相棒で仲間由紀恵が演じる社美禰子とは?登場シーンや正体・娘の謎について考察

大人気ドラマ「相棒」シリーズの、仲間由紀恵演じる謎の女・社美禰子の正体についてみていきます。仲間由紀恵演じる社美禰子は、日本の機密情報を扱う内調に所属している頃に、ロシア人スパイと深い関係にあったと疑われる人物です。もしそれが本当だとすれば、社美禰子は国を裏切るスパイということになります。今回は、仲間由紀恵演じる社美禰子が「相棒」シリーズに登場した回、その後の登場回をまとめてご紹介し、社美禰子の正体や、ロシア人スパイ・ヤロポロクとの関係、娘の謎について真相に迫っていきます。

相棒で仲間由紀恵が演じる社美禰子とは?登場シーンや正体・娘の謎について考察のイメージ

目次

  1. 相棒で仲間由紀恵が演じる社美禰子とは?正体や娘の謎について調査!
  2. 相棒シリーズとは?
  3. 相棒の社美禰子役を演じる仲間由紀恵とは?
  4. 相棒の社美禰子とは?初登場シーンも紹介!
  5. 相棒の社美禰子の正体とは?娘の謎やヤロポロクについても考察!
  6. 相棒シーズン16の300回記念に登場する社美禰子の活躍とは?
  7. 相棒で仲間由紀恵が演じる社美禰子についてまとめ!

相棒で仲間由紀恵が演じる社美禰子とは?正体や娘の謎について調査!

今回は人気ドラマ「相棒」シリーズに登場する社美禰子の正体についてご紹介します。仲間由紀恵さん演じる社美禰子は、日本の機密情報を扱う機関に所属していましたが、その頃ロシアのスパイ・ヤロポロク・アレンスキーと深く関わった可能性が出てきます。さらに彼女には隠し子がいます。彼女は国を裏切るスパイなのでしょうか?ここから、仲間由紀恵さん演じる社美禰子の正体と、ヤロポロクとの関係、娘の謎についてみていきます。

相棒 season17|テレビ朝日

相棒シリーズとは?

テレ朝系人気ドラマ「相棒」は、2000年6月から土曜ワイド劇場枠でpre seasonの放送が始まり、2002年10月からseason1が開始し、今と同じ水曜9時からという連続ドラマのスタイルになりました。「相棒」の主人公の杉下右京(水谷豊)は東大法学部卒でキャリア入庁にも関わらず、ある事件をきっかけに窓際部署の特命係に配属されました。

相棒の主人公、杉下右京は奇抜な発想&頭脳明晰で、特命係に配属されてからも多くの難事件を解決してきました。杉下右京は性格的にもユニークです。英国に住んでいたこともあり、本格的な紅茶の入れ方をします。また、細かいことが気になる性格だそうで、それが事件を解決する糸口になっていることも多々あります。

特命係は杉下右京と相棒の刑事1人という2人で構成されています。この相棒も今までに何人か代替わりしてきました。相棒1代目が亀山薫(寺脇康文)、相棒2代目が神戸尊(及川光博)、相棒3代目が甲斐享(成宮寛貴)、相棒4代目が冠城亘(反町隆史)となっています。ここでは、仲間由紀恵さん演じる社美禰子が登場するseason13~の相棒の甲斐亨と冠城亘についてみていきます。

「相棒11」から「相棒13」まで杉下右京の相棒を務めたのは、甲斐亨は3代目相棒甲斐享(成宮寛貴)です。あだ名は「カイトくん」です。言動がやや荒っぽく、短気だが、正義感が強く、観察力に優れています。さらに、甲斐享の父親は甲斐峯秋というエリート警察官で、父親とは仲が悪く、たびたび衝突していました。甲斐享は「相棒13」の最終回で連続暴行事件の犯人、ダークナイトとして逮捕されました。

甲斐享の父親は警察庁次長を務めていましたが、甲斐享がダークナイトとして逮捕されると、形式上降格となりました。しかし、甲斐峯秋の警視庁内部への影響力は変わらず、健在です。今回、ご紹介する仲間由紀恵さ演じる社美禰子とも強い繋がりがあるようで、たびたび彼女に手を貸しています。

