2018年11月08日公開
2018年11月08日更新
陸王の鬼監督役キャスト・音尾琢真とはどんな俳優?経歴や出演作まとめ
池井戸潤による小説が原作の「陸王」は、集英社の「小説すばる」に連載されていました。その後、2017年10月15日よりTBS系の日曜劇場でテレビドラマ化され多くの方々に感動と情熱を与えてくれた作品です。今回は、そんなTBS系ドラマ「陸王」の中でダイワ食品陸上部の鬼監督を演じた俳優の音尾琢真さんの経歴やキャラクターにフォーカスを当ててドラマ「陸王」の魅力をご紹介していきます。音尾琢真監督の経歴と人間性を知る事で、ドラマ「陸王」をより楽しく観る事が出来ると思います。
目次
陸王の鬼監督役を演じるキャストが気になる!
TBS系ドラマ「陸王」の中で茂木裕人役を演じる俳優の竹内涼真さんが所属するダイワ食品陸上部の鬼監督を演じた方が怖いと一時期話題となりました。そんな鬼監督役を演じた俳優は音尾琢真さんです。今回は、鬼監督である城戸明宏役を演じた音尾琢真さんの経歴や演技などにフォーカスを当ててドラマ「陸王」の魅力をご紹介していきます。
陸王とは?
「半沢直樹」や「下町ロケット」で知られている池井戸潤さんの小説が原作であるドラマ「陸王」についてあらすじをご説明します。物語の舞台となるのは埼玉県行田市にある足袋製造会社「こはぜ屋」です。こはぜ屋は創業から100年の歴史をもつ老舗で時代と共に足袋の売り上げが伸びず倒産の危機にありました。
会社の業績が低迷する中で資金繰りに悩んでいた四代目社長「宮沢紘一」はこれまでの足袋製造の技術力を活かし、「裸足感覚」を取り入れたランニングシューズの開発を思い付きます。直ぐに社内でプロジェクトチームを立ち上げた宮沢社長は会社存続を賭けて異業種に参入するのでした。
しかし、いざ開発に乗り出そうとした「こはぜ屋」でしたが、資金調達や人材不足など様々な困難が立ちはだかるのです。そんな中、大手スポーツメーカーの迷惑行為や思わぬトラブルなど様々な試練に直面し、試行錯誤を続けながらもランニングシューズの開発に邁進する人情味溢れるドラマとして有名です。
陸王の鬼監督役はどんな役どころ?
出典: https://thetv.jp
ドラマ「陸王」の城戸明宏監督役を演じる音尾琢真さんはドラマの序盤、強面の風貌と選手たちを激しく叱咤する鬼監督的な感じで描かれていました。こはぜ屋の宮沢社長が陸王を選手に履いてほしいと頼みに行った際にも一喝して門前払いをした事から当初、視聴者側の受けもあまり良くなかった印象で陸王開発の壁となるキャラクターではないかと考えた視聴者も多いようです。
しかし、ドラマの話数が進むにつれて、城戸監督の言動や行動がすべて選手を第一に考えているものであった事が伺えて来ます。選手を想うからこそ厳しい言動や行動、出入りの業者等にも簡単には大切な選手に接触させないという事が分かってきます。ドラマの中盤以降は涙もろい熱血監督として、視聴者の間にも人情味溢れる良い人として定着していきました。
陸王の鬼監督役を演じる音尾琢真とはどんな俳優?経歴を調査!
