アンナチュラルに原作はある?ドラマの脚本家やタイトルの意味を紹介

本作は、設立して2年弱のUDIラボという架空の研究機関を舞台に展開する。UDIラボとは、日本における不自然死〈アンナチュラル〉の8割以上が解剖されないままという先進国の中で最低の水準という解剖率の状態を改善するために設立され、国の認可を受け全国初の死因究明に特化した調査を行い、警察や自治体から依頼されたアンナチュラル・デスの遺体を解剖調査しているという設定である。その裏側にある謎や事件を解明していく。今回は原作があるのか、原作は一体どのような話なのか、タイトルの意味を紹介。

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目次

  1. アンナチュラルに原作はあるのか徹底調査!
  2. アンナチュラルのタイトルの意味は?
  3. アンナチュラルのドラマあらすじをネタバレ!
  4. アンナチュラルに原作はある?
  5. アンナチュラルのドラマの脚本は野木亜紀子さん!
  6. アンナチュラルに原作はないが脚本が素晴らしかった!

アンナチュラルに原作はあるのか徹底調査!

2018年1月から始まったドラマ「アンナチュラル」。今回は「アンナチュラル」に原作はあるのか。またその脚本家・野木亜紀子さんの代表作や、「アンナチュラル」はどんな内容のドラマになっているのかを徹底調査します。あらすじ紹介なども含みますので、苦手な方はご注意ください。

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アンナチュラルのタイトルの意味は?

ドラマ「アンナチュラル」ですが、このドラマタイトル、「アンナチュラル」は「不自然な死=アンナチュラル・デス」という意味が含まれています。不自然な死という不吉なキーワードが肝になっています。一体どんな内容なのか、調べていきます。

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アンナチュラルのドラマあらすじをネタバレ!

ドラマ「アンナチュラル」の舞台は、医療現場のスペシャリストが集まる「UDIラボ」。そこには、全国から「不自然な死=アンナチュラル・デス」を遂げた死体が集まってくる。主人公・ミコトは解剖医のスペシャリストで、新設された「UDIラボ」の一員として、アンナチュラル・デスの真相を突き止めるべく、日々邁進。

「死と向き合うことは、生と向き合うこと」感動と驚きの連続となる医療ドラマの幕開けです。死の謎を放置しておけない主人公とそれを突き止めるために動くチーム。脚本家・野木亜紀子さんによる脚本で、一話完結ということで、かなり見やすいドラマになっています。では、「アンナチュラル」のあらすじを紹介していきます。ネタバレを多く含みますので、苦手な方はご注意ください。

第一話

法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)が働く不自然死究明研究所(unnatural death Investigation laboratory)=通称UDIラボでは、東京都23区外、西武蔵野市を中心に、全国津々浦々で発見された異状死体や犯罪死体を引き受けています。警察や自治体から依頼されて運ばれてくる遺体は年間約400体。その遺体を解剖し、死因を究明するのがミコトたちUDIラボの仕事です。

UDIラボには、三澄班と中堂班の2チームが存在します。三澄班は執刀医のミコト、臨床検査技師の東海林夕子(市川実日子)、記録員の久部六郎(窪田正孝)。中堂班は法医解剖医の中堂系(井浦新)、臨床検査技師の坂本誠(飯尾和樹)。そして、それらの個性的なメンバーを束ねるのが所長の神倉保夫(松重豊)となっています。

そんなある日、中年夫婦がUDIを訪ねてきます。一人暮らしで突然死した息子・高野島渡の死因に納得がいかないというのです。警察医の見立ては「虚血性心疾患」(心不全)。しかし息子は、まだまだ若く、山登りが趣味だというぐらい身体も丈夫で元気でした。心不全という死因は、素人目にもあまりにも不自然です。「なにかほかの原因があるのではないか」。

夫婦はもっときちんと死因を調べてくれるようにと警察に頼みましたが、事件性も不審な点もないと断られてしまったというのです。ミコトたちは薬毒物死を疑い、詳細な検査にかけますが死因となった毒物が何かがどうしても特定できません。そんな折、高野島と一緒に仕事をしていた若い女性同僚が、高野島が亡くなった翌日に原因不明の突然死を遂げていたことが判明します。