「相棒14」から杉下右京の相棒を務めるのは、4代目相棒冠城亘(反町隆史)です。法務省の官僚でしたが、警視庁へ配属されました。彼も今回ご紹介する仲間由紀恵さん演じる社美禰子と関わりがあり、その過去や正体を知っているのでは?と匂わせる言動があります。ここからは、その仲間由紀恵さん演じる社美禰子についてみていきます。その前に、仲間由紀恵さんについて、みていきましょう。

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相棒の社美禰子役を演じる仲間由紀恵とは?

ここでは、相棒で社美禰子を演じている仲間由紀恵さんについてみていきます。仲間由紀恵さんは、1979年10月30日生まれ、沖縄県裏添市出身です。芸能活動は1994年から始め、女優、司会者、タレントとして活躍しています。仲間由紀恵さんは社美禰子役で「相棒」シリーズには2014年から出演し始めました。

代表作は「TRICK」「ごくせん」「テンペスト」といった人気シリーズのドラマ・劇場版で主演。2006年には大河ドラマ「巧妙が辻」、映画「大奥」、2008年映画「私は貝になりたい」で主演。2011年主演ドラマ「美しい隣人」では悪役を演じきり、新しい一面を見せました。2014年には朝ドラ「花子とアン」に出演し、スペシャルドラマ「森光子を生きた女」では主演の森光子役を演じました。

2017年ドラマ「明日の約束」では毒親を演じて話題になりました。この他にも多くのドラマや映画に出演・主演しています。2006年には映画「大奥」と2008年映画「私は貝になりたい」では日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞しています。司会者としても、NHK紅白歌合戦の司会を何度も務め、24時間テレビの司会経験もあります。

また、彼女のトレードマークの長い黒髪は、シャンプーメーカーの全国アンケート「髪が美しいと思う日本の有名人」で1位に選ばれました。代表作の一つ、朝ドラ「花子とアン」では周りの出演者がウィッグを使用する中、仲間由紀恵さんは地毛のまま出演したそうです。仲間由紀恵は、主演ドラマや映画で人気作品を多く生み出し、司会者やタレントとしても唯一無二の存在感で視聴者を惹き付けています。

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相棒の社美禰子とは?初登場シーンも紹介!

社美禰子の登場回をご紹介していきます。社美禰子(仲間由紀恵)の初登場回は「相棒13」1話「ファントム・アサシン」です。まず、その事件の概要と犯人、犯人の動機をご紹介していきます。犯人や犯人の動機に社美禰子はどう関係しているのでしょうか?また謎の女、社美禰子の正体とは?

社美禰子が相棒に初登場!

都内で会社員の男性が歩道橋から落ちて死亡した事件、大学の准教授の男性が絞め殺された事件、新聞記者の男性が高架下で刺し殺された事件が起こりました。警察は当初、殺しの手口がそれぞれ異なっているため、連続殺人ではないと考えていました。しかし、そこで動き出したのが、特命係の杉下右京と甲斐享です。

特命係の2人は独自のルートで有力な情報を得ます。最初の事件、歩道橋付近で転落死した男性の個人情報の載ったレジュメがビリビリに破かれ、捨てられていたというのです。そのレジュメに付いた指紋を調べると、社美禰子という人物のものでした。

社美禰子は内閣情報調査室総務部門(内調)の幹部の一人、つまり日本の国家機密を守る情報機関の人間です。破かれ捨てられていたレジュメは、社美禰子が作成していたものであり、内調で保管していました。しかし、このレジュメはシークレットペーパーであり、コピー不可のためファイルごと誰かが持ち出したということが分かりました。持ち出せるのは、社美禰子を含めた内調の幹部20人ほどです。