ドラマ「陸王」の中で名演技をする鬼監督役の音尾琢真さんは北海道旭川市出身の42歳(2018年現在)です。ここでは、ドラマ「陸王」で選手たちを叱咤していた鬼監督であり視聴者を怖がらせた強面キャラの非常に強い音尾琢真さんの経歴や本来のキャラクターについてご紹介していきます。
音尾琢真の経歴
音尾琢真さんは自身の出身地である北海道では知らない人は殆どいない程の人気を博している人気俳優です。音尾琢真さんの経歴は北海道旭川西高等学校出身で当時は男子新体操部に所属していました。高校卒業後、北海学園大学に入り演劇研究会の演技に共感した事で所属を決意します。
そんな中、大学の演劇研究会に入団をしていた森崎博之さんと戸次重幸さんに誘われ、同期の大泉洋さんと共に劇団イナダ組の舞台を鑑賞し衝撃を受けた事がきっかけで劇団イナダ組入団を決意します。
その後、1996年10月9日に水曜どうでしょうのnoちゃん役でテレビ出演を果たしてから2000年に戸次重幸さんと共に、当時の所属事務所から移籍する形で事務所CREATIVE OFFICE CUEに加入します。2004年にはハウルの動く城で城の門番役をやるなど声優としても活躍し、徐々に経歴を伸ばしています。
また、自身のソロ舞台公演ではオッティ・オットマンという日系人ミュージシャンに扮し、自作の楽曲を引っ提げてのツアーが敢行されるなど舞台俳優としても健在しており近年では、舞台はもちろんの事2018年10月に公開された映画「止められるか、俺たちを」など引っ張りだこの人気急上昇中の俳優です。
音尾琢真のキャラクターとは
音尾琢真さんと言えば、「TEAM NACS」のメンバーで自他ともに認める末っ子体質のいじりキャラとしても有名です。北海道以外の人からすれば「水曜どうでしょう」にたまにワカサギ釣り等でバラエティー番組に出演したり泥酔しているイメージですが、ドラマ「陸王」で強面キャラとして新規開拓した音尾琢真さんの今後に期待している人は多いです。
音尾琢真さんが所属している「TEAM NACS」は北海道を拠点に活動している演劇ユニットで、メンバーの中には森崎博之さん、安田顕さん、戸次重幸さん、大泉洋さん、音尾琢真さんの実力派俳優5名が参加しています。この5名は北海道学園大学演劇研究会で共に過ごした俳優仲間で、それぞれにメンバーカラーが決められています。森崎博之は青、安田顕は緑、戸次重幸は赤、大泉洋は黄色、音尾琢真は黒だそうです。
メンバー内の音尾琢真さんは一番最年少であり末っ子的な存在である為、いじられキャラになっているようですがドラマ「陸王」でもそのキャラは顕在しています。ドラマ「陸王」で鬼監督を演じた俳優とは思えない程、現場ではいじられキャラとして定着しており、俳優の竹内涼真さんにいじられている画像がSNSなどで流れるなど親しくなっていく俳優陣にホッコリさせられると視聴者も多いのではないでしょうか。
「TEAM NACS」では自身のキャッチフレーズもあるようで、「目と目の間が離れていても、あなたの心は話さない」と言う、笑ってしまいそうなキャッチフレーズを掲げています。そこに「末っ子キャラ」という事も加わり、メンバー内でも凄く愛されている事が伺えます。音尾琢真さんの特徴としては、なんといっても運動神経が抜群に良いという事が上げられます。
高校時代に新体操をしていた事から「TEAM NACS」メンバーの中では運動神経が一番あるそうで、ダンスやリズム間を使う歌も抜群に上手いと言われています。ドラマ「陸王」でも監督役に抜擢された理由の一つに運動神経が良いという理由もあったほどでした。
舞台作品に注目すると大泉洋や安田顕らを抑え、もっとも活躍している俳優でり「TEAM NACS」の「最後の切り札」とも言われる才能の持ち主で、その場の空気感を察知して、瞬発的に対応した演技をすることができるところが非常に高く評価されています。他の「TEAM NACS」のメンバーと比べてみても、引けを取らない実力と器用さが備わった俳優です。
音尾琢真は結婚している?
ドラマ「陸王」で鬼監督を演じた音尾琢真さんの奥さんは、女優で元モデルでもある春日井静奈さんです。春日井静奈さんは青森県青森市出身の40歳(2018年現在)で高校3年生の秋に、オーディションで「ユニチカ水着キャンペーンモデル」に選ばれた事でモデル界に進出することになります。このキャンペーンでは過去に内田有紀さんや米倉涼子さんも選ばれており、モデルの登竜門となっています。
当時、現役モデルではなく一般公募の中から選ばれたのは春日井静奈さんが初めての事だったそうです。高校卒業と同時にスターダストプロモーションに所属し、1997年にフジテレビの連続ドラマ「ギフト」に出演し女優デビューを果たします。また、春日井静奈さんは日本だけでなく、中国(香港)でも女優として活躍しており香港映画「願望樹(ファイナルロマンス)」などの主演を勤めました。
出典: http://2hole.net
お二人の出会いは2007年9月に音尾琢真さんが出演されていたテレビ番組「素晴らしい世界」の中にあるドラマコーナー「スバセカ劇場」に、春日井静奈さんがゲストで出演された事が、初めての出会いだそうです。お二人の関係が縮まった作品は「セプテンバーラブ?」というタイトルの4話完結ドラマで、お互いに不倫しているカップルとして役を演じたのがきっかけと語っています。
結婚報告をした際には同局の関係者に対し、音尾琢真さんは冗談を交えて「不倫相手と結婚することになりました」とジョークを交えながら報告したそうです。ブログでの結婚報告は2008年9月13日ですが、具体的に入籍をされた日にちは公表されていないようです。現在では、第一子のお子さんを子育て中です。
陸王の鬼監督役を演じる音尾琢真に対する演技評価を紹介!
