ラブリランのキャスト・出演者一覧！相関図や原作との違いは？【中村アン主演】

2018年4月より日本テレビで放映されていたラブリラン。ラブリランの原作者は天沢アキさんで、講談社出版の「kiss」で連載されていた漫画が原作となっています。今回はラブリランのドラマキャストをまとめていくとともに、原作との違いについてまとめていきます。

ラブリランは、講談社「kiss」で連載されていた漫画を原作として2018年4月から6月まで日本テレビで放送されていた日本ドラマです。原作者の天沢アキさんにとってこのラブリランは、デビュー作でした。ラブリランのドラマ化に天沢さんは「原作にないエピソードやキャラを追加してお話を膨らませてもらえるということで、原作既読の方も楽しめるのではないかと思います。」とコメントしています。

ラブリランの脚本は、永田優子さんと大林利江子さんの２名が手がけました。永田優子さんは2000年に「ほたるのゆき」で第13回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し、その後、2002年の「東京物語」をはじめ、「ヤンキー君とメガネちゃん」など数々の作品を手掛けてきた脚本家です。そして、大林利江子さんの代表作には「黒の女教師」や「こえ恋」などがあります。

ラブリラン主題歌はGENERATIONS from EXILE TRIBEの「また、アシタ」です。メインボーカルの片寄涼太さんは、「せつなさの中に情熱や暖かさが滲んでいて、不安を希望に変えてくれる「また、アシタ」という言葉の力強さが印象的な不器用でぎこちない、けれど熱い思いを描いたラブストーリーとなっています。」と語り、GENERATIONSにとって今までとは違う新しいタイプのバラードだとコメントしています。

主人公は恋愛経験ゼロの南サヤカ。サヤカには15年間想いをよせている男性がいました。その相手は幼馴染の鷲沢亮介です。そんな亮介に30歳の誕生日を迎えることを期についに告白をすることを決めたサヤカでしたが、朝目が覚めると見知らぬ男性が・・・。恋愛経験ゼロだと思い込んでいたサヤカでしたが、実は3か月間もの間の記憶をなくしており、その間に同僚の町田翔平と付き合い、同棲までしていたのでした。

見た目も中身も地味だったサヤカは外見も派手に変わり、仕事もバリバリこなすキャリアウーマンに変貌していた様子でした。亮介に相談しに行くも、亮介は恋人の瑞樹と同棲をしており、自分の知らない間に様座な環境が変わっていることに動揺を隠せないサヤカ。行く当てもないサヤカは、町田に失った記憶を取り戻すためにもう一度同居してほしいと頼み、町田は了承しました。

自分の気持ちは亮介にしかないと思っていたサヤカでしたが、町田と同居生活を送る中で、町田と付き合っていたころの自分の町田に対する気持ちを徐々に思いだしていきました。自分の気持ちは今も昔も町田にあったのだと気づいたサヤカでしたが、亮介が婚約破棄し、サヤカに突然告白してきます。サヤカが選ぶのは亮介？町田？そしてサヤカが記憶をなくした理由とは・・・。

ここからは、いよいよ気になるラブラリンのキャストを相関図の一覧を元に紹介していきたいと思います！どんなキャラクターを誰が担当したのでしょうか？キャラクターや、キャストの紹介も含めてまとめます。

ラブリランの相関図真ん中の写真が主人公の南サヤカです。南サヤカは、見た目も中身も地味で仕事もできないタイプの女性でした。しかし、朝目覚めると突然女子力の高い自分に！3か月間もの記憶を失ってしまっていました。記憶をなくした3か月の間に交際をはじめ、なぜか破局をしていた同僚の町田と同居生活を送る中で少しずつ記憶を取り戻し、長年想いを寄せてきた幼馴染の亮介と町田との間で気持ちが揺らぎ始める主人公です。

主人公の南サヤカを演じた中村アンさんは、大学在学中に友人に誘われて参加したモデルオーディションでグランプリを獲得。すぐに芸能界入りはしなかったものの就職活動中にオファーをうけていた事務所への入所を決め、モデルとして活躍してきましたが、2015年に「ほんとうにあった怖い話」で女優デビューしたことを期に本格的に女優業に進出しました。ラブリランは、中村アンさんにとってドラマ初主演作品となりました。

