ライアーゲームの福永役俳優は鈴木浩介!その魅力・名言や人気の理由を考察

ドラマ、映画、漫画と様々なメディアで作品化されている「ライアーゲーム」綿密に練られたゲーム性や複雑に絡み合う人間関係、お金が絡んだ時の人間の本性など、様々な表情を見せる作品になっていますが、今回はその中でもひときわ異彩を放つ登場人物、「福永」について解説、紹介していきます。個性的なキャラばかりの「ライアーゲーム」ですが「福永」の個性的なキャラクターはとても印象に残り、人気の高いキャラクターになっています。数々の名言を残しているので、それに関しても紹介していきます。

ライアーゲームの福永役俳優は鈴木浩介!その魅力・名言や人気の理由を考察のイメージ

目次

  1. ライアーゲーム福永役俳優の鈴木浩介の魅力に迫る
  2. ライアーゲームとは?
  3. ライアーゲーム福永役俳優の鈴木浩介について
  4. ライアーゲームの福永はどんなキャラ?
  5. ライアーゲームの福永役の鈴木浩介の人気の理由は?
  6. ライアーゲームの福永が放った名言を紹介!
  7. ライアーゲーム福永役の鈴木浩介の魅力まとめ

ライアーゲーム福永役俳優の鈴木浩介の魅力に迫る

今回は、ドラマ「ライアーゲーム」の登場人物の一人である「福永ユウジ」のキャラクター性や、「福永ユウジ」を演じている俳優「鈴木浩介」さんの人気、魅力について、まとめてご紹介していきます。ドラマ「ライアーゲーム」で人気に火が付いた印象の俳優「鈴木浩介」さんですが、他にもとてもいい役で数々の作品に出演されていることでも有名ですので、そこも含めてご紹介していきます。

まずは、ライアーゲームとはどのような設定のドラマなのか、福永をはじめどのような役柄のキャラクターが存在するのか、福永を筆頭にわき役を固めているキャラクターはどのような存在になっているのか、ライアーゲームの紹介から福永の紹介、俳優「鈴木浩介」さんの紹介など、「ライアーゲーム」の紹介を最初に綴った後は、俳優「鈴木浩介」さん演じる「福永」の紹介にスポットを当てていきます。

ライアーゲーム シーズン2 - フジテレビ

ライアーゲームとは?

ライアーゲームのあらすじ

ライアーゲームの主人公であるナオの自宅に「ライアーゲーム事務局」と騙る団体から一通の封書、荷物が届きます。荷物の中には1本のビデオテープと現金1億円が入っており、封書に入っているメッセージカードには「ライアーゲームに参加される場合のみ小包を開封してください」という注意書きが書いてありました。それを読まずに封書を開封してしまったため、ライアーゲームに参戦する羽目になるのです。

このナオは人を騙すことも考えたこともなければ、馬鹿正直すぎて人に良く騙されているため、ライアーゲームでの活躍などは全くできませんでした。そこで強力な協力者として、凄腕の詐欺師、アキヤマとタッグを組むことになります。最初は利害関係の一致で協力していた秋山も、次第にナオの人間性にひかれていくというところも見どころではあります。

ライアーゲームの個性的な登場人物

当記事ではライアーゲームの登場人物「福永」に焦点を当てた記事になっていますが、ライアーゲームの中にはほかにも個性的な登場人物が続々登場しています。主人公のナオも正直で人を信じることに関してはだれにも負けないほどの意志の強さを持っていますし、アキヤマも頭脳明晰でいつでもゲームの展開を読んでいる力のある人間です。

また、ライアーゲームという舞台の特性上、普通の人間が一切登場しないのも魅力となっています。福永が個性的過ぎて他のキャラクターが埋もれてしまっているといわれがちですが、実はこの作品には個性的なキャラクターが本当に多く出演しています。また、それを演じる俳優の皆さんも非常に個性的な方が多く出演しています。

ライアーゲーム福永役俳優の鈴木浩介について

鈴木浩介プロフィール

俳優「鈴木浩介」さんは、1974年11月29日生まれの、日本の俳優さんです。出身は福岡県北九州市八幡西区です。芸能事務所の所属はシス・カンパニーになっています。シス・カンパニーは、堤真一さんをはじめ高橋克実さんや八嶋智人さんなど、演技は個性派俳優さんが多く所属していることで知られています。