音尾琢真さんの経歴が分かったところで、陸王の鬼監督役を演じる音尾琢真さんに対する演技力の評価と影響をご紹介していきます。ドラマ「陸王」の北海道での視聴率は勿論、監督役を演じる音尾琢真さんの評価や口コミなどの感想、SNSの反応を見ていきましょう。
北海道の視聴率は
HBC北海道の放送は12日、13日に放送されたTBS日曜劇場「陸王」で、番組の平均視聴率が13.4%で札幌地区の番組内最高視聴率が14.6%だった事を発表しました。ドラマ「陸王」の最高視聴率は鬼監督役を演じていた音尾琢真さんの出演シーンです。最高視聴率を獲得した背景には音尾琢真さんの出身地である北海道で、音尾琢真さんが出演する事を事前にSNSで情報発信してたそうです。
このことから地元での音尾琢真さんへの注目の高さと地元の愛され度が数字として表れている事が伺えます。また、瞬間最高視聴率14.6%が記録されたのも、竹内涼真さん演じる茂木がトライアルレースで転倒し、悔しそうにトラックに倒れているところに音尾琢真さん演じる監督が駆け寄る場面などで記録されました。
これまでにも「TEAM NACE」のメンバーがドラマに出演する時には今回のようにSNS等で情報発信を行い、視聴者を獲得していたそうです。例えば、2013年1月13日から放送された日曜劇場「とんび」では全話の平均視聴率が13.6%で、最終回での最高視聴率は16.4%を記録しました。
さらには「TEAM NACE」のメンバーである安田顕さんが出演していた日曜劇場「小さな巨人」でも全話の平均視聴率は16.8%という記録を出している事が分かっています。ドラマ「陸王」の内容が面白いという事は勿論、北海道では日曜劇場自体が愛されているという事が分かってきました。この点を踏まえた上で、ドラマ「陸王」を観る事で色々な視点で、色々な情報を得てドラマをもっと楽しく観る事が出来ます。
そして、音尾琢真さん特有の味のあるキャラクターは、他の作品でも勿論の事、その演技力が色褪せる事はありません。たとえそれが、本人とギャップのある怖い監督役であっても変わることはありません。むしろギャップ効果で魅力と味が引き立っているようにも感じられると評判です。
音尾琢真の口コミ評価
音尾琢真さんのファン層からの演技力についての評価が物凄く高く、知る人ぞ知る俳優で貴重な人材なんだということが口コミで分かります。口コミサイトでは、「世間は監督役の音尾琢真さんの魅力をもっと知るべきだ」「監督役の物凄い迫力」「監督役の音尾琢真さんを観れる日曜日が幸せ」など、ファン層から凄く愛されている事が伺えます。
音尾琢真さんの魅力は演技力だけの感想では無く、音尾琢真さん自身がテレビで観れる事に喜びの声が多い事が伺えます。こんな風に思われているという事は、音尾琢真さんにとっても嬉しい事だと思います。このような感想が多かった背景には自身の人間性があり、ポッと出のイケメン俳優とは違い末永くファンに愛されご活躍をされることでしょう。
SNSでの反応
こちらダイワ食品の城戸監督と茂木の2ショット。
— TBS「陸王」"有終の美"とは、ある意味"最高のスタート"という意味でもある・・・⁉️ (@rikuou_tbs) September 13, 2017
城戸監督は役柄としては厳しいのですが、演じる音尾琢真さんはとても気さくで良い方なんです😄#陸王 #池井戸潤 #竹内涼真 #音尾琢真 #役所広司 #山﨑賢人 pic.twitter.com/5qOSDBGzE5
ドラマ「陸王」の公式Twitterで竹内涼真さんと音尾琢真さんとのツーショット写真です。これに対し、ファンの反応は「監督の風格が出ている」「音尾さんの写真きた!」など竹内涼真さんよりも音尾琢真さんのコメントが多くありました。これ以外にも音尾琢真さんが写っているツイートがあると「素敵」との声が多数あり、地元以外でも音尾琢真さんは人気があるようです。
陸王の鬼監督役を演じる音尾琢真についてまとめ!
いかがでしたか?今回はドラマ「陸王」の中で鬼監督を演じた音尾琢真さんの経歴とキャラクターについてご紹介していきました。音尾琢真さんにフォーカスを当てた事で自身の経歴や人間性は勿論、ドラマ「陸王」で監督役に起用された事も納得がいったのではないでしょうか。あまり音尾琢真さんの事を知らなかった人も、知っていた方も、この記事を読んでドラマ「陸王」を気に入って頂ければ幸いです。