ラブリラン相関図一覧で主人公南サヤカと同棲中の表記があるのは、サヤカと同じ会社「オリビアラボ」にて営業を担当している同僚、そして南サヤカと交際し同棲していた町田翔平です。町田は非常にクールな性格で、仕事のできる営業マンです。冷たいながらも主人公サヤカに対する想いに思わず胸がキュンとさせられキャラクターです。

ラブラリンでサヤカの元恋人の町田翔平を演じたのは古川雄輝さんです。古川雄輝さんは、幼少期を海外で過ごされたのち慶応大学に入学、そしてミスター慶応のグランプリ獲得と高スペックイケメンの俳優さんです。2013年に多田かおるさん原作の「イタズラなKiss～Love in TOKYO」で演じた入江君をきっかけに大ブレイク！日本だけではなく海外からも注目されています。

ラブリラン相関図にて、南サヤカの片思いの相手であるのが鷲沢亮平です。亮介は相関図の通り、サヤカに対して妹という感覚で接しています。サヤカとは15年来の幼馴染です。亮介は、大学を卒業後、デザイナーとして活躍しており、サヤカもまた亮介の背中をみて憧れをもちデザイナーとしての道を歩み始めました。婚約者がいますが、亮介は次第に長年付き合いのあったサヤカに対する自分の本当の気持ちに気づき始めます。

鷲沢亮介を演じた大谷亮平さんは、大学を卒業後モデルとして活動を始めました。2003年に韓国のＣМに出演いたことをきっかけに韓国の芸能事務所に所属することになり、韓国の大学に通いながら韓国に拠点をおき活躍してきました。韓国での仕事がきっかけとなり2016年に日本の芸能事務所に所属し、2016年「逃げるは恥だが役に立つ」で連続ドラマ初出演したことをきっかけに日本でも大ブレイクすることになった俳優さんです。

ラブリラン相関図にて鷲沢亮介と恋人として繋がっているのが青山瑞希です。青山瑞希は、サヤカが記憶を失くしてしまった3か月の間に亮介と付き合い、同棲していた女性です。青山瑞希はフリーのイラストレータとして活躍していて、離婚経験があります。亮介からプロポーズをされますが。離婚歴があることが原因で断っていますが、結局亮介と婚約。しかし、亮介の気持ちがサヤカに向いてしまい最終的に亮介にフラれてしまいます。

青山瑞希を演じた片瀬那奈さんは、高校生の頃にスカウトがきっかけで水着キャンペーンガールに起用され女性雑誌「JJ」の専属モデルとして活躍同を開始。その年の3月に出演したテレビドラマ「美少女H2」代18話にて本人役で初主演を務めました。2001年には「冷静と情熱の間」で映画初出演を果たし、数々の作品に出演している女優さんです。

ラブリラン相関図にてサヤカの親友として表記があるのは宇野友美です。宇野友美は、サヤカの一番の親友で、二人はルームシェアをしていました.恋愛経験のない地味なサヤカとは正反対のキャラクターで、女子力の高いリア充。サヤカの記憶を失くしている3か月で彼氏と結婚をしています。その間、サヤカのサヤカも町田と同棲をしていたものと思われます。

サヤカの親友宇野友美を演じたのは佐津川愛美さんです。佐津川愛美さんは、14歳の頃にスカウトされたことがきっかけで芸能界入り。2005年に公開された映画初出演作品の「蝉しぐれ」で第48回ブルーリボン賞助演女優賞にノミネートされたのち、2007年に「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」で第50回ブルーリボン賞の助演女優賞、新人賞の二部にノミネートされるなど、実力派女優です。

ラブリラン相関図にて、町田の元カノと表記のあるのが、小笠原杏子というキャラクターです。杏子は雑誌「LAMY」の専属モデルとして活躍する人気トップモデルです。町田と破局してしまった理由は、杏子の仕事の邪魔をしたくないという町田の杏子に対する配慮からでした。その為、杏子は町田とヨリを戻したいと考えており、サヤカに嫉妬し二人の仲を邪魔しようとします。

大政絢さんは、北海道出身で、中学生の頃春休みに東京でスカウトされたことがきっかけで、当初は雑誌のモデルとして活躍していました。その後、「TOKYOかしましガールズ」で初ドラマ初主演デビュー。その後も「ケータイ刑事銭形シリーズ」など数々の作品で主演を務めています。また、2011年には「奇跡体験！アンビリーバボー」の4代目MCに抜擢されるなど女優やモデルとして以外にも活躍しています。