死因を究明すべく高野島のアパートでミコト、六郎、東海林が調査をしていると、高野島の遺体の第一発見者でもある婚約者・馬場路子が現れます。馬場の仕事は、なんと劇薬毒物製品の開発。馬場が、もしまだ誰も知らない未知の毒物、すなわち「名前のない毒」を開発していたとしたら…。

既存の毒物と比較検出するだけの現在の毒物鑑定システムでは、「名前のない毒」を検出できません。すなわち、完全犯罪が成立していまいます。「高野島が死んだときの私のアリバイ?いいえ。一人で自宅にいたのでアリバイはありません」悠然と微笑む馬場路子に、ミコトたちはどう立ち向かうのでしょうか?

第二話

ミコト(石原さとみ)らUDIメンバーは警察の依頼により、集団練炭自殺の現場に出向きます。そこには4人の遺体があり、刑事の毛利(大倉孝二)は事件性がないと主張しますが、ミコトは解剖することを決めます。解剖の結果、3人は一酸化炭素中毒で自殺と断定されました。ところが、ひとりの少女の死因は“凍死”であることが判明します。さらにその少女の胃の中から、解読不可能なダイイングメッセージが発見されます。

間違いなく事件であると確信したミコト、六郎(窪田正孝)らUDIメンバーは、所長の神倉(松重豊)に止められながらも、身元不明の少女が残したメッセージの意味を必死で解読しようとします。そんな中、ある理由から突然ミコトは六郎を温泉に誘います。温泉地へと向かったミコトと六郎は、驚くべき事実を突き止めます。集団自殺に見せかけた事件の真相とは一体何なのでしょうか。

第三話

ミコト(石原さとみ)は半年前に発生した“主婦ブロガー殺人事件”の裁判に、代理証人として出廷することになります。被告は被害者の夫の要一(温水洋一)。殺害の動機は、妻からの精神的DVによるものだと罪を認めていました。しかし裁判で証拠として提出された包丁が本当の凶器ではないことに気づいたミコトは、凶器の矛盾を指摘します。それを聞いた被告の要一も、一転して無実を主張し始めます。

裁判は大混乱になり、検事の烏田(吹越満)はミコトに激怒します。検察を敵に回すと警察庁からUDIへの補助金にも影響があるのではと所長の神倉(松重豊)が心配する中、ミコトは事件の真実を明らかにするため再び法廷に立つことを決意します。白いものをも黒くするという異名をとる有罪率99.9%のやり手検事とミコトの法廷バトルが始まります。

第四話

ある日、ミコト(石原さとみ)の母であり、弁護士の夏代(薬師丸ひろ子)がUDIに解剖の依頼にやってきました。バイク事故によって、若くして亡くなった佐野(坪倉由幸)の死因を究明してほしいというのです。佐野には妻と子供が2人いましたが、バイクの任意保険が切れていた上に生命保険にも加入していなかったのです。子供2人を抱えて途方に暮れる妻・可奈子(戸田菜穂)を助けるべく、夏代がUDIに連れてきたのです。
 

佐野が事故を起こした原因として考えられるのは3つあげられます。①佐野が勤めていた工場の長時間労働による過労②乗っていたバイクの修理ミス③かかりつけ医師による病気の見落とし。死因次第で責任の所在が変わるため、死因究明は遺された家族にとっては重要な問題となります。また、疑いをかけられた勤め先の工場長、バイク屋の店長、病院の弁護士がUDIにやってきて、醜い責任の押し付け合いをし始めます。
 

中立公正な立場にあるミコトたちは解剖に取り掛かりますが、佐野の意外な死因を発見してしまうことになります。果たして、UDIは遺された家族を救うことができるのでしょうか。その一方、UDIに『お前のしたことは消えない、裁きを受けろ』と書かれた脅迫状が届きます。中堂(井浦新)は自分に宛てられたものだと言いますが…。葬儀屋の木林(竜星涼)を使って怪しい動きをしている中堂の秘密がついに明らかになります。

第五話

坂本(飯尾和樹)が辞めたことで、人材不足となったUDI。そのため、しばらくの間、中堂(井浦新)はミコト(石原さとみ)が率いる三澄班のサポートをすることになります。そんなある日、鈴木巧(泉澤祐希)という人物がUDIに溺死した妻の解剖を依頼しにやって来ます。海に飛び込むところを目撃した人がいたため警察は自殺と判断しましたが、妻が自殺などするはずないという鈴木は青森からはるばるUDIを訪ねてきたというのです。