俳優になったきっかけとしては、同じく俳優の西田敏行さんに憧れて、という理由がきっかけになっていて、大学在学中に青年座研究所に入所されています。その後、劇団青年座という、西田敏行さんが所属している劇団に入団し、若手の舞台俳優として活躍しています。そのご、2004年に西田敏行さんの退団をきっかけに鈴木浩介さんも退団されています。その後から、テレビドラマへの出演が増えてきています。

以下で詳しく出演作品などを紹介していきますが、数多くのテレビドラマに出演されており、そのお芝居の唯一無二の魅力が人気の秘訣となり、数多くの作品出演につながっていると話題になっています。

代表的な出演作品「恋におちたら〜僕の成功の秘密〜」

草彅剛さん、堤真一さんなどが出演し、2005年に放送されたフジテレビ系のドラマです。父を亡くした鈴木島男(草彅剛)が自営していたネジ工場を継いだはいいものの、経理の不祥事で破産してしまい、会社は倒産することになってしまいます。途方にくれた島男が、海外で知り合った大会社「フロンティア」社長の高柳徹(堤真一)に会いに行くというキャッチから始まるドラマです。

突然社長に会いに行った島男は、スタッフから要注意人物扱いされて社長に会うこともできなかったが、そのビルの警備員として働くことで社長に会うチャンスを伺います。ある日、フロンティアのネット新事業開始日にサーバがトラブルを起こしてしまった際、偶然に警備員としてフロンティアを訪れていた島男は、スタッフも直せないシステムを短時間で修復します。

その話を耳にした社長が、島男がかつて天才と言われた凄腕プログラマだったことを思い出し、正式にフロンティアの社員として採用されます。ストーリー前半では「正義感あふれる島男の葛藤」、中盤では「経営者となった島男の傲慢そして転落」、後半では「買収された企業を奪い返すまで」を描いているという内容のドラマです。

ここでの鈴木浩介さんは、フロンティアの経営事業部社員役の「宮沢修」役として出演しています。役どころとしては内向的な性格で、人の好き嫌いがはっきりしている、黒ぶち眼鏡をかけたオタクという役です。島男のキャラクターが苦手で敵視していましたが、次第に島男の魅力に引き込まれていくという人間味あふれる役となっています。

代表的な出演作品「交渉人〜THE NEGOTIATOR〜」

米倉涼子さん、陣内孝則さんなどが出演し、2008年に放送されたテレビ朝日系のドラマです。これまでシリーズ2とスペシャル版が放送されている人気ドラマです。また、この交渉人を題材にしたゲームもニンテンドーDS対応ソフトとして発売しており、とても話題になっています。

2話完結のドラマとなっているため、大筋のストーリーというものはないのですが、基本的には主人公と対立するチームの確執や、慣れあわない関係性から生まれる影などを描いたものが多く、そこにつけこむように発生する事件を解いていきながら、対立していたチームと徐々に結束していく、というストーリーになっています。

ここでの鈴木浩介さんは警視庁刑事部捜査第一課特殊犯捜査係5係・無線係の主任役「長谷部邦夫」として出演しています。犯罪心理学に精通しており、無線係としての特殊な才能を持ち合わせています。キャラクター性としては淡々としたクールな性格です。第1シリーズのみ出演となっており、第2シリーズでは写真のみの出演となっています。

代表的な出演作品「悪党〜重犯罪捜査班」

高橋克典さん、小泉孝太郎さんなどが出演し、2011年に放送されたテレビ朝日系のドラマです。非合法すれすれのあくどい手段の捜査で悪党を追いつめる刑事たちの活躍を描くいた、アクション色たっぷりのドラマです。

ここでの鈴木浩介さんの役はチームの一員でありながら主人公とは対照的に自身の保身と私欲のために行動する小悪党「柴田安春」役として出演しています。役どころとしては資産運用に失敗して莫大な借金を抱えており、その返済のために事件関係者に対して度々裏金を要求していたり、また暴力団の村雨組と裏でつながっていて、捜査情報を流す代わりに事件の情報を得るなど、悪役刑事を演じています。

妻の大塚千弘と出会ったドラマ「刑事7人」

俳優「鈴木浩介」さんは、女優の「大塚千弘」さんと現在結婚されていますが、この結婚のきっかけになったのが、両名出演していたドラマ「刑事7人」になっています。この際鈴木浩介さんは「以前から知り合いの間柄ではありましたが、この夏の共演を機に親しくお付き合いさせていただくこととなり、この度、互いの気持ちが結婚へと固まりました。」とおっしゃっておられました。