ラブリラン相関図でサヤカと「記憶喪失の間に何かが…」と表記されているのが藤原隼人というキャラクターです。隼人は美容師で、サヤカに記憶を失っている間にサヤカと関係をもったと嘘をいい、サヤカを混乱させます。しかし、実は町田の同級生であり、隼人は町田に想いをよせていた為、サヤカと町田の関係を壊そうとしていたことがわかります。

藤原隼人を演じた市川知宏さんは、2008年の「ジュノン・スーパーボーイコンテスト」でグランプリを受賞し、芸能界入りを果たしました。翌年の2009年には「カイドク～都市伝説の暗号ミステリー～」でドラマ初出演、同じ年に早稲田大学に入学しています。3年留年するも2017年に卒業したことを報告しています。2010年の連続ドラマ「クローンベイビー」では初主演を務めており、今大学に注目の若手俳優さんです。

ラブリラン相関図、右上に表記されている「行きつけのbar」の店主が前島悟郎というキャラクターです。町田の行きつけのbar「Daralsheade」です。前島さんは町田とサヤカのことも知っていって、二人の中を応援しています。いつも気の張っている町田が唯一気の抜ける場所と言っていいでしょう。

前島悟郎を演じた村杉蝉之介さんは、松尾スズキさんが主宰している大人計画という劇団に所属している俳優さんです。また、グループ魂というバンドでバイト君とう名前で参加していらっしゃいます。幼少期は「NHKのど自慢」や「笑っていいとも！」の物まねのコーナーに出演するなど幼い頃からユーモアがあり、現在も個性派俳優として活躍しています

ラブリラン相関図にて、「オリビアラボ」の表記のあるキャラクターの一人が佐山大輔というキャラクターです。オリビアラボとは、サヤカと町田の働くデザイン会社で、佐山はサヤカの後輩という設定のキャラクターです。

佐山大輔を演じた渡部秀さんは、2008年に行われた「ジュノン・スーパーボーイコンテスト」で準グランプリを受賞し、その後芸能事務所に所属。活動を始めました。2010年に「ケータイ発ドラマ激恋運命のラブストーリー」で連続初出演を果たしました。そして渡部秀さんといえば仮面ライダーオーズでご存知の方も多いのではないのでしょうか。渡辺秀さんは、2010年9月より仮面ライダーオーズとして活躍していた俳優さんです。

ラブリラン相関図にてオリビアラボ社長と表記のあるのが、泉智子というキャラクターです。サヤカと町田の働くオリビアラボの女社長として登場します。

ラブリランのオリビアラボ社長、泉智子を演じているのは、ふせえりさんです。ふせさんは、学生の頃より演劇に興味を持ち、照明など裏方をしていらっしゃいましたが、その後女優を目指し、1982年に俳優小劇場に入所、演技を学びました。その後数々の作品に出演してきましたが、ふせさんは、お笑い芸人としての経験もありバラエティでも活躍してきました。個性的なキャラクターを演じることの多い魅力的な女優さんです。

ラブリラン相関図にてサヤカと町田の務める会社、オリビアラボの表記のある最後のキャラクターは、菅野太一郎です。菅野は、オリビアラボで看板デザイナーをしています。出演シーンは少ないものの、サヤカの良き理解者で明るくユーモアのあるキャラクターで、とても印象に残るキャラクターです。

菅野太一郎を演じた小松利昌さんは、1999年に現sundayである「劇団☆世界一団」に入団し、演劇の道を歩みはじめ、「ニューデリーの恋人達」など数々の舞台で活躍してきました。2003年に「よしもとrise-１演劇祭」最優秀男優賞を授賞し、その後も数多くのテレビドラマや映画にも出演されています。

ここまでラブリランのドラマ出演者についてまとめてきましたが、ここからは原作のキャラクターとキャストのイメージや、気になる原作には登場しないオリジナルのキャラクターなど原作との違いについてまとめていきたいと思います。

