逃げ恥の風見涼太役は大谷亮平！不評の理由や年齢・過去の出演作、経歴まとめ

日本でモデルをしていた大谷亮平さんは、活動拠点を韓国に移します。韓国で俳優としての地位を確立していった大谷亮平さんは、日本の芸能事務所アミューズからオファーを受け母国日本に戻ることになります。そして、大ヒットドラマ「逃げ恥」の風見役で一躍注目されることとなります。

海外で活躍後、日本での活動を始めた逆輸入型の経歴を持つ俳優の大谷亮平さんは、同じ経歴を持つのディーン・フジオカさんと共通しており、「第2のディーン・フジオカ」を称されています。ディーン・フジオカさんもアミューズに所属しています。

昨今、漫画の実写化は不評の意見が多いようですが、「逃げ恥」は視聴率が右肩上がりのまま有秋の美を飾っています。しかし、原作ファンから大谷亮平さん扮する風見は不評だったようです。

2016年10月期のTBS系ドラマ「逃げ恥」は、海野つなみ同名漫画を基にしています。第1話は10.2％から右肩上がりで上昇し、最終話となる第11話は20.8％という大台20％越え達成しています。近年ドラマの不作が叫ばれる中、「逃げ恥」は素晴らしい結果を残しています。「平成29年日本民間放送連盟賞 番組部門 テレビドラマ番組」の最優秀賞を受賞した「逃げ恥」は、日本のドラマ史に残る作品となりました。

ミュージシャン兼俳優としてマルチな活躍している星野源さん作詞作曲の「恋」は、自身が平匡役として出演している「逃げ恥」のエンディング曲として起用されます。大ヒットドラマ「逃げ恥」と比例して、大ヒットした「恋」のノリの良い曲をバックに「逃げ恥」のキャストが踊る「恋ダンス」は社会現象となります。

漫画「逃げ恥」は、講談社の月刊誌「Kiss」の2012年22号から2017年2月号まで連載されています。単行本は全9巻です。2015年第39回講談社漫画賞で少女部門受賞しています。

大学院卒の経歴がありながら、内定ゼロの森山みくりは派遣社員となります。しかし、派遣切りに遭い、無職となったみくりは、「誰からも必要とされない辛さ」を痛感します。そんな求職中の娘を見かねた父は、家事代行サービスを利用していた元部下・津崎平匡の家事代行として週1回の仕事を取り付けます。他人に構われることを好まない平匡に対し、みくりは適度な距離感を維持しながら家事代行をこなしていきます。
 

みくりが平匡の信頼を得た矢先、両親が定年を機に田舎へ引越す話が持ち上がります。みくりは、ようやく得た家事代行の仕事を辞める事態に追い込まれます。不安を感じたみくりは平匡に、「就職という意味での結婚」と提案します。共通の利害が一致した2人は、「雇用主と従業員」という形の契約結婚を選択します。

「雇用主と従業員」という形の契約結婚を選択した2人は、親戚・知人には事実婚という形で乗り切ることにします。みくりと平匡は周囲に契約結婚がバレないようにするため、とまどいながらも親近感を演出することに精を出します。そんな2人の間に、いつしか本当の恋愛感情が芽生えていきます。様々な問題をクリアしながら2人は、自分たちに合った夫婦の形を模索していきます。

無職となった主人公の新垣結衣さん扮する森山みくり（年齢26）は、星野源さん扮する津崎平匡（年齢36）家事代行の職を得ることになります。雇用主と従業員として信頼関係を築いた2人は、互いの利害が一致する「雇用主と従業員」という形の契約結婚をすることになります。

石田ゆり子さん扮する土屋百合(年齢49)は、みくりの伯母で外資系の化粧品会社「ゴダールジャパン」に勤めている独身のキャリアウーマンです。大谷亮平さん扮する風見涼太（年齢32）は、平匡が勤めるIT企業「3Iシステムソリューション」の後輩にあたります。古田新太さん扮する沼田頼綱は平匡の上司にあたります。

IT企業「3Iシステムソリューション」に勤務する風見は平匡の後輩にあたります。スーパーハイスペックイケメンな風見は、女性に不自由することはありませんが長続きせず、自分の時間を大切にする性格のため従来の結婚には否定的です。

平匡は彼女いない歴と年齢がイコールであり、仕事以外ではスーパーハイスペックイケメン風見に負けています。なぜが洞察力に優れている風見にみくりとの契約結婚がバレた平匡は、風見からは従業員としての妻みくりを「シェア」したいと提案されます。

