どもが好きなのです。子どもから目をそらす生き方をしたくないと奈々は言い、大器は同意します。

奈々は、ダイビングスクールの職場で、子ども向けのダイビング体験イベントの開催を提案します。おもちゃメーカー勤務の大器も、いろんな形の家族がそれぞれかかわれる施設を作りたいと望みます。こうしてドラマ「隣の家族は青く見える」最終回、コーポラティブハウスの4つの家族は、それぞれの幸せの結末を得て、新しい家族の形を選んで生きていくのでした。

隣の家族は青く見えるの最終回を観た感想や評価は?

最終回、仲直りした真一郎と深雪が、リビングで見つめ合うシーンの感想です。深雪が、真一郎の眼鏡をはずして「やっぱりイケメン」と呟いたシーンに、視聴者たちも感想サイトで「このシーン好き」という感想の投稿が多く見られました。リア充アピールに余念なく、素敵な幸せ生活を演じる深雪は、最終回直前までヒール役に近い印象がありました。しかしこの最終回で印象が変わったと評判です。

この最終回で、真一郎と結婚した理由は、真一郎の商社マンという肩書目当ての打算まみれな結婚かと思いきや、意外にも顔が好みだったことが最終回のネタバレです。「隣の家族は青く見える」最終回の中でも、名脇役・野間口徹と宝塚の元トップスター・真飛聖のこのシーンは、視聴者にとって思い出に残るシーンだったようです。

ドラマ「隣の家族は青く見える」の眞島秀和演じる広瀬渉と、北村匠海演じる青木朔のカップルを「わたさく」と呼び、この同性カップルを応援する声や感想は、ネタバレサイトやネットの感想で多く見られました。Twitterのでもドラマ「隣の家族は青く見える」の「わたさく」カップルについての感想はとても多かったです。

ドラマ「隣の家族は青く見える」のこどもをもちたくないネイリスト・ちひろについてのファンのコメントです。女であれば子どもを産まなくてはならない、結婚したら子どもを出産・育児するべきという風潮はまだまだ根深く、それ以外の生き方を選ぶ女性がいてもいいじゃないかという声は年々高まってきています。多様性社会の女性を応援する作品としても、ドラマ「隣の家族は青く見える」は奥深いという感想も見られました。

最終回の結末まで見た視聴者の感想です。最終回は奈々と大器の不妊治療が実を結んで赤ちゃんが来るという結末を予想したファンは多かったようですが、実際の最終回のネタバレではかなり現実を見た結末でした。しかし、リアルでありながら、新しい家族のあり方を描いたこの最終回の結末は、希望が持てるものとして「いい意味で裏切られた」という感想が多く見られました。

奈々と大器の間に赤ちゃんがやってくる結末は、誰もが予想していた最終回の結末でしたが、ふたを開けるとネタバレですがその予想を覆しての新しい家族の在り方を世の中に問いただす最終回に、称賛の声が高いです。最終回のネタバレでは、子どもがいなくても夫婦で、家族でいられるという二人の結末を見て、元気づけられたという感想も多く見られました。

人と違っていい、いろんな家族の形があっていい、という最終回の結末に、涙したという視聴者の感想です。予想を裏切られたという感想は、どの感想ネタバレサイトでも、かなりの投稿が見られました。

不妊治療や同性カップル、子どもを持たない選択など、重くなりがちな社会的なテーマですが、ドラマ「隣の家族は青く見える」では、真剣に考えさせられながらも明るくなれるテンポのストーリーだったと好評です。視聴率は奮わず派手な展開はなくても、こうした考えさせられる結末の作品をこれからも見たいという声は少なくないようです。

隣の家族は青く見えるの最終回ネタバレまとめ

社会的テーマを深く掘り下げたドラマ「隣の家族は青く見える」の最終回の結末までネタバレこみでご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?最終回、大器と奈々の結末は予想外で、いい意味で裏切られたという声がとても大きく、考えさせられながらも明るく希望を感じられる結末だったと評判でした。これからも、ドラマ「隣の家族は青く見える」に続く作品が見たいという感想も多いようです。

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