こちらは、サヤカが長年想いを寄せていた片思いの相手、鷲沢亮介です。ドラマでは大谷亮平さんが演じていらっしゃいましたが、イメージが違うと感じませんか？原作がとてっも爽やかなイメージのキャラクターなのに対し、ドラマはとてもワイルドで大人っぽいキャラクターとなっています。実際に、原作を知る視聴者からは亮平のワイルドさに驚きの声も。

また、ドラマではサヤカと亮介の関係は幼馴染。サヤカは長い間亮介に片思いをしていましたが、原作では大学の先輩、後輩という関係で描かれています。ドラマ版では15年も長い間思いをよせていることになっています。

原作もドラマもサヤカにたいして詰めたく、ツンツンとした態度をとっている町田翔平。ドラマでは古川雄輝さんが演じていらっしゃいますが、数多くのツンデレキャラを演じてきた古川さんだけあって、原作のイメージとぴったりだと好評だった古川さん。しかし、ドラマではひたすらツンツンしている町田にも、原作では思わずキュンとしてしまうかわいい一面あり、少し物足りないと感じた方もいらっしゃるようです。

町田に好意を寄せ、サヤカと関係をもったと嘘をついてサヤカに迫った藤崎隼人というキャラクター。ドラマでは、市川知宏さんが演じていましたが、ドラマのは、見た目硬派なイメージでしたがっ原作ではもっとチャラチャラとしたイメージでした。また、実はこのキャラクターは原作とは名前が違います。原作では「伊賀ジュンヤ」という名前でした。名前が違う理由については不明です。

ドラマラのラブリランでは、原作に登場しないオリジナルのキャラクターが登場します。まず、サヤカの片思いの相手、鷲沢亮介の彼女の青山瑞希です。原作でも、亮介には彼女がいますが登場はしません。ドラマではオリジナルキャラクターとして登場し、亮介に婚約破棄されてしまった後、サヤカに嫉妬する姿などハラハラドキドキする登場シーンなどで物語を盛り上げています。

そして、原作ではほとんど登場しないのがサヤカと町田の務める会社、「オリビアラボ」の社員のみなさんです。ふせさん演じる泉社長も、サヤカの良き理解者である菅野太一郎も登場しません。とても印象に残るオリジナルキャラクターですね。また、町田の通う行きつけもbarの前島悟郎も原作には登場しません。ドラマラブリランでは物語を盛り上げる数々のオリジナルキャラクターが多数登場していることがわかります。

豪華なキャスト陣が多く出演したラブリラン。視聴率はどうだったのでしょうか？ラブリランは木曜日のプラチナナイトという23時からの深夜枠で放送されていました。気になる第一話の視聴率は、3.9％！なんと同じくプラチナナイトで放送されていた過去4作品とくらべると過去1年で最高の視聴率でした。

プラチナナイト過去最高の視聴率をたたき出し滑り出しの良かったラブリランですが、実は2話目は2.7％と第一話より1.2％落とし、過去最低の視聴率となってしまいました。しかし、先の読めない展開に回を重ねるごとに視聴率を伸ばしはじめ、最終回では3.3％と再び過去最高視聴率をだしました。

プラチナナイト過去最高視聴率で最終回を迎えたラブリラン。実際にドラマをみた視聴者はどのように感じながら見ていたのでしょうか。ここからは、ラブリラン視聴者の感想を紹介していきます。

中村アンさん初主演作品となったラブリラン。モデルとして活躍し、そしてなんと不潔キャラとして芸能活動をしていた中村アンさんの印象を、ガラリと変えることになったようです。演技力は勿論、美しい美ボディ、そして頑張れ！と思わず応援したくなるキャラクターを見事に演じきった中村アンさんの好感度がグンとあがったようです。

一番多かった感想が、古川さん演じる町田がかっこよすぎる！といった感想。ツンツンしていくけどふいに優しさをみせる町田に思わずキュンとしてしまいます。そんな町田とサヤカの恋の行方が気になるストーリー展開となっており、最終回まで目の離せない作品に。最終回後は「町田ロス」といったツイートも多くみられました。

ここまで4ラブリランのキャストや、原作との違いについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。魅力的なキャストに加えて目の離せないストーリー展開のラブリラン。原作でも人気のキャラクターに加え、オリジナルのキャラクターも加わり更にパワーアップした内容となってます。少しでも気になる方は、ぜひご覧になってみてください！