ヤロポロク・アレンスキー

社美禰子は、右京と甲斐享にある男の写真を見せます。ロシア人の「ヤロポロク・アレンスキー」の写真です。ヤロポロクはロシアのスパイでした。彼の上司が本国、ロシアで失脚し、自分の身も危ぶまれるため、一連の事件の数日前に日本のアメリカ大使館に逃げ込み、アメリカに亡命していました。そして社美禰子は、今回殺された3人は、ヤロポロクの協力者であると特命係に告げます。

こうして、3つの事件は連続殺人である可能性が高くなってきました。そこに、美禰子の上司で室長の天野がやって来ます。天野の許可を得て、社美禰子は特命係に話しを続けます。結果、ヤロポロクの協力者はこの3人の他にまだ4人いることが分かりました。

天野はすでに殺された3人と生存している4人に身の危険があると警告を出していたが、誰も本気で話を聞こうとしなかったそうです。なぜなら、身の危険が迫っていることを認めることは、自分が国の情報をロシアに売っていたことを認めることになるからです。

社美禰子の不審な動き

警察側は、この次に狙われるであろう4人を釣り餌にして、犯人を捕まえようと考えました。警察は4人をそれぞれ尾行しました。しかし、4人は一人、また一人と尾行を巻いてどこかに行ってしまいました。一方、それについて特命係は4人が姿を消した背景で社美禰子が糸を引いていると疑い、社美禰子を尾行しました。しかし、尾行に気づかれ、特命係の2人は社美禰子とカフェへ立ち寄りました。

社美禰子は、上司の天野と共に4人を「安全な場所」に避難させたと言います。そして、社美禰子は特命係を4人のいる「安全な場所」である別荘へと案内するのでした。別荘に到着した特命係と社美禰子は、4人と対面します。そこで社美禰子は、金と引き換えに国の情報を売っていた4人に対し「あなたたちは国賊です」と言い放つのでした。

4人の中に与党代議士の下山という男がいました。社美禰子の非難を浴び、怯む他の3人と比べ、意に介さない下山。さらに社美禰子に対し、君のような勇ましい女性が大好きだと、口説き始めるのでした。特命係は社美禰子と天野が「安全な場所」として用意した別荘が到底安全とは思えないと考え始めました。右京たちが別荘の外を調べていると、下山は急に家に帰ると言いだし、荷物を持って別荘の外に出てきます。

そんな下山を必死に止める社美禰子。下山は社美禰子をじっと見つめて、なにかを思い出したような素振りをしました。そして、急に意見を変え別荘に戻りました。その後、社美禰子と2人きりになった別荘の廊下で、下山は去年の春に社美禰子のことを見たことがあると囁きます。しかも、社美禰子がロシアのスパイ、ヤロポロク・アレンスキーと親しそうにしていたのを見たと言うのです。

人違いだと言う社美禰子に対して、自信たっぷりに下山は「君だ」と言います。下山の言うことが本当なら、社美禰子も国を裏切り、ロシアのスパイと通じていたことになります。その数時間後、下山が別荘の外で遺体で発見されます。別荘にいた全員に確たるアリバイはなく、全員が容疑者となってしまいました。果たして、下山を殺したのは誰なのか?

犯人は意外な人物?

犯人は、社美禰子の上司の天野でした。天野は裏切者たちそれぞれを弱みで脅し、お互いに殺し合いをさせたというのです。しかし、計画に狂いが生じ、下山は自らが手を下したのだと言いました。動機は国を裏切った者たちが許せなかった。そしてそれを裁けない日本の法律が憎かった。だから、自分が法の代わりに裏切者たちに死を与えたのだということでした。しかし、それは表向きの動機でした。

次の日、右京は社美禰子のもとを訪れます。右京は天野の犯行には裏に別の動機が存在しているのではないかと疑い、社美禰子のもとへやって来たのでした。社美禰子は右京たちの追及を簡単にかわし、そのあとで留置場の天野のもとを訪れました。すると、天野は社美禰子に対し、社美禰子のために下山を殺したように語るのでした。

天野は、国の機密情報を扱う内調の人間である社美禰子が、ロシアのスパイと深い関わりがあったことが公にあれば、社美禰子のキャリア人生が終わってしまう。それは、日本にとっても大きな損失。だから、社美禰子とヤロポロクとの関係に感づいた下山を、自分の計画を破綻させてまで殺したのだと言うのです。そして「君は絶対に国を裏切らない。そうだろう?」と社美禰子を信じ切っている発言をするのでした。

さらに天野は、社美禰子が警視庁広報課長に出向となったことを告げます。天野の犯したことにより、社美禰子のキャリアは無傷で、天野の逮捕に協力したとして栄転となったのです。社美禰子は自分の人生を守るために天野がしたことを聞き、いつか恩返しをすると約束し、涙目で留置場を後にするのでした。

社美禰子の正体はスパイ?