刑事7人というドラマは、「警視庁刑事部捜査一課12係」という組織に所属している現メンバー、過去に所属していた旧メンバーたちが様々な事件に立ち向かうという刑事もののドラマになっており、現在はシーズン4まで放送されています。

俳優「鈴木浩介」さんは元メンバーの長沢圭太役として出演されており、シーズン1から3まで出演されておりました。奥様である大塚さんは第4話、弁護士役の眞島秀和さんの妻役としてシーズン1に出演されておりました。

福永役のおかげで手に入れた配役も

ライアーゲームで数々の名言を残しながら熱演をされていた俳優「鈴木浩介」さんですが、実はこのライアーゲームでの福永役のおかげで抜擢されたドラマがあるといわれています。それが、ドラマ「フライトパニック」です。

このドラマはフジテレビ系列で2007年10月から放送されていたドラマですが、飛行機の機内だけでストーリーが展開されていく、ワンシチュエーションドラマとなっています。主演は岡田義徳さんです。俳優「鈴木浩介」さんは前田孝市という役で出演されておりますが、役の特徴として「クレームの多い乗客」という設定のもと、演じられております。

ここでも数々の名言を放ちながらクレームをつけていて、やはり福永役で培った名言メイカーの手腕を発揮されておりました。俳優としての役の広がりや、個性的な配役を完璧に演じ切る俳優「鈴木浩介」さんのセンスが、このように仕事につながっている理想的なケースといわれています。

ライアーゲームの福永はどんなキャラ?

福永ユウジプロフィール

ここでは、ライアーゲームの人気キャラクター「福永」の詳細なキャラクター特徴や、ドラマ・映画での活躍のシーンを紹介していきます。また、原作のライアーゲームに登場している福永との違いなども解説していきます。

ドラマ「ライアーゲーム」に登場してくる「福永」は、いわゆるマッシュルームカットに奇抜な服装、特徴的なメガネをかけている風貌から「キノコメガネ」という呼ばれ方をされていることが多いキャラクターです。

初登場のシーンとしては、友人の代理として参加した2回戦から現れています。とても駆け引きがうまく、場の状況把握に優れている強豪プレイヤーです。ライアーゲームのルールが、勝者が次ゲームに出場できるシステムを取っているため、強者の福永はほとんどのゲームに参加することになります。

また、作中で最も裏切り行為の多いキャラクターであるため、敵味方問わず作中で多くのだましを実行に移しています。主人公の秋山もこの福永の裏切りには何度も苦戦させられています。

そのコミュニケーション能力は高く、饒舌です。そして、頭の中では常にどこで出し抜くか、騙すか、という事を考えている切れ者です。主人公の秋山、ナオとは序盤から顔を合わせている付き合いの長い人間であり、手を組むことも多くあります。佳境に差し掛かると毎度裏切りが実行されるのですが、最終的には福永も味方について強敵を負かす、という流れが多い役どころです。

福永ユウジの立ち位置

福永の「ライアーゲーム」における立ち位置としては、やはりこのドラマ版ライアーゲームを語る上では外せない存在であり、ドラマ版ライアーゲームの代名詞とも言えるかもしれません。ゲームのルールを理解する頭の回転の速さ、その中の抜け穴を見つける観察眼、より確実に騙せる相手を見つけられる狡猾さといった武器を使い、ライアーゲームをかき乱すことが多い存在です。

ドラマ版「ライアーゲーム」はその題材からとてもシリアスなシーンが多く、主人公の秋山も寡黙なキャラクターのため、ドラマ版ライアーゲームのアイキャッチとして福永のキャラクターが採用されたと言われています。

そのキャラクター性は見た目だけにとどまらずすべてが強烈で、常に人をバカにしたような態度、言動で相手の冷静さを欠かせ、おちゃらけた態度や発言で本心を見抜かれないよう防御しています。人を喰ったような態度、時折繰り出す強烈な叫びなど、とにかく本心が見えないキャラクターです。

そんな福永のキャラクターだからこそ、福永の本性を発揮した際の煽り、表情は折り紙付きで、一度見たら忘れられないインパクトを与えてきます。また、福永が劣勢に立たされた際も同様で、取り乱したときの叫びも強い印象を残していきます。

福永は原作キャラと全く違う?

ドラマ版ライアーゲームの福永は、以上のようなキャラクター性でとても強い印象を残していますが、実は原作のライアーゲームに登場する福永は全くドラマ版ライアーゲームとは異なるキャラクターになっています。

原作のライアーゲームにおける福永は、女装して代理参戦したニューハーフというキャラ付けになっています。長い金髪のかつらをかぶり、風貌は女性そのもの、というビジュアルになっています。そして、キャラクター性としてもドラマ版ライアーゲームのように痛烈な叫びや必要以上に相手を煽るような行動は取らず、比較的冷静なキャラクターとなっています。

やはりライアーゲームをドラマ化するにあたって、アイキャッチとなるキャラクターをせっている必要があり、主人公の秋山、ナオ以外に登場回数の多い福永が、ドラマ版ライアーゲームにおける福永としてキャラ設定を大きく変更したキャラクターになったと言われています。

また、原作のライアーゲームには、ドラマ版ライアーゲームの福永のモデルになっているのでは?と言われているキャラクターも登場しています。名前の登場などはありませんでしたが、原作で「15番」と言われていた男の出で立ちがキノコ頭にサングラスだったため、ドラマ版ライアーゲームの福永は「15番」から生まれたのでは?と話題になっていました。

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福永の活躍①

多数決の逆バージョン『少数決』を行うゲームが、ライアーゲーム2回戦、福永の初登場ゲームになっています。お題に対してYesかNoに分かれて少数派を競うゲームですが、嘘や裏切りがまかり通るライアーゲームの都合上、出題に正直に答える必要は無く、その駆け引きで勝負するゲームとなっています。その為お題として出される問題は重要ではなく、票の分け方のみが勝負を左右することとなります。 

代理参加という地位を利用し、名前を偽る事で全てのプレイヤーを騙し、勝利まであと一歩のところまで危なげなくゲームを進めていきました。しかし、最終的には正体を見破ったアキヤマの前に策は打ち破られ、前もってアキヤマの仕掛けていた作戦の元に敗北しています。これが福永の初戦のライアーゲームでした。

福永の活躍②

続いて次回戦のライアーゲームに参加した福永でしたが、前回のライアーゲームでの立ち振る舞いが田参加者の疑念を生み出してしまっており、孤立無援のスタートとなってしまっていました。協力者どころかすべての参加者に敵対心を抱かれているため敗北は確実かと思われていました。

しかし、そこから福永の持ち前の巧みな話術により、まずは取り込みやすいナオにアプローチをかけ、福永自身と同じようにまずはナオを参加者の中から孤立させます。そうして生まれた立ち位置を利用して自分だけ助かり、最終的にはナオを孤立状態にすることに成功します。

さらにイカサマゲームをナオに仕掛けて大金をだまし取ることに成功し、形勢が完全に逆転します。しかし、後半は序盤に参加していなかったアキヤマの加入によりナオが大逆転を喫し、イカサマゲームにより1億円奪われたあげく、敗北寸前にまで追い込まれてしまいます。しかし、ナオの提案により1億円は福永へ返金され、最期は敗北からも免れることができました。

福永の活躍③

次のライアーゲームでは、チーム戦として開催されているためナオ、アキヤマと共闘する流れになっています。自身のマネーを元手にゲームを展開するルールとなっていたため、お金を移動しなければ自分は無傷で済むルール性になっていたため、実際福永の出番になった際は怖くてマネーを運べなかったり、ライアーゲーム参加者の一人が突然支配力を手に入れるとあっさり下僕になるなど、人間臭い一面が見られる場面があります。 

この人間臭い一面や、マネーの移動に対して日和ってしまう一面などは、福永が原作のキャラの役割を担ったためといわれています。実は原作ライアーゲームよりも登場人物が少なかったため、この描写を福永役の鈴木浩介さんに任されていたといわれています。原作の福永は堂々とマネーを移動させたり、ここ一番の勝負強さを見せていたり、支配に屈しないプライドを見せつけていました。

ライアーゲームの最終局面では、やはり福永の最大の武器、自慢の裏切りが発動されます。ライアーゲーム参加者のヨコヤと共謀し、裏切りを画策していたことが判明し、アキヤマに対して最大のピンチを巻き起こす勝負を仕掛けていきます。このライアーゲームで最も福永の性格、戦略が露呈した名勝負が繰り広げられています。このゲーム中に叫んだ名言「ダウト一億」のセリフで福永人気に火をつけたといわれています。

福永の活躍④

ここでのライアーゲームの勝負方法は24個の弾倉を持つリボルバー式ピストルを使い、ロシアンルーレットをするというものです。銃は偽物で弾を籠めた位置で撃っても、発砲音がするだけで実弾は出ませんが、この時点で相手に5000万円の支払いをしなければなりません。

福永が参加した24連装ロシアンルーレットでは、福永の話術、掌握力が光る結果となっています。ここではアキヤマと同じ攻略方法を見出だし敵を圧倒します。しかし、まさかと思っていたナオに騙されてしまい、敵側救済の為に引き分けに持ち込む事になります。大将戦ではナオと共謀し、敵サイドに嘘の情報をリークする事で勝利します。

福永の活躍⑤

ここでのライアーゲームは天使と悪魔ゲームです。参加者が『天使』と『悪魔』に分かれ、『聖なる十字架』というアイテムを集めていくゲームです。原作では『感染ゲーム』と呼ばれていたゲームでしたが、ドラマ放送のタイミングで新型インフルエンザによる風評被害が懸念され、タイトルや役名が改められています。

ここでの福永の活躍は、ゲーム当初、ゲームでは圧倒的な不利状態になる悪魔役になってしまったことを隠し続けながら辛い展開になっていたところではありますが、アキヤマとナオ達に救済されて天使側に返り咲くことができます。ですが、せっかく救済された福永は裏切りを発動し大金をせしめています。

福永の活躍⑥

ライアーゲームの実写映画版『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』にて行われたゲームです。勝利したプレイヤーはゲーム内で得た数億円に加え、更に50億を貰い受けることが出来るという、過去最大額の賞金が用意されています。また、このゲーム内で優勝以外に『ある目的』を達成すると、ライアーゲームに終止符を打てるという裏ルールも設定されています。

ゲーム序盤、チームを結成してナオやアキヤマ達と対立し、いつものように裏切りを展開して各参加者を出し抜きます。しかし、アキヤマの作戦で福永の思惑が浮き彫りになり、策略が簡単に破られ作戦は破綻してしまいます。いつもの裏切りや戦術によって活躍をしてはいますが、映画版ということもあり他の印象的なキャラクターの出番の兼ね合いで、いつもよりは活躍がほとんどありませんでした。

福永の活躍⑦

イス取りゲームをライアーゲーム式にアレンジしたルールです。通常のイス取りゲームとは異なり、イスが会場のどこかに点在して隠されているという形式になっていて、その椅子に時間制限内で座れなかったプレイヤーが失格となるルールです。また、このゲームでは過去のライアーゲーム敗退者にも役割が与えられ、サブキャラとしてゲームに参加することが出来ます。

このライアーゲームでは福永はプレイヤーではなく傍観者役として登場します。ライアーゲーム事務局の人間のようにところどころで解説役を請け負う役割になっています。冒頭でアキヤマへゲーム参戦の知らせを届けるなどの行動もとっています。 

なぜ傍観者として、ライアーゲーム事務局の人間として登場しているかというと、実は福永は先だって行われたこのライアーゲームにてすでに敗北しており、そのためプレイヤーとしての参加ができなかったためです。結果、傍観者としての参加となっています。ここでは活躍というよりは、アキヤマのライバルになるプレイヤーの実力を描写するためのかませ犬役という立ち位置になってしまっています。

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ライアーゲームの福永役の鈴木浩介の人気の理由は?

ここでは、ライアーゲームにおける福永がなぜ人気のキャラクターとなったのか、どんなところが魅力と感じられているのか、福永の代表的な性格や行動、言動を解説していき、その人気の秘訣を解説していきます。

ウザ面白い

ライアーゲームにおける福永のキャラクター性は、他社を貶める、貶す、ばかにすることで相手の冷静さを失わせ、ライアーゲームの優位性を保つ戦術を展開する、心理戦に強いキャラクターとなっています。そのため、飄々とした言動や行動、言葉のチョイスも一見意味不明だったりします。これにより福永本人の感情を知られることなく、場を乱すことができるのです。

また、味方として接しているときは相手の懐に瞬時に入り込み、怪しさや不信感を感じさせずに相手の信頼をつかむことを得意としているため、そのしゃべり方は非常にユニークでちゃらけている印象を与えています。そのため、コミカルな動きやしゃべり方は福永の戦術ということがわかります。

ウザい名言が数々ある福永ですが、これは相手の心理を揺さぶり、自分のゲーム展開を有利に進めるための武器として使っているのです。名言集などもまとめられているほど、ライアーゲーム中の福永は異常なまでに叫び、煽る言葉を乱発しています。その迫真の演技から出てくる言葉がうざく、そして面白いと評判で、ウザ面白いと人気になっています。

敵役から味方役という王道パターン

福永の活躍でもたびたび出てきていますが、ライアーゲームにおける福永の最大の武器は、裏切りです。序盤にチームを作ったり、人を抱き込んで有利な協力者として配置するなど、周りの人間を掌握してゲーム展開を行う戦術を得意としていますが、このチームメンバーや協力者を、必ずと言っていいほど裏切ります。

理由は、チームメンバーとして獲得した賞金を全員で分配するという約束のもと結束していたり、協力者と最後まで協力していればその人と賞金を分け合わなければならないなど、自分の分け前が減ってしまうため、この賞金を全額奪取するために必ず裏切るのです。それが、アキヤマやナオだとしてもです。

しかし、この裏切りが終盤では良心の呵責に耐えかねてなのか、その方がメリットになると感じたからなのか、裏切った福永が再び味方に戻る演出が必ず発生します。これもまた人気の秘訣であり、福永ファンを離れさせない魅力になっています。かの名言「ダウト一億」も、裏でつながっていたヨコヤを裏切ってアキヤマ側についた際の名言となっています。

とても頭がよく、キレる

福永の人気の理由は名言を次々に繰り出す話術だけではありません。アキヤマ、ヨコヤのゲームセンスに隠れてしまっていますが、福永もとても頭のキレる才能の持ち主です。数々の名言共にゲームの必勝法を解く姿も、人気の秘訣となっています。

ドラマ内のいいアクセント

ドラマ「ライアーゲーム」は、そのドラマ設定や演出の兼ね合いで、どうしても暗く思い雰囲気になってしまいます。しかし、その雰囲気を一気に変えるのが福永です。名言を叫び、コミカルな動きで場の雰囲気を変えるその姿が、重いはずのドラマのメリハリになり、いいアクセントになっているといわれており、これも人気を集める理由となっています。

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ライアーゲームの福永が放った名言を紹介!

ここでは、ライアーゲームにおける福永の名言を紹介していきます。数々の名言を発言しておりすべて紹介はしきれないのですが、中でも人気の高い名言を紹介していきます。

お前らさぁ、超ぬるいんですけどぉおおおおおおおお

福永が優位に立っているときによく放つ名言です。優位性をアピールし、福永には絶対に勝てない、従わなければならないという印象をつけるためにもこのように相手をさげすむ言葉をよく使っています。

いっちょまえに悔しがりやがって豹柄がぁー。

豹柄のジャケットをいつも着ているエトウという登場人物に放った名言です。決してゲームの進行が上手ではないエトウが、ゲーム終盤で敗北を確信した際、泣き崩れていた際に福永が放った名言です。この非常な一言が福永の冷酷さを表しており、記憶に残る名言となっています。

このフクナガ、本日よりアナタ様の忠実な僕でございます。

密輸ゲームにて放たれた名言です。先に紹介している虚勢を張った言葉に反して、同じチームに所属していたオオノが支配力を持った際にこの名言が飛び出しています。優位な人間の下につき、リスクを最大限に回避する能力が現れている名言と言われています。

凹んだカオが超セクスィイイイイイ~~ッ!!

圧倒的不利な状況に陥ったナオに対して放った名言です。福永と仲間として、チームメンバーとして協力していると思い込んでいたナオに容赦ない一言を浴びせる福永ですが、この気持ちいいほどの裏切りも福永の魅力として人気になっています。

よッ待ってました密輸人!フォオーホホホホホー芝居ヘタっすねェエ~~!

密輸ゲームにて、福永が検査官としてゲームに参加している際、相手はマネーを運んでこないと確信していた福永が自信満々に放った名言です。ちなみに、このゲームでは1億の密輸を許してしまう大敗を喫しています。

ナオちゃん・・・
キミはホント~に、ばぁかだよねぇええええ!!!!!

最期に、一番登場回数の多い名言といわれているのがこちらの叫びです。初めて福永の本性があらわになった瞬間に放たれた名言ということもあり、視聴者の印象に大きく残ったため、この名言が一番人気とも言われています。

ライアーゲーム福永役の鈴木浩介の魅力まとめ

いかがでしたでしょうか?ドラマ「ライアーゲーム」の一番人気キャラクターともいわれている福永の魅力について紹介してきました。数々の名言や印象に残る動き、表情など、どれをとっても人気の秘訣がわかるキャラクターになっている言われています。ドラマ、映画、すべての作品に福永は登場していますので、この軽快なキャラクターに魅力を感じていただいたら、作品の視聴をしてみではいかがでしょうか。

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