早速、解剖に取り掛かるミコトたちでしたが、葬儀社の木林(竜星涼)が血相を変えてUDIへやって来ます。なんと、鈴木が持ち込んだのは葬儀場から盗んだ遺体だったのです。つまり執刀医のミコトは、死体損壊罪という大罪を犯していたことになります。遺体を盗んでまでUDIに解剖を依頼した鈴木の目的とは一体何なのでしょうか。

第六話

高級ジム主催の合コンパーティーに参加した東海林(市川実日子)は、翌朝見覚えのないホテルのベッドで目を覚まします。隣を見ると、昨夜のパーティーに参加していた権田原(岩永洋昭)が死亡していました。混乱した東海林は、ミコト(石原さとみ)をホテルに呼び出します。ミコトが詳しい状況を聞こうとするも、東海林は店を出た後の記憶がまったくないというのです。そんな中、ミコトは権田原の遺体を見てあることに気づきます。

一方UDIでは、中堂(井浦新)と六郎(窪田正孝)が道端で突然死した男性の解剖を行っていました。偶然にも、その男性と権田原の意外なつながりが判明していきます。警察は連続殺人事件とみて捜査を始めますが、容疑者として疑われているのは東海林でした。。中堂は『警察の任意同行に応じると殺人犯にされる』と東海林に逃げるよう促します。ミコトらUDIメンバーは、東海林の容疑を晴らすべく死因究明に奔走します。

第七話

ある日、ミコト(石原さとみ)の携帯に「これを見たら電話をください」と謎のリンクアドレスが貼られたメールが届きます。差出人は、予備校で働く弟・秋彦(小笠原海)から紹介された法医学に興味を持つ高校1年の男子生徒です。ミコトがアドレスをクリックすると、「殺人者S」と名乗る学生が、自分が殺したというYの遺体を「殺人実況生中継」としてライブ配信していました。

殺人者Sはミコトに対し、「Yくんの死因はなんでしょう?」と挑戦状を叩きつけます。もし答えを間違えたら、人質になっているXも殺すというのです。中堂(井浦新)は挑発に乗るなと止めるますが、ミコトはSの勝負に乗ることにします。しかし、ライブ配信で映し出される映像しか死因を特定するヒントはありません。果たしてミコトは、遠隔診断でYの死因にたどり着けるのでしょうか。

第八話

雑居ビルで火災が発生し、UDIに10体もの焼死体が運ばれてくることに。遺体は黒く焼けこげていて、全員が身元不明の状態です。ミコト(石原さとみ)、中堂(井浦新)らUDIメンバーは、ヘルプとして来た坂本(飯尾和樹)の手も借りながら次々と解剖を進めていきますが、身元判明は困難を極めます。一方で、神倉(松重豊)は将棋の師匠として慕っているごみ屋敷の主人(ミッキー・カーチス)の元を訪ねていました。

彼の妻は1年半前に亡くなりUDIで解剖されていますが、今も死を受け入れられずにお骨の引き取りを拒否しているのです。解剖の結果、ミコトは9番目の遺体が焼死する前に後頭部を殴られていた可能性があると指摘します。腰にはロープで縛られていたような皮下出血も見つかり、単なる火災ではなく殺人を隠すための放火だったのでは、と疑念を抱きます。

また火災現場で唯一助かった男がいることも判明します。その男が入院していたのは、六郎(窪田正孝)の父・俊哉(伊武雅刀)が勤める病院でした。俊哉はUDIを訪ねてきて、男の病状を伝えるとともに、息子を解雇してほしいと申し出ます。

第九話

空き家に置かれたスーツケースの中から若い女性の遺体が発見されました。ミコト(石原さとみ)が遺体を確認すると、中堂(井浦新)の死んだ恋人・夕希子(橋本真実)と同じ“赤い金魚”の印が口内から見つかっります。“赤い金魚”が口の中に残されていたご遺体は、夕希子を含め過去に3体。