ここで疑問が残ります。下山の目撃情報は本当だったのでしょうか?社美禰子の正体とは?この話の終盤でこんなシーンがあります。1歳くらいの女の子が社美禰子のことを「ママ」と呼んでいるのです。しかも、その女の子の顔は日本人離れした顔立ちです。本当に社美禰子の娘なのでしょうか?

そして、社美禰子の回想のシーンです。ヤロポロクから社美禰子のもとに電話がかかってきます。その会話の中でヤロポロクが社美禰子に対し「愛している」と言っています。さらに、その回想シーンでは、社美禰子のお腹が大きいのです。しかし、天野は社美禰子のことを信じ切っています。社美禰子に娘がいることは公になっていません。社美禰子は国を裏切る女スパイなのでしょうか?

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相棒の社美禰子の正体とは?娘の謎やヤロポロクについても考察!

相棒の社美禰子(仲間由紀恵)の正体は国を売るスパイなのでしょうか?日本人離れした顔立ちの女の子は社美禰子の子どもなのでしょうか?社美禰子の正体やヤロポロクとの関係について明らかになった回「相棒15」18話「悪魔の証明」についてご紹介していきます。

相棒シーズン15で社美禰子の正体が明らかに?

発端は、警視庁のサイバーセキュリティ対策本部の捜査官の青木年男(浅利陽介)が、社美禰子のパソコンをハッキングしたといういたづらです。(青木年男は2018年10月17日開始の「相棒17」より3人目の特命係になります)青木は社美禰子のパソコンから社美禰子の娘と疑われる女の子の写真を見つけます。その後、週刊誌にその女の子の写真と共に社美禰子が「国際派シングルマザー」として掲載されてしまいます。

右京は社美禰子の娘とされる女の子の背景が気になると言い始めます。背景にはクリスマスツリーがあり、それがロシア風に飾り付けられていることに右京は気づきます。右京は先の事件の犯人で社美禰子の元上司・天野に面会に行きます。そして、天野に彼が起こした事件の本当の意味を問いただしますが、天野は答えませんでした。その頃、社美禰子は警視庁の偉いさん方に呼び出されていました。果たして社美禰子の正体とは?

社美禰子の口から語られた衝撃の内容!?

週刊誌の記事から、社美禰子はアメリカに亡命した元・ロシアのスパイであるヤロポロク・アレンスキーと深い関係にあり、国を裏切っていたのではないかと疑われ、警視庁の偉いさん方に呼び出されました。社美禰子がヤロポロクと関係を持ったとされる頃、社美禰子は内調にいました。内調は国家機密を扱っており、もしヤロポロクと通じていたとすれば、日本を裏切ったとみなされてしまうのです。

社美禰子から真相を問いただそうと、警視庁の偉いさん方は社美禰子を詰問します。日本人離れした娘の父親は誰なのか?ロシアと通じ、国を裏切っていたのか?しかし社美禰子は全く動じず、衝撃の内容を話し始めます。社美禰子の娘の父親はヤロポロクであるが、娘はヤロポロクに乱暴され出来た子どもであり、誓って国を裏切ってはいないと言うのでした。衝撃の告白を受けて、警視庁の偉いさん方の質問はさらに続きます。

なぜ、被害届を出さなかったのか?と聞かれ、社美禰子は被害届を出せば、国益のために苦労して、ヤロポロクと築いてきた関係を台無しにしてしまい、国益を損うからと答えるのでした。さらに、乱暴されて出来た子どもをなぜ、産んだのかを聞かれ、宿った子供に罪はないからと答えました。そして、娘の存在を徹底的に隠してきた社美禰子でしたが、甲斐峯秋だけはこの件を当時から知っていた証人として登場しました。

甲斐峯秋の登場で、警視庁の偉いさん方もそれ以上、社美禰子を追求することはできませんでした。その後、社美禰子とヤロポロクとの関係は触れてはいけないタブーとされました。しかし、右京は社美禰子が話したこの話を真実ではないと考えていました。視聴者も「ファントム・アサシン」の回での終盤の社美禰子とヤロポロクの電話を聞いているので、ネット上では「許されざる恋」だと言われています。

社美禰子の自作自演!?

右京は、この一連の騒動のきっかけとなった週刊誌に掲載された娘の写真の提供元が、社美禰子本人だという真実に辿り着きます。この一連の騒動は社美禰子の自作自演だったのです。その理由は、秘密を隠し続けるより、明らかにしてしまったほうが危険ではないからだと言うのです。加えて、今回の騒動で敵と味方を見極めることができると考えたからだと言うのです。

ネット上では、この社美禰子の大胆さと行動力に「タダモノじゃない」と恐ろしさを感じると言う声が挙がっています。しかし、今回の騒動で、視聴者にとっては一つ、謎が増えました。それは社美禰子と甲斐峯秋との関係です。「相棒13」10話でも、この2人の特別な関係があるように描かれており、今後この2人の関係についてどのように明らかになっていくのかについても注目されています。

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相棒シーズン16の300回記念に登場する社美禰子の活躍とは?

「相棒16」14話、300回記念SPでは、社美禰子(仲間由紀恵)とヤロポロクの関係に動きがありました。ヤロポロクから社美禰子宛の手紙と、社美禰子が知りたくなかった真実・社美禰子の涙とは?ここでは、相棒300回SPでの社美禰子の活躍についてみていきましょう。

白骨遺体とヤロポロクからの手紙

瀬戸内米蔵という男性の寺に白骨した遺体が埋められていました。その事件の捜査に特命係も乗り出し、第一発見者である常盤臣吾(矢野聖人)を疑います。一方、社美禰子のもとに「中国語講座」というメール便が届きます。その郵便物の間には、なんとヤロポロクからと思われる手紙が挟まれていました。その手紙によると、寺で発見された白骨した遺体は公安の「坊谷一樹(蔵原健)」のもので、社美禰子を監視していたというのです。

DNA鑑定の結果、白骨した遺体はヤロポロクからと思われる手紙の通り、坊屋一樹のものであることが分かりました。社美禰子は今回の手紙と、実は以前にもヤロポロクから手紙が届いていたことを大河原報告しました。大河原は自分にひどいことをした男からの手紙をなぜ保管していたのかを問います。しかし、社美禰子はきっぱりと、日本にいるはずのない男からの手紙は証拠品だから保管していたと言います。

そして、社美禰子は以前はヤロポロクとの関係や娘のことを隠していたから、自分のルートで調べようと思っていたが、正式に調べてほしいと頼みます。さらに、甲斐峯秋が登場します。彼は社美禰子と2人で会い、社美禰子とヤロポロクのことで警視庁の上層部に虚偽を述べた身としてはこの件を放ってはおけないと言います。頭を下げる社美禰子でしたが、甲斐峯秋が本格的に動き出します。

動き出す甲斐峯秋と社美禰子

甲斐峯秋は特命係を呼び出し捜査の過程を逐一報告することを、今までにない強い口調で命じます。甲斐峯秋に不信感を抱く特命係ですが、捜査をしていくうちにアメリカに亡命したヤロポロクがずっと日本に滞在していた可能性を見つけ、社美禰子に付きまとっていた坊屋一樹をヤロポロクが殺害したのではないかと考え始めます。しかし、花の里で特命係と密談する社美禰子はヤロポロクには人殺しはできないと言いきるのでした。