従来の結婚システムとは異なる、みくりと平匡の結婚形態に興味を持った風見は、平匡と通してみくりに家事代行を依頼します。お金が欲しいみくりは風見の依頼を受けることになりますが、心が通い始めた平匡と距離が出来てしまいます。風見はみくりにも興味を抱きますが、平匡に気持ちが傾き始めているみくりは平匡の元へ戻っていきます。風見はみくりに振られたような形となります。

みくりに振られてもマイペースな風見は、仕事だけでなく人間的にも自立したみくりの伯母・百合と波長が合い惹かれていきます。百合も女性慣れしているイメージとは違う風見に惹かれていきますが、17歳の年齢差があるため風見に対して一歩引いた態度となります。それもで風見は17歳下とは思えない包容力で、百合と年齢差を超えたカップルとなります。

本名・大谷慶彦さんは、1980年10月1日大阪府吹田市出身の年齢38歳（2018年時点）です。家族構成は、父・母・姉・妹で女兄弟の真ん中だそうです。身長182㎝・体重72㎏のO型で、特技はバレーボール・乗馬・殺陣です。アミューズ事務所に所属しています。

小学校からバレーボールをしていた大谷亮平さんは、中学3年の時に大阪府で優勝します。その後、大阪府のバレーボール強豪校として有名な清風高等学校に進学し、バレーボール部に所属します。高校3年の時には、大阪代表選抜チームの主将として国民体育大会バレーボール競技に出場しています。大学はバレーボール特待生として進学しますが、バレーボール選手としての限界を感じ始めプロの道を断念します。

韓国で俳優活動をしていた大谷亮平さんは、韓国のスポーツバラエティー番組「芸・体・能」バレーボール編で出演しています。今でもバレーボール同好会に入っており、バレーボールを楽しんでいるそうです。

大谷亮平さんは、知人の勧めでモデル業界に進むことになります。大学卒業後、東京でモデルをしていた大谷亮平さんに韓国からCMのオファーが入ります。2003年に韓国で出演した「ダンキンドーナツ」のCMが好評となり、韓国の芸能事務所から誘いを受け、2004年韓国へ拠点を移すことになります。ちなみに「ダンキンドーナツ」は、韓国で有名なドーナツ屋さんです。

韓国語が話せなかった大谷亮平さんは、韓国語習得のために韓国の延世(ヨンセ)大学校言語研究教育院の韓国語学堂に半年間通っていたそうです。ちなみに韓国の延世(ヨンセ)大学校は、韓国で最も古い伝統を誇る名門私立大学です。「逃げ恥」の風見同様のスーパーハイスペックイケメンな大谷亮平さんは、努力を怠らないイケメンなのです。

好評だった「ダンキンドーナツ」のCMの後、俳優としても活躍の幅を広げていきます。10年間韓国で活動を続けた来た大谷亮平さんは、映画「神弓-KAMIYUMI-」で武将ノガミを演じた他、歴史大作「鳴梁」にも出演など歴史モノに多く出演している経歴があり、俳優としては「武将」のイメージが強かったようです。

俳優として活動していた大谷亮平さんは、日本版「テラスハウス」のようなリアリティ番組「ルームメイト」（2014年〜2015年）へ出演します。この番組で、真面目な大谷亮平さんの新たなキャラが炸裂し、韓国の若い女性から人気が出てきたようです。

大谷亮平さんは、「ルームメイト」で共演していた韓国の女性アイドルグループ「少女時代」のサニーさんと熱愛のウワサがあったようですが番組内のみでの関係だったそうです。

「逃げ恥」は韓国でも放映され、ケーブルテレビ局のチャンネルWで1週間遅れて放映さていたそうです。「逃げ恥」を検索すると、主演のふたりよりも大谷亮平の近況のほうが先に出てきます。それぐらい大谷亮平さんは俳優として、韓国で確固たる地位を築いたのだと言えます。

テレビドラマでは2006年に「ソウルメイト」、2009年には「家に帰る道」、2012年には「ボクヒ姉さん」「ヒーロー」「追跡者 THE CHASER」などがあります。2014年「朝鮮ガンマン」では、韓国ドラマアワード2014グローバル俳優賞を受賞するほどの俳優へと成長しています。