UDIは“赤い金魚”のあるご遺体は、同じ犯人によって殺された可能性が高いと毛利刑事(大倉孝二)に訴えますが、正式な証拠がないと訴えを却下されてしまいます。それでもミコトたちは犯人に繋がるヒントを見つけるため、スーツケースの中から見つかった女性を解剖し死因究明を進めます。ミコトは胃の内容物が、強烈な腐敗臭を放っていることに違和感を覚えます。

その一方で、神倉(松重豊)は過去に週刊ジャーナルに掲載されたUDI関連の記事を見て、ある疑念を抱きます。さらに警察庁を訪れた神倉は、驚くべき記事を目にすることになります。そしてミコトと中堂は、とある証拠を発見し事件は急展開を迎えます。

第十話

中堂(井浦新)の恋人・夕希子(橋本真実)をはじめ、複数の女性を殺害した疑いのある高瀬(尾上寛之)が警察に出頭します。しかし、遺体損壊は認めたものの肝心の殺害については否定します。殺人を立証できる証拠もなく、ミコト(石原さとみ)たちは歯がゆさを感じながらも、高瀬を殺人罪で裁くため検証を続けます。

そんな中、六郎(窪田正孝)がUDIの情報を週刊誌にうっていたことがメンバーに知られ、UDIに崩壊の危機が訪れてしまいます。赤い金魚殺人事件の全容がついに明かされる最終話。

アンナチュラルに原作はある?

ドラマ「アンナチュラル」のあらすじをご紹介しましたが、ここからはドラマ「アンナチュラル」に原作があるのか、また「アンナチュラル」に原作があるのなら作者はどのような方なのか、またドラマの脚本家・野木亜紀子さんという方はどのような方なのか、徹底調査をしていきます。

アンナチュラルの原作は?どんな作品?

ドラマ「アンナチュラル」に原作があるのか。これは答から言いますと「原作はない」です。たしかに「アンナチュラル―小説・自閉症〈上〉〈下〉」という小説がありますが、関係はなく、ドラマ「アンナチュラル」とは全く違う内容です。内容としてはこの小説は医師である作者が自閉症の本当の原因は何なのかを、新聞記者や精神科医という登場人物が追求していくフィクションの小説になります。

ドラマ「アンナチュラル」は脚本家・野木亜紀子さんの書き下ろしの脚本によるドラマです。このような話題性の高いドラマの脚本家とは一体どのような方なのか。また、脚本家・野木亜紀子さんのの作品にはどのようなものがあるのか調べていきます。

アンナチュラルのドラマの脚本は野木亜紀子さん!

「アンナチュラル」は、一話一話とても見応えがあってとても面白い内容で「海外ドラマのよう!」「二転三転していく内容に目が離せない」などの評価が目につきます。このドラマに原作はありませんが、脚本を書いたのは脚本家の野木亜紀子さんという方です。

脚本家・野木亜紀子さんの代表作品は「さよならロビンソンクルーソー」「幸せになろうよ」「ラッキーセブン」「主に泣いてます」「空飛ぶ広報室」「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」「掟上今日子の備忘録」「重版出来!」「逃げるは恥だが役に立つ」など。どれも有名な作品です。今回の「アンナチュラル」も面白いと評判になるのも頷けます。

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アンナチュラルに原作はないが脚本が素晴らしかった!

確かに「アンナチュラル」は同タイトルのフィクション小説はありますが、原作はなく、脚本家・野木亜紀子さんの完全オリジナル作品のアンナチュラル。野木亜紀子さんの代表作品同様、ネットの反響も素晴らしく、毎回高視聴率をたたき出していました。それはネットの反応や視聴率を見れば明らかです。目が離せない展開や会話展開なども素晴らしいとの書き込みも多く見られます。

ドラマ「アンナチュラル」は、ドラマアウォードに入賞するなど、原作のあるなしにかかわらず、展開一つ一つにドキドキしながら見られる作品との評判が高いです。また脚本家・野木亜紀子さんの作品に加えてキャストの豪華さや毎回ゲスト出演する俳優も素晴らしいです。受賞した賞も連続ドラマ部門:優秀賞、脚本賞、特別賞など、どれも素晴らしいものです。俳優陣の素晴らしい演技と脚本家・野木亜紀子さんの素晴らしい脚本。まだご覧になっていない方も楽しめる作品と評判ですので、是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。

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