そんな社美禰子を見て、花の里の女将は彼が誰かは知らないけれど彼のことを社美禰子は「とても愛していらっしゃる。とても大切な人だと感じました」と言いました。ここで話をまとめると、特命係が容疑者として疑っているのは2人です。アメリカに亡命したロシアのスパイ・ヤロポロク・アレンスキーと、遺体の第一発見者・常盤臣吾の名が挙がっています。

実は常盤臣吾は数年前に海外を放浪しており、海外での傭兵経験やロシアで拘束された過去を持ちます。また、常盤臣吾の証言からヤロポロクは日本に偽名で潜伏していて、常盤臣吾は偽名のヤロポロクと関わりを持っていたことが分かりました。一方、社美禰子も独自で動いていました。内調時代の自らの人脈で、ヤロポロクのことを調べていました。社美禰子は立ち食いそばの店で外国人の男から折り鶴を渡されました。

その折り鶴にはある場所の住所が書かれており、その男から「ここに行ってみろ。派手に動くな。」と念を押され、その住所に向かいました。社美禰子がその住所にあるアパートの部屋へ行くと、ヤロポロクとよく似た男が出てきました。社美禰子はその場をうまくやりすごし、その部屋を後にしました。そしてアパートの管理人から、その部屋の外国人はヤロポロクがアメリカに亡命した平成26年秋頃から入居していることを聞きました。

さらに、驚くべきことをその管理人は言います。おととしの春頃からその外国人の雰囲気が変わった気がすると言うのです。そのことを社美禰子は特命係の2人に報告します。その後、冠城は社美禰子を車で家に送ります。2人きりの車内で冠城は社美禰子に対し、ヤロポロクに会えるかもしれないと思い、アパートに行くなんて無茶をする。ヤロポロクの件をせっかく乗り切ったのに、台無しになってしまうかもしれないのに、と言います。

すると、美禰子は自分はもう少し理性的な人間だと思っていた。どんな感情でも理性で抑えられる自信があったと言います。そして冠城に、ヤロポロクが今どこにいるのかを教えてほしいと言います。冠城は黙って前を見て運転するのみでした。ここから、冠城は美禰子とヤロポロクについて、詳しい事情を何か知っているのでしょうか?現在ではまだ、はっきりとは明かされていません。

犯人は誰だ?

右京は新事実を掴みました。ヤロポロクからのものとされる社美禰子宛ての手紙にヤロポロクの指紋がなく、筆跡も別人のものである可能性が出てきたのです。右京は筆跡鑑定ができるものを持っていないかを社美禰子に問います。社美禰子は、自分が持っていたものはすべて処分済みだと言います。しかし、右京は娘のマリアちゃんのものがあるのでは?と問います。

社美禰子は娘宛てのヤロポロク直筆のバースデーカードやクリスマスカードはあると言います。そして、それらは娘のものをなので勝手に処分することはできないからと言うのでした。そして、筆跡鑑定にはマリアちゃんのものを使うことになりました。

右京の捜査により、坊屋一樹を殺したのは、白骨遺体の第一発見者であった常盤臣吾であること。ヤロポロクからと思われていた社美禰子宛の手紙も別人がヤロポロクの筆跡をまねして書いていたということが分かりました。さらに、常盤臣吾の荷物から、社美禰子と娘・マリアの写真立てが出てきたのです。なぜ、このようなものを常盤臣吾が持っているのでしょうか?常盤臣吾は連行され、取り調べ室へ。しかし、何も話しません。

知りたくなかった真実!

右京は常盤臣吾の取調室に社美禰子を連れて行きます。社美禰子は常盤臣吾に、あの写真立てをいつどこで手に入れたのか?などを問います。すると黙秘していた常盤臣吾が、社美禰子を監視していた坊屋一樹を社美禰子の邪魔になると思い、殺害したこと。彼の遺体を寺の敷地に埋めたこと。でも、供養してあげてほしいと思い、遺体を掘り起こして発見し、ヤロポロクの筆跡に似せた手紙を社美禰子宛に送ったことを話しました。

ヤロポロクの犯行ではなかったと安心して部屋を退出しようとする社美禰子を、課長が最も聞きたいことがあるのでは?と冠城が止めます。社美禰子でないと何も話さないと言う常盤臣吾。社美禰子は仕方なく部屋に戻り、常盤臣吾に、ヤロポロク・アレンスキーは今どこにいるのか?と問います。すると常盤臣吾は「もういません。この世には」「僕が殺しました」というのでした。

常盤臣吾は、ロシアの裏切り者であるヤロポロク暗殺を頼まれ、仕事としてそれを遂行したと言うのです。そしてヤロポロクを殺し、部屋を去るとき社美禰子と娘・マリアの写真に目を奪われ、写真立てを持ち帰ったのでした。ヤロポロクを殺したときは、傭兵時代に人を殺したのと同じで何の感情もわかなかったが、坊屋一樹は初めて自分の意志で殺した人間なので、罪悪感を抱き供養して家族のもとに返してあげたいと思ったのだそうです。

そんな常盤臣吾の頬を社美禰子が力いっぱい、平手打ちしました。常盤臣吾は思い切り殴られたにもかかわらず、ただただ、興奮して社美禰子を見つめていました。社美禰子は取調室を退出し、空き部屋に駆け込んで鍵を閉めて部屋に籠りました。声をあげ、たった一人で泣きました。いつもクールな彼女も、愛する人を殺されて感情を押し殺せずに泣きました。その後、部屋から出てきた彼女はいつも通りのクールな表情に戻っていました。

こうした社美禰子にネットの反応は、愛する人を殺されても人前で泣けないなんて哀しい。部屋に閉じこもって号泣するシーンが切ない、などの声が挙がっています。今回の相棒300回SPでは、社美禰子本人の様子からも、甲斐峯秋・冠城亘の言動、花の里の女将の見解からも、社美禰子がヤロポロクのことをとても愛していたことがよく分かる話となっていました。

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相棒で仲間由紀恵が演じる社美禰子についてまとめ!

いかがでしたか?相棒で仲間由紀恵さんが演じている社美禰子の正体やヤロポロクとの関係、娘の謎についてご紹介してきました。「相棒13」1話は社美禰子が初登場する話でした。社美禰子とヤロポロクとの関係に気づいた下山を彼女の上司が社美禰子のキャリアを守るために殺害。ここでは社美禰子の正体が国を裏切るスパイでは?と視聴者に匂わせていました。

「相棒15」18話は社美禰子の正体、ヤロポロクとの関係、娘の謎に迫る話でした。週刊誌で娘の存在が明るみに出て、社美禰子は警視庁の上層部に娘やヤロポロクについて問い詰められます。社美禰子はヤロポロクに乱暴されて出来た子どもだと答えました。さらに甲斐峯秋がその件の証人として登場しました。それにより、社美禰子は警視庁上層部を黙らせることに成功しました。

しかし、右京は乱暴されたというのは嘘ではないかと疑い、週刊誌も社美禰子の自作自演だと突き止めました。社美禰子の正体がスパイなのかはぼやかされたままで、もう一つ甲斐峯秋とはどういう関係?という謎が増えました。

「相棒16」300回記念SPでは、社美禰子の知りたくなかった真実が明らかになりました。甲斐峯秋が警視庁上層部に偽りの申し立てをしたこと。冠城は社美禰子とヤロポロクの関係を知っていることが分かりました。さらに、右京行き付けの花の里の女将の直感と、社美禰子がヤロポロクが殺されたことを知り、号泣するシーンから、社美禰子がヤロポロクのことを本当に愛していたことが分かりました。

まとめると、社美禰子の正体はヤロポロクと恋愛関係にあり、ヤロポロクとの間に娘がいるが、社美禰子の周囲の人間が社美禰子のことを信用しきっていることから、国を裏切るスパイである可能性は低いとネット上でも考えられています。

ここまで、「相棒」シリーズで仲間由紀恵さんが演じている社美禰子の正体、ヤロポロクとの関係、娘の謎についてみてきました。この記事により、「相棒」シリーズや仲間由紀恵さん演じる社美禰子について興味をもって頂ければと思います。

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