映画では2011年「神弓-KAMIYUMI-」、2014年「バトル・オーシャン 海上決戦」などヒット作への出演が続きます。

日本・清・ロシア、欧米列強の脅威が押し寄せてくる朝鮮王朝時代の末期。「文明開化」を推し進める王党派と既得権益にしがみつく「反動勢力」との争いが続く中、王党派の学者たちが次々と呪殺されていきます。王命により真相を探っていた父を殺されたユンガンは、謀反のぬれぎぬを着せられ追われる身となります。 

3年後、銃弾に倒れたはずユンガンは日本人商人を装い、解放された朝鮮の港に降り立ちます。父の復讐を誓ったユンガンは、かつての恋人スインと偶然出会ってしまいます。

「朝鮮ガンマン」（全22話）は朝鮮屈指の剣客である主人公が、父の復讐のためガンマンに変貌していくというオーソドックスな設定に史実を絡ませながら展開していくドラマチック時代劇です。

大谷亮平さんは、主人公ユンガンの協力者・金丸役で出演しています。しかし、カネマルは18話で無念の死を迎えるという展開になっています。ストイックにユンガンのサポート役に徹するカネマル役に扮した大谷亮平さんの演技は、視聴者から高い評価を受けています。 

韓国で10年以上俳優活動をしていきた大谷亮平さんは、2016年にアミューズと専属契約を結び、日本での活動を開始します。フジテレビ系テレビドラマ「ラヴソング」で、日本のテレビドラマに初出演となります。同年、「逃げ恥」で、日本の連続テレビドラマ初レギュラー出演を果たし、第6回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」 新人賞を受賞しています。

1977年設立のアミューズ事務所は、サザンオールスターズ、桑田佳祐、福山雅治、ポルノグラフィティ、Perfumeなど日本の芸能界の一線で活躍しているアーティストや俳優などが所属しています。

「逃げ恥」で大谷亮平さん扮する風見を見た時、竹野内豊さんに似ていると感じた方が多かったはずです。モデルからキャリアをスタートさせた竹野内豊さんは、1997年「ビーチボーイズ」で反町隆史さんとともに主演を務めブレイクします。

竹野内豊さん以外にも、金城武さんに似ているという意見もあります。日本人の父と台湾人の母との間に生まれた金城武さんは、台湾の台北市で育ちます。英語が堪能な金城武さんは、日本・中国・香港・台湾で、映画・ドラマ・CM出演など幅広く活躍しています。

結論から言うと、大谷亮平さんは結婚しておらず、結婚前提の相手もいないようです。しかし、韓国で長年活動していた大谷亮平さんは、韓国人女性と結婚していたという噂が後を絶たないようです。イケメンすぎるからこそ、勝手に出てきた噂だとも言えます。

漫画「逃げ恥」の風見は年齢27歳で細身であるのに比べ、実写の大谷亮平さん扮する風見はスポーツマンのように体格が良く、年齢は32歳に引き上げています。「逃げ恥」の漫画も実写も風見はスーパーハイスペックイケメンですが、見た目のイメージが違うことに不評があったようです。

芸能事務所がイチ押しタレントをオーデションなしに、大物のタレントと抱き合わせて出演交渉を行うことをバーターと言います。テレビ局も同じ事務所から、バーターでタレントを起用すれば経費を安く押さえられるメリットがあるそうです。

「逃げ恥」に出演する前、大谷亮平さんは同じアミューズ事務所所属の先輩・福山雅治さん主演ドラマ「ラヴソング」に出演しています。ヒロイン藤原さくらさんは、同じアミューズ事務所でデビュー1年足らずの経歴だったためバーター説が浮上しています。演技が経験浅いヒロインに違和感があり、ドラマは残念な結果となっています。

大谷亮平さんが、同じアミューズ事務所所属の先輩・星野源さんのバーターであるという噂があります。バーターは悪いイメージがありますが、大谷亮平さんは「逃げ恥」の風見役で第6回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」 新人賞を受賞します。韓国での10年間の経歴が実を結んだ大谷亮平さんは、日本でもブレイクしたので大成功だと評価されています。

「逃げ恥」に星野源さんバーターで出演した噂がある大谷亮平さんに、何かと不評の声があったのは事実ですが、それに負けることなく俳優として日本でも着実にキャリアアップさせています。やはり、異国である韓国で培った経験がモノをいったのだと言えます。

大谷亮平さんは、韓国では現代劇や時代劇、アクション映画など幅広く出演していたようです。日本では現代劇に多く出演しているようですが、バレーボールで鍛えた経歴を生かしてアクション物で活躍する大谷亮平さんを見てみたいとおっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか？